JP6621313B2 - 単独運転検出装置 - Google Patents

単独運転検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6621313B2
JP6621313B2 JP2015235693A JP2015235693A JP6621313B2 JP 6621313 B2 JP6621313 B2 JP 6621313B2 JP 2015235693 A JP2015235693 A JP 2015235693A JP 2015235693 A JP2015235693 A JP 2015235693A JP 6621313 B2 JP6621313 B2 JP 6621313B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
voltage
inverter
limit value
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015235693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017103929A (ja
Inventor
桐谷 知明
知明 桐谷
正浩 野嵜
正浩 野嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority to JP2015235693A priority Critical patent/JP6621313B2/ja
Publication of JP2017103929A publication Critical patent/JP2017103929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6621313B2 publication Critical patent/JP6621313B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、系統連系インバータの単独運転検出部に関する。
近年、社会全体としての省電力の要請、及び電力利用者の経済性に関する要求が高まっている。そして、これらのことを背景として、太陽光、風力、及び水力等のエネルギーを利用して電力を発電する発電装置の普及が進んでいる。また、このような発電装置を商用電源(以下、系統電源という)に連系し、発電装置によって発電された電力を系統電源へ供給することがある。
このように、発電装置により発電された電力を系統電源に供給する場合において、保安面及び供給信頼度確保面から、系統電源が停電した場合に、系統連系インバータが単独運転していることを検出することが要求されている。
例えば、特許文献1には、系統電圧の三相電圧のうち一つの相電圧である系統電圧Vuの位相を時間微分することによって算出した周波数が上限または下限のリミット値を超えると系統連系インバータが単独運転であることを検出する単独運転検出装置が記載されている。
この単独運転検出装置7は、図8に示すように、系統電源8と系統連系インバータ9との間に接続され、PLL回路71、無効分電圧演算部72、単独運転検出用無効電流指令発生部73、加算部74、電流制御部75、インバータ周波数演算部76、及び周波数比較部77を備える。PLL回路71は、系統電圧の三相電圧のうちのU相の電圧Vuの基準位相θを検出して、無効分電圧演算部72、電流制御部75、及びインバータ周波数演算部76に出力する。無効分電圧演算部72は、PLL回路71によって検出された基準位相θと、系統電源から出力された各相の電圧Vu、Vv、Vwとに基づいて無効分電圧Vqを演算して単独運転検出用無効電流指令発生部73に出力する。
単独運転検出用無効電流指令発生部73は、無効分電圧Vqを入力として単独運転検出用無効電流指令Itq*を発生し、加算部74が、単独運転検出用無効電流指令Itq*に電流位相指令で別に生成される位相用無効電流指令Isq*を加算した無効電流指令Iq*を電流制御部75へ出力する。電流制御部75は、系統電圧Vuの基準位相θ、無効電流指令Iq*、および出力電流制御のために生成される有効電流指令Id*を入力して、連系インバータを電流制御するためのゲート信号Gを出力する。
インバータ周波数演算部76は、系統電源の電圧Vuの基準位相θを微分して、インバータ周波数Fを周波数比較部77へ出力する。周波数比較部77は、インバータ周波数演算部76から入力されたインバータ周波数Fを予め設けてあるリミット値と比較して、インバータ周波数F又はインバータ周波数変化量が、上限または下限のリミット値を超えると、系統連系インバータが単独運転状態であると判断して、系統連系インバータを系統より解列させることを指示するための解列信号Sを出力することによって、系統連系インバータの単独運転を検出する。
特開2003−209931号公報
しかしながら、系統送電事故による広範囲の地域において系統電源の瞬時電圧低下、瞬時周波数上昇が発生したり、大規模電源脱落や系統分離によって周波数変動が発生したりした場合、大規模な一斉解列がおこる可能性がある。これにより、系統全体の電圧及び周波数を維持することが困難となることが予想される。そこで、電圧低下や周波数の上昇あるいは低下が瞬時であった場合、周波数の変動が大きくない場合には、系統連系インバータを系統電源から不要に解列させるのを防ぐことが要求されている。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、不要な解列を防ぐことによって系統全体の電圧及び周波数を維持することを可能とすることにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る単独運転検出装置は、系統電源からの三相の系統電圧のうちの一つの相電圧の位相に基づいてインバータ周波数を算出するインバータ周波数演算部と、前記インバータ周波数演算部によって算出された前記インバータ周波数が所定のリミット値の範囲内であるか否かを判定する周波数比較部と、前記系統電源の電圧又は周波数に関する値である特性値を、前記特性値が変化してからの時間に応じて変化する時間依存リミット値の範囲内であるか否かを判定する保護信号発生部と、前記周波数比較部によって前記インバータ周波数が所定のリミットを越えていると判定され、かつ、前記保護信号発生部によって、前記特性値が時間依存リミット値を越えていると判定されると、前記系統電源と解列することを指示するための解列信号を出力する解列信号発生部と、前記三相の系統電圧のそれぞれ差である3つの線間電圧を算出する線間電圧演算部と、前記系統電源への連系が許容されるための前記系統電圧の最低電圧、前記系統電圧が復帰したとみなされる復帰電圧、前記最低電圧の継続が許容される最低電圧継続時間、及び前記復帰電圧となるまでの復帰時間に基づいて、前記残電圧に係る前記時間依存リミット値を設定する電圧低下リミット設定部と、を備え、前記保護信号発生部は、前記特性値を前記線間電圧演算部によって算出された3つの線間電圧のうち最も低い電圧を残電圧として選択し、前記時間依存リミット値を前記残電圧のリミット値として前記残電圧が前記残電圧のリミット値を超えているか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明に係る単独運転検出装置において、前記保護信号発生部は、前記特性値を前記インバータ周波数演算部によって算出された前記インバータ周波数とし、前記時間依存リミット値を前記インバータ周波数のリミット値として、前記インバータ周波数が前記インバータ周波数のリミット値を超えているか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明に係る単独運転検出装置において、前記系統電源への連系が許容されるためのインバータ周波数の上限値である最高周波数、及び前記最高周波数の継続が許容される最高周波数継続時間に基づいて、前記インバータ周波数に係る前記時間依存リミット値を設定する周波数リミット設定部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る単独運転検出装置において、前記周波数リミット設定部は、前記系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の上限値である周波数上昇率、及び系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の下限値である周波数下降率に基づいて前記時間依存リミット値を設定することを特徴とする。
また、本発明に係る単独運転検出装置において、前記保護信号発生部は、前記特性値を前記インバータ周波数算出部によって算出された前記インバータ周波数の時間変化率とし、前記時間依存リミット値を前記インバータ周波数の時間変化率のリミット値とし、前記インバータ周波数の時間変化率が前記インバータ周波数の時間変化率のリミット値を超えているか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明に係る単独運転検出装置において、前記系統電源への連系が許容されるためのインバータ周波数の上限値である最高周波数、前記系統電源への連系が許容されるためのインバータ周波数の下限値である最低周波数、前記系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の上限値である周波数上昇率、及び系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の下限値である周波数下降率に基づいて、前記インバータ周波数の時間変化率に係る前記時間依存リミット値を設定する周波数変化率リミット設定部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、不要な解列を防ぐことによって系統全体の電圧及び周波数を維持することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る単独運転検出部の制御ブロック図である。 図1に示す電圧低下リミット設定部が設定する電圧低下リミットの時間変化の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る単独運転検出部の制御ブロック図である。 図3に示す周波数変動リミット設定部が設定する周波数リミットの時間変化の一例を示す図である。 図3に示す周波数変動リミット設定部が設定する周波数リミットの時間変化の他の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る単独運転検出部の制御ブロック図である。 図6に示す周波数変化率リミット設定部が設定する周波数変化率リミットの時間変化の例を示す図である。 従来の単独運転検出装置の制御ブロック図である。
<<第1の実施形態>>
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態の系統連系インバータの機能構成>
まず、図1を参照して第1の実施形態の全体構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る系統連系インバータ1の制御ブロック図である。
系統連系インバータ1は系統電源5と電気的に互いに接続され、系統連系インバータ1は、単独運転検出部100及び連系制御部6を備える。
図1に示すように、単独運転検出部100は、PLL回路11、無効分電圧演算部12、単独運転検出用無効電流指令発生部13、加算部14、電流制御部15、インバータ周波数演算部16、周波数比較部17、線間電圧演算部18、線間電圧比較部19、保護信号発生部20、電圧低下リミット設定部21、及び解列信号発生部22を備える。
PLL回路11には、系統電圧の三相電圧のうちのU相の電圧である系統電圧Vuが入力される。また、PLL回路11は系統電源5の電圧Vuの基準位相θを検出して、無効分電圧演算部12、電流制御部15、及びインバータ周波数演算部16に出力する。無効分電圧演算部12は、PLL回路11によって検出された基準位相θと、各相の電圧Vu、Vv、Vwとに基づいて無効分電圧Vqを演算して単独運転検出用無効電流指令発生部13に出力する。
単独運転検出用無効電流指令発生部13は、無効分電圧Vqを入力として単独運転検出用無効電流指令Itq*を発生し、加算部14が、単独運転検出用無効電流指令Itq*に電流位相指令で別に生成される位相用無効電流指令Isq*を加算して無効電流指令Iq*を算出し、算出した無効電流指令Iq*を電流制御部15へ出力する。電流制御部15は、系統電圧Vuの基準位相θ、無効電流指令Iq*、および出力電流制御のために生成される有効電流指令Id*を入力して、連系インバータを電流制御するためのゲート信号Gを出力する。
インバータ周波数演算部16は、系統電源5の一つの相電圧(例えばU相の電圧Vu)の基準位相θを微分してインバータ周波数Fを算出し、算出したインバータ周波数Fを周波数比較部17へ出力する。
周波数比較部17は、インバータ周波数演算部16から入力されたインバータ周波数Fが所定の範囲内であるか否かを判定する。そして、周波数比較部17は、判定の結果に基づいてインバータ周波数Fが系統電源5との連系を継続する要件を満たすか否かを示す第1の保護信号H1を解列信号発生部22に出力する。第1の保護信号H1は、インバータ周波数Fが所定の範囲内である場合には、系統電源5との連系を継続する要件を満たす旨を表す0であり、インバータ周波数Fが所定の範囲を超えている場合には、系統電源5との連系を継続する要件を満たさない旨を表す1である。
線間電圧演算部18には、系統電源5から三相の系統電圧Vu,Vv,及びVwが入力される。そして、線間電圧演算部18は、入力された系統電圧Vu,Vv,及びVwの線間電圧であるVu−Vv,Vv−Vw,及びVw−Vuを算出して、それぞれVu-v,Vv-w,及びVw-uとして線間電圧比較部19に出力する。
線間電圧比較部19は、線間電圧演算部18によって算出された線間電圧Vu-v,Vv-w,及びVw-uのうち最も低い電圧を残電圧Vmとして選択し、選択された残電圧Vmを保護信号発生部20に出力する。
保護信号発生部20は、系統電源5の電圧に関する値である特性値を、特性値が変化してからの時間に応じて変化する時間依存リミット値の範囲内であるか否かを判定する。本実施形態における保護信号発生部20(第1の保護信号発生部)は、線間電圧比較部19によって選択された残電圧Vmを特性値とし、時間依存リミット値を電圧低下リミット設定部21によって設定された、残電圧Vmの時間依存リミット値である電圧低下リミットVlmとする。
そして、保護信号発生部20は、残電圧Vmと電圧低下リミットVlmとを比較した結果に基づいて、系統電源5との連系を継続する要件を満たすか否かを示す第2の保護信号H2を解列信号発生部22に出力する。第2の保護信号H2は、残電圧Vmが電圧低下リミットVlmの範囲内である場合に、系統電源5との連系を継続する要件を満たす旨を表す0であり、電圧低下リミットVlmを超えている場合には、残電圧Vmが系統電源5との連系を継続する要件を満たさない旨を表す1である。
電圧低下リミット設定部21は、系統電源5の電圧低下が発生してからの時間に応じて変化する電圧低下リミットVlmを表す電圧低下リミット信号を保護信号発生部20に出力する。
ここで、図2を参照して電圧低下リミット設定部21が設定する電圧低下リミットVlmについて詳細に説明する。電圧低下リミット設定部21は、系統連系インバータ1の管理者等によって不図示のインターフェースから最低電圧Va、復帰電圧Vc、最低電圧継続時間Tb、及び復帰時間Tcが入力されると、入力されたこれらの値に基づいて、時間変化する電圧低下リミットVlmを設定する。ここで、最低電圧Vaとは系統電源5への連系が許容されるための残電圧Vmの最低電圧であり、復帰電圧Vcとは残電圧Vmが電圧低下から復帰したとみなされる電圧である。また、最低電圧継続時間Tbとは系統連系インバータが系統電源5に連系されるために許容される、残電圧Vmが最低電圧である時間であり、復帰時間Tcとは、系統電源5と連系されるために残電圧Vmが最低電圧から復帰するのに許容される時間である。
具体的には、残電圧Vmの低下が開始されてからの時間tが0≦t<Tbであるとき、電圧低下リミット設定部21は、系統連系インバータ1を系統電源5に連系させる、残電圧Vmの電圧低下リミットVlmをVlm=Vaとする。また、残電圧Vmの低下が開始されてからの時間tがTb≦t<Tcであるとき、電圧低下リミット設定部21は、残電圧Vmの電圧低下リミットVlmを式(1)で表す値とする。
Figure 0006621313
また、残電圧Vmの低下が開始されてからの時間tがt≧Tcであるとき、電圧低下リミット設定部21は、電圧低下リミットVlmをVlm=Vcとする。
解列信号発生部22は、周波数比較部17から出力された第1の保護信号H1と、第1の保護信号発生部20から出力された第2の保護信号H2とに基づいて解列信号Sを連系制御部6に出力する。
具体的には、解列信号発生部22は、周波数比較部17から第1の保護信号H1として1が出力され、かつ、保護信号発生部20から第2の保護信号H2として1が出力されると、系統電源5から解列することを指示するための解列信号Sを連系制御部6に出力する。また、解列信号発生部22は、周波数比較部17から第1の保護信号H1として0が出力され、又は、保護信号発生部20から第2の保護信号H2として0が出力されると、系統電源5との連系を継続することを指示するための解列信号Sを連系制御部6に出力する。
連系制御部6は解列信号Sを受信し、受信した解列信号Sが系統電源5との連系を継続することを指示するものである場合、連系を継続するよう系統連系インバータ1を制御する。また、連系制御部6は、受信した解列信号Sが系統電源5から解列することを指示するものである場合、系統電源5から解列するよう系統連系インバータ1を制御する。
以上のように、第1の実施形態に記載の単独運転検出部100は、周波数比較部17によってインバータ周波数Fが所定のリミットを越えていると判定され、かつ、保護信号発生部20によって、特性値が時間依存リミット値を越えていると判定されると、連系制御部6に対して、系統電源5と解列することを指示するための解列信号Sを出力する。したがって、インバータ周波数Fが所定のリミット値を超えたとしても、系統電圧の特性を表す特性値が所定の条件を満たす場合には系統連系インバータ1を系統電源5と不要に解列することを防ぐことができる。
また、第1の実施形態によれば、単独運転検出部100は、インバータ周波数Fが所定のリミットを越えていると判定され、かつ、残電圧Vmが第1の時間依存リミット値を越えていると判定されると、連系制御部6に対して、系統電源5と解列することを指示するための解列信号Sを出力する。そのため、インバータ周波数Fが所定のリミット値を超えたとしても、残電圧Vmが所定の条件を満たす場合、特に、残電圧Vmの低下が所定の時間内であった場合には系統連系インバータ1を系統電源5と不要に解列することを防ぐことができる。すなわち、残電圧Vmの低下が僅かで、短時間であった場合には、系統インバータは解列されることなく、継続して系統電源5と連系することが可能となる。
<<第2の実施形態>>
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
<第2の実施形態の系統連系インバータの機能構成>
まず、図3を参照して第2の実施形態の全体構成について説明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係る系統連系インバータ2の制御ブロック図である。
図3に示すように、系統連系インバータ2の単独運転検出部200は、PLL回路11、無効分電圧演算部12、単独運転検出用無効電流指令発生部13、加算部14、電流制御部15、インバータ周波数演算部16、周波数比較部17、線間電圧演算部18、線間電圧比較部19、保護信号発生部20、電圧低下リミット設定部21、第2の保護信号発生部31、周波数リミット設定部32、及び解列信号発生部33を備える。なお、第1の実施形態における系統連系インバータ1と同様の構成ブロックについては同一の参照符号を付して、適宜、説明を省略する。
インバータ周波数演算部16は、系統電源5のU相の電圧Vuの基準位相θを微分して、インバータ周波数Fを算出し、算出したインバータ周波数Fを周波数比較部17及び第2の保護信号発生部31へ出力する。
保護信号発生部31は、系統電源5の周波数に関する値である特性値を、特性値が変化してからの時間に応じて変化する時間依存リミット値を超えているか否かを判定する。本実施形態における保護信号発生部31(第2の保護信号発生部)は、インバータ周波数演算部16によって算出されたインバータ周波数Fを特性値とし、時間依存リミット値を周波数リミット設定部32によって設定された、インバータ周波数Fの時間依存リミット値である周波数リミットFlmとする。
保護信号発生部31は、インバータ周波数Fについて系統電源5との連系を継続する要件を満たすか否かを示す第3の保護信号H3を解列信号発生部33に出力する。第3の保護信号H3は、インバータ周波数Fが周波数リミットFlmを超えていない場合に、系統電源5との連系を継続する要件を満たす旨を表す0であり、インバータ周波数Fが周波数リミットFlmを超えている場合には、系統電源5との連系を継続する要件を満たさない旨を表す1である。
周波数リミット設定部32は、系統電源5の周波数変動が発生してからの時間に応じて変化する周波数リミットFlmを表す周波数リミット信号を第2の保護信号発生部31に出力する。
ここで、図4を参照して周波数リミット設定部32が設定する周波数リミットFlmについて詳細に説明する。周波数リミット設定部32は、系統連系インバータ2の管理者等によって不図示のインターフェースから最高周波数Fd、最高周波数継続時間Teが入力されると、入力されたこれらの値に基づいて、時間変化する周波数リミットFlmを設定する。ここで、最高周波数Fdとは系統電源5への連系が許容されるためのインバータ周波数Fの上限値であり、最高周波数継続時間Teとは最高周波数Fdの継続が許容される時間である。
具体的には、インバータ周波数Fの変動が開始されてからの時間tが0≦t<Teであるとき、周波数リミット設定部32は、系統連系インバータ2の系統電源5への連系を許容する、インバータ周波数Fの上限である周波数リミットFlmを最高周波数Fdとする。また、インバータ周波数Fの低下が開始されてからの時間tがt≧Teであるとき、周波数リミット設定部32は、周波数リミットFlmを系統基準周波数Fsとする。
また、周波数リミット設定部32は、系統連系インバータ2の管理者等によって不図示のインターフェースから、最高周波数Ff、最低周波数Fg、周波数上昇率Fup、周波数下降率Fdownが入力されると、入力されたこれらの値に基づいて、図5に示すように時間変化する周波数リミットを設定してもよい。ここで、最低周波数Fgとは系統電源5への連系が許容されるためのインバータ周波数Fの下限値である。また、周波数上昇率Fupとは系統電源5への連系が許容されるためのインバータ周波数Fの変化率の上限値であり、周波数下降率Fdownとは系統電源5への連系が許容されるためのインバータ周波数Fの変化率の下限値である。
この場合、周波数リミット設定部32は、インバータ周波数Fが式(2)〜(5)の全てを満たす場合にインバータ周波数Fは周波数リミットFlmを超えていないとして第2の保護信号発生部31に0を出力する。
Flm≦Fup×t+Fs (2)
Flm≦Ff (3)
Flm≧Fdown×t+Fs (4)
Flm≧Fg (5)
解列信号発生部33は、インバータ周波数演算部16から出力された第1の保護信号H1と、第1の保護信号発生部20から出力された第2の保護信号H2と、第2の保護信号発生部31から出力された第3の保護信号H3とに基づいて解列信号Sを連系制御部6に出力する。
具体的には、解列信号発生部33は、周波数比較部17から第1の保護信号H1として1が出力されるとともに、第1の保護信号発生部20から第2の保護信号H2として1が出力され、あるいは第2の保護信号発生部31から第3の保護信号H3として1が出力されると、系統電源5から解列することを指示するための解列信号Sを連系制御部6に出力する。また、解列信号発生部33は、周波数比較部17から第1の保護信号H1として0が出力されるか、第1の保護信号発生部20から第2の保護信号H2として0が出力されるか、又は、第2の保護信号発生部31から第3の保護信号H3として0が出力されると、系統電源5との連系を継続することを指示するための解列信号Sを連系制御部6に出力する。
以上のように、第2の実施形態によれば、単独運転検出部200は、インバータ周波数Fが所定のリミットを越えていると判定され、かつ、第2の時間依存リミット値を越えていると判定されると、連系制御部6に対して、系統電源5と解列することを指示するための解列信号Sを出力する。そのため、インバータ周波数Fが所定のリミット値を超えたとしても、所定の条件を満たす場合、特に、インバータ周波数Fの上昇が所定の上限値までで、所定の時間内であった場合には系統連系インバータ2を系統電源5と不要に解列することを防ぐことができる。すなわち、インバータ周波数Fの上昇が僅かで、短時間であった場合には、系統インバータは解列されることなく、継続して系統電源5と連系することが可能となる。
第2実施形態においては、線間電圧演算部18、線間電圧比較部19、保護信号発生部20、及び電圧低下リミット設定部21を備えなくてもよい。この場合、単独運転検出部200の解列信号発生部33は、周波数比較部17によって出力された第1の保護信号H1と、第2の保護信号発生部31によって出力された第3の保護信号H3とに基づいて解列信号Sを連系制御部6に出力する。
<<第3の実施形態>>
以下、本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。
<第3の実施形態の系統連系インバータの機能構成>
まず、図6を参照して第3の実施形態の全体構成について説明する。図6は、本発明の第3の実施形態に係る系統連系インバータ3の制御ブロック図である。
図6に示すように、系統連系インバータ3の単独運転検出部300は、PLL回路11、無効分電圧演算部12、単独運転検出用無効電流指令発生部13、加算部14、電流制御部15、インバータ周波数演算部16、周波数比較部17、線間電圧演算部18、線間電圧比較部19、第1の保護信号発生部20、電圧低下リミット設定部21、第2の保護信号発生部31、周波数リミット設定部32、周波数変化率演算部41、第3の保護信号発生部42、周波数変化率リミット設定部43、及び解列信号発生部44を備える。なお、第1の実施形態における単独運転検出部100又は第2の実施形態における単独運転検出部200と同様の構成ブロックについては同一の参照符号を付して、適宜、説明を省略する。
インバータ周波数演算部16は、系統電源5のU相の電圧Vuの基準位相θを微分して、インバータ周波数Fを算出し、算出したインバータ周波数Fを周波数比較部17、第2の保護信号発生部31、及び周波数変化率演算部41へ出力する。
周波数変化率演算部41は、インバータ周波数演算部16によって算出されたインバータ周波数Fの時間変化率Fvrを算出する。
保護信号発生部42は、系統電源5の周波数に関する値である特性値を、特性値が変化してからの時間に応じて変化する時間依存リミット値を超えているか否かを判定する。本実施形態における保護信号発生部42(第3の保護信号発生部)は、周波数変化率演算部41によって算出されたインバータ周波数Fの時間変化率Fvrを特性値とし、時間依存リミット値を周波数変化率リミット設定部43によって設定された、インバータ周波数の時間変化率の時間依存リミット値である周波数変化率リミットFudとする。
そして、第3の保護信号発生部42は、インバータ周波数Fの変化率について系統電源5との連系を継続する要件を満たすか否かを示す第4の保護信号H4を解列信号発生部44に出力する。第4の保護信号H4は、インバータ周波数Fの変化率が周波数変化率リミットFudを超えていない場合に、系統電源5との連系を継続する要件を満たす旨を表す0であり、インバータ周波数Fの変化率が周波数変化率リミットFudを超えている場合には、系統電源5との連系を継続する要件を満たさない旨を表す1である。
周波数変化率リミット設定部43は、系統電源5の周波数変動が発生してからの時間に応じて変化する周波数変化率リミットFudを表す周波数変化率リミット信号を第3の保護信号発生部42に出力する。
ここで、図7を参照して周波数変化率リミット設定部43が設定する周波数変化率リミットFudについて詳細に説明する。周波数変化率リミット設定部43は、系統連系インバータ3の管理者等によって不図示のインターフェースから最高周波数Ff、最低周波数Fg、周波数上昇率Fup、周波数下降率Fdownが入力されると、入力されたこれらの値に基づいて、時間変化する周波数変化率リミットFudを設定する。
具体的には、インバータ周波数Fの上昇が開始されてから最高周波数Ffとなるまでは、周波数変化率リミット設定部43は、周波数変化率Vfrの上限リミットをFupとする。また、インバータ周波数Fが最高周波数Ffに到達した後は、インバータ周波数Fは一定、すなわち周波数変化率Vfrの上限リミットを0とする。
また、インバータ周波数Fの下降が開始されてからインバータ周波数Fが最低周波数Fgとなるまでは、周波数変化率リミット設定部43は、周波数変化率Vfrの下限リミットをFdownとする。また、インバータ周波数Fが最低周波数Fgに到達した後は、インバータ周波数Fは一定、すなわち周波数変化率Vfrの下限リミットを0とする。
解列信号発生部44は、周波数比較部17から出力された第1の保護信号H1と、第1の保護信号発生部20から出力された第2の保護信号H2と、第2の保護信号発生部31から出力された第3の保護信号H3と、第3の保護信号発生部42から出力された第4の保護信号H4とに基づいて解列信号Sを連系制御部6に出力する。
具体的には、解列信号発生部44は、周波数比較部17から第1の保護信号H1として1が出力されるとともに、第1の保護信号発生部20から第2の保護信号H2として1が出力され、あるいは第2の保護信号発生部31から第3の保護信号H3として1が出力され、あるいは第3の保護信号発生部42から第4の保護信号H4として1が出力されると、系統電源5から解列することを指示するための解列信号Sを連系制御部6に出力する。また、解列信号発生部22は、周波数比較部17から第1の保護信号H1として0が出力されるか、第1の保護信号発生部20から第2の保護信号H2として0が出力されるか、第2の保護信号発生部31から第3の保護信号H3として0が出力されるか、又は第3の保護信号発生部42から第4の保護信号H4として0が出力されると、系統電源5との連系を継続することを指示するための解列信号Sを連系制御部6に出力する。
以上のように、第3の実施形態によれば、系統連系インバータ3は、インバータ周波数Fの時間変化が所定のリミットを越えていると判定され、かつ、インバータ周波数Fの時間変化率が第3の時間依存リミット値を越えていると判定されると、連系制御部6に、系統電源5と解列することを指示するための解列信号Sを出力する。そのため、インバータ周波数Fが所定のリミット値を超えたとしても、インバータ周波数Fの時間変化率が所定の条件を満たす場合、特に、インバータ周波数Fの時間変化率が所定の時間内でリミット値を超えていない場合に、系統連系インバータ3を系統電源5と不要に解列することを防ぐことができる。インバータ周波数Fが短時間に僅かな変化率で変動した場合には、系統インバータは解列されることなく、継続して系統電源5と連系することが可能となる。
また、第3の実施形態においては、線間電圧演算部18、線間電圧比較部19、保護信号発生部20、及び電圧低下リミット設定部21を備えなくてもよい。この場合、単独運転検出部300の解列信号発生部44は、インバータ周波数演算部16から出力された第1の保護信号H1と、第2の保護信号発生部31から出力された第3の保護信号H3と、第3の保護信号発生部42から出力された第4の保護信号H4とに基づいて解列信号Sを連系制御部6に出力する。
また、第3の実施形態においては、第2の保護信号発生部31及び周波数リミット設定部32を備えなくてもよい。この場合、単独運転検出部300の解列信号発生部44は、インバータ周波数演算部16から出力された第1の保護信号H1と、第1の保護信号発生部20から出力された第2の保護信号H2と、第3の保護信号発生部42から出力された第4の保護信号H4とに基づいて解列信号Sを連系制御部6に出力する。
さらに、第3の実施形態においては、線間電圧演算部18、線間電圧比較部19、保護信号発生部20、電圧低下リミット設定部21、第2の保護信号発生部31、及び周波数リミット設定部32を備えなくてもよい。この場合、単独運転検出部300の解列信号発生部44は、インバータ周波数演算部16から出力された第1の保護信号H1と、第3の保護信号発生部42から出力された第4の保護信号H4とに基づいて解列信号Sを連系制御部6に出力する。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1,2,3 系統連系インバータ
100,200,300 単独運転検出部
5 系統電源
6 連系制御部
11 PLL回路
12 無効分電圧演算部
13 単独運転検出用無効電流指令発生部
14 加算部
15 電流制御部
16 インバータ周波数演算部
17 周波数比較部
18 線間電圧演算部
19 線間電圧比較部
20 第1の保護信号発生部
21 電圧低下リミット設定部
31 第2の保護信号発生部
32 周波数リミット設定部
41 周波数変化率演算部
42 第3の保護信号発生部
43 周波数変化率リミット設定部
22,33,44 解列信号発生部

Claims (6)

  1. 系統電源からの三相の系統電圧のうちの一つの相電圧の位相に基づいてインバータ周波数を算出するインバータ周波数演算部と、
    前記インバータ周波数演算部によって算出された前記インバータ周波数が所定のリミット値の範囲内であるか否かを判定する周波数比較部と、
    前記系統電源の電圧又は周波数に関する値である特性値を、前記特性値が変化してからの時間に応じて変化する時間依存リミット値の範囲内であるか否かを判定する保護信号発生部と、
    前記周波数比較部によって前記インバータ周波数が所定のリミットを越えていると判定され、かつ、前記保護信号発生部によって、前記特性値が時間依存リミット値を越えていると判定されると、前記系統電源と解列することを指示するための解列信号を出力する解列信号発生部と、
    前記三相の系統電圧のそれぞれ差である3つの線間電圧を算出する線間電圧演算部と、
    前記特性値を、前記線間電圧演算部によって算出された3つの線間電圧のうち最も低い電圧である残電圧とし、前記系統電源への連系が許容されるための前記系統電圧の最低電圧、前記系統電圧が復帰したとみなされる復帰電圧、前記最低電圧の継続が許容される最低電圧継続時間、及び前記復帰電圧となるまでの復帰時間に基づいて、前記残電圧に係る前記時間依存リミット値である前記残電圧のリミット値を設定する電圧低下リミット設定部と、
    を備え
    前記保護信号発生部は、前記残電圧が前記残電圧のリミット値を超えているか否かを判定することを特徴とする単独運転検出装置
  2. 前記保護信号発生部は、前記特性値を前記インバータ周波数演算部によって算出された前記インバータ周波数とし、前記時間依存リミット値を前記インバータ周波数のリミット値として、前記インバータ周波数が前記インバータ周波数のリミット値を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の単独運転検出装置
  3. 前記系統電源への連系が許容されるためのインバータ周波数の上限値である最高周波数、及び前記最高周波数の継続が許容される最高周波数継続時間に基づいて、前記インバータ周波数に係る前記時間依存リミット値を設定する周波数リミット設定部を備えることを特徴とする請求項に記載の単独運転検出装置
  4. 前記周波数リミット設定部は、前記系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の上限値である周波数上昇率、及び系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の下限値である周波数下降率に基づいて前記時間依存リミット値を設定することを特徴とする請求項に記載の単独運転検出装置
  5. 前記保護信号発生部は、前記特性値を前記インバータ周波数演算部によって算出された前記インバータ周波数の時間変化率とし、前記時間依存リミット値を前記インバータ周波数の時間変化率のリミット値とし、前記インバータ周波数の時間変化率が前記インバータ周波数の時間変化率のリミット値を超えているか否かを判定する請求項1乃至のいずれか一項に記載の単独運転検出装置
  6. 前記系統電源への連系が許容されるためのインバータ周波数の上限値である最高周波数、前記系統電源への連系が許容されるためのインバータ周波数の下限値である最低周波数、前記系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の上限値である周波数上昇率、及び系統電源への連系が許容されるための周波数の変化率の下限値である周波数下降率に基づいて、前記インバータ周波数の時間変化率に係る前記時間依存リミット値を設定する周波数変化率リミット設定部を備えることを特徴とする請求項に記載の単独運転検出装置
JP2015235693A 2015-12-02 2015-12-02 単独運転検出装置 Active JP6621313B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015235693A JP6621313B2 (ja) 2015-12-02 2015-12-02 単独運転検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015235693A JP6621313B2 (ja) 2015-12-02 2015-12-02 単独運転検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017103929A JP2017103929A (ja) 2017-06-08
JP6621313B2 true JP6621313B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=59017339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015235693A Active JP6621313B2 (ja) 2015-12-02 2015-12-02 単独運転検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6621313B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108767864B (zh) * 2018-06-06 2020-07-10 华中科技大学 一种基于柔性多状态开关的配电网电压波动越限抑制方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3261541B2 (ja) * 1992-02-26 2002-03-04 東京瓦斯株式会社 保護継電器
JP4038318B2 (ja) * 2000-03-17 2008-01-23 三菱電機株式会社 分散型電源の系統連系保護方法およびその装置
US7016793B2 (en) * 2003-10-01 2006-03-21 General Electric Company Method and apparatus for anti-islanding protection of distributed generations
JP5645622B2 (ja) * 2010-11-30 2014-12-24 東芝Itコントロールシステム株式会社 単独運転検出装置および単独運転検出方法
JP5891365B2 (ja) * 2011-04-27 2016-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力変換装置、および電力供給システム
JP6165644B2 (ja) * 2014-01-24 2017-07-19 三菱重工業株式会社 ウィンドファームおよびその運転方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017103929A (ja) 2017-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170194793A1 (en) Grid-connected control method based on virtual synchronizer and device thereof
JP5335196B2 (ja) 分散型電源用のインバータ連系装置の制御方法及びその制御装置
JP6378572B2 (ja) 電力変換制御装置および太陽光発電システム
US20140111137A1 (en) Charging apparatus
US11239664B2 (en) Power conversion system
JP2008228454A5 (ja)
US9935463B2 (en) Redundant point of common coupling (PCC) to reduce risk of microgrid's islanding
JP5398233B2 (ja) インバータの単独運転検出装置および単独運転検出方法
JP6583922B2 (ja) 電力変換装置
JP7008892B1 (ja) 制御装置、および電力変換装置
JP6621313B2 (ja) 単独運転検出装置
JP2008228494A (ja) 系統連系用インバータ
JP7392885B1 (ja) 電力変換装置
EP3471259A1 (en) Power conversion device and method for determining operational state of cutoff unit
KR101630511B1 (ko) 컨버터 제어 장치 및 그 동작 방법
JP6849546B2 (ja) 系統連系用電力変換装置
CN111247733A (zh) 电源系统
WO2017069746A1 (en) Grid-forming inverter synchronization for connection to a power grid
JP2016167900A (ja) 風力発電システムの制御装置
WO2016015243A1 (zh) 一种光伏并网控制方法及光伏并网系统
JP2016032325A (ja) 系統連系用電力変換装置
KR101361574B1 (ko) 계통연계 전력 공급시스템 및 그 운전 제어방법
JP7365116B2 (ja) 電力系統安定化装置
JP6041250B2 (ja) 系統連系装置
EP3780311A1 (en) Power conversion system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6621313

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150