JP6510889B2 - コアキャッチャ - Google Patents
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Description
(構成)
1.原子炉設備
図1は、本実施形態に係るコアキャッチャを適用する原子炉設備の一構成例の概略構成を表す縦断面図である。図1では、改良型沸騰水型原子炉(ABWR)を例示している。以下、本発明をABWRに適用した場合を説明するが、本発明は他の型式の原子炉(例えば、加圧水型原子炉)に対しても適用可能である。
図2は本実施形態に係るコアキャッチャの構成を示す部分断面図、図3は図2の矢印III−III線による矢視断面図、図4は本実施形態に係るコアキャッチャの部分上面図である。
本実施形態に係るコアキャッチャ14における動作について、何らかの原因によって原子炉圧力容器1への注水機能が停止したことにより炉心溶融物12が原子炉圧力容器1を貫通して落下した万一の場合を想定して説明する。
(1)本実施形態のコアキャッチャ14は、本体部25が複数の接触部26を介して部分的に床面11に接地し、複数の接触部26間に形成された流路15が下部ドライウェル4Bに通じるように構成された耐熱層からなっている。そのため、本体部25への炉心溶融物12の浸透を抑制しつつ、床面11から発生した気体を下部ドライウェル4Bに排出することができる。したがって、床面11から発生した気体により耐熱層が下部より加圧されてコアキャッチャ14に不要な力が加わることを抑制できる。
(構成)
図5は本実施形態に係るコアキャッチャの構成を示す部分断面図、図6は本実施形態に係るコアキャッチャの部分上面図である。図5及び図6において、上記第1実施形態のコアキャッチャ14と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
適用対象がサンプピットを備える原子炉設備の場合でも、本実施形態のように、複数の流路15のうち、一部の流路をサンプピット19内に開口させ、その他の流路を給水路18に開口させることにより、上述した第1実施形態で得られる各効果と同様の効果を得ることができる。
(構成)
図7は本実施形態に係るコアキャッチャの構成を示す部分断面図である。図7において、上記第1実施形態のコアキャッチャ14と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
上記構成により、本実施形態では上述した第1実施形態で得られる各効果に加えて、次の効果が得られる。
(構成)
図8は本実施形態に係るコアキャッチャの構成を示す部分断面図である。図8において、上記第1実施形態のコアキャッチャ14と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
上記構成により、本実施形態では上述した第1実施形態で得られる各効果に加えて、次の効果が得られる。
11 床面
25 本体部
26 接触部
15 流路
1 原子炉圧力容器
4A,4B ドライウェル
14 コアキャッチャ
24 粒状部材
22A,22B,22C 矩形状部材
18 給水路
19 サンプピット
Claims (9)
- 原子炉格納容器の床面を覆う本体部が複数の接触部を介して部分的に前記床面に接地し、前記複数の接触部間に形成された流路が原子炉圧力容器の下方のドライウェルに通じるように構成された耐熱層からなり、
前記本体部と前記複数の接触部とが一体で1つの部材から形成されている
ことを特徴とするコアキャッチャ。 - 原子炉格納容器の床面を覆う本体部が複数の接触部を介して部分的に前記床面に接地し、前記複数の接触部間に形成された流路が原子炉圧力容器の下方のドライウェルに通じるように構成された耐熱層からなり、
前記本体部は、その中央部から外周縁部まで隙間なく形成され、
前記接触部は、前記床面に載置された矩形状部材であり、
前記本体部は、前記床面に載置された複数の前記矩形状部材上に載置されている
ことを特徴とするコアキャッチャ。 - 請求項1又は2に記載のコアキャッチャにおいて、
前記本体部及び前記複数の接触部は、前記床面よりも高融点の耐熱材で形成されていることを特徴とするコアキャッチャ。 - 請求項2に記載のコアキャッチャにおいて、
前記接触部は、前記本体部と同じ耐熱材で形成されている
ことを特徴とするコアキャッチャ。 - 請求項1又は2に記載のコアキャッチャにおいて、
前記流路は、前記原子炉格納容器の側壁面との間に確保された給水路に開口している
ことを特徴とするコアキャッチャ。 - 請求項5に記載のコアキャッチャにおいて、
前記本体部は、前記給水路を除く前記床面の全体を覆うように形成されている
ことを特徴とするコアキャッチャ。 - 請求項5に記載のコアキャッチャにおいて、
前記流路の一部は、前記床面に設けられたサンプピットに開口している
ことを特徴とするコアキャッチャ。 - 請求項7に記載のコアキャッチャにおいて、
前記本体部は、前記給水路及び前記サンプピットを除く前記床面の全体を覆うように形成されている
ことを特徴とするコアキャッチャ。 - 炉心と、
前記炉心を収容した原子炉圧力容器と、
前記原子炉圧力容器を格納した原子炉格納容器と、
前記原子炉格納容器の床面に配置した請求項1乃至8のいずれか1項に記載のコアキャッチャとを備えた
ことを特徴とする原子炉設備。
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JP2016217967A JP2016217967A (ja) | 2016-12-22 |
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- 2015-05-25 JP JP2015105231A patent/JP6510889B2/ja active Active
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