JP6628194B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者が操作可能な操作手段を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1等に記載されるように、遊技者に操作手段の操作を促し、当該操作手段が操作されたことを契機として、当否が当たりとなる期待度を示唆する等、各種演出を実行する遊技機が公知である。
特開2009−136470号公報
本発明が解決しようとする課題は、操作手段を備えた遊技機において、操作手段の操作を促す態様を含む一連の演出を従来にないものとすることである。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、遊技者が操作可能な操作手段と、遊技者に対して前記操作手段の操作を促す操作指示演出を実行する指示演出実行手段と、前記操作指示演出が実行される可能性があることを予告する操作予告演出を実行する予告演出実行手段と、を備え、ある当否判定結果を報知する対象演出の少なくとも一部として前記操作指示演出を実行する場合、前記ある当否判定結果よりも前に報知が完了する当否判定結果を報知する先の演出の実行中に、前記操作予告演出の少なくとも一部を実行することが可能であることを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機によれば、先の演出の実行中に操作予告演出の少なくとも一部が実行されるから、遊技者は、対象演出中に操作指示演出が実行されることを先の演出中に把握することが可能である。
前記操作指示演出における前記操作手段の操作が有効となる操作有効時間の開始時点は、前記対象演出の開始または開始直後の時点に設定されていてもよい。
このように、操作有効時間の開始時点が、対象演出の開始または開始直後の時点に設定されている場合であっても、操作有効時間の開始が近いことを前もって(先の演出の実行中に)遊技者に知らせることが可能である。
前記操作予告演出は、複数の前記先の演出を跨いで実行される可能性があるとよい。
このような構成とすることで、操作予告演出を、操作予告機能だけでなく、当否判定結果を示唆するいわゆる先読み機能を発現するものとして利用することが可能である。
前記操作予告演出は、前記操作指示演出が発生する蓋然性が異なる複数種の演出態様を含むものであるとよい。
操作予告演出が発生した場合、必ず操作指示演出が発生するように設定する必要はない。操作予告演出が発生した場合、必ず操作指示演出が発生するように設定されていない場合において、上記のような構成とすれば、操作指示演出が発生するかどうかを、操作予告演出の態様によって想像するという面白みのある一連の演出とすることが可能である。操作予告演出の態様が、操作指示演出が発生する蓋然性を示唆するものであるから、例えば操作予告演出自体も間接的に当否判定結果を示唆するいわゆる先読み機能を発現するものとして利用することが可能である。
前記操作指示演出および前記操作予告演出のいずれも、表示装置に前記操作手段を模した画像を表示する演出を含み、前記操作指示演出と前記操作予告演出とでは、前記表示装置に表示される前記操作手段を模した画像およびその背景画像の少なくともいずれか一方の態様が異なるとよい。
このように構成すれば、未だ操作手段の操作が有効ではない操作指示演出中であるのか、操作手段の操作が有効である操作指示演出中であるのかを分かりやすくすることが可能である。
前記操作指示演出において前記表示装置に表示される前記操作手段を模した画像の方が、前記操作予告演出において前記表示装置に表示される前記操作手段を模した画像よりも明瞭であるとよい。
このように構成すれば、未だ操作手段の操作が有効ではない操作指示演出中であるのか、操作手段の操作が有効である操作指示演出中であるのかを分かりやすくすることが可能である。
前記操作予告演出は、前記操作指示演出における前記操作手段の操作が有効となる操作有効時間の開始時点までの時間を示すタイマ表示を表示装置に表示する演出を含むとよい。
このように構成すれば、操作有効時間の開示時点をより分かりやすくすることが可能である。
本発明にかかる遊技機によれば、操作手段の操作を促す態様を含む一連の演出を従来にないものとすることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示装置の表示領域に表示される識別図柄および保留図柄の一例を示した図である。 操作演出を説明するための図である。 第一変形例にかかる操作演出を説明するための図である。 第二変形例にかかる操作演出を説明するための図である。 第三変形例にかかる操作演出(操作予告演出)を説明するための図である。 第四変形例にかかる操作演出を説明するための図である。 第五変形例にかかる操作演出を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。表示装置91が遊技盤90の後方に設けられており、表示装置91の表示領域911は遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2〜図8では、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選(当否判定)は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口が複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。大当たりに当選した場合には大当たり遊技が実行される。大当たり遊技は、大入賞口906が頻繁に開放状態となり、遊技者が多くの遊技球(いわゆる出玉)を獲得することができるものであって、公知の遊技機と同様であるため詳細な説明を省略する。獲得できる遊技球の期待値が異なる複数種の大当たり遊技が設定されていてもよい。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される識別図柄30の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。識別図柄30は、当否判定結果の報知の開始とともに変動を開始する(図2等参照)。大当たりに当選している場合には識別図柄30は最終的に所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄30の三つ揃い)で停止する。はずれである場合には識別図柄30は最終的にそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせで停止する。
また、本実施形態では、上記当否判定のための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(識別図柄30の変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知が開始されていない数値(当該数値のそれぞれに対応するものがいわゆる「保留」である)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
本実施形態では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(当否判定情報)のそれぞれに対応するマークである保留図柄40が、表示装置91の表示領域911に表示される。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留図柄40が表示装置91の表示領域911に表示される(図2等参照)。なお、保留図柄40が表示される態様は、このようなものに限られるわけではない(例えば、メインの表示装置91とは異なる、保留図柄40が表示される表示装置が別途設けられていてもよい)。
本実施形態にかかる遊技機1は、ある当否判定結果を報知する演出(以下、対象演出10bと称することもある)の一部として、操作手段20を利用した操作指示演出12を実行することがある(当該操作指示演出12を実行する手段が本発明における指示演出実行手段に相当する)。操作手段20は、遊技者が操作可能なものである。本実施形態における操作手段20は、遊技者側に設けられた押しボタンである(図1参照)。操作手段20が操作されたこと(本実施形態では押されたこと)を検出する操作検出手段(図示せず)が別途設けられる。操作手段20の具体的態様はどのようなものであってもよい。操作手段20およびその操作を検出する構成が設けられていればよい。異なる複数種の操作手段20が設けられていてもよい。
操作手段20の操作が有効になる操作有効時間が設定され、当該時間内に操作手段20が操作されたときに、それが演出上反映されるものであれば、操作指示演出12の具体的な態様はどのようなものであってもよい。なお、以下の説明における操作指示演出12は、詳細を後述する操作予告演出11を経て発生するものである(以下、操作予告演出11から操作指示演出12に至る一連の演出を操作演出10と称することもある)。当該操作指示演出12以外の操作手段20を利用した演出が発生することがあってもよい。
操作予告演出11(当該操作予告演出11を実行する手段が本発明における予告演出実行手段に相当する)は、操作演出10における操作指示演出12の前に実行される演出であって、遊技者に対し、操作指示演出12が発生すること、すなわち操作手段20の操作を求めることを前もって知らせるための演出である。このように操作手段20の操作を求めることを前もって予告するような演出であれば、当該操作予告演出11の具体的な態様はどのようなものであってもよい。
以下、操作予告演出11から操作指示演出12に至る操作演出10の流れを、図3に示す具体例を用いて説明する。本実施形態における操作予告演出11は、表示装置91の表示領域911に操作手段20を模した半透明な画像(各図においては「半透明」であることを点線で表現している)が表示されるものである。背景画像が薄く映りこむような操作手段20を模した画像とすることにより、遊技者は半透明な画像であることを認識すること(詳細を後述する操作指示演出12で表示される操作手段20を模した画像とは異なること)を認識することが可能である(以下、当該画像を半透明画像111と称することもある)。なお、操作手段20を「模した画像」は、操作手段20を表した画像であることを遊技者が認識できる程度に描写されたものであればよく、操作手段20が忠実に描写された画像だけでなく、操作手段20が多少変形(デフォルメ)されて描写されたような画像等を含む(以下、「模した画像」というときは同じ)。
本実施形態における操作予告演出11では、複数の半透明画像111が表示領域911の外側から中央に向かって移動する映像が表示される。例えば、二つの半透明画像111が、表示領域911の幅方向外側から幅方向内側に向かって移動する映像が表示される。最終的には、複数の半透明画像111が表示領域911の中央で重なり(図3(a)〜図3(c)参照)、当該重なった画像が後述する実画像121に変化する(図3(d)参照)。
操作指示演出12は、上述したように、遊技者に対して操作手段20の操作を促す演出を含むものである。具体的には、操作手段20を模した画像が表示装置91の表示領域911に表示されることにより、遊技者は操作手段20を操作すべきときであることを認識する。これと併せて「押せ」といった文字(図3(d)参照)や、操作有効時間の残り時間(図示せず)が表示されてもよい。操作指示演出12における操作手段20を模した画像は、操作予告演出11における操作手段20を模した画像と異なるものである。本実施形態では、操作予告演出11において表示される半透明画像111よりも明瞭な画像(以下、当該画像を実画像121と称することもある)である。つまり、実画像121は、半透明画像111のように背景画像が映りこむ画像ではない、または映りこむ程度が低いものであり、遊技者はよりはっきりとした態様で操作手段20を模した画像であるということを認識することができる。つまり、操作予告演出11の段階では、操作手段20を模した画像(半透明画像111)が幾分不明瞭なものであるから、現状は操作手段20を操作すべきタイミングではないということを把握できる。一方、操作指示演出12の段階では、操作手段20を模した画像(実画像121)が(半透明画像111よりも)明瞭なものであるから、操作手段20を操作すべきタイミングであるということを把握できる。なお、当該明瞭さの差を制御する手法としては種々考えられる。例えば、白黒表示とカラー表示の差、明度の差、解像度の差等によって設定する手法が挙げられる。
このように、操作予告演出11において表示された複数の半透明画像111が表示領域911の中央で重なると、実画像121に変化する。つまり、図3に示すように、複数の半透明画像111が表示されてから重なるまでの演出が操作予告演出11であり、重なった半透明画像111が実画像121に変化してからの演出が操作指示演出12である。本実施形態では、操作指示演出12における操作有効時間内に操作手段20が操作された結果演出として、対象演出10bを経て報知される当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、大当たり信頼度と称することもある)を示唆する表示がなされる(図3(e)参照)。操作手段20が操作された結果として実行される演出の態様はどのようなものであってもよい。本実施形態のように、当否判定結果に関係する内容のものであってもよいし、当否判定結果に全く関係のない演出が発生するものであってもよい。
このように、操作予告演出11から操作指示演出12に至る操作演出10は、演出を実行する期間が次のように設定されている。操作指示演出12は、ある当否判定結果を報知する演出である対象演出10bの少なくとも一部である。操作予告演出11は、かかる操作指示演出12よりも前に実行される演出である。当該操作予告演出11は、その少なくとも一部が、対象演出10bによって報知される上記「ある報知判定結果」よりも前に報知が完了する当否判定結果を報知する演出(以下、先の演出10aと称することもある)の実行中に行われるものである。
本実施形態では、先の演出10aの完了とほぼ同時に、操作予告演出11が完了するように設定されている。具体的には、先の演出10aが開始されてから所定時間後に操作予告演出11が開始(先の演出10aのトータルの長さによって当該所定時間がその都度変化してもよい)し、先の演出10aの完了とほぼ同時に操作予告演出11が完了する。
操作予告演出11の完了時点は、操作指示演出12の開始時点でもある。先の演出10aの完了とほぼ同時に操作予告演出11が完了するということは、操作指示演出12の開始とほぼ同時に対象演出10bが開始するということである。本実施形態では、操作手段20の操作が有効となる操作有効時間の開始時点は、対象演出10bの開始または開始直後の時点に設定されている。なお、「対象演出10bの開始または開始直後の時点」としたのは、対象演出10bの開始と同時に操作有効時間が開始されるものではなくても、遊技者に対し、対象演出10bの開始と同時に操作有効時間が開始されたかのような印象を与えるものであれば、対象演出10bの開始直後の時点から操作有効時間が開始されるものであってもよいということである。
このように、本実施形態では、操作予告演出11が先の演出10aの実行中に実行されるから、遊技者は、対象演出10b中に操作指示演出12が実行されることを先の演出10a中に把握することが可能である。また、対象演出10b中に操作予告演出11を実行するための時間を確保する必要がないから、対象演出10bにおける操作有効時間の開始時点を早めることが可能である。
特に、本実施形態のように、操作指示演出12における操作手段20の操作が有効となる操作有効時間の開始時点が、対象演出10bの開始または開始直後の時点に設定されている場合であっても、操作有効時間の開始が近いことを前もって(先の演出10aの実行中に)遊技者に知らせることが可能である。
なお、操作予告演出11が発生したときには必ず操作指示演出12が発生する設定としてもよいし、操作予告演出11が発生したにも拘わらず操作指示演出12が発生しないときがある設定としてもよい。操作予告演出11が発生したにも拘わらず操作指示演出12が発生しないときがある設定とする場合には、操作予告演出11を経て操作指示演出12が発生するか否かが、いわゆる大当たり信頼度を示唆する要素として設定されたものとしてもよい。
以下、上記実施形態における操作演出10の変形例について、上記操作演出10と異なる点を中心に説明する。なお、以下の変形例を用いて説明する技術思想を複数適用した操作演出10とすることもできる。
・第一変形例
上記実施形態における操作演出10においては、操作予告演出11の全体が先の演出10a中に実行されることを説明したが、操作予告演出11の一部が先の演出10a中に実行されるものであってもよい。例えば、図4に示すように、操作予告演出11の前半部分(図4(a)、(b))が先の演出10a中に実行され、残りの後半部分(図4(c))が対象演出10b中に実行されるように設定されていてもよい。なお、ここでいう「前半部分」「後半部分」とは、先の演出10a中に実行されるものか、対象演出10b中に実行されるものかを区別するための形式的な表現であって、前半部分と後半部分に明確な区切りが存在していることや、前半部分と後半部分の長さが同じであること等を必要とするものではない。このように設定された場合、対象演出10b開始と同時に操作予告演出11の後半部分が実行され、その後操作指示演出12が開始されることとなる。
このような第一変形例にかかる操作演出10のように、操作予告演出11の一部のみが先の演出10a中に実行されるものであってもよい。このような場合であっても、対象演出10bにおいて操作予告演出11の全体を実行する必要がないのであるから、その分、対象演出10bにおける操作指示演出12(操作有効時間)の開始時点を早めることが可能である。
・第二変形例
上記実施形態における操作演出10は、対象演出10bの一つ前の先の演出10aにおいて操作予告演出11が実行されるものであることを説明したが、操作予告演出11が実行される先の演出10aは一つのみでなくてもよい。つまり、本例にかかる操作演出10は、対象演出10bより先に当否判定結果の報知が完了する複数の先の演出10aを跨いで操作予告演出11が実行されるものである。例えば、図5に示すように、対象演出10bよりも二つ前に当否判定結果が報知される第一の先の演出10aを利用して操作予告演出11の前半部分が実行され(図5(a)(b))、一つ前に当否判定結果が報知される第二の先の演出10aを利用して操作予告演出11の後半部分が実行される(図5(c)(d))構成とすることができる。
この場合、操作予告演出11に利用される先の演出10aの数に応じて、対象演出10bを経て報知される当否判定結果の大当たり信頼度が示唆されるように設定されていてもよい。例えば、操作予告演出11に利用される先の演出10aの数が多いほど、対象演出10bを経て報知される当否判定結果の大当たり信頼度が高くなるように設定することができる。つまり、操作予告演出11が、より前段階の先の演出10aから開始されていればいるほど、対象演出10bを経て報知される当否判定結果の大当たり信頼度が高くなるように設定することができる。また、操作予告演出11が発生したにも拘わらず操作指示演出12が発生しないときがある設定とする場合には、より前段階の先の演出10aから開始されていればいるほど、操作指示演出12が発生しやすくなる設定とすることもできる。このような設定は、ある当否判定結果を報知するに際し、当該ある当否判定結果の大当たり信頼度を、それよりも前に当否判定結果の報知が完了するものの当否判定結果を報知する演出を利用して示唆するいわゆる「先読み演出」に相当する演出として操作予告演出11が設定されたものと考えることもできる。
このような第二変形例にかかる操作演出10によれば、操作予告演出11がどの段階から発生したかが大当たり信頼度を示唆するものとなるから、操作予告演出11(操作予告演出11から操作指示演出12に至る操作演出10)の趣向性を向上させることが可能である。
・第三変形例
操作予告演出11は、複数種の演出態様を含むものであってもよい。例えば、上記実施形態における操作予告演出11に則していえば、図6に示すように操作予告演出11において表示される操作手段20を模した半透明画像111の数が異なる複数種の演出態様が設定された構成とすることができる。この場合、操作予告演出11において表示される操作手段20を模した半透明の画像の数が、操作指示演出12が発生する蓋然性を示唆するものとすることができる。例えば、操作予告演出11において表示される操作手段20を模した半透明画像111の数が多ければ多いほど、操作指示演出12が発生する蓋然性が高くなる設定とすることができる。図6に示した例では、当該蓋然性は、半透明画像111が四つ表示される(c)が最も高く、半透明画像111が二つ表示される(a)が最も低い。操作指示演出12の発生の有無が、対象演出10bを経て報知される当否判定結果の大当たり信頼度を示唆するものとするのであれば、実行される操作予告演出11の演出態様が(間接的に)対象演出10bを経て報知される当否判定結果の大当たり信頼度を示唆するものとなるということができる。
なお、図6に示した例のように、各演出態様同士に一定の関係性を見出すことができるような設定(図6に示した例では、操作手段20を模した半透明画像111が表示されるということで共通する)としてもよいし、各演出態様同士に関係性を見出すことができない設定としてもよい。ただし、図6に示した例のように各演出態様同士に一定の関係性を見出すことができるような設定とすれば、操作指示演出12に発展する蓋然性の高低と各演出態様の関係性が分かりやすい一連の操作演出10とすることが可能である。
このような第三変形例にかかる操作演出10によれば、操作予告演出11の演出態様が操作指示演出12へ発展する蓋然性を示唆するものとなるから、操作予告演出11(操作予告演出11から操作指示演出12に至る操作演出10)の趣向性を向上させることが可能である。
・第四変形例
上記実施形態では、操作予告演出11において操作手段20を模した半透明画像111が表示され、操作指示演出12ではそれよりも明瞭な実画像121が表示されることを説明したが、操作予告演出11と操作指示演出12を区別させるための画像の表示手法はこれに限られない。操作予告演出11や操作指示演出12において表示される操作手段20を模した画像は同じであるものの、操作手段20を模した画像の周囲に表示される背景画像50の態様が異なる構成としてもよい。具体的には、例えば図7に示すように、操作予告演出11において表示される背景画像50aよりも、操作指示演出12において表示される背景画像50bの方が明瞭なものとすればよい。当該明瞭さの差を設定する手法としては、白黒表示とカラー表示の差、明度の差、解像度の差等、種々考えられる。
・第五変形例
操作予告演出11は、操作指示演出12における操作手段20の操作が有効となる操作有効時間の開始時点までの時間を示すタイマ表示を表示装置91の表示領域911に表示する演出を含むものであってもよい。例えば、図8に示すように、操作予告演出11において、操作手段20を模した半透明画像111とともに、操作有効時間が開始されるまでの時間を示すカウントダウン表示60(例えば、「3」、「2」、「1」、「0」(操作有効時間開始)というようなカウントダウン表示60)を行う。なお、カウントダウン表示60は、実際の時間とずれていてもよい(例えば、「3」の表示から「2」の表示に至る時間は、正確に1秒でなくてもよい)。また、「0」(操作有効時間開始を示す表示)はなされなくてもよい。
タイマ表示の別例としては、時間とともに変化するゲージが表示され、当該ゲージが一杯または0となったときに操作有効時間が開始される構成が挙げられる。このように、タイマ表示は、操作有効時間開始のタイミングを視覚的に示すものであればどのようなものであってもよい。
このような第五変形例にかかる操作演出10によれば、操作有効時間の開示時点をより分かりやすくすることが可能である。
以上、本発明の一実施形態(およびその変形例)について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態(およびその変形例)に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態およびその変形例で説明したような、操作予告演出11から操作指示演出12に至る操作演出10が発生するケースが、特定の遊技状態に限定されていてもよい。例えば、当否抽選の契機となる入賞口に遊技球が頻繁に入賞する状態であって、当否判定結果を報知する演出の時間が通常の遊技状態に比べて短い状態(いわゆる時間短縮状態)においてのみ、上記操作演出10が発生する設定とすることができる。かかる状態においては、各当否判定結果を報知する演出の時間が短く、遊技者が操作手段20を操作するのに十分な時間を確保できないことがあるから、上記実施形態およびその変形例で説明した技術思想を適用する対象(遊技状態)として特に有効である。
異なる複数種の操作手段20が設けられている場合、ある特定の種類の操作手段20を操作させる操作指示演出12が発生する場合の少なくとも一部においてのみ、事前に上記実施形態のような操作予告演出11が発生するものとすることができる。例えば、複数種の操作手段20のうち、遊技者に操作を促す演出の発生頻度が最も低い操作手段(以下、低頻度の操作手段と称する)を操作させる操作指示演出12が発生する場合の少なくとも一部において、事前に上記のような操作予告演出11が発生するものとするとよい。遊技者に操作を促す演出の発生頻度が低いということは、遊技者が当該低頻度の操作手段を操作することに慣れていない(当該低頻度の操作手段の場所を見出すのに時間がかかることもある)ということであるから、事前に上記のような操作予告演出11が発生する構成とすることが特に有効である。
また、操作手段20は、上記実施形態(およびその変形例)で示したような押しボタンのように、遊技者の力で移動する物理的な構造体を有しているものに限られない。例えば、所定の範囲内に遊技者の手等が入り込んだことを検出するセンサを設けた遊技機に対し、当該センサが遊技者の手等を検出したことを「操作手段の操作」と置き換えて、上記実施形態(およびその変形例)において説明した技術思想を適用することも可能である。つまり、遊技者の特定の動きを検出する手段を「操作手段」として、上記実施形態(およびその変形例)において説明した技術思想を適用することが可能である。上記センサを用いた構成とする場合、操作予告演出11を、所定の範囲内に手を差し入れる(手をかざす)ことを促す演出が近づいていることを示すような予告画像を表示する(例えば「手」の半透明な画像を表示する)ものとし、操作指示演出12を、実際に所定の範囲内に手を差し入れる(手をかざす)ことを示すような指示画像を表示する(例えば、半透明な画像よりも明瞭な「手」の画像を表示したり、「手をかざせ」といった文字を表示したりする)ものとすればよい。
1 遊技機
10 操作演出
11 操作予告演出
12 操作指示演出
10a 先の演出
10b 対象演出
20 操作手段
50 背景画像
60 カウントダウン表示

Claims (1)

  1. 遊技者が操作可能な操作手段と、
    遊技者に対して前記操作手段の操作を促す操作指示演出を実行する指示演出実行手段と、
    前記操作指示演出が実行される可能性があることを予告する操作予告演出を実行する予告演出実行手段と、
    を備え、
    前記操作予告演出は、前記操作手段を表した複数の予告画像が表示されるものであり、
    前記操作予告演出において前記複数の予告画像が互いに重なり、当該複数の予告画像が互いに重なったものが当該予告画像よりも明瞭な画像である前記操作手段を表した一つの実画像に変化したときに前記操作指示演出に移行する一方、当該一つの実画像に変化しなかったときに前記操作指示演出に移行しないように構成されており、
    前記操作予告演出において表示される前記予告画像の数は変化しうるものであって、当該予告画像の数により、前記操作指示演出に移行する蓋然性が示唆されることを特徴とする遊技機。
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