JP3145023U - 携帯端末装置 - Google Patents

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聡史 小笠原
洋一 牛込
教輔 小川
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Abstract

【課題】複数のアンテナを備えていても、アンテナ同士の相互干渉を防ぎ、且つ手などの人体による電波障害をも防ぐことができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】表示パネルを有する表示搭載部3およびキーボードを有する握り部5を備えた装置本体1と、この装置本体1内における表示パネルの上辺部側に対応する箇所に設けられて全地球的な通信に使用する第1アンテナ11と、表示パネル2の一方の側辺部側に対応する箇所に設けられて携帯電話の通信に使用する第2アンテナ12と、表示パネルの他方の側辺部側に対応する箇所に設けられて建物内での通信に使用する第3アンテナ13とを備えた。従って、第1〜第3の各アンテナ11〜13を備えていても、装置本体1を手に持って使用する際、第1〜第3の各アンテナ11〜13に対する手などの人体による電波障害を防ぎ、且つアンテナ同士の相互干渉を防ぐことができる。
【選択図】図4

Description

この考案は、複数のアンテナを搭載して複数種類の通信が行える携帯端末装置に関する。
従来、携帯端末装置においては、特許文献1に記載されているように、表示部を備えた第1ケースと、キーボードを備えた第2ケースとを、連結部で折畳可能に連結し、第1ケースと第2ケースとを開いた状態で、第2ケースから最も離れた第1ケースの箇所に無線通信用の第1アンテナを設け、且つこの状態で第1ケースから最も離れた第2ケースの箇所に通話用の第2アンテナを設けた構成のものが知られている。
特開2003−163521
しかしながら、このような従来の携帯端末装置では、第1ケースと第2ケースとを開いて使用する際には、無線通信用の第1アンテナと通話用の第2アンテナとを最大限に離してアンテナ同士の相互干渉を防ぐことができるが、第1ケースと第2ケースとを折り畳んで重ね合わせた際には、無線通信用の第1アンテナと通話用の第2アンテナとが重なり合って接近するので、無線通信用の第1アンテナと通話用の第2アンテナとが相互干渉を起こし易いという問題がある。
また、このような従来の携帯端末装置では、第1ケースに表示部が設けられ、第2ケースにキーボードが設けられていることにより、第1ケースと第2ケースとを開いて使用する際、キーボードが設けられている第2ケースを手で持って使用すると、手に持った第2ケースの通話用の第2アンテナが手などの人体によって電波障害を受けや易くなり、また逆に表示部が設けられている第1ケースを手で持って使用すると、手に持った第1ケースの無線通信用の第1アンテナが手などの人体によって電波障害を受け易くなるという問題もある。
この考案が解決しようとする課題は、複数のアンテナを備えていても、アンテナ同士の相互干渉を防ぎ、且つ複数のアンテナに対する手などの人体による電波障害をも防ぐことができる携帯端末装置を提供することである。
この考案は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の考案は、表示部が搭載されている表示搭載部およびキーボードが搭載されている握り部を有する装置本体と、この装置本体の前記表示搭載部内における前記表示部の上辺部側に対応する箇所に設けられて全地球的な通信に使用する第1アンテナと、前記表示搭載部内における前記表示部の一方の側辺部側に対応する箇所に設けられて携帯電話の通信に使用する第2アンテナと、前記表示搭載部内における前記表示部の他方の側辺部側に対応する箇所に設けられて建物内での通信に使用する第3アンテナと、を備えていることを特徴とする携帯端末装置である。
請求項2に記載の考案は、前記装置本体内における前記表示部の裏面側に設けられた回路基板と、この回路基板における前記表示部に対応する箇所で、且つ前記第2アンテナから離れた箇所に設けられて近距離通信に使用する第4アンテナとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置である。
請求項3に記載の考案は、前記第1アンテナが、前記表示部の表示面に対し斜め上方に向けて傾いた状態で設けられ、前記握り部を手で持って前記装置本体を使用者に向けて傾けた際に、受信面がほぼ鉛直方向に向くように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末装置である。
請求項4に記載の考案は、前記装置本体が、前記表示部の配置される上部ケースと、この上部ケースの下部に取り付けられる下部ケースと、前記表示部の側辺部側に位置する前記上部ケース内に着脱可能に取り付けられるねじ固定部材とを備え、このねじ固定部材を前記上部ケース内に取り付け、この状態で前記ねじ固定部材に前記下部ケースをねじによって固定したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の携帯端末装置である。
請求項5に記載の考案は、前記上部ケースと前記下部ケースとがねじ止めされていない箇所に、前記上部ケースと前記下部ケースとを接合した際、その相互のずれを防止するためのずれ防止部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置である。
請求項6に記載の考案は、前記握り部に、フック部を有する電池蓋が着脱可能に取り付けられる電池収納部が設けられており、この電池収納部には、その開口部の全周に亘ってパッキンを取り付けるためのパッキン溝が設けられていると共に、このパッキン溝の外周側上部に位置して前記電池蓋の前記フック部が挿入するフック挿入凹部が、前記電池収納部の内部側と前記電池収納部の外部下側とに開放された状態で設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の携帯端末装置である。
請求項7に記載の考案は、前記表示部の表示面を除いて前記表示部を覆う弾性材料からなるパネルホルダと、このパネルホルダを収容する硬質の合成樹脂からなるパネルフレームとを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の携帯端末装置。
請求項8に記載の考案は、前記装置本体内にカメラユニットが設けられており、このカメラユニットは、カメラ本体と、このカメラ本体を覆って保護する弾性材料からなるカメラホルダと、このカメラホルダを覆うシールドケースと、このシールドケースおよび前記カメラホルダで覆われた前記カメラ本体を収容する硬質の合成樹脂からなるカメラケースとを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の携帯端末装置である。
この考案によれば、装置本体の握り部を手に持って使用することにより、装置本体の表示搭載部に設けられた第1〜第3の各アンテナが手などの人体による電波障害を受けにくくすることができ、また第1〜第3の各アンテナが表示部の周囲に沿って相互に離れて配置されていることにより、アンテナ同士の相互干渉を軽減できる。このため、複数のアンテナを備えていても、アンテナ同士の相互干渉を防ぎ、且つ複数のアンテナに対する手などの人体による電波障害をも防ぐことができ、これにより複数のアンテナの各受信性能を十分に確保することができる。
以下、図1〜図36を参照して、この考案を適用した携帯端末装置の一実施形態について説明する。
この携帯端末装置は、多機能型のものであり、図1および図2に示すように、装置本体1を備えている。この装置本体1は、表示パネル2を搭載する表示搭載部3と、キーボード4を搭載する握り部5とを備え、図1に示すように、表示搭載部3が握り部5よりも幅広に形成されていることにより、全体がほぼ羽子板状に形成されている。
この装置本体1は、図1〜図4に示すように、上部ケース6と下部ケース7とで構成されている。また、この装置本体1内には、図3〜図10に示すように、モジュール8が組み込まれている。このモジュール8は、図3および図4に示すように、表示搭載部3側に表示パネル2、第1回路基板10、第1〜第4の各アンテナ11〜14、およびカメラユニット15を備え、握り部5側にキーボード4、第2回路基板16、および電池収納部17を備えた構成になっている。
表示パネル2は、液晶表示素子やEL(エレクトロルミネッセンス)素子などの表示素子からなり、第1回路基板10と電気的に接続され、各種のデータを電気光学的に表示するように構成されている。この表示パネル2は、図1に示すように、その表示面が上部ケース6に設けられた表示開口部6aに対応した状態で装置本体1の表示搭載部3内に配置されている。
これにより、表示パネル2は、上部ケース6の表示開口部6aを通して表示された情報が上部ケース6の外部から見えるように構成されている。この場合、表示パネル2の上面には、図3に示すように、透明なタッチパネル18が設けられている。この透明なタッチパネル18は、タッチペン18aでタッチ操作することによりサイン(記名)などの情報を入力し、その入力された情報が表示パネル2に表示されるように構成されている。
第1〜第4の各アンテナ11〜14のうち、第1アンテナ11は、全地球的な通信に使用するアンテナ(GPSアンテナ)であり、図3〜図5に示すように、表示搭載部3内における表示部3の上辺部側に対応する箇所に設けられている。このGPS用の第1アンテナ11は、セラミック製のパッチ型のものであり、図9および図11に示すように、耐衝撃性を確保するように構成されている。
すなわち、この第1アンテナ11は、図11に示すように、その受信面を除いてシリコーンなどの弾性材料からなるアンテナホルダ20で覆われ、この状態で硬質の合成樹脂からなる上部ケース6に一体に形成されたアンテナケース部21内に収容され、上部ケース6の上辺部に配置されている。この場合、アンテナケース部21の外面には、第1アンテナ11の接地面積を確保するための金属板22が配置されている。この金属板22は、第1回路基板10のグランドに接続されている。
また、この第1アンテナ11は、微弱な電波を受信するため、電波の指向性を確保する必要がある。このため、この第1アンテナ11は、図11に示すように、装置本体1の握り部5を手で握って表示搭載部3の表示パネル2を使用者が見やすい角度に傾けた際、受信面がほぼ鉛直方向を向くように、表示パネル2の表示面に対し斜め上方に向けて傾いた状態で配置されている。なお、この第1アンテナ11の下側、つまりアンテナケース部21の下側には、情報を光学的に読み取るスキャナ19が設けられている。
第2アンテナ12は、携帯電話の通信に使用するアンテナ(GSMアンテナ)であり、図5〜図7、および図10に示すように、表示搭載部3内における表示パネル2の一方の側辺部側(図5では右辺部側で、図10では左辺部側)に対応する箇所に設けられて、第1回路基板10と電気的に接続されている。この第2アンテナ12は、モノポールアンテナであり、受信面積を広くするためにフイルム基板にアンテナ線をパターン形成したシート状に構成されている。
すなわち、この第2アンテナ12は、図5〜図7に示すように、装置本体1の内側面の高さとほぼ同じ幅で、且つ装置本体1の内側面に沿って長く形成されている。また、この第2アンテナ12は、図10および図12に示すように、第2アンテナ12の接地面積を十分に確保するために、マグネシウムのダイカスト製の金属板23にねじ止めされ、この状態で接続配線24によって第1回路基板10と電気的に接続されている。
この場合、金属板23は、第1回路基板10のグランドに接続されている。また、接続配線24は、図12に示すように、第1回路基板10を覆ってシールドする金属シャーシ25上を通過して第1回路基板10に接続されるため、接続配線24によるノイズの影響を防ぐ必要がある。このため、接続配線24は、金属シャーシ25上に位置する部分が金属製のシール板26で包まれている。
第3アンテナ13は、家や工場などの建物内での通信に使用するアンテナ(LANアンテナ)であり、図5、図6、図8および図10に示すように、表示搭載部3内における表示パネル2の他方の側辺部側(図5では左辺部側で、図10では右辺部側)に対応する箇所に設けられている。この第3アンテナ13は、ダイポールアンテナであり、フイルム基板にアンテナ線をパターン形成した細長いシート状に構成され、装置本体1の内側面に沿って配置され、この状態で第1回路基板10に電気的に接続されている。
第4アンテナ14は、近距離通信に使用するBlueToothアンテナであり、図6および図9に示すように、装置本体1内における表示パネル2の下面側に位置する第1回路基板10に設けられている。この第4アンテナ14は、チップ形状のアンテナであり、図6および図9に示すように、第2アンテナ12から離れた位置で、且つ表示パネル2の中心から第3アンテナ13側に偏った位置に設けられている。また、この第4アンテナ14は、装置本体1の下面に取り付けられる機能増設用のオプションボックス(図示せず)を回避するようにも設けられている。
キーボード4は、図1に示すように、テンキー、カーソルキー、ファンクションキーなどの各種のキーを備え、各キーの上部が握り部5の上部ケース6から上面側に露出した状態で、図4に示すように、上部ケース6内の第2回路基板16上に配置され、キー操作によって情報を入力すると共に、表示パネル2に表示される情報を選択するように構成されている。この第2回路基板16は、図4に示すように、上部ケース6内の厚み方向(上下方向)におけるほぼ中間位置に配置されている。
これにより、この第2回路基板16の下側には、電池収納部17が設けられている、この電池収納部17は、図2および図4に示すように、握り部5の上部ケース6における厚み方向のほぼ中間位置から下部ケース7の厚み方向における全域に亘って設けられている。この電池収納部17は、その内部に複数の電池(図示せず)を収納するものであり、図2および図21に示すように、後述する電池蓋27が下部ケース7に着脱可能に取り付けられるように構成されている。
ところで、この携帯端末装置の装置本体1は、耐衝撃性を確保するように構成されている。すなわち、この装置本体1は、上部ケース6と下部ケース7とを強固に取り付けるために、図2に示すように、上部ケース6と下部ケース7との四隅およびその中間部が合計6個のビス29によって取り付けられているほか、図3および図4に示すように、上部ケース6と下部ケース7とにおける表示パネル2の左右両側に位置する箇所が一対のねじ固定部材30によっても取り付けられている。
すなわち、一対のねじ固定部材30は、それぞれ図13および図14に示すように、上部ケース6に取り付けられる上部取付部31と、下部ケース7を取り付けるための下部取付部32と、上部取付部31と下部取付部32とを連結すると共に下部ケース7の内側面に密接する密着連結部33とを備え、表示パネル2の両側辺部を回避する位置に着脱可能に取り付けられるように構成されている。
この場合、上部取付部31は、図14に示すように、上部ケース6と下部ケース7とがビス29で固定されていない箇所、つまり表示パネル2の側辺部に対応する上部ケース6の内側面における上部側に設けられたねじ孔34aを有する一対の固定ボス34に対応する一対のねじ挿入孔部31aと、一対の固定ボス34の間に位置して上部ケース6の内側面に設けられたガイド係止部35に係脱可能に係合する位置規制係合部31bとを備えている。
これにより、ねじ固定部材30は、図13および図14に示すように、その上部取付部31を上部ケース6に取り付ける際に、上部ケース6のガイド係止部35に上部取付部31の位置規制係合部31bを係合させて、上部取付部31を上部ケース6に対して位置規制し、この状態で上部取付部31のねじ挿入孔部31aにビス36を下側から挿入させて、上部ケース6の固定ボス34のねじ孔34aに螺入させて締め付けることにより、上部ケース6に着脱可能に強固に取り付けられるように構成されている。
また、下部取付部32は、図14に示すように、上部取付部31の下側に位置し、その中心部にねじ孔32aが上下方向に沿って設けられている。これにより、下部取付部32は、図3に示すように、下部ケース7の内面に設けられたボス部37に当接し、この状態でボス部37の孔を通してビス38が下側から下部取付部32のねじ孔32aに螺入して締め付けることにより、下部ケース7がねじ固定部材30に強固に取り付けられるように構成されている。
密着連結部33は、図13および図14に示すように、上部取付部31と下部取付部32とを連結する角棒状の連結部33aを備え、この連結部33aが表示パネル2の邪魔にならないように、その側辺部の側方に位置している。また、この密着連結部33は、連結部33aの外側面が下部ケース7の内側面に沿って湾曲する湾曲面33bに形成され、下部ケース7がねじ固定部材30の下部取付部32にビス38で固定された際に、湾曲面33bが下部ケース7の内側面に密着するように構成されている。
これにより、このねじ固定部材30は、図13および図14に示すように、上部取付部31を上部ケース6の固定ボス34にビス36で固定し、この状態で下部ケース7の内側面を密着連結部33の湾曲面33bに密接させて、下部取付部32に下部ケース7のボス部37をビス38で固定することにより、密着連結部33の湾曲面33bが下部ケース7の内側面に密着した状態で、表示パネル2の側方に位置する箇所の上部ケース6と下部ケース7とを強固に連結固定するように構成されている。
また、この装置本体1の上部ケース6と下部ケース7との所定箇所、つまり上部ケース6と下部ケース7とがビス29およびねじ固定部材30で固定されていない箇所には、図15〜図19に示すように、上部ケース6と下部ケース7とが相互にずれるのを阻止するために、それぞれ第1、第2の各ずれ防止部40、41が設けられている。すなわち、上部ケース6の周縁部には、図15〜図19に示すように、その下端部から内面に沿って凹部形状に形成された複数の第1ずれ防止部40が設けられている。
下部ケース7の周縁部には、図15〜図19に示すように、その上端部から上方に向けて突出する凸部形状に形成された複数の第2ずれ防止部41が設けられている。この場合、第1、第2の各ずれ防止部40、41は、図15に示すように、上部ケース6と下部ケース7とがビス29およびねじ固定部材30で固定されていない箇所、つまり表示パネル2の上辺側と下辺部とにおける各側方に位置する箇所、および握り部5の電池収納部17における側部の中間部に位置する箇所に、それぞれ設けられている。
これにより、上部ケース6と下部ケース7とは、その両者を接合する際、図16〜図19に示すように、上部ケース6の第1ずれ防止部40に下部ケース7の第2ずれ防止部41を対応させ、この状態で図15および図18に示すように、第1ずれ防止部40の凹部に第2ずれ防止部41の凸部を嵌合させることにより、上部ケース6と下部ケース7とが接合された際に、その両者のねじれに対するずれや隙間の発生を防ぐように構成されている。
ところで、この装置本体1の電池収納部17は、図20〜図22に示すように、防水性を確保している。すなわち、この電池収納部17の電池開口部17aの周囲には、パッキン溝42が連続して形成されており、このパッキン溝42内には、防水パッキン43がその上端部を少し上方に突出させた状態で、無端状に連続して圧入されている。また、この電池収納部17を開閉自在に塞ぐ電池蓋27は、図21に示すように、その外周部に設けられたフック部27aが下部ケース7に設けられたフック挿入凹部44に挿入して係止されることにより、下部ケース7に対して係脱可能に取り付けられるように構成されている。
この場合、下部ケース7のフック挿入凹部44は、図21に示すように、電池収納部17のパッキン溝42の外周側で、且つパッキン溝42の上端部の上側に対応する位置に、電池収納部17の内部側に向けて開放されて形成されていると共に、下部ケース7の下側(図22では上側)に向けても開放された状態で形成されている。これにより、下部ケース7のフック挿入凹部44を成形用金型で形成する場合には、スライドコアを用いずに、上金型と下金型のみで、下部ケース7にフック挿入凹部44を形成することができる。
また、このフック挿入凹部44の下部には、図21および図22に示すように、電池収納部17の防水性を確保するために、補助部材45が両面接着テープ45aを介してビス46によって取り付けられている。すなわち、この補助部材45は、図21に示すように、その上部(図22では下部)がフック挿入凹部44の下部に位置する下部ケース7の成形用金型による成形孔44aに挿入し、下部(図22では上部)が下部ケース7の側面に沿って下側(図22では上側)に延びて下部ケース7の外側面に当接し、この状態で補助部材45の下部と上部との境界部分が枠形状の両面接着テープ45aによって下部ケース7の下面に接着されている。
一方、この携帯端末装置の表示パネル2は、図23〜図32に示すように、耐衝撃性を確保するように構成されている。すなわち、表示パネル2は、図23〜図25に示すように、シリコーンなどの弾性部材からなるパネルホルダ47によって、表示パネル2の表示面における表示領域を除いて包み込まれ、この状態でパネルフレーム48に取り付けられて、装置本体1の上部ケース6内に取り付けられるように構成されている。
パネルホルダ47は、図23および図24に示すように、表示パネル2の背面全体を覆うホルダ本体50と、このホルダ本体50の周囲に設けられて表示パネル2の周縁部を挟み込む枠状部51とを備えている。この場合、ホルダ本体50の所定箇所には、複数のばね挿入孔50aがそれぞれ設けられていると共に、凹凸形状の段差部50bが設けられている。また、枠状部51の側面には、パネルフレーム48に対して固定するための複数の固定突起51aがそれぞれ設けられており、この枠状部51の正面側における各角部には、図23に示すように、表示パネル2を枠状部51に挟み込み易くするための切込み溝51bがそれぞれ設けられている。
パネルフレーム48は、硬質の合成樹脂からなり、図25〜図30に示すように、パネルホルダ47で包まれた表示パネル2が取り付けられるパネル装着部52を備えている。このパネル装着部52には、図29および図30に示すように、パネルホルダ47に設けられた複数の固定突起51aがそれぞれ嵌合する複数の嵌合孔52aが設けられていると共に、図31および図32に示すように、接続ばね53が挿入するばね挿入孔54がパネルホルダ47に設けられたばね挿入孔50aに対応して設けられている。
接続ばね53は、図31に示すように、表示パネル2と第1回路基板10とを電気的に接続するためのものであり、図32に示すように、コイルばねからなり、その一端部53aがパネルホルダ47のばね挿入孔50aを通して表示パネル2に弾接し、他端部53bがパネルフレーム48のばね挿入孔54を通して第1回路基板10のグランド電極10aに弾接するように構成されている。
この場合、接続ばね53の他端部53bには、その外径よりも外周側に向けて突出する抜止め突起53cが設けられている。これに伴って、パネルフレーム48のばね挿入孔54は、図32に示すように、接続ばね53が挿入する円形孔54aのほかに、接続ばね53の抜止め突起53cが挿入する挿入溝54bが、円形孔54a内に開放された状態で設けられた構成になっている。
これにより、接続ばね53をパネルフレーム48のばね挿入孔54に挿入する際には、接続ばね53の抜止め突起53cをばね挿入孔54の挿入溝54bに挿入させながら、接続ばね53を円形孔54a内に挿入する。そして、抜止め突起53cが挿入溝54bを通過してパネルフレーム48の他面側に突出したときには、接続ばね53を回して、抜止め突起53cを挿入溝54bに対応しない位置に移動させることにより、組立て時にパネルフレーム48を上下反転させても、抜止め突起53cがばね挿入孔54の縁部に当接することにより、接続ばね53がパネルフレーム48から脱落するのを防いでいる。
一方、カメラユニット15は、図4、図33〜図36に示すように、耐衝撃性を確保するように構成されている。すなわち、このカメラユニット15は、カメラ本体56とフラッシュ部57とを収容するカメラホルダ58と、このカメラホルダ58に収容されたカメラ本体56とフラッシュ部57とを押える緩衝シート60と、この緩衝シート60とカメラホルダ58とを包み込むシールドケース61と、このシールドケース61を介してカメラホルダ58を収容するカメラケース62とを備えている。
この場合、カメラ本体56とフラッシュ部57とは、図34に示すように、フイルム基板63によって電気的に接続されている。カメラホルダ58は、シリコーンなどのゴム材料からなるほぼ箱形状に形成され、その内部がカメラ本体56を収納するカメラ収納部58aと、フラッシュ部57を収納するフラッシュ収納部58bとに分割され、その下面(図35では上面)にカメラ開口部58cとフラッシュ開口部58dとが設けられている。また、このカメラホルダ58の外側面には、複数のフック部58eが設けられている。
緩衝シート60は、シリコーンなどのゴム材料からなり、カメラホルダ58内に収納されたカメラ本体56とフラッシュ部57とを弾力的に押えるように構成されている。シールドケース61は、図35に示すように、金属板からなるほぼ箱状に形成され、カメラホルダ58が上方から挿入するように構成されている。この場合、シールドケース61の下部側には、図36(b)に示すように、カメラホルダ58のフック部58eを係脱可能に係止する係止孔61aが設けられており、シールドケース61の上端部には、カメラケース62の上面の縁部を係止する係止鍔部61bが設けられている。
カメラケース62は、図33および図35に示すように、硬質の合成樹脂からなるほぼ箱形状に形成され、シールドケース61で包まれたカメラホルダ58を収容し、この状態で図4に示すように装置本体1の上部ケース6に取り付けられるように構成されている。この場合、カメラユニット15は、図4に示すように、上部ケース6に下向きに取り付けられ、図2に示すように、カメラホルダ58のカメラ開口部58cとフラッシュ開口部58dとが下部ケース7から下側に露出するように装置本体1内に組み込まれている。
次に、このような多機能型の携帯端末装置を使用する場合について説明する。
この携帯端末装置は、例えば運送業に使用され、荷物の情報をスキャナ19で取り込み、第1アンテナ11(GPSアンテナ)で配送センターと交信し、第2アンテナ12(GSMアンテナ)でデータの授受を行い、配達先の顧客のサインを表示パネル2のタッチパネル18で取り込み、荷物を搭載したコンテナの損傷などをカメラユニット15のカメラ本体56で撮影する。また、この携帯端末装置は、配送センターから呼び出された際に、スピーカ(図示せず)で警報を発し、マイクロホン(図示せず)で音声メモが可能になっている。さらに、この携帯端末装置は、装置本体1の背面にオプションボックス(図示せず)を取り付けて機能を増設できるようになっている。
このように、この携帯端末装置によれば、表示パネル2が搭載されている表示搭載部3およびキーボード4が搭載されている握り部5を有する装置本体1と、この装置本体1の表示搭載部3内における表示パネル2の上辺部側に対応する箇所に設けられて全地球的な通信に使用する第1アンテナ11と、表示搭載部3内における表示パネル2の一方の側辺部側に対応する箇所に設けられて携帯電話の通信に使用する第2アンテナ12と、表示搭載部3内における表示パネル2の他方の側辺部側に対応する箇所に設けられて建物内での通信に使用する第3アンテナ13とを備えているので、第1〜第3の各アンテナ11〜13を備えていても、各アンテナ11〜13同士の相互干渉を防ぎ、且つ第1〜第3の各アンテナ11〜13に対する手などの人体による電波障害をも防ぐことができる。
すなわち、この携帯端末装置では、装置本体1の握り部5を手に持って使用することにより、装置本体1の表示搭載部3に設けられた第1〜第3の各アンテナ11〜13が手などの人体による電波障害を受けにくくすることができる。また、第1〜第3の各アンテナ11〜13が表示パネル2の周囲に沿って相互に離れて配置されていることにより、アンテナ11〜13同士の相互干渉を軽減できる。このため、第1〜第3の各アンテナ11〜13を備えていても、アンテナ11〜13同士の相互干渉を防ぎ、且つ第1〜第3の各アンテナ11〜13に対する手などの人体による電波障害をも防ぐことができ、これにより第1〜第3の各アンテナ11〜13の各受信性能を確保することができる。
この場合、装置本体1内における表示パネル2の下面側に位置する第1回路基板10には、近距離通信に使用する第4アンテナ14が第2アンテナ12から離れて設けられているので、装置本体1の握り部5を手に持って使用することにより、装置本体1の表示搭載部3内に設けられた第4アンテナ14が手などの人体による電波障害を受けにくくすることができ、また第4アンテナ14が表示パネル2の下側に配置されて第2アンテナ12から離れているので、第4アンテナ14を備えていても、第1〜第3の各アンテナ11〜13との相互干渉を軽減できる。
特に、全地球的な通信(GPS)に使用する第1アンテナ11は、表示パネル2の表示面に対し斜め上方に向けて傾いた状態で設けられ、握り部5を手で持って装置本体1を使用者に向けて傾けた際に、受信面がほぼ鉛直方向に向くように構成されているので、第1アンテナ11の電波に対する指向性が良く、人体による電波障害の影響も少なく、電波が微弱であっても、良好に受信することができる。この場合、第1アンテナ11の下面側には、金属板22が配置され、この金属板22が第1回路基板のグランドに接続されているので、第1アンテナ11の接地面積を十分に確保することができ、これによっても受信性能および指向性を高めることができる。
また、携帯電話の通信(GSM)に使用する第2アンテナ12は、フイルム基板にアンテナ線をパターン形成したシート状に構成され、装置本体1の内側面の高さとほぼ同じ幅で、且つ装置本体1の内側面に沿って長く形成されているので、受信面積を十分に広くすることができ、これにより受信性能を確保することができる。この場合、第2アンテナ12は、マグネシウムのダイカスト製の金属板23に取り付けられているので、第2アンテナ12の接地面積を広くして受信性能を十分に高めることができる。
また、この第2アンテナ12の接続配線24は、金属シャーシ25上に位置する箇所が金属製のシール板26で包まれているので、接続配線24によるノイズの障害を防ぐことができる。さらに、近距離通信に使用する第4アンテナ14は、装置本体1内における表示パネル2の下面側に位置する第1回路基板10に、第2アンテナ12から離れた位置で、且つオプションボックス(図示せず)を避けた位置に設けられているので、第2アンテナ12およびオプションボックスの影響を受けにくくすることができ、これにより第4アンテナ14がチップ状に形成されていても、良好に電波を受信することができる。
また、この携帯端末装置では、装置本体1が、表示パネル2側の上部ケース6と、この上部ケース6の下部に取り付けられる下部ケース7と、表示パネル2の側辺部側に位置する上部ケース6内に着脱可能に取り付けられるねじ固定部材30とを備え、このねじ固定部材30を上部ケース6内に取り付けた状態で、ねじ固定部材30に下部ケース7をビス38によって固定しているので、上部ケース6と下部ケース7とを強固に固定することができ、これにより耐衝撃性を確保することができる。
すなわち、上部ケース6と下部ケース7とが6個のビス29によって装置本体1の四隅と中間部の両側とで締結されているほかに、これら6個のビス29で固定されていない箇所、つまり表示パネル2の両側に位置する上部ケース6と下部ケース7との箇所を一対のねじ固定部材30によって固定することができるので、装置本体1の落下による衝撃や装置本体1のねじれに対して、表示パネル2の両側に位置する上部ケース6と下部ケース7との剛性を十分に確保して、その両者の間に落下による衝撃や装置本体1のねじれによって隙間が発生するのを確実に防ぐことができる。
この場合、ねじ固定部材30は、上部ケース6内にビス36によって着脱可能に強固に固定され、この状態で下部ケース7がビス38によって取り付けられる際、密着連結部33の湾曲面33bが下部ケース7の内面に密着するので、装置本体1の落下による衝撃や装置本体1のねじれに対して、表示パネル2の両側に位置する上部ケース6と下部ケース7との間に隙間が生じるのを確実に防ぐことができると共に、ねじれによる変形をも確実に防ぐことができ、これにより防水性をも図ることができる。また、ねじ固定部材30は、上部ケース6に着脱可能に取り付けられているので、上部ケース6に対する取付作業が簡単で容易にできる。
また、この携帯端末装置では、上部ケース6と下部ケース7とがビス29およびねじ固定部材30で固定されていない箇所に、上部ケース6と下部ケース7とを接合した際、その相互のずれを防止するための第1、第2の各ずれ防止部40、41がそれぞれ設けられているので、装置本体1の落下による衝撃や装置本体1のねじれによって、上部ケース6と下部ケース7とがビス29およびねじ固定部材30で固定されていない箇所における装置本体1が変形するのを確実に防ぐことができる。
すなわち、上部ケース6と下部ケース7とがビス29およびねじ固定部材30で固定されていない箇所は、第1ずれ防止部40の凹部に第2ずれ防止部41の凸部が嵌合することにより、上部ケース6と下部ケース7とが接合された際に、上部ケース6と下部ケース7との各周縁部に互いに係合する段差部を設けることができなくても、第1、第2の各ずれ防止部40、41の相互の嵌合によって、上部ケース6と下部ケース7とのねじれによるずれを確実に防ぐことができ、これによっても防水性を図ることができる。
さらに、この携帯端末装置では、握り部5に、フック部27aを有する電池蓋27が着脱可能に取り付けられる電池収納部17が設けられており、この電池収納部17に、その電池開口部17aの全周に亘って防水パッキン43が圧入するパッキン溝42が設けられていると共に、このパッキン溝42の外周側に位置してフック部27aが挿入するフック挿入凹部44が、電池収納部17の内部側と下部ケース7の下部側とに開放された状態で設けられているので、電池収納部17の防水性を防水パッキン43によって確保することができると共に、上部ケース6と下部ケース7を成形する際、上金型と下金型のみで、下部ケース7にフック挿入凹部44を容易に形成することができる。
すなわち、下部ケース7のフック挿入凹部44は、図20に示すように、電池収納部17の内部側に向けて開放されて形成されていると共に、下部ケース7の下部側にも開放されて形成されていることにより、下部ケース7のフック挿入凹部44を成形用金型で形成する場合、スライドコアを用いずに、上金型と下金型のみで、下部ケース7にフック挿入凹部44を形成することができる。
これにより、成形用金型の構造が単純化し、金型費用を下げることができ、これにより製造コストを下げることができる。また、防水パッキン43のパッキン溝42を電池収納部17の全周に連続させて形成することができるので、防水性を確保することができると共に、電池蓋27の着脱時にパッキン溝42からの防水パッキン43の脱落を防ぐことができ、このため、より一層、防水性を高めることができる。
また、この携帯端末装置によれば、表示パネル2がシリコーンなどのゴム材料からなるパネルホルダ47によって表示パネル2の表示領域を除いて包み込まれ、この状態で硬質の合成樹脂からなるパネルフレーム48に収容されて上部ケース6内に取り付けられているので、落下などの衝撃を受けても、その衝撃をシリコーンなどのゴム材料からなるパネルホルダ47によって吸収することができ、これにより落下などの衝撃から表示パネル2を確実に保護することができるので、耐衝撃性の高いものを得ることができる。
この場合、パネルホルダ47は、表示パネル2の周縁部および表示パネル2の背面を覆っているので、背面側からの衝撃をパネルホルダ47の背面全体で受け止めることができ、これにより緩衝効果が大きく、表示パネル2を確実に保護することができる。特に、パネルホルダ47の背面に凹凸形状の段差部50bが設けられていることにより、より一層、緩衝効果を高めることができる。また、表示パネル2と第1回路基板10とのグランド接続は、コイルばねからなる接続ばね53で接続されているので、装置本体1が衝撃を受けても、その衝撃を接続ばね53で吸収することができ、これにより表示パネル2と第1回路基板10との電気的な接続を確実に維持することができる。
特に、この接続ばね53は、第1回路基板10の弾接する端部53bに抜止め突起53cが設けられているので、接続ばね53をパネルフレーム48のばね挿入孔54に挿入する際、接続ばね53の抜止め突起53cをばね挿入孔54の挿入溝54bに挿入させながら、接続ばね53を円形孔54a内に挿入した後、接続ばね53を回して、抜止め突起53cを挿入溝54bに対応しない位置に移動させることにより、組立て時にパネルフレーム48を上下反転させても、接続ばね53がパネルフレーム48から脱落するのを防ぐことができ、これにより組立て作業性の向上を図ることができる。
さらに、この携帯端末装置によれば、装置本体1内に設けられたカメラユニット15が、カメラ本体56と、このカメラ本体56を覆って保護するシリコーンなどのゴム材料からなカメラホルダ58および緩衝シート60と、このカメラホルダ58および緩衝シート60を覆うシールドケース61と、このシールドケース61で覆われたカメラホルダ58を収容するカメラケース62とを備えているので、カメラ本体56の耐衝撃性を確保することができる。
すなわち、カメラユニット15は、カメラ本体56がカメラホルダ58と緩衝シート60とで覆われ、このカメラホルダ58と緩衝シート60とがシールドケース61を介して硬質の合成樹脂からなるカメラケース62に収容されているので、カメラ本体56をカメラホルダ58と緩衝シート60とで保護して耐衝撃性を確保することができると共に、装置本体1に強固に組み付けることができる。
また、装置本体1が落下などの衝撃を受けた際には、シリコーンなどのゴム材料からなカメラホルダ58および緩衝シート60によって衝撃を吸収することができるので、耐衝撃性の高いものを得ることができるほか、カメラ本体56がシールドケース61で覆われているので、カメラ本体56がノイズの影響を受けないように、確実に且つ良好に保護することができる。
この考案の携帯端末装置の一実施形態を示した正面図である。 図1の携帯端末装置の裏面図である。 図1のA−A矢視における拡大断面図である。 図1の上部ケースにおける内部を示した斜視図である。 図4における表示パネル側のモジュールを示した正面図である。 図5のB−B矢視における拡大断面図である。 図5の右側面図である。 図5の左側面図である。 図5のC−C矢視における拡大断面図である。 図5の裏面図である。 図9のA部の拡大断面図である。 図10のB部を示した拡大斜視図である。 図4の上部ケースにおける表示搭載部を示した拡大斜視図である。 図13のねじ固定部材を示した分解斜視図である。 図1のD−D矢視における上部ケースと下部ケースとを示した断面図である。 図15における表示搭載部側の要部を拡大して示した分解断面図である。 図16を装置本体の外部から見た分解側面図である。 図15において装置本体の上辺側の隅部を拡大して断面で示した斜視図である。 図18を分解して示した斜視図である。 図2の握り部における電池収納部を示した要部の拡大斜視図である。 図20のE−E矢視における拡大断面図である。 図21の電池収納部を下側から見た分解斜視図である。 図5における表示パネルとパネルホルダとを分解して示した拡大斜視図である。 図23を裏面側から見た拡大斜視図である。 図23の表示パネルをパネルフレームに組み付けた状態の拡大正面図である。 図25の分解斜視図である。 図25のF−F矢視における拡大断面図である。 図25のG−G矢視における拡大断面図である。 図27のC部を示した拡大断面図である。 図28のD部を示した拡大断面図である。 図26において接続ばねによる接続状態を断面で示した拡大斜視図である。 図26のE部を示した拡大斜視図である。 図4のカメラユニットを示した拡大断面図である。 図33のカメラユニットにおいてカメラ本体、カメラホルダ、緩衝シートを上下反転して示した分解斜視図である。 図33のカメラホルダ、シールドケース、カメラケースを示した分解斜視図である。 図35のカメラホルダにシールドケースを取り付けた状態を示し、(a)はその拡大断面図であり、(b)は(a)の各F部を示した拡大断面図である。
符号の説明
1 装置本体
2 表示パネル
3 表示搭載部
4 キーボード
5 握り部
6 上部ケース
7 下部ケース
8 モジュール
10、16 第1、第2の各回路基板
11〜14 第1〜第4の各アンテナ
15 カメラユニット
17 電池収納部
17a 電池開口部
27 電池蓋
27a フック部
29、36、38 ビス
30 ねじ固定部材
31 上部取付部
32 下部取付部
33 密着連結部
34 固定ボス
40、41 第1、第2の各ずれ防止部
42 パッキン溝
43 防水パッキン
44 フック挿入凹部
45 補助部材
47 パネルホルダ
48 パネルフレーム
53 接続ばね
53c 抜止め突起
56 カメラ本体
58 カメラホルダ
60 緩衝シート
61 シールドケース
62 カメラケース

Claims (8)

  1. 表示部が搭載されている表示搭載部およびキーボードが搭載されている握り部を有する装置本体と、
    この装置本体の前記表示搭載部内における前記表示部の上辺部側に対応する箇所に設けられて全地球的な通信に使用する第1アンテナと、
    前記表示搭載部内における前記表示部の一方の側辺部側に対応する箇所に設けられて携帯電話の通信に使用する第2アンテナと、
    前記表示搭載部内における前記表示部の他方の側辺部側に対応する箇所に設けられて建物内での通信に使用する第3アンテナと、
    を備えていることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記装置本体内における前記表示部の裏面側に設けられた回路基板と、この回路基板における前記表示部に対応する箇所で、且つ前記第2アンテナから離れた箇所に設けられて近距離通信に使用する第4アンテナとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記第1アンテナは、前記表示部の表示面に対し斜め上方に向けて傾いた状態で設けられ、前記握り部を手で持って前記装置本体を使用者に向けて傾けた際に、受信面がほぼ鉛直方向に向くように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記装置本体は、前記表示部が配置される上部ケースと、この上部ケースの下部に取り付けられる下部ケースと、前記表示部の側辺部側に位置する前記上部ケース内に着脱可能に取り付けられるねじ固定部材とを備え、このねじ固定部材を前記上部ケース内に取り付け、この状態で前記ねじ固定部材に前記下部ケースをねじによって固定したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の携帯端末装置。
  5. 前記上部ケースと前記下部ケースとがねじ止めされていない箇所には、前記上部ケースと前記下部ケースとを接合した際、その相互のずれを防止するためのずれ防止部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
  6. 前記握り部には、フック部を有する電池蓋が着脱可能に取り付けられる電池収納部が設けられており、この電池収納部には、その開口部の全周に亘ってパッキンを取り付けるためのパッキン溝が設けられていると共に、このパッキン溝の外周側上部に位置して前記電池蓋の前記フック部が挿入するフック挿入凹部が、前記電池収納部の内部側と前記電池収納部の外部下側とに開放された状態で設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の携帯端末装置。
  7. 前記表示部の表示面を除いて前記表示部を覆う弾性材料からなるパネルホルダと、このパネルホルダを収容する硬質の合成樹脂からなるパネルフレームとを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の携帯端末装置。
  8. 前記装置本体内にはカメラユニットが設けられており、このカメラユニットは、カメラ本体と、このカメラ本体を覆って保護する弾性材料からなるカメラホルダと、このカメラホルダを覆うシールドケースと、このシールドケースおよび前記カメラホルダで覆われた前記カメラ本体を収容する硬質の合成樹脂からなるカメラケースとを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の携帯端末装置。
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JP2019022160A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 カシオ計算機株式会社 携帯端末
JP2019053859A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 カシオ計算機株式会社 電池蓋構造および携帯端末

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