JP2017078695A - 原子炉格納容器 - Google Patents

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芙美絵 石崖
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英樹 堀江
滝脇 賢也
Kenya Takiwaki
賢也 滝脇
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Abstract

【課題】ペデスタルに落下したデブリを効率的に冷却することで、ペデスタル及びサンプの周囲のコンクリートの溶融浸食を抑制する。
【解決手段】原子炉圧力容器1の下方に設けられたペデスタル4と、前記原子炉圧力容器とペデスタルを取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁10と、原子炉格納容器3の底部に設けられたサンプ5と、前記ペデスタルとサンプを連通するドレン配管8と、を有する原子炉格納容器において、前記ペデスタルを取り囲む原子炉遮蔽壁の内周面及び前記ペデスタルの床面に形成された金属層11と前記原子炉遮蔽壁の内周面に形成された前記金属層に接続され前記原子炉遮蔽壁を貫通して当該原子炉遮蔽壁の外側に延在する複数の棒状の金属体12と、を備え、前記金属層11と金属体12は熱拡散率の大きい金属からなる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は原子炉圧力容器から落下した溶融燃料を冷却するための原子炉格納容器に関する。
一般的な原子力プラントの原子炉格納容器3は、図11、図12に示すように、原子炉圧力容器1と、原子炉圧力容器1内に収容される炉心2と、原子炉圧力容器1の下方に設けられたペデスタル4と、圧力抑制室7と、ドライウェル9と、原子炉圧力容器1とペデスタル4を取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁10と、から構成される。また、原子炉格納容器3の底部には、原子炉圧力容器1からの漏水を検知するためにサンプ5と呼ばれる小空間が設置され、ドレン配管8によりペデスタル4と連通している。
ところで、何らかの事故事象により、配管破断あるいは原子炉圧力容器1そのものの破損による原子炉圧力容器1内の冷却材喪失及びそれに伴う炉心2における除熱機能の喪失のような事態に陥った場合、炉心2の燃料が溶融するとともに、その高温の溶融燃料(デブリ)が炉心2より下方へ流出する可能性がある。
このような事態に至った場合、デブリが原子炉圧力容器1の底部に堆積し、その状態が継続すると、デブリの放出熱により原子炉圧力容器1の底部が破損する。そして、破損部から流出したデブリ6は、ペデスタル4内を落下して、ペデスタル4の床面4aに堆積する(図12参照)。この流出したデブリ6は原子炉格納容器3のコンクリートを加熱し、デブリ−コンクリート反応を生じる。この反応によって、二酸化炭素、水素等の非凝縮性ガスが大量に発生してコンクリートを溶融浸食する。また、非凝縮性ガスの大量発生は、原子炉格納容器3内の圧力を上昇させ、原子炉格納容器3の破損に至る可能性がある。
このため、炉心溶融の信号が発信されると、デブリ6を冷却するために、ペデスタル4へ冷却水を注水する手段が設けられている。さらに、ペデスタル4内のデブリ−コンクリート反応を抑制する手段として、ペデスタル4の周囲や床面のコンクリートに粗骨材を含有させて溶融浸食を抑制する手段が提案されている。
また、サンプ5へのデブリ6の侵入を防ぐために、サンプ5の上面に複数の流路が設けられた耐熱材の蓋を設置する手段(図示せず)が提案されている。
特許第4580685号公報 特許第5306074号公報
上述したコンクリートに粗骨材を含有させる従来の溶融浸食抑制手段は、デブリ6がドレン配管8を通じてサンプ5に侵入した場合(図12参照)、サンプ5の周囲には粗骨材が用いられておらず、かつ、サンプ5ではデブリ体積に対するデブリ上面の表面積が小さく、冷却水によるデブリ6の冷却効率が低下するため、デブリ−コンクリート反応を抑制することができず、コンクリートの溶融浸食の進行を抑制することができないという課題があった。
また、サンプ5の上面に複数の流路が設けられた耐熱材の蓋を設置する従来の溶融浸食抑制手段は、サンプ5内へのデブリ6の侵入を阻止するために、流路の長さを長くする必要があるが、それにより蓋が大型化し、大量の耐熱材が必要となるため、製造工程が長期化し、製造コストも高くなるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、ペデスタル4に落下したデブリ6を効率的に冷却することで、ペデスタル4及びサンプ5の周囲のコンクリートの溶融浸食を抑制することができる原子炉格納容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の実施形態に係る原子炉格納容器は、原子炉圧力容器の下方に設けられたペデスタルと、前記原子炉圧力容器とペデスタルを取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁と、原子炉格納容器の底部に設けられたサンプと、前記ペデスタルとサンプを連通するドレン配管と、を有する原子炉格納容器において、前記ペデスタルを取り囲む原子炉遮蔽壁の内周面及び前記ペデスタルの床面に形成された金属層と、前記金属層に接続され前記原子炉遮蔽壁を貫通して当該原子炉遮蔽壁の外側に延在する複数の棒状の金属体と、を備え、前記金属層と金属体は熱拡散率の大きい金属からなることを特徴とする。
また、本発明の実施形態に係る原子炉格納容器は、原子炉圧力容器の下方に設けられたペデスタルと、前記原子炉圧力容器とペデスタルを取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁と、原子炉格納容器の底部に設けられたサンプと、前記ペデスタルとサンプを連通するドレン配管と、を有する原子炉格納容器において、前記ペデスタルを取り囲む原子炉遮蔽壁の内周面に形成された金属層と、前記金属層に接続され前記原子炉遮蔽壁を貫通して当該原子炉遮蔽壁の外側に延在する複数の棒状の金属体と、前記ペデスタルの床面から所定間隙をおいて配設された金属板と、を備え、前記金属層と金属板は熱拡散率の大きい金属からなることを特徴とする。
また、本発明の実施形態に係る原子炉格納容器は、原子炉圧力容器の下方に設けられたペデスタルと、前記原子炉圧力容器とペデスタルを取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁と、原子炉格納容器の底部に設けられたサンプと、前記ペデスタルとサンプを連通するドレン配管と、を有する原子炉格納容器において、前記原子炉遮蔽壁を貫通するように設けられた複数の棒状の金属体と、前記ペデスタルの床面に上端部がペデスタルに突出するように埋設された複数の棒状の金属体と、を備え、前記複数の棒状の金属体は熱拡散率の大きい金属からなることを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、ペデスタルに落下したデブリを効率的に冷却することで、コンクリートの溶融浸食を抑制することができる。
第1の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図。 第1の実施形態の変形例に係る原子炉格納容器の要部構成図。 第2の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図。 第2の実施形態の変形例に係る原子炉格納容器の要部構成図。 第3の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図。 第4の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図(その1)。 第4の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図(その2)。 第4の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図(その3)。 (a)は第5の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図、(b)は金属格子版の平面図。 第6の実施形態に係る原子炉格納容器の要部構成図。 従来の原子炉格納容器の構成図。 従来のサンプの構成図。
以下、本発明に係る原子炉格納容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態に係る原子炉格納容器について、図1を用いて説明する。なお、本実施形態では、原子炉圧力容器1の下部で原子炉遮蔽壁10により区画される領域をペデスタル4という。
(構成)
本実施形態に係る原子炉格納容器3は、ペデスタル4を取り囲む原子炉遮蔽壁10の内周面とペデスタル4の床面4aに、熱拡散率の大きい金属からなる所定厚みの金属層11を形成する構成とする。熱拡散率の大きい金属として、金、銀又は銅が用いられ、金属層11は塗装等により形成される。
また、原子炉遮蔽壁10に形成された金属層11の上部には、棒状の金属体12が周方向に複数接続され、この金属体12は原子炉遮蔽壁10を貫通して、原子炉遮蔽壁10の外部まで延在している。この金属体12として、金属層11と同様に熱拡散率の大きい金、銀又は銅からなる金属が用いられる。
また、原子炉遮蔽壁10に形成される金属層11の高さは、予想されるデブリ6の量及び発熱量等に応じて適宜変更可能である。さらに、周方向に設けられる金属体11の数は適宜増減可能であり、また、金属体12の設置箇所も金属層11の上部に限定されず、中間部又は下部に設けてもよい。さらに、この金属体12を金属層11の高さ方向に複数設けてもよい。
(作用)
このように構成された本実施形態において、事故時に原子炉圧力容器1からデブリ(溶融燃料)6がペデスタル4に落下し、ペデスタル4の床面4aに堆積すると、デブリ6は熱拡散率の大きい金属層11に接触して、デブリ6の保有する熱は金属層11及び金属体12を伝わって低下する。これにより、デブリ6の温度低下を促進することができる。
(効果)
本実施形態によれば、ペデスタル4内に落下したデブリ6は、熱拡散率の大きい金属層11及び金属体12により効率的に冷却される。また、デブリ6がドレン配管8内に侵入する前に固化温度近傍まで温度を低下させることができるため、仮にデブリ6がドレン配管8内に侵入したとしても、デブリ6はドレン配管8内で固化するため、サンプ5へのデブリ6の侵入を防ぐことができる。これによりペデスタル4及びサンプ5の周囲のコンクリートの溶融浸食を抑制することができる。
(変形例)
本変形例では、図2に示すように、金属層11に多数のフィン13を設ける構成としている。このフィン13により、デブリ6と接触する金属層11の表面積が増加するとともに、デブリ6が床面4a上に分散されるため、冷却効率を高めることができる。また、緊急時に注水される冷却水との接触表面積も増加するため、冷却効率をさらに高めることができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係る原子炉格納容器について、図3を用いて説明する。
(構成)
本実施形態では、熱拡散率の大きい金属からなる複数の棒状の金属体18を、一端がペデスタル4に突出するように、ペデスタル4を取り囲む原子炉遮蔽壁10に貫通固定し、また、ペデスタル4の床面4aに埋設固定する構成としている。
この金属体18は、金属層11と同様に、熱拡散率の大きい金、銀又は銅等からなる金属が用いられる。
(作用)
このように構成された本実施形態において、事故時に原子炉圧力容器1からデブリ6がペデスタル4に落下すると、金属体18に接触して、デブリ6の保有する熱は金属体18を伝わって低下する。これにより、デブリ6の温度を効率的に低下させることができる。
(効果)
本実施形態によれば、複数の棒状の金属体18を用いることで、デブリ6に接触する表面積が増加し、ペデスタル4内に落下したデブリ6は熱拡散率の大きい金属体18により効率的に冷却される。また、デブリ6がドレン配管8内に侵入する前に固化温度近傍まで効率的に温度を低下させることができるため、仮にデブリ6がドレン配管8内に侵入したとしても、デブリ6はドレン配管8内で固化するため、サンプ5へのデブリ6の侵入を防ぐことができる。
(変形例)
本変形例では、図4に示すように、ペデスタル4内に突出している金属体18の表面に多数のフィン13を設ける構成としている。このフィン13により、デブリ6と接触する金属体18の表面積が増加するとともに、デブリ6が床面4a上に分散されるため、冷却効率を高めることができる。また、緊急時に注水される冷却水との接触表面積も増加するため、冷却効率をさらに高めることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態に係る原子炉格納容器について、図5を用いて説明する。
(構成)
本実施形態では、図5に示すように、第1の実施形態における金属層11の表面に、例えばタングステンからなる融点の高い金属からなる厚みの薄い金属膜14を形成する構成としている。この金属膜14は例えば塗装により形成される。
(作用)
上記のように構成された本実施形態において、ペデスタル4に落下したデブリ6は、まず、融点の大きな金属膜14に接触する。この金属膜14は、厚みが薄いため、デブリ6の有する熱はすぐに熱拡散率の大きな金属層11に伝わって低下する。
(効果)
本実施形態によれば、ペデスタル4に高温のデブリ6が落下した際も、デブリ6はまず高融点の金属膜14に接触するため、金属層11は融解することなく、デブリ6を冷却することができる。
(変形例)
本変形例では、金属膜14の表面に多数のフィン13を設ける構成としている(図示せず)。このフィン13により、デブリ6と接触する金属膜14の表面積が増加するとともに、デブリ13が床面4a上に分散されるため、冷却効率を高めることができる。また、緊急時に注水される冷却水との接触表面積も増加するため、冷却効率をさらに高めることができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態に係る原子炉格納容器について、図6〜図8を用いて説明する。
本実施形態では、図6〜図8に示すように、上記実施形態で説明した原子炉遮蔽壁10の外側に延在する金属体12及び18の端部(図6、図7)、並びに床面4aに埋設された金属体18の端部(図7、図8)に冷却器15を接続する構成としている。
また、図8に示す実施形態では、第1の実施形態における金属体12を高さ方向に複数設け、かつ、床面4aにも金属体12を複数埋設する構成としている。
これにより、金属体12及び18により伝えられた熱は、冷却器15により冷却されるため、デブリ6の温度をさらに効率的に低下させることができる。
なお、本実施形態では冷却器15を全ての金属体12及び18に接続する構成としているが、必要に応じて、適宜省略することができる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態に係る原子炉格納容器について、図9(a)、(b)を用いて説明する。
本実施形態では、図8に示す実施形態において、ペデスタル4の高さ方向中間部に、金、銀又は銅等の熱拡散率の大きい金属からなる金属格子板16を設ける構成としている。この金属格子板16は、図9(a)、(b)に示すように、金属格子板16の外周に複数の棒状の金属体16bを設け、原子炉遮蔽壁10に貫通固定する。
これにより、ペデスタル4に落下したデブリ6は、まず、金属格子板16に接触することで、デブリ6の保有する熱は金属格子板16を伝って低下する。
また、デブリ6が格子板を通過することにより、デブリ6が細分化し、ペデスタルの底面4aに分散させて堆積させることが可能となる。
本実施形態によれば、ペデスタル4の中間部に金属格子板16を設けたことで、デブリの細分化を図るとともに、冷却効率をさらに高めることができる。
なお、金属格子板16は、ペデスタル4の高さ方向に複数設けてもよく、また、金属体16bを省略して金属格子板16を金属層11に直接溶接等により固定するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る金属格子板16は、他の実施形態にも適用できることはもちろんである。
[第6の実施形態]
第6の実施形態に係る原子炉格納容器について、図10を用いて説明する。
本実施形態では、ペデスタル4の下部に、金、銀又は銅等の熱拡散率の大きい金属からなる金属板19を、床面4aから所定の間隙をおいて配設する構成としている。
この金属板19と床面4aとの間に形成された空間4bには、事故時にペデスタル4に散布される冷却水が満たされるため、金属板19上に堆積したデブリ6を冷却することができる。これにより、デブリ6の冷却効率をさらに高めることができる。
なお、本金属板19も、他の実施形態に適用できることはもちろんである。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、組み合わせ、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…原子炉圧力容器、2…炉心、3…原子炉格納容器、4…ペデスタル、5…サンプ、6…デブリ(溶融燃料)、7…圧力抑制室、8…ドレン配管、9…ドライウェル、10…原子炉遮蔽壁、11…金属層、12…金属体、13…フィン、14…金属膜、15…冷却器、16…金属格子板、16a…金属体、18…金属体、19…金属板

Claims (12)

  1. 原子炉圧力容器の下方に設けられたペデスタルと、前記原子炉圧力容器とペデスタルを取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁と、原子炉格納容器の底部に設けられたサンプと、前記ペデスタルとサンプを連通するドレン配管と、を有する原子炉格納容器において、
    前記ペデスタルを取り囲む原子炉遮蔽壁の内周面及び前記ペデスタルの床面に形成された金属層と、前記原子炉遮蔽壁の内周面に形成された金属層に接続され前記原子炉遮蔽壁を貫通して当該原子炉遮蔽壁の外側に延在する複数の棒状の金属体と、を備え、
    前記金属層と金属体は熱拡散率の大きい金属からなることを特徴とする原子炉格納容器。
  2. 前記金属体を前記金属層の高さ方向に複数設けたことを特徴とする請求項1記載の原子炉格納容器。
  3. 前記床面に前記複数の棒状の金属体を埋設し、前記金属体の端部を前記床面に形成された金属層に接続したことを特徴とする請求項1又は2記載の原子炉格納容器。
  4. 前記金属層の表面に複数のフィンを設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の原子炉格納容器。
  5. 原子炉圧力容器の下方に設けられたペデスタルと、前記原子炉圧力容器とペデスタルを取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁と、原子炉格納容器の底部に設けられたサンプと、前記ペデスタルとサンプを連通するドレン配管と、を有する原子炉格納容器において、
    前記ペデスタルを取り囲む原子炉遮蔽壁の内周面に形成された金属層と、前記金属層に接続され前記原子炉遮蔽壁を貫通して当該原子炉遮蔽壁の外側に延在する複数の棒状の金属体と、前記ペデスタルの床面から所定間隙をおいて配設された金属板と、を備え、
    前記金属層と金属板は熱拡散率の大きい金属からなることを特徴とする原子炉格納容器。
  6. 前記金属層及び/又は金属板の表面に複数のフィンを設けたことを特徴とする請求項5記載の原子炉格納容器。
  7. 前記ペデスタルの高さ方向中間部に、熱拡散率の大きい金属からなる金属格子板を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の原子炉格納容器。
  8. 前記金属層の表面に高融点金属からなる金属膜を形成したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の原子炉格納容器。
  9. 原子炉圧力容器の下方に設けられたペデスタルと、前記原子炉圧力容器とペデスタルを取り囲むように設けられた原子炉遮蔽壁と、原子炉格納容器の底部に設けられたサンプと、前記ペデスタルとサンプを連通するドレン配管と、を有する原子炉格納容器において、
    前記ペデスタルを取り囲む前記原子炉遮蔽壁を貫通するように設けられた複数の棒状の金属体と、前記ペデスタルの床面に上端部がペデスタルに突出するように埋設された複数の棒状の金属体と、を備え、
    前記複数の棒状の金属体は熱拡散率の大きい金属からなることを特徴とする原子炉格納容器。
  10. 前記ペデスタルに突出した前記金属体の表面に複数のフィンを設けたことを特徴とする請求項9記載の原子炉格納容器。
  11. 前記複数の棒状の金属体の端部に冷却器を接続したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の原子炉格納容器。
  12. 前記熱拡散率の大きい金属は金、銀又は銅からなることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の原子炉格納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018190070A1 (ja) 2017-04-12 2018-10-18 日本電気株式会社 第1の基地局、第2の基地局、端末装置、方法、プログラム、及び記録媒体

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