JP6626826B2 - サイクロン装置及び分級方法 - Google Patents

サイクロン装置及び分級方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6626826B2
JP6626826B2 JP2016545451A JP2016545451A JP6626826B2 JP 6626826 B2 JP6626826 B2 JP 6626826B2 JP 2016545451 A JP2016545451 A JP 2016545451A JP 2016545451 A JP2016545451 A JP 2016545451A JP 6626826 B2 JP6626826 B2 JP 6626826B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclone
fluid
introduction pipe
powder
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016545451A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016031636A1 (ja
Inventor
小澤 和三
和三 小澤
友介 井川
友介 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Publication of JPWO2016031636A1 publication Critical patent/JPWO2016031636A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6626826B2 publication Critical patent/JP6626826B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C5/00Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
    • B04C5/02Construction of inlets by which the vortex flow is generated, e.g. tangential admission, the fluid flow being forced to follow a downward path by spirally wound bulkheads, or with slightly downwardly-directed tangential admission
    • B04C5/04Tangential inlets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C11/00Accessories, e.g. safety or control devices, not otherwise provided for, e.g. regulators, valves in inlet or overflow ducting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C5/00Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
    • B04C5/14Construction of the underflow ducting; Apex constructions; Discharge arrangements ; discharge through sidewall provided with a few slits or perforations
    • B04C5/185Dust collectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B7/00Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents
    • B07B7/08Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
    • B07B7/086Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by the winding course of the gas stream
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B9/00Combinations of apparatus for screening or sifting or for separating solids from solids using gas currents; General arrangement of plant, e.g. flow sheets
    • B07B9/02Combinations of similar or different apparatus for separating solids from solids using gas currents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C9/00Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks
    • B04C2009/008Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks with injection or suction of gas or liquid into the cyclone

Description

本発明は、粉体を捕集するために用いられるサイクロン装置及び該サイクロン装置を用いて粉体を分級する分級方法に関するものである。
従来、流体中の粉塵等を遠心力によって分離捕集するサイクロン式集塵装置が知られている(例えば、特許文献1)。このサイクロン式集塵装置によれば、除塵すべき流体をサイクロン室内で旋回運動させることにより、遠心力によって流体に含まれる粉体が流体から分離され捕集される。
特開平8−52383号公報
しかしながら、上述のサイクロン式集塵装置においては、粒子径が0.1μm〜2.0μm程度の微粒子を流体から効果的に分離することができず、微粒子の捕集効率を上げることが難しいという問題があった。
このため、微粒子を捕集する場合には、捕集する粒子径に合わせてフィルター濾布を選択することが可能なバグフィルターが用いられることが多かった。
本発明の目的は、高い捕集効率で微粒子を捕集することができるサイクロン装置及び該サイクロン装置を用いて粉体を分級する分級方法を提供することである。
本発明のサイクロン装置は、円筒形状の上部胴筒と逆円錐形状の下部胴筒を有するサイクロン本体と、前記上部胴筒の上縁部を覆い中央部に開口部を有する天板と、粉体が含まれた第一の流体を前記上部胴筒の内壁面に沿って導入する第一導入管と、前記第一導入管の上方において前記上部胴筒の前記天板の近傍に気密的に接続され、あらかじめ圧縮された第二の流体を導入する第二導入管と、前記サイクロン本体の鉛直中心軸に沿って前記天板の前記開口部に挿入され、前記サイクロン本体内から排気流を上昇させて前記サイクロン本体から排出する排気管と、前記サイクロン本体内において前記第一の流体及び前記第二の流体の旋回運動により分離された粉体を捕集する捕集部を備え、前記第二導入管は、複数配置され、前記第二の流体は、前記サイクロン本体の鉛直中心軸と直交する方向に沿う方向であって前記上部胴筒の内壁面の接線と平行な方向に導入されることを特徴とする。
また、本発明のサイクロン装置は、前記第一導入管が、所定の曲率で屈曲する屈曲部を有することを特徴とする。
また、本発明のサイクロン装置は、前記第二導入管から導入される前記第二の流体が、前記第一導入管から導入される前記第一の流体よりも速い速度で導入されることを特徴とする。
また、本発明の分級方法は、本発明のサイクロン装置を用いて粉体を分級する分級方法であって、前記第二の流体の圧力を調整することを特徴とする。
また、本発明の分級方法は、本発明のサイクロン装置を用いて粉体を分級する分級方法であって、前記第二の流体の流量を調整することを特徴とする。
本発明のサイクロン装置及び該サイクロン装置を用いて粉体を分級する分級方法によれば、高い捕集効率で微粒子を捕集することができる。
実施の形態に係るサイクロン装置の内部構造を側方から視た図である。 実施の形態に係るサイクロン装置の内部構造を上方から視た図である。 実施の形態に係るサイクロンシステムを示す概略図である。 実施の形態に係るサイクロン装置に導入する圧縮空気の導入量とサイクロン収率の関係を示す図である。 実施の形態に係るサイクロン装置における第一導入管の屈曲の有無とサイクロン収率の関係を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係るサイクロン装置について説明する。図1は、サイクロン装置の内部構造を側方から視た図であり、図2は、サイクロン装置の内部構造を上方から視た図である。図1、2に示すように、サイクロン装置2は、サイクロン本体4、第一導入管6、第二導入管8、排気管10、及び捕集部12(図3参照)を備えている。
ここで、サイクロン本体4は、円筒形状の上部胴筒部4a及び上部胴筒部4aの下端に一体的に気密結合された逆円錐形状の下部胴筒部4bを備えている。上部胴筒部4aの頂部は、中央に開口部14aを有する円盤状の天板14によって気密的に覆われ、下部胴筒部4bの下端には、捕集部12によって捕集される粉体を排出するための開口部16が形成されている。なお、「気密」とは、外部から気体が流入せず、かつ内部から気体が漏れないように密封された状態を意味する。
第一導入管6は、所定の曲率を有する屈曲部7を備えたL字形状の曲管であり、一方の端部に粉体が含まれた第一の流体が導入される導入口6aを備え、他方の端部に上部胴筒部4aの側壁に接続される接続部6bを備えている。なお、ここでは屈曲部7が90°屈曲している場合を例に説明するが、屈曲は必ずしも90°に限定されない。
また、第一導入管6は、サイクロン本体4の鉛直中心軸18と直交する平面内に位置し、上部胴筒部4aの内壁面の接線と平行な方向に第一の流体を導入させることができるように配置されている。なお、第一導入管6の断面形状は、矩形状でもよく円形状でもよい。
第二導入管8は、第一導入管6よりも上方に三本配置され、それぞれ均等な間隔で上部胴筒部4aの天板14の近傍に気密的に接続されている。なお、第二導入管8は少なくとも1本配置されていればよく、2本以上配置される場合においてその配置間隔は必ずしも均等な間隔でなくてもよい。また、第二導入管8は、サイクロン本体4の鉛直中心軸18と直交する平面内に位置し、上部胴筒部4aの内壁面の接線と平行な方向であって、かつサイクロン本体4の鉛直中心軸18と直交する方向、即ち、水平な方向に圧縮空気を導入させることができるように配置されている。
なお、第二導入管8は、上部胴筒部4aの内壁面の接線に沿う方向であって、かつ鉛直中心軸18と直交する方向に沿う方向に圧縮空気を導入させることができるように配置されていればよい。即ち、第二導入管8は、上部胴筒部4aの内壁面の接線と平行な方向に完全に一致する方向や鉛直中心軸18と直交する方向に完全に一致する方向に限らず、本発明の効果を奏する範囲内で圧縮空気を導入させることができるように配置されていればよい。
排気管10は、鉛直中心軸18に沿って天板14の開口部14aに挿入され、下端部が上部胴筒部4aの所定の位置に位置するように配置されている。
次に、サイクロン装置2を用いて粉体を捕集する処理について、図3に示すサイクロンシステムの概略図を参照しながら説明する。なお、ここでは、原料粉体にシリカ粉を使用して実験を行った場合を例に説明する。ここで、実験は、サイクロン装置2に導入する圧縮空気の導入量を0(NL/min)、170(NL/min)、350(NL/min)、500(NL/min)に変化させて行われたものである。
まず、サイクロンシステムの運転が開始された場合、ブロワ52、コンプレッサ54、及びコンプレッサ74がそれぞれ駆動される。
ここで、ブロワ52が駆動されると、排気管10を介してサイクロン本体4内部の気体が吸引される。この吸引により、サイクロン本体4の内壁面に沿って渦巻状の旋回流が発生する。
また、コンプレッサ54が駆動されると、分級器70に圧縮空気が送り込まれる。これにより、分級器70内の内壁面に沿って旋回流が発生し、分級器70に導入される原料粉体を分級することが可能となる。
また、コンプレッサ74が駆動されると、圧縮空気が三本の第二導入管8からサイクロン本体4の内壁面の接線と平行な方向であって、かつ水平な方向に導入される。なお、サイクロン本体4内に導入される圧縮空気の速度は、第一導入管6から導入される第一の流体の速度よりも速い速度である。これにより、サイクロン本体4内の旋回流の旋回速度が加速される。
次に、フィーダ90によって原料粉体であるシリカ粉が分級器70に供給される。ここで、分級器70に供給されるシリカ粉の中位径D50は、1.1μmであり、1kg/hの供給量で供給される。
分級器70において分級されたシリカ粉は排出管70aから排出され、シリカ粉を空気中に含んだ第一の流体が、図2に示す導入口6aから第一導入管6に導入される。ここで、第一の流体に含まれるシリカ粉の中位径D50は、0.55μmであり、400g/hの導入量で第一導入管6に導入される。
第一導入管6に導入された第一の流体は、第一導入管6内を直進した後、屈曲部7を通過する。ここで、第一の流体に含まれる粉体には遠心力が作用するため、粉体は屈曲部7の外周側に偏在する。屈曲部7を通過した第一の流体は、粉体がサイクロン本体4の鉛直中心軸18から離れた位置に偏在したままの状態で第一導入管6を直進した後、サイクロン本体4内にサイクロン本体4の内壁面に沿って内壁面の接線と平行な方向であって、かつ水平な方向に導入される。
次に、第一の流体によってサイクロン本体4内に導入された粉体は、第二導入管8によって第一導入管6よりも上方に作られた旋回流に乗ってサイクロン本体4内を旋回しながら下降する。旋回流内の粉体は、旋回運動の遠心力によって旋回流から分離されることから、排気管10から排出される粉体の量が低減される。なお、サイクロン装置2においては、粒径0.1μm〜2.0μm程度の微粒子が効果的に分離される。
旋回流から分離された粉体の一部は、凝集体としてサイクロン本体4の内壁面に付着し、内壁面に付着しなかった粉体が捕集部12によって捕集された後に回収される。なお、内壁面に付着した粉体は、サイクロン本体4を分解することによって収集され、回収される。
なお、旋回流から分離されなかった微粒子は、排気流と共にサイクロン本体4内から上昇して排気管10から排出された後、バグフィルタ92によって捕集される。
図4は、サイクロン装置2に導入される圧縮空気の導入量とサイクロン収率(捕集部12及びサイクロン本体4内から回収された粉体の重量/サイクロン本体4内に導入された第一の流体に含まれる粉体の重量)の関係を示す図である。ここで、図4において、横軸は圧縮空気導入量(NL/min)、左縦軸はサイクロン収率(%)、右縦軸はサイクロン圧力損失(kPa)をそれぞれ示している。なお、図4は、第一導入管6からサイクロン本体4内に導入される第一の流体の導入量が0.9(Nm3/min)である場合の結果を示している。
図4に示す実験結果によれば、圧縮空気の導入量が0(NL/min)の場合(即ち、第二導入管8から圧縮空気を導入しない場合)、サイクロン収率が76.3%である。
これに対し、圧縮空気の導入量を170(NL/min)に増加させた場合には、サイクロン収率が77.8%に上昇する。更に、圧縮空気の導入量を350(NL/min)に増加させた場合には、サイクロン収率が87.1%に上昇し、圧縮空気の導入量を500(NL/min)に増加させた場合には、92.5%まで上昇する。
即ち、この実験結果によれば、圧縮空気を導入することでサイクロン収率が上昇することが示されている。なお、この実験結果によれば、圧縮空気の導入量を増加させた場合、圧力損失もまた上昇する。
この実施の形態に係るサイクロン装置2によれば、第二導入管8が第一導入管6よりも上方に配置されていることから、第一の流体により導入された粉体を加速された旋回流に的確に乗せることができる。したがって、微粒子を高い捕集効率で捕集し、高いサイクロン収率で回収することができる。
また、この実施の形態に係るサイクロン装置2によれば、圧縮空気を複数の第二導入管8からサイクロン本体4の内壁面の接線と平行な方向であって、かつ水平な方向に導入することにより、サイクロン本体4内の旋回流の旋回速度を効果的に加速させて旋回流の遠心力を増大させるため、高いサイクロン収率で第一の流体に含まれる粉体を回収することができる。
また、この実施の形態に係るサイクロン装置2によれば、捕集部12に系外に捕集された粉体を排出する機能をもたせることで捕集された粉体を回収する度にサイクロンシステムの運転を停止させる必要がないため、サイクロンシステムを連続運転することができる。また、バグフィルタ92の繊維等の不純物が混入することがないため、純度の高い微粒子を捕集することができる。
図5は、第一導入管6における屈曲部7の有無とサイクロン収率の関係を示す図である。ここで、図5の説明においては、屈曲部7を有しない第一導入管を無(直管)と表記し、屈曲部7を有する本実施の形態の第一導入管6を有(曲管)と表記する。なお、図5は、直管からサイクロン本体4内に導入される第一の流体の導入量、及び曲管からサイクロン本体4内に導入される第一の流体の導入量が何れも0.9(Nm3/min)である場合の結果を示している。
図5において、(a)は、直管をサイクロン装置2に接続し、第二導入管8から圧縮空気を導入しない状態で直管から第一の流体をサイクロン本体4に導入した場合におけるサイクロン収率を示している。
また、(b)は、曲管からサイクロン本体4に第一の流体を導入した場合におけるサイクロン収率を示している。
また、(c)は、直管をサイクロン装置2に接続し、第二導入管8から500(NL/min)の導入量の圧縮空気をサイクロン本体4内に導入した状態で直管から第一の流体をサイクロン本体4内に導入した場合におけるサイクロン収率を示している。
また、(d)は、第二導入管8から500(NL/min)の導入量で圧縮空気をサイクロン本体4内に導入した状態で曲管から第一の流体をサイクロン本体4に導入した場合におけるサイクロン収率を示している。
図5によれば、第二導入管8から圧縮空気を導入しない場合のサイクロン収率は、曲管を用いた場合の方が直管を用いた場合よりも高い。
また、第二導入管8から500(NL/min)の導入量でサイクロン本体4内に圧縮空気を導入した場合のサイクロン収率もまた、曲管を用いた場合の方が直管を用いた場合よりも高い。
即ち、本実施の形態に係るサイクロン装置2によれば、曲管を用いて粉体をサイクロン本体4の鉛直中心軸18から離れた位置に偏在させた状態でサイクロン本体4内に導入することにより、直管を用いた場合に比べてサイクロン収率を向上させることができる。
また、この実施の形態に係るサイクロン装置2を用いて粉体を分級する分級方法によれば、第二導入管8から導入される圧縮空気の導入量を調整することにより、所望の分級径を得ることができ、サイクロン装置2を用いて捕集する粒子の大きさを制御することができる。
また、この実施の形態に係るサイクロン装置2を用いて粉体を分級する分級方法によれば、第二導入管8から導入される圧縮空気の圧力を調整することにより、所望の分級径を得ることができ、サイクロン装置2を用いて捕集する粒子の大きさを制御することができる。
なお、上述の実施の形態においては、第一の流体により導入される粉体の中位径D50が0.55μmである場合を例示しているが、本実施の形態に係るサイクロン装置2は、粒子径が0.1μm〜2.0μm程度の微粒子を捕集するのに適している。
また、上述の実施の形態において、第一導入管6は、必ずしも上部胴筒部4aの内壁面の接線と平行な方向に第一の流体を導入することができるように配置されていなくてもよい。
また、上述の実施の形態において、原料粉体にはシリカ粉に代えて、他の金属粉体や無機粉体、有機粉体等を用いてもよい。

Claims (5)

  1. 円筒形状の上部胴筒と逆円錐形状の下部胴筒を有するサイクロン本体と、
    前記上部胴筒の上縁部を覆い中央部に開口部を有する天板と、
    粉体が含まれた第一の流体を前記上部胴筒の内壁面に沿って導入する第一導入管と、
    前記第一導入管の上方において前記上部胴筒の前記天板の近傍に気密的に接続され、あらかじめ圧縮された第二の流体を導入する第二導入管と、
    前記サイクロン本体の鉛直中心軸に沿って前記天板の前記開口部に挿入され、前記サイクロン本体内から排気流を上昇させて前記サイクロン本体から排出する排気管と、
    前記サイクロン本体内において前記第一の流体及び前記第二の流体の旋回運動により分離された粉体を捕集する捕集部を備え、
    前記第二導入管は、複数配置され、
    前記第二の流体は、前記サイクロン本体の鉛直中心軸と直交する方向に沿う方向であって前記上部胴筒の内壁面の接線と平行な方向に導入されることを特徴とするサイクロン装置。
  2. 前記第一導入管は、所定の曲率で屈曲する屈曲部を有することを特徴とする請求項1記載のサイクロン装置。
  3. 前記第二導入管から導入される前記第二の流体は、前記第一導入管から導入される前記第一の流体よりも速い速度で導入されることを特徴とする請求項1または2に記載のサイクロン装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のサイクロン装置を用いて粉体を分級する分級方法であって、
    前記第二の流体の圧力を調整することを特徴とする分級方法。
  5. 請求項1〜3の何れか一項に記載のサイクロン装置を用いて粉体を分級する分級方法であって、
    前記第二の流体の流量を調整することを特徴とする分級方法。
JP2016545451A 2014-08-29 2015-08-19 サイクロン装置及び分級方法 Active JP6626826B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014175669 2014-08-29
JP2014175669 2014-08-29
PCT/JP2015/073179 WO2016031636A1 (ja) 2014-08-29 2015-08-19 サイクロン装置及び分級方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016031636A1 JPWO2016031636A1 (ja) 2017-06-15
JP6626826B2 true JP6626826B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=55399531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016545451A Active JP6626826B2 (ja) 2014-08-29 2015-08-19 サイクロン装置及び分級方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9884328B2 (ja)
JP (1) JP6626826B2 (ja)
KR (1) KR102476045B1 (ja)
CN (1) CN106457267B (ja)
TW (1) TWI654029B (ja)
WO (1) WO2016031636A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102476045B1 (ko) * 2014-08-29 2022-12-08 가부시키가이샤 닛신 세이훈 구루프혼샤 사이클론 장치 및 분급 방법
JP6646524B2 (ja) * 2016-06-03 2020-02-14 株式会社日清製粉グループ本社 サイクロン装置
CN106984540B (zh) * 2017-05-09 2023-09-19 常州市华纺纺织仪器有限公司 羽毛羽绒分拣仪及其工作方法
CN109751798A (zh) * 2017-11-02 2019-05-14 开利公司 气液分离器
KR101983308B1 (ko) * 2017-11-22 2019-09-03 주식회사 덕영엔지니어링 분체 이송시스템의 이송분체 살균처리장치 및 이송분체 살균처리방법
CN108514959B (zh) * 2018-02-27 2020-05-26 荆门市格林美新材料有限公司 一种旋风分离器
CN109985736B (zh) * 2019-04-30 2024-05-07 兰州云式环境科技有限公司 倒置旋转旋风分离器和分离设备
EP3842152B1 (en) * 2019-12-23 2023-03-08 ALD Vacuum Technologies GmbH Off gas cleaning for mox sintering plants with integrated cyclone
CN111420501B (zh) * 2020-03-19 2022-05-10 郑州朴华科技有限公司 一种高温含尘废气治理装置
WO2023283625A1 (en) * 2021-07-08 2023-01-12 Industrial Vacuum Transfer Services Usa, Llc Assemblies, apparatuses, systems, and methods for material extraction and conveyance

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2861304A (en) * 1956-06-18 1958-11-25 American Marietta Co Sand cleaning system
US2929501A (en) * 1957-01-30 1960-03-22 Int Minerals & Chem Corp Cyclone separator
US4317716A (en) * 1979-01-11 1982-03-02 Liller Delbert I Vortex finder and sleeve kit
DE3018519A1 (de) * 1980-05-14 1981-11-19 Krupp Polysius Ag, 4720 Beckum Zyklon, insbesondere fuer mehrstufige waermetauscher
JPH0852383A (ja) 1994-08-09 1996-02-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd サイクロン式集塵装置
JPH1034022A (ja) * 1996-07-26 1998-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 粉粒体捕集用サイクロン装置及びトナーの製造装置
JP3531784B2 (ja) * 1997-05-28 2004-05-31 株式会社リコー 気流式分級装置
US6277278B1 (en) * 1998-08-19 2001-08-21 G.B.D. Corp. Cyclone separator having a variable longitudinal profile
JP3065120U (ja) * 1999-06-23 2000-01-28 日本建設工業株式会社 圧縮空気の除湿装置
JP4402239B2 (ja) * 2000-02-16 2010-01-20 株式会社日清製粉グループ本社 サイクロン式集塵装置
NO321643B1 (no) * 2004-05-18 2006-06-19 Comex As Partikkelseparator
JP4635180B2 (ja) * 2004-10-06 2011-02-16 英人 吉田 粉体捕集用サイクロン装置
JP4785802B2 (ja) 2007-07-31 2011-10-05 株式会社日清製粉グループ本社 粉体分級装置
JP5076809B2 (ja) 2007-10-29 2012-11-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の異物除去装置
AU2009344910B2 (en) * 2009-04-20 2015-12-24 Sorbwater Technology As Apparatus and method for separation of phases in a multiphase flow
JP5645468B2 (ja) * 2010-05-14 2014-12-24 三菱重工業株式会社 バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム
US9415421B2 (en) 2010-11-16 2016-08-16 Nisshin Seifun Group Inc. Powder classifying device
JP5867675B2 (ja) 2011-06-22 2016-02-24 株式会社Ihi 排ガスのダスト除去装置及び方法
CN202909833U (zh) * 2012-11-28 2013-05-01 海汇集团有限公司 选粉机装置
KR102476045B1 (ko) * 2014-08-29 2022-12-08 가부시키가이샤 닛신 세이훈 구루프혼샤 사이클론 장치 및 분급 방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016031636A1 (ja) 2016-03-03
CN106457267B (zh) 2020-04-21
US9884328B2 (en) 2018-02-06
TW201609268A (zh) 2016-03-16
TWI654029B (zh) 2019-03-21
US20170128957A1 (en) 2017-05-11
KR20170048250A (ko) 2017-05-08
CN106457267A (zh) 2017-02-22
KR102476045B1 (ko) 2022-12-08
JPWO2016031636A1 (ja) 2017-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6626826B2 (ja) サイクロン装置及び分級方法
US9468348B2 (en) Cyclone vacuum cleaner and cyclone separation device thereof
JP6077326B2 (ja) サイクロン式分級装置
JP4810554B2 (ja) 粉取り装置及び粒体分離システム
CN102240486A (zh) 一种预除尘的方法及装置
CN105056638A (zh) 一种多级分离的除尘器
CN105583091A (zh) 脱水蔬菜多级分拣、分选系统设备
CN211069531U (zh) 一种多管旋风除尘器
JP6666206B2 (ja) サイクロン装置及び分級方法
EP2923625B1 (en) Cyclone vacuum cleaner and cyclone separation device thereof
CN202776166U (zh) 无吸力损耗的吸尘器尘杯
CN202410853U (zh) 沙克龙
CN202070419U (zh) 一种扩散式旋风分离器
CN205463199U (zh) 旋风分离振动分筛设备
JP2011032127A (ja) 単結晶引上装置の排気集塵装置
JP6349222B2 (ja) サイクロン装置
JP2011016095A (ja) サイクロン装置
CN102847404A (zh) 一种除尘器
US9005354B1 (en) Filterless material separator
CN206121945U (zh) 一种用于长输天然气管道的旋风分离器
CN104367271A (zh) 气尘分离装置及吸尘器
CN205413625U (zh) 一种双叶轮气流分级机
CN210386235U (zh) 旋风分离器除杂质装置
JP5656689B2 (ja) サイクロン型粉体分級装置
JP2017217576A (ja) サイクロン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6626826

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250