JP6626717B2 - 造形面を有する吐出容器 - Google Patents
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Description
以下、第1実施形態に係る造形面を有する吐出容器の構成を、図1、図2、および図3を参照しながら説明する。
図1(b)に示すように、吐出容器10は内容物が収容される容器体11と、容器体11の口部11aに立設されたステム13を有する吐出器12と、外装部20と、を有する。吐出容器10は、例えば泡体や高粘性材料など、吐出後に少なくとも一定時間、形状を保持可能な内容物を吐出する。
図1(c)に示すように、外装部20は、ステム13に装着された装着筒21bと、ステム13から吐出された吐出物を各別に通過させることで造形物を形成する複数の成形孔31〜35と、複数の造形物を組み合わせて一組の造形体を形成する造形面20aと、ステム13内と複数の成形孔31〜35とを各別に連通する複数の流路31a〜35aと、を有する。
吐出器12は、容器体11の口部11aに上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステム13を備えている。ステム13は、容器軸Oと同軸に配設されている。ステム13は、前記頂壁16を上下方向に貫通している。吐出器12の内部において容器体11内に位置する部分には、図示しない吐出弁が設けられている。
なお、前述の容器体11および吐出器12は、容器体11内に収容された内容物をステム13から吐出する吐出容器本体19を構成している。図示の例では、吐出容器本体19として、内部に液状の内容物が収容されたエアゾール缶を採用している。
本実施形態では、周方向に間隔をあけて配設された成形孔31〜35が、孔列40を形成している。孔列40は、容器軸Oを中心として多重に配設されている。孔列40は、平面視において、芯体部材26を径方向の外側から囲うように配設されている。
第2筒体部材22の外周面には、径方向の外側に向けて突出する第1縦リブ22jが形成され、この第1縦リブ22jは第2筒体部材22の上下方向の全長にわたって延びている。第1縦リブ22jは、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
以降同様にして、図1(c)に示すように、第4筒体部材24と第5筒体部材25との間の隙間が流路34aのうち上下方向に延びる部分を形成し、第5筒体部材25と芯体部材26との間の隙間が流路35aのうち上下方向に延びる部分を形成している。流路34aの上端部は成形孔34に通じ、流路35aの上端部は成形孔35に通じる。
各造形物の形状は、成形孔31〜35から吐出される内容物の吐出量や成形孔31〜35の形状によって決まる。従って、流路31a〜35aの形状および成形孔31〜35の形状を精度よく形成することにより、造形面20aに精度よく一組の造形体を形成することができる。
特に、射出成形によって細長い穴等を成形すると、射出成形後に生じるヒケ等の現象によって穴に変形が生じやすい。本実施形態によれば、射出成形によって各部材を形成した場合でも、流路31a〜35aのように断面積が小さい流路および、成形孔31〜35のように開口面積の小さい成形孔を精度よく形成することが可能である。
装着筒21bや流路形成部材21〜26の形状を調整して流路31a〜35aの流路断面積や各流路の入り口の形状を調整することにより、一組の造形体を容易かつ高精度に形成することが可能となる。
また、第1筒体部材21等を筒体ではない形状に形成してもよい。あるいは、芯体部材26を柱状ではない形状に形成してもよい。
また、第1筒体部材21と装着筒21bとを別体としてもよい。
また、上記第1実施形態においては、成形孔31〜35の形状は周方向に延びる長孔状としたが、これに限られず、一組の造形体の形状に応じて位置や形状を適宜変更してもよい。また、成形孔31〜35の数および形状もしくは孔列40の数および形状を変更することにより、一組の造形体として、文字やロゴタイプなどを造形することも可能である。
次に、本発明に係る第2実施形態の吐出容器60について図4を用いて説明するが、前記第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図4(b)、(c)に示すように、外装部20の各構成部材の形状が異なる。
本実施形態における吐出容器60によれば、ステム13から吐出された内容物は各連通孔21c〜25cを通して上方に進入するとともに、各流路31a〜35aへと分岐して進入する。
次に、本発明に係る第3実施形態の吐出容器70について図5を用いて説明するが、前記第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図5(b)、(c)に示すように、外装部20の各構成部材の形状が異なる。
また、傾斜面22mは拡散室50内で拡散された内容物の一部を流路31aへと導く。このように、本実施形態においても、第1実施形態と同様に流路31a〜35aの入り口に傾斜面を設けることにより成形孔31〜35からの吐出量を調整することができる。特に、傾斜面22mを、複数の流路31a〜35aのうち、ステム13から最も離れた流路31aの入り口に形成することによって、複数の流路31a〜35aそれぞれへの内容物の進入量のばらつきを確実に抑えることができる。
11 容器体
11a 口部
12 吐出器
13 ステム
19 吐出容器本体
20 外装部
20a 造形面
21 第1筒体部材(流路形成部材)
21b 装着筒
22 第2筒体部材(流路形成部材)
23 第3筒体部材(流路形成部材)
24 第4筒体部材(流路形成部材)
25 第5筒体部材(流路形成部材)
26 芯体部材(流路形成部材)
31〜35 成形孔
31a〜35a 流路
40 孔列
O 容器軸
Claims (3)
- 内容物が収容される容器体と、
前記容器体の口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有する吐出器と、
前記ステムに装着された装着筒、前記ステムから吐出された吐出物を通過させることで造形物を形成する成形孔、前記成形孔が開口する造形面、および前記ステム内と前記成形孔とを連通する流路を有する外装部と、を備え、
前記外装部は複数の流路形成部材を備え、互いに隣接する前記流路形成部材同士の間の隙間により、複数の前記流路が形成されていることを特徴とする吐出容器。 - 前記複数の流路形成部材は、中実の芯体部材と、前記芯体部材を径方向の外側から多重に囲繞する複数の筒体部材と、を備え、
前記造形面は、前記芯体部材の上端面、および前記複数の筒体部材の上端開口縁により形成されるとともに、前記成形孔は前記造形面に開口していることを特徴とする、請求項1に記載の吐出容器。 - 前記外装部は、複数の前記成形孔と、複数の前記流路と、を備え、
前記造形面は、前記複数の成形孔を通過することで成形された複数の前記造形物を組み合わせて、一組の造形体を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の吐出容器。
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