JP5306074B2 - 原子炉格納容器ドレンサンプ - Google Patents
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Description
本発明は、原子炉格納容器内で漏洩水を集めるドレンサンプ、特に、溶融コリウムの流入防止と冷却に対して有効な構造を有する原子炉格納容器ドレンサンプに関する。
原子力発電プラントの軽水炉型原子炉では、事故時の放射性物質の外部への漏洩防止等を目的として、炉心燃料を内蔵する原子炉圧力容器は、格納容器内に収納されている。軽水炉型原子炉では、何らかの原因により原子炉圧力容器内への給水の停止や原子炉圧力容器の接続配管に破断が生じ、原子炉圧力容器内の冷却材が喪失する場合でも、多重に設置された非常用炉心冷却系によって冷却材が自動的に原子炉圧力容器内へ補給され、炉心燃料が損傷することなく十分に冷却され、炉心溶融事故を未然に防ぐようになっている。
ところで、このような軽水炉型原子炉においても、確率的には極めて希な事象ではあるが、上記のように多重に設けられた安全設備の複数が機能喪失した場合には、炉心燃料が過熱損傷・溶融する可能性が想定される。
このような事態に至った場合、溶融コリウム(炉心溶融物)は、原子炉圧力容器内の下部に移動・堆積する。この状態が長時間持続されると、原子炉圧力容器下鏡部が溶融貫通され、溶融コリウムは、格納容器に流出し、格納容器床上に堆積する。格納容器床上に堆積した溶融コリウムは、格納容器床を構成するライナーやコンクリートを溶融浸食し、格納容器バウンダリを破損させる虞がある。また、溶融コリウムとコンクリートとの化学反応によって生成される二酸化炭素や水素等の不凝縮性ガスが、格納容器内を加圧し、格納容器バウンダリを破損させる虞がある。このため、これらの影響を緩和する手段として、溶融コリウムの堆積した格納容器領域に冷却水を導くことによって溶融コリウムを冷却し、格納容器コンクリートとの反応を抑制する方策が従来から提案されている。
原子炉圧力容器からの溶融コリウムの流出先である格納容器床には、1つ以上のドレンサンプが設置されている。このドレンサンプは、原子炉の運転中に生じる可能性のある漏洩水を集水し、原子炉からの漏洩を検知するためのものであって、サンプ内に集水された水(ドレン水)は、サンプ上蓋の上に備えられたポンプによって配管を介して格納容器外へ移送される構成となっている。
ここで、炉心が溶融するような事態が万一生じ、更に、溶融コリウムが格納容器に流出するような事態に至った場合、溶融コリウムは格納容器床上を拡がり、ドレンサンプ内へ流入・堆積する可能性がある。すなわち、サンプ上蓋の上に設置されているドレン水移送ポンプ及びサンプ内からドレン水移送ポンプへの吸水配管が、原子炉圧力容器から流下する溶融コリウムと接触する可能性も完全には否定できない。このため、流下する溶融コリウムによってサンプ内からの吸水構造部分が溶融破損すると、溶融コリウムが容易にサンプ内へ流入することになる。この場合、サンプ内の溶融コリウムは、格納容器床面に存在する溶融コリウムよりも実質的に大きい厚さを有することになるため、その冷却可能性が低下し、格納容器の防護が困難になる虞がある。
そこで、このような事態を回避するため、漏洩水はサンプ内へ集水するが、溶融コリウムはサンプ内へ流入させない構造を有する防護壁でサンプ上部をカバーする方策が提案されている(例えば特許文献1)。
図7は、特許文献1における従来の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
図7において、ドレンサンプ103は、ペデスタル壁102内側の格納容器床101に設けられ、上部は、コリウム遮蔽体107によって覆われている。コリウム遮蔽体107は、鉛直方向に沿って格納容器床面からそれぞれ上方及び下方に延びる上部壁体104、下部壁体105、及び上部の屋根106から構成される。上部壁体104には、それを貫通して格納容器床面と同一レベルに底面を有し互いに離隔された複数の流路108を設けてある。流路108の形状は、ドレンサンプ103内へ漏洩水を導くとともに、溶融コリウム109は、流路108内で凝固させて、ドレンサンプ103内へは蓄積しないように設計されている。
図7において、ドレンサンプ103は、ペデスタル壁102内側の格納容器床101に設けられ、上部は、コリウム遮蔽体107によって覆われている。コリウム遮蔽体107は、鉛直方向に沿って格納容器床面からそれぞれ上方及び下方に延びる上部壁体104、下部壁体105、及び上部の屋根106から構成される。上部壁体104には、それを貫通して格納容器床面と同一レベルに底面を有し互いに離隔された複数の流路108を設けてある。流路108の形状は、ドレンサンプ103内へ漏洩水を導くとともに、溶融コリウム109は、流路108内で凝固させて、ドレンサンプ103内へは蓄積しないように設計されている。
上記従来の原子炉格納容器ドレンサンプにおいて、コリウム遮蔽体107は、ドレンサンプ103内への溶融コリウム109の流入を防止する手段であるが、上部壁体104に設けた流路108内で溶融コリウム109を凝固させるためには、上部壁体104の高さ及び厚さの所定値を比較的大きく確保する必要がある。このため、格納容器床101上の溶融コリウム109を冷却するための拡がり面積は、格納容器床面からドレンサンプ103の面積分減少し、格納容器床面の全面積を冷却に利用できないだけでなく、コリウム遮蔽体107が占める面積分減少し、溶融コリウム109の冷却を有効に行うことができないという課題があった。
また、上部壁体104に設けた流路108内で溶融コリウム109が凝固せず、ドレンサンプ103内へ溶融コリウム109が流入する可能性も全く否定はできない。
また、上部壁体104に設けた流路108内で溶融コリウム109が凝固せず、ドレンサンプ103内へ溶融コリウム109が流入する可能性も全く否定はできない。
本発明は、このような事態に対処してなされたものであり、溶融コリウムに対し、冷却のための格納容器床面面積を従来よりも増加させ、ドレンサンプ内への流入を防止し、適切に冷却できる原子炉格納容器ドレンサンプを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明の原子炉格納容器ドレンサンプは、原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、前記サンプカバーは、所定の厚さで上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、水は通水し溶融コリウムは凝固する複数のドレン流路を設けたことを特徴とする。
また、本発明の原子炉格納容器ドレンサンプは、原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、前記サンプカバーは、上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、前記ドレンサンプの側壁に、前記格納容器床と前記ドレンサンプに開放された、水は通水し溶融コリウムは凝固する複数のドレン流路を設けたことを特徴とする。
また、本発明の原子炉格納容器ドレンサンプは、原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、前記サンプカバーは、前記格納容器床に設けられ、前記ドレンサンプの上部周囲を囲む耐熱性の堰により支持され、前記堰に、垂直方向に移動可能な耐熱性のゲートを設け、前記ゲートは、水は通水するドレン小孔を形成した低融点材質の支持具で支持され、溶融コリウムの接近により前記支持具が溶融することにより落下して前記ドレン小孔を塞ぐことを特徴とする。
また、本発明の原子炉格納容器ドレンサンプは、原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、前記サンプカバーは、所定の厚さで上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、水は通水し溶融コリウムは凝固する耐熱性の瓦礫が敷き詰められていることを特徴とする。
また、本発明の原子炉格納容器ドレンサンプは、原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、前記サンプカバーは、開口部を有し、上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、前記開口部には、耐熱性の蓋を設け、前記蓋は、水は通水するドレン小孔を形成した低融点材質の支持具で支持され、溶融コリウムの接近により前記支持具が溶融することにより落下して前記開放部を塞ぐことを特徴とする。
更に、本発明の原子炉格納容器ドレンサンプは、原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、格納容器床面は、前記ドレンサンプが設置されている側から設置されていない側へ向けて傾斜を付け、一端を前記ドレンサンプが設置されていない側の前記格納容器床面に開放し、他端を前記ドレンサンプ内に開放し、水は通水し溶融コリウムが凝固するドレン流路を格納容器床内に埋設して設けたことを特徴とする。
本発明により、溶融コリウムに対し、冷却のための格納容器床面面積を従来よりも増加させ、ドレンサンプ内への流入を防止し、適切に冷却できる。
以下、本発明に係る原子炉格納容器ドレンサンプの各実施形態について、図面を参照して説明する。なお、実施形態2以降においては、先行する実施形態と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態では、原子炉格納容器床1に設置されたドレンサンプ3は、垂直方向に複数のドレン流路51を有し、所定の厚さとした耐熱性のサンプカバー41によって上部が覆われている。サンプカバー41は、上面が格納容器床1の上面と同一平面である。ここで、ドレン流路51は、原子炉周りからの漏洩水を格納容器床1上に過度に蓄水させることなくドレンサンプ3内へ流下させることができ、溶融コリウムが流入した場合には、サンプカバー41への伝熱によって流路内で凝固できるように、流路断面積や流路長さが適切にサイジングされている。
図1は、実施形態1の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態では、原子炉格納容器床1に設置されたドレンサンプ3は、垂直方向に複数のドレン流路51を有し、所定の厚さとした耐熱性のサンプカバー41によって上部が覆われている。サンプカバー41は、上面が格納容器床1の上面と同一平面である。ここで、ドレン流路51は、原子炉周りからの漏洩水を格納容器床1上に過度に蓄水させることなくドレンサンプ3内へ流下させることができ、溶融コリウムが流入した場合には、サンプカバー41への伝熱によって流路内で凝固できるように、流路断面積や流路長さが適切にサイジングされている。
ドレンサンプ3に集水されたドレン水を格納容器外へ移送するドレン水移送ポンプ7までのドレン水移送配管6は、ペデスタル壁2に埋設され、ドレン水移送ポンプ7は、サンプカバー41の上には設置されず、格納容器床1上に堆積する溶融コリウムの影響を受けない程度の高い位置に設置されている。また、ドレンサンプ3内の底部に一端を開放し、他端を全炉心が溶融して格納容器床1上に堆積する炉心溶融物高さよりも高い位置で格納容器空間に開放した、全体がペデスタル壁2に埋設されたドレンサンプ冠水配管8が設置されている。
更に、ドレンサンプ冠水配管8のドレンサンプ3内の開放位置よりも高い位置で一端を開放し、他端を格納容器空間に開放した、全体がペデスタル壁2に埋設されたドレンサンプ排気配管9が設置されている。
サンプカバー41やドレン水移送配管6、ドレンサンプ冠水配管8及びドレンサンプ排気配管9の埋設されたペデスタル壁2部分は、溶融コリウムからの熱的損傷に耐えられる耐熱性材料から構成されている。例えば、サンプカバー41の構造材料は、アルミナ、ジルコニア等である。
万一、重大事故が発生し、溶融コリウムが原子炉圧力容器(図示せず)の底部を溶融貫通し、格納容器床1上を拡がり、ドレンサンプ3上に堆積する場合、溶融コリウムは、サンプカバー41に設けられたドレン流路51に流入してくるが、流入過程でのサンプカバー41への伝熱によってドレン流路51内で凝固し、ドレンサンプ3に流下することはない。
また、格納容器床1に堆積した溶融コリウムを冷却するため、格納容器へ冷却水が注入され、堆積コリウム上にプール水が形成されると、ドレンサンプ冠水配管8からプール水がドレンサンプ3へ流下し、ドレンサンプ3内の気体は、ドレンサンプ排気配管9を通して排出される。このため、万一、溶融コリウムがドレンサンプ3へ流入したとしても、ドレンサンプ3に蓄積した冷却水によって、ドレンサンプ3内の溶融コリウムを冷却することができ、かつ、ドレンサンプ3内の冷却水によってサンプカバー41も内側から冷却することができる。
これにより、ドレンサンプ3内への溶融コリウムの流入を防止しつつ、溶融コリウムがドレンサンプ3上にも拡がり、ドレンサンプ3上の面積も溶融コリウムの冷却面積として使用できるので、格納容器床全面を堆積溶融コリウムの冷却に利用できる。また、万一、ドレンサンプ3内に流入した溶融コリウムも冷却することができる。
(実施形態2)
図2は、実施形態2の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態は、原子炉格納容器床1に設置されたドレンサンプ3は、耐熱性のサンプカバー42によって上部が覆われている。原子炉格納容器床1に設置されたサンプ側壁10が、一端を格納容器床1の上面レベルに開放し、他端をドレンサンプ3に開放した垂直方向の複数のドレン流路52を有している。サンプカバー42は、上面が格納容器床1の上面と同一平面であるが、実施形態1のようなドレン流路は設けられていない。
図2は、実施形態2の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態は、原子炉格納容器床1に設置されたドレンサンプ3は、耐熱性のサンプカバー42によって上部が覆われている。原子炉格納容器床1に設置されたサンプ側壁10が、一端を格納容器床1の上面レベルに開放し、他端をドレンサンプ3に開放した垂直方向の複数のドレン流路52を有している。サンプカバー42は、上面が格納容器床1の上面と同一平面であるが、実施形態1のようなドレン流路は設けられていない。
重大事故時に格納容器に流出した溶融コリウムは、ドレンサンプ3部分も含む格納容器床1上を拡がり堆積し、サンプ側壁10のドレン流路52に流入すると、サンプ側壁10への伝熱により流路内で凝固し、ドレンサンプ3へ流入することは防止される。
これにより、ドレンサンプ3内への溶融コリウムの流入を防止しつつ、溶融コリウムがドレンサンプ3上にも拡がり、ドレンサンプ3上の面積も溶融コリウムの冷却面積として使用できるので、格納容器床全面を堆積溶融コリウムの冷却に利用できる。また、万一、ドレンサンプ3内に流入した溶融コリウムも冷却することができる。
実施形態1と同様に、ドレンサンプ冠水配管8、ドレンサンプ排気配管9、ドレン水移送配管6、及びドレン水移送ポンプ7が設置されており、この配管構成は、実施形態3以下も同様である。
実施形態1では、サンプカバー41において、溶融コリウムをドレン流路51内で凝固させるためには、サンプカバー41の厚さを大きくすることが必要であり、このため、ドレンサンプ3のある一定の容積を確保するためには、格納容器床1の厚さを大きくする必要があった。本実施形態では、サンプカバー42は、ドレン流路を設けておらず、格納容器床1の厚さを大きくする必要はない。この点は、実施形態3以下も同様である。
(実施形態3)
図3は、実施形態3の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図であり、(a)はドレンサンプの全体を示す図、(b)は堰の拡大図である。
図3は、実施形態3の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図であり、(a)はドレンサンプの全体を示す図、(b)は堰の拡大図である。
本実施形態では、格納容器床1に設置されたドレンサンプは、ドレンサンプ3の上部周囲を囲む格納容器床1に耐熱性の堰11と、堰11に支持されドレンサンプ3の上部を覆う耐熱性のサンプカバー43とを備えている。堰11の一領域に、垂直方向に移動可能な耐熱性のゲート12が設けられ、ゲート12は、ドレン流路であるドレン小孔141が形成されている低融点材質からなる支持具131に支持されている。
以上のように構成されており、通常運転時に発生する可能性のある漏洩水はドレン小孔141よりドレンサンプ3に排出されるが、万一炉心溶融事故が発生し圧力容器破損に至るような場合においては、ドレンサンプ3付近に溶融コリウムが接近すると、支持具131が溶融し、その結果、耐熱性のゲート12がドレン小孔141を塞ぐように落下する。
これにより、ドレンサンプ3内への溶融コリウムの浸入を防ぐことができ、格納容器床1上面に堆積する溶融コリウムを適切に冷却することが可能となる。堰11の厚さを最小限にできるので、溶融コリウムの冷却のための格納容器床面が大きく減少することがない。
(実施形態4)
図4は、実施形態4の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態では、ドレンサンプ3の上部を、上面が格納容器床1の上面と同一平面とし、耐熱性の瓦礫を敷き詰めて所定の厚さとしたサンプカバー44で覆う。
図4は、実施形態4の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態では、ドレンサンプ3の上部を、上面が格納容器床1の上面と同一平面とし、耐熱性の瓦礫を敷き詰めて所定の厚さとしたサンプカバー44で覆う。
以上のように構成されており、通常運転時に発生する可能性のある漏洩水はサンプカバー44の瓦礫の隙間よりドレンサンプ3に排出される。万一炉心溶融事故が発生し圧力容器破損に至るような場合においては、格納容器床面1上面に拡がる溶融コリウムは、サンプカバー44の上にも流動するが、ドレンサンプ3内へ流下することはない。すなわち、サンプカバー44の瓦礫は、実施形態1のサンプカバー41と同様な材質の砕片であり、溶融コリウムが砕片の隙間から流下しても、途中で凝固するような砕片の大きさとしている。
また、ドレンサンプ3にはあらかじめ一定量の水が存在するように構成されている。万一、溶融コリウムがドレンサンプ3へ流入したとしても、ドレンサンプ3に蓄積した冷却水によって、ドレンサンプ3内の溶融コリウムは冷却され、厚く堆積するのを防ぐことができる。
これにより、溶融コリウムがドレンサンプ3上にも拡がり、ドレンサンプ3上の面積も溶融コリウムの冷却面積として使用できるので、格納容器床全面を溶融コリウムの冷却に利用できる。
(実施形態5)
図5は、実施形態5の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図であり、(a)はドレンサンプの全体を示す図、(b)は蓋部の拡大図である。
図5は、実施形態5の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図であり、(a)はドレンサンプの全体を示す図、(b)は蓋部の拡大図である。
本実施形態では、ドレンサンプ3の上部を、上面が格納容器床1の上面と同一平面とした、一領域に開口部15を有する耐熱性のサンプカバー45で覆う。開口部15には、蓋16を設け、蓋16は、ドレン流路であるドレン小孔142を設けた低融点材質の支持具132に支持される。
以上のように構成されており、通常運転時に発生する可能性のある漏洩水はドレン小孔142よりドレンサンプ3に排出されるが、万一炉心溶融事故が発生し圧力容器破損に至るような場合においては、格納容器床1上面に拡がる溶融コリウムは、耐熱性のサンプカバー45の上を流れ、低融点材質の支持具132に近づくと、支持具132が溶融し、その結果、サンプカバー45の開口部を塞ぐように、耐熱性の蓋16が落下する。蓋16は、落下したとき、その上面がサンプカバー45の上面と同一となるようにしてもよい。
これにより、ドレンサンプ3内への溶融コリウムの浸入を防ぐことができ、格納容器床面に堆積する炉心溶融物を適切に冷却することが可能となる。
これにより、ドレンサンプ3内への溶融コリウムの浸入を防ぐことができ、格納容器床面に堆積する炉心溶融物を適切に冷却することが可能となる。
(実施形態6)
図6は、実施形態6の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態では、ドレンサンプ3の上部を耐熱性のサンプカバー46で覆い、格納容器床面17は、ドレンサンプ3が設置されている側からドレンサンプ3が設置されていない側に向かって傾斜を付け、ドレンサンプ3が設置されていない側に一端を開放し、他端をドレンサンプ3に開放したドレン流路53を格納容器床1に埋設している。
図6は、実施形態6の原子炉格納容器ドレンサンプの断面を示す図である。
本実施形態では、ドレンサンプ3の上部を耐熱性のサンプカバー46で覆い、格納容器床面17は、ドレンサンプ3が設置されている側からドレンサンプ3が設置されていない側に向かって傾斜を付け、ドレンサンプ3が設置されていない側に一端を開放し、他端をドレンサンプ3に開放したドレン流路53を格納容器床1に埋設している。
以上の構成において、通常運転時に発生する可能性のある漏洩水はドレン流路53よりドレンサンプ3に排出されるが、万一炉心溶融事故が発生し圧力容器破損に至るような場合においては、格納容器床面17上に落下した溶融コリウムは、傾斜に沿って流動し、ドレン流路53に流入する。溶融コリウムは、ドレン流路53内を引き回されることでドレン流路53内にて凝固する。
これにより、ドレンサンプ3内で炉心溶融物が厚く堆積することを防ぐことができ、格納容器床面に堆積する溶融コリウムを適切に冷却することが可能となる。
これにより、ドレンサンプ3内で炉心溶融物が厚く堆積することを防ぐことができ、格納容器床面に堆積する溶融コリウムを適切に冷却することが可能となる。
1…格納容器床、2…ペデスタル壁、3…ドレンサンプ、41〜46…サンプカバー、51〜53…ドレン流路、6…ドレン水移送配管、7…ドレン水移送ポンプ、8…ドレンサンプ冠水配管、9…ドレンサンプ排気配管、10…サンプ側壁、11…堰、12…ゲート、131,132…支持具、141,142…ドレン小孔、15…開口部、16…蓋、17…格納容器床面。
Claims (8)
- 原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、
前記サンプカバーは、所定の厚さで上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、水は通水し溶融コリウムは凝固する複数のドレン流路を設けたことを特徴とする原子炉格納容器ドレンサンプ。 - 原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、
前記サンプカバーは、上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、前記ドレンサンプの側壁に、前記格納容器床と前記ドレンサンプに開放された、水は通水し溶融コリウムは凝固する複数のドレン流路を設けたことを特徴とする原子炉格納容器ドレンサンプ。 - 原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、
前記サンプカバーは、前記格納容器床に設けられ、前記ドレンサンプの上部周囲を囲む耐熱性の堰により支持され、前記堰に、垂直方向に移動可能な耐熱性のゲートを設け、前記ゲートは、水は通水するドレン小孔を形成した低融点材質の支持具に支持され、溶融コリウムの接近により前記支持具が溶融することにより落下して前記ドレン小孔を塞ぐことを特徴とする原子炉格納容器ドレンサンプ。 - 原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、
前記サンプカバーは、所定の厚さで上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、水は通水し溶融コリウムは凝固する耐熱性の瓦礫が敷き詰められていることを特徴とする原子炉格納容器ドレンサンプ。 - 原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、
前記サンプカバーは、開口部を有し、上面が前記格納容器床の上面と同一平面とし、前記開口部には、耐熱性の蓋を設け、前記蓋は、水は通水するドレン小孔を形成した低融点材質の支持具に支持され、溶融コリウムの接近により前記支持具が溶融することにより落下して前記開口部を塞ぐことを特徴とする原子炉格納容器ドレンサンプ。 - 原子炉圧力容器下方の格納容器床に配置され、上部を耐熱性のサンプカバーで覆われたドレンサンプにおいて、
格納容器床面は、前記ドレンサンプが設置されている側から設置されていない側へ向けて傾斜を付け、一端を前記ドレンサンプが設置されていない側の前記格納容器床面に開放し、他端を前記ドレンサンプ内に開放し、水は通水し溶融コリウムが凝固するドレン流路を格納容器床内に埋設して設けたことを特徴とする原子炉格納容器ドレンサンプ。 - 原子炉圧力容器のペデスタル壁に埋設され、前記ドレンサンプ内のドレン水を格納容器外に移送する移送配管と、前記移送配管に連結され、全炉心が溶融して前記格納容器床上に堆積する溶融コリウム高さよりも高い位置に配置されたドレン水移送ポンプとを有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の原子炉格納容器ドレンサンプ。
- 原子炉圧力容器のペデスタル壁に埋設され、前記ドレンサンプの空間に一端を開放し、他端を全炉心が溶融して格納容器床上に堆積する溶融コリウム高さよりも高い位置で格納容器空間に開放したドレンサンプ冠水配管を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の原子炉格納容器ドレンサンプ。
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