JP6839817B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は照明器具に関し、より詳細には、光源ユニットに熱的に結合している放熱部材を備える照明器具に関する。
従来例として特許文献1記載の照明器具を例示する。特許文献1記載の照明器具は、天井等に取り付けられる。この照明器具は、光源と、外部に露出しており光源が発する熱を放熱する放熱部材と、光源に給電する電源ユニットと、電源ユニットが載せられた板と、を備える。
特開2016−100318号公報
しかしながら、特許文献1記載の照明器具では、放熱部材が外部に露出しているので、放熱部材の周りの通気性が確保される一方で、放熱部材に塵埃が付着しやすかった。放熱部材に塵埃が付着すると、放熱部材による放熱性能が低下するなどの問題が生じる。
本発明は、放熱部材の周りの通気性を保ちつつ、放熱部材に塵埃が付着する可能性を低減することができる照明器具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明器具は、光源ユニットと、放熱部材と、第一基台と、第二基台と、側壁と、を備える。前記放熱部材は、前記光源ユニットに熱的に結合している。前記第一基台は、前記放熱部材が取り付けられている一の面を有する。前記第二基台は、第一方向において前記一の面に対向している。前記第二基台は、前記第一方向において前記放熱部材を覆っている。前記側壁は、第二方向において外部に面している。前記第二方向は、前記第一方向に直交する方向である。前記側壁は、前記第一基台と前記第二基台とを繋いでいる。第三方向において、前記第二基台は前記一の面より長い。前記第三方向は、前記第一方向と前記第二方向との両方に直交する方向である。前記側壁は、前記第二基台にかしめ固定されている。前記側壁は、開口部を有する。前記開口部は、前記第二方向に開口している。前記開口部は、前記第一基台側から前記第二基台側に近づくほど前記第三方向の長さが長い台形状である。
本発明の一態様に係る照明器具では、放熱部材の周りの通気性を保ちつつ、放熱部材に塵埃が付着する可能性を低減することができる。
図1は、実施形態1に係る照明器具の上側から見た斜視図である。 図2は、同上の照明器具の下側から見た斜視図である。 図3は、同上の照明器具の要部の断面図である。 図4は、実施形態2に係る照明器具の正面図である。 図5は、同上の照明器具の下側から見た斜視図である。
(実施形態1)
以下、実施形態1に係る照明器具について、図1〜図3を参照して説明する。以下、特に断りのない限り、図1において矢印で示す向きによって照明器具1の上下、左右、前後を規定する。すなわち、取付板40とベース板60とが対向している方向を照明器具1の上下方向とし、取付板40側を上とし、ベース板60側を下とする。また、一対の側壁41が互いに対向している方向を照明器具1の前後方向とする。また、一対の連結板42(図2参照)が並んでいる方向を照明器具1の左右方向とする。
本実施形態の照明器具1の用途は特に限定されないが、照明器具1は、体育館やホールなどの天井の高い建物に設置される高天井用の照明器具として用いられることが好ましい。
照明器具1は、図1、2に示すように、光源ユニット2と、電源ユニット3と、器具本体4と、アーム5と、放熱ユニット6とを備えている。電源ユニット3は、光源ユニット2に電力を供給して光源ユニット2を点灯させる。器具本体4は、光源ユニット2及び電源ユニット3を保持している。アーム5は、器具本体4を天井に取り付けるための部材である。放熱ユニット6は、光源ユニット2で生じる熱を放熱する。
放熱ユニット6は、銅、銅合金、アルミ又はアルミ合金などの熱伝導性の材料により形成されている。図1に示すように、放熱ユニット6は、ベース板60(第一基台)と、複数の放熱部材61(フィン)とを含む。ベース板60及び複数の放熱部材61の各々は、長方形又は正方形の板状に形成されている。複数の放熱部材61は、ベース板60の一の面601(上面)に取り付けられている。一の面601は長方形状又は正方形状の面である。複数の放熱部材61は、一の面601の右側の領域と左側の領域とに分かれて、厚み方向(前後方向D2)に間隔を空けて並んでいる。
図2、3に示すように、光源ユニット2は、LEDモジュール20と、ユニットカバー21とを含む。LEDモジュール20は、長方形状又は正方形状の基板200と、基板200の下面に実装された複数個のLED(Light Emitting Diode)とを含む。これら複数個のLEDは、例えば、照明用白色LEDである。ユニットカバー21は、透光性を有する合成樹脂(ポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂など)により、扁平な箱状に形成されている。
光源ユニット2は、ベース板60の下面に取り付けられている。光源ユニット2の基板200は、複数個のLEDが実装されている実装面を下に向けてベース板60にねじ止めされている。複数の放熱部材61は、ベース板60を介して光源ユニット2に熱的に結合している。すなわち、複数個のLEDが発する熱は、ベース板60から複数の放熱部材61に伝導され、複数の放熱部材61から大気中に放熱される。ユニットカバー21は、LEDモジュール20を覆い隠すようにベース板60の下面に取り付けられている。
器具本体4は、下面及び左右の面が開放された直方体状に形成されている。器具本体4は、取付板40(第二基台)と、一対の側壁41と、一対の連結板42と、一対の支持部43とを含む。これらはそれぞれ、亜鉛鋼板などの金属板によって形成されている。
取付板40は、正方形状又は長方形状に形成されている。取付板40は、上下方向D1(第一方向)において一の面601に対向している。
一対の側壁41は、上端縁412において取付板40の前後の端に固定されている。一対の側壁41は、前後方向D2(第二方向)において互いに対向している。前後方向D2(第二方向)は、上下方向D1(第一方向)に直交する方向である。一対の側壁41のうち前側の側壁41は、下面と後面とが開放した直方体状に形成されている。後側の側壁41は、下面と前面とが開放した直方体状に形成されている。各側壁41の左右の面は、上側ほど前後方向D2の幅が長い略三角形に形成されている。各側壁41は、前後方向D2から見て長方形状又は正方形状である。各側壁41は、前後方向D2において外部に面している。すなわち、前側の側壁41は、前面が外部に面しており、後側の側壁41は、後面が外部に面している。
一対の支持部43は、一対の側壁41に一対一で対応している。各支持部43は、対応する側壁41の下端縁413から、前後方向D2に突出している。すなわち、一方の支持部43は、前側の側壁41の下端縁413から後向きに突出しており、他方の支持部43は、後側の側壁41の下端縁413から前向きに突出している。各支持部43は、対応する側壁41と一体に形成されている。各側壁41と対応する支持部43とは、1つの部材から曲げ加工により形成されている。
一対の連結板42はそれぞれ、前後方向D2に長尺であり、前後方向D2から見てL字形を含む形状に形成されている。図2に示すように、各連結板42は、第一片421と第二片422とを含む。第一片421は、上下方向D1に厚みを有している。第二片422は、左右方向D3(第三方向)に厚みを有し、第一片421から上向きに突出している。
各側壁41は、下端縁413の長手方向の両端に連結板42が1つずつ固定されている。つまり、一対の側壁41は、一対の連結板42のうち一方の連結板42により、下端縁413の右端で連結されており、他方の連結板42により、下端縁413の左端で連結されている。一対の支持部43と一対の連結板42の第一片421とで、長方形又は正方形の枠状の構造を為している。後述するように、当該枠状の構造は、ベース板60(図1参照)を支持するための構造である。当該枠状の構造は、周方向に連続した構造に限らず、周方向の一部が非連続な構造であってもよい。
図1、図2に示すように、各側壁41は、取付板40にかしめ固定されている。各側壁41は、取付板40にかしめ固定するための一対の第一かしめ部415を有している。一対の第一かしめ部415は、側壁41の上端縁412のうち、左右方向D3の両端に形成されている。取付板40は、第一かしめ部415がそれぞれ挿入される4つの挿入孔を有している。4つの挿入孔は、取付板40の四隅に設けられている。各第一かしめ部415は、取付板40の挿入孔に挿入されてから折り曲げられて、側壁41を取付板40に固定する。
また、各側壁41には、一対の連結板42がかしめ固定されている。各連結板42は、一対の側壁41にかしめ固定するための一対の第二かしめ部425を有している。一対の第二かしめ部425は、連結板42の長手方向の両端に形成されている。各側壁41は、第二かしめ部425がそれぞれ挿入される一対の挿入孔を有している。一対の挿入孔は、側壁41の左下隅及び右下隅に設けられている。各第二かしめ部425は、側壁41の挿入孔に挿入されてから折り曲げられて、連結板42を側壁41に固定する。
放熱ユニット6は、器具本体4の内部に収容されている。一対の支持部43と、一対の連結板42の各々の第一片421との上に、ベース板60の周縁部分が載って、ベース板60は、これら一対の支持部43と一対の第一片421とに支持されている。複数の放熱部材61は、ベース板60と取付板40との間に位置している。また、光源ユニット2は、ユニットカバー21が器具本体4の下面の開口44を通して器具本体4の下面から下向きに突出するように、器具本体4に支持されている。
上記の通り、各側壁41は、取付板40にかしめ固定により接続され、支持部43を介してベース板60に接続されることにより、取付板40とベース板60を繋いでいる。したがって、上端縁412は、側壁41のうち取付板40側の端であり、下端縁413は、側壁41のうちベース板60側の端である。
左右方向D3において、取付板40は一の面601より長い。左右方向D3(第三方向)は、上下方向D1(第一方向)と前後方向D2(第二方向)との両方に直交する方向である。図3において、長さL1は、一の面601の左右方向D3の長さである。長さL2は、取付板40の左右方向D3の長さである。また、前後方向D2(図1参照)において、取付板40は一の面601とほぼ同じ長さである。
また、取付板40は、上下方向D1において複数の放熱部材61を覆っている。より詳細には、左右方向D3と前後方向D2(図1参照)とにおいて、取付板40は複数の放熱部材61より長い。
また、図2に示すように、取付板40は、一対の側壁41を覆っている。より詳細には、上下方向D1から見て、各側壁41は、取付板40の一部と重なっている。上下方向D1から見て、前側の側壁41の前面(前側の端縁)は、取付板40の周縁402の一部と重なっている。上下方向D1から見て、後側の側壁41の後面(後側の端縁)は、取付板40の周縁402の一部と重なっている。
また、各側壁41は、左右方向D3においてベース板60(図3参照)とほぼ同じ長さであり、複数の放熱部材61を前後方向D2において覆っている。このように側壁41が左右方向D3に長尺に形成されていることにより、取付板40を支持する側壁41の強度が確保されている。
各側壁41は、2つの開口部410を有している。各開口部410は、側壁41を厚み方向(前後方向D2)に貫通している。すなわち、開口部410は、前後方向D2に開口している。開口部410は、台形状に形成されている。側壁41の下端縁413側から上端縁412側に行くほど、開口部410の左右方向D3の長さが長い。つまり、ベース板60(図3参照)側から取付板40側に近づくほど、開口部410の左右方向D3の長さが長い。各側壁41において2つの開口部410は、左右に並んで設けられている。各側壁41は、2つの開口部410の間に、板状のアーム支持部411を含む。
複数の放熱部材61から放出された熱は、各開口部410と、器具本体4の左右の開口面とから外部へ逃がされる。複数の放熱部材61が放熱することで複数の放熱部材61の周囲に発生する対流により、器具本体4への空気の出入りが起こる。
図1に示すように、アーム5は、亜鉛鋼板などの金属板によって、幅の細いU字形状に形成されている。アーム5は、長手方向の両端部にそれぞれ一対(図1では1つのみを図示)のボルト挿通孔50が形成されている。上側のボルト挿通孔は円形の貫通孔であり、下側のボルト挿通孔50は円弧状の長円形の貫通孔である。アーム5は、上側のボルト挿通孔に挿通されている第一ボルト51を回転軸として、一対の側壁41の各々のアーム支持部411に回転可能に支持されている。アーム5の回転範囲は、下側のボルト挿通孔50に挿通されている第二ボルト52がボルト挿通孔50内を移動可能な範囲に限定されている。
アーム5は、長手方向の中央寄りの部分に、2つの取付孔53を有している。照明器具1は、アーム5の2つの取付孔53に通されたボルトにより、体育館の天井の梁などに取り付けられる。さらに、照明器具1は、金属製のワイヤからなる落下防止ワイヤによって天井の梁と結合される。
電源ユニット3は、取付板40の上面に取り付けられている。電源ユニット3は、ケース30と、カバー31と、複数の端子台と、ケース30に収容されている回路ブロックとを備えている。
回路ブロックは、外部から供給される電力(例えば、商用電源から供給される交流電力)を直流電力に変換する電力変換回路を有している。電力変換回路は、例えば、全波整流器、力率改善回路(昇圧チョッパ回路)、DC/DCコンバータ(降圧チョッパ回路)などで構成されている。また、電力変換回路は、調光信号線を介して外部から伝送される調光信号に応じて、降圧チョッパ回路から出力する出力電流を増減して光源ユニット2を調光するように構成されている。電力変換回路の出力端は、出力ケーブルを介して光源ユニット2のLEDモジュール20(図3参照)と電気的に接続されている。電力変換回路から出力される直流電力は、出力ケーブルを介してLEDモジュール20に供給される。
ケース30は、亜鉛鋼板などの金属板で形成されている。ケース30は、下面が開口した直方体状に形成されている。ケース30は、複数個所でねじ止めされて取付板40の上面に取り付けられている。ケース30の前面、後面及び右側面にはそれぞれ、複数の長孔状の通気孔301が貫通している。ケース30は、回路ブロックから放射される熱で暖められたケース30内の空気を、複数の通気孔301からケース30の外に排気する。
複数の端子台は、ケース30の左側面に取り付けられている。複数の端子台は、回路ブロックに電力を供給する電源線が接続される端子台と、回路ブロックに調光信号を入力するための調光信号線が接続される端子台とを含む。
カバー31は、亜鉛鋼板などの金属板により、右側面と下面とが開放された箱形に形成されている。カバー31は、複数の端子台を覆った状態で、ケース30の左側面に取り付けられている。
上述の通り、本実施形態の照明器具1では、側壁41と取付板40とはかしめ固定により接続されている。もし、側壁と取付板とをねじ止めにより接続する場合は、ねじ孔にねじを挿入してねじを回したり、ねじにナットを取り付けたりするために、ねじ孔の周囲の空間を確保する必要がある。これに対して、側壁41と取付板40とをかしめ固定する場合は、第一かしめ部415を取付板40の挿入孔に通して第一かしめ部415を折り曲げるだけでよい。したがって、ねじ止めと比較してかしめ固定は、狭い空間であってもより容易に行うことができる。すなわち、側壁41と取付板40とが結合している部分である第一かしめ部415及び挿入孔の周囲の空間が小さくても、側壁41を取付板40に固定できる。
これにより、複数の放熱部材61を、第一かしめ部415及び挿入孔により近づけて配置することができる。すなわち、複数の放熱部材61と取付板40との間の距離をより小さくして、ベース板60と取付板40との間の距離をより小さくすることができる。よって、ベース板60と取付板40との間へ塵埃が侵入して複数の放熱部材61に付着する可能性を低減することができる。
また、第一かしめ部415及び挿入孔の周囲の空間が小さくてもよいので、電源ユニット3と取付板40の挿入孔との間隔を小さくすることができる。したがって、取付板40において電源ユニット3を配置するスペースをより広く確保することができる。
また、ねじ止めの場合は、ねじ孔の周囲を塗装する際に、ねじ孔に塗料が付着してねじ込みが困難になることを防ぐために、ねじ孔をマスキングする工程が必要な場合がある。これに対してかしめ固定では、かしめ用の挿入孔の周囲を塗装する際に、挿入孔をマスキングしなくても、かしめ固定による組み立て性が低下しにくい。また、かしめ固定では座金が不要である。つまり、側壁41と取付板40との接続をかしめ固定により行うことによって、ねじ止めする場合よりも組み立て工数を減少させることができ、部品点数も抑えられる。
また、上述の通り、側壁41と連結板42とがかしめ固定されている。側壁と連結板とがねじ止めされる場合には、ねじ孔の周囲に比較的広い空間が必要である。すなわち、ねじにナットを取り付けたり、ねじ軸が配置されたりするスペースを確保することで、複数の放熱部材の設置スペースが狭くなる。特に、ねじ軸の軸方向において複数の放熱部材の設置スペースが圧迫される。これに対して、かしめ固定では、第二かしめ部425の周囲の空間が小さくても、側壁41と連結板42とを固定できる。したがって、複数の放熱部材61と第二かしめ部425との間の距離をより小さくすることができる。よって、ベース板60において複数の放熱部材61の設置スペースをより広く確保することができる。
(実施形態1の変形例)
なお、照明器具1においてアーム5、連結板42、支持部43及び電源ユニット3は必須の構成ではない。
また、取付板40及びベース板60の形状は、長方形状及び正方形状に限定されない。例えば、これらは円盤状であってもよい。
また、第一基台(ベース板60)及び第二基台(取付板40)は、板状でなくてもよい。例えば、これらは角錐台状又は円錐台状に形成されていてもよい。
また、取付板40は、第三方向(左右方向D3)において一の面601より長いことに加えて、第二方向(前後方向D2)においても一の面601より長くてもよい。
また、側壁41を取付板40にかしめ固定する方法は、側壁41に設けられた第一かしめ部415を取付板40の挿入孔に挿入して折り曲げる方法に限定されない。例えば、挿入孔に挿入された第一かしめ部415を捻ったり潰したりすることにより、第一かしめ部415が挿入孔から抜けないようされてもよい。また、取付板40に第一かしめ部が設けられていて側壁41に挿入孔が設けられていてもよい。また、側壁41に設けられた孔に挿入されたリベットを、取付板40に設けられた孔に挿入し、リベットを塑性変形させることにより、側壁41を取付板40にかしめ固定してもよい。
また、本実施形態の側壁41は、左右方向D3においてベース板60とほぼ同じ長さであり、複数の放熱部材61を前後方向D2において覆っている。これに対して、前後方向D2から見て複数の放熱部材61の少なくとも一部が側壁41の外側に位置していてもよい。つまり、側壁41の左右方向D3の長さは適宜変更可能である。
また、側壁41の数は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。例えば、本実施形態における一対の側壁41のいずれか1つのみが設けられていてもよい。また、取付板40の右側又は左側に側壁が更に設けられていてもよい。
また、側壁41において開口部410の数は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、光源ユニット2は、LEDを有していることに限定されない。例えば、光源ユニット2は、LEDに代えて有機エレクトロルミネッセンス素子、レーザーダイオード素子、白熱電球、水銀灯又は蛍光灯などを有していてもよい。
また、光源ユニット2が複数設けられていてもよい。
(実施形態1のまとめ)
以上説明したように、本実施形態に係る照明器具1は、光源ユニット2と、放熱部材61と、第一基台(ベース板60)と、第二基台(取付板40)と、側壁41と、を備える。放熱部材61は、光源ユニット2に熱的に結合している。第一基台は、放熱部材61が取り付けられている一の面601を有する。第二基台は、第一方向(上下方向D1)において一の面601に対向している。第二基台は、第一方向において放熱部材61を覆っている。側壁41は、第二方向(前後方向D2)において外部に面している。第二方向は、第一方向に直交する方向である。側壁41は、第一基台と第二基台とを繋いでいる。第三方向(左右方向D3)において、第二基台は一の面601より長い。第三方向は、第一方向と第二方向との両方に直交する方向である。側壁41は、第二基台にかしめ固定されている。側壁41は、開口部410を有する。開口部410は、第二方向に開口している。開口部410は、第一基台側から第二基台側に近づくほど第三方向の長さが長い台形状である。
上記の構成によれば、第二基台(取付板40)は、第一方向(上下方向D1)において第一基台(ベース板60)の一の面601に対向しており、第一方向において放熱部材61を覆っている。さらに、第一方向に直交する第三方向(左右方向D3)において、第二基台は一の面601より長い。これにより、第二基台側から来て第一基台側に向かう塵埃が放熱部材61に付着する可能性を低減することができる。
また、側壁41は第二基台にかしめ固定されており、第一基台と第二基台とを繋いでいる。したがって、側壁が第二基台にねじ止めにより固定される場合と比較して、側壁41と第二基台との結合部分の周囲の空間が小さくても、側壁41と第二基台とをより容易に固定できる。これにより、第一基台と第二基台との間の放熱部材61を、側壁41と第二基台との結合部分により近づけて配置することができる。すなわち、放熱部材61と第二基台との間の距離をより小さくして、第一基台と第二基台との間の距離をより小さくすることができる。よって、第一基台と第二基台との間へ塵埃が侵入して放熱部材61に付着する可能性を更に低減することができる。
また、側壁41は開口部410を有するので、放熱部材61の周りの通気性を確保することができる。また、第一基台と第二基台との間に侵入した塵埃は、開口部410から出て行くことができるので、塵埃が放熱部材61に付着する可能性を更に低減することができる。
さらに、開口部410は第一基台側から第二基台側に近づくほど幅が長い台形状である。ここで、第二基台側から来て第一基台側に向かう塵埃は、第一基台側に近づくにつれて、第二基台の周縁よりも内側へ拡散することがある。上記の構成によれば、開口部410は、第一基台側では第二基台側よりも幅が短いので、第一基台側で拡散した塵埃が、開口部410から第一基台と第二基台との間に侵入して放熱部材61に付着する可能性を低減することができる。一方で、開口部410は、第二基台側では比較的幅が長いので、放熱部材61の周りの通気性を確保することができる。
以上の通り、本実施形態に係る照明器具1では、放熱部材61の周りの通気性を保ちつつ、放熱部材61に塵埃が付着する可能性を低減することができる。したがって、温度上昇により光源ユニット2の光出力が低下したり、寿命が短くなったりする可能性を低減することができる。
また、本実施形態に係る照明器具1は、支持部43を更に備える。支持部43は、側壁41のうち第一基台(ベース板60)側の端(下端縁413)から第二方向(前後方向D2)に突出している。支持部43は、第一基台を支持している。
上記の構成によれば、第一基台(ベース板60)は、側壁41の端(下端縁413)から突出している支持部43により支持されている。したがって、簡易な構造で第一基台を支持することができる。
また、本実施形態に係る照明器具1は、電源ユニット3を更に備える。電源ユニット3は、第二基台(取付板40)に取り付けられている。電源ユニット3は、光源ユニット2に電力を供給する。
上記の構成によれば、照明器具1は電源ユニット3を備えているので、電源ユニット3から光源ユニット2に電力を供給して光源ユニット2を点灯させることができる。また、側壁41は第二基台(取付板40)にかしめ固定されているので、側壁が第二基台にねじ止めされる場合と比較して、側壁41と第二基台との結合部分の周囲の空間が小さくても、側壁41と第二基台とをより容易に固定できる。これにより、第二基台において、電源ユニット3を配置するスペースをより広く確保することができる。
(実施形態2)
以下、実施形態2に係る照明器具について、図4、図5を用いて説明する。なお、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の照明器具1aにおいて、器具本体4aの一対の側壁41aのうち前側の側壁41aは、下面と後面とが開放した偏平な箱状に形成されている。後側の側壁41aは、下面と前面とが開放した偏平な箱状に形成されている。各側壁41aは、前後方向D2から見て台形状に形成されている。各側壁41aでは、ベース板60(図3参照)側の端である下端縁413よりも、取付板40側の端である上端縁412の方が、左右方向D3の長さが長い。各側壁41aにおいて、上端縁412は台形の上辺に相当し、下端縁413は台形の下辺に相当する。すなわち、各側壁41aは、ベース板60側から取付板40側に近づくほど左右方向D3の長さが長い台形状である。各側壁41aの上端縁412の左右方向D3の長さは、取付板40の左右方向D3の長さとほぼ等しい。各側壁41aの下端縁413の左右方向D3の長さは、ベース板60の左右方向D3の長さとほぼ等しい。各側壁41aの左右の面は、長方形状に形成されている。
各側壁41aには、2つの開口部410が設けられている。各開口部410は、ベース板60(図3参照)側(下側)から取付板40側(上側)に近づくほど左右方向D3の長さが長い台形状に形成されている。より詳細には、2つの開口部410は、側壁41aの周縁に沿って形成されている。
なお、本実施形態でも、実施形態1と同様の変形が可能である。
(実施形態2のまとめ)
以上説明したように、本実施形態に係る照明器具1aでは、側壁41aは、台形状に形成されている。側壁41aは、第一基台(ベース板60)側から第二基台(取付板40)側に近づくほど第三方向(左右方向D3)の長さが長い。
上記の構成によれば、側壁41aは、第一基台(ベース板60)側から第二基台(取付板40)側に近づくほど幅が長い台形状に形成されている。したがって、通気性を保ち、放熱部材61に塵埃が付着する可能性を低減しつつ、第一基台側における側壁41aの幅を短くし、照明器具1aをコンパクトに形成することができる。
なお、以上説明した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明はこれらの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
1、1a 照明器具
2 光源ユニット
3 電源ユニット
40 取付板(第二基台)
41、41a 側壁
43 支持部
410 開口部
413 下端縁(第一基台側の端)
60 ベース板(第一基台)
61 放熱部材
601 一の面
D1 上下方向(第一方向)
D2 前後方向(第二方向)
D3 左右方向(第三方向)

Claims (4)

  1. 光源ユニットと、
    前記光源ユニットに熱的に結合している放熱部材と、
    前記放熱部材が取り付けられている一の面を有する第一基台と、
    第一方向において前記一の面に対向しており、前記第一方向において前記放熱部材を覆っている第二基台と、
    前記第一方向に直交する第二方向において外部に面しており、前記第一基台と前記第二基台とを繋いでいる側壁と、を備え、
    前記第一方向と前記第二方向との両方に直交する第三方向において、前記第二基台は前記一の面より長く、
    前記側壁は、前記第二基台にかしめ固定されており、
    前記側壁は、前記第二方向に開口しており前記第一基台側から前記第二基台側に近づくほど前記第三方向の長さが長い台形状の開口部を有する
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記側壁のうち前記第一基台側の端から前記第二方向に突出しており、前記第一基台を支持している支持部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記側壁は、前記第一基台側から前記第二基台側に近づくほど前記第三方向の長さが長い台形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記第二基台に取り付けられており、前記光源ユニットに電力を供給する電源ユニットを更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明器具。
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