JP6631177B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関であるエンジンの制御を行うために、燃焼室の筒内圧力をエンジンのクランク角と対応づけて検出している。具体的には、エンジンのクランク軸の回転に伴い所定の角度間隔で発生するクランク角信号に同期して、CPS(Cylinder Pressure Sensor:筒内圧センサ)の出力信号をAD変換する。このようにして得られたCPSの出力信号は、クランク角から求まる筒内容積から、熱発生量を算出して燃焼制御に利用している。
この場合、クランク角信号は一定間隔毎に検出され、これに同期してCPSの出力信号がAD変換処理されている。このため、これよりも短い間隔でCPSの出力信号を得ようとする場合には、前回のクランク角信号との間隔を演算により予測して逓倍信号を生成し、この逓倍信号に同期してAD変換処理をする必要があった。
この場合、従来のクランク角センサは、クランクパルサによる一定間隔例えば6CA(Clank Angle)毎のエッジによって離散的に角度を算出している。このため、(1)エッジ間の角度を検出することができない。(2)パルス信号が高周波信号であるため一定時間周期でA/D変換処理をしてからLPF(Low Pass Filter)をかけるためには、1[μs]程度の高速でサンプリングをする必要がある。(3)また、LPFを通すことで波形が鈍るためエッジ判定ができなくなるなどの不具合があるため、実際にはCPSの出力信号だけにLPFを通す構成としている。
このため、CPS信号だけをLPFを通した信号として扱う構成になるので、クランク角と筒内圧の関係がLPFを通した分だけ位相遅れが発生することになる。このクランク角と、筒内圧との間の時間的ずれは、クランク角および筒内圧を利用して算出する、熱発生率、熱発生量、燃焼重心の誤差として重畳してしまうこととなり、燃焼制御の精度に影響する不具合があった。
特開2005−220796号公報 特開2013−241870号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、クランク角信号をCPSの出力信号と同時、かつ所定時間間隔で検出して同じ信号処理をすることで、クランク角と筒内圧とを位相遅れなどの時間的なずれを無くして、補正をすることなく精度良く算出できる内燃機関の制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の内燃機関の制御装置は、内燃機関のクランク軸の回転に応じて連続的に変化するクランク角信号を出力するクランク角度センサと、前記内燃機関の気筒内圧を検出する筒内圧センサと、同一の通過帯域特性を有する第1および第2ローパスフィルタと、前記クランク角度センサのクランク角信号および前記筒内圧センサの筒内圧信号を同時に取り込み、それぞれ前記第1ローパスフィルタおよび前記第2ローパスフィルタを通過させて得た信号によりクランク角度に対応した筒内圧を検出する検出回路とを備え、前記検出回路は、入力段に、前記クランク角信号および前記筒内圧信号を一定時間間隔で順次取り込んでデジタル変換するAD変換部を備え、前記ローパスフィルタ部は、前記AD変換部から出力される信号をデジタルフィルタ処理の演算により行う。
上記構成を採用することにより、クランク角度センサとして、内燃機関のクランク軸の回転に応じて連続的に変化するクランク角信号を出力するものを用いることで、任意の短いタイミングでクランク角を検出することができる。また、これによって、筒内圧センサの必要な検出タイミングでクランク角信号を得ることができる。さらに、クランク角信号は、連続的に変化する信号であることから、それぞれ同じ通過帯域の第1および第2ローパスフィルタによりフィルタリングを行うことができ、これによってクランク角と筒内圧とが同じ位相遅れを生じることになるので、両者の時間的なずれを考慮することなく対応付をすることができ、検出精度の向上を図ることができる。
第1実施形態を示す電気的なブロック構成図 エンジンと制御システムを示す概略的な構成図 クランク角センサの説明図 信号処理のフローチャート 燃焼状態検出および噴射指令補正値算出処理のフローチャート CPSの出力信号のタイムチャート クランク角センサの信号Vxのタイムチャート クランク角センサの信号Vyのタイムチャート クランク角の演算結果を示すタイムチャート クランク角に対するCPSの出力信号の相関図 第2実施形態を示す電気的なブロック構成図 信号処理のフローチャート クランク角信号およびCPSの出力信号のAD変換処理を説明するタイムチャート
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
全体の概略構成を示す図2において、内燃機関としてのエンジン1は、例えばエンジン制御用のECU(Electronic Control Unit)2によって駆動制御される。エンジン1は、例えば4個の燃焼室3a〜3dが設けられ、そのそれぞれに燃料を注入するためのインジェクタ4a〜4d、筒内圧を検出するための筒内圧センサであるCPS5a〜5dが設けられている。CPS5a〜5dは、それぞれ筒内圧検出信号としてCPS1〜CPS4をECU2に出力する。エンジン1のクランク軸6には、これと対向する位置に、クランク軸6の回転位置に対応するクランク角θを検出するクランク角センサ7が配置されている。
クランク角センサ7は、ICパッケージに組み込まれ、クランク軸6に設けた磁石が形成する地場の磁気強度を、磁気抵抗素子を利用した2つのブリッジ回路を有するものである。2つのブリッジ回路を例えば直交する2つの方向、X方向およびY方向の磁気強度を検出するように設けることで、クランク軸6の回転位置に応じて2つの異なるアナログの検出信号Vx、Vyが出力される。なお、クランク角センサ7としては、例えばInfineon社製の巨大磁気抵抗素子(GMR)を用いたアングルセンサTLE5009などを用いることができる。
次に、電気的なブロック構成を示す図1において、ECU2は、マイコン8、入力回路9および駆動回路10を備えている。入力回路9は、クランク角センサ7から検出信号Vx、Vyが入力され、4つのCPS5a〜5dからCPS信号としてCPS1〜4が入力される。入力回路9は、内部に、各センサから入力される信号をアンチエイリアシング処理するように、同じ構成のフィルタ9aが各信号に対応して設けられている。
マイコン8は、検出回路およびローパスフィルタ部としての機能を有する。マイコン8においては、CPU11、ROM12、RAM13、タイマ14を備えると共に、第1〜第3AD変換部としてのAD変換回路15〜17、選択回路18を備えている。CPU11は、ROM12に記憶された処理プログラムにより後述する演算処理を実行する。RAM13は、CPU11による演算処理のプログラムが一時的に記憶されたり、CPU11による演算結果が適宜のタイミングで一時記憶されたりする。タイマ14は、後述する演算処理の実行タイミングを設定するための計時処理を行う。
マイコン8において、入力回路9から入力される信号は、AD変換回路15〜17でAD変換される。この場合、4つのCPS5a〜5dからのCPS1〜4は、選択回路18を介して選択された信号がAD変換回路17に入力される。AD変換回路15〜17は、入力された信号をAD変換してAD変換信号であるADC1〜3としてバスラインに出力する。AD変換された筒内圧信号ADC1〜3は、CPU11のレジスタに一時的に記憶され、後述するようにしてCPU11で演算処理され、処理結果はRAM13に記憶される。
駆動回路10は、マイコン8により、クランク角センサ7やCPS5a〜5dの出力信号に基づいて演算処理により生成された駆動信号が与えられる。駆動回路10は、マイコン8からの駆動信号に応じてインジェクタ4a〜4dに対して適切なタイミングで必要な噴射量の信号が与えられ、燃料の噴射を制御する。
次に、上記構成の作用について図3〜図10を参照して説明する。
まず、クランク角センサ7の検出動作について説明する。図3はクランク軸6の回転角度θに対応して出力されるクランク角センサ7のクランク角信号VxおよびVyを示すものである。図3に示すように、センサ電源電圧がVsである場合に、クランク軸6の回転方向に対応する磁極Nの方向としてのクランク角θに対応したクランク角信号VxおよびVyは、次式(1)、(2)のように得ることができる。
Vx=Vs×cos(θ) …(1)
Vy=Vs×sin(θ) …(2)
したがって、クランク角信号Vx、Vyは、クランク軸6の回転位置に対応して図3(b)に示すように変化するので、連続的に変化するアナログ信号として出力される。
上記の式(1)、(2)を利用して、クランク角θは次式(3)のように演算することができる。
クランク角θ=arctan(Vy/Vx) …(3)
この場合、クランク角θの演算結果は、センサ電源電圧Vsに大きさに関係の無い値として得ることができるので、アンプ等のオフセットや検出誤差等に基づくクランク角信号Vx、Vyのばらつきが生ずる場合でも、Vsの大きさに起因する部分がキャンセルされる。
マイコン8は、クランク角θから求められる燃焼室3a〜3dの筒内容積とCPS信号とから、後述するようにして燃焼重心位置を検出し、燃焼重心位置が理想位置に合致するように、インジェクタ4a〜4dに対して燃料噴射を制御する。この場合、クランク角信号Vx、Vyおよび筒内圧信号CPS1〜4を精度良く検出するために、この実施形態では、検出後の信号処理を同等のAD変換処理を行うと共に、ローパスフィルタ処理も同等に実施することで、遅延時間が発生することによる位相差の発生を抑制した構成とされている。
すなわち、ECU2においては、クランク角センサ7からクランク角信号Vx、Vyが入力回路9に入力され、CPS5a〜5dからそれぞれのCPS信号が入力回路9に入力される。入力回路9においては、それぞれに対応したフィルタ9aによりアンチエイリアシング処理が行われ、マイコン8に入力される。
マイコン8においては、CPS5a〜5dのうちの選択回路18により選択されたCPS信号とクランク角センサ7のクランク角信号は3つのAD変換回路15〜17により同時にAD変換処理が行われる。AD変換回路15〜17においては、CPU11からの指示により、例えば0.1[ms]の周期で同時にAD変換処理を行う。AD変換の分解能は、例えば12bitに設定することができる。
次に、クランク角θとCPS信号とを対応づける信号処理の内容について、図4を参照して説明する。マイコン8は、AD変換器15〜17によるAD変換処理およびその後のフィルタ処理および演算処理について実施する。なお、この信号処理の説明では、4つのCPS5a〜5dのうち、CPS5aが選択されている場合について説明する。
マイコン8は、まずステップA1で3つのAD変換回路15〜17によりAD変換処理を行うように指示を出す。この場合、マイコン8は、3つのAD変換回路15〜17のそれぞれを、1〜3の番号を割り当てて、それぞれのレジスタにADC1実行フラグ〜ADC3実行フラグのオンを設定する。これにより、各AD変換回路15〜17においては、それぞれにおいて、クランク角信号Vx、VyおよびCPS信号のAD変換が同時に実施される。
マイコン8は、次のステップA2で、各AD変換回路15〜17によるAD変換処理が終了したかどうかを待機する状態となる。この間に、各AD変換回路15〜17は、AD変換処理が終了すると、マイコン8に対してADC1実行フラグ〜ADC3実行フラグをオフにする信号を出力する。マイコン8は、すべてのAD変換回路15〜17からAD変換処理の終了を示すADC1実行フラグ〜ADC3実行フラグのオフを認識すると、ステップA2でYESと判断してステップA3に進む。また、AD変換回路15〜17にて実施されたAD変換結果は、マイコン8内のレジスタADC1〜ADC3に格納される。
マイコン8は、ステップA3で、クランク角センサ7からのクランク角信号VxおよびVyとして、AD変換回路15、16にてデジタル変換された信号をレジスタADC1、ADC2から取り込む。続いて、マイコン8は、ステップA4で、筒内圧信号Vpcylとして、AD変換回路17にてデジタル変換された信号をレジスタADC3から取り込む。
この後、マイコン8は、ステップA5で、クランク角信号Vx、Vyについて、デジタルフィルタ(DF:Digital Filter;以下DF処理と称する)処理を行ってDF処理後のクランク角信号Vx_f、Vy_fを得る。また、マイコン8は、同様にしてステップA6で、筒内圧信号VpcylについてDF処理を行って、DF処理後の筒内圧信号Vpcyl_fを得る。マイコン8は、これらのDF処理では、例えば2次IIR(Infinite Impulse Response)フィルタをモデルとした演算処理を用いることができる。
この場合、マイコン8は、DF処理前のi番目の入力値I(i)に対して、DF処理後の出力値O(i)を、例えば次式(4)に示す演算処理により実行する。
O(i)=a0×I(i)+a1×I(i−1)+a2×I(i−2)
−b0×O(i−1)−b1×O(i−2) …(4)
ここで、式(4)中、an、bn(nは0以上の整数)はフィルタ係数を示している。また、今回の入力値I(i)に対して、前回の値をI(i−1)、前々回の値をI(i−2)とし、今回の出力値O(i)に対して、前回の値をO(i−1)、前々回の値をO(i−2)としている。
次に、マイコン8は、ステップA7で、クランク角θの算出処理を行う。マイコン8は、このクランク角θの算出処理では、DF処理の結果得られたクランク角信号Vx_f、Vy_fを前述の式(3)に代入してクランク角θを算出する。また、クランク角θは、基準位置として上死点(TDC:Top Dead Center)をクランク角0[deg]として算出する。
続いて、マイコン8は、ステップA8で、筒内圧P_cylの算出処理を行う。マイコン8は、この筒内圧P_cylの算出処理では、次式(5)に示す演算により、DF処理後得られた筒内圧信号Vpcyl_fから、物理値としてのP_cylに変換する。
P_cyl=A×Vpcyl_f+Po …(5)
ここで、式(5)中、Aはゲインを示し、Poはオフセット量を示している。
以上のようにして、マイコン8によりクランク角θおよび筒内圧P_cylの値を算出することができる。
次に、図5を参照して、マイコン8による燃焼状態検出および噴射指令補正値算出処理について説明する。これは、マイコン8により、前述のようにして検出したクランク角θおよび筒内圧P_cylの値の算出結果に基づいて演算処理を行うものである。
マイコン8は、まずステップB1で熱発生率算出の処理を行う。この熱発生率算出処理では、マイコン8は、クランク角θに対応した熱発生率dQ(θ)を次式(6)により演算する。
dQ(θ)=1/(κ−1)・[κ・P(θ)・dV(θ)+V(θ)・dP(θ)]…(6)
上式中、dV(θ)=V(θ)−V(θi−1)、dP(θ)=P(θ)−P(θi−1)である。また、κは筒内気体の比熱比で(定圧比熱cp/定容比熱cv)の値、P(θ)は筒内圧、V(θ)は筒内容積を示す。
続いて、マイコン8は、ステップB2で熱発生量算出の処理を行う。この熱発生量算出処理では、マイコン8は、ステップB1で求めた熱発生率dQについて、燃焼開始時点から燃焼終了時点までの間、積算することで求める。この値としては、例えば、TDC(Top Dead Center:上死点)の90°CA前からTDCの90°CA後までの間の熱発生率dQを積算することで求めることができる。
次に、マイコン8は、ステップB3で燃焼重心算出の処理を行う。この燃焼重心算出の処理では、マイコン8は、ステップB2で算出した熱発生量について、所定の比率に達した時のクランク角度を燃焼重心として算出する。
次に、マイコン8は、ステップB4で噴射指令補正値算出の処理を行う。この噴射指令補正値算出の処理では、マイコン8は、例えば、目標燃焼重心を最も燃焼エネルギーを運動エネルギーに変換できる位置とし、「目標燃焼重心−燃焼重心」を噴射時期の補正値として算出する。目標燃焼重心としては、例えばTDC後15°CAの位置を設定する。
以上の演算処理が終了すると、マイコン8はプログラムを終了する。
次に、図6〜図10を参照して、上記のようにして得たクランク角θおよび筒内圧P_cylの値について、ローパスフィルタのDF処理の前後での相違について説明する。
実際の筒内圧P_cylには高周波ノイズが含まれており、この高周波ノイズは微分値を利用して演算する上記の熱発生率演算処理においては誤差の要因となる。本実施形態では、これを除去するため、前述の図4に示したステップA6で、ローパスフィルタ部(LPF)に対応するDF処理を実施することにより高周波ノイズを除去している。そして、この実施形態では、筒内圧P_cyl信号だけでなく、クランク角信号Vx、Vyに対しても同様のDF処理をステップA5で実施している。また、これらのDF処理は同一のローパスフィルタ部に相当する演算である。
この結果、図6に示すように、筒内圧P_cyl信号は、破線で示すDF処理前の値に対して、実線で示すDF処理後の値は位相が遅れた波形となっている。ここでは、例えばローパスフィルタとして、カットオフ周波数1kHzの2次IIRフィルタでバターワース型のものを用いたシミュレーションをしている。LPFのDF処理による位相遅れの影響により、DF後の各信号は、DF前の各信号に対し約0.22[ms]遅れている。
同様に、クランク角θについても、図7および図8に示すように、クランク角信号VxおよびVyのそれぞれについて、破線で示すDF処理前の値に対して実線で示すDF処理後の値の位相が同等の時間遅れている。このため、式(3)を用いて演算したクランク角θの演算結果についても、図9に示すように、破線で示すDF処理前の値に対して実線で示すDF処理後の値が位相遅れを持った結果となっている。
したがって、上記の結果に基づいて、クランク角θに対応した筒内圧P_cylの値は同じDF処理により同じ時間だけ遅延した結果に基づいて対応づけをすることができるので、図10に実線で示すように、真値にほぼ重なった演算結果として得ることができる。ここで真値は、クランク角θに対応した筒内圧P_cylの値として、いずれのDF処理を行っていない場合の結果であり、図10中一点鎖線で示している。図10では、真値と本実施形態での結果である実線で示す値とがほぼ重なっていて、真値はほとんど見えない状態である。
これに対して、従来相当のものでは、筒内圧P_cylだけがローパスフィルタのDF処理を行った結果を用いているので、図10中破線で示しているようにクランク角θに対してプラス方向にシフトした結果となっていた。このため、この結果をそのまま用いることができず、シフトした演算処理などが必要となるものであった。
このような本実施形態によれば次のような効果を得ることができる。
本実施形態では、クランク角センサ7として、クランク軸6の回転位置に対応して連続的に角度を検出可能なセンサを用いた。これにより、CPS5aの信号と同時に任意のクランク角θのクランク角信号Vx、Vyを得ることができる。また、クランク角θとともに連続的に変化するので、エッジ検出処理がなくなる。また、クランク角信号Vx、Vyは、高い周波数の信号が含まれない検出信号として得ることができ、高速でADサンプリングを行う必要も無くなり、信号処理が簡単に行えるようになる。
また、マイコン8内で3つのAD変換回路15〜17によりクランク角信号Vx、VyおよびCPS信号を同時にAD変換処理を行うようにした。これにより、AD変換回路15〜17でAD変換した信号を、同一のローパスフィルタ部においてDF処理することで、同時刻での筒内圧、角度を利用可能となる。また、筒内圧とクランク角との間に時間的ずれを発生させずに、ローパスフィルタ部のDF処理による筒内圧のノイズ低減が可能となる。
また、クランク角信号Vx、Vyに対して、同一のローパスフィルタ部のDF処理を実施することで、両者のゲインの変化は、Vx、Vyの両信号に同様に発生する。そして、式(3)で示したように、クランク角信号Vx、Vyに含まれるセンサ電源電圧Vsの成分は、キャンセルされるので、DF処理では位相が遅れることつまり時間が後方にシフトするだけとなり、クランク角θの検出値には影響を及ぼすことが無くなる。
これにより、クランク角θに対する筒内圧P_cylの時間ずれをほぼ無くした状態で検出できるので、これらクランク角θ、筒内圧P_cylの値を利用し算出する、熱発生率、熱発生量、燃焼重心の誤差を低減し、補正の処理をしなくても燃焼制御の精度の低下を極力低減することができるようになる。
(第2実施形態)
図11から図13は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、マイコン20として、クランク角信号Vx、Vyおよび筒内圧信号Vpcyl_fをAD変換するAD変換回路15〜17を、選択回路21および1個のAD変換回路22を設ける構成により実現するようにしている。マイコン20は、検出回路、ローパスフィルタ部、処理部としての機能を有する。
この構成では、AD変換部としての1個のAD変換回路22により、3つの信号を時分割でAD変換処理する。このため、選択回路21では、3つの信号を順次切り替えて所定タイミングでAD変換回路22に出力し、AD変換を行なうように構成している。
図13(a)〜(c)は、実際のクランク角信号Vx、VyおよびCPS信号Vpcylの推移をそれぞれ実線で示している。また、後述するように、図中「1μs」で示す時刻t1、t2、t3は、説明のために便宜的に信号波形に対して誇張した時間幅で示している。なお、図13(b)、(c)で破線で示すのは、位相補正処理を行った後の信号波形を示している。
選択回路21は、CPU11からの指令により、例えば、クランク角センサ7から入力回路9を経て入力されるクランク角信号Vxをそのままの時刻t1でAD変換回路22に出力する。クランク角信号Vxは、図13(a)に実線で示すような信号波形をしており、時刻t1で黒丸で示す位置の値を得る。
続いて、選択回路21は、選択する信号をクランク角信号Vyに切り替えて一定時間例えば1[μs]の後の時刻t2でAD変換回路22に出力する。これにより、AD変換回路22は、AD変換をすることで、クランク角信号Vyは、図13(b)に実線で示す信号の時刻t1から1[μs]遅れた時刻t2で黒三角で示す位置の値が得られる。
次に、選択回路21は、CPU11からの指令により、CPS5a〜5dからの出力信号のうち、いずれか1個を選択してその出力信号を選択し、さらに一定時間1[μs]経過した時刻t3でAD変換回路22に出力する。これにより、AD変換回路22は、AD変換することで、筒内圧信号Vpcylは、図13(c)に実線で示す信号の時刻t1から2[μs]経過した時刻t3で黒三角で示す位置の値が得られる。
この後、時刻t1、t2、t3のそれぞれでAD変換した信号を、マイコン20により、後述する位相補正処理を行うことで、同時刻に検出した信号として扱うことができるようになり、第1実施形態と同様にしてクランク角θおよび筒内圧P_cylとして算出することができる。
図12は、上記の処理をマイコン20が実施する具体的処理内容を示している。
マイコン20は、まずステップC1で、AD変換回路22に対してADC実行フラグをオンに設定する。このADC実行フラグは、オンに設定されると、AD変換回路22によりADCch1からAD変換処理が順次実施され、ADCch3までの全chのAD変換処理が完了するとOFFになるように設定されたレジスタである。マイコン20は、ADC実行フラグONに設定した後は、先頭のch1から一定時間として1[μs]毎にAD変換回路22にAD変換処理を実行させ、AD変換後の値を受け取るとそれぞれADCch1〜ADCch3のレジスタに記憶させる。
マイコン20は、上記のAD変換処理が完了するまでステップC2で待機し、ADC実行フラグがオフになると、実行完了としてステップC3に進む。マイコン20は、ステップC3で、クランク角センサ7からのクランク角信号VxおよびVyとして、AD変換回路22にてデジタル変換された信号をレジスタADCch1、ADCch2から取り込む。
続いて、マイコン20は、ステップC4で、レジスタADCch2から取得したクランク角信号Vyについて、先頭のch1タイミングに合うよう、ch1実行からの経過時間である1[μs]分だけ、信号の位相補正をする処理を行って補正クランク角信号Vy_pを得る。この位相補正処理では、例えば、1次オールパスフィルタで実現することができる。
これにより、図13(b)で示した黒三角の位置の値として得たAD変換後のクランク角信号Vyが、図中破線で示す波形の黒丸の位置の値、すなわち補正クランク角信号Vy_pとして得られる。この破線で示す波形は、実線で示す波形を1[μs]分だけ遅延させた波形であり、結果として実線で示す波形の時刻t1時点での白丸で示す位置の値を得たことになる。
上記のマイコン20による演算処理としては、i番目の入力値I(i)に対して、出力値O(i)が例えば次式(7)に示すような関係で示されるフィルタ処理である。式(7)中、Aはフィルタ係数であり、位相のみを変化させるものである。
O(i)=−A×I(i)+I(i−1)+A×O(i−1) …(7)
次に、マイコン20は、ステップC5で、筒内圧信号Vpcylとして、AD変換回路22でデジタル変換された信号をレジスタADCch3から取り込む。続いて、マイコン20は、ステップC6で、レジスタADCch3から取得した筒内圧信号Vpcylについて、先頭のch1タイミングに合うよう、ch1実行からの経過時間である2[μs]分だけ、信号の位相補正をする処理を行って補正筒内圧信号Vpcyl_pを得る。この位相補正処理は、ステップC4と同様の処理である。
これにより、図13(c)で示した黒三角の位置の値として得たAD変換後の筒内圧信号Vpcy1が、図中破線で示す波形の黒丸の位置の値、すなわち補正筒内圧信号Vpcyl_pとして得られる。この破線で示す波形は、実線で示す波形を2[μs]分だけ遅延させた波形であり、結果として実線で示す波形の時刻t1時点での白丸で示す位置の値を得たことになる。
この後、マイコン20は、ステップC7で、クランク角信号Vx、補正クランク角信号Vy_pについて、DF処理を行う。これにより、DF処理後のクランク角信号Vx_f、Vy_fを得る。また、マイコン8は、同様にしてステップC8で、補正筒内圧信号Vpcyl_pについてDF処理を行い、DF処理後の筒内圧信号Vpcyl_fを得る。
次に、マイコン20は、ステップC9で、クランク角θの算出処理を行う。マイコン20は、このクランク角θの算出処理では、DF処理後のクランク角信号Vx_f、Vy_fを前述の式(3)に代入してクランク角θを算出する。また、クランク角θは、基準位置として上死点TDCをクランク角0[deg]として算出する。
続いて、マイコン20は、ステップC10で、筒内圧P_cylの算出処理を行う。マイコン8は、この筒内圧P_cylの算出処理では、前述の式(5)に示す演算により、DF処理後得られた筒内圧信号Vpcyl_fから、物理値としてのP_cylに変換する。
以上のようにして、マイコン8によりクランク角θおよび筒内圧P_cylの値を算出することができる。
このような第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、1個のAD変換回路22により時分割でAD変換処理をすることで発生する時間遅れを、AD変換処理後に位相補正処理をすることで同時に実施したのと同等になるようにすることができる。この結果、1個のAD変換回路22により同等の作用効果を得ることができるので、第1実施形態のものよりも低コストで実現することができる。
なお、上記第2実施形態では、AD変換後の異なる時点t1〜t3の信号を、マイコン20により、処理部として位相補正処理で同時に検出した信号となるようにしたが、例えば選択回路21を処理部として、予め時分割のタイミングだけハード的に遅延させるようにすることでAD変換後の信号を同時に検出した信号となるようにすることができる。
また、AD変換後の異なる時点t1〜t3の信号を、マイコン20により、位相補正処理で同時に検出した信号となるようにしたが、AD変換回路22によるAD変換処理の時間間隔に対して、クランク角信号やCPS信号の変化が少なく、要求精度に対して影響がないオーダーである場合には、マイコン20による位相補償処理あるいは選択回路21によるハード的遅延をすることを省略することもできる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した各実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
上記各実施形態では、4個のCPS5a〜5dのうち、同時に処理する筒内圧信号を1気筒分の筒内圧信号CPS1を扱う場合で説明したが、複数の筒内圧信号を同時に扱う構成とすることもできる。例えば、第1実施形態であれば、AD変換回路を増設することで複数の筒内圧信号を同時に扱うことができる。また、第2実施形態であれば、筒内圧信号を増やした分だけADCchを増やして、1回のADC実行を増設したチャンネル分だけ増やすことで扱うことができる。
クランク角センサ7は、GMRを利用したものを用いたが、これに限らず、ホール素子などを利用したものや他のセンサなど、クランク軸の回転と共に連続的な信号を出力するセンサを用いることができる。
図面中、1はエンジン(内燃機関)、2はECU、3a〜3dは燃焼室、4a〜4dはインジェクタ、5a〜5dはCPS(筒内圧センサ)、6はクランク軸、7はクランク角センサ、8はマイコン(検出回路、ローパスフィルタ部)、9は入力回路、9aはアンチエイリアスフィルタ、11はCPU、15〜17はAD変換回路(第1〜第3AD変換部)、20はマイコン(検出回路、ローパスフィルタ部、処理部)、21は選択回路、22はAD変換回路(AD変換部)、である。

Claims (3)

  1. 内燃機関(1)のクランク軸(6)の回転に応じて連続的に変化する2つのクランク角信号を出力するクランク角センサ(7)と、
    前記内燃機関の気筒内圧を検出する少なくとも1つの筒内圧センサ(5a〜5d)と、
    ローパスフィルタ部(20)と、
    前記クランク角センサの2つのクランク角信号および前記筒内圧センサの筒内圧信号を取り込み、前記ローパスフィルタ部を通過させて得た信号によりクランク角に対応した筒内圧を検出する検出回路(20)とを備え、
    前記検出回路(20)は、入力段に、前記クランク角信号および前記筒内圧信号を一定時間間隔で順次取り込んでデジタル変換するAD変換部(22)を備え、
    前記ローパスフィルタ部(20)は、前記AD変換部から出力される信号をデジタルフィルタ処理の演算により行う内燃機関の制御装置。
  2. 内燃機関(1)のクランク軸(6)の回転に応じて連続的に変化する2つのクランク角信号を出力するクランク角センサ(7)と、
    前記内燃機関の気筒内圧を検出する少なくとも1つの筒内圧センサ(5a〜5d)と、
    ローパスフィルタ部(8)と、
    前記クランク角センサの2つのクランク角信号および前記筒内圧センサの筒内圧信号を取り込み、前記ローパスフィルタ部を通過させて得た信号によりクランク角に対応した筒内圧を検出する検出回路(8)とを備え、
    前記検出回路(8)は、入力段に、前記クランク角度センサ(7)の2つのクランク角信号および前記筒内圧センサの筒内圧信号を一定時間間隔で同時に取り込んでそれぞれデジタル変換する第1〜第3AD変換部(15〜17)を備え、
    前記ローパスフィルタ部(8)は、前記第1〜第3AD変換部から出力される信号のそれぞれをデジタルフィルタの演算処理により行う内燃機関の制御装置。
  3. 一定時間間隔で順次取り込む前記クランク角信号および前記筒内圧信号の時間のずれを位相補正または遅延処理により同時に検出した信号となるように補正する処理部(20)を備えた請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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