JP6632081B2 - 格納容器ドレンシステム - Google Patents

格納容器ドレンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6632081B2
JP6632081B2 JP2017534833A JP2017534833A JP6632081B2 JP 6632081 B2 JP6632081 B2 JP 6632081B2 JP 2017534833 A JP2017534833 A JP 2017534833A JP 2017534833 A JP2017534833 A JP 2017534833A JP 6632081 B2 JP6632081 B2 JP 6632081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
containment
fluid separation
drain
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017534833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018511031A (ja
Inventor
スコット, ジー. ハリス,
スコット, ジー. ハリス,
Original Assignee
ニュースケール パワー エルエルシー
ニュースケール パワー エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニュースケール パワー エルエルシー, ニュースケール パワー エルエルシー filed Critical ニュースケール パワー エルエルシー
Publication of JP2018511031A publication Critical patent/JP2018511031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6632081B2 publication Critical patent/JP6632081B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C15/00Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
    • G21C15/02Arrangements or disposition of passages in which heat is transferred to the coolant; Coolant flow control devices
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C13/00Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
    • G21C13/02Details
    • G21C13/022Ventilating arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

政府の利益
本発明は、エネルギ省によって付与された契約第DE−NE0000633の下で政府の支援を用いてなされた。政府は、この発明において、一定の権利を有する。
この開示内容は、全般的に、原子炉システム内の格納容器のような格納容器を排液する為のシステム、装置、構造、方法に関する。
背景
原子炉のような炉モジュールは、様々な異なる状態で動作し、更に/又は様々な異なる状態にさらされる。これらの動作状態は、広範囲の圧力、温度、および/または他の種類の環境状態を含む。例えば、多くの炉モジュールは、水に沈められ、あるいは、化学物質および/または高レベル放射線に晒される。さらに、炉モジュールで整備を行うには、長期間、炉モジュールの正常動作を停止させなければならない。典型的な炉モジュールの運転停止のとき、電力や電気を発生させることができない。したがって、炉モジュールは、周囲の状況で動作でき、修理、検査、整備、燃料補給に要する中断時間が最小である強固なシステムであるように設計される。
一つ又は複数のコンポーネントや構造体が水の中に配置され、更に/又は水にさらされるような湿った環境で動作するように構成された炉モジュールは、炉モジュールに伴う様々な動作または手順の間、追加の難題が与えられる。例えば、一つ又は複数のコンポーネントは、整備作業中、水や水蒸気にさらされる。一つ又は複数のコンポーネントが、幾つかの種類の動作中、あるいは、限られた時間の間、一定環境状態にさらされることは許容されるが、他の動作(例えば、始動動作)中、あるいは、炉モジュールが発電中、環境状態にさらされることは許容できない。
本発明は、これらの他の課題に取り組む。
図1は、ドレンを備えた格納容器を備える実施例に係る炉モジュールを図示する。 図2は、容器を排液する為の実施例に係るシステムを図示する。 図3は、実施例に係るドレンシステムを図示する。 図4は、部分的に排液された状態で、実施例に係る図3の格納容器ドレンシステムを図示する。 図5は、完全に排液された状態で、実施例に係る図3の格納容器ドレンシステムを図示する。 図6は、炉モジュールの為の実施例に係るドレンシステム600を図示する。 図7は、実施例に係る格納容器ドレンシステムの為の簡略化された流体回路を図示する。 図8は、水のプールに少なくとも部分的に沈められた炉モジュールの為の実施例に係る格納容器ドレンシステムを図示する。 図9は、更に他の実施例に係る格納容器ドレンシステムを図示する。 図10は、格納容器を排液する為の実施例に係る方法を図示する。
詳細な説明
図1は、ドレン50を備えた炉モジュール100を含む実施例に係る原子力電源システムを図示する。炉モジュール100は、炉容器2によって囲まれた炉心6を備えてもよい。炉容器2に収容された水のような一次冷却材10は、炉モジュール100の動作中、炉心6を囲み、炉心6によって加熱されてもよい。さらに、炉容器2は、格納容器4によって囲まれてもよい。
過大圧力の場合、バルブ3又はベントは、炉容器2および格納容器4の間に配置された格納領域に炉容器2からの蒸気をベントするように構成されてもよい。格納容器4は、炉容器2の内部に含まれ、又は、炉容器2から放出される一次冷却材10が、炉容器100の外側にある周囲の環境に逃げないように構成されてもよい。一部の実施例において、炉容器2は、部分真空で少なくとも部分的に囲まれてもよい。格納領域14における部分真空は、炉容器2の断熱を与えるように構成されてもよい。
二次冷却材17又は給水は、蒸気を生み出す為に熱交換器7を通って循環されてもよく、これが、同様に、二次冷却材システム130の発電機134およびタービン132を用いて発電する為に使用されてもよい。二次冷却材17は、熱交換器7を通過してもよく、二次冷却材17および一次冷却材10の間の熱の熱伝達のために過熱状態にされる。さらに、二次冷却システム130は、復水器136およびポンプ138を含んでもよい。一部の実施例において、二次冷却材17は、2つの冷却材10,17が混合せず、あるいは、互いに直接接触するようにならないように、炉容器2内の一次冷却材10から常に隔離されたままになっている。
前に検討したように、格納領域14は、発電および/または電気を発生させる間のような、電力モジュール100の一定の動作中に排出されても、部分的に排出されてもよい。しかしながら、燃料補給のような他の動作中、格納容器14は、水のような液体で少なくとも部分的に満たされてもよい。一部の実施例において、少なくとも一部分の格納容器4は、水のプールで囲まれてもよく、さらに/または、水のプールに沈められてもよい。炉モジュール100を少なくとも部分的に囲む水のプールは、格納建屋に収容されてもよい。燃料補給作業中、格納容器4は、囲んでいる水のプールからの水または他の種類の保留タンクからの水で浸すか部分的に浸されてもよい。一次冷却材10および二次冷却材17の両方は、燃料補給作業中に格納領域14を浸す為に使用された水から隔離されたままでもよい。
燃料補給作業の完了後、格納容器4は、一緒にボルトで締め戻し、又は、他の方法で水密シールを与えるように閉鎖されてもよい。格納領域14に伴出された水は、燃料補給作業中および/または燃料補給作業後、炉容器2から水のプールへの伝導性および対流性熱伝達を可能にしてもよい。
炉モジュール100の始動作業の為の準備において、ドレン50は、格納領域14内の液体を除去するように構成されてもよい。一部の実施例において、ドレン50は、ポンプと流体接続されてもよい。ポンプは、格納領域14から液体を除去する為の吸い込みを与えるように構成されてもよい。
図2は、炉モジュールの為の格納容器のような容器を排液する為の実施例に係るシステム200を図示する。システム200は、ドレン入口230と動作可能に接続された流体分離タンク210を備えてもよい。ドレン入口230は、排液される容器に流体分離タンク210を流体結合するように構成されてもよい。例えば、容器から排液される液体は、液体220のように、ドレン入口230によって流体分離タンク210に移送されてもよい。
液体220は、実質的に一定の流体の高さ225で流体分離タンク210に収容されてもよい。第1ドレン出口240は、流体分離タンク210の外に液体220を放出するように構成されてもよい。第1ドレン出口240は、流体分離タンク210を炉圧力格納システムに流体結合させてもよい。一部の実施例において、第1ドレン出口240から外に放出される液体220は、保留タンクまたは水のプールに貯蔵されてもよい。
流体高さ制御装置260は、一定の流体の高さ225で、流体分離タンク210内部に収容された液体220を維持するように構成されてもよい。例えば、容器から追加の液体220が流体分離タンク210へと排液されるとき、流体高さ制御装置260は、実質的に同一量の追加の液体が第1ドレン出口240から外に放出されることを可能にするように構成されてもよい。一部の実施例において、流体高さ制御装置260は、流体高さゲージ、流体高さセンサ、フロートバルブ、他の型式の流れ制御装置、これらの任意の組合せを備えてもよい。さらに、流体高さ制御装置260は、流体分離タンク210内部の圧力差に基づき、少なくとも部分的に基づき、液体220の流体の高さ225を一定に維持するように構成可能な器具や装置を備え、更に/又は、これらの器具や装置と共に動作可能であってもよい。第1ドレン出口240は、流体分離タンク210の底部に又は底部付近に配置されてもよい。
さらに、システム200は、第2ドレン出口250又は空気ベントを備えてもよい。第2ドレン出口250は流体分離タンク210の頂部に又は頂部付近に配置されてもよい。一部の実施例において、第2ドレン出口250は、流体分離タンク210内部に含まれる空気、気体、および/または蒸気を放出するように構成されてもよい。第2ドレン出口250は、流体分離タンク210を排気システムまたは排気ベントに結合させてもよい。一部の実施例において、第2ドレン出口250は、炉建屋排気スタックに流体分離タンク210を結合させてもよい。ドレン入口230から流体分離タンク210に入ってくる任意の空気、気体、および/または蒸気は、第2ドレン出口250を出てもよい。したがって、流体分離タンク210は、第1ドレン出口240および第2ドレン出口250を経て、空気、気体、及び/又は蒸気から液体220を分離させるように構成されてもよい。
図3は、実施例に係る格納容器ドレンシステム300を図示する。炉容器320を少なくとも部分的に囲む格納容器310は、液体360を収容する格納領域350を備えてもよい。液体360は、炉容器320および格納容器310の間に配置された環状領域325を中心として炉容器320を少なくとも部分的に囲んでもよい。格納領域350は、初期圧を伴うが、液体の表面360は、環状領域325内部の高さ365にある。高さ365は、50フィートを越えてもよい。一部の実施例において、高さ365は、70〜100フィートの間の高さでもよい。更なる他の実施例において、高さ365は、50フィート未満または100フィート超でもよい。
格納容器310は、下部容器ヘッド312および上部容器ヘッド314を備えてもよい。一部の実施例において、下部容器ヘッド312は、排水溜めを備えてもよい。液体360は、下部容器ヘッド312を満たすように理解されてもよい。ドレンパイプ340は、下部容器ヘッド312の底部に又は底部付近および/または排水溜めの中に第1端部342を備えてもよい。さらに、ドレンパイプ340は、上部容器ヘッド314に又は上部ヘッド314付近に配置される第2端部344を備えてもよい。一部の実施例において、ドレンパイプ340の第2端部344は、格納容器310の上部容器ヘッド314を貫通してもよい。
入口330は、格納領域350に空気および/または気体を移送するように構成されてもよい。入口330は、格納容器310を空気圧縮器または他の種類の気体圧縮装置と結合させてもよく、これらは、空気および/または気体を格納容器310に押し込むように構成されてもよい。格納容器310に放出される空気および/または気体は、格納領域350に伴う初期圧を増加させるように動作させてもよい。
図4は、部分的に排液された状態で、図3の実施例に係る格納容器ドレンシステム300を図示する。入口330を経た追加の空気および/または気体の挿入の為に格納領域350内部の初期圧力が増加すると、格納容器310内部に含まれた液体360は、ドレンパイプ340の第1端部342に押し込まれ、ドレンパイプ340の第2端部344を経て格納容器310の外に追い出される。さらに、格納容器350内部の圧力は、増加し続け、液体360の高さは下部容器ヘッド312の底部に向かって落下してもよいが、まだドレンパイプ340の第1端部342の上に残る。
図5は、完全に排液された状態で、図3の実施例に係る格納容器ドレンシステム300を図示する。完全に排液された状態において、液体360(図3)は、格納容器310内部から完全に又は実質的に完全に除去されてもよい。同様に、環状領域325を含む、炉容器320の全体の外面は、実質的に乾燥されてもよい。格納領域350は、完全に加圧されるものとして理解されてもよい。格納領域350内部の圧力は、40psiaを越えてもよい。一部の実施例において、格納領域350内部の圧力は、およそ70psiaでもよい。格納領域350内部の圧力は、当該システムの物理的デザイン(例えば、長さ、パイプ径、高さ、及び/又は他の設計変数)に依存して変更してもよい。さらに、ドレンパイプ340の第1端部342、第2端部344の一方または両方が、格納容器310に液体を再び入れることを妨害するように構成されてもよい一方向バルブが、液体の方向または流れを制限するように構成されてもよい。
一部の実施例において、格納容器ドレンシステム300は、ドレンパイプ340の外に、加圧された空気および/または気体を放出するように構成されてもよい。空気および/または気体は、液体が格納領域350から除去された後に放出されてもよい。液体、空気、および/または気体は格納容器310の外に放出されるが、これらは、流体分離システム(例えば、図2の実施例に係るシステム200に関して説明された流体分離タンク210)に移送されてもよい。
ドレンパイプ340を経た空気の放出に追従して、格納領域350内部の圧力は、図3で説明された動作状態に関して説明された初期圧力に戻ってもよい。入口330は、点検用空気源に接続されてもよい。他の実施例において、格納領域350は、真空または部分真空を生じさせる為に、空気および/または気体を更に排出させてもよく、真空または部分真空は、液体が除去された後に炉容器320を実質的に囲んでもよい。入口330に付けられたポンプ、或いは、格納領域350から空気および/または気体を除去する為の他のシステムが、部分真空を生み出すように構成されてもよい。一部の実施例において、排出された格納領域は、燃料補給作業の後であって、炉の始動作業前に作られてもよい。
図6は、炉モジュールの為の実施例に係るドレンシステム600を図示する。炉モジュールは、下部ヘッド612および上部ヘッド614を備えた格納容器610を備えてもよい。一部の実施例において、下部ヘッド612および上部ヘッド614の一方または両方は、たとえば格納フランジ615によって、格納容器610に除去できるように付けられてもよい。さらに、格納容器610は、ベース支持体650を備えてもよく、ベース支持体650は、床、地面、および/または格納建屋または炉ベイの支持面上で、炉モジュールの重量を支持するように構成される。
ドレンシステム600は、第1端部642および第2端部644を含むドレンパイプ640を備えてもよい。図3−図5のドレンパイプに関して説明されたものに類似して、ドレンパイプ640の第1端部642は、下部ヘッド612の底部に又は底部付近に配置されてもよい。さらに、ドレンパイプ640の第2端部644は、上部ヘッド614に又は上部ヘッド614の付近に配置されてもよい。一部の実施例において、炉モジュールは、別途、格納容器610内部に含まれる任意液体の排液に使用可能な下部ヘッド612の貫通を含まなくてもよい。むしろ、ドレンパイプの第2端部644は、任意の液体及び/又は気体が格納容器610の外に放出および/または追い出される通路を与える為に、上部ヘッド614を貫通および/または通過してもよい。
さらに、格納モジュールは、第2冷却システム伴うもう一つのプリナム630を備えてもよい。一部の実施例において、ドレンパイプ640の中間部分645は、一つ又は複数のプレナム630および/または格納容器610内部に含まれてもよい二次冷却材管束の一部分の周りを通るように構成されてもよい。
格納容器610は、液体または水で浸されるように構成されてもよい。さらに、ドレンシステム600は、格納容器610内部から水を除去するように構成されてもよい。しかしながら、炉モジュールは、格納容器610内部にポンプを含むことなく設計されてもよい。さらに、格納容器610の底部から水を持ち上げる為に原動力を与えるポンプを使用すると、水の蒸気圧未満の吸込圧力を生み出す可能性がある。吸込圧力は、同様に、蒸気閉塞を生み出す可能性があり、有効吸込ヘッド(NPSH)不足のため、ポンプに空洞を生じさせる可能性がある。
格納容器610内部のNPSHを高めるため、要求されるNPSHを満たすように、格納容器610に空気圧力が加えられてもよい。たとえば、空気圧縮システムが格納容器610に空気を噴射または押し込むように使用され、ドレンシステム600を経て水を除去することを容易にしてもよい。空気圧縮システムは、格納容器610の外側、又は外部に配置されてもよい。排液作業中に格納容器610に付けられる空気圧力器は、40psiaを越えてもよく、或いは、任意の接続パイプの高さ及び/又は長さ、直径に加えて、格納容器610の大きさおよび/またはその中に含まれる水の量に依存した他の圧力でもよい。
ドレンシステム600は、ドレンパイプ640の第2端部644と動作可能に接続された一つ又は複数の格納冠水ドレンシステム(CFDS)ポンプを備えてもよい。一つ又は複数のCFDSポンプは、水を格納容器610から除去する為に、空気圧縮システムと組み合わされて動作してもよい。一部の実施例において、空気圧縮システムは、CFSDSポンプのような一つ又は複数のポンプを信頼性良く動作させる為に十分な圧力を生じさせるように構成されてもよく、このポンプは、ドレンパイプ640に格納容器610から液体を引く吸引力を与えるように構成されている。
格納排液の完了に続いて、格納容器610に噴射される空気および/または気体は、相対的に高い圧力でもよい。一部の実施例において、格納容器610内部の空気圧力は、およそ40から120psiaの間の圧力でもよい。空気および/または気体が、CFDSシステムを通って放出される場合、空気および/または気体は、液体がとった同一の経路を辿る。一部の実施例において、CFDSシステムは、炉冷却プールおよび/または炉冷却システムに液体を放出するように構成されてもよい。
炉冷却プールは、格納建屋内部に水の開放型プールを備えてもよい。冷却プールに放出された空気の急速膨張は、格納容器610および炉建屋環境の間のボリュームおよび圧力差のため、炉建屋内の音響圧力レベルを突然高める可能性がある。
図7は、実施例に係る格納容器ドレンシステム700の為の簡略化された流体回路を図示する。格納容器ドレンシステム700は、制御できるように、格納容器710内部に含まれる液体、空気、および/または気体を放出するように構成されてもよい。一部の実施例において、格納容器710は、図3−図6で説明された一つ又は複数のシステムと同様に、炉容器720を少なくとも部分的に囲んでもよい。さらに、ドレンパイプ740は、格納容器710から空気を放出および/または液体を抽出するように構成されてもよい。ドレンパイプ740は、部分的に液体で満たされた格納容器710と流体結合されてもよい。一部の実施例において、ドレンパイプ749のドレン入口は、格納容器710の下の部分において、液体の表面の下に配置されてもよい。さらに、気体のボリュームは、液体の表面の上に配置されてもよい。気体のボリュームは、加圧されてもよい。
一つ又は複数のドレンバルブ715は、リュ津i回路を通って少なくとも一つの方向で、気体および/または液体の流れを、調整、限定、妨害、制限、他の方法で制御するように構成されてもよい。ドレン管路745および一つ又は複数のドレン管路バルブ705は、ドレンパイプ740を一つ又は複数のポンプ750に流体接続させてもよい。一つ又は複数のポンプ750は、格納容器710からの液体をドレンパイプ740に引く吸込力を与えるように構成されてもよい。一部の実施例において、一つ又は複数のポンプ750は、格納容器710の外側に配置されてもよい。さらに、一つ又は複数のポンプ750は、格納容器710の外側に配置された冷却プール785から水を引くように構成されてもよい。格納容器710を部分的に満たす液体は、冷却プールから引かれる水を含んでもよい。
ドレン管路745は、流体分離システム(たとえば、図2で説明されたような流体高さ制御装置および流体分離コンテナ210を含むシステム)にドレンパイプ740を流体接続するように動作してもよい。流体分離コンテナ210は、格納容器710の外側に配置されてもよい。流体分離システムは、液体の表面がドレン入口の下に降下した後、ドレンパイプ740に入る気体のボリュームから液体を分離するように構成されてもよい。
ドレン管路バルブ705は、格納容器ドレンシステム700と動作可能に接続された複数の炉モジュールから液体および/または空気が選択的に引かれることを可能にするように相互接続されてもよい。したがって、ポンプ750および/または流体分離コンテナ210は、複数の炉モジュールの為の一つ又は複数の共有システムコンポーネントとして動作するように構成されてもよい。一部の実施例において、6個以上の炉モジュールが流体回路および/または一つ以上の共有コンポーネントに接続されてもよい。
さらに、格納容器ドレンシステム700は、一つ又は複数の空気圧縮システム725を備えてもよい。圧縮システム725は、格納容器710と動作可能に結合されてもよく、格納容器710の上の部分に配置された入口を備えてもよい。空気および/または気体は、ドレンパイプ740を通る液体の除去に合わせて、又は、その前に、圧縮システム725によって、圧力入口を通って格納容器710に挿入されてもよい。空気および/または気体は、格納容器710の外からドレンパイプ740の中に液体を押し出す為に使用される気体のボリュームを形成してもよい。気体のボリュームは、圧縮領域を液体の表面の上に形成してもよく、その圧縮領域は、液体上に表面圧力を加えるように動作してもよい。
一部の実施例において、液体は、一つ又は複数のポンプ750によって与えられる吸込力および圧縮システム725によって格納容器710に挿入された圧縮気体の両方に応じて、格納容器710から容器分離タンク210に移送されてもよい。格納容器710の大きさ及び/又はその中に含まれる液体量に従って、格納容器710から液体を取り除くのに数時間かかってもよい。一部の実施例において、液体は、毎分およそ100ガロンの流量で格納容器710から除去されてもよい。
格納容器710から除去される液体は、比較的大きな保留タンク内または冷却プール785の中に流出されてもよい。冷却タンクバルブ780は、流体回路を通る一つ又は複数の方向で、液体および/または空気の流れを、調整、限定、制限、または、他の方法で制御するように構成されてもよい。一部の実施例において、格納容器710から冷却プール785の中に引かれる液体の引き寄せ及び流出に加えて、ポンプ750は、燃料補給作業前に格納容器710を水で満たす為に、冷却プール785から水を引くように構成されてもよい。
一つ又は複数の回路バルブ755は、回路を通る空気および/または液体の流れの方向を、選択的に調整、限定、妨害、制限し、或いは、別の方法で制御するように構成されてもよい。一部の実施例において、一つ又は複数の回路バルブ755は、冷却プール785から圧送された水が格納容器710に移送されることを可能にするように構成されてもよい。さらに、一つ又は複数の回路バルブ755は、格納容器710に収容された空気および/または水が分離タンク210に移送されることを可能にするように構成されてもよい。
流体分離タンク210は、ある流量でドレンパイプ740のドレン入口に押し込まれる液体のボリュームで少なくとも部分的に満たされてもよい。流体高さ装置260は、液体がドレン入口に押し込まれるほぼ同一の流量で、流体分離タンク210から液体を流出させることによって、流体分離タンク210内部の液体ボリュームを維持するように構成されてもよい。
流体分離タンク210に移送される水は、比較的大きな保留タンク265または冷却プールに流出または放出されてもよい。一部の実施例において、保留タンク265および冷却プール785は、水の同一本体および/または互いに流体接続される同一本体を備えてもよい。他の実施例において、保留タンク265および冷却プール785のうち、一つ又は両方は、抑圧プールを備えてもよい。
流体高さ制御装置260は、流体分離タンク210内の水の高さを制御および/または保留タンク265への水の流量を制御するように構成されてもよい。一部の実施例において、流体高さ制御装置260は、流体分離タンク210内部の圧力差を識別するように構成されてもよい。圧力差の識別に応じて、流体高さ制御装置260は、流体分離タンク210から液体の更なる流出を妨害するように構成されてもよい。
いったん、格納容器710内の水の高さおよび/または流体分離タンク210内の水の高さが十分に低くなると、格納容器210内の加圧された空気および/または気体は、ドレン管路745に放出され、流体分離タンク210に移送されてもよい。流体分離タンク210内部に含まれる液体のボリュームは、加圧された気体が保留タンク265に流出されることを妨害するように動作してもよい。
流体分離タンク210は、空気ベントを備えてもよい。空気ベントは、ドレンパイプ740のドレン入口に放出される加圧された気体を流出させるように構成されてもよい。空気および/または気体は、その後、弱音器760および/または濾過器770のような、流体分離タンク210に接続されたノイズ減衰器、ノイズ濾過器、微粒子濾過器、ノイズ弱音器、および/またはノイズ拡散器のうち、一つ又は複数に迂回させてもよい。弱音器760および/または濾過器770は、デシベルの高さを減少させ、放出された空気に伴う放射性微粒子を減少させ、さらに/または別の方法で、放出された空気および/または気体の音響効果を緩和又は減弱させ、同時に、格納容器710の減圧を制御するように構成されてもよい。
一部の実施例において、弱音器760および/または濾過器770は、流出される気体の膨張割合を減少させ、あるいは、別の方法で、流出される気体の音響応答性を緩和または減少させる為に、加圧気体の放出割合を限定または制限するように構成されてもよい。加圧された気体を、大音響を伴って流出させるよりも、加圧された気体は、放出割合に従って、数分から、1又は複数時間の範囲にある時間間隔にわたって制御できるように放出されてもよい。
一部の実施例において、流体分離タンク210の内側にある、低い水の高さ及び/又は圧力差が、流体高さ制御装置260の運転停止を生じさせるように構成されてもよい。流体分離タンク210の内側の水は、ドレンバルブ閉鎖時間を考慮に入れる限界を与えるように動作してもよい。流体高さ制御装置260の運転停止は、保留タンク265への経路および/または炉建屋環境への経路を密封してもよく、さらに、その代わりに、加圧された空気および/または気体を弱音器760および/または濾過器770に迂回させてもよい。空気および/または気体は、最終的には、外部排出装置または炉建屋スタックの外に流出されてもよい。一部の実施例において、ノイズの高さが、近くのプラント作業員にとって容認できるほど低い場合、空気および/または気体は、炉建屋に流出されてもよい。
一つ又は複数の流体分離タンク210、弱音器760および/または濾過器770は、炉モジュールおよび/または炉建屋を伴う汚染排出システム(CES)、炉圧力格納システム(RPCS)、加熱、換気、空気調整装置(HVAC)システムと組み合わされてもよい。
図8は、水のプール825に少なくとも部分的に沈められた炉モジュール850の為の実施例に係る格納容器ドレンシステム800を図示する。水のプール825は、炉モジュール850を収容する炉ベイおよび/または炉建屋805に含まれてもよい。一部の実施例において、水のプール825および/または炉モジュール850は、地面の高さの下に配置されてもよい。炉モジュール850は、格納容器810および格納容器810内部に収容された炉容器820を備えてもよい。格納容器810および炉容器820のうち一方または両方は、スチールまたはスチール合金のような金属から製造されてもよい。炉建屋805は、鉄筋コンクリートを含んでもよい。
液体および加圧気体で満たされた格納容器810から液体を除去する手段は、ドレンパイプ840および/または液圧管路845を経てドレンパイプ840に接続された一つ又は複数の他の装置またはシステムを備えてもよい。例えば、液圧管路845は、ドレンパイプ840を、図7のポンプ750のような一つ又は複数のポンプと動作可能に接続するように構成されてもよい。加圧気体は、格納容器から液体が実質的に除去された後、除去する為の手段に入ってもよい。
さらに、ドレンパイプ840は、液体および少なくとも一部分の加圧気体の両方が格納容器から除去された後、加圧気体から液体を分離する為の手段に接続されてもよい。分離する為の手段は、本願で説明された一つ又は複数のシステム又は装置(たとえば、流体分離タンク210、流体高さ制御装置260を含むシステム200(図2)液体を気体から分離する為の他のシステム、又はこれらの任意の組合せ)を含んでもよい。
また更に、ドレンパイプ840は、加圧木灰が液体から分離された後、加圧気体の音響特性を緩和する為の手段に接続されてもよい。緩和する手段は、ノイズ減衰器、ノイズ濾過器、ノイズ消音器、および/またはノイズ拡散器、弱音器760及び/又は濾過器770(図7)のような本願で説明された一つ又は複数のシステムまたは装置、音響特性を緩和する為の他のシステム、或いは、これらの任意の組合せを備えてもよい。
一部の実施例において、格納容器を浸す為の手段は、水のプール825内部に配置された入口885およびバルブ875のような一つ又は複数のバルブを備えてもよい。バルブ875は、入口885を通って水を引き込む為に開放可能な一方向バルブを備えてもよい。さらに、液圧管路880は、入口885に引き込まれた水が格納容器810に放出できるように、ドレンパイプ840に接続されてもよい。更なる他の実施例において、浸す為の手段は、一つ又は複数のポンプおよび/または保留タンクを備えてもよく、これらは、格納容器810に放出される水や他の種類の液体を与えるように構成されてもよい。
分離する為の手段によって気体から分離された液体は、液圧管路860に接続された一つ又は複数の流出装置865によって流出されてもよい。流出装置865は、水のプール825内に配置されてもよい。一部の実施例において、一つ又は複数の流出装置865によって流出される液体は、入口885を通って水のプール825から最初に引かれ、格納容器810を浸す為に使用された水を備えてもよい。
一部の実施例において、液圧管路860、液圧管路880,入口885、一つ又は複数のバルブ875、および/または流出装置865は、緊急炉心冷却システムに使用されるコンポーネントを備えてもよい。更なる他の実施例において、一つ又は複数の液圧管路860、液圧管路880、入口885、一つ又は複数のバルブ875、及び流出装置865は、二次冷却材システムに水の補助源を与える為のシステムのコンポーネントを備えてもよい。
加圧気体で格納容器810を加圧する為の手段は、加圧器パイプ830および/または、液圧管路835を経て加圧器パイプ830に接続された一つ又は複数の他の装置又はシステムを備えてもよい。例えば、液圧管路は、図7の圧縮システム725のような一つ又は複数の圧縮システムに加圧器パイプ830を動作的に接続するように構成されてもよい。さらに、加圧器パイプ830および/または液圧管路835は、空気排出システムと動作可能に接続されてもよい。
一部の実施例において、本願で開示された手段の為に機能的に説明された全ては、一次冷却材10が炉容器820を離れることが決して許容されることなく、実行されてもよい。さらに、炉芯815が発電する間、炉モジュール850の正常動作中、格納容器810は、内部で乾燥され、さらに/または全ての液体および気体が実質的に排出されてもよい。
図9は、液体980で少なくとも部分的に満たされた格納容器910を備える更なる他の実施例に係る格納容器ドレンシステム900を図示する。格納容器910に挿入されたドレンパイプ940は、液体980を保留タンク920に移送するように構成されてもよい。一部の実施例において、保留タンク920は、格納容器910と同様の大きさであり、更に/又は、格納容器910と同量の液体を保留可能であってもよい。
液体980に加えて、格納容器910は、気体の領域915を含むように構成されてもよい。気体の領域915は空気や他の種類の気体および/または蒸気を含んでもよい。
一部の実施例において、気体の領域915は、加圧されてもよい。気体入口930は、格納容器910と動作可能に接続され、さらに/または格納容器910を貫通してもよい。気体入口930は、加圧気体を格納容器910に挿入、放出、噴射するように構成されてもよい。
バルブや他の型式の流れ制御装置のような第1格納制御装置945は、格納容器910への又は格納容器910からの液体の流れを制御するように構成されてもよい。同様に、第2格納制御装置935は、格納容器910への又は格納容器910からの気体の流れを制御するように構成されてもよい。第1格納制御装置945および第2格納制御装置935の一方または両方は、流体分離装置950と動作可能に接続されてもよい。一部の実施例において、流体分離装置950は、図2のシステム200と同様に、液体から気体を分離するように構成されてもよい。
ポンプ960のような一つ又は複数のポンプは、コンテナ容器910から液体980を流体分離装置950に引き出す吸込力を与えるように構成されてもよい。格納容器910から引かれた液体980は、流体分離装置950内部の液体のプール990を形成してもよい。流体分離装置950は、液体980を保留タンク920に移送する為に一時的な保留タンクとして構成されてもよい。バルブや他の型式の流れ制御装置のような保留タンク制御装置975は、保留タンク920への又は保留タンク920からの液体の流れを制御するように構成されてもよい。
さらに、流体分離装置950は、ノイズ濾過器、ノイズ消音器、ノイズ拡散器、弱音器、ノイズ濾過器、他の型式の音響制御装置、これらの任意の組合せのようなアコースティックサウンド減少装置970と動作可能に接続されてもよい。
バルブや他の種類のフロー制御装置音響制御装置965は、流体分離装置950からアコースティックサウンド減少装置970までの、空気、気体、および/または蒸気の流れを制御するように構成されてもよい。
一部の実施例において、保留タンク920を伴う格納領域925は、真空または部分真空に保留されてもよい。真空は、吸込力を生み出す為に使用されてもよく、吸込力は、ドレンパイプ940を通って液体980を保留タンク920へと引く。他の実施例において、格納領域925は、最初に加圧されてもよい。保留タンク920内部の加圧気体は、液体980の引抜きの前に、又は、引抜きと同時に格納容器910の気体の領域915に噴射されてもよい。更なる他の実施例において、一つ又は複数のポンプは、格納容器910の気体の領域915を加圧する為に使用されてもよい。例えば、ポンプ960の動作は、第2格納制御装置935を経て、気体を格納容器910に押し込むように効率良く逆にされてもよい。
図10は、格納容器を排液する為の実施例に係る方法1000を図示する。作業1010において、炉モジュール内の格納容器は、水のような液体に浸されてもよい。
作業1020において、燃料補給および/または整備作業が炉モジュールで行われてもよい。
作業1030において、格納容器は、空気のような気体で加圧されてもよい。一部の実施例において、格納容器は、作業1020の完了に続き、加圧されてもよい。
作業1040において、液体は、抽出され、引き抜かれ、吸い上げられ、さらに/または他の方法で格納容器から除去される。一部の実施例において、加圧気体に伴う圧力は、ドレンパイプの中に、ドレンパイプを通って液体を押し込むには十分であってもよい。他の実施例において、一つ又は複数のポンプによって与えられた吸込力は、格納容器から液体を除去するように加圧空気を増大させてもよい。
作業1050において、格納容器から除去される液体は、保留タンク、冷却プール、抑圧プールの中に流出されてもよい。
作業1060において、加圧気体は、格納容器から放出されてもよい。一部の実施例において、加圧気体は、作業1050の完了に続き、或いは、実質的に全ての液体が格納容器から除去された後に、放出されてもよい。
作業1070において、加圧気体は、弱音器またはノイズ濾過器のような一つ又は複数の音響装置で処理および/または動作されてもよい。
作業1080において、加圧気体は、緩和された音響特性で流出されてもよい。一部の実施例において、加圧される気体の流出割合は、流出される気体の膨張割合を減少させるか、他の方法で流出される気体の音響応答性を減少させるように制御されてもよい。
加圧水炉および/または軽水炉を用いて動作に加えて、当業者にとって明らかであることは、本願で提供された実施例の少なくとも一部が、他の種類のシステムまたは液体格納構造にも適用されることが理解される点である。例えば、一つ又は複数の実施例またはその変形例は、同様に、沸騰水炉または一定の他の種類の炉設計を用いて動作可能になる。更に注意されるべきことは、本願で説明された、どのような割合および値も、単なる一例として提供されている点である。他の割合および値は、現尺または縮尺モデルの原子炉システムの建設によるような実験を通じて決定されてもよい。
本願で様々な実施例を説明し図示してきたが、明らかであることは、他の実施例も、配置や詳細で変形可能であることである。全ての変形例および変更例は、以下の特許請求の精神および範囲に含まれる。

Claims (21)

  1. 炉容器を少なくとも部分的に囲む格納容器を排液する為のシステムにおいて、
    前記格納容器の下の部分に配置されたドレン入口であって、前記格納容器は少なくとも部分的に液体で満たされ、前記ドレン入口は前記液体の表面の下に配置される、前記ドレン入口と、
    前記格納容器の上の部分に配置された入口であって、加圧気体を前記格納容器に挿入し、前記液体の前記表面の上に加圧領域を形成し、前記加圧領域が、前記格納容器内部の前記液体の前記表面を下げる表面圧を加えて前記液体を前記ドレン入口に押し込むように動作する、前記入口と、
    前記ドレン入口と動作可能に接続された流体分離装置であって、前記液体の前記表面が前記ドレン入口の下に降下した後に前記ドレン入口に入る前記加圧気体から前記液体を分離するように構成された前記流体分離装置と、
    を備える、システム。
  2. 前記流体分離装置は、前記格納容器の外側に配置される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記流体分離装置は、前記液体のボリュームで少なくとも部分的に満たされる流体分離タンクを備え、流体レベル装置が、前記流体分離タンクから前記液体を流出させることによって、前記液体が前記ドレン入口に押し込まれる、およそ同一の流量で、前記流体分離タンク内部の前記液体の前記ボリュームを維持するように構成される、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記流体分離装置は、保留タンクに前記液体を流出させるように構成され、前記体分離タンク内部の液体の前記ボリュームは、前記加圧気体が前記保留タンクに流出されることを妨害するように動作する、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記流体レベル装置は、前記流体分離タンク内部の圧力差を識別するように構成され、前記圧力差の前記識別に応じて、前記流体分離装置は、前記流体分離タンクから前記液体の更なる流出を妨害するように構成される、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記流体分離タンクは、空気ベントを備え、前記空気ベントは、前記ドレン入口に放出される前記加圧気体を流出させるように構成される、請求項3に記載のシステム。
  7. 前記空気ベントを通って流出される前記加圧気体の一つ又は複数の音響特性を減らすように構成される音響減衰装置を更に備える、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記音響減衰装置は、ノイズ弱音器、ノイズ拡散器、ノイズ消音器、ノイズ濾過器を備える、請求項7に記載のシステム。
  9. 吸込力を与えるように構成された一つ又は複数のポンプを更に備え、前記吸込力は、前記ドレン入口に前記液体を引き、前記液体は、前記一つ又は複数のポンプによって与えられた前記吸込力と前記格納容器内部の前記加圧領域によって加えられた前記表面圧との両方に応じて、前記流体分離装置に移送される、請求項1に記載のシステム。
  10. 流体分離システムにおいて、
    液体で部分的に満たされた格納容器に流体結合されたドレンパイプであって、前記ドレンパイプのドレン入口は前記液体の表面の下に配置され、気体ボリュームは、前記液体の前記表面の上に配置される、前記ドレンパイプと、
    前記格納容器から前記ドレンパイプに前記液体を引く吸込力を与え、前記格納容器内部の前記液体の前記表面を下げる一つ又は複数のポンプと、
    前記ドレンパイプと動作可能に接続された流体分離装置であって、前記液体の前記表面が前記ドレン入口の下に降下したときに前記ドレンパイプに入ってくる前記気体ボリュームから前記液体を分離するように構成される、前記流体分離装置と、
    を備える、流体分離システム。
  11. 前記一つ又は複数のポンプは、前記格納容器の外側に配置される、請求項9または10に記載のシステム。
  12. 前記一つ又は複数のポンプは、前記格納容器の外側に配置された冷却プールから水を引くように更に構成され、前記格納容器を部分的に満たす前記液体は、前記冷却プールから引かれた前記水を含む、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記格納容器と動作可能に結合された圧縮装置を更に備え、前記圧縮装置は、前記気体ボリュームを形成する為に前記格納容器に加圧気体を挿入するように構成され、前記液体は、前記一つ又は複数のポンプによって与えられた前記吸込力および前記格納容器に挿入された前記加圧気体の両方に応じて、前記流体分離装置に移送される、請求項10に記載のシステム。
  14. 前記圧縮装置は、前記格納容器内部または外側に配置される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記気体ボリュームが前記流体分離装置によって前記液体から分離された後、前記気体ボリュームの一つ又は複数の音響特性を減らすように構成された音響減衰装置を更に備える、請求項10に記載のシステム。
  16. 前記音響減衰装置は、前記流体分離装置から流出される前記気体ボリュームの膨張割合を減少させるように構成される、請求項15に記載のシステム。
  17. 流体分離システムにおいて、
    液体及び加圧気体の両方で満たされた格納容器から液体を除去する手段であって、前記加圧気体は、前記液体が前記格納容器から実質的に除去された後、前記液体を除去する手段に入る、前記液体を除去する手段と、
    前記液体及び前記加圧気体の少なくとも一部分の両方が前記格納容器から除去された後、前記加圧気体から前記液体を分離する手段と、
    前記加圧気体が前記液体から分離された後、前記加圧気体の音響特性を減らす手段と、
    を備える、流体分離システム。
  18. 前記格納容器を前記液体で浸す手段と、
    前記格納容器を前記加圧気体で加圧する手段と、
    を更に備える、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記格納容器内部に収容される炉容器は、前記液体の前記表面を下げる前に前記液体によって少なくとも部分的に囲まれる、請求項1に記載のシステム。
  20. 前記炉容器は、一次冷却材に沈められた炉心を含み、前記液体の前記表面は、前記炉容器から前記一次冷却材を除去することなく、前記格納容器内で下げられる、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記ドレン入口は、前記液体が前記格納容器から実質的に除去された後、前記加圧気体を前記流体分離装置に放出するように構成される、請求項1に記載のシステム。
JP2017534833A 2015-01-28 2015-11-11 格納容器ドレンシステム Active JP6632081B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/607,968 US9881704B2 (en) 2015-01-28 2015-01-28 Containment vessel drain system
US14/607,968 2015-01-28
PCT/US2015/060144 WO2016122743A1 (en) 2015-01-28 2015-11-11 Containment vessel drain system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018511031A JP2018511031A (ja) 2018-04-19
JP6632081B2 true JP6632081B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=55272570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017534833A Active JP6632081B2 (ja) 2015-01-28 2015-11-11 格納容器ドレンシステム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9881704B2 (ja)
EP (1) EP3251119B1 (ja)
JP (1) JP6632081B2 (ja)
KR (1) KR102532273B1 (ja)
CN (2) CN115641972A (ja)
CA (1) CA2968581C (ja)
PL (1) PL3251119T3 (ja)
WO (1) WO2016122743A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10354762B2 (en) 2015-10-26 2019-07-16 Nuscale Power, Llc Passive cooling to cold shutdown
US10460847B2 (en) 2016-01-19 2019-10-29 Information Systems Laboratories, Inc. Gravity-based, non-invasive reactor system and method for coolant inventory monitoring
US10755826B2 (en) 2017-11-10 2020-08-25 Nugen, Llc Integrated system for converting nuclear energy into electrical, rotational, and thermal energy
CN108877965B (zh) * 2018-06-25 2021-09-10 哈尔滨工程大学 一种应用于pccs换热水箱的非能动空气冷却系统
SG10201900158PA (en) * 2019-01-08 2020-08-28 Jie Xiong Jonathan Yeo Manufacturing facility
KR20220011686A (ko) * 2019-05-23 2022-01-28 웨스팅하우스 일렉트릭 컴퍼니 엘엘씨 차폐된 컨테이너에서 생성되는 화학양론적 수소 플러스 산소 가스의 수동 배기 장치
US11421589B1 (en) 2021-05-18 2022-08-23 Nugen, Llc Integrated system for converting nuclear energy into electrical, mechanical, and thermal energy

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2707967A (en) * 1955-05-10 Drain devices
US558660A (en) * 1896-04-21 Iieinrich reissing
GB191110752A (en) 1910-06-27 1911-09-21 Lawrence York Spear Improvements in Compensating for Torpedoes Discharged from Submarine Boats.
US2998363A (en) * 1955-05-31 1961-08-29 Babcock & Wilcox Co Nuclear power plant
NL248734A (ja) * 1959-02-24
NL298256A (ja) * 1962-09-28
US3547778A (en) * 1967-07-24 1970-12-15 Westinghouse Electric Corp Submersible nuclear reactor plant
US3865688A (en) 1970-08-05 1975-02-11 Frank W Kleimola Passive containment system
DE2531168B2 (de) * 1975-07-11 1977-04-28 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Kernreaktoranlage
FR2397046A1 (fr) 1977-07-05 1979-02-02 Commissariat Energie Atomique Reacteur nucleaire a eau legere pour la production d'eau chaude
US4302291A (en) * 1979-05-03 1981-11-24 Severs Stephen B Underwater nuclear power plant structure
JPS57148293A (en) * 1981-03-11 1982-09-13 Tokyo Shibaura Electric Co Drain device for nuclear reactor container
US4466253A (en) * 1982-12-23 1984-08-21 General Electric Company Flow control at flash tank of open cycle vapor compression heat pumps
US4647425A (en) * 1984-01-30 1987-03-03 Westinghouse Electric Corp. Method of vacuum degassing and refilling a reactor coolant system
CH664037A5 (de) * 1984-07-17 1988-01-29 Sulzer Ag Anlage mit einem nuklearen heizreaktor.
JPS62183812A (ja) * 1986-02-07 1987-08-12 Hashimoto Sangyo Kk 気水分離装置
US4753771A (en) * 1986-02-07 1988-06-28 Westinghouse Electric Corp. Passive safety system for a pressurized water nuclear reactor
JPS63165798A (ja) 1986-12-27 1988-07-09 株式会社東芝 高速増殖炉の崩壊熱除去システム
US5271051A (en) * 1992-06-24 1993-12-14 Westinghouse Electric Corp. Combined cooling and purification system for nuclear reactor spent fuel pit, refueling cavity, and refueling water storage tank
US5511102A (en) * 1995-03-15 1996-04-23 General Electric Company Apparatus for draining lower drywell pool water into suppresion pool in boiling water reactor
US6243432B1 (en) * 1997-06-09 2001-06-05 General Electric Company Modified passive containment cooling system for a nuclear reactor
JP4125869B2 (ja) 1998-02-03 2008-07-30 アレヴァ エンペー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 蓄圧タンクおよび加圧流体の準備方法
US6463819B1 (en) 2000-10-24 2002-10-15 Pratt & Whitney Canada Corp. Uninterruptible oil supply system
US6618461B2 (en) * 2001-02-12 2003-09-09 General Electric Company Systems and methods to enhance passive containment cooling system
JP4392592B2 (ja) * 2003-12-12 2010-01-06 トヨタ自動車株式会社 排気消音装置
JP4834349B2 (ja) * 2005-08-18 2011-12-14 株式会社東芝 原子炉格納容器冷却設備
US20070121776A1 (en) * 2005-11-30 2007-05-31 General Electric Company System and method for multiple usage tooling for pressurized water reactor
JP4469346B2 (ja) * 2006-02-28 2010-05-26 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 沸騰水型原子炉
US8687759B2 (en) * 2007-11-15 2014-04-01 The State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University Internal dry containment vessel for a nuclear reactor
US8170173B2 (en) * 2007-11-15 2012-05-01 The State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University Passive emergency feedwater system
JP4592773B2 (ja) * 2008-02-29 2010-12-08 株式会社東芝 静的冷却減圧系および加圧水型原子力プラント
WO2010150285A2 (en) 2009-06-25 2010-12-29 Srivastava Arunabh Combat submarine ballast system & ice hull
JP5306074B2 (ja) * 2009-06-25 2013-10-02 株式会社東芝 原子炉格納容器ドレンサンプ
US9748004B2 (en) * 2012-06-13 2017-08-29 Westinghouse Electric Company Llc Combined core makeup tank and heat removal system for a small modular pressurized water reactor
US9208906B2 (en) * 2012-06-13 2015-12-08 Westinghouse Electric Company Llc Passive system for cooling the core of a nuclear reactor
US9206978B2 (en) 2012-06-13 2015-12-08 Westinghouse Electric Company Llc Pressurized water reactor compact steam generator
CN104282346B (zh) * 2013-07-05 2017-04-12 Fnc科技株式会社 利用核反应堆容纳建筑物模型的冷却水损失事故实验装置
CN104112482B (zh) 2014-07-30 2016-09-28 中广核研究院有限公司 非能动自流量控制注水系统
DE102015112092B4 (de) * 2015-07-24 2022-03-10 Beko Technologies Gmbh Öl/Wasser-Trennvorrichtung mit Druckluftbeaufschlagung

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016122743A4 (en) 2016-09-22
EP3251119A1 (en) 2017-12-06
JP2018511031A (ja) 2018-04-19
CA2968581C (en) 2023-03-28
EP3251119B1 (en) 2023-07-12
KR20170109619A (ko) 2017-09-29
CN107112058A (zh) 2017-08-29
US9881704B2 (en) 2018-01-30
KR102532273B1 (ko) 2023-05-12
CN115641972A (zh) 2023-01-24
US20160217875A1 (en) 2016-07-28
WO2016122743A1 (en) 2016-08-04
CA2968581A1 (en) 2016-08-04
PL3251119T3 (pl) 2023-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6632081B2 (ja) 格納容器ドレンシステム
CN108028082B (zh) 冷停堆的被动冷却
EP2748823B1 (en) Pressurized water reactor with compact passive safety systems
JP4592773B2 (ja) 静的冷却減圧系および加圧水型原子力プラント
KR101215323B1 (ko) 원자로를 포함하는 원자로 조립체, 원자로용 비상 냉각 시스템, 및 원자로의 비상 냉각 방법
JPH02268295A (ja) 原子炉系
JP2009150846A (ja) 原子炉格納容器およびそれを用いた原子力プラント
JPH07280980A (ja) 原子炉の除圧装置
JPH0798397A (ja) 圧力抑制系
JP6359318B2 (ja) 静的原子炉格納容器冷却系および原子力発電プラント
CN105448357B (zh) 一种浮动核电站的安全壳冷却系统
JP7095101B2 (ja) 原子炉格納容器建屋使用済燃料貯蔵水プールフィルタ付きベント
JPH0498198A (ja) 原子力プラントの炉心冷却設備
JP2012230032A (ja) 原子炉格納容器の冷却装置
JP2012230033A (ja) 原子炉格納容器の冷却装置
JP3564151B2 (ja) 原子炉格納容器冷却系の注水装置
JPH04223296A (ja) 受動安全注入装置及び予備凝縮多孔分散装置
CN116844746A (zh) 一种核电站安全壳抽真空系统及方法
JP2022051390A (ja) 原子炉格納容器ベントシステム
JP2021085716A (ja) 水素処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170731

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190808

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6632081

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250