WO2023062735A1 - 換気システム及び報知制御方法 - Google Patents
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Abstract
室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができる換気システムを提供する。 本開示に係る換気システム100は、室内の換気を行う換気装置1と、室内の空気のCO2濃度を検出するCO2濃度検出部2と、CO2濃度検出部2によって検出されたCO2濃度に基づいて室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する空気環境判定部43と、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用に関する注意喚起の報知を照明装置3に実行させる報知制御部42と、を備える。
Description
本開示は、換気システム及び報知制御方法に関する。
従来の換気集中制御装置として、室内の空気状態を検出する空気状態検出手段と、空気状態検出手段により検出した空気状態を表示する空気状態表示手段と、を備え、室内の空気状態を確認することができるものがある(例えば、特許文献1参照)。
上述した従来技術では、室内の空気状態を確認することはできるものの、使用者は、例えばCO2濃度の数値から室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判断する必要がある。つまり、上述した従来技術では、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができない。このため、例えばウイルスへの感染リスクが高く、在室者にとって適正ではない空気環境の部屋が使用される恐れがある。
本開示は、上述した問題を解決するためになされたもので、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができる換気システム及び報知制御方法を提供することを目的とする。
本開示に係る換気システムは、室内の換気を行う換気装置と、室内の空気のCO2濃度、室内の空気の塵埃濃度及び室内の在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出する環境情報検出部と、環境情報検出部によって検出された環境情報値に基づいて室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する空気環境判定部と、空気環境判定部により空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用に関する注意喚起の報知を報知部に実行させる報知制御部と、を備える。
また、本開示に係る報知制御方法は、換気装置により換気が行われる室内の空気のCO2濃度、室内の空気の塵埃濃度及び室内の在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出する第1のステップと、第1のステップで検出された環境情報値に基づいて室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する第2のステップと、第2のステップで空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用に関する注意喚起の報知を報知部に実行させる第3のステップと、を備える。
本開示に係る換気システム及び報知制御方法によれば、換気装置により換気が行われる室内の空気のCO2濃度、室内の空気の塵埃濃度及び室内の在室人数の少なくとも1つが環境情報値として検出され、検出された環境情報値に基づいて室内の空気環境が在室者にとって適正か否かが判定される。そして、空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用に関する注意喚起の報知が報知部により実行される。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができる。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、本開示は以下の実施の形態のみに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で変形または省略することが可能である。また、本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1を用いて、実施の形態1の換気システム100の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る換気システム100の構成を示す図である。図1に示すように、実施の形態1の換気システム100は、換気装置1、CO2濃度検出部2、照明装置3および制御装置4を備える。
図1を用いて、実施の形態1の換気システム100の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る換気システム100の構成を示す図である。図1に示すように、実施の形態1の換気システム100は、換気装置1、CO2濃度検出部2、照明装置3および制御装置4を備える。
換気装置1は、例えば建物200の天井201の裏に設置される。本実施の形態において、換気装置1は、室外の空気を室内に供給し、室内の空気を室外に排出することにより、室内の換気を行う。なお、本実施の形態において、室内とは、建物200内の部屋202の中とする。また、本実施の形態において、室外とは、屋外すなわち建物200の外とする。
換気装置1は、本体ケーシング11、給気用送風機12及び排気用送風機13を備える。
本体ケーシング11は、例えば直方体の箱形状である。本体ケーシング11には、1つの側面に室外吸込口21及び室外吹出口24が形成され、この側面と対向する側面に室内吹出口22及び室内吸込口23が形成されている。
室外吸込口21には、室外吸込ダクト211の一端が接続される。室外吸込ダクト211の他端は、室外に接続される。室内吹出口22には、室内吹出ダクト212の一端が接続される。室内吹出ダクト212の他端は、室内に接続される。室内吸込口23には、室内吸込ダクト213の一端が接続される。室内吸込ダクト213の他端は、室内に接続される。室外吹出口24には、室外吹出ダクト214の一端が接続される。室外吹出ダクト214の他端は、室外に接続される。
本体ケーシング11の内部には、給気風路14及び排気風路15が形成される。給気風路14は、室外吸込口21と室内吹出口22とを結ぶ風路である。給気風路14には、室外から室内へ向かう給気流が通る。排気風路15は、室内吸込口23と室外吹出口24とを結ぶ風路である。排気風路15には、室内から室外へ向かう排気流が通る。
給気用送風機12は、給気風路14に設けられる。給気用送風機12は、電動機によって羽根車を回転させることで、室外から室内へ向かう給気流を発生させる。電動機及び羽根車は図示を省略する。
排気用送風機13は、排気風路15に設けられる。排気用送風機13は、電動機によって羽根車を回転させることで、室内から室外へ向かう排気流を発生させる。電動機及び羽根車は図示を省略する。
CO2濃度検出部2は、室内の空気のCO2濃度を検出するCO2センサである。本実施の形態において、CO2濃度検出部2は、換気装置1の排気風路15に設けられる。CO2濃度検出部2は、排気風路15を通る排気流のCO2濃度を検出することによって室内の空気のCO2濃度を検出する。CO2濃度検出部2は、環境情報値として室内の空気のCO2濃度を検出する環境情報検出部である。
照明装置3は、室内に設けられ、室内を照らす。本実施の形態において、照明装置3は、明るさを変更可能である。照明装置3は、例えば、図示しない光源モジュールに供給する電流を調整することによって、明るさを変更する。照明装置3は、明るさを下げることにより、室内の使用に関する注意喚起の報知を実行する報知部である。
制御装置4は、換気装置1、CO2濃度検出部2及び照明装置3とそれぞれ通信可能に接続されている。
図2は、実施の形態1に係る換気システム100の機能を示すブロック図である。図2に示すように、制御装置4は、換気制御部41、報知制御部42、空気環境判定部43及び記憶部44を有する。
換気制御部41は、換気装置1の動作を制御する。報知制御部42は、照明装置3の動作を制御する。空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する。記憶部44は、換気制御部41、報知制御部42及び空気環境判定部43が実行する制御プログラム及び制御プログラムの実行に必要なデータを記憶する。
ここで、CO2濃度は、室内で人が活動することにより上昇する。換気装置1を運転することによりCO2濃度の上昇は抑制されるものの、室内の使用状況によっては換気量が不十分になることがある。換気量が不十分になると、室内の他の有害物質の排出も不十分となり、例えばウイルスへの感染リスクが増加する。すなわち、CO2濃度を室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する指標とすることができる。本実施の形態において、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度が閾値以上である場合には、室内がウイルスへの感染リスクが高い空気環境となっていると判断し、室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定する。また、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度が閾値未満である場合には、室内がウイルスへの感染リスクが高い空気環境とはなっていないと判断し、室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定する。
制御装置4は、例えば、図3に示したハードウェア構成により実現される。図3は、実施の形態1に係る制御装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、制御装置4は、例えば、演算部であるプロセッサ51と、記憶部であるメモリ52とを備える。換気制御部41、報知制御部42及び空気環境判定部43の機能は、プロセッサ51がメモリ52に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、記憶部44の機能は、メモリ52に換気システム100の制御に関する情報が記憶されることにより実現される。なお、複数のプロセッサ及び複数のメモリが連携して、制御装置4の各機能が実現されるようにしてもよい。
次に、図4を用いて、実施の形態1の換気システム100の動作について説明する。図4は、実施の形態1に係る換気システム100の動作を示すフローチャートである。図4の制御は、例えば、予め設定された時間間隔で実施される。この時間間隔は記憶部44に記憶されている。なお、以下では、照明装置3が第1の明るさで点灯している状態で図4の制御が開始する例について説明する。第1の明るさは、室内の通常使用時における照明装置3の明るさであり、例えば全灯状態となる明るさである。第1の明るさは、記憶部44に記憶されている。
ステップS1において、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度を取得する。換気装置1が運転している場合には、CO2濃度検出部2により排気風路15を通る排気流のCO2濃度を検出することによって室内の空気のCO2濃度を検出することができる。一方、換気装置1が運転していない場合には、換気制御部41が換気装置1を運転させることによって、CO2濃度検出部2により室内の空気のCO2濃度を検出する。
ステップS2において、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する。具体的には、空気環境判定部43は、CO2濃度の検出値Xが閾値X1未満である場合には室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定し、CO2濃度の検出値Xが閾値X1以上である場合には室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定する。閾値X1は、予め設定された値であり、記憶部44に記憶されている。本実施の形態において、閾値X1は、リモコン装置等の操作端末によって使用者により任意の値に設定可能である。閾値X1は、例えば1000ppmである。1000ppmは建築物衛生法にて定められているCO2濃度の管理基準値であり、室内のCO2濃度がこの管理基準値を超える場合には在室人数が適正な人数を超えていると考えられる。なお、閾値X1は、1000ppm以外の値に設定されていてもよい。
ステップS2において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定された場合にはステップS3に進む。
ステップS3において、報知制御部42は、照明装置3の明るさが第2の明るさとなるように制御する。第2の明るさは、第1の明るさよりも暗い明るさであり、記憶部44に記憶されている。なお、第2の明るさは、第1の明るさよりも暗い明るさであればよく、消灯となる明るさであってもよい。照明装置3の明るさが通常使用時の第1の明るさよりも下がるため、使用者は室内の空気環境が適正ではないことを容易に確認することができる。
ステップS2において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合にはステップS4に進む。
ステップS4において、報知制御部42は、照明装置3の明るさが第1の明るさとなるように制御する。すなわち、照明装置3の明るさが第1の明るさの状態である場合には第1の明るさの状態のままとなり、照明装置3の明るさが第2の明るさの状態である場合には第1の明るさに変更される。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正ではない状態から適正な状態に戻った場合には、照明装置3の明るさが第2の明るさから通常使用時の第1の明るさに戻るため、使用者は室内の空気環境が適正に戻ったことを容易に確認することができる。
ステップS3の処理又はステップS4の処理が終了すると、図4に示す処理は終了する。
実施の形態1の換気システム100によれば、室内の換気を行う換気装置1と、室内の空気のCO2濃度を環境情報値として検出する環境情報検出部(CO2濃度検出部2が該当)と、環境情報検出部によって検出された環境情報値に基づいて室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する空気環境判定部43と、空気環境判定部43により空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用に関する注意喚起の報知を報知部(照明装置3が該当)に実行させる報知制御部42と、を備える。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができ、例えばウイルスへの感染リスクが高く、在室者にとって適正ではない空気環境の部屋202が使用されることを抑制することができる。具体的には、在室者は、室内が暗くなることにより、室内の空気環境が悪化したことを容易に認識することができ、他の部屋に移動する等の行動をとることができる。また、室内が暗くなることにより、室外からも部屋202の空気環境が悪化していることを容易に認識することができるため、部屋202の使用を控える等の行動をとることができる。
また、実施の形態1の報知制御方法によれば、換気装置1により換気が行われる室内の空気のCO2濃度を環境情報値として検出する第1のステップ(ステップS1が該当)と、第1のステップで検出された環境情報値に基づいて室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する第2のステップ(ステップS2が該当)と、第2のステップで空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用に関する注意喚起の報知を報知部(照明装置3が該当)に実行させる第3のステップ(ステップS3が該当)と、を備える。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができ、在室者にとって適正ではない空気環境の部屋202が使用されることを抑制することができる。
また、実施の形態1の換気システム100によれば、空気環境判定部43は、環境情報検出部(CO2濃度検出部2が該当)によって検出された環境情報値(CO2濃度が該当)が予め設定された閾値X1以上である場合に、空気環境が在室者にとって適正でないと判定する。これにより、室内のCO2濃度が上昇し、換気量が不十分であると想定される状況において、空気環境判定部43は室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定することができる。
また、実施の形態1の換気システム100によれば、空気環境判定部43が判定に用いる閾値X1は、使用者により任意の値に設定可能である。これにより、室内の使用状況や使用者の要望に応じて任意に閾値X1を定めることができる。
また、実施の形態1の換気システム100によれば、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、報知部であって室内を照らす照明装置3の明るさを下げる。すなわち、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合よりも照明装置3の明るさを暗くする。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができる。また、室内を暗くして室内の使用の快適性を下げることにより、在室者に退室を促すことができる。
また、実施の形態1の換気システム100によれば、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合、照明装置3の明るさを通常使用時の明るさに戻す。これにより、使用者は、室内の空気環境が適正に戻ったことを容易に確認することができる。
実施の形態1の変形例について説明する。
実施の形態1では、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、照明装置3の明るさを下げていた。しかし、報知制御部42は、照明装置3の明るさを下げる代わりに、照明装置3の発光色を変更してもよい。また、報知制御部42は、照明装置3の明るさを下げる代わりに、照明装置3を点滅させるようにしてもよい。この場合であっても、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者が容易に確認することができる。
また、実施の形態1では、報知制御部42は、CO2濃度の検出値Xが閾値X1未満である場合には照明装置3を第1の明るさとなるように制御し、CO2濃度の検出値Xが閾値X1以上である場合には照明装置3を第1の明るさよりも暗い第2の明るさとなるように制御していた。しかし、照明装置3の明るさの変更は、2段階ではなく3段階で行ってもよい。すなわち、報知制御部42は、CO2濃度の検出値Xが第1閾値X1未満である場合には照明装置3を第1の明るさとなるように制御し、CO2濃度の検出値Xが第1閾値X1以上かつ第2閾値X2未満である場合には照明装置3を第2の明るさとなるように制御し、CO2濃度の検出値Xが第2閾値X2以上である場合には照明装置3を第3の明るさとなるように制御してもよい。ここで、第2閾値X2は、第1閾値X1より大きい値である。また、第2の明るさは、第1の明るさよりも暗い明るさであり、第3の明るさは、第2の明るさよりも暗い明るさである。第3の明るさは、例えば消灯となる明るさである。なお、照明装置3の明るさの変更は、4以上の段階で行ってもよい。
また、実施の形態1では、CO2濃度検出部2は、換気装置1の排気風路15に設けられていた。しかし、CO2濃度検出部2の設置位置はこれに限定されない。CO2濃度検出部2は、室内の空気のCO2濃度を検出することができればよく、例えば、部屋202の中に設置されていてもよい。
また、実施の形態1では、環境情報値を検出する環境情報検出部としてCO2濃度検出部2を用いる例を説明した。しかし、環境情報検出部は、CO2濃度検出部2に限られない。図5及び図6を用いて、環境情報検出部の別の例について説明する。
図5は、実施の形態1の変形例に係る換気システム100の構成を示す図である。図5に示す例では、CO2濃度検出部2の代わりに塵埃濃度検出部7を備える。塵埃濃度検出部7は、室内の空気の塵埃濃度を検出するセンサである。図5に示す例では、塵埃濃度検出部7は、換気装置1の排気風路15に設けられる。塵埃濃度検出部7は、排気風路15を通る排気流の塵埃濃度を検出することによって室内の空気の塵埃濃度を検出する。塵埃濃度検出部7は、環境情報値として室内の空気の塵埃濃度を検出する環境情報検出部である。なお、塵埃濃度検出部7は、室内の空気の塵埃濃度を検出できればよく、例えば、部屋202の中に設置されていてもよい。
ここで、塵埃濃度は、CO2濃度と同様、換気量が不十分になることで上昇するため、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する指標とすることができる。よって、空気環境判定部43は、塵埃濃度検出部7により検出された塵埃濃度が閾値以上である場合には、室内がウイルスへの感染リスクが高い空気環境となっていると判断し、室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定する。また、空気環境判定部43は、塵埃濃度検出部7により検出された塵埃濃度が閾値未満である場合には、室内がウイルスへの感染リスクが高い空気環境とはなっていないと判断し、室内の環境が在室者にとって適正であると判定する。
図6は、実施の形態1の変形例に係る換気システム100の構成を示す図である。図6に示す例では、CO2濃度検出部2の代わりに在室人数検出部8を備える。在室人数検出部8は、室内の在室人数を検出する。在室人数検出部8は、例えばカメラ又は赤外線センサにより在室人数を検出するものである。図6に示す例では、在室人数検出部8は、部屋202の天井201に設けられる。在室人数検出部8は、環境情報値として室内の在室人数を検出する環境情報検出部である。なお、在室人数検出部8は、在室人数を検出することができれば、設置位置は天井201には限られず、例えば壁に設けられていてもよい。
ここで、在室人数が多いと室内の空気環境が悪化するため、在室人数を、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する指標とすることができる。よって、空気環境判定部43は、在室人数検出部8により検出された在室人数が閾値以上である場合には、室内がウイルスへの感染リスクが高い空気環境となっていると判断し、室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定する。また、空気環境判定部43は、在室人数検出部8により検出された在室人数が閾値未満である場合には、室内がウイルスへの感染リスクが高い空気環境とはなっていないと判断し、室内の環境が在室者にとって適正であると判定する。
なお、環境情報検出部は、環境情報値としてCO2濃度及び塵埃濃度の2つを検出するものであってもよいし、CO2濃度及び在室人数の2つを検出するものであってもよいし、塵埃濃度及び在室人数の2つを検出するものであってもよい。また、環境情報検出部は、CO2濃度、塵埃濃度及び在室人数の3つを検出するものであってもよい。環境情報検出部は、CO2濃度、塵埃濃度及び在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出するものであればよい。
また、実施の形態1では、各種ダクト211~214を備えた換気システム100について説明したが、換気システム100は各種ダクト211~214を備えていなくてもよい。例えば、室内吹出ダクト212及び室内吸込ダクト213を備えず、換気装置1の室内吹出口22及び室内吸込口23が直接室内に接続されていてもよい。また、室外吸込ダクト211及び室外吹出ダクト214を備えず、換気装置1の室外吸込口21及び室外吹出口24が直接室外に接続されていてもよい。
また、実施の形態1では、給気及び排気の両方を行う換気装置1について説明したが、換気装置1は給気のみを行うものであってもよいし、排気のみを行うものであってもよい。すなわち、実施の形態1では、換気装置1は、給気用送風機12及び給気風路14を有し室外の空気を室内に供給する給気送風部と、排気用送風機13及び排気風路15を有し室内の空気を室外へ排出する排気送風部と、を備えているが、給気送風部及び排気送風部のいずれか一方のみを備えるものであってもよい。換気装置1は、給気送風部及び排気送風部の少なくとも一方を備えていれば、室内の換気は可能である。
実施の形態2.
実施の形態1では、室内の使用に関する注意喚起の報知を照明装置3により実行していた。一方、実施の形態2では、室内の使用に関する注意喚起の報知を表示装置5により実行する。
実施の形態1では、室内の使用に関する注意喚起の報知を照明装置3により実行していた。一方、実施の形態2では、室内の使用に関する注意喚起の報知を表示装置5により実行する。
図7は、実施の形態2に係る換気システム100の構成を示す図である。図7に示すように、実施の形態2の換気システム100は、換気装置1、CO2濃度検出部2、表示装置5および制御装置4を備える。換気装置1及びCO2濃度検出部2は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
表示装置5は、情報を表示可能である。表示装置5は、室内の使用を注意する旨の表示を行うことにより、室内の使用に関する注意喚起の報知を実行する報知部である。表示装置5は、例えば液晶ディスプレイによって形成される。なお、使用者からの換気装置1に関する操作を受け付けるリモコン装置が表示装置5としての機能を有するようにしてもよいし、使用者が有するスマートフォン又はPCが表示装置5としての機能を有するようにしてもよい。スマートフォン又はPCが表示装置5としての機能を有する場合には、制御装置4が管理サーバと有線又は無線により通信可能な構成とし、管理サーバを経由してスマートフォン又はPCに注意喚起のメッセージを送信すればよい。
制御装置4は、換気装置1、CO2濃度検出部2及び表示装置5とそれぞれ通信可能に接続されている。
図8は、実施の形態2に係る換気システム100の機能を示すブロック図である。実施の形態2において、報知制御部42は、表示装置5の動作を制御する。換気制御部41、空気環境判定部43及び記憶部44は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
次に、図9を用いて、実施の形態2の換気システム100の動作について説明する。図9は、実施の形態2に係る換気システム100の動作を示すフローチャートである。図9の制御は、実施の形態1と同様、例えば予め設定された時間間隔で実施される。
ステップS1及びステップS2の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS2において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定された場合にはステップS13に進む。
ステップS13において、報知制御部42は、表示装置5を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の表示を実行させる。具体的には、報知制御部42は、表示装置5に例えば「室内の使用ができない」旨の表示、「室内を使用すべきではない」旨の表示、「室内の空気環境が悪化している」旨の表示、又は「室内が感染リスクの高い空気環境となっている」旨の表示を実行させる。これにより、使用者は、表示装置5の表示を確認することにより、室内の空気環境が適正ではないことを容易に確認することができる。
ステップS2において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合にはステップS14に進む。
ステップS14において、報知制御部42は、表示装置5を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の表示を非表示にする。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正ではない状態から適正な状態に戻った場合には、室内の使用を注意する旨の注意喚起の表示が非表示になるため、使用者は室内の空気環境が適正に戻ったことを容易に確認することができる。
ステップS13の処理又はステップS14の処理が終了すると、図9に示す処理は終了する。
実施の形態2の換気システム100によれば、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、報知部であって情報を表示可能な表示装置5に、室内の使用を注意する旨の表示を実行させる。これにより、使用者は、表示装置5の表示を確認することにより、室内の空気環境が適正ではないことを容易に確認することができる。
また、実施の形態2の換気システム100によれば、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合、表示装置5を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の表示を非表示にする。これにより、使用者は、室内の空気環境が適正に戻ったことを容易に確認することができる。
実施の形態2の変形例について説明する。
実施の形態2では、ステップS14において、報知制御部42は、表示装置5を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の表示を非表示にしていた。しかし、報知制御部42は、表示装置5を制御して、室内の使用が可能である旨の表示を実行させるようにしてもよい。これにより、使用者は室内の空気環境が適正であることを容易に確認することができる。
また、実施の形態2では、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、表示装置5に室内の使用を注意する旨の表示を実行させていたが、実施の形態1のように、さらに照明装置3の明るさを下げるようにしてもよい。すなわち、実施の形態1の照明制御と実施の形態2の表示制御とを組み合わせてもよい。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者がさらに容易に確認することができる。
また、実施の形態2では、環境情報検出部はCO2濃度を検出するものとして説明したが、実施の形態1と同様、環境情報検出部はCO2濃度、塵埃濃度及び在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出するものであればよい。
実施の形態3.
実施の形態1では、室内の使用に関する注意喚起の報知を照明装置3により実行していた。一方、実施の形態3では、室内の使用に関する注意喚起の報知を音声報知装置6により実行する。
実施の形態1では、室内の使用に関する注意喚起の報知を照明装置3により実行していた。一方、実施の形態3では、室内の使用に関する注意喚起の報知を音声報知装置6により実行する。
図10は、実施の形態3に係る換気システム100の構成を示す図である。図10に示すように、実施の形態3の換気システム100は、換気装置1、CO2濃度検出部2、音声報知装置6および制御装置4を備える。換気装置1及びCO2濃度検出部2は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
音声報知装置6は、音声による報知を実行可能である。音声報知装置6は、室内の使用を注意する旨の音声報知を行うことにより、室内の使用に関する注意喚起の報知を実行する報知部である。音声報知装置6は、例えばスピーカ又はブザーによって形成される。
制御装置4は、換気装置1、CO2濃度検出部2及び音声報知装置6とそれぞれ通信可能に接続されている。
図11は、実施の形態3に係る換気システム100の機能を示すブロック図である。実施の形態3において、報知制御部42は、音声報知装置6の動作を制御する。換気制御部41、空気環境判定部43及び記憶部44は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
次に、図12を用いて、実施の形態3の換気システム100の動作について説明する。図12は、実施の形態3に係る換気システム100の動作を示すフローチャートである。図12の制御は、実施の形態1と同様、例えば予め設定された時間間隔で実施される。
ステップS1及びステップS2の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS2において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定された場合にはステップS23に進む。
ステップS23において、報知制御部42は、音声報知装置6を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の音声報知を実行させる。具体的には、報知制御部42は、音声報知装置6を制御して、ブザーによって警告音を発報させるようにしてもよいし、スピーカによって「室内の使用ができない」旨の音声メッセージを発報させるようにしてもよい。これにより、使用者は、室内の空気環境が適正ではないことを音声により容易に確認することができる。
ステップS2において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合にはステップS24に進む。
ステップS24において、報知制御部42は、音声報知装置6を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の音声報知を停止する。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正ではない状態から適正な状態に戻った場合には、室内の使用を注意する旨の注意喚起の音声報知が停止するため、使用者は室内の空気環境が適正に戻ったことを容易に確認することができる。
ステップS23の処理又はステップS24の処理が終了すると、図12に示す処理は終了する。
実施の形態3の換気システム100によれば、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、報知部であって音声による報知を実行可能な音声報知装置6に、室内の使用を注意する旨の報知を実行させる。これにより、使用者は、室内の空気環境が適正ではないことを音声により容易に確認することができる。
また、実施の形態3の換気システム100によれば、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合、音声報知装置6を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の音声報知を停止する。これにより、使用者は、室内の空気環境が適正に戻ったことを容易に確認することができる。
実施の形態3の変形例について説明する。
実施の形態3では、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、音声報知装置6に室内の使用を注意する旨の音声報知を実行させていたが、実施の形態1のように、さらに照明装置3の明るさを下げるようにしてもよい。すなわち、実施の形態1の照明制御と実施の形態3の音声制御とを組み合わせてもよい。同様に、実施の形態2の表示制御と実施の形態3の音声制御とを組み合わせてもよい。また、実施の形態1の照明制御と実施の形態2の表示制御と実施の形態3の音声制御とを組み合わせてもよい。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを使用者がさらに容易に確認することができる。
また、実施の形態3では、環境情報検出部はCO2濃度を検出するものとして説明したが、実施の形態1と同様、環境情報検出部はCO2濃度、塵埃濃度及び在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出するものであればよい。
実施の形態4.
実施の形態1では、空気環境判定部43による判定結果に基づいて照明装置3の動作を制御していた。一方、実施の形態4では、照明装置3に加えて換気装置1の動作を制御する。
実施の形態1では、空気環境判定部43による判定結果に基づいて照明装置3の動作を制御していた。一方、実施の形態4では、照明装置3に加えて換気装置1の動作を制御する。
実施の形態4に係る換気システム100の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図13を用いて、実施の形態4の換気システム100の動作について説明する。図13は、実施の形態4に係る換気システム100の動作を示すフローチャートである。図13の制御は、実施の形態1と同様、例えば予め設定された時間間隔で実施される。なお、以下では、換気装置1が第1風量で運転している状態で図13の制御が開始する例について説明する。第1風量は、換気装置1の通常使用時の風量であり、例えば図示しないリモコンによって使用者によって設定された風量である。
ステップS1からステップS4の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態4では、ステップS3の処理の後、ステップS31に進む。
ステップS31において、換気制御部41は、換気装置1の風量が第2風量となるように制御する。第2風量は、第1風量よりも大きい風量である。例えば、換気装置1が、大風量、中風量及び小風量の3段階の風量で運転可能な場合、第1風量が中風量であれば、第2風量は大風量である。室内の空気環境が在室者にとって適正ではない場合には、換気装置1の風量が増加するため、室内の空気環境を迅速に改善することができる。
また、実施の形態4では、ステップS4の処理の後、ステップS32に進む。
ステップS32において、換気制御部41は、換気装置1の風量が第1風量となるように制御する。すなわち、換気装置1の風量が第1風量である場合には第1風量のままとなり、換気装置1の風量が第2風量である場合には第1風量に変更される。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正ではない状態から適正な状態に戻った場合には、換気装置1の風量が第2風量から通常使用時の第1風量に戻るため、省エネ性を向上させることができる。
ステップS31の処理又はステップS32の処理が終了すると、図13に示す処理は終了する。
実施の形態4の換気システム100によれば、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、換気装置1の風量を増加させる換気制御部41を備える。すなわち、換気制御部41は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合よりも換気装置1の風量を大きくする。これにより、室内の空気環境が在室者にとって適正ではない場合に、室内の空気環境を迅速に改善することができる。これにより、例えばウイルスへの感染リスクを迅速に低減させることができる。
また、実施の形態4の換気システム100によれば、換気制御部41は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合、換気装置1の風量を通常使用時の風量に戻す。これにより、省エネ性を向上させることができる。
実施の形態4の変形例について説明する。
実施の形態4では、実施の形態1の照明制御に加えてさらに換気装置1の風量を制御する例を説明した。しかし、実施の形態2の表示制御に加えてさらに換気装置1の風量を制御するようにしてもよいし、実施の形態3の音声制御に加えてさらに換気装置1の風量を制御するようにしてもよい。また、実施の形態1の照明制御と実施の形態2の表示制御と実施の形態3の音声制御との各組み合わせに加えてさらに換気装置1の風量を制御するようにしてもよい。
また、実施の形態4では、環境情報検出部はCO2濃度を検出するものとして説明したが、実施の形態1と同様、環境情報検出部はCO2濃度、塵埃濃度及び在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出するものであればよい。
実施の形態5.
実施の形態1では、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定していた。一方、実施の形態5では、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度に基づいて将来のCO2濃度を推定し、推定した将来のCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する。
実施の形態1では、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定していた。一方、実施の形態5では、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度に基づいて将来のCO2濃度を推定し、推定した将来のCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する。
実施の形態5に係る換気システム100の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図14を用いて、実施の形態5の換気システム100の動作について説明する。図14は、実施の形態5に係る換気システム100の動作を示すフローチャートである。図14の制御は、実施の形態1と同様、例えば予め設定された時間間隔で実施される。
実施の形態5では、ステップS1において、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度を取得すると、ステップS41に進む。
ステップS41において、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度に基づいて、将来の予め設定された時点におけるCO2濃度を推定する。具体的には、空気環境判定部43は、過去にCO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度に基づいて、単位時間当たりのCO2濃度の変化率を算出する。過去にCO2濃度検出部2により検出されたCO2濃度は、記憶部44に記憶されている。空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度と、算出した単位時間当たりのCO2濃度の変化率とを用いて、予め設定された時間が経過した後のCO2濃度を推定する。
空気環境判定部43は、例えば以下の方法で将来のCO2濃度Xaを算出する。空気環境判定部43は、ステップS1において今回取得したCO2濃度の検出値Xと、ステップS1において前回取得したCO2濃度の検出値Xbと、ステップS1の処理が行われる時間間隔Tsとから、単位時間当たりのCO2濃度の変化率(X-Xb)/Tsを算出する。前回取得したCO2濃度の検出値Xb及びステップS1の処理が行われる時間間隔Tsは、記憶部44に記憶されている。次に、空気環境判定部43は、将来の予め設定された時点におけるCO2濃度Xaを以下の式(1)により算出する。
Xa=X+A・(X-Xb)/Ts ・・・(1)
Aは、予め設定された時間であり、記憶部44に記憶されている。上記式(1)により、現時点より時間Aが経過した後の将来のCO2濃度Xaを算出することができる。
Xa=X+A・(X-Xb)/Ts ・・・(1)
Aは、予め設定された時間であり、記憶部44に記憶されている。上記式(1)により、現時点より時間Aが経過した後の将来のCO2濃度Xaを算出することができる。
ステップS42において、空気環境判定部43は、ステップS41において推定した将来のCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する。具体的には、空気環境判定部43は、推定した将来のCO2濃度Xaが予め設定された閾値X1未満である場合には、室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定する。一方、空気環境判定部43は、推定した将来のCO2濃度Xaが予め設定された閾値X1以上である場合には、近い将来において室内の空気環境が在室者にとって適正ではなくなると想定されるため、室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定する。
ステップS42において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定された場合にはステップS3に進む。一方、ステップS42において、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正であると判定された場合にはステップS4に進む。
ステップS3及びステップS4の動作については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態5の換気システム100によれば、空気環境判定部43は、環境情報検出部(CO2濃度検出部2が該当)によって検出された環境情報値(CO2濃度が該当)に基づいて、将来の予め設定された時点における空気環境の状態を推定し、推定した空気環境の状態に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する。これにより、近い将来に室内の空気環境が在室者にとって適正でなくなると想定される場合においても、空気環境が在室者にとって適正でないと判定され、室内の使用に関する注意喚起の報知が報知部により実行される。したがって、使用者は部屋202の使用を控える、他の部屋に移動する、ドア又は窓を開放する等の行動をとることができる。
実施の形態5の変形例について説明する。
実施の形態5では、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合に、実施の形態1のように照明装置3の明るさを下げる例について説明した。しかし、実施の形態2のように表示装置5に室内の使用を注意する旨の表示を実行させてもよいし、実施の形態3のように音声報知装置6に室内の使用を注意する旨の音声報知を実行させるようにしてもよい。実施の形態2の表示制御又は実施の形態3の音声報知を行う場合には、近い将来に室内の空気環境が適正ではなくなる旨の報知を行うようにしてもよい。
また、実施の形態5では、環境情報値としてCO2濃度を検出し、将来のCO2濃度を推定することにより、将来の空気環境の状態を推定していた。しかし、環境情報値として塵埃濃度を検出し、単位時間当たりの塵埃濃度の変化率に基づいて将来の塵埃濃度を推定することにより、将来の空気環境の状態を推定するようにしてもよい。また、環境情報値として在室人数を検出し、在室人数に基づいて例えば将来のCO2濃度または塵埃濃度を推定することにより、将来の空気環境の状態を推定するようにしてもよい。すなわち、空気環境判定部43は、環境情報検出部によって検出されたCO2濃度の単位時間当たりの変化率、環境情報検出部によって検出された塵埃濃度の単位時間当たりの変化率及び環境情報検出部によって検出された在室人数の少なくとも1つに基づいて、将来の予め設定された時点における空気環境の状態を推定すればよい。
また、実施の形態1では、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度に基づいて、室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定し、実施の形態5では、空気環境判定部43は、将来の予め設定された時点における室内の空気環境の状態を推定し、当該推定した空気環境の状態に基づいて、空気環境が在室者にとって適正か否かを判定していたが、実施の形態1と実施の形態5とを組み合わせてもよい。すなわち、空気環境判定部43は、CO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度が閾値以上である場合又はCO2濃度検出部2により検出された現在のCO2濃度に基づいて推定した将来のCO2濃度が閾値以上である場合に、空気環境が在室者にとって適正でないと判定するようにしてもよい。これにより、現在及び将来の両方の空気環境の状態を考慮した報知制御を実行することができる。
実施の形態6.
実施の形態2では、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用を注意する旨の表示を表示装置5に実行させていた。一方、実施の形態6では、さらに、室内の空気環境が在室者にとって適正な状態になるまでに要する時間を推定し、当該時間を表示装置5に表示させる。
実施の形態2では、報知制御部42は、空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定された場合、室内の使用を注意する旨の表示を表示装置5に実行させていた。一方、実施の形態6では、さらに、室内の空気環境が在室者にとって適正な状態になるまでに要する時間を推定し、当該時間を表示装置5に表示させる。
実施の形態6に係る換気システム100の構成は、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
図15を用いて、実施の形態6の換気システム100の動作について説明する。図15は、実施の形態6に係る換気システム100の動作を示すフローチャートである。図15の制御は、実施の形態2と同様、例えば予め設定された時間間隔で実施される。
ステップS1、ステップS2、ステップS13及びステップS14の動作は、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
ステップS13において、報知制御部42が、表示装置5を制御して、室内の使用を注意する旨の注意喚起の表示を実行させると、ステップS51に進む。
ステップS51において、空気環境判定部43は、室内の空気環境が在室者にとって適正な状態になるまでに要する時間Taを推定する。すなわち、空気環境判定部43は、室内の空気のCO2濃度の検出値Xが閾値X1未満になるまでに要する時間Taを推定する。具体的には、空気環境判定部43は、ステップS2で空気環境判定部43により室内の空気環境が在室者にとって適正ではないと判定された時点において室内の在室人数が0人になったと仮定し、室内の空気のCO2濃度の検出値Xが閾値X1未満に低下するまでにかかる時間Taを推定する。以下では、推定する時間Taを改善所要時間Taと称する。
空気環境判定部43は、例えば以下の方法で改善所要時間Taを算出する。部屋202の容積をB、単位時間当たりの換気量をS、改善所要時間をTaとすると、現在のCO2量はB・X、室内のCO2濃度が閾値X1となるときのCO2量はB・X1、改善所要時間Taの間に減少するCO2量はS・X・Taとなり、以下の式(2)が成り立つ。
B・X-S・X・Ta=B・X1 ・・・(2)
式(2)を変形することで、以下の式(3)が導かれる。
Ta=B・(X-X1)/(S・X) ・・・(3)
式(3)により、CO2濃度の検出値Xが閾値X1未満になるまでに要する改善所要時間Taを算出することができる。なお、部屋202の容積B及び単位時間当たりの換気量Sは、記憶部44に記憶されている。
B・X-S・X・Ta=B・X1 ・・・(2)
式(2)を変形することで、以下の式(3)が導かれる。
Ta=B・(X-X1)/(S・X) ・・・(3)
式(3)により、CO2濃度の検出値Xが閾値X1未満になるまでに要する改善所要時間Taを算出することができる。なお、部屋202の容積B及び単位時間当たりの換気量Sは、記憶部44に記憶されている。
ステップS52において、報知制御部42は、表示装置5を制御して、ステップS51で空気環境判定部43により推定された改善所要時間Taを表示させる。
ステップS52の処理が終了すると、図15に示す処理は終了する。
なお、図15に示す例では、室内の空気環境が在室者にとって適正な状態になるまでに要する改善所要時間Taを推定して表示する例を説明した。しかし、室内の空気環境が在室者にとって適正な状態になる改善時刻を推定して表示するようにしてもよい。
実施の形態6換気システム100によれば、空気環境判定部43は、室内の空気環境が在室者にとって適正でないと判定した場合、室内の空気環境が在室者にとって適正な状態になるまでに要する改善所要時間又は室内の空気環境が在室者にとって適正な状態になる改善時刻を推定し、報知制御部42は、改善所要時間又は改善時刻を報知部(表示装置5が該当)に報知させる。これにより、使用者は、室内の空気環境が改善されるまでの時間を知ることができ、例えば部屋202が使用できるようになるまで待つか、別の部屋を使用するか、などの次の行動の判断材料とすることができる。
また、実施の形態6の換気システム100によれば、図15の制御は予め設定された時間間隔で実施されるので、報知部により報知される改善所要時間又は改善時刻は一定時間間隔で更新される。すなわち、空気環境判定部43は、改善所要時間又は改善時刻を予め設定された時間間隔で推定して更新し、報知制御部42は、空気環境判定部43により更新された改善所要時間又は改善時刻を報知部に報知させる。これにより、使用者は、改善所要時間又は改善時刻の最新の情報を知ることができる。
実施の形態6の変形例について説明する。
実施の形態6では、実施の形態2の表示制御に加えてさらに改善所要時間又は改善時刻を表示する例を説明した。しかし、実施の形態1の照明制御に加えてさらに改善所要時間又は改善時刻を表示するようにしてもよいし、実施の形態3の音声制御に加えてさらに改善所要時間又は改善時刻を表示するようにしてもよい。実施の形態3の音声制御を行う場合には、改善所要時間又は改善時刻を音声で報知するようにしてもよい。
また、実施の形態6では、環境情報値としてCO2濃度を検出し、CO2濃度に基づいて改善所要時間又は改善時刻を推定する例を説明した。しかし、環境情報値として塵埃濃度を検出し、塵埃濃度に基づいて改善所要時間又は改善時刻を推定してもよいし、環境情報値として在室人数を検出し、在室人数に基づいて改善所要時間又は改善時刻を推定するようにしてもよい。
1 換気装置、2 CO2濃度検出部、3 照明装置、4 制御装置、5 表示装置、6 音声報知装置、7 塵埃濃度検出部、8 在室人数検出部、11 本体ケーシング、12 給気用送風機、13 排気用送風機、14 給気風路、15 排気風路、21 室外吸込口、22 室内吹出口、23 室内吸込口、24 室外吹出口、41 換気制御部、42 報知制御部、43 空気環境判定部、44 記憶部、51 プロセッサ、52 メモリ、100 換気システム、200 建物、201 天井、202 部屋、211 室外吸込ダクト、212 室内吹出ダクト、213 室内吸込ダクト、214 室外吹出ダクト。
Claims (14)
- 室内の換気を行う換気装置と、
前記室内の空気のCO2濃度、前記室内の空気の塵埃濃度及び前記室内の在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出する環境情報検出部と、
前記環境情報検出部によって検出された前記環境情報値に基づいて前記室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する空気環境判定部と、
前記空気環境判定部により前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記室内の使用に関する注意喚起の報知を報知部に実行させる報知制御部と、
を備えた換気システム。 - 前記空気環境判定部は、前記環境情報検出部によって検出された前記環境情報値が予め設定された閾値以上である場合に、前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定する請求項1に記載の換気システム。
- 前記閾値は、使用者により任意の値に設定可能である請求項2に記載の換気システム。
- 前記報知制御部は、前記空気環境判定部により前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記報知部であって前記室内を照らす照明装置の明るさを下げる請求項1から3のいずれか一項に記載の換気システム。
- 前記報知制御部は、前記空気環境判定部により前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記報知部であって前記室内を照らす照明装置の発光色を変更する請求項1から3のいずれか一項に記載の換気システム。
- 前記報知制御部は、前記空気環境判定部により前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記報知部であって前記室内を照らす照明装置を点滅させる請求項1から3のいずれか一項に記載の換気システム。
- 前記報知制御部は、前記空気環境判定部により前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記報知部であって情報を表示可能な表示装置に、前記室内の使用を注意する旨の表示を実行させる請求項1から6のいずれか一項に記載の換気システム。
- 前記報知制御部は、前記空気環境判定部により前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記報知部であって音声による報知を実行可能な音声報知装置に、前記室内の使用を注意する旨の報知を実行させる請求項1から7のいずれか一項に記載の換気システム。
- 前記空気環境判定部により前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記換気装置の風量を増加させる換気制御部を備える請求項1から8のいずれか一項に記載の換気システム。
- 前記空気環境判定部は、前記環境情報検出部によって検出された前記環境情報値に基づいて、将来の予め設定された時点における前記空気環境の状態を推定し、推定した前記空気環境の状態に基づいて、前記空気環境が前記在室者にとって適正か否かを判定する請求項1から9のいずれか一項に記載の換気システム。
- 前記空気環境判定部は、前記CO2濃度の単位時間当たりの変化率、前記塵埃濃度の単位時間当たりの変化率及び前記在室人数の少なくとも1つに基づいて、前記時点における前記空気環境の状態を推定する請求項10に記載の換気システム。
- 前記空気環境判定部は、前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定した場合、前記空気環境が前記在室者にとって適正な状態になるまでに要する改善所要時間又は前記空気環境が前記在室者にとって適正な状態になる改善時刻を推定し、
前記報知制御部は、前記改善所要時間又は前記改善時刻を前記報知部に報知させる請求項1から11のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記空気環境判定部は、前記改善所要時間又は前記改善時刻を予め設定された時間間隔で推定して更新し、
前記報知制御部は、前記空気環境判定部により更新された前記改善所要時間又は前記改善時刻を前記報知部に報知させる請求項12に記載の換気システム。 - 換気装置により換気が行われる室内の空気のCO2濃度、前記室内の空気の塵埃濃度及び前記室内の在室人数の少なくとも1つを環境情報値として検出する第1のステップと、
前記第1のステップで検出された前記環境情報値に基づいて前記室内の空気環境が在室者にとって適正か否かを判定する第2のステップと、
前記第2のステップで前記空気環境が前記在室者にとって適正でないと判定された場合、前記室内の使用に関する注意喚起の報知を報知部に実行させる第3のステップと、
を備えた報知制御方法。
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