JP3186812U - 変速伝動ベアリング - Google Patents
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Abstract
【課題】小型の構造を有し、変速伝動機能およびベアリング機能を有する変速伝動ベアリングを提供する。
【解決手段】第1外輪1は、第1外輪面11、第1内輪面12、および第2内輪面13を有し、第1内輪面12の直径が第2内輪面13の直径より大きく形成されている。第2外輪2は、第1外輪1の第1外輪面11に回転自在に埋設されており、第2外輪面21と第3内輪面22とを有する。第1転動体3は、複数有し、第1外輪1の第1ローラガイド14と第2外輪2の第2ローラガイド23との間に配列されている。内輪4は、第1外輪1と第2外輪2に設けられており、第3外輪面41と第4内輪面42とを有する。ウェーブジェネレータ5は、内輪4に回転自在に設けられており、内輪4の第4内輪面42を支持する。
【選択図】図1
【解決手段】第1外輪1は、第1外輪面11、第1内輪面12、および第2内輪面13を有し、第1内輪面12の直径が第2内輪面13の直径より大きく形成されている。第2外輪2は、第1外輪1の第1外輪面11に回転自在に埋設されており、第2外輪面21と第3内輪面22とを有する。第1転動体3は、複数有し、第1外輪1の第1ローラガイド14と第2外輪2の第2ローラガイド23との間に配列されている。内輪4は、第1外輪1と第2外輪2に設けられており、第3外輪面41と第4内輪面42とを有する。ウェーブジェネレータ5は、内輪4に回転自在に設けられており、内輪4の第4内輪面42を支持する。
【選択図】図1
Description
本考案は変速伝動ベアリングに関する。
従来のベアリングは、回転軸の回転素子として、径方向と軸方向に回転軸を支持し、軸の中心位置を維持すると共に、回転軸の潤滑性を向上し摩擦を低減する機能を有する。しかし、一般のベアリングにはほかの機能を有していない。よって、ベアリングを変速伝動機構に適用する場合、一例として、モータを変速して伝動軸を駆動回転する場合には、前述のベアリングでは変速機能を有しないため、一般として、変速装置(例えば、変速機)をモータと伝動軸との間につないで置き、モータの動力をまず変速装置に伝達し、変速装置に内設していた複数の歯車によって変速した後に変速装置他端の伝動軸を駆動する。このように、伝動機構全体の体積を有効に小型化することができなく、精密機器(例えば、ロボットアーム)または取り付け空間が限られている機器に適用することが困難である。
一方、現在のハーモニックドライブ(登録商標)は、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、および特許文献5などで開示されているように、主に内輪面に内歯を設ける金属製のサーキュラスプラインと、外壁に外歯を設けられ、金属製のサーキュラスプラインに内設する、カップ状の金属弾性体からなるフレクスプラインと、カムとカムに嵌着するフレックスベアリングとを含み、カムによってフレックスベアリングを広げて、フレックスベアリングが楕円形を形成して、フレクスプラインの内面にもたれて、フレクスプラインを金属製のサーキュラスプラインの内歯に噛み合わせるウェーブジェネレータと、を備える。しかし、前記ハーモニックドライブのカップ状フレクスプラインの加工が困難であり、外歯が広げられたときに、金属製のサーキュラスプラインの内歯に完全に噛み合うことはできない。また、全体の軸方向が長く、スペースを限られた精密機器に適用することが困難である。
このほか、特許文献6に開示された、もう一種のハーモニックドライブには、カップ状のフレクスプラインを使用していない。その代わり、内輪面にそれぞれ内歯を設けて並列された2つの金属製のサーキュラスプラインと、外壁に外歯が設けられ、フレクスプラインを金属製のサーキュラスプラインに設ける内輪と、外歯を2つの金属製のサーキュラスプラインの内歯に噛み合わせるウェーブジェネレータと、を備える。しかし、2つの金属製のサーキュラスプラインが並列構造になっていて、軸方向の分離を引き起すため、他にケーシングなどの部品を追設して、2つの金属製のサーキュラスプライの軸方向分離を防ぐ必要があり、そのため、全体の構造が大きくなり、製造コストも高くなる。
よって、変速装置とベアリングとを一体に統合して、最も単純な変速伝動ベアリングを構成して、直接に機械製品(例えば、ロボットアーム)に取り付けて、ベアリングに変速伝動機能を兼ね合わせると共に、体積と重量とを大きく改善することは、本考案で開示したい技術である。
本考案の目的は、小型の構造を有し、変速伝動機能およびベアリング機能を有する変速伝動ベアリングを提供する。
本考案の目的は、小型の構造を有し、変速伝動機能およびベアリング機能を有する変速伝動ベアリングを提供する。
前述目的を達成するため、本考案の変速伝動ベアリングは、第1外輪、第2外輪、第1転動体、内輪、およびウェーブジェネレータを有する。第1外輪は、第1外輪面と、第1内輪面と、第2内輪面とを有する。第1内輪面の直径は第2内輪面の直径より大きく形成されている。第1内輪面の一輪に第1ローラガイドが凹設されており、第2内輪面に第1内歯が設けられている。第2外輪は、回転自在に第1外輪の第1内輪面に埋設され、第2外輪面と第3外輪面とを有する。第2外輪面には第2ローラガイドが凹設されており、第3内輪面には第2内歯が設けられている。第2内歯と第1内歯と歯数差を有する。第1転動体は、第1外輪の第1ローラガイドと第2外輪の第2ローラガイドとの間に複数配列されている。内輪は、第1外輪および第2外輪に回転自在に設けられており、第3外輪面と第4外輪面とを有する。第3外輪面に外歯が設けられている。ウェーブジェネレータは回転自在に内輪に設けられており、内輪の第4内輪面を支持する。ウェーブジェネレータは、内輪の少なくとも一つの噛み合わせ部にある外歯と、第1内歯および第2外歯とが噛み合うように押し込む。
本考案の変速伝動ベアリングを適応すれば、動力をウェーブジェネレータのカムに伝えて、ウェーブジェネレータのカムが回転するときに、第2転動体または第3転動体を内輪の第4内輪面の内部にて転がせることによって、内輪の外歯を第1内歯と第2内歯に噛み合わせ、第1内歯と第2内歯が歯数差を有することで、第1外輪を固定するときに、第2外輪が内輪によって駆動され変速伝動を形成し、変速伝動とベアリングとを兼ね合わせた効果を達成することができる。特に、本考案の第1外輪と第2外輪とが一体に嵌着された構造のほか、第1転動体を第1外輪と第2外輪に係合されている。これにより、減速伝動ベアリングの軸方向の幅を小さくすることができ、第1外輪と第2外輪とを相対的に回転するときの摩擦力を低減することができると共に、第1外輪および第2外輪による軸方向の分離を有効に抑制することができるため、他のケーシング部品を取り付ける必要がない。よって、体積の小型化および構造のコンパクト化の効果を達成することができる。
本考案の変速伝動ベアリングは、軸方向または径方向への分離を抑制する転動体が設けられており、それぞれの内輪面に歯数差を有する内歯が設けられており、互いに嵌着可能な第1外輪および第2外輪と、外輪面の外歯が設けられており、回転自在に第1外輪と第2外輪の内部に設けられている内輪と、回転するときは内輪を駆動して、内輪の少なくとも一つの部位の外歯と第1外輪および第2外輪の内歯とが噛み合うようにし、異なる歯数の回転によって、高変速比の駆動効果を達成し、回転自在に内輪に設けられているウェーブジェネレータと、を備える。
(第1実施形態)
図1、2と3を合わせて参照する。本考案の第1実施形態による変速伝動ベアリングは、第1外輪1と、第2外輪2と、複数の第1転動体3と、内輪4と、ウェーブジェネレータ5と、を備える。
図1、2と3を合わせて参照する。本考案の第1実施形態による変速伝動ベアリングは、第1外輪1と、第2外輪2と、複数の第1転動体3と、内輪4と、ウェーブジェネレータ5と、を備える。
第1外輪1は丸い輪体であり、第1外輪面11と、第1内輪面12と、第2内輪面13を有し、第1内輪面12の直径が第2内輪面13の直径より大きいため、第1外輪1を階段状の内部穴を形成する。さらに、第1内輪面12に第1ローラガイド14が凹設され、第2内輪面13に内歯15が設けられている。このほか、第1外輪1にてさらにモータその他構成品に接続するための連接部16を設けるか、連結部16は例えば一端に設けられた複数のねじ穴161であっても良い。
第2外輪2は丸い輪体であり、回転自在にて第1外輪1の第1内輪面12に内設し(図3と4に示す)、減速伝動ベアリングの軸方向の幅を短縮する。第2外輪2は第2外輪面21と第3外輪面22とを有し、第2外輪面21に第2ローラガイド23を凹設し、第3内輪面に第2内歯24が設けられ、第2内歯24と第1内歯15が歯数差を有する。一例として、第2内歯24の歯数は60のとき、第1内歯15の歯数は62、2つの歯数差を有する(具体的な歯数は変速比により決定される)。このほか、第2外輪1は伝動軸その他構成品に接続するための連接部25を設けるか、連結部25は例えば一端に設けられた複数のねじ穴251であっても良い。
第1転動体3を第1ローラガイド14と第2ローラガイド23との間に(図4に示す)配列していて、第1転動体3を第1外輪1と第2外輪2の接続および位置制限の素子として、互いに軸方向の分離を防げると共に、第1外輪1と第2外輪2が回転するときに相互間の摩擦力を軽減できる。
内輪4は、弾性変形の金属輪であり、回転自在にて第1外輪1と第2外輪2との間に設けられ(図3と4に示す)、幅は第1内歯15と第2内歯24とを合計した幅に等しく、第3外輪面41と第4外輪面42とを有し、第3外輪面41に外歯43が設けられ、外歯43の歯数と第2内歯24の歯数は、第1好ましい実施例において同数である。
ウェーブジェネレータ5(wave generator)は回転自在にて内輪4に取り付けられており(図4に示す)、第1好ましい実施例において、内輪4の第4内輪面42を支持し、内輪4の少なくとも2つの対向する噛み合わせ部44の外歯を押し込み、第1内歯15と第2内歯24(図5に示す)に噛み合わせる。よって、ウェーブジェネレータ5が継続に回転することによって、第2外輪2が減速回転する。
図1と4とを合わせて参照する。前述第1転動体3は、ローラ31またはボールが好ましく、第1転動体3を円柱型のローラ31に実施したとき、第1ローラガイド14と第2ローラガイド23はV溝を形成し、ローラ31は90度を交差して、第1ローラガイド14と第2ローラガイド23との間に配列しているため(図3に示す)、第1外輪1と第2外輪2が軸方向に分離することを防げ、相互の嵌着安定性を向上できると共に、径方向と軸方向の支え効果を有しており、第1外輪1と第2外輪2との摩擦力軽減の効果がある。
図1、2と4を合わせて参照する。前述ウェーブジェネレータ5好ましくは、カム51と複数の第2転動体52を含める。カム51は例えば、主軸と短軸を有する正楕円形のカムであり、周りにカム面511を有する。第2転動体52は1列または2列によりカム面511に配列していて、第2転動体52を内輪4の第4内輪面42にあてがうようにして置き、よって、カム51が回転するときに、第2転動体52は同期して回転する。図5に示すように、さらに内輪4の少なくとも2つの対向する噛み合わせ部44の外歯を押し込み、第1内歯15と第2内歯24に噛み合う。
引き続き、図1、2と4を参照する。前述ウェーブジェネレータ5好ましくは保持器53をさらに含み、保持器53の両側に複数の固定部531を有しており、保持器53をカム51のカム面511に嵌着して置き、これにより、第2転動体52を保持器53の固定部531の間に設けて、第2転動体52をカム面511に配列することができる。第2転動体52は、ローラ521またはボール522(図6に示す)を設けることが好ましい。
このほか、図7と8に示すように、第1実施形態において、ウェーブジェネレータ5は、カム51と複数の第3転動体54とを含めることが好ましい。カム51は例えば、主軸と短軸とを有する楕円形カムであり、カム51の周りに複数の軸方向の支軸512を設ける。第3転動体54は例えば、ボールベアリングまたはニードルベアリングリングなどのベアリング541を設けて、第3転動体54を支軸512に結合すると共に、内輪4の第4内輪面42にあてがうことによって、同じ機能を達成し、内輪4の少なくとも対向する2つの噛み合わせ部44の外歯を押し込み、第1内歯15と第2内歯24に噛み合わせる。
図9に示すように、本考案を使用するときには、モータ10の回転軸101をウェーブジェネレータ5のカム51に接続し、第1外輪1は連接部16のねじ穴161を用いてモータ10のフランジ端またはその他固定具に結合して置き、第1外輪1を回転できない固定端に仕上げる。第2外輪2は連接部25のねじ穴251を用いて伝動軸20(出力軸)またはその他構成品に結合させ、第2外輪2を出力伝動端に仕上げる。引き続き、図10と11に示すように、ウェーブジェネレータ5のカム51がモータ10の駆動により回転するとき、カム51の主軸513が継続に回転し押し込みによって、内輪4の外歯43の噛み合わせ部44を改変させ、第2外輪2を変速伝動させる。カム51が1回転ごとに、第1内歯15と第2内歯24と歯数差を有しているため、第2外輪2が1つの歯の距離を回転し、きわめて高い変速比を達成する。
(第2実施形態)
引き続き、本考案の第2実施形態を図12に示す。図12に示すように、内輪4を剛性(rigid)の金属輪に変更して、回転自在にて第1外輪1と第2外輪2の間に設けられている。ウェーブジェネレータ5の好ましい実施例において、カム51´と複数の第3転動体54とを含み、カム51´は円形の偏心輪であり、第3転動体54はボールであり、並列してカム51´と内輪4との間に設ける。引き続き、図13を参照する。ウェーブジェネレータ5のカム51´が回転するときに、第3転動体54を介して内輪4にあてがうことによって、内輪4の噛み合わせ部44に備える外歯43を押し込み、第1内歯15と第2内歯24に噛み合わせて置き、同じくカム51´が1回転ごとに、第1内歯15と第2内歯24の歯数差原理を利用し、第2外輪2が一つの歯の距離を回転しても、同じく極めて高い変速比を達成する。
引き続き、本考案の第2実施形態を図12に示す。図12に示すように、内輪4を剛性(rigid)の金属輪に変更して、回転自在にて第1外輪1と第2外輪2の間に設けられている。ウェーブジェネレータ5の好ましい実施例において、カム51´と複数の第3転動体54とを含み、カム51´は円形の偏心輪であり、第3転動体54はボールであり、並列してカム51´と内輪4との間に設ける。引き続き、図13を参照する。ウェーブジェネレータ5のカム51´が回転するときに、第3転動体54を介して内輪4にあてがうことによって、内輪4の噛み合わせ部44に備える外歯43を押し込み、第1内歯15と第2内歯24に噛み合わせて置き、同じくカム51´が1回転ごとに、第1内歯15と第2内歯24の歯数差原理を利用し、第2外輪2が一つの歯の距離を回転しても、同じく極めて高い変速比を達成する。
1・・・第1外輪、
11・・・第1外輪面、
12・・・第1内輪面、
13・・・第2内輪面、
14・・・第1ローラガイド、
15・・・第1内歯、
16・・・連接部、
161・・・ねじ穴、
2・・・第2外輪、
21・・・第2外輪面、
22・・・第3内輪面、
23・・・第2ローラガイド、
24・・・第2内歯、
25・・・連接部、
251・・・ねじ穴、
3・・・第1転動体、
31・・・ローラ、
4・・・内輪、
41・・・第3外輪面、
42・・・第4内輪面、
43・・・外歯、
44・・・噛み合わせ部、
5・・・ウェーブジェネレータ、
51、51´ ・・・カム、
511・・・カム面、
512・・・支軸、
513・・・主軸、
52・・・第2転動体、
521・・・ローラ、
522・・・ボール、
53・・・保持器、
531・・・固定部、
54・・・第3転動体、
10・・・モータ、
101・・・回転軸、
20・・・伝動軸。
11・・・第1外輪面、
12・・・第1内輪面、
13・・・第2内輪面、
14・・・第1ローラガイド、
15・・・第1内歯、
16・・・連接部、
161・・・ねじ穴、
2・・・第2外輪、
21・・・第2外輪面、
22・・・第3内輪面、
23・・・第2ローラガイド、
24・・・第2内歯、
25・・・連接部、
251・・・ねじ穴、
3・・・第1転動体、
31・・・ローラ、
4・・・内輪、
41・・・第3外輪面、
42・・・第4内輪面、
43・・・外歯、
44・・・噛み合わせ部、
5・・・ウェーブジェネレータ、
51、51´ ・・・カム、
511・・・カム面、
512・・・支軸、
513・・・主軸、
52・・・第2転動体、
521・・・ローラ、
522・・・ボール、
53・・・保持器、
531・・・固定部、
54・・・第3転動体、
10・・・モータ、
101・・・回転軸、
20・・・伝動軸。
Claims (9)
- 第1外輪面(11)、第1内輪面(12)、および第2内輪面(13)を有し、前記第1内輪面の直径が前記第2内輪面の直径より大きく形成されており、前記第1内輪面に第1ローラガイド(14)が凹設されており、前記第2内輪面に第1内歯(15)が設けられている第1外輪(1)と、
前記第1外輪の前記第1外輪面に回転自在に埋設されており、第2外輪面(21)と第3内輪面(22)とを有し、前記第2外輪面に第2ローラガイド(23)が凹設されており、前記第3内輪面に第2内歯(24)が設けられており、前記第2内歯の歯数と前記第1内歯の歯数とが異なっている第2外輪(2)と、
前記第1外輪の前記第1ローラガイドと前記第2外輪の前記第2ローラガイドとの間に配列されている複数の第1転動体(3)と、
前記第1外輪と前記第2外輪に設けられており、第3外輪面(41)と第4内輪面(42)とを有し、前記第3外輪面に外歯(43)を設ける内輪(4)と、
前記内輪に回転自在に設けられており、前記内輪の前記第4内輪面を支持し、前記内輪の少なくとも一つの噛み合わせ部(44)にある前記外歯と、前記第1内歯および前記第2外歯とが噛み合うようにするウェーブジェネレータ(5)と、を備える変速伝動ベアリング。 - 前記内輪は、弾性変形可能である金属輪であり、
前記ウェーブジェネレータは、前記内輪の互いに対向している二つの前記噛み合わせ部を押し込み、前記内輪の前記噛み合わせ部にある前記外歯と前記第1内歯および前記第2内歯とが噛み合うようにしていることを特徴とする請求項1記載の変速伝動ベアリング。 - 前記内輪は、剛性の金属輪であり、
前記ウェーブジェネレータは、前記内輪の前記噛み合わせ部を押し込み、前記内輪の前記噛み合わせ部にある前記外歯と前記第1内歯および前記第2内歯とが噛み合うようにしていることを特徴とする請求項1記載の変速伝動ベアリング。 - 前記第1転動体はローラまたはボールであることを特徴とする請求項1記載の変速伝動ベアリング。
- 前記ウェーブジェネレータは、カム(51、51´)および複数の第2転動体(52)を含み、
前記カムは、周りにカム面(511)が形成されており、
前記第2転動体は、前記カム面に設けられており、前記内輪の前記第4内輪面にあてがうことを特徴とする請求項1記載の変速伝動ベアリング。 - 前記ウェーブジェネレータは、保持器(53)を有し、
前記保持器は、前記カムの前記カム面に嵌着されており、
前記第2転動体は、前記保持器に設けられていることを特徴とする請求項5記載の変速伝動ベアリング。 - 前記第2転動体は、ローラまたはボールであることを特徴とする請求項6記載の変速伝動ベアリング。
- 前記ウェーブジェネレータは、カム(51、51´)および複数の第3転動体(54)を有し、
前記カムは、周りに複数の支軸(512)が設けられており、
前記第3転動体は、前記支軸に設けられており、前記内輪の前記第4内輪面にあてがうことを特徴とする請求項1記載の変速伝動ベアリング。 - 前記第3転動体はローラまたはボールであることを特徴とする請求項8記載の変速伝動ベアリング。
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