JP6618353B2 - 二酸化炭素濃度報知装置 - Google Patents

二酸化炭素濃度報知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6618353B2
JP6618353B2 JP2015255300A JP2015255300A JP6618353B2 JP 6618353 B2 JP6618353 B2 JP 6618353B2 JP 2015255300 A JP2015255300 A JP 2015255300A JP 2015255300 A JP2015255300 A JP 2015255300A JP 6618353 B2 JP6618353 B2 JP 6618353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scent
carbon dioxide
space
dioxide concentration
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015255300A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017117411A (ja
Inventor
修司 吉岡
修司 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP2015255300A priority Critical patent/JP6618353B2/ja
Publication of JP2017117411A publication Critical patent/JP2017117411A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6618353B2 publication Critical patent/JP6618353B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、二酸化炭素濃度報知装置に関する。
従来より、室内等の閉空間において、二酸化炭素の濃度が高くなると、当該閉空間内にいる人の眠気や集中力の低下を引き起こすことが知られている。特に、自動車等の車両の車室内において長時間換気を行わなかった結果、呼気等により車室内の二酸化炭素の濃度が高くなり、これが原因で当該車両の運転者に眠気や集中力低下が発生した場合には、重大な事故を引き起こすおそれがあり好ましくない。
特許文献1においては、GPS(Global Positioning System)、車内外撮影カメラ、CO2センサ等の入力機器、及び、スピーカー、警告ランプ、振動モータ、酸素等のガスや香りを発生させるボンベ、マイナスイオン発生器等の出力機器、並びに、それらの入出力機器を制御する制御部を備えた車両用レーダー探知機が開示されている。該レーダー探知機は居眠り運転警告機能を備えており、各入力機器からの入力情報に基づいて制御部が居眠り運転の危険性があると判断したときに、制御部が出力機器を制御して運転者を覚醒させるための出力を行う。出力の例としては、例えば、スピーカーからの警告音発生、警告ランプの点灯、振動発生、ガスや香りの放出、マイナスイオン発生による電磁波の除去がある。
特開2011−065561号公報
特許文献1に開示されたレーダー探知機は、居眠り運転警告機能により運転者を覚醒させるための出力を行うが、それはあくまで居眠り又はそれに近い状態から運転者を覚醒させるためだけのものに過ぎず、覚醒後に再度の居眠り運転を回避して安全運転を継続することは運転者の主体的な行動に委ねられる。特許文献1に開示されたレーダー探知機には、運転者が居眠り又はそれに近い状態で運転するに至った原因を取り除く機能は無く、そのような原因を取り除くように運転者及び乗員に指示する機能も無い。
そのため、特許文献1に開示されたレーダー探知機を使用して、運転者が居眠り又はそれに近い状態で運転するに至った原因が車室内の二酸化炭素の濃度の上昇にあった場合、居眠り運転警告機能により運転者が覚醒した後であっても車室内の二酸化炭素の濃度は変化しない。その結果、一度運転者が覚醒しても再び睡魔におそわれ、再度、居眠り又はそれに近い状態で運転してしまうおそれがあった。
このように、閉空間内の二酸化炭素濃度が高くなった場合に、当該濃度を低下させるように閉空間内にいる人に換気を促す二酸化炭素濃度報知装置が求められている。
本発明に係る二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態は、閉空間中の二酸化炭素の濃度を検知する二酸化炭素濃度計測部と、前記二酸化炭素濃度計測部が検知した前記濃度が所定値を超えたときに、前記閉空間の換気を促す換気促進情報を報知する報知部と、前記二酸化炭素濃度計測部を収容する内部空間を形成する本体カバーと、を備え、前記報知部は、前記換気促進情報として前記閉空間に香りを放出し、前記内部空間に香りを放出する香り発生部と、前記香り発生部の香りを前記内部空間から前記閉空間に放出させないようにすることができる香り遮断部と、を含み、前記本体カバーには、前記内部空間と前記閉空間とを連通させる貫通孔が形成されており、前記内部空間は、前記二酸化炭素濃度計測部を収容し、前記閉空間と連通している第一空間と、前記第一空間と遮断されており、前記貫通孔を介して前記閉空間と連通する第二空間と、に区画され、前記香り発生部は、前記第二空間に収容されており、前記香り遮断部は、前記貫通孔を開閉することができるシャッタを有し、前記濃度が前記所定値以下の場合、前記シャッタを閉じて前記香り発生部の香りを前記閉空間に放出させない状態とし、前記濃度が所定値を超えている場合は、前記シャッタを開いて前記香り発生部の香りを前記閉空間に放出する状態とする。
このような構成とすれば、換気促進情報により閉空間の換気の必要性を周囲の人に促すので、当該人は換気を促されていることを認識して、閉空間内の空気を入れ替えて閉空間内の二酸化炭素の濃度を下げるよう行動することができる。
特に閉空間が自動車等の車両の車室内であった場合には、換気促進情報により運転者は窓を開ける等して車室内の空気を入れ替えることができる。これにより、二酸化炭素濃度の上昇による運転者の眠気や集中力の低下の発生を未然に防ぐことができ、運転者は安全運転を継続することができる。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記貫通孔は、吸気孔と、当該吸気孔とは別の放出孔とを含み、香り発生部は、前記シャッタを開いた状態で前記給気孔から空気を吸引し前記放出孔から当該空気を放出する送風機を有し、当該空気と共に前記香り発生部の香りを前記閉空間に放出する。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記香り発生部は、アロマオイルを染み込ませたプレートであり、当該アロマオイルが気化することにより前記内部空間に香りを放出する。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記内部空間において、前記第一空間と前記第二空間とを区画する仕切り板を有し、前記プレートは、前記仕切り板と平行に配設されている。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記報知部は音声案内部を含んでおり、前記換気促進情報は前記音声案内部から発せられる音声である。
このような構成とすれば、聴覚により換気を促されていることを認識することができるので、人は二酸化炭素濃度報知装置を注視することなく閉空間内の空気を入れ替えて閉空間内の二酸化炭素の濃度を下げる行動を起こすことができる。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記報知部はモニタを含んでおり、前記換気促進情報は前記モニタに表示される文字又はマークである。また、二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記モニタは二酸化炭素の前記濃度を数字又は図画により表示する。
このような構成とすれば、騒音等により二酸化炭素濃度報知装置の音声による換気促進情報を聴覚により認識することができない場合であっても、モニタに表示された文字又はマーク、若しくは、二酸化炭素の濃度を表す数字又は文字を視認することにより、人は換気を促されていることを容易に認識することができる。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記報知部は香り放出機構を含んでおり、前記香り放出機構は香り発生部を有しており、前記換気促進情報は前記香り発生部から前記閉空間に放出された香りである。
このような構成とすれば、騒音等により二酸化炭素濃度報知装置の音声による換気促進情報を聴覚により認識することができない場合であっても、香り発生部から閉空間に放出された香りを嗅覚で知覚することにより、人は換気を促されていることを容易に認識することができる。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記香り放出機構は、二酸化炭素の前記濃度が前記所定値以下のときには前記香り発生部からの香りを前記閉空間に放出させないようにする香り遮断部をさらに有する。
このような構成とすれば、香り発生部から閉空間に放出された香りの有無により、人は換気を促されていることを容易に認識することができる。
二酸化炭素濃度報知装置の1つの実施形態において、前記報知部はモニタを含んでおり、前記換気促進情報は前記香り発生部から前記閉空間に香りが放出されていることを表す、前記モニタに表示される文字又はマークである。
このような構成とすれば、騒音等により二酸化炭素濃度報知装置の音声による換気促進情報を聴覚により認識することができない場合であっても、モニタに表示された香りが放出されていることを表す文字又はマークを視認することにより、人は換気を促されていることを容易に認識することができる。
本実施形態に係る居眠り防止装置の正面から見た状態を表す斜視図である。 本実施形態に係る居眠り防止装置の背面から見た状態を表す斜視図である。 本実施形態に係る居眠り防止装置の分解斜視図である。 本実施形態に係る居眠り防止装置の縦断面図である。 本実施形態に係る居眠り防止装置の制御部の構成を表すブロック図である。 本実施形態に係る居眠り防止装置の周囲の二酸化炭素の濃度が所定値以下の場合におけるモニタ画面表示を表す図である。 本実施形態に係る居眠り防止装置の周囲の二酸化炭素の濃度が所定値を超える場合におけるモニタ画面表示を表す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
〔居眠り防止装置の構造〕
図1に示すように、本発明の実施形態に係る居眠り防止装置10は、径の異なる円柱が積層された形状を有する本体20の上面にモニタ30が取り付けられた形状を有している。居眠り防止装置10は、自動車等の車両の車室内であって運転者から視認しやすい箇所、例えばダッシュボードの上やエアコン吹き出し口近傍、等に設置される。居眠り防止装置10は二酸化炭素濃度報知装置の一例であり、車室は閉空間の一例である。
図3に示すように、本体20は前部カバー200、後部カバー210、電池ボックスカバー218、上カバー220、仕切板230、二酸化炭素濃度センサ240、制御基板250、香りプレート260、軸流ファン262、ダクト264、ギヤードモータ270、吸気シャッタ280、放出シャッタ284、バッテリー290を備えている。
前部カバー200は、樹脂からなり、有底円筒を直径に沿って切断した有底半円筒形状を有している。前部カバー200は中心軸に沿って径が大きな半円筒202に径の小さな有底半円筒204が積層された形状を有しており、半円筒202の表面には、矩形状の貫通孔である二酸化炭素取込孔206が複数個形成されている。
後部カバー210は、樹脂からなり、前部カバー200の半円筒202と同じ半径を有する有底の半円筒212と、半円筒212の底部分から半円筒212の中心軸と平行に形成された凹部214とが一体化された形状を有している。半円筒212には、複数の矩形状の貫通孔である吸気孔216が円周方向に沿って一列に配置されている。凹部214は、半円筒212の底部分、半円筒212の中心軸に平行な平板部分215、及び、半円板状の底板部分213から構成されている。凹部214には、アルカリ乾電池等の一次電池又はリチウムイオン電池等の二次電池、及び、電池を収容する電池ボックスとからなるバッテリー290が取り付けられている。バッテリー290は居眠り防止装置10に駆動電力を供給する。バッテリー290は有底半円筒形状で凹部214全体を覆う電池ボックスカバー218で覆われている。電池ボックスカバー218には取り外し時に指を添える滑り防止溝219が三角形状に形成されている。
前部カバー200、後部カバー210、電池ボックスカバー218は嵌め込みや接着等の方法により、一体化される。前部カバー200の中心軸と後部カバー210の中心軸と電池ボックスカバー218の中心軸は、一体化された状態(図1に示す状態)で、全ての中心軸が同軸となるように構成されている。
上カバー220は前部カバー200の半円筒202と後部カバー210の半円筒212と同じ径を有する円板状のカバーである。上カバー220は、前部カバー200と後部カバー210にそれぞれ形成された溝208(図3参照)にその外周に形成された鍔部228が嵌り込み、前部カバー200と後部カバー210が一体化されるときに同時に一体化される(図4参照)。図2に示すように、上カバー220には、ステー300を介してモニタ30が取り付けられている。また、上カバー220には、中心近傍に1個の香り放出孔226(図2、図3参照)と外周近傍に複数の音声透過孔222(図1参照)が形成されている。上カバー220の裏面であって音声透過孔222に対向する箇所にはスピーカー224が取り付けられている(図1参照)。
本体20の内部空間は、前部カバー200と後部カバー210の境界近傍で径方向に沿って配置される仕切板230(図3、図4参照)によって、2つの空間に仕切られている。仕切板230は前部カバー200と後部カバー210が一体化される際に固定される。以後、前部カバー200と上カバー220と仕切板230とで仕切られる空間を第1空間232、後部カバー210と上カバー220と仕切板230とで仕切られる空間を第2空間234と称する。
図4に示すように、第1空間232には、仕切板230に形成されたスペーサを介して、二酸化炭素濃度計測部24(図5参照)としての二酸化炭素濃度センサ(以下CO2センサと称する)240と制御基板250が仕切板230に取り付けられている。CO2センサ240は固体電解質タイプなど既存の構成を有するものであるため、詳細な説明は省略する。CO2センサ240の二酸化炭素検出面は前部カバー200の方向を向き、二酸化炭素取込孔206に対向するように取り付けられている。CO2センサ240は居眠り防止装置10が作動している間、常に居眠り防止装置10の周囲の二酸化炭素の濃度を計測し、二酸化炭素の濃度に応じた検出信号を出力している。検出信号は制御基板250に入力される。
制御基板250には、居眠り防止装置10の動作を制御する制御部25(図5参照)としての機能がハードウェア又はソフトウェアあるいはその両方で構築されている。制御基板250には、例えば、CPUやメモリ、モータ駆動IC、音声合成IC、表示制御IC(いずれも不図示)が実装されている。制御基板250は、入力された検出信号に基づいて居眠り防止装置10の動作を制御する制御信号を出力する。
図2〜図4に示すように、第2空間234には、香り発生部26(図5参照)としての香りプレート260、軸流ファン262、ダクト264、ギヤードモータ270、吸気シャッタ280、放出シャッタ284が配置されている。香りプレート260は、仕切板230と後部カバー210の平板部分215との間の空間に保持されている。香りプレート260は、底板部分213と仕切板230と前部カバー200とからなる挿入口217から該空間に着脱可能である。香りプレート260は例えば、柑橘系のような人を覚醒させる作用を持つアロマオイルを染み込ませたプレートであり、アロマオイルが気化することにより香りを放出する。第1空間232と第2空間234との間には仕切板230があるので、気化したアロマオイルの香りが第1空間232に漏出することはない。
軸流ファン262は通電により回転するモータを内蔵したファンである。軸流ファン262は4本のスペーサ266を介して後部カバー210の半円筒212の底部分に取り付けられている。軸流ファン262は、制御部25の制御により駆動されるモータの回転により、スペーサ266の側から空気を吸入して、スペーサ266と反対側にその空気を吐出する。
軸流ファン262の空気の吐出側には、ダクト264が取り付けられている。ダクト264の内部空間(流路)は香り放出孔226につながっている。軸流ファン262が回転すると、吸入されて吐出される空気は、全てダクト264を流通し、香り放出孔226から居眠り防止装置10の外部に放出される。
ギヤードモータ270は後部カバー210に固定されている。ギヤードモータ270はモータに複数のギヤが組み合わされて構成されている。この構成は公知であるため詳細な説明を省略する。図3に示すように、吸気シャッタ280は、後部カバー210の内周面に沿う薄板円弧形状を有しており、吸気孔216が形成された箇所に配置されている。吸気シャッタ280は、後部カバー210の内周面の周方向に沿って径方向内側に突出するように形成された2つの突起の間に嵌め込まれ、該突起にガイドされて周方向に移動可能に構成されている。吸気シャッタ280には、吸気孔216のそれぞれの位置に対応した位置に第1貫通孔282が形成されている。吸気シャッタ280の内周面の一部にはラックが形成されており、ギヤードモータ270の出力ギヤと噛み合うように構成されている。
放出シャッタ284はギヤードモータ270の出力ギヤの回転軸に取り付けられており、上カバー220の香り放出孔226に対向して配置されている。放出シャッタ284には、香り放出孔226に対応した第2貫通孔286が形成されている。
ギヤードモータ270を駆動させる前は、吸気孔216と第1貫通孔282、及び、香り放出孔226と第2貫通孔286はいずれも重なっておらず、第2空間234は居眠り防止装置10の外部空間から遮断されている。また、軸流ファン262も作動していない。そのため、香りプレート260のアロマオイルの香りは第2空間234内に留まったままで居眠り防止装置10の外部空間に放出されることはない。
ギヤードモータ270は、制御基板250に実装されたモータ駆動ICによりモータが駆動され、これにより出力ギヤが回転する。出力ギヤが回転するとその回転により吸気シャッタ280と放出シャッタ284が周方向に沿って移動する。そして、吸気孔216と第1貫通孔282が重なり、且つ、香り放出孔226と第2貫通孔286が重なった箇所でギヤードモータ270の駆動が終了し、吸気シャッタ280と放出シャッタ284は停止する。
ギヤードモータ270の駆動開始と同時に、又は、ギヤードモータ270の駆動開始後に、軸流ファン262も回転駆動する。これにより、香りプレート260のアロマオイルの香りは、第2空間234から軸流ファン262に吸入され、吐出され、ダクト264を流通して、香り放出孔226と第2貫通孔286を通って居眠り防止装置10の外部に放出される。
〔居眠り防止装置の動作〕
次に、居眠り防止装置10の動作について説明する。図5に示すように、居眠り防止装置10は、電源部29としてのバッテリー290により電力が供給される。そして、制御部25(制御基板250)により二酸化炭素濃度計測部24(CO2センサ240)、報知部の一例としての音声案内部22(音声合成IC、及び、スピーカー224)、報知部の一例としての香り放出機構(モータ駆動ICとギヤードモータ270と吸気シャッタ280と放出シャッタ284からなる香り遮断部27、及び、香り発生部26としての香りプレート260、並びに、軸流ファン262とダクト264)、報知部の一例としてのディスプレイ部28(表示制御IC、及び、モニタ30)が制御される。
上述したように、居眠り防止装置10は、自動車等の車両の車室内であって運転者から視認しやすい箇所、例えばダッシュボードの上やエアコン吹き出し口近傍、等に設置されている。居眠り防止装置10はバッテリー290を内蔵しているので可搬性があり、設置場所が限定されない。ただし、居眠り防止装置10は、車両のシガーライターやAC電源等、外部から電力が供給される構造を有していてもよい。
不図示の電源スイッチをオンにすることにより居眠り防止装置10が作動し始めると、CO2センサ240は居眠り防止装置10の周囲(車室内)の二酸化炭素の濃度の計測を開始し、二酸化炭素の濃度に応じた検出信号を常時出力する。検出信号は制御部25に入力される。このとき、吸気シャッタ280と放出シャッタ284により、吸気孔216と香り放出孔226は閉じられている。
制御部25は、入力された検出信号の値から居眠り防止装置10の周囲の二酸化炭素の濃度を算出し、その値が所定値(例えば、1500ppm)よりも大きいか否かを判断する。車室内の二酸化炭素の濃度値が所定値以下の場合は、制御部25は運転者及び乗員に換気を促す必要はないと判断して制御信号を出力し、モニタ30の表示画面に車室内の二酸化炭素の濃度値320をリアルタイムで表示させる(図6参照)。モニタ30の表示画面にはバッテリー290の電池残量が常時表示されている。このとき、吸気孔216と香り放出孔226は、吸気シャッタ280と放出シャッタ284により閉じられた状態が維持される。二酸化炭素の濃度の所定値(閾値)は変更することが可能である。
車室内の二酸化炭素の濃度値が所定値を超えている場合は、制御部25は運転者及び乗員に換気を促す必要があると判断して制御信号を出力する。そして、音声案内部22のスピーカー224から例えば「速やかに窓を開けて換気をしてください」といった音声を出力させると共に、モニタ30の表示画面に二酸化炭素の濃度値320に加えて換気の必要性を表す換気マーク340を表示させる(図7参照)。このとき、二酸化炭素の濃度値320を表す数字の色は、二酸化炭素の濃度値が所定値以下のときの色と同じ色であってもよいが、換気促進を積極的に認識させるために異なる色にしてもよいし、数字を点滅させてもよい。また、ディスプレイ部28は、ディスプレイカラーモード機能のオン/オフスイッチ(不図示)を有しており、これをオフに切り換えることにより、モニタ30の表示画面を白黒表示にすることができる。換気を促す音声と換気マーク340は換気促進情報の一例である。
換気を促す音声は、車室内の二酸化炭素の濃度値が所定値を超えている間は、所定時間間隔で繰り返し出力される。ただし、音声案内部22は不図示の音声繰り返し機能のオン/オフスイッチを有しており、これをオフに切り換えることにより、音声の繰り返し出力をオフにして音声を1回だけ出力するように作動させることもできる。さらに、音声案内部22は不図示の音声機能のオン/オフスイッチも有しており、これをオフに切り換えることにより、音声出力をオフにした状態で作動させることもできる。
音声出力と同時に、制御部25は制御信号を出力して、香り遮断部27のギヤードモータ270を駆動して吸気シャッタ280と放出シャッタ284を移動させて吸気孔216と香り放出孔226を開口させると共に軸流ファン262を作動させる。軸流ファン262の回転により、居眠り防止装置10の外部から吸気孔216と第1貫通孔282を通って外部の空気が取り込まれる。そして、取り込まれた空気は、第2空間234にあるアロマオイルの香りと共に軸流ファン262に吸入、吐出され、ダクト264を流通する。そして、空気と一体となったアロマオイルの香りは、第2貫通孔286と香り放出孔226を通って、居眠り防止装置10の外部に放出される。このとき、制御信号により、モニタ30の表示画面には、アロマオイルの香りが放出されていることを表す香りマーク360が表示される(図7参照)。居眠り防止装置10の外部に放出されたアロマオイルの香りと香りマーク360は換気促進情報の一例である。すなわち、換気促進情報には、人間の五感により換気の必要性を促されていると認識することができるあらゆるものが含まれる。
上述したように、居眠り防止装置10が、第2空間234内にあるアロマオイルの香りを積極的に外部に放出するための軸流ファン262とダクト264を備えることにより、これらを備えない場合と比較して、より多くのアロマオイルの香りを短時間に放出することが可能になる。これにより、もし運転者及び乗員が換気を促す音声と換気マーク340を認識できなかった場合であっても、制御部25が車室内の二酸化炭素の濃度値が所定値を超えていると判断してから短時間のうちに、運転者及び乗員にアロマオイルの香りを到達させることができる。従って、運転者及び乗員は、アロマオイルの香りを嗅覚で知覚することにより換気促進を認識することができ、速やかに窓を開ける等して車室内の空気を入れ替えて車室内の二酸化炭素の濃度を下げるよう行動することができる。
車室内の二酸化炭素の濃度値が所定値を超えた後に再度所定値以下に低下した場合は、制御部25は運転者及び乗員に二酸化炭素濃度が低下したことを報知する制御信号を出力する。これにより、音声案内部22のスピーカー224から例えば「二酸化炭素の濃度が低下しました」といった音声を出力すると共に、ギヤードモータ270により吸気シャッタ280と放出シャッタ284を移動させて吸気孔216と香り放出孔226を閉じる。同時にモニタ30の表示画面では、換気マーク340と香りマーク360の表示が消灯される。
このように、車室内の二酸化炭素の濃度値が所定値を超えた場合には、居眠り防止装置10は音声により車室内の換気の必要性を運転者及び乗員に促すので、運転者及び乗員は換気を促されていることを認識して、速やかに窓を開ける等して車室内の空気を入れ替えて車室内の二酸化炭素の濃度を下げるよう行動することができる。これにより、二酸化炭素濃度の上昇による運転者の眠気や集中力の低下の発生を未然に防ぐことができ、運転者は安全運転を継続することができる。
また、車室内で音楽等を大音量で出力している等のために換気の必要性を促す音声が聞き取れなかった場合であっても、香りプレート260から放出された香りを嗅覚で知覚することにより、又は、モニタ30の表示画面に表示された換気マーク340や香りマーク360を視認することにより、運転者及び乗員は換気を促されていることを認識することができる。これにより、速やかに窓を開ける等して車室内の空気を入れ替えて車室内の二酸化炭素の濃度を下げるよう行動することができる。放出されたアロマオイルの香りは、上述したように、例えば柑橘系のような人を覚醒させる作用を持つ香りであるため、運転者及び乗員を覚醒させることができる。これにより、二酸化炭素濃度の上昇による運転者の眠気や集中力の低下の発生を未然に防ぐことができ、運転者は安全運転を継続することができる。
本実施形態の香り放出機構は、軸流ファン262とギヤードモータ270の2つをオン/オフする不図示のスイッチと軸流ファン262のみをオン/オフする不図示のスイッチをそれぞれ有している。これらのスイッチをオフに切り換えることにより、アロマオイルの香りを放出することなく音声出力と換気マーク340の表示のみを行ったり、軸流ファン262を作動させずに自然な拡散によって吸気孔216と香り放出孔226からアロマオイルの香りを放出することが可能になる。
本実施形態において、居眠り防止装置10は音声案内部22と香り放出機構の両方を備えて、二酸化炭素の濃度値が所定値を超えたときには同時に作動させるように構成していたが、これに限られるものではない。例えば、車室内の二酸化炭素の濃度値が所定値をわずかに超える場合にはいずれか一方だけを作動させて、所定値を大幅に超える場合には両方を作動させる構成にしてもよい。または、居眠り防止装置10が音声案内部22と香り放出機構のいずれか一方だけを備える構成であってもよい。
〔変形例〕
以下、本実施形態の種々の変形例について説明する。
(1)本実施形態においては、二酸化炭素の濃度値320を数字で表したがこれに限られるものではない。数字の代わりに、レベルメータやグラフのような図画で濃度値320を表すように構成されていてもよい。また、換気マーク340、香りマーク360の表示についても、マークで表示する代わりに、「換気してください」、「アロマ放出中」のような文字を表示画面に表示する構成であってもよい。
(2)本実施形態においては、車室内の換気促進を音声案内部22により音声で運転者及び乗員に報知したが、これに限られるものではない。音声の代わりにアラームやブザーを用いて報知してもよい。
(3)本実施形態においては、アロマオイルの香りとしてアロマオイルを染み込ませた香りプレート260を用いたがこれに限られるものではない。香りプレート260の代わりに芳香剤や芳香スプレーを用いてもよい。
(4)本実施形態においては、吸気シャッタ280と放出シャッタ284はギヤードモータ270により移動したが、これに限られるものではない。ギヤードモータ270の代わりにソレノイド等の他の駆動方法を用いてもよい。
(5)居眠り防止装置10をエアコンの吹き出し口近傍に設置した場合には、エアコンを作動させることにより、エアコンからの風により第2空間234内のアロマオイルの香りを居眠り防止装置10の外部に放出することができる。具体的には、吸気孔216をエアコンの吹き出し口に位置するように取り付け、エアコンを作動させる。このとき、軸流ファン262のスイッチをオフにして軸流ファン262の回転を停止させる。そのようにすると、エアコンからの風が吸気孔216から第2空間234に取り込まれ、その風によってダクト264にアロマオイルの香りを送ることができる。その結果、軸流ファン262を作動させなくてもエアコンからの風でアロマオイルの香りを居眠り防止装置10の外部に放出させることができる。
本変形例においては、軸流ファン262のスイッチをオフにせずにオンにしたままにしてもよい。このようにすると、エアコンから風と軸流ファン262の回転による風の両方によりアロマオイルの香りを居眠り防止装置10の外部に放出できる。これにより、軸流ファン262の回転による風のみの場合と比較して、さらに積極的にアロマオイルの香りを居眠り防止装置10の外部に放出することができると共に、車室内の広範囲にわたってアロマオイルの香りを拡散させることができる。
(6)本実施形態においては、居眠り防止装置10は、香り放出機構として軸流ファン262とダクト264を有していたが、その構成に限られるものではない。軸流ファン262とダクト264の両方を有しない構成であってもよいし、軸流ファン262だけを有しない構成であってもよい。これらの場合、吸気孔216と香り放出孔226が開口した状態で、アロマオイルの香りは自然な拡散により居眠り防止装置10の外部に放出される。また、変形例(5)のように居眠り防止装置10をエアコンの吹き出し口近傍に設置した場合には、吸気孔216から第2空間234に取り込まれたエアコンからの風により、アロマオイルの香りを香り放出孔226から居眠り防止装置10の外部に放出することができる。
本発明は、二酸化炭素濃度報知装置に利用することが可能である。
10 居眠り防止装置(二酸化炭素濃度報知装置)
22 音声案内部(報知部)
24 二酸化炭素濃度計測部
25 制御部
26 香り発生部(報知部、香り放出機構)
27 香り遮断部(報知部、香り放出機構)
30 モニタ(報知部)
340 換気マーク(換気促進情報)
360 香りマーク(換気促進情報)

Claims (8)

  1. 閉空間中の二酸化炭素の濃度を検知する二酸化炭素濃度計測部と、
    前記二酸化炭素濃度計測部が検知した前記濃度が所定値を超えたときに、前記閉空間の換気を促す換気促進情報を報知する報知部と、
    前記二酸化炭素濃度計測部を収容する内部空間を形成する本体カバーと、を備え、
    前記報知部は、
    前記換気促進情報として前記閉空間に香りを放出し、
    前記内部空間に香りを放出する香り発生部と、
    前記香り発生部の香りを前記内部空間から前記閉空間に放出させないようにすることができる香り遮断部と、を含み、
    前記本体カバーには、前記内部空間と前記閉空間とを連通させる貫通孔が形成されており、
    前記内部空間は、
    前記二酸化炭素濃度計測部を収容し、前記閉空間と連通している第一空間と、
    前記第一空間と遮断されており、前記貫通孔を介して前記閉空間と連通する第二空間と、に区画され、
    前記香り発生部は、前記第二空間に収容されており、
    前記香り遮断部は、
    前記貫通孔を開閉することができるシャッタを有し、
    前記濃度が前記所定値以下の場合、前記シャッタを閉じて前記香り発生部の香りを前記閉空間に放出させない状態とし、
    前記濃度が所定値を超えている場合は、前記シャッタを開いて前記香り発生部の香りを前記閉空間に放出する状態とする、二酸化炭素濃度報知装置。
  2. 前記貫通孔は、吸気孔と、当該吸気孔とは別の放出孔とを含み、
    香り発生部は、前記シャッタを開いた状態で前記給気孔から空気を吸引し前記放出孔から当該空気を放出する送風機を有し、当該空気と共に前記香り発生部の香りを前記閉空間に放出する請求項1に記載の二酸化炭素濃度報知装置。
  3. 前記香り発生部は、アロマオイルを染み込ませたプレートであり、当該アロマオイルが気化することにより前記内部空間に香りを放出する請求項1又は2に記載の二酸化炭素濃度報知装置。
  4. 前記内部空間において、前記第一空間と前記第二空間とを区画する仕切り板を有し、
    前記プレートは、前記仕切り板と平行に配設されている請求項3に記載の二酸化炭素濃度報知装置。
  5. 前記報知部は音声案内部を含んでおり、前記換気促進情報は前記音声案内部から発せられる音声である、請求項1から4の何れか一項に記載の二酸化炭素濃度報知装置。
  6. 前記報知部はモニタを含んでおり、前記換気促進情報は前記モニタに表示される文字又はマークである、請求項1から5の何れか一項に記載の二酸化炭素濃度報知装置。
  7. 前記モニタは二酸化炭素の前記濃度を数字又は図画により表示する、請求項に記載の二酸化炭素濃度報知装置。
  8. 前記報知部はモニタを含んでおり、前記換気促進情報は前記香り発生部から前記閉空間に香りが放出されていることを表す、前記モニタに表示される文字又はマークである、請求項1から7の何れか一項に記載の二酸化炭素濃度報知装置。
JP2015255300A 2015-12-25 2015-12-25 二酸化炭素濃度報知装置 Active JP6618353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015255300A JP6618353B2 (ja) 2015-12-25 2015-12-25 二酸化炭素濃度報知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015255300A JP6618353B2 (ja) 2015-12-25 2015-12-25 二酸化炭素濃度報知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017117411A JP2017117411A (ja) 2017-06-29
JP6618353B2 true JP6618353B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=59234985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015255300A Active JP6618353B2 (ja) 2015-12-25 2015-12-25 二酸化炭素濃度報知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6618353B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019172859A1 (en) * 2018-03-09 2019-09-12 Rema Yapi Ve Mi̇marlik Anoni̇m Şi̇rketi̇ Smart ventilation system
US12036842B2 (en) 2019-03-01 2024-07-16 Panasonic Automotive Systems Co., Ltd. Sleepiness prediction device, moving body, and sleepiness prediction method
CN114730517A (zh) * 2019-11-08 2022-07-08 旭化成微电子株式会社 车内异常检测装置和车内异常检测方法
IT202000001087A1 (it) 2020-01-21 2021-07-21 Fybra S R L Metodo e sistema per il controllo della qualità dell’aria di un ambiente interno di un edificio
JP2022024584A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 株式会社タムラ製作所 密集度監視装置
JP7045512B1 (ja) 2021-07-02 2022-03-31 株式会社ホワイトハウス 車載用co2検知装置
WO2023062735A1 (ja) * 2021-10-13 2023-04-20 三菱電機株式会社 換気システム及び報知制御方法
WO2023203686A1 (ja) * 2022-04-20 2023-10-26 三菱電機株式会社 コントローラおよび換気システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4259316B2 (ja) * 2003-12-24 2009-04-30 株式会社デンソー 居眠り運転予防装置
JP4401189B2 (ja) * 2004-02-20 2010-01-20 三洋電機株式会社 空気調和機
KR20100002366A (ko) * 2008-06-30 2010-01-07 김주영 졸음방지용 경보장치
JP5437844B2 (ja) * 2010-02-12 2014-03-12 矢崎総業株式会社 車内二酸化炭素濃度上昇判別装置及び車内安全支援システム
JP2015018517A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 矢崎エナジーシステム株式会社 警報装置
KR101385290B1 (ko) * 2014-01-14 2014-04-16 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 그 운전방법
JP5642310B1 (ja) * 2014-04-09 2014-12-17 株式会社I・D・F 芳香器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017117411A (ja) 2017-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6618353B2 (ja) 二酸化炭素濃度報知装置
US9053626B2 (en) Programmable carbon monoxide safety device
JP3949146B2 (ja) 空気調節装置
US20080299014A1 (en) Aroma diffuser for vehicles
US20140304903A1 (en) Odor Eliminating Apparatus for Toilets With Integral Sound Effect Generator
US8715587B1 (en) Vent booster
CA3040090A1 (en) Odor neutralizing apparatus with integrated noise cancelation system
JP6371060B2 (ja) 空気調和機
WO2022109159A1 (en) Fragrance dispersion system, method, and apparatus
JP5730545B2 (ja) 過熱検知ユニットおよび酸素濃縮装置
ES2257644T3 (es) Detector de condiciones adversas por señal modulada de prueba.
JP2005089171A (ja) イオン発生装置付きエレベータ
US20130276220A1 (en) Odor eliminating apparatus for toilets and the like
KR102102796B1 (ko) 공동주택의 소방용 비상구 알림장치
JP2001012777A (ja) 空気清浄機
JP2017146925A (ja) 警報器
KR20220148361A (ko) 비상탈출 유도기능을 갖는 공기조화장치
US20230037043A1 (en) Sound Counteracting System
JP6840531B2 (ja) イオン発生機およびポータブル空気清浄機
KR20090007130A (ko) 공조시스템을 이용한 차량의 화재 경보장치
JPH06255358A (ja) 居眠り運転防止装置
JP2016060429A (ja) 車両用救援装置
CN211044487U (zh) 一种驾车疲劳警示器
JP2003118483A (ja) 車両用電子サイレン装置
JP5730543B2 (ja) 過熱検知ユニットおよび酸素濃縮装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6618353

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150