JP5878196B2 - 中空型減速器 - Google Patents

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Description

本発明は、伝動装置に関し、特に、中空型減速器に関するものである。
一般的なハーモニック式減速10は、図1に示すように、波発生器11と、撓み性付き歯持ちコップ12と、剛性ギア13と、を含む。
波発生器11は、楕円カム111に撓み性付きボール軸受112を嵌合して構成される。波発生器11の外周面に撓み性付き歯持ちコップ12が嵌合されている。撓み性付き歯持ちコップ12の外周面に剛性ギア13が嵌合されている。波発生器11の楕円カム111には、動力入力端が固定されている。
動力が入力されて楕円カム111が回転しているときには、楕円カム111により撓み性付き歯持ちコップ12が拡径されて、撓み性付き歯持ちコップ12の一部が剛性ギア13と噛合う。撓み性付き歯持ちコップ12と剛性ギア13の歯数の差により、減速の目的を達成することが可能である。ハーモニック式減速は、減速及び伝動の目的を達成することが可能であるが、全体の構造が中実であるため、配線を配するための中空箇所はない。
上記の目的を解決するために、図2及び図3に示す中空型減速器20が提案された。中空型減速器20は、チューブ21内に支持台22が回転可能に設けられている。支持台22の外周面に減速ギア23が嵌合されている。支持台22には、動力を出力するための受けプラットフォーム24が固定されている。
駆動源25は、支持台22、減速ギア23及び受けプラットフォーム24と同軸せずにチューブ21に挿入して、減速ギア23と噛合う。このように、駆動源25は、減速ギア23と支持台22を介して、動力を減速して受けプラットフォーム24に伝達して出力する。チューブ21が中空であるため、配線を配することが可能である。
しかし、駆動源25は、チューブ21の奥側に挿入して、減速ギア23と同軸せずに噛合うため、減速器全体の体積が増加し、組付け作業が容易ではなく、そして駆動源25にある小さいギアを介して、歯数がより多い減速ギア23を駆動するため、ギアのバックラッシュの問題がある。適量のバックラッシュは、潤滑を良くにし、製造時の誤差を解決するために必要な存在である。バックラッシュが大きすぎると、伝動が精確とならなく、振動が生じ、減速の角度の伝達に誤差が発生し、振動が生じるとギアの磨耗が加速される。上記の問題を解決するために、加工及び組付けの精度を増加することが必要であるが、そうすると、組付け作業が困難となり、加工コストが増加する。
本発明の主な目的は、貫通するように配線を配することが可能であり、部材が簡素化となり、組付け作業が容易となる中空型減速器を提供することにある。
本発明の中空型減速器によると、一端に楕円収容空間を有する波発生器を有し他端に動力源と連接する動力源結合穴を有する動力入力部を有する中空型波発生器と、内周面と、外面と、を有し、前記中空型波発生器の前記楕円収容空間に収容されており、前記外面が前記楕円収容空間に当接し、前記楕円収容空間に駆動される環状撓み性付き軸受と、撓み性を有し、環状を呈する構造であり、一端に内部を有し、他端に出力部を有し、前記は、内周面と、外面と、を有し、前記内周面に歯が複数設けられており、前記外面は前記環状撓み性付き軸受の前記内周面に嵌合されており、前記環状撓み性付き軸受に駆動されるフレキシブルホイールと、環状を呈する構造であり、その外周面に外歯が複数設けられており、前記外歯の歯数と前記歯の歯数は差を有し、前記フレキシブルホイールに嵌合されており、一部の前記外歯が前記歯と噛合う剛性ホイールと、を含み、前記中空型波発生器は、前記楕円収容空間及び前記動力源結合穴と連通する中空通路を有し、前記中空型波発生器の外周面には、前記中空通路と連通した配線挿通用の側穴が設けられていることを特徴とする。
本発明の中空型減速器によると、環状撓み性付き軸受は、外リングと、リングと、複数の転がりと、を含むボール軸受であり、リングは外リングの内側に位置しており、各転がりは、転がり可能であるように外リングとリングの間に配されており、環状撓み性付き軸受は、外リングの外面で楕円収容空間に当接することを特徴とする。
本発明の中空型減速器によると、前記フレキシブルホイールの他端前記出力は、動力出力部材を組付けるためのボルト穴が複数設けられており、前記と前記出力内周面のに形成した環状押付面前記環状撓み性付き軸受の一側面を当接させて位置決めすることを特徴とする。
本発明の中空型減速器によれば、貫通するように配線を配することが可能であり、部材が簡素化となり、組付け作業が容易となるという効果を有する。
一般的なハーモニック式減速の構造を示す断面図である。 従来の中空型減速器の構造を示す分解斜視図である。 従来の中空型減速器の組合済み状態を示す断面図である。 本発明の一実施例の構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例の組合済み状態を示す斜視図である。 本発明の一実施例の組合済み状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4から図6を参照する。図4は本発明の一実施例の構造を示す分解斜視図であり、図5は本発明の一実施例の組合済み状態を示す斜視図であり、図6は本発明の一実施例の組合済み状態を示す断面図である。本発明の一実施例の中空型減速器は、中空型波発生器30と、環状撓み性付き軸受40と、フレキシブルホイール50と、剛性ホイール60と、を含む。
中空型波発生器30は、一端が波発生器31であり、他端が動力入力32である。波発生器31の動力入力32から遠ざかった端に楕円収容空間311が成形されている。楕円収容空間311は楕円形の周面を有する。動力入力32の波発生器31から遠ざかった端には、動力源結合穴321が成形されている。動力源結合穴321は、円形穴322と、円形穴322と連通するキー溝323と、から構成される。中空型波発生器30は、更に、楕円収容空間311及び動力源結合穴322と連通する中空通路33を有する。中空通路33と円形穴322は中空型波発生器30を貫通する。中空型波発生器30の動力入力32の両端の間は外周面324である。外周面324には、中空通路33と連通する側穴325が少なくとも一つ設けられている。本実施例では、側穴325は、二つあり、楕円形を呈する。
環状撓み性付き軸受40は、内周面と、外面と、を有する。環状撓み性付き軸受40は、外リング41と、リング42と、複数の転がり43と、を含むボール軸受である。リング42は外リング41内に位置している。各転がり43は、転がり可能であるように外リング41とリング42の間に配されている。
前記内周面はリング42の外リング41から遠ざかった面である。前記外面は外リング41のリング42から遠ざかった面である。本実施例の環状撓み性付き軸受40は、撓み性を有するボール軸受であり、中空型波発生器30の楕円収容空間311に収容されている。このように、環状撓み性付き軸受40は、外リング40の外面で楕円収容空間311に当接し、楕円収容空間311に駆動されることが可能である。
フレキシブルホイール50は、撓み性を有し、環状を呈する構造であり、一端が51であり、他端が出力52である。51は、内周面と、外面と、を有する。前記内周面に歯511が複数設けられている。出力52にボルト穴521が複数設けられている。これらのボルト穴521により、動力出力部材を組付けることが可能である。
51と出力52の間は環状押付面53を有する。51の前記外面は、環状撓み性付き軸受40のリング42の前記内周面に嵌合されている。フレキシブルホイール50は、環状撓み性付き軸受40のリング42に挿入して、環状撓み性付き軸受40の前記内周面に当接して、環状撓み性付き軸受40に駆動される。フレキシブルホイール50の環状押付面53は環状撓み性付き軸受40に当接する。
剛性ホイール60は、環状を呈する構造であり、その外周面に外歯61が複数設けられている。外歯61の歯数とフレキシブルホイール50の51の歯511の歯数は差を有する。剛性ホイール60は、フレキシブルホイール50の51に嵌合されており、一部の外歯61が歯511と噛合う。
次に、本発明の一実施例の組付方法を説明する。まず、剛性ホイール60を固定して、剛性ホイール60にフレキシブルホイール50を嵌め込んで、フレキシブルホイール50の51を剛性ホイール60の外歯61と噛合う。この後、中空型波発生器30の楕円収容空間311に環状撓み性付き軸受40を嵌め込んで、環状撓み性付き軸受40が楕円形になる。最後に、フレキシブルホイール50の51に中空型波発生器30と環状撓み性付き軸受40を嵌め込む。このようにして、本発明の一実施例の組付け作業は完成する。
フレキシブルホイール50の各ボルト穴521により、動力出力部材をロックして出力端となることが可能である。本実施例の各ボルト穴521は座ぐり穴であり、これにより、締結具の突出による干渉を回避することが可能である。中空型波発生器30の動力入力32の動力源結合穴321には、動力源の動力出力軸Xを固定することが可能である。動力出力軸Xは、円形軸X1に回転止めキーX2が設けられている構成である。動力出力軸Xの円形軸X1と回転止めキーX2は、動力源結合穴321の円形穴322とキー溝323にそれぞれ挿入する。円形穴322とキー溝323により、動力源の動力出力軸Xは、動力を動力入力32に入力して、中空型波発生器を駆動して回転することが可能である。
本発明の中空型減速器が組み付けられている機構の配線Yは、剛性ホイール60、フレキシブルホイール50及び環状撓み性付き軸受40を挿通して、中空型波発生器30の中空通路33を挿通して、側穴325から外部に延びる。このように、配線Yは、本発明の中空型減速器を挿通して配線作業をすることが可能である。側穴325は楕円形を呈する穴であるため、配線作業は容易となる。特に、本発明の中空型減速器は、150〜250度の運動範囲を有するロボットに適用することが可能である。もちろん、回転ジョイントを別に組み付けると、本発明の中空型減速器は、もっと大きい運動範囲を有する機械に適用することも可能である。
次に、本発明の一実施例の使用状態を説明する。動力源の動力出力軸Xは中空型波発生器30を駆動すると、中空型波発生器30が環状撓み性付き軸受40とフレキシブルホイール50を駆動して、フレキシブルホイール50と剛性ホイール60との歯数に差があるため、動力が減速されて出力する。
本発明は、減速に適用することができる。
10 ハーモニック式減速
11 波発生器
12 撓み性付き歯持ちコップ
13 剛性ギア
20 中空型減速器
21 チューブ
22 支持台
23 減速ギア
24 受けプラットフォーム
25 駆動源
30 中空型波発生器
31 波発生
32 動力入力
33 中空通路
40 環状撓み性付き軸受
41 外リング
42 内リング
43 転がり
50 フレキシブルホイール
51
52 出力
53 環状押付面
60 剛性ホイール
61 外歯
111 楕円カム
112 撓み性付きボール軸受
311 楕円収容空間
321 動力源結合穴
322 円形穴
323 キー溝
324 外周面
325 側穴
511
521 ボルト穴
X 動力出力軸
X1 円形軸
X2 回転止めキー
Y 配線

Claims (3)

  1. 一端に楕円収容空間を有する波発生器を有し他端に動力源と連接する動力源結合穴を有する動力入力部を有する中空型波発生器と、
    内周面と、外面と、を有し、前記中空型波発生器の前記楕円収容空間に収容されており、前記外面が前記楕円収容空間に当接し、前記楕円収容空間に駆動される環状撓み性付き軸受と、
    撓み性を有し、環状を呈する構造であり、一端に内部を有し、他端に出力部を有し、前記は、内周面と、外面と、を有し、前記内周面に歯が複数設けられており、前記外面は前記環状撓み性付き軸受の前記内周面に嵌合されており、前記環状撓み性付き軸受に駆動されるフレキシブルホイールと、
    環状を呈する構造であり、その外周面に外歯が複数設けられており、前記外歯の歯数と前記歯の歯数は差を有し、前記フレキシブルホイールに嵌合されており、一部の前記外歯が前記歯と噛合う剛性ホイールと、を含み、
    前記中空型波発生器は、前記楕円収容空間及び前記動力源結合穴と連通する中空通路を有し、
    前記中空型波発生器の外周面には、前記中空通路と連通した配線挿通用の側穴が設けられていることを特徴とする、
    中空型減速器。
  2. 前記環状撓み性付き軸受は、外リングと、リングと、複数の転がりと、を含むボール軸受であり、前記リングは前記外リングの内側に位置しており、前記各転がりは、転がり可能であるように前記外リングと前記リングの間に配されており、前記環状撓み性付き軸受は、前記外リングの前記外面で前記楕円収容空間に当接することを特徴とする、請求項1に記載の中空型減速器。
  3. 前記フレキシブルホイールの他端前記出力は、動力出力部材を組付けるためのボルト穴が複数設けられており、前記と前記出力内周面のに形成した環状押付面前記環状撓み性付き軸受の一側面を当接させて位置決めすることを特徴とする、請求項1に記載の中空型減速器。
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