JP6631917B2 - 光源ユニット及びそれを備えた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、光源ユニット及びそれを備えた照明器具に関し、特に電源装置を有する光源ユニット及びそれを備えた照明器具に関する。
従来、照明器具は、過電圧による損傷の防止、又は漏電の防止のため、接地が行われる場合がある。
この種の照明器具としては、本体と、本体に取り付けられるユニット部と、本体に支持される灯具と、を含んだ構造が知られている(たとえば、特許文献1)。ユニット部は、端子台及び安定器が実装された台座を備えている。灯具は、ソケットが取り付けられている。
特許文献1の照明器具では、ユニット部の台座が本体にビス止めされることで、アースが確保され接地されている。
また、別の照明器具としては、管状ランプと、器具本体と、を備えた構造が知られている(たとえば、特許文献2)。管状ランプは、発光素子が配置されたランプ本体を有している。ランプ本体は、金属製の放熱部を有している。器具本体は、端子台が設けられている。端子台には、ランプ本体が取り付けられる。
特許文献2の照明器具では、管状ランプは、発光素子に給電する給電部と、接地部と、を有している。接地部は、接地線と、コネクタと、を有している。接地部は、接地線の先端にコネクタが取り付けられている。接地部は、基端部が放熱部の取付ベースにねじによって固定されている。接地部は、ランプ本体の放熱部を、器具本体に設けられた端子台のアース端子に接地する。
特開2009−123686号公報 国際公開番号2011/122518号公報
ところで、光源ユニット及びそれを備えた照明器具では、より電気的な信頼性の高い構造が求められており、上述の特許文献1の構成及び特許文献2の構成だけでは十分でなく、更なる改良が求められている。
本発明の目的は、より電気的な信頼性の高い光源ユニット及びそれを備えた照明器具を提供することにある。
本発明に係る一実施形態の光源ユニットは、光源部と、取付部材と、電源装置と、アース取付金具と、を備えている。上記取付部材は、金属材料により形成されている。上記取付部材は、上記光源部が第1面に取り付けられる。上記電源装置は、上記取付部材の上記第1面と反対の第2面に取り付けられる。上記電源装置は、上記光源部に電力を供給する。上記アース取付金具は、上記第2面に取り付けられる。上記アース取付金具は、上記取付部材と電気的に接続される。上記アース取付金具は、固定部と、平板部と、を有している。上記固定部は、上記取付部材に固定される。上記平板部は、上記固定部に保持される。上記平板部は、上記取付部材の上記第2面と所定の隙間を空けて対向して配置される。上記平板部は、接地線と電気的に接続される。
本発明に係る一実施形態の照明器具は、上記光源ユニットと、器具本体と、を備えている。上記器具本体は、上記光源ユニットを保持する。
本発明の光源ユニット及びそれを備えた照明器具は、より電気的な信頼性の高い構成とすることができる。
図1は、本発明の一実施形態の光源ユニット及び照明器具を示す一部破断した断面図である。 図2は、同上の光源ユニットを示す一部破断した背面側の斜視図である。 図3は、同上に係る照明器具を示す正面側の分解斜視図である。 図4は、同上に係る照明器具を示す正面側の斜視図である。 図5は、同上の光源ユニットを示す回路図である。
以下では、本実施形態の光源ユニット10及び照明器具30について、図1ないし図5を参照して説明する。図中においては、同じ部材に対し、同じ符号を付して重複する説明を省略する。各図面が示す部材の大きさや位置関係は、説明を明確にするために誇張していることがある。以下の説明において、本実施形態に含まれる各要素は、複数の要素を一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、一の部材の機能を複数の部材で分担して実現してもよい。
本実施形態の光源ユニット10は、図1ないし図3に示すように、光源部1と、取付部材4と、電源装置3と、アース取付金具6と、を備えている。取付部材4は、金属材料により形成されている。取付部材4は、光源部1が第1面4aaに取り付けられる。電源装置3は、取付部材4の第1面4aaと反対の第2面4abに取り付けられる。電源装置3は、光源部1に電力を供給する。アース取付金具6は、第2面4abに取り付けられる。アース取付金具6は、取付部材4と電気的に接続される。アース取付金具6は、固定部6aと、平板部6bと、を有している。固定部6aは、取付部材4に固定される。平板部6bは、固定部6aに保持される。平板部6bは、取付部材4の第2面4abと所定の隙間を空けて対向して配置される。平板部6bは、図2に示す接地線8と電気的に接続される。
本実施形態の光源ユニット10は、アース取付金具6の平板部6bが、取付部材4の第2面4abと所定の隙間を空けて対向して配置され、接地線8と電気的に接続されているので、より電気的な信頼性を高くすることができる。
以下では、本実施形態の光源ユニット10の各構成について、より詳細に説明する。本実施形態の光源ユニット10は、図1及び図3に示すように、器具本体31の凹部31aaに収納されて、照明器具30の一部を構成している。光源ユニット10は、図1に示すように、光源部1と電源装置3と取付部材4とアース取付金具6とに加え、カバー部材5と、引掛ばね7aと、引掛片7bと、を備えている。
光源部1は、発光素子1aと、発光素子1aが実装される実装基板1bと、を備えている。発光素子1aは、LED(Light Emitting Diode)である。発光素子1aは、はんだにより、実装基板1bに設けられた導体と電気的に接続されている。
LEDは、たとえば、LEDチップと、LEDチップを収納する凹所が設けられたパッケージと、凹所を封止する透光性の封止材と、を有している。LEDチップは、たとえば、青色光が発光可能な青色LEDチップが挙げられる。封止材は、透光性材料により形成されている。封止材の透光性材料としては、たとえば、シリコーン樹脂、若しくはエポキシ樹脂が挙げられる。封止材の透光性材料には、蛍光体が混合されている。蛍光体は、青色LEDチップから放射される青色光により励起されて、黄色光を放射する黄色蛍光体が挙げられる。LEDは、青色LEDチップから放射される青色光と、黄色蛍光体から放射される黄色光との混色光を放射する。LEDは、混色光として、たとえば、昼白色の光を放射する。LEDは、封止材の透光性材料に、蛍光体が混合されていなくともよい。LEDは、たとえば、LEDチップとパッケージと封止材とを備えた表面実装型発光ダイオードであってもよいし、LEDチップ単体だけであってもよい。光源部1は、発光素子1aにLEDを利用する構成だけに限られない。発光素子1aは、たとえば、有機エレクトロルミネッセンス素子であってもよい。
実装基板1bは、図3に示すように、長尺の矩形平板状の外形形状をしている。実装基板1bは、発光素子1aと電気的に接続される導体を有している。導体は、複数の発光素子1aを電気的に直列接続する。複数の発光素子1aは、実装基板1bの短手方向における中央部において、実装基板1bの長手方向に沿って直線状に配置されている。複数の発光素子1aそれぞれは、はんだにより、導体と電気的に接続される。実装基板1bは、たとえば、ガラスエポキシ樹脂基板が挙げられる。実装基板1bは、ガラスエポキシ樹脂基板だけに限られず、たとえば、セラミック基板、若しくは金属ベースプリント配線板であってもよい。実装基板1bは、長手方向の端部において、コネクタ1cが実装されている。コネクタ1cは、発光素子1aに給電できるように導体と電気的に接続されている。実装基板1bは、コネクタ1cと接続された電線が、電源装置3と電気的に接続される。
電源装置3は、図1及び図2に示すように、取付部材4における実装基板1bが取り付けられた第1面4aaと反対の第2面4abに取り付けられる。電源装置3は、実装基板1bに所定の点灯電力を供給し、発光素子1aを点灯させる。電源装置3は、図3に示すように、電源基板3aと、電装部品3bと、ハウジング3cと、を備えている。電源基板3aは、ガラスエポキシ樹脂基板である。電源基板3aは、ガラスエポキシ樹脂基板だけに限られず、たとえば、セラミック基板、若しくは金属ベースプリント配線板であってもよい。電源基板3aには、複数種の電装部品3bが実装される。
複数種の電装部品3bは、電源装置3における各種の回路を構成する。複数種の電装部品3bとしては、たとえば、トランス、ダイオード、コンデンサ、スイッチング素子及びスイッチング素子をスイッチング制御するドライブIC(Integrated Circuit)などが挙げられる。複数種の電装部品3bは、適宜に電気的に接続され、発光素子1aの点灯電力を生成するための電源回路を構成する。電源回路は、たとえば、昇圧チョッパ回路及び降圧チョッパ回路を備えている。
ハウジング3cは、電源基板3a及び複数種の電装部品3bを収容する。ハウジング3cは、一面に開口が形成された長尺の矩形箱状の外形形状をしている。ハウジング3cは、開口が取付部材4で塞がれるように配置される。ハウジング3cは、たとえば、取付ねじにより、取付部材4に取り付けられる。ハウジング3cは、金属製の板材で構成されている。ハウジング3cは、金属製の板材の打ち抜き加工及び折り曲げ加工によって形成される。
取付部材4は、図2及び図3に示すように、長尺の外形形状をしている。取付部材4は、長手方向と直交する断面視において、図1に示すように、取付部4aと一対の側板部4bとで、C字状に形成されている。取付部4aは、正面視において、長尺の矩形状に形成されている。側板部4bは、取付部4aの長手方向に沿って、取付部4aの短手方向における両端から取付部4aの厚み方向に延びるように設けられている。側板部4bの先端部には、外方に向かって突出する突出部4eが設けられている。取付部材4は、長手方向に沿って、突出部4eが設けられている。
突出部4eは、側板部4bの先端が巻かれて円筒状に形成されている。取付部4aは、長手方向に沿って、短手方向の中央部に凹所4adが設けられている。凹所4adは、底部4cbと、一対の側部4ccと、を備えている。底部4cbは、正面視において、長尺の矩形状に形成されている。側部4ccは、底部4cbの長手方向に沿って、底部4cbの短手方向の両端から立ち上がっている。一対の側部4ccは、底部4cbから離れるにつれ、互いの距離が広がっている。取付部材4は、図1に示すように、第2面4ab側において、底部4cbと側板部4bとで挟まれる領域に、溝4aeが形成されている。
取付部材4は、第1面4aa側において、底部4cbの所定位置に実装基板1bが配置される。実装基板1bは、取付部材4における底部4cbに取り付けられている。側部4ccの表面は、発光素子1aからの光を反射する反射面を構成している。取付部材4は、図3に示すように、底部4cbから突出する係止片4sを有している。係止片4sは、実装基板1bの厚み方向に貫通した孔部1bcに挿入される。取付部材4は、係止片4sが折り曲げ加工されることで、係止片4sと底部4cbとの間に実装基板1bを固定する。
取付部材4は、たとえば、鋼板で形成される。取付部材4の材料は、鋼板だけに限られず、アルミニウム、銅、若しくはステンレスなどの金属材料であってもよい。光源ユニット10では、金属材料で構成された取付部材4に実装基板1bを接するように配置させることで、取付部材4を放熱板として利用することができる。取付部材4は、樹脂に比べて熱伝導性の高い鋼板により形成されている場合、発光素子1aで発生した熱を、外部に効率よく放熱させることができる。取付部材4は、鋼板の打ち抜き加工及び曲げ加工を施すことで形成される。
カバー部材5は、長尺の外形形状をしている。カバー部材5は、図1ないし図4に示すように、カバー本体5aと、カバーエンド5bと、を有している。カバー部材5は、発光素子1aが実装された実装基板1bを覆うことで、図1に示すように、取付部材4との間に空間10aaが形成される。
カバー本体5aは、光出射部5cと、突板部5dと、を有している。光出射部5cは、半円筒状の外形形状をしている。光出射部5cは、表面が滑らかな曲面を有するように形成されていてもよいし、表面が凹凸に形成されていてもよい。光出射部5cは、表面の凹凸により、発光素子1aからの光の集光又は発散に利用することができる。言い換えれば、光出射部5cは、レンズ機能を備えていてもよい。
突板部5dは、光出射部5cの長手方向に沿って、光出射部5cの短手方向の両端に設けられている。一対の突板部5dは、光出射部5cの両端より互いに平行に突出するように形成されている。一対の突板部5dそれぞれの先端には、互いに近づく向きに突出する突起部5eが設けられている。
突起部5eは、取付部材4の突出部4eに引っ掛けられる。一対の突板部5dの各々は、図1に示すように、突起部5eと光出射部5cとの間に、内突部5fを備えている。一対の内突部5fのそれぞれは、先端が互いに近づく向きに配置されている。光出射部5cは、長手方向に沿って、短手方向における両端に延出部5hが設けられている。延出部5hは、光出射部5cと連なるように、突板部5dの外側まで延びるように突出している。カバー本体5aは、光出射部5cと突板部5dと突起部5eと延出部5hと内突部5fが一体的に形成されている。
カバーエンド5bは、カバー本体5aの長手方向における端部に設けられる。カバーエンド5bは、半円板状の外形形状に形成されている。カバーエンド5bは、挟持部5gを備えている。挟持部5gは、カバー本体5aの内突部5fを挟み持つことができる。カバーエンド5bは、挟持部5gが内突部5fを挟み持つことで、カバー本体5aに取り付けられる。
カバー部材5は、発光素子1aから放射された光を効率よく透過できる構成が好ましい。カバー部材5の材料としては、たとえば、ポリカーボネート樹脂、若しくはアクリル樹脂などの透光性樹脂材料が挙げられる。カバー部材5は、たとえば、押出成形により形成される。カバー部材5は、透光性樹脂材料に光拡散材が含有されていてもよい。
アース取付金具6は、固定部6aと平板部6bに加え、第1補強壁6dと、第2補強壁6fと、を有している。アース取付金具6は、図1ないし図3に示すように、固定部6aと平板部6bと第1補強壁6dと第2補強壁6fとで、箱状の外形形状をしている。平板部6bは、図2及び図3に示すように、長尺の矩形平板状の外形形状をしている。図2では、平板部6bの長手方向を両矢印Xで例示し、平板部6bの短手方向を両矢印Yで例示している。
固定部6aは、第1固定部6aaと、第2固定部6abと、を有している。第1固定部6aaは、図1及び図2に示すように、第1周壁6cと、第1基底片6gと、突出片6jと、を有している。第1周壁6cは、長尺の矩形平板状の外形形状をしている。第1周壁6cは、長手方向に沿って、短手方向の一端縁に第1基底片6gが配置されている。第1基底片6gは、矩形平板状の外形形状をしている。第1基底片6gは、第1周壁6cと直交する方向に沿って、外方へ突出している。第1基底片6gは、長手方向に沿って、短手方向の第1周壁6cとは反対の他端縁に突出片6jが配置されている。
突出片6jは、矩形平板状の外形形状をしている。突出片6jは、第1基底片6gの厚み方向に沿って、第1基底片6gから突出する。突出片6jは、第1周壁6cと対向するように配置される。言い換えれば、第1固定部6aaは、第1周壁6cと第1基底片6gと突出片6jとが、両矢印Yと直交する断面において、C字状の外形形状をしている。
第2固定部6abは、第2周壁6eと、第2基底片6hと、を有している。第2周壁6eは、長尺の矩形平板状の外形形状をしている。第2周壁6eは、長手方向に沿って、短手方向の一端縁に第2基底片6hが設けられている。第2基底片6hは、矩形平板状の外形形状をしている。第2基底片6hは、第2周壁6eと直交する方向に沿って、外方へ突出している。第2固定部6abは、第2周壁6eと第2基底片6hとが、両矢印Xと直交する断面において、L字状の外形形状をしている。第1固定部6aaの第1周壁6cと第2固定部6abの第2周壁6eとは、直交する向きに配置されている。
平板部6bは、短手方向の中央部において、長手方向の一縁側に挿孔6baが設けられている。挿孔6baは、平板部6bの厚み方向に貫通している。平板部6bは、長手方向の一縁において、短手方向に沿うように第1固定部6aaの第1周壁6cが配置されている。平板部6bは、厚み方向に沿って、第1周壁6cが突出している。平板部6bは、短手方向の一縁において、長手方向に沿うように第2固定部6abの第2周壁6eが配置されている。第2周壁6eは、平板部6bにおける長手方向の一縁と反対の他縁側に設けられている。平板部6bは、厚み方向に沿って、第2周壁6eが突出している。
平板部6bは、長手方向の他縁において、短手方向に沿って第1補強壁6dが配置される。第1補強壁6dは、長尺の矩形平板状の外形形状をしている。第1補強壁6dは、平板部6bの厚み方向に沿って、平板部6bから突出している。第1補強壁6dは、第1周壁6cと対向するように配置されている。第1補強壁6dは、長手方向の長さが、第1周壁6cの長手方向の長さよりも短い。第1補強壁6dは、短手方向の長さが、第1周壁6cの短手方向の長さに略等しい。第1補強壁6dは、アース取付金具6の機械的強度を高めることができる。
平板部6bは、第2周壁6eが配置された短手方向の一縁と反対の他縁において、長手方向に沿って第2補強壁6fが配置される。第2補強壁6fは、長尺の矩形平板状の外形形状をしている。第2補強壁6fは、平板部6bの長手方向の長さが第2周壁6eの長手方向の長さよりも長い。第2補強壁6fは、短手方向の長さが、第1周壁6c及び第2周壁6eの短手方向の長さよりも短い。第2補強壁6fは、平板部6bの厚み方向に沿って、平板部6bから突出している。第2補強壁6fは、第2周壁6eと対向するように配置されている。第2補強壁6fは、アース取付金具6の機械的強度を高めることができる。
アース取付金具6は、固定部6aと平板部6bとが金属材で一体的に形成されている。アース取付金具6は、金属材の打ち抜き加工及び折り曲げ加工で形成される。アース取付金具6の金属材としては、たとえば、鋼板が挙げられる。アース取付金具6の金属材は、鋼板だけに限られず、アルミニウム、銅、若しくはステンレスなどでもよい。
アース取付金具6は、取付部材4の長手方向に沿って、取付部材4における短手方向の一方に設けられた溝4aeに、第1基底片6gが収容される。第1基底片6gは、図1及び図2に示すように、溝4aeに収容され、位置決めできるように、溝4aeより若干小さく形成されている。アース取付金具6は、第1基底片6gが溝4aeに収容された状態で、第1基底片6gと取付部4aとが、かしめにより固定される。言い換えれば、第1基底片6gは、取付部材4にかしめられる、かしめ片を構成している。つまり、第1基底片6gは、かしめ片である。第1基底片6gと取付部4aとは、かしめにより、電気的に接続される。
突出片6jは、第1基底片6gが取付部材4の溝4aeに収容された状態で、側板部4bに沿うように配置される。突出片6jは、側板部4bとねじなどで固定させることができる。突出片6jは、第1基底片6gが取付部材4の溝4aeに収容された状態で、側板部4bと結合される。光源ユニット10は、突出片6jと取付部材4の側板部4bとが結合されることで、取付部材4とアース取付金具6との機械的な固定強度を、より高めることができる。光源ユニット10では、突出片6jと取付部材4の側板部4bとが結合されることで、取付部材4とアース取付金具6との電気的な接続が行われてもよい。突出片6jは、必ずしも側板部4bと結合されていなくともよい。
言い換えれば、本実施形態の光源ユニット10では、取付部材4は、第1面4aa及び第2面4abを有する板状の取付部4aと、第2面4abから取付部4aの厚み方向に延びる側板部4bと、を有している。固定部6aは、側板部4bと結合される突出片6jを有していることが好ましい。
本実施形態の光源ユニット10は、固定部6aが、側板部4bと結合される突出片6jを有していることで、電気的な接続及び機械的な接続を、より高めることができる。
アース取付金具6は、取付部材4の長手方向に沿って、取付部材4における短手方向の他方に設けられた溝4aeに、第2基底片6hが収容される。第2基底片6hは、溝4aeに収容され、位置決めできるように、溝4aeより若干小さく形成されている。アース取付金具6は、第2基底片6hが溝4aeに収容された状態で、第2基底片6hと取付部4aとが、かしめにより固定される。言い換えれば、第2基底片6hは、取付部材4にかしめられる、かしめ片を構成している。つまり、第2基底片6hは、かしめ片である。第2基底片6hと取付部4aとは、かしめにより、電気的に接続される。
アース取付金具6は、かしめにより、固定部6aと取付部材4とが固定されることで、アース取付金具6と取付部材4との機械的及び電気的な接続が行われている。
すなわち、本実施形態の光源ユニット10では、固定部6aは、取付部材4と、かしめられるかしめ片を有していることが好ましい。
本実施形態の光源ユニット10では、固定部6aが、取付部材4と、かしめられるかしめ片を有しているので、比較的に簡単な構成で、取付部材4とアース取付金具6との機械的な固定強度を向上させ、電気的に接続させることができる。
アース取付金具6と取付部材4との電気的接続は、かしめにより行われる構成だけに限られない。アース取付金具6と取付部材4との機械的及び電気的な接続は、ねじ止めにより行われてもよい。
アース取付金具6は、図1及び図2に示すように、ねじ9がばね座金を介して挿孔6baにねじ止めされる。ねじ9は、たとえば、タッピングねじを利用することができる。ねじ9は、タッピングねじだけに限られず、ボルトとナットであってもよい。アース取付金具6では、ねじ9が挿孔6baにねじ止めされても、取付部材4に当たらないように、平板部6bと取付部材4の第2面4abとの隙間が適宜に設定されている。アース取付金具6は、ねじ9が挿孔6baにねじ止めされることで、接地線8が平板部6bにねじ止めされる。接地線8には、先端が円環状に形成された圧着端子8aが設けられている。接地線8としては、可とう性のケーブルが挙げられる。接地線8と取付部材4とは、接地線8の圧着端子8aが平板部6bにねじ止めされることで、アース取付金具6を介して、電気的に接続される。アース取付金具6は、接地線8の圧着端子8aが平板部6bにねじ止めされ、接地線8とアース取付金具6とが電気的に接続される構成だけに限られない。アース取付金具6は、接地線8の先端が平板状の金属片の場合、金属片が差し込み保持できるような保持部を有する構造でもよい。
引掛ばね7aは、図1に示すように、取付部材4における第2面4abに取り付けられている。引掛ばね7aは、取付部材4の短手方向の両端側のうちの一方側において、取付部材4の長手方向の両端に設けられている。引掛ばね7aは、器具本体31の対応する引掛金具に引っ掛けられる。
引掛片7bは、図1に示すように、取付部材4における第2面4abに取り付けられている。引掛片7bは、図3に示すように、取付部材4の短手方向の両端側のうちの一方側と反対の他方側において、取付部材4の長手方向の両端に設けられている。引掛片7bは、器具本体31の対応する引掛孔31kに挿入され、引掛孔31kの周部に引っ掛けられる。
以下では、光源ユニット10の回路構成を図5に基づいて説明する。図5では、光源部1と電源装置3とが取り付けられる取付部材4を一点鎖線で例示している。取付部材4は、図5において、接地されていることを示している。
電源装置3は、入力コネクタ3dと、フィルタ回路3eと、整流器3fと、昇圧回路3gと、降圧回路3hと、出力コネクタ3iと、を備えている。電源装置3は、主制御回路3jと、制御電源回路3kと、調光制御回路3mと、消灯制御回路3nと、信号入力部3pと、を備えている。
入力コネクタ3dは、商用交流電源などの外部電源40と電気的に接続される。フィルタ回路3eは、コモンモードチョークコイル3e1と、アクロス・ザ・ラインコンデンサ3e2と、を有している。整流器3fは、ダイオードブリッジ回路が挙げられる。整流器3fは、フィルタ回路3e及び入力コネクタ3dを介して、外部電源40と交流入力端子が電気的に接続されている。整流器3fは、外部電源40から供給される交流電圧・交流電流を全波整流して直流出力端子から出力できる。
昇圧回路3gは、チョークコイルL1と、第1のスイッチ素子Q1と、第1の整流素子D1と、第1の平滑コンデンサC1と、を有している。昇圧回路3gは、チョークコイルL1と第1のスイッチ素子Q1と第1の整流素子D1と第1の平滑コンデンサC1とで、昇圧チョッパ回路を構成している。昇圧チョッパ回路は、力率改善回路である。昇圧回路3gは、整流器3fから出力される脈流電圧を昇圧させる。
降圧回路3hは、第2のスイッチ素子Q2と、インダクタL2と、第2の整流素子D2と、第1抵抗R1と、第2の平滑コンデンサC2と、を有している。降圧回路3hは、第2のスイッチ素子Q2とインダクタL2と第2の整流素子D2と第1抵抗R1と第2の平滑コンデンサC2とで、降圧チョッパ回路を構成している。降圧チョッパ回路は、バックコンバータである。降圧回路3hは、昇圧回路3gから出力される直流電圧を降圧させる。出力コネクタ3iは、降圧回路3hの出力端子と電気的に接続されている。出力コネクタ3iとしては、たとえば、レセプタクルコネクタが挙げられる。
主制御回路3jは、第1のスイッチ素子Q1をスイッチングさせ、昇圧回路3gの出力電圧を一定に維持する。主制御回路3jは、第2のスイッチ素子Q2をスイッチングさせ、降圧回路3hの出力電流を所定の目標値に一致させる。制御電源回路3kは、昇圧回路3gの出力電圧から主制御回路3jの動作電力を生成する。
電源装置3は、信号入力部3pからの制御信号が、調光制御回路3mと消灯制御回路3nとに入力される。消灯制御回路3nは、制御信号に応じて、光源部1を消灯させるための消灯信号を生成して、主制御回路3jに出力する。主制御回路3jは、消灯信号を受け取ると、第2のスイッチ素子Q2のスイッチングを中止して降圧回路3hを停止させ、光源部1を消灯する。
調光制御回路3mは、制御信号に応じて、光源部1の調光レベルを指示する調光信号を生成して主制御回路3jに出力する。主制御回路3jは、調光制御回路3mから受け取る調光信号に応じて、第2のスイッチ素子Q2のオンデューティ比を調整する。調光制御回路3mは、第1抵抗R1の両端電圧から降圧回路3hの出力電流を検出し、出力電流の平均値を調光レベルに対応した目標値に一致させるように、調光信号を生成する。
以下では、本実施形態の光源ユニット10の構造で、より電気的な信頼性が高くできることを、本実施形態の光源ユニット10及び比較例の光源ユニットに基づき説明する。比較例の光源ユニットは、アース取付金具を備えていない以外、本実施形態の光源ユニット10と同様の構造をしている。比較例の光源ユニットは、電源装置から導出する給電線を利用して、取付部材に取り付けられた電源装置を電気的に接地させることで、漏電の防止を図ることが考えられる。比較例の光源ユニットは、電源装置から導出する給電線を利用して、取付部材に取り付けられた電源装置を電気的に接地させる場合、照明器具の保護接地に関する電気用品安全法の規格を満たすように構成されている。
ところで、照明器具では、電気用品安全法と、JIS(Japanese Industrial Standards)/IEC(International Electrotechnical Commission)との規格が異なっている場合もある。比較例の光源ユニットは、たとえば、電源装置から導出する給電線を利用して、取付部材に取り付けられた電源装置を電気的に接地させるだけでは、照明器具の保護接地に関するIEC60598-1 7.2.11及びIEC61347-1 9の規格を満たすことができない場合がある。
比較例の光源ユニットでは、照明器具の保護接地に関するIEC60598-1 7.2.11及びIEC61347-1 9の規格を満たすため、ねじにより接地線を取付部材に直接ねじ止めすることも考えられる。
しかしながら、比較例の光源ユニットでは、ねじで接地線を取付部材に直接ねじ止めする場合、発光素子が実装された実装基板側に取付部材の切粉が入り込むおそれがある。比較例の光源ユニットは、発光素子が実装された実装基板側に取付部材の切粉が入り込めば、実装基板の導体に付着することで、電気的な信頼性が低下するおそれがある。また、比較例の光源ユニットでは、ねじで接地線を取付部材に直接ねじ止めする場合、発光素子が実装された実装基板の表面にねじが突出するおそれもある。比較例の光源ユニットは、ねじで接地線を取付部材に直接ねじ止めする場合、発光素子が実装された実装基板の表面にねじが突出すれば、発光素子からの光にねじの影が生じ光学特性が低下するおそれもある。
本実施形態の光源ユニット10では、接地線8がアース取付金具6を介して、取付部材4と電気的に接続されているので、電源装置3と別途に取付部材4を接地できる。本実施形態の光源ユニット10では、電源装置3と別途に取付部材4を接地できるので、照明器具の保護接地に関するJIS及びIECの規格を満たすことができる。
本実施形態の光源ユニット10では、アース取付金具6の平板部6bが、取付部材4の第2面4abと対向して所定の隙間を有しているので、接地線8を接続させる場合でも比較的簡単に電気的に接続できる。本実施形態の光源ユニット10では、平板部6bと第2面4abとの間に所定の隙間があるので、接地線8を接続させる場合でも、ねじ9の切粉による影響を抑制し、より電気的な信頼性を高くすることができる。
本実施形態の光源ユニット10では、アース取付金具6の平板部6bが、取付部材4の第2面4abと対向して所定の隙間を有し、器具本体31と接地線8で電気的に導通されているので、実装基板1bの表面側にねじ9が突出することを防止できる。光源ユニット10では、実装基板1bの表面側にねじ9が突出することを防止できるので、光学特性の低下を抑制し、設計の自由度を高めることができる。
以下では、光源ユニット10の組立工程について説明する。
光源ユニット10の組立工程では、発光素子1aを実装基板1bに実装して、予め光源部1を準備している。組立工程では、予めアース取付金具6が取付部材4の第2面4abに取り付けられる。アース取付金具6は、取付部材4と、かしめにより予め固定されている。アース取付金具6は、第1基底片6gが、取付部材4の2つの溝4aeのうち、一方の溝4aeに収容され、第2基底片6hが、取付部材4の2つの溝4aeのうち、他方の溝4aeに収容される。アース取付金具6は、第1基底片6gと取付部材4の底部4cbとが重ねられた上で、厚み方向からパンチによる金属板可塑性を利用して、第1基底片6gと底部4cbとを厚み方向及び厚み方向と直交する方向に塑性変形させることで、かしめ接合される。
アース取付金具6は、第1基底片6gと取付部材4の底部4cbとを重ねられた上で、底部4cbの第1面4aa側から第2面4abにパンチが突出するように、かしめ接合される。アース取付金具6は、第1基底片6gと取付部材4との、かしめ接合と同様にして、第2基底片6hと取付部材4の取付部4aとが、かしめ接合される。アース取付金具6と取付部材4とは、第1基底片6gと底部4cb及び第2基底片6hと底部4cbが、かしめ接合されることで、電気的な接続及び機械的な接続がなされている。
組立工程では、取付部材4の第1面4aaに実装基板1bを配置させた上、実装基板1bの孔部1bcに挿入した取付部材4の係止片4sを折り曲げ加工することで、光源部1が取付部材4の取付部4aに取り付けられる。組立工程では、取付部材4の第2面4abに、電源装置3が取り付けられる。組立工程では、電源装置3が、かしめにより取付部材4に固定される。
次に、組立工程では、実装基板1bを覆うように、カバー部材5を取付部材4に取り付ける。組立工程では、カバー部材5の突起部5eが取付部材4の突出部4eに嵌め合わせられる。カバー部材5は、一対の突起部5eが、対応する突出部4eと各別に引っ掛けられることで、取付部材4に組み付けられる。組立工程では、カバー部材5の突起部5eを取付部材4の突出部4eに嵌め合せる。組立工程では、カバー部材5の突板部5dと、取付部材4の側板部4bとを適宜にねじ止めすることで、カバー部材5と取付部材4を一体的に固定することができる。組立工程では、カバーエンド5bがカバー部材5及び取付部材4の長手方向の両端部に取付けられることで、光源ユニット10を組み立てることができる。
以下では、照明器具30の器具本体31について、図1、図3及び図4を参照しながら簡単に説明する。照明器具30は、たとえば、天井材に直付けされる。器具本体31は、吊りボルトを用いて、天井材に取り付けられる。
器具本体31は、長尺の外形形状をしている。器具本体31は、扁平な箱状に形成されている。器具本体31は、金属板により形成されている。器具本体31は、中央部に凹部31aaを有している。凹部31aaは、器具本体31の一面が矩形状に窪んだ外形形状をしている。凹部31aaは、器具本体31の長手方向の全長に亘って設けられている。
器具本体31は、短手方向において、凹部31aaの両側に凹部31aaの開口端縁から延出する傾斜部31bを有している。傾斜部31bは、凹部31aaから離れるにつれ、器具本体31の厚みが薄くなるように傾斜している。器具本体31は、エンドキャップ31eを備えている。エンドキャップ31eは、器具本体31の長手方向の両端部に設けられている。エンドキャップ31eは、正面視において、台形形状としている。
凹部31aaには、図3に示すように、光源ユニット10の引掛片7bが挿入される引掛孔31kが、長手方向の両端部に設けられている。器具本体31は、光源ユニット10の一部を凹部31aaに収容して、光源ユニット10を取り付けられる。凹部31aaには、電源装置3及びアース取付金具6が収納される。照明器具30は、光源ユニット10が器具本体31に取り付けられた状態で、光源ユニット10の側板部4bと器具本体31の凹部31aaとの間に、カバー部材5の突板部5dが配置される。延出部5hは、光源ユニット10が器具本体31に取り付けられた状態で、器具本体31の凹部31aaの開口端縁と重なるように設けられている。
すなわち、照明器具30は、光源ユニット10と、器具本体31と、を備えている。器具本体31は、光源ユニット10を保持する。
器具本体31の底面部31aには、挿通孔31caが設けられている。底面部31aは、器具本体31の長手方向に沿って、複数の挿通孔31caが設けられている。挿通孔31caは、給電用の電源線が挿入される。電源線は、外部電源40と電気的に接続されている。挿通孔31caは、制御線が挿入される。制御線は、光源ユニット10の点灯を制御する調光信号が伝送される。挿通孔31caは、アース導線が挿入される。アース導線は、照明器具30の外部で接地されている。電源線、制御線及びアース導線それぞれは、たとえば、絶縁被覆で芯線が覆われた電線が利用される。
底面部31aには、吊りボルトを通す挿入孔31cbが設けられている。挿入孔31cbは、器具本体31の長手方向に沿って、4つ設けられている。挿入孔31cbは、天井材の裏側に設けられた吊りボルトが挿入される。挿入孔31cbに挿入される吊りボルトには、ナットが締め付けられる。底面部31aは、短手方向の両端のうちの一方端にあって、長手方向の両端部に引掛金具が、取り付けられている。器具本体31の引掛金具は、光源ユニット10の引掛ばね7aが引っ掛けられる。
底面部31aには、端子台36が取り付けられている。端子台36は、接続線を介して、外部電源40からの電力を電源装置3に供給する。端子台36は、電源線、制御線及びアース導線それぞれを各別に接続する。端子台36は、ハウジング部36aと、端子ねじ36bと、端子板36cと、を有している。ハウジング部36aは、図1及び図3に示すように、角筒部36eと、連結部36fと、円筒部36gと、を有している。ハウジング部36aは、3つの角筒部36eを有している。3つの角筒部36eは、長手方向が揃うように、連結部36fにより短手方向に並んで連結されている。角筒部36eそれぞれは、長手方向の両端部において、長手方向と直交する方向を軸方向とする2つの円筒部36gが配置されている。2つ円筒部36gそれぞれの内部は、対応する角筒の内部に連なるように通じている。
端子ねじ36bは、円筒部36gの内部において、円筒部36gの軸方向に沿って移動できる。端子板36cは、角筒部36eの筒内に配置されており、端子ねじ36bと対向して配置されている。端子ねじ36bは、円筒部36gの内部にねじ込まれる。端子板36cは、たとえば、角筒部36eの内部に沿って、長尺の矩形板状に形成される。
端子台36は、角筒部36eの内部に電線の芯線が挿入された状態で、端子ねじ36bと端子板36cとの間に、電源の芯線を挟み持つ。端子台36は、たとえば、角筒部36eの一方に照明器具30外部のアース導線が挿入され、一方の端子ねじ36bでねじ止めされる。端子台36は、たとえば、角筒部36eの一方と反対の他方にアース取付金具6からの接地線8が挿入され、他方の端子ねじ36bでねじ止めされる。端子台36は、端子板36cを介して、アース導線と、接地線8とを電気的に接続させる。
次に、本実施形態の照明器具30における施工工程について簡単に説明する。
施工工程では、天井材を通して、室内側に露出する電源線、制御線及びアース導体が器具本体31の挿通孔31caに通される。施工工程では、天井材を通して、室内側に露出する吊ボルトが挿入孔31cbに通される。器具本体31は、たとえば、吊ボルトにワッシャーが通された後、ナットをねじ込んで天井材に固定される。施工工程では、電源線、制御線及びアース導線それぞれが各別に端子台36に接続される。
次に、予め組み立てられた光源ユニット10を器具本体31の凹部31aaに収容する。施工工程では、光源ユニット10の引掛片7bを器具本体31の対応する引掛孔31kの周囲に引っ掛けて、光源ユニット10を器具本体31に仮保持させる。次に、施工工程では、光源ユニット10を器具本体31に仮保持させた状態のまま、端子台36と電源装置3とを接続線で電気的に接続させる。施工工程では、光源ユニット10を器具本体31に仮保持させた状態のまま、端子台36とアース取付金具6とを接地線8で電気的に接続させる。接地線8の一方は、芯線が端子台36にねじ止めされ、接地線8の一方と反対の他方は、ねじ9により、アース取付金具6の平板部6bに設けられた挿孔6baにねじ止めされる。
最後に、施工工程では、器具本体31の引掛孔31kを支点として、光源ユニット10を回転させ、光源ユニット10を器具本体31の凹部31aaに収容させることで、本実施形態の照明器具30を比較的簡単に施工できる。
照明器具30は、天井直付け型の構造だけに限られない。照明器具30は、器具本体31が光源ユニット10を保持できる限り、適宜に他の構造の照明器具に利用することもできる。
本発明は、上述の実施形態だけに限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲で、種々変更することができる。
1 光源部
3 電源装置
4 取付部材
4a 取付部
4b 側板部
4aa 第1面
4ab 第2面
6 アース取付金具
6a 固定部
6b 平板部
6j 突出片
10 光源ユニット
30 照明器具
31 器具本体

Claims (4)

  1. 光源部と、金属材料により形成され前記光源部が第1面に取り付けられる取付部材と、該取付部材の前記第1面と反対の第2面に取り付けられ前記光源部に電力を供給する電源装置と、前記第2面に取り付けられ前記取付部材と電気的に接続されるアース取付金具と、を備え、
    前記アース取付金具は、前記取付部材に固定される固定部と、該固定部に保持される平板部と、を有しており、
    前記平板部は、前記取付部材の前記第2面と所定の隙間を空けて対向して配置されており、接地線と電気的に接続されることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記固定部は、前記取付部材にかしめられる、かしめ片を有することを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記取付部材は、前記第1面及び前記第2面を有する板状の取付部と、前記第2面から前記取付部の厚み方向に延びる側板部と、を有しており、
    前記固定部は、前記側板部と結合される突出片を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源ユニット。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の前記光源ユニットと、該光源ユニットを保持する器具本体と、を備えたことを特徴とする照明器具。
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