JP6623638B2 - ロールの製造方法及び帯電ロールの製造方法 - Google Patents
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Description
図1には、本実施形態の一例としてのロール製造装置10が示されている。ロール製造装置10は、ゴム材G及び芯金22を排出する排出部12と、排出部12の下方に配置され後述するゴムロール部56を取り出す取出部16と、排出部12と取出部16との間に配置されゴム材Gを押圧する押圧部14とを有している。なお、以後の説明では、先方(下方)の芯金22を芯金22Aと称し、後方(上方)の芯金22を芯金22Bと称して区別する場合がある。先方の芯金22Aと後方の芯金22Bとを区別しない場合は、芯金22として説明する。
排出部12は、いわゆるクロスヘッドダイから構成される。また、排出部12は、未加硫のゴム材Gを供給する供給部18と、供給部18から供給されたゴム材Gを円筒状に押し出す押出部20と、押出部20から円筒状に押し出されるゴム材Gの中心部Cに間隔をおいて芯金22を送り込む送込部24とを有している。
供給部18は、図示の横方向に延びる円筒状の本体部26の内部にスクリュー28が回転可能に設けられている。スクリュー28は、図示の横方向を軸方向として、供給モータ30によって回転駆動される。供給モータ30は、後述する制御部80により動作制御される。また、本体部26の供給モータ30側には、ゴム材Gを投入する投入口32が設けられている。これにより、投入口32から投入されたゴム材Gは、本体部26の内部においてスクリュー28によって練られながら押出部20に向けて供給される。供給部18では、スクリュー28の回転速度を調整することで、ゴム材Gの供給速度が調整される。
ゴム材Gは、ゴム材料、加工助剤、導電剤、可塑剤、加硫促進剤などを含んでいる。本実施形態では、ゴム材料の一例としてエピクロルヒドリンゴムを用いており、導電剤の一例としてカーボンブラックを用いている。
押出部20は、供給部18に接続された円筒状のケース34と、ケース34の内部中心に配置された円柱状のマンドレル36と、マンドレル36の下方に配置される排出ヘッド38とを有している。
送込部24は、マンドレル36の上方に配置されるロール対50を有している。ロール対50は、複数対(一例として、3対)設けられており、各ロール対50の片側のロールは、ベルト52を介して駆動ロール54により回転されるようになっている。駆動ロール54は、後述する制御部80によって、回転速度(後述する送込速度)が制御されるようになっている。
図2に示すように、制御部80は、コンピュータを含んで構成されている。そして、制御部80には、コンピュータを、制御手段の一例として機能させるためのロール製造プログラムが設定されている。
図1に示すように、押圧部14は、1対の半円筒状の押圧部材60を有している。1対の押圧部材60は、排出部12から排出されるゴムロール部56を挟むようにして対向配置されている。各押圧部材60には、ゴムロール部56に向けて突出する突出部62が形成されている。各押圧部材60は、駆動機構(図示省略)によって、図示の左右方向及び上下方向に移動可能となっている。そして、1対の押圧部材60が、先方の芯金22Aと後方の芯金22Bとの間で、芯金22の無いゴム材Gの一部である中空部58を押圧することで、ゴム材Gが切断されるようになっている。
取出部16は、1対の半円筒状の取出部材64を有している。1対の取出部材64は、排出部12から排出されるゴムロール部56を挟むようにして対向配置されている。また、各取出部材64には、ゴムロール部56の外周面形状に対応した形状の把持部66が形成されている。そして、各取出部材64は、駆動機構(図示省略)によって、図示の左右方向および上下方向に移動可能となっている。なお、取出部材64によってゴムロール部56が取り出される(引っ張り出される)ときの速度を取出速度と称する。
図9(A)には、比較例のゴムロール部202が示されており、図9(B)には、比較例の帯電ロール200が示されている。ゴムロール部202は、芯金22とゴム材Gとを有しており、芯金22の送込速度が二次曲線制御されることで形成されている。帯電ロール200は、ゴムロール部202の軸方向両端部を切断したものである。ここで、帯電ロール200の製造において、二次曲線制御のみでゴムロール部202の成形を実施し、ゴムロール部202を加硫して軸方向端部の余分なゴム材Gを切断すると、ゴム材Gの残留応力が解放されて、端部にハネ部204が形成される可能性がある。ハネ部204とは、帯電ロール200の定めた外径よりも径方向外側へ突出した拡径部分を意味する。
次に、制御部80における芯金22の送込速度の設定について説明する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
芯金22の送込速度を変えて製造条件の異なる帯電ロール70、200を製造し、ハネ量評価を行った。なお、ハネ量とは、芯金22の端部位置におけるゴム材Gの外径の理想曲線とハネ部先端との差(距離)をいう。芯金22の外周面からゴム材Gの径方向外端までの距離ではない。
22 芯金
70 帯電ロール(ロールの一例)
72 弾性層
G ゴム材
P2 切断予定位置
Claims (3)
- 円筒状に押し出されるゴム材の中心部に二次曲線制御された速度で芯金を送り込むことで前記ゴム材により前記芯金の外周面を被覆し、前記芯金の軸方向両端部のゴム材を切断するロールの製造方法であって、
前記ゴム材が切断される切断予定位置において前記芯金の送込速度を前記二次曲線制御された速度よりも一時的に増加させるロールの製造方法。 - 前記切断予定位置における前記送込速度が第1速度V1のときの前記ゴム材の外径が前記切断予定位置における前記ゴム材の設定外径よりもΔd1大きくなったとして、
前記送込速度のうち最も遅い速度を第2速度V2とし、
前記芯金の軸方向の中央位置における前記ゴム材の外径と前記切断予定位置における前記ゴム材の外径との差を外径差Δd2とし、
前記切断予定位置における前記送込速度をV3=V1+{(V1−V2)/Δd2}×Δd1で求められる第3速度V3とする請求項1に記載のロールの製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載のロールの製造方法において、
前記芯金に導電性の前記ゴム材からなる弾性層を形成する帯電ロールの製造方法。
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