JP6618725B2 - 複合材 - Google Patents
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Description
複合材の被覆材には樹脂や木粉が用いられ、耐候剤、防腐剤等の添加剤が含まれることがある。
(1)接着剤は高価なため、成形した建築部材も高価となりうる。
そこで、この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、製造コストが低い複合材を提供することを目的とするものである。
この発明のさらに別の局面に従った複合材は、中空形状であり、外表面には長手方向に延びる凹部が設けられた基材と、基材の外周面を覆い、かつ、凹部を充填する樹脂材とを備える。
好ましくは、樹脂材は木粉を含む。
(作成方法)
金属芯は長尺定寸のものでも良い。
貫通孔を設けるタイミングについては、事前成形でも、押出成形機前で成形してもよい。
この金属芯を押出成形機に導入し、WPCを押出成形により被覆する。
WPC自体が貫通孔を通じて芯内部へ導入され、芯材に引っかかるような状態となり、接着剤なしで被覆層と芯との剥離が改善される。
図1で示すように、複合材1は、金属芯材としての基材10と、基材10の外周に基材10に接触するように設けられた樹脂材20とを備える。
図2で示すように、基材10は、長手方向に延びている。基材10は、矩形の断面を有している。基材10は、例えば帯板を曲げることにより形成される。基材10は、たとえば金属により構成される。低コストで基材を製造するためには、基材10はたとえば鉄合金により構成される。基材10を軽量にするためには、基材10はたとえばアルミニウム合金により構成される。基材10は、冷間または熱間押出加工、引き抜き加工、鋳造または鍛造などの方法により製造されてもよい。
(1)基材10と樹脂材20との間に接着剤が介在していない。その結果低コストで複合材1を形成することができる。
図3から図5で示すように、実施の形態2に従った複合材1では、基材10にスリット13が設けられ、かつ孔14が設けられている。スリット13および孔14から内部空間19に樹脂が入り込んでいる。
図6から図9で示すように、実施の形態3に従った複合材1では、基材10にスリット13が設けられていない。基材10に孔14が設けられている。孔14から内部空間19に樹脂が入り込んでいる。
図11で示すように、実施の形態4に従った複合材1の断面は三角形状を有する。基材10は三角形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。三角形状の頂点にスリット13が設けられている。
図12で示すように、実施の形態5に従った複合材1の断面は円形状を有する。基材10は円形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。円形状の一部分にスリット13が設けられている。
図13で示すように、実施の形態6に従った複合材1の断面は三角形状を有する。基材10は三角形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。三角形状の辺にスリット13が設けられている。辺の中央にスリット13設けられているが、中央からずれた位置にスリット13が設けられていてもよい。
図14で示すように、実施の形態7に従った複合材1の断面は四角形状を有する。内部空間19へ外部から連なる経路に樹脂が充填されている。この経路がスリット13を構成している。この実施の形態では断面が四角形状であるが、断面が三角形状、丸形状であってもよい。
図15で示すように、実施の形態8に従った複合材1の断面は五角形状を有する。基材10は五角形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。五角形状の頂点にスリット13が設けられている。
図16で示すように、実施の形態9に従った複合材1の断面は五角形状を有する。基材10は五角形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。五角形状の辺にスリット13が設けられている。辺の中央にスリット13設けられているが、中央からずれた位置にスリット13が設けられていてもよい。
図17で示すように、実施の形態10に従った複合材1の断面は四角形状を有する。基材10は四角形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。四角形状の頂点にスリット13が設けられている。
図18で示すように、実施の形態11に従った複合材1の断面は縦長のひし形の四角形状を有する。基材10は四角形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。四角形状の辺にスリット13が設けられている。辺の中央にスリット13設けられているが、中央からずれた位置にスリット13が設けられていてもよい。
図19で示すように、実施の形態12に従った複合材1の断面は横長のひし形の四角形状を有する。基材10は四角形状の断面を有している。基材10および複合材1は、長手方向に延びている。四角形状の辺にスリット13が設けられている。辺の中央にスリット13設けられているが、中央からずれた位置にスリット13が設けられていてもよい。
図20で示すように、基材10が角筒形状であり長手方向に延びる。長尺部の両端部または中央の一部分が中空形状となっている。スリット13の長さは基材の長手方向の長さよりも短い。基材10の両端(図20の(A))または、基材10の両端以外の少なくとも一箇所でスリット13が設けられていない。これにより基材10の強度を確保することができる。実施の形態13に従った複合材1の断面は四角形状を有する(図20の(B))。2つのスリット13が対向している。
(スリット13と孔14を有する基材10)
スリット13と孔14が設けられた基材10を有する複合材1の製造方法について説明する。
スリット13が設けられ孔14が設けられていない基材10を有する複合材1の製造方法について説明する。
図29で示すように、基材10にはスリットが設けられていない。治具100は、基材10の内部空間19に挿入可能な寸法である。基材10および治具100は、ともに長さLを有する。
図30および図31で示すように、実施の形態14に従った複合材1は、中空形状であり、外周面12は長手方向に延びる凹部17,18が設けられた基材10と、基材10の外周面12を覆い、かつ、凹部17,18を充填する樹脂材20,25とを備える。
図32で示すように、基材10が扁平形状でスリット13を有していてもよい。このような複合材1は、たとえば天井用建材として用いることができる。この複合材1は、図29で示す製造装置で製造することが可能である。
Claims (3)
- 帯板を曲げることでスリットを有する中空形状に形成された、長手方向を有する基材と、
前記基材の外周面に設けられた樹脂材とを備え、
前記樹脂材は、前記スリットを封止し、かつ、前記基材の中空空間内に入り込んでおり、前記基材の内周面の少なくとも一部分を露出させており、
前記基材は多角形の断面形状を有し、前記スリットは、前記基材の平坦な一つの面に、該一つの面の幅方向中央に、前記長手方向に延びるように形成されており、
前記樹脂材は、前記基材の内周面のうち前記スリットが形成されている前記一つの面の内面の全面を被覆している、複合材。 - 前記基材は鉄、アルミニウムおよびメッキ鋼板の少なくともいずれかを含む、請求項1に記載の複合材。
- 前記樹脂材は木粉を含む、請求項1または2に記載の複合材。
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