JP6624661B1 - 飲食用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】色、香り、味、食感に優れた飲食品組成物の提供。【解決手段】トヨノホシの茎及び/又は葉を含む飲食用組成物。前記茎及び/又は葉の乾燥物及び/又は搾汁を含む、飲食用組成物。青汁用又はサプリメント用である、前記飲食用組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、飲食用組成物に関するものである。
現代は食の欧米化に伴い肉類の摂取量が増加し、野菜類の摂取量が低下してきている。野菜の摂取不足の問題を手軽に解決するための青汁、サプリメントなどの飲食品が開発され、製造販売されている。
このような飲食品の原料として、特許文献1は、イチバンボシが色、食味に優れていることを開示している。
特許第5363674号
本発明は、色、香り、味、食感などに優れた飲食用組成物を提供することを目的とする。
本発明は、以下の飲食品組成物を提供するものである。
項1. トヨノホシの茎及び/又は葉を含む飲食用組成物。
項2. 前記茎及び/又は葉の乾燥物及び/又は搾汁を含む、項1に記載の飲食用組成物。
項3. 青汁用又はサプリメント用である、項1又は2に記載の飲食用組成物。
大麦品種であるトヨノホシは、色、香り、味(甘味、コクなど)、食感のすべてにおいて、標準品として使用されるはるか二条、特許文献1で色、食味が優れていることが示されたイチバンボシよりも明らかに優れており、トヨノホシの茎及び/又は葉を使用することで、良質な青汁、サプリメントなどの飲食品組成物が得られる。
「トヨノホシ」は、大分県で焼酎用に開発された大麦品種であり、焼酎の製造に、その実が使用されているものであるが、茎及び/又は葉を飲食用としては用いられてこなかった。
本発明の好ましい実施形態において、トヨノホシは乾燥した茎及び/又は葉が使用され、より好ましくはトヨノホシの茎及び/又は葉の乾燥粉末が使用される。
本発明の好ましい1つの実施形態において、トヨノホシの大麦若葉が好ましく使用される。
トヨノホシの茎及び/又は葉の乾燥粉末の製造方法は特に限定されないが、例えば、乾燥処理や粉砕処理を組み合わせた方法等、従来公知の方法で行うことができる。乾燥処理や粉砕処理はいずれを先に行ってもよいが、乾燥処理を先に行うことが好ましい。粉砕物及び粉砕末を得る際には、上述の方法に、さらに必要に応じてボイル、スチームなどのブランチング処理、殺菌処理などの処理を組み合わせてもよい。また、粉砕処理を行う回数は1回でも、2回以上でもよいが、粗粉砕処理を行った後に、より細かく粉砕する微粉砕処理を行うことが好ましい。
本発明の他の好ましい実施形態において、トヨノホシの茎及び/又は葉を破砕して搾汁液を製造し、必要に応じてデキストリンなどの賦形剤を配合した搾汁液を噴霧乾燥や凍結乾燥して乾燥粉末を製造してもよい。
乾燥処理は特に限定されないが、例えば、熱風乾燥、高圧蒸気乾燥、電磁波乾燥、凍結乾燥などの当業者に公知の任意の方法により行うことができる。加熱による乾燥は、例えば、40℃〜140℃、好ましくは80℃〜130℃にて加温により野菜が変色しない温度及び時間で行うことができる。乾燥処理を行うことにより、野菜の水分含量を目的の量に調整することができ、例えば10質量%以下、好ましくは5質量%以下とすることができる。
トヨノホシの茎及び/又は葉の粉砕処理は特に限定されないが、例えば、クラッシャー、ミル、ブレンダー、石臼などの粉砕用の機器や器具などを用いて、当業者が通常使用する任意の方法により粉砕する処理が挙げられる。粉砕されたトヨノホシの茎及び/又は葉は、必要に応じて篩にかけられ、例えば、50〜200メッシュを通過するものをトヨノホシの茎及び/又は葉の乾燥粉末として用いることが好ましい。
本発明の飲食品組成物は、トヨノホシの茎及び/又は葉以外に、以下に列挙される少なくとも1種の成分を含んでいてもよい:
・大麦としてトヨノホシ以外の別品種の茎及び/又は葉の搾汁または乾燥物
・大麦以外の植物(ケール、クワ葉、明日葉、小麦若葉、長命草、クマザサ、ゴーヤ、モリンガ、ホウレンソウ、ヨモギ、セロリ、モロヘイヤ、キャベツ、ニンジン、茶、ショウガ、パパイヤなど)の加工物(搾汁粉末、乾燥粉砕末、エキス、発酵物など)
・藻類(スピルリナ、クロレラ、ユーグレナなど)の加工物(エキス、乾燥粉砕末、発酵物など)
・穀類(米、大麦、小麦、キビ、ヒエ、アワ、トウモロコシ)の加工物(エキス、乾燥粉砕末、発酵物など)
・糖質(単糖(グルコース、マンノース、ガラクトース、キシロース、フルクトースなど)、二糖類(スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロース、セロビオース、ラクツロースなど)、オリゴ糖(マルトトリオース、ラフィノース、イソマルトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖)、黒糖など)
・含蜜糖(黒糖、メープルシュガーなど)
・蜂蜜、異性化液糖(例えば果糖ブドウ糖液糖など)などの甘味料
・多糖類(デキストリン、ポリデキストロース、デンプン、プルラン、マンナン、グルコマンナン、アルギン酸、キサンタンガム、グアーガム、タマリンドガム、キチン、キトサン、グリコーゲン、グァー豆酵素分解物、イヌリン、ペクチン、寒天など)
・糖アルコール(エリスリトール、ラクチトール、マルチトール(還元麦芽糖)、マンニトール、ソルビトール、キシリトールなど)
・高甘味度甘味料(カンゾウ、ステビア、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムKなど)
・食物繊維(難消化性デキストリン、マルトデキストリン、イソマルトデキストリン、乾燥おから、大豆食物繊維、リンゴ食物繊維)
・果汁および果実粉末(パパイヤエキス粉末、バナナ粉末、マンゴー粉末、リンゴ粉末、キウイ粉末、クランベリー粉末、マルベリー粉末、ブルーベリー粉末、レモン果汁粉末、オレンジ果汁粉末、ピーチ果汁粉末、グレープフルーツ果汁粉末、パイナップル果汁粉末、ザクロ果汁粉末、アサイー粉末、アセロラパウダー)
・野菜汁及び野菜粉末(ケール粉末、明日葉粉末、桑葉粉末、クマザサ粉末、抹茶、緑茶粉末、ニンジン粉末、ほうれん草粉末、小松菜粉末、ゴーヤ粉末、キャベツ粉末、紫キャベツ粉末、芽キャベツ粉末、ビート粉末、ピーマン粉末、パプリカ粉末、アスパラガス粉末、赤しそ粉末、セロリ粉末、レタス粉末、モロヘイヤ粉末、白菜粉末、パセリ粉末、なす粉末、タマネギ粉末、ダイコン粉末、ショウガ粉末、長命草粉末、セイヨウタンポポ粉末、ヨモギ粉末、サツマイモ粉末)
・有効成分含有植物エキス(オリーブ葉エキス末、ブドウ葉エキス、コーヒー豆エキス、アフリカマンゴノキエキス、ビルベリーエキス、甘草エキス、アカシア樹皮エキス、リンゴ果皮エキス、イチョウ葉エキス、サフランエキス粉末、サンザシ抽出物粉末)
・ハーブ粉末(ミント粉末、ローズヒップ粉末)
・ドロマイト
・植物発酵物(植物発酵エキス)
・乳酸菌(死菌・生菌・発酵物、例えばエンテロコッカス・フェカリス、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・アシドフィリス、ラクトバチルス・プランタラム、ラクトバチルス・パラカゼイ、ラクトバチルス・ラムノーサス、ラクトコッカス・ラクティス、ラクトバチルス・ブレビスなど)
・ビフィズス菌(死菌・生菌・発酵物、例えば、ビフィドバクテリウム・ブレーベ、ビフィドバクテリウム・ビフィダム、ビフィドバクテリウム・ロンガムなど)
・酪酸菌(死菌・生菌・発酵物)
・酵母(死菌・生菌・発酵物・エキス)
・麹菌(死菌・生菌・発酵物、例えば穀物麹)
・納豆菌由来物質(ナットウキナーゼ)
・種実類・穀物類(ゴマ、チアシード、キヌア)
・糖転移ヘスペリジン
・セラミド
・プラセンタ
・サイリウム
・プロテオグリカン
・スピルリナ粉末
・クロレラ粉末
・ユーグレナ粉末
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・N−アセチルグルコサミン・グルコサミン
・植物から抽出されたポリフェノール類(ヘスペリジン、ヒドロキシチロソール、レスベラトロール、ルチン、カテキン、クロロゲン酸、エラグ酸、セサミン、クルクミン、アントシアニン、プロアントシアニジン、プロシアニジン、カルコン、グラブリジンなど)
・ハーブ類(ミント、ラベンダー、サフラン、ローズヒップ、クレソン、ルッコラ、チコリ、アーティチョーク、オレガノ、セージ、タイム、バジル、レモンバーム、レモングラス、レモンバーベナ、ローズマリー、アニス、キャラウェイ、コリアンダー、フェンネル、山椒、ホップ、リコリス、ルイボス、カモミール、コンフリー、ジャスミンなど)
・動植物由来のタンパク質分解物(サーディンペプチド、イミダゾールジペプチド、乳ペプチド、大豆ペプチドなど)
・ビタミン類(A,B,B,B,B12,C,D,E、葉酸、ナイアシン、パントテン酸カルシウム)
・コエンザイムQ10
・HMB-Ca
・イソフラボン、エクオール
・消化酵素(アミラーゼ、プロテアーゼなど)
・カルシウム(卵殻カルシウム、ホタテ貝殻カルシウム、コーラルカルシウム、焼成魚骨カルシウム、サンゴカルシウム、HMB−Caなど)
・ケイ素
・アミノ酸(アラニン、ロイシン、アルギニン、オルニチン、シトルリン、GABA、テアニン、セリンなど)
・酸味料(クエン酸、リンゴ酸など)
・ミネラル(亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン、マグネシウム或いはこれらの少なくとも1種を含むミネラル含有酵母プレミックス)
・結合剤(ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースなど)
・滑沢剤(ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、二酸化ケイ素など)
・賦形剤
・増粘剤
・保存料
・色素(ヘマトコッカス藻色素など)
・香料
本発明の飲食用組成物は、液状、半固形状、固形状などの任意の形態であってもよい。本発明の飲食用組成物の具体的な形態としては、粉末、顆粒、錠剤、カプレット、チュアブル錠、ロッド、プレート、ブロック、バー、丸剤、液剤、ドリンク剤、ペースト、クリーム、カプセル(ハードカプセル、ソフトカプセル)、ゲル、ゼリー(固形ゼリー、ドリンクゼリー)、グミ、ウエハース、キャンディ、ビスケット、クッキー、シロップ、スティック、麺類等が挙げられる。
本発明の飲食品組成物は、鮮やかな緑色及び香りを楽しむために、液状(乳飲料、乳酸菌飲料、豆乳飲料、果汁飲料、炭酸飲料、清涼飲料、ドリンクゼリーなどのゼリー飲料、ドリンクヨーグルトなどのヨーグルト飲料)であることが好ましく、例えば水と混合して摂取する場合には粉末状であることが好ましい。また、本発明の飲食品組成物は、特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品、栄養補助食品、サプリメント、いわゆる健康食品、機能性食品、病者用食品・病者用組合わせ食品であってもよい。
本発明の飲食品組成物に含まれるトヨノホシの茎及び/又は葉の乾燥粉末のレーザー回折法により測定される平均粒子径は、好ましくは100μm以下、より好ましくは5〜40μm程度、さらに好ましくは5〜25μm程度である。
以下に参考例、実施例及び試験例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
実施例1及び比較例1〜2
大麦品種の「トヨノホシ」、二条大麦品種かつ標準品の「はるか二条」、大麦品種の「イチバンボシ」の茎立ち期前の草丈20cm〜35cmの茎葉を刈り取って洗浄し、搾汁後にデキストリンを加えて噴霧乾燥して各大麦若葉の搾汁末(乾燥粉末)を得た。得られた搾汁末について、以下のように官能試験を行った。
(1)官能試験の評価方法
官能試験の資質がある経験者の説明を受けた健常者(7人)が試験を行った。品種名を伏せて標準品「はるか二条」(比較例2)と比較して「イチバンボシ」(比較例1)、「トヨノホシ」(実施例1)の搾汁末の評価を行った。試験は室温(21℃〜25℃)の範囲で行い、コップに搾汁末3gに対し10℃〜15℃の水150mlを加えて、香り、色、食感、味について評価した。官能試験の項目において、香りは「大麦若葉の香り」、色は「緑色の鮮やかさ」、味は「甘味・苦味・えぐ味・味の強さ・コク」、食感は「舌触り・口当たり・粉っぽさ・後味・喉ごし」とした。なお、イチバンボシは、色、香り、食感の試験でトヨノホシよりも劣っていたので、味に関しては、トヨノホシと標準品のはるか二条で比較した(下記の(2)評価手順において、(iii)と(iv)を省略)
(2)評価手順
(i)官能試験は、アンケートの様式のテスト用紙に従い、標準品「はるか二条」と比較したときの「良い悪い」の程度を点数化した。具体的には、品種名を伏せた状態で、標準品「はるか二条」と比較して非常に良いものを7点、良いものを6点、やや良いものを5点、同じものを4点、やや悪いものを3点、悪いものを2点、非常に悪いものを1点として採点した。標準品「はるか二条」は全項目で4点となる。
(ii)手順は、水で口をすすぎ吐き出してから、標準品「はるか二条」を口に含み、すぐに舌の全面に広げよく味わってから吐き出す。
(iii) 水で口をすすぎ吐き出してから、「イチバンボシ」を口に含み、すぐに舌の全面に広げよく味わってから吐き出す。そして、テスト用紙の記入欄の項目に前記(i)に従って評価して記載する。
(iv) 水で口をすすぎ吐き出してから、標準品「はるか二条」を口に含み、すぐに舌の全面に広げよく味わってから吐き出す。
(v) 水で口をすすぎ吐き出してから、「トヨノホシ」を口に含み、すぐに舌の全面に広げよく味わってから吐き出す。そして、テスト用紙の記入欄の項目に前記(i)に従って評価して記載する。
(vi)この作業を3回繰り返し、平均値を試験項目の評価とした。官能試験の評価は各被験者の平均点を集計して比較した。
結果を以下の表1〜表3に示す。
表1〜3の結果から、トヨノホシはイチバンボシ及び標準品のはるか二条と比較して香り、色、味、食感が格段に優れていることが明らかになった。
実施例2及び比較例3〜4
(1)試料の調製
大麦品種の「トヨノホシ(実施例2)」、「はるか二条(標準品、比較例3)」「イチバンボシ(比較例4)」の3品種を用いた。3品種は同一圃場において、同一日に播種し、いずれも99日間栽培し、草丈約20〜35cm程度の茎葉を収穫した。収穫した茎葉を洗浄、適宜裁断し、ボイルによってブランチングし、熱風で乾燥した。乾燥した茎葉を気流式殺菌機で殺菌し、ジェットミルを用いて粉末化した。
(2)試験評価方法
それぞれの品種の茎葉の乾燥粉末を色差計(日本電色工業株式会社製、ZE6000)で測定し、緑色の指標であるa値を評価した。
また、それぞれの品種の茎葉の乾燥粉末3gを常温の水100mLに分散させ、官能評価に用いた。成人健常人7名で、標準品である「はるか二条(比較例3)」と比較して「トヨノホシ(実施例2)」、「イチバンボシ(比較例4)」の官能を評価した。官能評価の項目は、「大麦の香り」、「食感」、「味」であり、食感と味は、実施例1及び比較例1〜2の官能試験の評価方法、評価手順と同じである。
(3)結果及び考察
色差計による緑色の指標であるa値は、数値が低いほど緑色が強いことを示している。標準品(比較例3)である「はるか二条」のa値が−16.00であったのに対し、実施例2の「トヨノホシ」のa値が−16.25であり、比較例4の「イチバンボシ」のa値が−14.84であった。このことから、「トヨノホシ」の茎葉の乾燥粉末が最も強い緑色を示し、次いで、「はるか二条」、「イチバンボシ」の順であった。
官能評価による「大麦の香り」に関しては、「トヨノホシ」は「イチバンボシ」に比べ1点高く、優れていた。
また、官能評価による「味(甘味・苦味・えぐ味・味の強さ・コク)」の合計点は、「トヨノホシ」が「イチバンボシ」に比べ11点高く、食感(喉ごし・後味・粉っぽさ・口当たり・舌触り)の合計点は、「トヨノホシ」が「イチバンボシ」に比べ19点高く、優れていることが分かった。
以上のことから、「トヨノホシ」の葉茎の乾燥粉末は、「イチバンボシ」と比較して緑色が強く、香り、味、食感の総合的な比較によって青汁用飲食物として優れていることが認められた。また、「トヨノホシ」は、「はるか二条」と比較しても青汁用飲食物として優れていた。
配合例1〜42
以下の表4〜表45に、トヨノホシの茎及び/又は葉を含む飲食用組成物の成分と配合量を記載した配合例1〜42を示す。

Claims (2)

  1. トヨノホシの茎及び/又は葉の搾汁若しくは搾汁の乾燥物、及び/又はトヨノホシの茎及び/又は葉の水分含量5質量%以下の乾燥物を含む飲食用組成物。
  2. 青汁用又はサプリメント用である、請求項1に記載の飲食用組成物。
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