JP6624938B2 - ギア装置及び出力ギア板 - Google Patents

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Description

本発明は、ギア装置及び出力ギア板に関する。
産業用ロボットや工作機械といった様々な技術分野において、様々なギア装置が開発されている(特許文献1を参照)。軽量なギア装置は、これらの技術分野において、好まれて利用されることも多い。
特開2009−185986号公報
特許文献1のギア装置は、キャリアの端面又は外筒のフランジに、相手部材と取り付けられる構造(すなわち、ネジ穴や貫通穴)を有する。この場合、相手部材は、ギア装置に対向する位置に配置される必要がある。相手部材が、ギア装置に対向しないならば、設計者は、特許文献1のギア装置に追加的な出力部材を取り付ける必要がある。追加的な出力部材の取付の結果、ギア装置は、過度に重くなることもある。
本発明は、重量の過度の増加を引き起こしにくいギア装置の出力構造に関する技術を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るギア装置は、環状に配置された複数の内歯を含む外筒と、前記外筒の径方向内側で回転中心軸周りに回転するキャリアと、前記複数の内歯に噛み合う複数の第1外歯を有する少なくとも1つの歯車を含む歯車部と、前記少なくとも1つの歯車の中心が前記回転中心軸周りを周回するように、前記少なくとも1つの歯車に揺動回転を与える少なくとも1つのクランク組立体と、を備える。前記キャリアは、前記少なくとも1つのクランク組立体が少なくとも部分的に挿入される少なくとも1つの穴部が形成されたクランク保持部と、前記クランク保持部から突出し、相手部材と噛み合う出力ギアを含む。前記出力ギアは、前記相手部材と噛み合う第2外歯が形成された所定の中心角の第1部位と、前記第2外歯が形成されない残りの中心角の第2部位と、を含む。
上記構成によれば、出力ギアは、相手部材と噛み合う第2外歯が形成された第1部位と、第2外歯が形成されない第2部位と、を含むので、ギア装置は、相手部材を有限範囲内で動かすことができる。出力ギアは、第2外歯が形成されない第2部位を含むので、ギア装置は、過度に重くならない。
上記構成において、前記少なくとも1つのクランク組立体は、第1クランク組立体と、前記第1クランク組立体から離間した位置に配置された第2クランク組立体と、を含んでもよい。前記少なくとも1つの穴部は、前記第1クランク組立体が部分的に挿入される第1穴と、前記第2クランク組立体が部分的に挿入される第2穴と、を含んでもよい。前記第2外歯の歯先円と歯底円との間の環状領域は、前記第1穴と前記第2穴とに重なってもよい。前記第2外歯は、前記第1穴と前記第2穴との間で前記相手部材と噛み合ってもよい。
上記構成によれば、第2外歯の歯先円と歯底円との間の環状領域は、第1穴と第2穴とに重なるので、設計者は、出力ギアを、回転中心軸から離れた位置で、相手部材に噛み合わせることができる。第2外歯は、第1穴と第2穴との間で相手部材と噛み合うので、第2外歯は、第1穴及び第2穴の形成を阻害しにくい。
上記構成において、前記出力ギアは、前記クランク保持部から分離不能であってもよい。前記第2部位は、前記第1穴と前記第2穴とに重ならないように設計されてもよい。
上記構成によれば、第2部位は、第1穴と第2穴とに重ならないので、出力ギアが、クランク保持部から分離不能であっても、第2外歯は、第1穴及び第2穴の形成を阻害しにくい。
上記構成において、前記少なくとも1つのクランク組立体は、前記第1クランク組立体及び前記第2クランク組立体から離間した位置に配置された第3クランク組立体と、を含んでもよい。前記少なくとも1つの穴部は、前記第3クランク組立体が少なくとも部分的に挿入される第3穴を含んでもよい。前記第1穴、前記第2穴及び前記第3穴の中心は、共通の仮想円上に形成されてもよい。前記第2部位は、前記仮想円よりも小さな半径の弧状面を含んでもよい。
上記構成によれば、第2部位は、第1穴、第2穴及び第3穴の中心が形成される仮想円よりも小さな半径の弧状面を含むので、第2部位は、第1穴と第2穴とに重なりにくい。したがって、第2外歯は、第1穴及び第2穴の形成を阻害しにくい。
上記構成において、ギア装置は、前記第2部位において前記出力ギアと結合される取付板を更に備えてもよい。前記出力ギアは、前記クランク保持部から分離可能であってもよい。前記取付板は、前記クランク保持部に取り付けられてもよい。
上記構成によれば、出力ギアは、クランク保持部から分離可能であるので、第2外歯は、第1穴及び第2穴の形成を阻害しにくい。取付板は、クランク保持部に取り付けられるので、キャリアの回転は、出力ギアに適切に伝達される。
上記構成において、前記取付板は、前記出力ギアとスプライン結合されてもよい。
上記構成によれば、取付板は、出力ギアとスプライン結合されるので、キャリアの回転は、取付板を通じて、出力ギアへ適切に伝達される。
上記構成において、前記少なくとも1つのクランク組立体は、前記第1クランク組立体及び前記第2クランク組立体から離間した位置に配置された第3クランク組立体と、を含んでもよい。前記少なくとも1つの穴部は、前記第3クランク組立体が少なくとも部分的に挿入される第3穴を含んでもよい。前記取付板は、前記第3穴を覆ってもよい。
上記構成によれば、取付板は、第3穴を覆うので、設計者は、取付板に、クランク保持部への取付のための広い面積を与えることができる。
上記構成において、前記クランク保持部は、前記第3穴と前記第1穴との間の第1領域と、前記第3穴と前記第2穴との間の第2領域と、を含んでもよい。前記取付板は、前記第1領域及び前記第2領域のうち少なくとも一方に面接触され、前記クランク保持部に連結されてもよい。
上記構成によれば、取付板は、第1領域及び第2領域のうち少なくとも一方に面接触され、クランク保持部に連結されるので、取付板及び出力ギアの取付は、クランク保持部の過度の変形を生じさせない。したがって、第1クランク組立体、第2クランク組立体及び第3クランク組立体は、損傷されにくくなる。
上記構成において、前記出力ギアは、前記クランク保持部から分離可能であってもよい。前記少なくとも1つのクランク組立体は、前記第1クランク組立体及び前記第2クランク組立体から離間した位置に配置された第3クランク組立体と、を含んでもよい。前記少なくとも1つの穴部は、前記第3クランク組立体が少なくとも部分的に挿入される第3穴を含んでもよい。前記第2部位は、前記第3穴を覆ってもよい。
上記構成によれば、第2部位は、第3穴を覆うので、設計者は、第2部位に、クランク保持部への取付のための広い面積を与えることができる。
上記構成において、前記第1部位は、前記回転中心軸を中心とする180°未満の中心角の部分であってもよい。前記第2部位は、前記回転中心軸を中心とする180°以上の中心角の部分であってもよい。
上記構成によれば、第2外歯が形成されない第2部位が、回転中心軸を中心とする180°以上の中心角の部分を占めるので、ギア装置は、過度に重くならない。
本発明の他の局面に係る出力ギア板は、360°未満の有限回転範囲で回転運動する回転面を有するギア装置に取り付けられる。出力ギア板は、前記ギア装置から相手部材に動力を伝達する外歯が形成された所定の中心角の第1部位と、前記外歯が形成されない残りの中心角の第2部位と、を備える。前記第2部位は、前記回転面に取り付けられる。
上記構成によれば、出力ギア板は、ギア装置から相手部材に動力を伝達する外歯が形成された第1部位と、外歯が形成されない第2部位と、を備えるので、出力ギア板は、相手部材を有限範囲内で動かすことができる。出力ギア板は、外歯が形成されない第2部位を含むので、出力ギア板は、過度に重くならない。
本発明の更に他の局面に係る出力ギア板は、360°未満の有限回転範囲で回転運動する回転面を有するギア装置に取り付けられる。出力ギア板は、前記ギア装置から相手部材に動力を伝達する外歯が形成されたギア片と、前記回転面に取り付けられる取付板と、を備える。前記ギア片は、前記外歯が形成された所定の中心角の第1部位と、前記外歯が形成されない残りの中心角の第2部位と、を含む。前記取付板は、前記第2部位において前記ギア片に結合される。
上記構成によれば、出力ギア板は、ギア装置から相手部材に動力を伝達する外歯が形成された第1部位と、外歯が形成されない第2部位と、を備えるので、出力ギア板は、相手部材を有限範囲内で動かすことができる。出力ギア板は、外歯が形成されない第2部位を含むので、出力ギア板は、過度に重くならない。回転面に取り付けられる取付板は、前記第2部位においてギア片に結合されるので、回転面の回転は、ギア片に適切に伝達される。
上記構成において、前記取付板は、前記ギア片とスプライン結合されてもよい。
上記構成によれば、取付板は、ギア片とスプライン結合されるので、回転面の回転は、取付板を通じて、ギア片へ適切に伝達される。
上記構成において、前記第1部位は、前記回転面の回転中心軸を中心とする180°未満の中心角の部分であってもよい。前記第2部位は、前記回転中心軸を中心とする180°以上の中心角の部分であってもよい。
上記構成によれば、外歯が形成されない第2部位が、回転中心軸を中心とする180°以上の中心角の部分を占めるので、出力ギア板は、過度に重くならない。
上述のギア装置の出力構造は、重量の過度の増加を引き起こしにくい。
第1実施形態の出力ギア板の概略的な正面図である。 第2実施形態の出力ギア板の概略的な正面図である。 第3実施形態の減速機の概略的な断面図である。 図3Aに示されるA−A線に沿う減速機の概略的な断面図である。 図3Aに示される減速機の概略的な正面図である。 第4実施形態の減速機の概略的な断面図である。 図4Aに示される減速機の概略的な正面図である。 第5実施形態の減速機の概略的な断面図である。 図5Aに示される減速機の概略的な正面図である。
<第1実施形態>
本発明者等は、360°未満の有限回転範囲で回転運動するギア装置に簡便に取り付けられる出力ギア板を開発した。第1実施形態において、例示的な出力ギア板が説明される。
図1は、第1実施形態の出力ギア板100の概略的な正面図である。図1を参照して、出力ギア板100が説明される。
図1は、ギア装置(図示せず)の回転面RTSと、回転面RTSの回転中心軸RAXと、を概略的に示す。回転面RTSは、回転中心軸RAX周りに、360°未満の有限回転範囲で回転往復運動する。出力ギア板100が、ラック(図示せず)と噛み合うならば、回転面RTSの回転往復運動は、ラックと接続された相手部材の直線往復運動に変換される。出力ギア板100が、相手部材として用いられる他のギアと噛み合うならば、回転面RTSの回転往復運動は、相手部材のギアの回転往復運動を引き起こす。
出力ギア板100は、回転面RTSに取り付けられる。出力ギア板100は、噛合部110と、取付部120と、を含む。噛合部110は、回転中心軸RAXを中心とする中心角α(α<180°)の部位である。取付部120は、回転中心軸RAXを中心とする中心角β(β≧180°)の部位である。本実施形態において、第1部位は、噛合部110によって例示される。第2部位は、取付部120によって例示される。
噛合部110には、3つの外歯111が形成される。3つの外歯111は、相手部材と噛み合い、回転面RTSの回転を、相手部材に伝達する。設計者は、外歯111から相手部材へ伝達されるトルクや相手部材の動作範囲を考慮して、いくつの外歯111が噛合部110に形成されるかを決定してもよい。したがって、本実施形態の原理は、いくつの外歯111が、噛合部110に形成されるかによっては何ら限定されない。
図1に示される中心角αは、最も離れた2つの歯底によって規定される円周角であってもよい。中心角βは、周角(360°)と中心角αの差分値であってもよい。
噛合部110とは異なり、外歯111は、取付部120には形成されない。取付部120は、全体的に扇形の板部材である。取付部120は、噛合部110と一体的に形成される(すなわち、取付部120は、噛合部110から分離不能である)。
取付部120は、回転面RTSに全体的に面接触される。取付部120には、複数の貫通穴(図示せず)が形成される。複数のボルトBLTは、複数の貫通穴にそれぞれ挿通され、取付部120は、回転面RTSに固定される。取付部120は、回転面RTSへ圧入されることなく取り付けられるので、回転面RTSは変形しにくい。したがって、ギア装置の内部構造は、損傷されにくい。
相手部材へ伝達されるトルクが大きいならば、噛合部110は、取付部120よりも厚くてもよい。設計者は、相手部材へ伝達されるトルクを考慮して、噛合部110の厚さを決定する一方で、回転面RTSへの取付強度を考慮して、取付部120の厚さを決定してもよい。
回転中心軸RAX周りに開口した貫通穴130が、出力ギア板100に形成されてもよい。ギア装置へ動力を入力する入力シャフト(図示せず)が、貫通穴130に挿通されてもよい。代替的に、貫通穴130は、出力ギア板100に形成されなくてもよい。本実施形態の原理は、貫通穴130によっては何ら限定されない。
<第2実施形態>
第1実施形態に関連して説明された出力ギア板は、1つの部材から形成される。したがって、回転面に取り付けられる部位は、相手部材と噛み合う部位から分離不能である。代替的に、回転面に取り付けられる部位が、相手部材と噛み合う部位から分離可能なように、設計者は、出力ギア板を設計してもよい。第2実施形態において、複数の部材から形成される例示的な出力ギア板が説明される。
図2は、第2実施形態の出力ギア板100Aの概略的な正面図である。図1及び図2を参照して、出力ギア板100Aが説明される。第1実施形態の説明は、第1実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
出力ギア板100Aは、ギア片140と、取付板150と、を含む。ギア片140は、取付板150に結合される。取付板150は、ギア装置(図示せず)の回転面RTSに取り付けられる。
ギア片140は、噛合部141と、結合部142と、を含む。噛合部141は、回転面RTSの回転中心軸RAXを中心とする中心角α(α<180°)の部位である。結合部142は、回転中心軸RAXを中心とする中心角β(β≧180°)の部位である。噛合部141には、3つの外歯143が形成される。3つの外歯143は、相手部材と噛み合い、回転面RTSの回転を、相手部材に伝達する。設計者は、外歯143から相手部材へ伝達されるトルクや相手部材の動作範囲を考慮して、いくつの外歯143が噛合部141に形成されるかを決定してもよい。したがって、本実施形態の原理は、いくつの外歯143が、噛合部141に形成されるかによっては何ら限定されない。本実施形態において、第1部位は、噛合部141によって例示される。
図2に示される中心角αは、最も離れた2つの歯底によって規定される円周角であってもよい。中心角βは、周角(360°)と中心角αの差分値であってもよい。
噛合部141とは異なり、外歯143は、結合部142には形成されない。結合部142は、取付板150に結合される。結合部142は、スプライン軸として形成された半周弧を有する外周面144を含む。本実施形態において、第2部位は、結合部142によって例示される。
取付板150は、半環状の板材である。取付板150は、スプライン穴として形成された半円穴の輪郭を形成する内周面151を含む。取付板150の内周面151は、結合部142の外周面144と噛み合い、スプライン結合する。
取付板150は、回転面RTSに全体的に面接触される。取付板150には、複数の貫通穴(図示せず)が形成される。複数のボルトBLTは、複数の貫通穴にそれぞれ挿通され、取付板150は、回転面RTSに固定される。取付板150は、回転面RTSへ圧入されることなく取り付けられるので、回転面RTSは変形しにくい。したがって、ギア装置の内部構造は、損傷されにくい。
回転中心軸RAX周りに開口した貫通穴145が、ギア片140に形成されてもよい。ギア装置へ動力を入力する入力シャフト(図示せず)が、貫通穴145に挿通されてもよい。代替的に、貫通穴145は、ギア片140に形成されなくてもよい。本実施形態の原理は、貫通穴145によっては何ら限定されない。
<第3実施形態>
第1実施形態に関連して説明された出力ギア板は、様々なギア装置の一部として利用可能である。第3実施形態において、例示的なギア装置が説明される。
図3A乃至図3Cは、第3実施形態の減速機200を示す。図3Aは、減速機200の概略的な断面図である。図3Bは、図3Aに示されるA−A線に沿う減速機200の概略的な断面図である。図3Cは、減速機200の概略的な正面図である。図1、図3A乃至図3Cを参照して、減速機200が説明される。第1実施形態の説明は、第1実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。本実施形態において、ギア装置は、減速機200によって例示される。
図3Aに示される如く、減速機200は、外筒300と、キャリア400と、歯車部500と、3つのクランク組立体600(図3Aは、3つのクランク組立体600のうち1つを示す)と、2つの主軸受700と、を備える。モータ(図示せず)や他の駆動源(図示せず)が生成した駆動力は、3つのクランク組立体600にそれぞれ入力される。3つのクランク組立体600それぞれに入力された駆動力は、外筒300及びキャリア400によって囲まれた内部空間内に配置された歯車部500に伝達される。本実施形態において、第1クランク組立体は、3つのクランク組立体600のうち1つによって例示される。第2クランク組立体は、3つのクランク組立体600のうち他のもう1つによって例示される。第3クランク組立体は、3つのクランク組立体600のうち残りの1つによって例示される。
図3Aに示される如く、2つの主軸受700は、外筒300と、外筒300によって取り囲まれたキャリア400との間に配置される。2つの主軸受700それぞれは、外筒300内でのキャリア400の回転運動を可能にする。2つの主軸受700は、図1を参照して説明された回転中心軸RAXを規定する。キャリア400は、歯車部500に伝達された駆動力によって、外筒300内で、回転中心軸RAX周りに回転される。
図3Bに示される如く、外筒300は、略円筒状のケース310と、複数の内歯ピン320と、を含む。ケース310は、キャリア400、歯車部500及びクランク組立体600が収容される円筒状の内部空間を規定する。複数の内歯ピン320は、ケース310の内周面に沿って環状に並べられ、内歯環を形成する。
内歯ピン320それぞれは、回転中心軸RAXの延出方向に延びる円柱状の部材である。内歯ピン320それぞれは、ケース310の内壁に形成された溝部に嵌入される。したがって、内歯ピン320それぞれは、ケース310によって適切に保持される。
図3Bに示される如く、複数の内歯ピン320は、回転中心軸RAX周りに略一定間隔で配置される。内歯ピン320それぞれの半周面は、ケース310の内壁から回転中心軸RAXに向けて突出する。したがって、複数の内歯ピン320は、歯車部500と噛み合う内歯として機能する。本実施形態において、複数の内歯は、内歯ピン320によって例示される。
図3Aに示される如く、キャリア400は、基部410と、端板部420と、図1を参照して説明された出力ギア板100と、を含む。キャリア400は、全体的に、円筒状である。上述の如く、キャリア400は、外筒300内で回転中心軸RAX周りに回転する。本実施形態において、出力ギアは、出力ギア板100によって例示される。
基部410は、基板部411(図3Aを参照)と、3つのシャフト部412(図3Bを参照)と、を含む。基板部411は、内面413と、内面413とは反対側の外面414と、を含む。内面413は、端板部420に対向する。出力ギア板100は、基板部411の外面414に取り付けられ、外面414から突出する。
基板部411には、中央貫通穴415(図3Aを参照)及び3つの保持貫通穴416(図3Cを参照)が形成される。出力ギア板100の貫通穴130(図3Cを参照)と同様に、中央貫通穴415は、回転中心軸RAX周りに形成される。3つの保持貫通穴416の中心は、回転中心軸RAXを中心とする共通の仮想円(図示せず)上で、略等間隔に配置される。
端板部420には、中央貫通穴425(図3Aを参照)及び3つの保持貫通穴426(図3Aは、3つの保持貫通穴426のうち1つを示す)が形成される。出力ギア板100の貫通穴130(図3Cを参照)と同様に、中央貫通穴425は、回転中心軸RAX周りに形成される。3つの保持貫通穴426の中心は、回転中心軸RAXを中心とする仮想円(図示せず)上で、略等間隔に配置される。端板部420に形成された3つの保持貫通穴426は、基板部411に形成された3つの保持貫通穴416とそれぞれ同軸である。
3つのシャフト部412それぞれは、基板部411の内面413から端板部420に向けて延びる。端板部420は、3つのシャフト部412それぞれの先端面に接続される。端板部420は、リーマボルト、位置決めピンや他の適切な固定技術によって、3つのシャフト部412それぞれの先端面に接続されてもよい。本実施形態の原理は、端板部420と3つのシャフト部412それぞれとの間の特定の接続技術に限定されない。
図3Aに示される如く、歯車部500は、基板部411と端板部420との間に配置される。3つのシャフト部412は、歯車部500を貫通し、端板部420に接続される。
図3Aに示される如く、歯車部500は、第1歯車510と、第2歯車520と、を含む。第1歯車510は、基板部411と第2歯車520との間に配置される。第2歯車520は、端板部420と第1歯車510との間に配置される。第1歯車510及び第2歯車520は、共通の設計図面に基づいて形成されてもよい。
第1歯車510及び第2歯車520それぞれは、ケース310の内壁に向けて突出する複数の外歯530(図3Bを参照)を含む。第1歯車510及び第2歯車520は、複数の外歯530を複数の内歯ピン320に噛み合わせながら、ケース310内を周回移動(すなわち、揺動回転)する。この間、第1歯車510及び第2歯車520の中心は、回転中心軸RAX周りを周回することとなる。外筒300とキャリア400との間の相対回転は、第1歯車510及び第2歯車520の揺動回転によって引き起こされる。本実施形態において、少なくとも1つの歯車は、第1歯車510及び第2歯車520によって例示される。第1外歯は、第1歯車510及び第2歯車520の外歯530によって例示される。少なくとも1つの歯車は、単一の歯車であってもよい。代替的に、少なくとも1つの歯車は、2を超える数の歯車であってもよい。本実施形態の原理は、いくつの歯車が歯車部500に用いられるかによっては何ら限定されない。
第1歯車510には、中央貫通穴511が形成される。第2歯車520には、中央貫通穴521が形成される。減速機200に駆動力を入力する入力シャフト(図示せず)は、出力ギア板100の貫通穴130、キャリア400の中央貫通穴415,425及び歯車部500の中央貫通穴511,521に挿通されてもよい。
図3Aに示される如く、3つのクランク組立体600それぞれは、伝達歯車610と、クランク軸620と、2つのジャーナル軸受630と、2つのクランク軸受640と、を含む。伝達歯車610は、モータといった適切な駆動源(図示せず)によって生成された駆動力を受け取る。伝達歯車610は、駆動源に直接的に接続されてもよい。代替的に、伝達歯車610は、駆動力を伝達することができる他の機構を通じて、駆動力を受け取ってもよい(間接的な接続)。本実施形態の原理は、伝達歯車610と駆動源との間の特定の接続構造に限定されない。
クランク軸620は、第1ジャーナル621(図3Aを参照)と、第2ジャーナル622(図3Aを参照)と、第1偏心部623(図3Aを参照)と、第2偏心部624(図3Aを参照)と、を含む。第1ジャーナル621は、基板部411の保持貫通穴416に挿入される。第2ジャーナル622は、端板部420の保持貫通穴426に挿入される。2つのジャーナル軸受630のうち一方は、保持貫通穴416内で、第1ジャーナル621と基板部411との間に配置される。2つのジャーナル軸受630のうち他方は、保持貫通穴426内で、第2ジャーナル622と端板部420との間に配置される。伝達歯車610は、第2ジャーナル622に取り付けられる。本実施形態において、クランク保持部は、基板部411によって例示される。少なくとも1つの穴部は、基板部411の保持貫通穴416によって例示される。
第1偏心部623は、第1ジャーナル621と第2偏心部624との間に位置する。第2偏心部624は、第2ジャーナル622と第1偏心部623との間に位置する。2つのクランク軸受640のうち一方は、第1偏心部623と第1歯車510との間に配置される。2つのクランク軸受640のうち他方は、第2偏心部624と第2歯車520との間に配置される。
第1ジャーナル621は、第2ジャーナル622と同軸であり、共通の回転軸周りで回転する。第1偏心部623及び第2偏心部624それぞれは、円柱状に形成され、第1ジャーナル621及び第2ジャーナル622の回転軸から偏心している。第1歯車510と第2歯車520との間の周回位相差は、第1偏心部623及び第2偏心部624によって決定される。
伝達歯車610が回転すると、クランク軸620は、回転する。この結果、第1偏心部623及び第2偏心部624は、偏心回転する。この間、クランク軸受640を介して第1偏心部623に接続された第1歯車510は、複数の内歯ピン320と噛み合いながら、外筒300内で周回移動することができる。同様に、クランク軸受640を介して第2偏心部624に接続された第2歯車520は、複数の内歯ピン320と噛み合いながら、外筒300内で周回移動することができる。この結果、第1歯車510及び第2歯車520それぞれは、外筒300内で、揺動回転を行うことができる。
図3Cは、3つの保持貫通穴416と、3つの保持貫通穴416内にそれぞれ挿入された第1ジャーナル621と、を示す。本実施形態において、第1穴は、3つの保持貫通穴416のうち1つによって例示される。第2穴は、3つの保持貫通穴416のうち他のもう1つによって例示される。第3穴は、3つの保持貫通穴416のうち残りの1つによって例示される。
第1実施形態に関連して説明された取付部120は、3つの保持貫通穴416のうち1つを完全に覆う。残りの2つの保持貫通穴416は、出力ギア板100が、基板部411の外面414に取り付けられた後も露出する。
図3Cは、取付部120によって隠された保持貫通穴416と露出した2つの保持貫通穴416との間の2つの取付領域を示す。取付部120は、2つの取付領域において、複数のボルトBLTによって基板部411の外面414に固定される。使用者が、複数のボルトBLTを取り外すと、出力ギア板100は、基板部411の外面414から分離される。基板部411の外面414は、図1を参照して説明された回転面RTSに相当する。回転面RTSに関する説明は、基板部411の外面414に援用される。
出力ギア板100の3つの外歯111は、露出した2つの保持貫通穴416の間に位置する。3つの外歯111は、基板部411の外面414の前で、相手部材(図示せず)に噛み合う。本実施形態において、第2外歯は、3つの外歯111のうち1つによって例示される。
<第4実施形態>
第2実施形態に関連して説明された出力ギア板は、様々なギア装置の一部として利用可能である。第4実施形態において、例示的なギア装置が説明される。
図4A及び図4Bは、第4実施形態の減速機200Aを示す。図4Aは、減速機200Aの概略的な断面図である。図4Bは、減速機200Aの概略的な正面図である。図3C乃至図4Bを参照して、減速機200Aが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。本実施形態において、ギア装置は、減速機200Aによって例示される。
第3実施形態と同様に、減速機200Aは、外筒300と、歯車部500(図4Aを参照)と、3つのクランク組立体600(図4Aは、3つのクランク組立体600のうち1つを示す)と、2つの主軸受700と、を備える。第3実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
減速機200Aは、キャリア400Aを更に備える。第3実施形態と同様に、キャリア400Aは、基部410と、端板部420と、を含む。第3実施形態の説明は、これらの要素に援用される。キャリア400Aは、第2実施形態に関連して説明されたギア片140を更に含む。第2実施形態の説明は、ギア片140に援用される。本実施形態において、出力ギアは、ギア片140によって例示される。
減速機200Aは、第2実施形態に関連して説明された取付板150を更に備える。第2実施形態に関連して説明された如く、取付板150は、ギア片140にスプライン結合される。取付板150は、3つの保持貫通穴416のうち1つを完全に覆う。残りの2つの保持貫通穴416は、出力ギア板100が、基板部411の外面414に取り付けられた後も露出する。
図3Cと同様に、図4Bは、取付板150によって隠された保持貫通穴416と露出した2つの保持貫通穴416との間の2つの取付領域を示す。取付板150は、基板部411の外面414に全体的に面接触される。取付板150は、2つの取付領域において、複数のボルトBLTによって基板部411の外面414に固定される。使用者が、複数のボルトBLTを取り外すと、出力ギア板100は、基板部411の外面414から分離される。本実施形態において、第1領域は、2つの取付領域のうち一方によって例示される。第2領域は、2つの取付領域のうち他方によって例示される。
出力ギア板100Aの3つの外歯143は、露出した2つの保持貫通穴416の間に位置する。3つの外歯143は、基板部411の外面414の前で、相手部材(図示せず)に噛み合う。本実施形態において、第2外歯は、3つの外歯143のうち1つによって例示される。
<第5実施形態>
第3実施形態及び第4実施形態のギア装置の出力ギアは、キャリアから分離可能である。代替的に、出力ギアは、キャリアと一体的に形成されてもよい。第5実施形態において、キャリアから分離不能な出力ギアを備える例示的なギア装置が説明される。
図5A及び図5Bは、第5実施形態の減速機200Bを示す。図5Aは、減速機200Bの概略的な断面図である。図5Bは、減速機200Bの概略的な正面図である。図5A及び図5Bを参照して、減速機200Bが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。本実施形態において、ギア装置は、減速機200Bによって例示される。
第3実施形態と同様に、減速機200Bは、外筒300と、歯車部500(図5Aを参照)と、3つのクランク組立体600(図5Aは、3つのクランク組立体600のうち1つを示す)と、2つの主軸受700と、を備える。第3実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
減速機200Bは、キャリア400Bを更に備える。第3実施形態と同様に、キャリア400Bは、端板部420を含む。第3実施形態の説明は、端板部420に援用される。
キャリア400Bは、基部410Bを更に含む。第3実施形態と同様に、基部410Bは、基板部411(図5Aを参照)と、3つのシャフト部412(図5Aは、3つのシャフト部412のうち1つを示す)と、を含む。第3実施形態の説明は、これらの要素に援用される。
基部410Bは、出力ギア160を更に含む。出力ギア160は、基板部411と一体的に形成される(すなわち、出力ギア160は、基板部411から分離不能である)。出力ギア160は、基板部411の外面414から突出する。
図5Bに示される如く、出力ギア160は、噛合部161と、円筒部162と、を含む。噛合部161は、回転面RTSの回転中心軸RAXを中心とする中心角αの部位である。円筒部162は、回転中心軸RAXを中心とする中心角βの部位である。設計者は、中心角αを、保持貫通穴416の数に基づいて決定してもよい。たとえば、設計者は、中心角αを、以下の不等式によって示される関係が満たされるように決定することができる。
Figure 0006624938
設計者は、その後、中心角βを、以下の数式によって示される関係が満たされるように決定してもよい。
Figure 0006624938
噛合部161には、3つの外歯163が形成される。3つの外歯163は、相手部材と噛み合い、回転面RTSの回転を、相手部材に伝達する。3つの外歯163は、2つの保持貫通穴416の間で突出し、基板部411に形成された3つの保持貫通穴416のいずれにも重ならない。上述の中心角αは、最も離れた2つの歯底によって規定される円周角として定義されてもよい。本実施形態において、第1部位は、噛合部161によって例示される。
噛合部161とは異なり、外歯163は、円筒部162には形成されない。円筒部162は、弧状の外周面164を含む。外周面164の輪郭は、3つの外歯163の歯底円に略一致する。本実施形態において、第2部位は、円筒部162によって例示される。弧状面は、外周面164によって例示される。
図5Bは、3つの外歯163によって規定される歯先円ADCを示す。図5Bは、歯先円ADCと、3つの外歯163によって規定される歯底円(図示せず)の間でハッチングされた環状領域ALRを更に示す。環状領域ALRは、3つの保持貫通穴416それぞれに部分的に重なる。したがって、3つの外歯163は、回転中心軸RAXから離れた位置で、相手部材と噛み合うことができる。
上述の様々な実施形態に関連して説明された設計原理は、様々なギア装置に適用可能である。上述の様々な実施形態のうち1つに関連して説明された様々な特徴のうち一部が、他のもう1つの実施形態に関連して説明されたギア装置に適用されてもよい。
上述の実施形態の原理は、様々なギア装置に好適に利用される。
100,100A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出力ギア板
110・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・噛合部
111・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外歯
120・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付部
140・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ギア片
141・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・噛合部
142・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・結合部
143・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外歯
150・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付板
161・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・噛合部
162・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・円筒部
163・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外歯
200,200A,200B・・・・・・・・・・・・・・・減速機
300・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外筒
320・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内歯ピン
400,400A,400B・・・・・・・・・・・・・・・キャリア
411・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基板部
416・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保持貫通穴
500・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・歯車部
510・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1歯車
520・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2歯車
530・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・外歯
600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クランク組立体
ADC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・歯先円
ALR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・環状領域
RAX・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・回転中心軸
RTS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・回転面

Claims (14)

  1. 環状に配置された複数の内歯を含む外筒と、
    前記外筒の径方向内側で回転中心軸周りに回転するキャリアと、
    前記複数の内歯に噛み合う複数の第1外歯を有する少なくとも1つの歯車を含む歯車部と、
    前記少なくとも1つの歯車の中心が前記回転中心軸周りを周回するように、前記少なくとも1つの歯車に揺動回転を与える少なくとも1つのクランク組立体と、を備え、
    前記キャリアは、前記少なくとも1つのクランク組立体が少なくとも部分的に挿入される少なくとも1つの穴部が形成されたクランク保持部と、前記クランク保持部から突出し、相手部材と噛み合う出力ギアを含み、
    前記出力ギアは、前記相手部材と噛み合う第2外歯が形成された所定の中心角の第1部位と、前記第2外歯が形成されない残りの中心角の第2部位と、を含む
    ギア装置。
  2. 前記少なくとも1つのクランク組立体は、第1クランク組立体と、前記第1クランク組立体から離間した位置に配置された第2クランク組立体と、を含み、
    前記少なくとも1つの穴部は、前記第1クランク組立体が部分的に挿入される第1穴と、前記第2クランク組立体が部分的に挿入される第2穴と、を含み、
    前記第2外歯の歯先円と歯底円との間の環状領域は、前記第1穴と前記第2穴とに重なり、
    前記第2外歯は、前記第1穴と前記第2穴との間で前記相手部材と噛み合う
    請求項1に記載のギア装置。
  3. 前記出力ギアは、前記クランク保持部から分離不能であり、
    前記第2部位は、前記第1穴と前記第2穴とに重ならないように設計される
    請求項2に記載のギア装置。
  4. 前記少なくとも1つのクランク組立体は、前記第1クランク組立体及び前記第2クランク組立体から離間した位置に配置された第3クランク組立体と、を含み、
    前記少なくとも1つの穴部は、前記第3クランク組立体が少なくとも部分的に挿入される第3穴を含み、
    前記第1穴、前記第2穴及び前記第3穴の中心は、共通の仮想円上に形成され、
    前記第2部位は、前記仮想円よりも小さな半径の弧状面を含む
    請求項3に記載のギア装置。
  5. 前記第2部位において前記出力ギアと結合される取付板を更に備え、
    前記出力ギアは、前記クランク保持部から分離可能であり、
    前記取付板は、前記クランク保持部に取り付けられる
    請求項2に記載のギア装置。
  6. 前記取付板は、前記出力ギアとスプライン結合される
    請求項5に記載のギア装置。
  7. 前記少なくとも1つのクランク組立体は、前記第1クランク組立体及び前記第2クランク組立体から離間した位置に配置された第3クランク組立体と、を含み、
    前記少なくとも1つの穴部は、前記第3クランク組立体が少なくとも部分的に挿入される第3穴を含み、
    前記取付板は、前記第3穴を覆う
    請求項5又は6に記載のギア装置。
  8. 前記クランク保持部は、前記第3穴と前記第1穴との間の第1領域と、前記第3穴と前記第2穴との間の第2領域と、を含み、
    前記取付板は、前記第1領域及び前記第2領域のうち少なくとも一方に面接触され、前記クランク保持部に連結される
    請求項7に記載のギア装置。
  9. 前記出力ギアは、前記クランク保持部から分離可能であり、
    前記少なくとも1つのクランク組立体は、前記第1クランク組立体及び前記第2クランク組立体から離間した位置に配置された第3クランク組立体と、を含み、
    前記少なくとも1つの穴部は、前記第3クランク組立体が少なくとも部分的に挿入される第3穴を含み、
    前記第2部位は、前記第3穴を覆う
    請求項2に記載のギア装置。
  10. 前記第1部位は、前記回転中心軸を中心とする180°未満の中心角の部分であり、
    前記第2部位は、前記回転中心軸を中心とする180°以上の中心角の部分である
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載のギア装置。
  11. 360°未満の有限回転範囲で回転運動する回転面を有するギア装置に取り付けられる出力ギア板であって、
    前記ギア装置から相手部材に動力を伝達する外歯が形成された所定の中心角の第1部位と、
    前記外歯が形成されない残りの中心角の第2部位と、を備え、
    前記第2部位は、前記回転面に取り付けられる
    出力ギア板。
  12. 360°未満の有限回転範囲で回転運動する回転面を有するギア装置に取り付けられる出力ギア板であって、
    前記ギア装置から相手部材に動力を伝達する外歯が形成されたギア片と、
    前記回転面に取り付けられる取付板と、を備え、
    前記ギア片は、前記外歯が形成された所定の中心角の第1部位と、前記外歯が形成されない残りの中心角の第2部位と、を含み、
    前記取付板は、前記第2部位において前記ギア片に結合される
    出力ギア板。
  13. 前記取付板は、前記ギア片とスプライン結合される
    請求項12に記載の出力ギア板。
  14. 前記第1部位は、前記回転面の回転中心軸を中心とする180°未満の中心角の部分であり、
    前記第2部位は、前記回転中心軸を中心とする180°以上の中心角の部分である
    請求項11乃至13のいずれか1項に記載の出力ギア板。
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