JP6633324B2 - レンズユニット - Google Patents

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本発明は、レンズユニットに関するものである。
従来、レンズを固定手段(リテーナ)により固定する構造が知られている。例えば特許文献1には、外周にねじ部が形成された鏡筒に保持されたレンズを、鏡筒のねじ部に螺合する環状の押え部材(リテーナ)で押圧する構造が開示されている。
特開2011−048123公報
例えば特許文献1に記載された構造のレンズユニットを車両等の移動体に搭載すると、異物がレンズユニットに衝突した場合に、レンズユニットに強い衝撃が加わり、レンズに亀裂が入る可能性がある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るレンズユニットは、物体側に光軸方向に沿った円柱面を有するレンズ本体と、該レンズ本体の径方向外側に突出し、前記レンズ本体の光軸に沿って像側から前記物体側に向かうに連れて縮径するとともに、前記物体側の表面が傾斜面を有する固定部とを備えたレンズと、前記固定部において光軸方向に押圧して固定する固定手段とを有するとともに、前記固定手段が前記固定部のうち前記傾斜面にのみ接触しており、前記傾斜面を第1傾斜面としたときに、前記固定手段が前記第1傾斜面に接する第2傾斜面を有するとともに、前記径方向に対する前記第2傾斜面の傾斜角が、前記径方向に対する前記第1傾斜面の傾斜角よりも大きく、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間に前記レンズと同じ材料から成る粉体が設けられていることを特徴とする。
本発明の一態様に係るレンズユニットによれば、レンズに亀裂が入る可能性を低減できる。
本発明の実施形態に係るレンズユニットの構成を示す断面図である。 図1のレンズの傾斜面と固定手段との接触位置をレンズの上面図である。 図1の固定部およびその周辺の拡大図である。 変形例のレンズユニットの拡大図である。
図1は、本発明の実施形態に係るレンズユニットの概略構成を示す断面図である。レンズユニット10は、レンズ20と、レンズ保持体30と、固定手段40とを備える。レンズ保持体30と固定手段40とは、ねじによって螺合する。レンズユニット10は、レンズユニット10の外部の物体の被写体像を結像面に結像する。
レンズ20は、レンズ保持体30により保持される。レンズ20は、レンズ本体21と、レンズ本体21から径方向外側に鍔状に突出するように構成された固定部22とを有する。固定部22は、レンズ本体21の光軸に沿って像側から物体側に向かうに連れて縮径する。レンズ20は、固定部22において、固定手段40により、光軸方向に押圧されて固定される。固定手段40は、例えばリテーナであり、固定部22に接触する接触部41を有する。固定手段40に押圧されたレンズ20はレンズ保持体30に保持される。
レンズ本体21は、レンズ本体21の外周側であってレンズ20の物体側において、レンズ面25に連結する、光軸方向に沿った円柱面23を有する。
固定部22は、傾斜面24を有する。傾斜面24は、固定部22がレンズ本体21の光軸に沿って像側から物体側に向かうに連れて縮径することによって、固定部22の物体側に形成される面である。傾斜面24は、円柱面23においてレンズ本体21に連結する。本実施形態において、傾斜面24は、図1に示すように、断面視において直線状となる。傾斜面24は、固定部22の外周側から円柱面23に向かって、光軸方向に垂直な面(図1における水平面)に対して所定の仰角θをなす。
本実施形態において、固定手段40の接触部41は、傾斜面24全体と接触するように傾斜面状に形成される。図2は、図1のレンズ20の傾斜面24と固定手段40との接触位置をレンズ20の平面視において示す図である。図2に示すように、レンズ20は平面視において、中央にレンズ面25を有し、レンズ面25の周辺に傾斜面24を有する。本実施形態のレンズ20は、図2に斜線で示す傾斜面24の領域全体に亘って固定手段40と接触する。すなわち、本実施形態において、レンズ20は、図2の斜線で示した領域において、固定手段40により押圧して固定される。
再び図1を参照すると、固定部22は傾斜面24を有することにより、レンズ20の中心に近いほど厚みが増す。そのため、本実施形態に係るレンズ20は、傾斜面24を有さないレンズ20と比較して光軸方向にかかる衝撃力に対して強くなり、固定手段40と、レンズ面25との境目の周辺に異物による衝撃が与えられた場合であっても、破壊されにくくなる。
また、固定部22は、傾斜面24を有することにより、レンズ20にかかる衝撃を分散できる。図3は、固定部22及びその周辺の拡大図である。本実施形態において、例えば図3に示すように、固定手段40と、レンズ面25との境目の周辺に異物による衝撃が発生する。ここで、固定部22は、傾斜面24を有するため、固定部22の衝撃力は、図3に示すように、傾斜面24に沿った方向及び傾斜面24に垂直な方向に分解して表現できる。このように、固定部22は傾斜面24を有することにより、光軸方向の衝撃力を分散することができる。そのため、本実施形態に係るレンズ20は、傾斜面24を有さないレンズ20と比較して破壊されにくくなる。
傾斜面24の仰角θは、レンズユニット10の設計に合わせて適宜設定される。仰角θは、上述のように、固定部22にかかる衝撃力に対して破壊されてにくく、また衝撃を分散できる角度であることが好ましく、例えば10°以上70°未満の角度である。仰角θを10°以上とすることにより、光軸方向の衝撃力が分散されるとともに、固定部22の厚みが増すため、レンズ20が破壊されにくくなる。また、仰角θを70°未満とすることにより、固定手段40によりレンズ20をレンズ保持体30に固定できる。仰角θが70°以上となると、固定手段40がレンズ20を固定する力が弱まり、レンズ20が適切に固定されない可能性がある。
さらに、固定手段40が固定部22のうち傾斜面24にのみ接触している。そのため、固定部22のうち固定手段40に接触する全ての領域が傾斜面24になるので、衝撃を良好に分散できるようになる。本実施形態においては、固定部22のうち物体側の面の全てが傾斜面24になっている。
また、図4に示すように、傾斜面24を第1傾斜面24としたときに、固定手段40が
第1傾斜面24に接する第2傾斜面42を有するとともに、径方向に対する第2傾斜面42の傾斜角が、径方向に対する第1傾斜面24の傾斜角よりも大きくてもよい。これにより、固定手段40によって固定部22を抑えつつも、レンズ面25の近傍において固定手段40と固定部22との間に微細な隙間ができる。これにより、固定手段40のうちレンズ面25の近傍に異物が衝突した場合の衝撃をこの隙間で吸収できる。そのため、固定手段40によって固定部22を抑えつつ、レンズ面25に亀裂が入るおそれを低減できる。第2傾斜面42の傾斜角は、第1傾斜面24の傾斜角よりも0.5〜5°程度に大きく設定できる。0.5°以上にすることによって衝撃を吸収する隙間を形成できるとともに、5°以下にすることによって固定手段40によって固定部20を良好に抑えることができる。
また、第1傾斜面24と第2傾斜面42との間にレンズ20と同じ材料から成る粉体が設けられていてもよい。これにより、第1傾斜面24と第2傾斜面42とを密着させる場合と比較して、異物による衝撃を吸収しやすくできる。これは、第1傾斜面24と第2傾斜面42との間に粉体があることによって、第1傾斜面24と第2傾斜面42との間に隙間が形成されるためである。さらに、粉体がレンズ20と同じ材料から成ることによって、温度環境が変化した場合に熱応力が発生することを低減できる。
10 レンズユニット
20 レンズ
21 レンズ本体
22 固定部
23 円柱面
24 傾斜面(第1傾斜面)
25 レンズ面
30 レンズ保持体
40 固定手段
41 接触部
42 第2傾斜面

Claims (1)

  1. 物体側に光軸方向に沿った円柱面を有するレンズ本体と、該レンズ本体の径方向外側に突出し、前記レンズ本体の光軸に沿って像側から前記物体側に向かうに連れて縮径するとともに、前記物体側の表面が傾斜面を有する固定部とを備えたレンズと、
    前記固定部において光軸方向に押圧して固定する固定手段とを有するとともに、
    前記固定手段が前記固定部のうち前記傾斜面にのみ接触しており、
    前記傾斜面を第1傾斜面としたときに、前記固定手段が前記第1傾斜面に接する第2傾斜面を有するとともに、前記径方向に対する前記第2傾斜面の傾斜角が、前記径方向に対する前記第1傾斜面の傾斜角よりも大きく、
    前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間に前記レンズと同じ材料から成る粉体が設けられていることを特徴とするレンズユニット。
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