JP6628522B2 - リアシートの取付構造 - Google Patents

リアシートの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6628522B2
JP6628522B2 JP2015168885A JP2015168885A JP6628522B2 JP 6628522 B2 JP6628522 B2 JP 6628522B2 JP 2015168885 A JP2015168885 A JP 2015168885A JP 2015168885 A JP2015168885 A JP 2015168885A JP 6628522 B2 JP6628522 B2 JP 6628522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
cross member
rear seat
seat
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015168885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017043289A (ja
Inventor
健治 井頭
健治 井頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2015168885A priority Critical patent/JP6628522B2/ja
Publication of JP2017043289A publication Critical patent/JP2017043289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6628522B2 publication Critical patent/JP6628522B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車体のフロアの後部であって、燃料タンクの上方位置にシートブラケットを介してリアシートを取り付けるリアシートの取付構造に関する。
従来、自動車などの車両のリアシートは、車体のフロアの後部であって燃料タンクの上方位置にシートブラケットを介してリアシートが取り付けられるようになっており、このときフロア後端には段差部が設けられ、このフロア後端の段差部の後方でかつ燃料タンクの前方には断面L字状のリアクロスメンバが配置され、フロア後端の段差部とリアクロスメンバとの間に補強用の閉断面が形成され、さらにこの閉断面上に断面ハット状のリインフォースメントメンバが配置されて、このインフォースメントメンバにリアシートが取り付けられる(特許文献1参照)。
ところで、フロア高さを変えずに車高を高くした車両(自動車)も開発され、この種の車高の高い車両におけるリアシートの取り付けには、例えば図5に示すような構造が採用される。すなわち、図5に示すように、車両のフロア前部を構成するフロントフロアパン51上に断面矩形状の嵩上げ用フロア部材52が配置され、リアシート53が配置される車両のフロア後部を構成するリアフロアパン54の下方には燃料タンク55が配設され、リアクロスメンバ56の前下端部がフロントフロアパン51の後端に溶接等により固定されてリアクロスメンバ56が斜め後ろ上方に立ち上がるようにして燃料タンク55の前方に配置され、リアクロスメンバ56の上端部がリアフロアパン54の前端部に溶接等により固定される。
さらに、図5に示すように、断面L字状のリインフォースメントメンバ57がフロア部材52の後方でリアクロスメンバ56の上半部を覆うようにリアクロスメンバ56の前方に配置され、リインフォースメントメンバ57の下端部がリアクロスメンバ56のほぼ中央部に溶接等により固定されて配置され、リインフォースメントメンバ57の上端部が、フロア部材52の上面よりも高い位置においてリアフロアパン54の前端部に溶接等により固定され、このリインフォースメントメンバ57とリアクロスメンバ56との間に閉断面が形成される。このとき、リインフォースメントメンバ57とリアクロスメンバ56とによる閉断面によりリアシート53の下方の車体強度が確保され、リアフロアパン54の前端部にリアシート53の固定用のシートブラケット58が配置されてリアシート53が設置される。なお、フロア部材52の上平面より、リアシート53に着座した乗員の足を載せるための嵩上げしたリアフロア面が形成される。
特開2003−291859号公報(段落0006,0007および図1)
ところが、上記した特許文献1に記載のリアシート取付構造や、図5のようなフロア面を嵩上げした車両のリアシート取付構造の場合、例えば図5に示すように、車体後部の燃料タンク55の上方にリアシート53を設置するため、リアシート53に着座した乗員の足元スペースは、リアシート53の前端よりもさらに前方に制限されてゆとりがなく、乗員の足元スペースを少しでも後方つまりリアシートの下方にまで広げて窮屈さを解消することが望まれている。
本発明は、簡単な構成により、車体の強度を確保しつつリアシート前下方にまで乗員の足元スペースを広げられるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係るリアシートの取付構造は、車体のフロアの後部であって、シートブラケットを介してリアシートを取り付けるリアシートの取付構造において、前記フロアの後端部から立ち上がって配置されたクロスメンバと、前記フロアの後端部に下端部が固定され前記クロスメンバの前方に配置されて前記クロスメンバとの間に閉断面を形成するステップ状をなす補助部材と、前記補助部材の後端に上方に立ち上がるように一体形成され前記クロスメンバに固定される縦壁部とを備え、前記縦壁部が車幅方向において前後に波打った形状に形成され、前記リアシートの前部を取り付けるための前記シートブラケットは、前記縦壁部の後方に配置されていることを特徴としている。
係る構成によれば、フロアの後端部から立ち上がって配置されたクロスメンバと、フロアの後端部に下端部が固定されクロスメンバの前方に配置されたステップ状をなす補助部材との間に閉断面が形成され、車幅方向において前後に波打った形状の縦壁部が、補助部材の後端に上方に立ち上がって一体形成されてクロスメンバに固定され、縦壁部の波打ち形状により、クロスメンバと補助部材との間の閉断面による剛性がこの閉断面の上方においても確保され、縦壁部の採用によって補助部材の上面の面積を大きくとることができ、リアシートの前下方に乗員の足元スペースを広げることが可能になる。
本発明によれば、クロスメンバと補助部材との間の閉断面に連続するように車幅方向において前後に波打った形状の縦壁部を設けたため、クロスメンバと補助部材との間の閉断面による剛性をその上方においても確保することができ、波打ち形状の縦壁部の採用によって、ステップ状の補助部材の上平面の面積を極力大きくとることが可能になり、フロア面を嵩上げした車両において、車体の強度を確保しつつリアシートの前下方にまで乗員の足元スペースを広げて窮屈さを解消することができる。
本発明に係る車両のリアシートの取付構造の一実施形態の側面図である。 図1の一部の斜視図である。 図2の一部の斜視図である。 図2の他の一部の斜視図である。 従来例の側面図である。
本発明に係るリアシートの取付構造を、フロア高さを変えずに車高を高くした車両(自動車)に適用した一実施形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。ここで、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味する。
車高の高い車両の場合、図1に示すように、フロア前部を構成するフロントフロアパン1上に発泡スチロール等からなる断面矩形状の嵩上げ用フロア部材2が配置され、車両のフロア後部を構成するリアフロアパン3の下方には燃料タンク4が配設され、リアフロアパン3の上方にリアシート5が配置され、燃料タンク4の前方にリアクロスメンバ6が配置される。
このとき、リアクロスメンバ6の下端がフロントフロアパン1の後端に溶接等により固定され、リアクロスメンバ6が斜め後ろ上方に立ち上がるようにして燃料タンク4の前方に配置されており、このようなリアクロスメンバ6の上端部がリアフロアパン3の前端部に溶接等により固定されている。
さらに、図1に示すように、断面L字状を有しステップ状をなす補助部材7がリアクロスメンバ6の前方でかつフロア部材2の後方に配置され、この補助部材7の下端部が、フロントフロアパン1の後端に固定されたリアクロスメンバ6の前下端部に溶接等により固定され、補助部材7が垂直に立ち上がるようにして配置され、補助部材7とリアクロスメンバ6との間に閉断面Hが形成されている。ここで、補助部材7の上面はフロア部材2の上面と同一平面を成すように補助部材7が形成されている。
また、図1に示すように、縦壁部8が補助部材7の後端に垂直に立ち上がるように一体形成され、さらに縦壁部8の上端部が後方に折曲されて折曲部9が形成され、この折曲部9がリアクロスメンバ6の上端部に溶接等により固定されている。
ところで、縦壁部8は、図3および図4に示すように、車幅方向において前後に波打った形状に形成され、リアフロアパン3の前端部にリアシート5の固定用のシートブラケット10が配置されてリアシート5がボルト等により固定される。ここで、縦壁部8の波打ち形状とは、特に図3、図4に示されるように、リアクロスメンバ6の上端前面に当接して配置される矩形状の非突出部8aと、前方に突出してリアクロスメンバ6の上端前面から離間した矩形状の突出部8bとが交互に配置された形状であり、非突出部8aがリアクロスメンバ6の上端前面に溶接(図3、図4中の×印)等より固定される。
そして、フロア部材2および補助部材7の上平面より、リアシート5に着座した乗員の足Fを載せるために嵩上げしたリアフロア面が形成される。なお、図3、図4において、11はリアシート5をシートブラケット10にボルト固定するためのボルト孔を示し、リアシート5の前部の左、右についてそれぞれ3箇所ずつのボルト孔11が形成されている。また、縦壁部8の折曲部9をリアクロスメンバ6の上端部に溶接する際に、シートブラケット10が溶接部分に干渉しないように、シートブラケット10の前端は平面視で波型に加工されている。
このように、補助部材7とリアクロスメンバ6との間の閉断面Hにより、リアシート5の下方の車体強度が確保されるとともに、縦壁部8の波打ち形状により、リアクロスメンバ6と補助部材7との間の閉断面Hによる剛性がこの閉断面Hの上方においても確保され、閉断面Hとは別の閉断面構造を採用せずとも波打ち形状の縦壁部8の採用によって、補助部材7の上平面の面積を大きくとることが可能になり、リアシート5の前下方にまで乗員の足元スペースを広げられる。
したがって、上記した実施形態によれば、リアクロスメンバ6と補助部材7との間の閉断面Hに連続するように車幅方向において前後に波打った形状の縦壁部8を設けたため、リアクロスメンバ6と補助部材7との間の閉断面Hによる剛性をその上方においても確保することができ、波打ち形状の縦壁部8の採用によって、ステップ状の補助部材7の上平面の面積を最大限に大きくすることができ、フロア面を嵩上げした車両において、車体の強度を確保しつつリアシート5の前下方にまで乗員の足元スペースを広げて窮屈さを解消することが可能になる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、本発明に係るリアシートの取付構造をフロア高さを変えずに車高を高くした車両(自動車)に適用した例について説明したが、車高を高くした車両に限らず通常の車高の車両にも適用することが可能であり、上記した実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、上記した実施形態では、縦壁部8を、リアクロスメンバ6の上端前面に当接して配置される矩形状の非突出部8aと、前方に突出してリアクロスメンバ6の上端前面から離間した矩形状の突出部8bとが交互に配置された形状に形成したが、非突出部8aおよび突出部8bは矩形状に限るものではなく、要するにリアクロスメンバ6の上端前面に当接する部分と前方に突出する部分が交互に並んだ形状であればよい。
また、上記した実施形態は、リアシート5の下方に燃料タンク4が配置されている車両を例に挙げたが、燃料タンクの配置位置は上記したものに限定されるものではない。
1 …フロントフロアパン(フロア)
3 …リアフロアパン(フロア)
5 …リアシート
6 …リアクロスメンバ
7 …補助部材
8 …縦壁部
8a …非突出部
8b …突出部
10 …シートブラケット

Claims (1)

  1. 車体のフロアの後部であって、シートブラケットを介してリアシートを取り付けるリアシートの取付構造において、
    前記フロアの後端部から立ち上がって配置されたクロスメンバと、
    前記フロアの後端部に下端部が固定され前記クロスメンバの前方に配置されて前記クロスメンバとの間に閉断面を形成するステップ状をなす補助部材と、
    前記補助部材の後端に上方に立ち上がるように一体形成され前記クロスメンバに固定される縦壁部とを備え、
    前記縦壁部が車幅方向において前後に波打った形状に形成され
    前記リアシートの前部を取り付けるための前記シートブラケットは、前記縦壁部の後方に配置されていることを特徴とするリアシートの取付構造。
JP2015168885A 2015-08-28 2015-08-28 リアシートの取付構造 Active JP6628522B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168885A JP6628522B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 リアシートの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168885A JP6628522B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 リアシートの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017043289A JP2017043289A (ja) 2017-03-02
JP6628522B2 true JP6628522B2 (ja) 2020-01-08

Family

ID=58209602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015168885A Active JP6628522B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 リアシートの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6628522B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6077289B2 (ja) * 2012-11-30 2017-02-08 ダイハツ工業株式会社 車両のリヤシート構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017043289A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6346979B2 (ja) シート用フレーム
JP5564576B2 (ja) 車体構造
JP5630721B2 (ja) 車体前部の構造
JP6794904B2 (ja) 乗物用シート
JP5759866B2 (ja) 車両のタンク組付構造
US20170028880A1 (en) Tether anchor bracket
JP6628522B2 (ja) リアシートの取付構造
JP6572972B2 (ja) シートバックフレーム及び車両用シート
KR20170001117U (ko) 뒤보기가 가능한 경량형 카시트
JP6459032B2 (ja) アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタブラケット
JP6651625B2 (ja) シートバックフレーム及びこれを使用した車両用シート
JP2017140897A (ja) 自動車のフロア保護構造
JP6459031B2 (ja) アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタブラケット
JP5414107B2 (ja) シートクッションの取り付け構造
JP4423597B2 (ja) バンパーの取付構造
JP6300065B2 (ja) 車両用ロアアンカレッジ構造
JP6274431B2 (ja) 車両の下部構造
JP5548741B2 (ja) 車体前部構造
JP6361968B2 (ja) 車両のフロントグリル
JP5530973B2 (ja) 車両用シートの設置構造
JP6040009B2 (ja) 乗物用シート
JP6769251B2 (ja) キャブフロア構造
JP6725263B2 (ja)
JP5918814B2 (ja) 車両用シート
JP2014188285A (ja) シートカバーの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6628522

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250