JP6825987B2 - 溶融炉心保持冷却装置及び原子炉格納容器 - Google Patents
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Description
図1は各実施形態の溶融炉心保持冷却装置を適用した水冷却型原子炉を示す立断面図である。
(構 成)
図2は本発明に係る第1実施形態の溶融炉心保持冷却装置及びその近傍を示す拡大立断面図である。なお、以下の各実施形態の溶融炉心保持冷却装置において、図1と同一の部分には、同一の符号を付して説明する。また、以下の説明における上下方向とは、原子炉格納容器1及び溶融炉心保持冷却装置20の設置状態における方向をいう。
次に、本実施形態の作用を説明する。
このように本実施形態によれば、溶融炉心保持部21とペデスタル内壁4との間に、溶融炉心保持部21に対して一定間隔を離隔して上下配管26を設置したので、溶融炉心保持冷却装置20を複雑化することなく、溶融炉心を効果的に冷却することが可能になる。そのため、従来のコアキャッチャーよりも小型化かつ簡素化した構成にも関わらず、従来と同様の溶融炉心の冷却性能及び保持性能を得ることが可能になる。また、溶融炉心保持冷却装置20を小型化したので、既設炉への適用が可能になる。
(構 成)
図3は本発明に係る第2実施形態の溶融炉心保持冷却装置及びその近傍を示す拡大立断面図である。図4は図3の溶融炉心保持冷却装置を示す拡大平断面図である。なお、本実施形態は、前記第1実施形態の変形例であって、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、前記第1実施形態の効果に加え、溶融炉心保持部21の床面を傾斜して形成したことにより、冷却水の自然循環を促進させることができる。
(構 成)
図5は本発明に係る第3実施形態の溶融炉心保持冷却装置及びその近傍を示す拡大立断面図である。なお、本実施形態は、前記第2実施形態の変形例であって、前記第2実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
前記第1、第2実施形態のように溶融炉心保持部21の下方にドレンサンプ24を設置した場合と比べて、本実施形態では、上方から見て溶融炉心保持部21による視覚的、構造的な干渉を防止することができる。そのため、点検、保守の際の作業性を向上させることができる。
このように本実施形態によれば、前記第1、第2実施形態の効果に加えて、溶融炉心保持部21の上面にコンクリート部35によりドレンサンプ24を固定したことにより、原子炉格納容器1内における下部のドレンサンプ24の点検保守における作業性を向上させるとともに、保持部本体27を熱的に遮蔽するために敷設した耐熱材28を強固に固定することができる。
図6は本発明に係る第4実施形態の溶融炉心保持冷却装置及びその近傍を示す拡大平断面図である。なお、本実施形態は、前記第1〜第3実施形態の変形例であって、前記第1〜第3実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図7は本発明に係る第5実施形態の溶融炉心保持冷却装置及びその近傍を示す拡大立断面図である。図8は図7の溶融炉心保持冷却装置を示す拡大平断面図である。なお、本実施形態は、前記第1〜第4実施形態の変形例であって、前記第1〜第4実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
Claims (9)
- 原子炉圧力容器を支持するペデスタル内壁と、その床面を形成するペデスタル床面からそれぞれ離隔して設置され、溶融炉心を保持する溶融炉心保持部と、
前記溶融炉心保持部と前記ペデスタル内壁との間であって、前記溶融炉心保持部に対して離隔して上下方向に設置されて前記溶融炉心を冷却する冷却水が通る上下配管と、
前記溶融炉心保持部の上面に敷設された耐熱材と、
前記溶融炉心保持部と前記ペデスタル床面との間に、前記冷却水の出口開口部を配置し、前記溶融炉心保持部の周方向に沿って一定間隔をあけて複数本設置されている注水用配管と、を備え、
前記上下配管の下端が前記ペデスタル床面より上方の高さで、少なくとも前記溶融炉心保持部の下端の高さまで延びていることを特徴とする溶融炉心保持冷却装置。 - 前記注水用配管は、前記出口開口部が前記溶融炉心保持部の中心まで延びるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の溶融炉心保持冷却装置。
- 前記溶融炉心保持部の上面を上に開いた円錐形に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の溶融炉心保持冷却装置。
- 前記溶融炉心保持部の上面の前記耐熱材上に打設されたコンクリート部と、このコンクリート部に固定されたドレンサンプと、をさらに有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の溶融炉心保持冷却装置。
- 前記コンクリート部の材料は、前記溶融炉心と前記耐熱材との共晶を防止する物質であることを特徴とする請求項4に記載の溶融炉心保持冷却装置。
- 前記上下配管の断面形状が矩形に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の溶融炉心保持冷却装置。
- 前記溶融炉心保持部を前記ペデスタル床面で支持する複数の支持板を有し、これらの支持板が前記溶融炉心保持部の中央から放射状に配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の溶融炉心保持冷却装置。
- 前記複数の支持板は、前記冷却水を流通させる開口部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の溶融炉心保持冷却装置。
- 請求項1ないし8のいずれか一項記載の溶融炉心保持冷却装置を備えたことを特徴とする原子炉格納容器。
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