JP6624238B2 - 移植機 - Google Patents
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Description
なお、本明細書では苗移植機の前進方向を前側、後退方向を後側といい、前進方向に向いて左右方向をそれぞれ左側、右側ということにする。
すなわち、請求項1に係る発明は、操縦座席(31)を備えた走行車体(2)の後部に苗植付部(4)を昇降自在に設けると共に、該走行車体(2)の横幅方向に向けて配置され地面を整地するロータを苗植付部(4)に対して昇降自在に設けた乗用型田植機において、
前記苗植付部(4)の上下位置の制御感度を制御感度変更ダイヤルで変更可能な構成とし、該制御感度の敏感側への変更に連動して前記ロータの設定高さを補正する制御装置(100)とロータを昇降させるロータ昇降用モータ(63)を設け、
該制御装置(100)は、ロータ連動入切スイッチ(96)がオンであるときにロータ昇降用モータ(63)を作動させて前記ロータの設定高さを補正する制御を行う構成とするとともに、ロータの設定高さを調節するロータ高さ調節ダイヤルに合わせてロータ昇降用モータ(63)を作動させる構成とし、
制御感度変更ダイヤルを操作して、制御感度の鈍感側への変更に連動して前記ロータの設定高さを上昇側に補正する構成とし、
前記制御感度変更ダイヤルとロータ連動入切スイッチ(96)とロータ高さ調節ダイヤルは、前記操縦座席(31)の近傍に配置し、
ロータを駆動するロータ軸に動力伝達するスプロケット(64)と出力軸(54)を設け、該出力軸(54)は弾性体(57)を介して前記ロータ軸と連結させ、
前記ロータ軸から植付深さ転動ステー(80)とフロート調節パイプ(81)を介して泥面を整地するセンターフロート(55)を連結する構成としたことを特徴とする乗用型田植機とした。
請求項3に係る発明は、前記制御装置(100)は、ロータ連動入切スイッチ(96)がオンであるときに前記苗植付部(4)が上昇すると、前記ロータ昇降用モータ(63)を作動させて前記ロータを下降させる構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗用型田植機とした。
請求項4に係る発明は、前記走行車体(2)の走行速度を変速可能な構成とし、前記制御装置(100)は、高速走行状態に変速したときには前記ロータを自動的に収納位置まで上昇させる構成としたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の乗用型田植機とした。
また、ロータ連動入切スイッチ(96)のオン操作により、ロータの設定高さを自動で補正させることができるので、操作性が向上する。
また、制御感度の変更によりロータの設定高さが補正されることで、圃場の硬軟度に合わせて安定した均平効果を得ることができ、植付精度を向上させることができる。
また、圃場が硬いと制御感度を鈍感側にすることで、ロータが圃場に深く入り込んで駆動抵抗になることを防止できるので、伝動機構が破損することや走行速度が低下することが防止される。
また、苗植付作業時にはロータ昇降用モータ(63)の作動にてロータをロータ高さ調節ダイヤルで設定した高さに自動的に調整することができる。
また、駆動軸部から植付深さ転動ステー(80)とフロート調節パイプ(81)を介して泥面を整地するセンターフロート(55)を連結することで、ロータが表土に追従するため圃場の均平化ができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、畦際旋回時にロータを下降させて、旋回跡のみを整地することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、変速レバー(16)による高速走行時にはロータをロータ昇降用モータ(63)により自動的に収納状態にすることができ、高速走行時に圃場の泥や水をロータが押すことを防止でき、泥水流で隣接の既植苗を倒すようなことを防止できる。
図1及び図2は本発明を用いた一実施例である粉粒体繰出し装置として施肥装置を装着した乗用型田植機の側面図と平面図である。この施肥装置付き乗用型田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。
昇降リンク装置3は平行リンク構成であって、1本の上リンク40と左右一対の下リンク41,41を備えている。これらリンク40,41,41は、その基部側がメインフレーム15の後端部に立設した背面視門形のリンクベースフレーム42に回動自在に取り付けられ、その先端側に縦リンク43が連結されている。そして、縦リンク43の下端部に苗植付部4に回転自在に支承された連結軸44が挿入連結され、連結軸44を中心として苗植付部4がローリング自在に連結されている。メインフレーム15に固着した支持部材と上リンク40に一体形成したスイングアーム(図示せず)の先端部との間に昇降油圧シリンダ46が設けられており、該シリンダ46を油圧で伸縮させることにより、上リンク40が上下に回動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
ロータ支持構造には、苗載台51の前記支持枠体65の両側辺部材65bに上端を回動自在に支持された梁部材66と該梁部材66の両端に固着した支持アーム67と該支持アーム67に回動自在に取り付けられたロータ支持フレーム68が設けられている。該ロータ支持フレーム68の下端にはロータ27(27a,27b)の駆動軸部70(70a,70b)が取り付けられている。また、該ロータ支持フレーム68の下端部近くは伝動ケース50に回動自在に取り付けられた連結部材71に連結している。
図5に示すように、フロート55,56との配置位置の関係でセンターフロート55の前方にあるロータ(センターロータということがある)27bはサイドフロート56の前方にあるロータ(サイドロータということがある)27aより前方に配置されている。そのため、左側のロータ27aの駆動軸部70aへの動力は後輪11のギアケース18内のギアからロータ駆動ケース87内のギアに伝達され、該ロータ駆動ケース87から自在継手72等を介して伝達され、ロータ27bのロータ軸70bは左側のロータ27aの駆動軸部70aの車体内側の端部から動力が伝達されるチェーンケース73内のチェーン(図示せず)から動力伝達される。また、右側のロータ27aの駆動軸部70aはロータ27bのロータ軸70bから右側のチェーン(図示せず)を介して動力伝達される。
該一対のリンク部材76,77は梁部材66に一端部が固着支持された第一リンク部材76と該第一リンク76の他端部に一端が回動自在に連結した第二リンク部材77からなり、該第二リンク部材77の他端部と補強部材74に回動自在に支持された取付片74aとの間に前記スプリング78が接続している。
手動でロータ高さを設定する場合にはロータ27a,27bを収納位置に移動したままで次の苗植付作業時にロータ27a,27bを使用できないことがあるが、自動的にロータ27a,27bを設定高さに調整する構成にすると、そのような不具合を防ぐことができる。
従って、枕地及びその近傍では植付条数あわせのために畦クラッチレバー19の操作により畦クラッチを切りにしたときに、該畦クラッチレバーセンサ19aが畦クラッチレバー19の切りを検出し、制御装置100(図4)により自動的にロータ27a,27bを下降させて整地作業を行わせることができる。
本実施例では圃場の硬軟に合わせて座席31の近傍に設けた制御感度変更ダイヤル(図示せず)を調節して昇降用油圧シリンダ46の伸縮による苗植付装置4の上下位置の制御感度を複数段に変更できる構成を備えている。制御感度変更ダイヤルによる制御感度の設定値毎にセンターフロート55の前後傾斜角度(迎い角)が圃場が硬い場合は前上がり側に、圃場が軟い場合は前下がり側になるように、複数の異なる角度にそれぞれ設定される。
このように図8、図9に示す構成により、ロータ27bが表土に追従するため圃場の均平化ができる。
4 苗植付部
27a ロータ
27b ロータ
31 操縦座席
55 センターフロート
57 弾性体
63 ロータ昇降用モータ
64 スプロケット
80 転動ステー
81 フロート調節パイプ
94 昇降リンクセンサ
96 ロータ連動入切スイッチ
100 制御装置
Claims (4)
- 操縦座席(31)を備えた走行車体(2)の後部に苗植付部(4)を昇降自在に設けると共に、該走行車体(2)の横幅方向に向けて配置され地面を整地するロータを苗植付部(4)に対して昇降自在に設けた乗用型田植機において、
前記苗植付部(4)の上下位置の制御感度を制御感度変更ダイヤルで変更可能な構成とし、該制御感度の敏感側への変更に連動して前記ロータの設定高さを補正する制御装置(100)とロータを昇降させるロータ昇降用モータ(63)を設け、
該制御装置(100)は、ロータ連動入切スイッチ(96)がオンであるときにロータ昇降用モータ(63)を作動させて前記ロータの設定高さを補正する制御を行う構成とするとともに、ロータの設定高さを調節するロータ高さ調節ダイヤルに合わせてロータ昇降用モータ(63)を作動させる構成とし、
制御感度変更ダイヤルを操作して、制御感度の鈍感側への変更に連動して前記ロータの設定高さを上昇側に補正する構成とし、
制御感度変更ダイヤルとロータ連動入切スイッチ(96)とロータ高さ調節ダイヤルは、前記操縦座席(31)の近傍に配置し、
ロータを駆動するロータ軸に動力伝達するスプロケット(64)と出力軸(54)を設け、該出力軸(54)は弾性体(57)を介して前記ロータ軸と連結させ、
前記ロータ軸から植付深さ転動ステー(80)とフロート調節パイプ(81)を介して泥面を整地するセンターフロート(55)を連結する構成としたことを特徴とする乗用型田植機。 - 前記制御装置(100)は、ロータ連動入切スイッチ(96)がオンであるときに前記苗植付部(4)が上昇すると、前記ロータ昇降用モータ(63)を作動させて前記ロータを収納位置まで上昇させる構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗用型田植機。
- 前記制御装置(100)は、ロータ連動入切スイッチ(96)がオンであるときに前記
苗植付部(4)が上昇すると、前記ロータ昇降用モータ(63)を作動させて前記ロータを下降させる構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗用型田植機。 - 前記走行車体(2)の走行速度を変速可能な構成とし、
前記制御装置(100)は、高速走行状態に変速したときには前記ロータを自動的に収納位置まで上昇させる構成としたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の乗用型田植機。
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