JP6637684B2 - 携帯機器 - Google Patents

携帯機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6637684B2
JP6637684B2 JP2015124418A JP2015124418A JP6637684B2 JP 6637684 B2 JP6637684 B2 JP 6637684B2 JP 2015124418 A JP2015124418 A JP 2015124418A JP 2015124418 A JP2015124418 A JP 2015124418A JP 6637684 B2 JP6637684 B2 JP 6637684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
cabinet
housing
strap
supplementary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015124418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017011466A (ja
Inventor
匡平 和田
匡平 和田
中島 隆
中島  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2015124418A priority Critical patent/JP6637684B2/ja
Publication of JP2017011466A publication Critical patent/JP2017011466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6637684B2 publication Critical patent/JP6637684B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、ストラップ(吊紐)を取付け可能な携帯機器に関する。
従来から、携帯電話機に代表される携帯機器に、ポケットや鞄からの取出し性の向上、持ち主識別性の向上、機器落下の防止などを目的として、好みのストラップを取り付けることが行われており、携帯機器にはそのためのストラップ取付部が設けられている。このストラップ取付部は、ストラップを通し易いように、ストラップの通し孔を筐体の異なる2面に開通させて携帯機器の角部に設けられることが多いが、デザイン性の向上や内部構造の効率化の要請により、そうした携帯機器の角部への配置が制限される場合がある。
例えば、スマートフォンと呼ばれる携帯端末では、通信用のアンテナとして、伸長させることで通信感度を向上させることが可能な伸縮式のロッドアンテナに代えて、成形回路品からなる内蔵固定式のアンテナを採用するものが増えてきている。内蔵固定式のアンテナは、一般的に、携帯端末における他の構成部品やユーザーの手による把持部分を避けて電波の送受信を良好に行えるようにするため、携帯端末の角を含む上下部分に配置されている。このような配置でアンテナが内蔵された携帯端末では、ストラップ取付部を意匠性の観点から筐体に隆起させずに設けようとする場合には、角部に配置することが難しい。
上記の場合、ストラップ取付部には、携帯端末の角から外れた部分でストラップの通し孔を筐体の同一側面に開通させた構造が好適に採用される。このようなストラップ取付部の構造としては、通し孔に挿し通したストラップが巻き掛けて固定される被掛止部を筐体と一体形成し、通し孔の内面にストラップを案内するガイド面を有する構造が知られている。その一例として、特許文献1には、ストラップの損傷を防止するために、被掛止部(第2巻付部)におけるストラップの巻付け面を湾曲状又は平坦状に形成した機器が開示されている。
また、近年では、携帯機器に、電子部品を収容する筐体内への外部からの水の浸入を防ぐ防水構造を採用することが一般的になってきている。携帯機器の防水構造としては、筐体や部品の隙間を、ゴム等の柔軟性を有する材料からなるパッキンや両面テープ、防水性を有するシート、ボンド、ゲル等の防水部材で密閉することが知られている。ストラップ取付部は、このような防水構造による筐体内部への防水を確実にするために、筐体の部品収容部から独立した部分、つまり筐体外側の非防水領域に設けられることが好ましい。
特開2009−8849号公報
図12は、特許文献1に開示されたようなストラップ取付部303と防水構造とを備えた一例の携帯端末301において、ストラップ取付部303及びその周辺部分を示す断面図である。特許文献1に開示されたようなストラップ取付部303では、例えば図12に示すように、ストラップの通し孔307が被掛止部305の両側で筐体309の同一側面に開通しているため、ストラップを通し孔307に通す過程で折り返さねばならず、通し孔307に、一方の開口から挿し入れられたストラップを他方の開口に向けてUターンさせる部分が形成されている。この通し孔307の全体を筐体309に作り込もうとすると、少なくとも被掛止部305の裏側に対応する部分307a(図12に破線で示す斜線を付した部分)は、筐体309の厚さ方向(図12の紙面奥行き方向)へ抜くスライド型を利用して形成せざるを得ない。
このようなスライド型を用いて通し孔307を形成する場合には、通し孔307に連続するスライド型を抜くための開口によって防水構造が阻害される。このことについて、以下に、図13を参照しながら説明する。図13は、図12のXIII−XIII線における携帯端末301の部分断面図である。
防水構造を備えた携帯端末301では、図13に示すように、筐体309を構成するキャビネット311の外周部分と、このキャビネット311の前後両側に配置された部品、例えば筐体309を構成するリヤカバー313及び表示パネル315との間に防水部材317がそれぞれ挟み込まれ、それによって筐体309内部を防水しているが、上述したスライド型を抜くための開口319がキャビネット311の厚さ方向における一方側に開口していると、せっかく防水構造を採っていても、端末外部から通し孔307に水が入った場合に、その水がスライド型を抜くための開口319から筐体309内部に侵入してしまう。
そこで、携帯端末301の防水構造を阻害しないために、図13に二点鎖線で示すようにスライド型を抜くための開口319を全体に亘って防水部材317で塞ぐか、或いは当該開口319を避けて通し孔307よりも筐体309内方の部分に防水部材317を設けることが考えられるが、そうすると、通し孔307の奥側壁部321には防水部材317による防水を実現するための最低限の厚さが要求されるし、当該奥側壁部321をリヤカバー313との間に防水部材317を挟み込むべくリヤカバー313付近にまで延ばさないといけなくなる。このように、通し孔307の奥側壁部321の厚さ及び高さが防水部材317との関係で筐体309内の防水を実現するのに必要なサイズに制限されることから、ストラップ取付部303を必要以上に大きく設けることとなり、その結果、筐体309内部のスペースが圧迫されてしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、防水構造を阻害せずに筐体内部のスペースが圧迫されるのを抑制できるストラップ取付部を備えた携帯機器を提供することにある。
本発明は、電子部品を収容する筐体の外周部分に、筐体内への水の浸入を防止する防水部材と、ストラップを取り付けるためのストラップ取付部とが設けられた携帯機器を対象とし、以下の解決手段を講じたものである。
すなわち、本発明は、ストラップ取付部が、ストラップを巻き掛け可能な被掛止部と、ストラップが挿し通される通し孔と、を備えた構成を有する。被掛止部は、筐体を構成するキャビネットに一体形成されている。他方、通し孔は、その被掛止部の周囲を延びて被掛止部の両側で筐体の同一側面に開通している。また、キャビネットには、通し孔と内部空間が連続し、且つ当該キャビネットの側面に開口する収容孔が設けられている。通し孔の内面のうち被掛止部よりも奥側に位置する部分の少なくとも一部、収容孔に収容された、キャビネットとは別ピースの補填部品で構成されている。補填部品は、収容孔に収容された状態で、キャビネットの側面を覆う外装部品によって抜け止めされている。キャビネットには、通し孔が開通された側面と同じ側面に開口した、補填部品を挿し入れ可能な凹部が設けられている。収容孔は、凹部の内壁のうちストラップ取付部側の側壁に設けられている。外装部品は、凹部内に突出する突片を有し、凹部の開口を塞ぐと共に、突片を補填部品のうち通し孔側とは反対側の面に当接することで、補填部品を抜け止めする。
上記の構成によると、キャビネットの側面に開口した、通し孔に通ずる収容孔に補填部品を収容し、この補填部品で通し孔の内面のうち被掛止部よりも奥側に位置する部分の少なくとも一部を構成するようにしたから、通し孔のうち被掛止部の裏側に対応する部分を収容孔を形成する金型、つまり収容孔の開口からキャビネットの側方へ抜く金型を利用して形成することができる。これにより、筐体の厚さ方向へ抜くスライド型を利用しなくても通し孔を形成でき、キャビネットに対しスライド型を抜くための開口を筐体の厚さ方向に形成しなくても済むので、防水部材を以て筐体内を良好に防水することができる。そして、通し孔の奥側壁部の厚さ及び高さが防水部材との関係で筐体内の防水を実現するのに必要なサイズに制限されないので、ストラップ取付部を小型化することができる。
したがって、本発明によれば、防水構造を阻害せずに筐体内部のスペースが圧迫されるのを抑制することができる。
本発明の実施形態1に係る携帯端末の外観斜視図である。 本発明の実施形態1に係る携帯端末の分解斜視図である。 図2のIIIで囲む部分を拡大して示す斜視図である。 図1のIV−IV線における携帯端末の断面図である。 図1のV−V線における携帯端末の断面図である。 本発明の実施形態1に係る携帯端末を構成するキャビネットの成形工程を示す図である。 本発明の実施形態1の変形例1に係る携帯端末の図5相当図である。 本発明の実施形態1の変形例2に係る携帯端末の要部の斜視図である。 本発明の実施形態2に係る携帯端末の図5相当図である。 本発明の実施形態2に係る携帯端末を構成するキャビネットの成形工程を示す図である。 本発明の実施形態2に係る携帯端末を構成する筐体の組立て工程を示す図である。 参考例に係る携帯端末におけるストラップ取付部及びその周辺部分の断面図である。 図12のXIII−XIII線における携帯端末の部分断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、或いはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。また、以下の実施形態では、説明の便宜上、携帯端末について、表示パネルの正面側を「前」、背面側を「後」と称し、上下方向における上側を「上」、下側を「下」と称し、表示パネルを正面側から見たときの左右方向における左側を「左」、右側を「右」と称する。
《発明の実施形態1》
図1に、この実施形態1に係る携帯端末1の外観斜視図を示す。また、図2に、この携帯端末1の分解斜視図を示す。携帯端末1は、図1に示すストレートタイプのスマートフォンと呼ばれる通話機能を備えた薄型の携帯機器であって、ストラップ101(後に参照する図4に示す)を取り付けるためのストラップ取付部3が内部に作り込まれた、外表面に隆起部分の無いシンプルな長方体状のデザインに作製されている。
この携帯端末1は、図2に示すように、前面視で略長方形状の扁平な筐体5内に、画像表示を行う表示ユニット7、メモリカードが装着されるカードソケット9、イヤホンジャック11aを有するジャック部品11、スピーカ13、マイク15、通信用のアンテナ17、近距離通信の機能を担うサブアンテナ組品19、カメラユニット21、電池パック23、これらの動作を制御するメイン回路基板25及びサブ回路基板27などの複数の電子部品が収容された構造を有し、これら複数の電子部品7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,27の水濡れによる故障を防止する防水仕様とされている。
筐体5は、上記複数の電子部品7,9,11,13,15,17,19,21,23,25,27を収納するキャビネット29と、このキャビネット29の後側に取り付けられるリヤカバーとしての板状の外観パネル31とを有する。キャビネット29は、従来のような正面側キャビネットと背面側キャビネットとを組み合わせる構造とは異なり、1つの樹脂成形品からなり、それによって携帯端末1の薄型化が図られている。
このキャビネット29は、略長方形枠状に形成された樹脂製のフレーム部33を備え、このフレーム部33の内側開口を塞ぐように、例えばステンレス等からなる板金35がインサート成形されてなる。そして、キャビネット29は、板金35の前側に設けられて前側に開口する相対的に浅い前側収容部37(後に参照する図4に示す)と、板金35の後側に設けられて後側に開口する相対的に深い後側収容部39とを有する。
また、筐体5の外周部分を構成するフレーム部33の前端面及び後端面には、平坦な貼付部41,43が枠状に設けられている。外観パネル31は、フレーム部33後側の貼付部43に両面テープ45を介して貼り付けられ、後側収容部39の開口を塞いでいる。この外観パネル31を貼り付ける両面テープ45は、水を透過させない性質を有し、筐体5内への水の浸入を防止する防水部材として機能する。
表示ユニット7は、液晶パネルや有機ELパネル等からなる表示パネル7aを含む、タッチパネル付きの表示デバイスであって、キャビネット29の前側収容部37に収容されて、携帯端末1のユーザーインターフェースを構成している。表示パネル7aは、フレーム部33前側の貼付部41に両面テープ47を介して貼り付けられ、前側収容部37の開口を塞いでいる。この表示パネル7aを貼り付ける両面テープ47は、水を透過させない性質を有し、外観パネル31用の両面テープ45と同じく防水部材として機能する。
その他のカードソケット9及びジャック部品11を含む複数の電子部品は、キャビネット29の後側収容部39、つまりキャビネット29の背面側で板金35と外観パネル31との間に収容されている。カードソケット9は、カード挿入口を上方に向けてキャビネット29の上端部右側に配置されている。ジャック部品11は、イヤホンジャック11aを上方に向けてキャビネット29の上端部左側に配置されている。
外観パネル31及び表示パネル7aを貼り付ける両面テープ45,47は、筐体5の外周部分に設けられて、筐体5のうち後に詳述するストラップ取付部3と当該筐体5の厚さ方向、つまり前後方向において対応する部分に配置されている。これら両面テープ45,47は、携帯端末1の防水構造を構成している。
すなわち、キャビネット29の前側収容部37内の空間は、表示パネル7aの外周部分とフレーム部33とを接合する両面テープ47で密閉されて、その両面テープ47で防水された防水領域を構成している。また、キャビネット29の後側収容部39内の空間は、外観パネル31の外周部分とフレーム部33とを接合する両面テープ45で密閉されて、その両面テープ45で防水された防水領域を構成している。そして、キャビネット29のうちこれら前側収容部37及び後側収容部39以外の部分は、防水保護されていない非防水領域を構成している。
図3に、図2のIIIで囲む部分を拡大した斜視図を示す。上記キャビネット29の上面は、図3に示すように、カードソケット9のカード挿入口を開閉可能なキャップ部材49と、ジャック部品11の上方に対応する部分に両面テープ等の接合材で固定されたトップカバー51によって覆われている。また、キャビネット29の外周面のうちそれらキャップ部材49及びトップカバー51で覆われていない部分は、両面テープ等の接合材で固定された、図2に示す略U字状の装飾カバー53によって覆われている。
装飾カバー53は、キャビネット29の下面を覆うロアカバー部53aと、このロアカバー部53aの左右両端から上方に延びてキャビネット29の左右両側面を覆う一対のサイドカバー部53bと、これら各サイドカバー部53bの上端から延びてキャビネット29の上面のうち左右両端部を覆う一対のアッパカバー部53cとを有している。この装飾カバー53と上記キャップ部材49及びトップカバー51とは、キャビネット29の側面を覆う外装部品である。
ストラップ取付部3は、筐体5の外周部分のうち非防水領域、具体的には携帯端末1の上端に近接した側面(図1に示す例では左側面)部分に設けられている。本実施形態に係る携帯端末1は、当該ストラップ取付部3に特徴があるので、その構成について図4及び図5を参照しながら以下に詳述する。
図4は、図1のIV−IV線における携帯端末1の断面図である。図5は、図1のV−V線における携帯端末1の断面図である。このストラップ取付部3は、図4及び図5に示すように、ストラップ101が挿し通される通し孔55と、その通し孔55に挿し通したストラップ101を巻き掛け可能な被掛止部57とを備える。
通し孔55は、キャビネット29のフレーム部33とその側面を覆う装飾カバー53のサイドカバー部53bとに連続して形成されており、被掛止部57の周囲を延びてその被掛止部57の上下両側で筐体5の同一側面、本実施形態では左側面に開通している。装飾カバー53のサイドカバー部53bには、通し孔55を構成する開口部59が上下方向に所定の間隔をあけて一対に設けられている。そして、キャビネット29には、通し孔55を構成する通し孔本体61が、筐体5の内方に凹むU字状に形成されて、サイドカバー部53bの両開口部59に対応する部分に開口している。
被掛止部57は、前後方向に延びる柱状に設けられ、その一部がキャビネット29に一体形成されている。具体的には、被掛止部57は、キャビネット29のうち通し孔本体61に囲まれた部分と、装飾カバー53のサイドカバー部53bのうち一対の開口部59の間の部分とで構成されている。本実施形態ではこのように、ストラップ101を巻き掛けて固定する被掛止部57を、筐体5を構成するキャビネット29に一体形成するようにしたので、ストラップ101が引っ張られたときにストラップ取付部3においてその荷重がかかる部分の強度を高めることができる。
通し孔本体61の内面のうちこの被掛止部57よりも奥側に位置する部分、つまり筐体5内方の部分には、当該通し孔55における一方の開口から差し入れられたストラップ101を他方の開口へ案内するガイド面63が設けられている。このガイド面63は、一方向に湾曲する湾曲面からなり、通し孔55の奥側部分でコーナー部を形成している。これにより、ストラップ101を通し孔55に挿し通す際に、ガイド面63に沿わせてスムーズに通すことが可能になっている。
ストラップ取付部3のうちこのガイド面63を有する奥側壁部64の左右方向における厚さは、被掛止部57の裏側に対応する部分でキャビネット29のうち被掛止部57を構成する部分の同方向における厚さよりも薄くなっている。また、その奥側壁部64の前後方向における高さは、当該奥側壁部64の後端が後側収容部39の中程に位置する程度の高さであって、奥側壁部の後端と外観パネル31との間にはスペースsが設けられている。このスペースsには、サブアンテナ組品19の一部が配置されている。
さらに、キャビネット29のフレーム部33には、通し孔本体61のガイド面63を構成する部分に通じ、且つ当該キャビネット29の上方側面に開口する収容孔65が設けられている。本実施形態の収容孔65は、ジャック部品11と隣り合わせに形成されている。この収容孔65は、通し孔本体61と内部空間が連続し、通し孔本体61のうち被掛止部57の裏側に位置する部分にまで形成されており、上方に臨む平坦な当接面67を右側下端に有する。
上記収容孔65には、キャビネット29とは別ピースの補填部品69が、当該収容孔65の上方開口から挿し入れられて収容されている。補填部品69は、直方体の左下側を湾曲状に切り欠いたような形状の小片ブロック体であって、その下端に収容孔65の当接面67に当接する位置決め用の端面71を有し、また、その切欠き側の面、つまり左下側面にガイド面63の一部、例えば上側半分を構成する湾曲面73を有する。
この補填部品69は、収容孔65に収容された状態で、装飾カバー53によって抜け止めされている。具体的には、装飾カバー53の左側にあるアッパカバー部53cが、収容孔65の上方開口を塞いでおり、補填部品69のうち通し孔55側とは反対側の面、つまり上端面に当接することで、補填部品69を抜け止めしている。そして、ガイド面63の一部、例えば被掛止部57の裏側に対応する部分を一部含む上半部分は、上記補填部品69の湾曲面73で構成されている。なお、キャビネット29のフレーム部33のうち通し孔55の前後方向に対応する部分には、スライド型を抜くため等の開口は形成されていない。
図6に、キャビネット29の成形工程図を示す。なお、図6に示す白抜き矢印は、金型201,203の抜き方向を示す。このことは、後に説明する実施形態2で参照する図10においても同じである。キャビネット29のうち通し孔本体61及び収容孔65を有する本実施形態の要部、つまりストラップ取付部3及びその周辺部分は、図6に示すように、2つの金型201,203を用いて成形することができる。
すなわち、キャビネット29のうち通し孔本体61の内面における被掛止部57の裏側に対応する部分と収容孔65の内面及びその開口の周辺部分とは、上方にスライドして抜かれる第1金型201を用いて成形される。また、キャビネット29のうち通し孔本体61における第1金型201で成形されない部分、つまり通し孔本体61の下側開口及びその右側に対応する部分と被掛止部57の上側に対応する部分とは、左方にスライドして抜かれる第2金型203を用いて成形される。
この実施形態1に係る携帯端末1によると、ストラップ取付部3の強度を高めることができるので、ストラップ101が引っ張られたときにストラップ取付部3が破損するのを防止できる。また、ストラップ101を通し孔55にスムーズに通すことを可能とし、ユーザーによるストラップ101の取付け作業を容易化することができる。
さらに、この実施形態1に係る携帯端末1によれば、キャビネット29の側面に開口した、通し孔本体61に通ずる収容孔65に補填部品69を収容し、この補填部品69で通し孔本体61のガイド面63を構成したから、上述したように、通し孔本体61のうち被掛止部57の裏側に対応する部分を、収容孔65を形成する金型、つまり収容孔65の開口からキャビネット29の上側方へ抜く第2金型203を利用して形成することができる。これにより、筐体5の厚さ方向へ抜くスライド型を利用しなくても通し孔55を形成でき、キャビネット29に対しスライド型を抜くための開口を筐体5の厚さ方向に形成しなくても済むので、両面テープ45,47を以て筐体5内を良好に防水することができる。そして、通し孔55の奥側壁部64の厚さ及び高さが両面テープ45,47との関係で筐体5内の防水を実現するのに必要なサイズに制限されないので、ストラップ取付部3を小型化することができる。したがって、携帯端末1の防水構造を阻害せずに筐体5内部のスペースが圧迫されるのを抑制することができるので、携帯端末1内部の構造や部品配置に支障を来すことがないし、防水性能が損なわれることもない。
《実施形態1の変形例1》
図7に、この変形例1に係る携帯端末1の図5相当図を示す。上記実施形態1では、ガイド面63の一部が、補填部品69で構成されているとしたが、本変形例では、図7に示すように、ガイド面63の全体が補填部品69で構成されている。補填部品69が収容されるキャビネット29の収容孔65は、通し孔55を形成する部分よりも下側にまで形成されており、上方に臨む平坦な当接面67を下端に有する。
本変形例の補填部品69は、直方体の一側面における中程を断面略蒲鉾形をなす凹状に切り欠いたような形状の小片ブロック体であって、上記実施形態1と同様にその下端に位置決め用の端面71を有し、また、その切欠き側の面、つまり凹状内面に湾曲面75を有する。補填部品69は、位置決め用の端面71を収容孔65の当接面67に突き当てた状態で収容孔65に収容され、上記実施形態1と同様に装飾カバー53のアッパカバー部53cによって抜け止めされている。その状態で、補填部品69の湾曲面75は、被掛止部57側に臨み、ガイド面63の全体を構成する。
《実施形態1の変形例2》
図8に、この変形例2に係る携帯端末1の要部の斜視図を示す。上記実施形態1では、装飾カバー53のアッパカバー部53cが補填部品69を抜け止めするとしたが、本変形例では、図8に示すように、ストラップ取付部3及び収容孔65がカードソケット9と隣り合わせに形成され、カードソケット9のカード挿入口を覆うキャップ部材49が、収容孔65の開口を塞いでおり、補填部品69の上端面に当接することで、補填部品69を抜け止めする。
《発明の実施形態2》
この実施形態2に係る携帯端末1は、ストラップ取付部3及びその周辺の構成が上記実施形態1と異なる。なお、この実施形態2では、ストラップ取付部3及びその周辺の構成が上記実施形態1と異なる他は携帯端末1について上記実施形態1と同様に構成されているので、構成の異なるストラップ取付部3及びその周辺の構成についてのみ説明し、同一の構成箇所は図1〜図6に基づく上記実施形態1の説明に譲ることにして、その詳細な説明を省略する。
図9に、この実施形態2に係る携帯端末1の図5相当図を示す。上記実施形態1では、ストラップ取付部3が携帯端末1の上端に近接した側面部分に設けられているとしたが、本実施形態では、ストラップ取付部3が携帯端末1の上端からやや下側の側面部分、具体的にはジャック部品11よりも下側に位置する側面部分に設けられている。
キャビネット29のフレーム部33のうちストラップ取付部3の上側には、通し孔55が開通された側面と同じ左側面に開口した、補填部品69を差し入れ可能な凹部77が設けられている。収容孔65は、この凹部77の内壁のうちストラップ取付部3側の側壁、つまり下側壁に設けられて、凹部77内と通し孔55とを連通させており、上記実施形態1と同様に、上方に臨む平坦な当接面67を下端に有する。
補填部品69は、位置決め用の端面71を収容孔65の当接面67に突き当てた状態で収容孔65に収容され、装飾カバー53のサイドカバー部53bによって抜け止めされている。具体的には、装飾カバー53のサイドカバー部53bは、凹部77内に突出する板状の突片53dを有し、凹部77の開口を塞ぐと共に、その突片53dを収容孔65に収容された補填部品69のうち通し孔55側とは反対側の面、つまり上端面に当接させることで、補填部品69を抜け止めする。
図10に、この実施形態2に係るキャビネット29の成形工程図を示す。キャビネット29のうち通し孔本体61、収容孔65及び凹部77を有する本実施形態の要部、つまりストラップ取付部3及びその周辺部分は、図10に示すように、2つの金型205,207を用いて成形することができる。
すなわち、キャビネット29のうち通し孔本体61の内面における被掛止部57の裏側に対応する部分と収容孔65の内面及びその開口の周辺部分とは、上方にスライドさせた後に左方にスライドさせて抜かれる第1金型205を用いて成形される。また、キャビネット29のうち通し孔本体61における第1金型205で成形されない部分、つまり下側開口及びその右側に対応する部分と被掛止部57の上側に対応する部分とは、左方にスライドして抜かれる第2金型207を用いて成形される。
図11に、この実施形態2に係る筐体5の組立て工程図を示す。筐体5の組み立てに際しては、図11に示すように、キャビネット29の凹部77内に補填部品69を左方から挿し入れ、その補填部品69を下方にスライドさせることで収容孔65に収容しておく(補填部品69を収容する際の移動軌跡を図11に二点鎖線で示す)。その後に、装飾カバー53をキャビネット29に取り付けることで、当該装飾カバー53のサイドカバー部53bに設けられた突片53dによって補填部品69を抜け止めされた状態とする。
この実施形態2に係る携帯端末1によれば、ストラップ取付部3が携帯端末1の上端又は下端から離れた部分、たとえ側面中央部付近にあっても、上記実施形態1と同様な効果を得ることができる。
なお、上記実施形態1及び2では、補填部品69が装飾カバー53によって抜け止めされているとし、上記実施形態1の変形例2では、補填部品69がキャップ部材49によって抜け止めされているとしたが、これに限らず、補填部品69は、トップカバー51によって抜け止めされていてもよく、その他の外装部品やキャビネット29に一体形成された爪片等を利用して抜け止めされていても構わない。
また、上記実施形態1では、ガイド面63のうち被掛止部57の裏側に対応する部分を部分的に含む一部が補填部品69で構成されているとし、上記実施形態2では、ガイド面63の全体が補填部品69で構成されているとしたが、これに限らず、補填部品69は、ガイド面63のうち被掛止部57の裏側に対応する部分を含まない一部のみを構成していてもよく、通し孔55の内面のうち被掛止部57よりも奥側に位置する部分の少なくとも一部が補填部品69で構成されていれば構わない。
また、上記実施形態1及び2では、平板状の外観パネル31と外装部品としての装飾カバー53とを備えた携帯端末1を例に挙げて説明したが、これに限らず、携帯端末1は、これら外観パネル31及び装飾カバー53に代えて、外周縁部が前方に湾曲してキャビネット29の外周面を覆う薄形皿状のリヤカバーを備えたものであってもよい。
上記リヤカバーを備える場合、ストラップ取付部3は、キャビネット29のフレーム部33とその側面を覆うリヤカバー部分とに連続して形成された通し孔と、この通し孔を通したストラップ101が巻き掛けて固定される被掛止部とを備えていればよい。また、この場合、補填部品69はリヤカバーによって抜け止めされていてもよい。
また、上記実施形態1及び2では、本発明に係る携帯機器について、通話機能を備えた携帯端末1を例に挙げて説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handy-phone System)やPDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末、ウェアラブル端末、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機、更には小型の液晶テレビ、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)プレーヤ、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤなどの他の携帯機器にも適用することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲に限定されない。上記各実施形態が例示であり、それらの各構成要素の組合せに、さらに色々な変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲に属することは当業者に理解されるところである。
以上説明したように、本発明は、ストラップを取り付け可能な携帯機器について有用であり、特に、防水構造を阻害せずに筐体内部のスペースが圧迫されるのを抑制することが要望される携帯機器に適している。
1…携帯機器(携帯端末)、3…ストラップ取付部、5…筐体、7…表示ユニット、
7a…表示パネル、9…カードソケット、11…ジャック部品、13…スピーカ、
15…マイク、17…アンテナ、19…サブアンテナ組品、21…カメラユニット、
23…電池パック、25…メイン回路基板、27…サブ回路基板、
29…キャビネット、31…外観パネル、33…フレーム部、35…板金、
37…前側収容部、39…後側収容部、41,43…貼付部、
45,47…両面テープ(防水部材)、49…キャップ部材(外装部品)、
51…トップカバー(外装部品)、53…装飾カバー(外装部品)、
53a…ロアカバー部、53b…サイドカバー部、53c…アッパカバー部、
53d…突片、55…通し孔、57…被掛止部、59…開口部、61…通し孔本体、
63…ガイド面、65…収容孔、67…当接面、69…補填部品、
71…位置決め用の端面、73,75…湾曲面(ガイド面)、77…凹部、
101…ストラップ、201,205…第1金型、203,207…第2金型
301…携帯端末、303…ストラップ取付部、305…被掛止部、307…通し孔
309…筐体、311…キャビネット、313…リヤカバー、315…表示パネル
317…防水部材、319…開口、321…奥側壁部

Claims (2)

  1. 電子部品を収容する筐体の外周部分に、該筐体内への水の浸入を防止する防水部材と、ストラップを取り付けるためのストラップ取付部とが設けられた携帯機器であって、
    前記ストラップ取付部は、前記筐体を構成するキャビネットに一体形成された、前記ストラップを巻き掛け可能な被掛止部と、該被掛止部の周囲を延びて該被掛止部の両側で前記筐体の同一側面に開通した、前記ストラップが挿し通される通し孔と、を備え、
    前記キャビネットには、前記通し孔と内部空間が連続し、且つ当該キャビネットの側面に開口する収容孔が設けられ、
    前記通し孔の内面のうち前記被掛止部よりも奥側に位置する部分の少なくとも一部は、前記収容孔に収容された、前記キャビネットとは別ピースの補填部品で構成され、
    前記補填部品は、前記収容孔に収容された状態で、前記キャビネットの側面を覆う外装部品によって抜け止めされ、
    前記キャビネットには、前記通し孔が開通された側面と同じ側面に開口した、前記補填部品を挿し入れ可能な凹部が設けられ、
    前記収容孔は、前記凹部の内壁のうち前記ストラップ取付部側の側壁に設けられ、
    前記外装部品は、前記凹部内に突出する突片を有し、前記凹部の開口を塞ぐと共に、前記突片を前記補填部品のうち前記通し孔側とは反対側の面に当接することで、前記補填部品を抜け止めする
    ことを特徴とする携帯機器。
  2. 請求項1に記載された携帯機器において、
    前記通し孔の内面は、一方の開口から挿し入れられた前記ストラップを他方の開口へ案内するガイド面を有し、
    前記補填部品は、前記ガイド面のうち少なくとも一部を構成している
    ことを特徴とする携帯機器。
JP2015124418A 2015-06-22 2015-06-22 携帯機器 Active JP6637684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015124418A JP6637684B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 携帯機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015124418A JP6637684B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 携帯機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017011466A JP2017011466A (ja) 2017-01-12
JP6637684B2 true JP6637684B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=57761906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015124418A Active JP6637684B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 携帯機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6637684B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018166070A1 (zh) * 2017-03-17 2018-09-20 华为技术有限公司 一种卡托顶针及电子终端
CN108873678B (zh) * 2018-07-27 2023-12-26 歌尔科技有限公司 一种可穿戴设备及其外壳
CN112991928B (zh) * 2019-12-13 2022-08-16 Oppo广东移动通信有限公司 电子装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262104A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Oki Electric Ind Co Ltd 携帯電話機のストラップ取り付け構造
JP2000122144A (ja) * 1998-10-16 2000-04-28 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JP2002016370A (ja) * 2000-04-28 2002-01-18 Hosiden Corp 小型携帯機器用ケース
JP2004333871A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Fuji Photo Film Co Ltd 電子機器の防水構造及び防水カメラ
JP2008131586A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Nec Saitama Ltd 携帯機器の筐体への部品取り付け構造
JP2009278040A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Fujifilm Corp 電子機器の組立構造及び組立方法
JP5686685B2 (ja) * 2011-07-21 2015-03-18 シャープ株式会社 携帯端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017011466A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8024015B2 (en) Mobile device
JP5099624B2 (ja) バッテリー保持装置、及び、これを備えた携帯電子機器
JP2015149693A (ja) スマートフォン用ケース
JP2007053718A (ja) 携帯型無線機
JP6637684B2 (ja) 携帯機器
US10263658B2 (en) Protective cover and electronic device having it
JP5417488B2 (ja) 電子機器
US8170257B2 (en) Apparatus for reducing background and wind noise to a microphone
JP5873756B2 (ja) 携帯電子機器
JPWO2007037405A1 (ja) 携帯端末装置
JP2016213671A (ja) 携帯機器
KR200478697Y1 (ko) 휴대 전자기기용 플립형 케이스
KR20120000390U (ko) 아이패드 외부 수납형 가방
JP2009017377A (ja) 携帯電子機器
JP3145023U (ja) 携帯端末装置
KR20110109668A (ko) 커넥터 커버가 부착된 핸드폰 케이스
JP5381855B2 (ja) 取り付け部品ユニット及び携帯端末装置
JP2010081517A (ja) 携帯電子機器
KR20140094428A (ko) 모듈 장착 구조 및 그것을 갖는 전자 장치
JP2006093328A (ja) 携帯機器
US20100035135A1 (en) Portable electronic apparatus
CN210958417U (zh) 防水结构及移动终端
JP4935692B2 (ja) 携帯端末装置
JP5420304B2 (ja) 携帯電子機器
KR101850148B1 (ko) 휴대용 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6637684

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150