JP6618331B2 - 移動透析車両 - Google Patents

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Description

本発明は人工透析に関し、特に、自動車に人工透析用の機器を搭載して、災害時等に遠隔地に居住する腎臓疾患を患っている者の人工透析を可能にする移動透析車両に関する。
従来、腎臓疾患を患っている者が人工透析を行なう際には、腎臓病患者自らが人工透析設備を備えた施設に出向くか、あるいは医療施設に入院することにより、1週間当たり数回の頻度で人工透析の治療を受けていた。
近年、高齢化および合併症の多様化などの理由により、自立生活が困難な透析患者が増加している。このため、医療施設においても、送迎車を差し向ける等の手段を講じているものの、患者、医療双方の負担は少なくないという問題点を有していた。
また、地震、台風等の自然災害により道路が破壊され、交通機関が不通になった場合には、腎臓病患者自らが人工透析設備を備えた施設に出向くことが不可能になる。それに加えて、その様な場合には医療施設に電力や薬剤等が供給されなくなり、医療施設においても人工透析を行うことが不可能になってしまう。
この様な問題に対処するため、自動車に人工透析用の機器を搭載して、腎臓疾患を患っている者の居住地近傍まで当該自動車を走行させることにより、腎臓疾患を患っている者が居住地近傍で人工透析を行うことが可能となり、地震、台風等の自然災害の際にも人工透析を行うことが出来る技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係る従来技術(特許文献1)では、車内の消毒、殺菌等には考慮していないという問題が存在する。また、自動車外部から車内の人工透析用の機器や人工透析中の患者が位置している空間内に異物が混入するのを阻止することもしていない。
換言すれば、高度に衛生的な環境下で行われるべき人工透析でありながら、移動可能な車両で行う場合には人工透析に必要な衛生的な環境を確保することが出来ないという問題が存在している。
そして従来技術では、自動車に人工透析用の機器を搭載した人工透析車両であって、人工透析を行う車内の空間を人工透析に必要な衛生的な環境にすることが出来る技術は未だに提案されていない。
特開2003−102830号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、腎臓疾患を患っている者が居住地近傍で人工透析を行うことが可能であり、地震、台風等の自然災害の際にも人工透析を行うことが出来て、しかも、人工透析を行う空間を必要なレベルまで衛生的な環境にすることが出来る移動透析車両の提供を目的としている。
本発明の移動透析車両(100)は、車両に人工透析装置(10)及びその稼働に必要機器(関連機器20:例えば、電力供給装置、水道水供給機構、水道水清浄化処理装置、水道水軟水化処理装置、清浄水タンク、水道水タンク、排液タンク、排液排出機構、その他の周辺機器、資材一式)を搭載し、オゾン供給配管(1A)を介して車内(における人工透析が実行される空間:車内空間S)に連通しているオゾン供給機構(1)と、車内(車内空間S)に設けられたオゾン分解機構(2)を有し、
内(車内空間S:人工透析が実行される空間)に圧力制御機構(3)を設け、当該圧力制御機構(3)は気体管路(気体流入管路3A或いは気体排出管路3B)に介装された開閉弁(3C)を開閉制御する機能を有しており、当該開閉弁(3C)は、相似形の2個の回転体形状部材(3CA、3CB:例えば中空円筒形の回転体)を備え、小型の回転体形状部材(3CA)は大型の回転体形状部材(3CB)の内部に収容されており、回転体形状部材(3CA、3CB)の各々には同一形状、同一面積の貫通孔(3CAH、3CBH)が形成され、大型の回転体形状部材(3CB)は小型の回転体形状部材(3CA)とは相対回転可能に構成されており、大型の回転体形状部材(3CB)の底部(3CBB)が開放可能であることを特徴としている。
本発明において、オゾン分解機構(2)はオゾン分解触媒としての機能を有する金属(例えばアルミニウム、銅、ニッケル、パラジウム、銀、錫、鉛、チタン、鉄、又はこれらの混合物)で構成されている羽根車(2A)であるのが好ましい。
ここでオゾン分解機構(2)は、車内(車内空間S:人工透析が実行される空間)の前記羽根車(2A)で吸引された空気が流れる領域に配置され、ピーク波長が254nmで、200〜280nmの波長域である紫外線を照射する紫外線照射装置(2B:例えば紫外線光源)を有しているのが好ましい。
これに加えて、本発明において、移動透析車両(100)に搭載した人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(関連機器20:電力供給装置、給排水装置、周辺機器、資材一式)を載置する部材(CV、BS)に免震装置(免震構造)を設けることが好ましい。その場合、患者(M)が寝ているベッド(MB:或いは患者Mが腰掛けている椅子)も人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(20)と共に、免震装置(免震構造)を設けた部材(CV、BS)に載置されているのが好ましい。
そして本発明において、人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(関連機器20:電力供給装置、給排水装置、周辺機器、資材一式)は直流電流により駆動するタイプ(いわゆる「DC化」されているタイプ)であるのが好ましい。
上述の構成を具備する本発明の移動透析車両(100)によれば、車両に人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(関連機器20)を搭載しているので、車両を移動することにより、医療施設以外のどの様な場所でも、腎臓疾患を患っている者を乗車させることにより、その者に人工透析を行わせることが出来る。これにより通院が困難な患者の治療を容易ならしめると同時に、透析患者の社会復帰を促す在宅透析の普及に寄与することが出来る。
また、地震、台風等の自然災害により道路が破壊され、交通機関が不通になった場合であっても、腎臓疾患を患っている者の居住地近傍まで移動透析車両(100)を走行させることが出来れば、その患者を移動透析車両(100)に乗車させることにより、居住地近傍で人工透析を行うことが可能となる。
また、医療施設に電力や薬剤等が供給されなくても、医療施設まで移動透析車両(100)を走行することが出来れば、当該医療施設に入院している(人工透析を必要とする)患者は移動透析車両(100)で人工透析を行うことが出来る。
ここで移動透析車両(100)内を清浄化して、殺菌や微生物が存在しない環境で人工透析を行なうためには、少なくとも人工透析が行われる直前に、移動透析車両(100)内を滅菌し、汚物を除去する必要がある。その様な要請に対して、本発明によればオゾン供給機構(1)を設けているので、車内(車内空間S)にオゾン(O)を供給して、細菌や微生物を死滅させ、汚物はオゾンの強力な酸化作用により酸化されて無害化する。
しかし、人工透析を行う空間である車内(S)にオゾンが残留していると、人工透析を受ける患者にダメージを与えてしまう恐れが存在する。そのためオゾンを車内(S)に供給した後、供給されたオゾンを除去する必要があるが、従来技術ではオゾンを除去する構成を具備していない。
それに対して本発明では、オゾン分解機構(2)を備えているので、移動透析車両(100)の車内空間(S)に供給されたオゾンを分解して、確実に除去することが出来る。
より詳細には、本発明の移動透析車両(100)は、オゾン供給機構(1)とオゾン分解機構(2)を備え、オゾン分解機構(2)は、オゾン分解触媒としての機能を有する金属で構成された羽根車(2A)であれば、当該羽根車(2A)を回転して移動透析車両(100)内(車内空間S)の空気を吸引することにより、当該空気に包含されたオゾンが羽根車(2A)に接触して分解される。
そのため、オゾン発生装置(オゾン供給機構1)により移動透析車両(100)内にオゾンを供給して、雑菌や微生物を死滅させ、汚物を酸化した後、当該オゾンをオゾン除去装置(オゾン分解機構2)により確実に分解・除去することが出来る。そのため、移動透析車両(100)内に患者が入って来た際に、残存するオゾンにより損傷を受ける恐れがない。
ここでオゾン分解機構(2)が、前記羽根車(2A)で吸引された空気が流れる領域に配置され、ピーク波長が254nmで、200〜280nmの波長域である紫外線を照射する紫外線照射装置(2B:例えば紫外線光源)を有していれば、前記羽根車(2A)により分解されなかったオゾンが、前記紫外線照射装置(2B)から照射された紫外線で分解されるので、患者がオゾンにより損傷を受けることが確実に防止される。
さらに、移動透析車両(100)は車内(車内空間S)の衛生を保つため、車内(S)に各種微生物や細菌、その他の異物が混入しない様に、車内(S)を陽圧(大気圧よりも高い圧力)に保持することが好ましい。車内(S)を陽圧に保持すれば、異物の侵入の可能性は減少するからである。
ここで従来技術では、閉鎖空間を陽圧に保つために、圧力制御機構の気体管路(気体流入管路或いは気体排出管路)に介装されたバタフライ弁を開閉制御していた。
しかし、気体流入管路或いは気体排出管路に異物が存在すると、バタフライ弁における平板状の弁体を回転する回転軸に異物が侵入して、いわゆる「噛んだ」状態となり、バタフライ弁が開閉不能な状態になってしまうことが多い。換言すると、従来技術の圧力調整機構に用いられているバタフライ弁は異物の侵入に弱く、作動不能になってしまうという問題を有していた。
本発明において、移動透析車両(100)に圧力制御機構(3)を設け、当該圧力制御機構(3)は気体管路(気体流入管路3A或いは気体排出管路3B)に介装された開閉弁(3C)を開閉制御する機能を有しており、当該開閉弁(3C)は、相似形の2個の回転体形状部材(3CA、3CB:例えば円筒形の回転体)を備え、小型の回転体形状部材(3CA)は大型の回転体形状部材(3CB)の内部に収容されており、回転体形状部材(3CA、3CB)の各々には同一形状、同一面積の貫通孔(3CAH、3CBH)が形成され、大型の回転体形状部材(3CB)は小型の回転体形状部材(3CA)とは相対回転可能に構成されており、大型の回転体形状部材(3CB)の底部(3CBB)が開放可能であれば、大型の回転体形状部材(3CB)と小型の回転体形状部材(3CA)を相対的に回転することにより、前記貫通孔(3CAH、3CBH)が完全に重複した状態(大型の回転体形状部材3CBの貫通孔3CBHと小型の回転体形状部材3CAの貫通孔3CAHとが整合して、100%開放している状態)から、前記貫通孔(3CAH、3CBH)が重複していない状態(大型の回転体形状部材3CBの貫通孔3CBHと小型の回転体形状部材3CAの貫通孔3CAHとが全く整合しておらず、重複していないため、100%閉鎖している状態)に自由に調節することが出来る。これにより、開閉弁(3C)を流過する気体の流量を自在に調整することが出来る。
そして、開閉弁(3C)内に異物が混入しても、半径方向内側の小型の回転体形状部材(3CA)における貫通孔(3CAH)と半径方向外側の大型の回転体形状部材(3CB)における貫通孔(3CBH)を同時に閉塞することはなく、開閉弁(3C)を開閉不能な状態にせしめてしまうことはない。
また開閉弁(3C)の底部(3CBB)を開放すれば、滞留した異物を容易且つ確実に除去することが出来るので、メンテナンスの労力が非常に小さい。
本発明において、移動透析車両(100)に搭載した人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(関連機器20:電力供給装置、給排水装置、周辺機器、資材一式)を載置する部材(CV、BS)に免震装置(免震構造)を設ければ、例えば震度3以上の地震が発生しても、その振動は免震装置により吸収されるので、人工透析治療が中途で中断されてしまう事態が防止できる。
また、患者Mが寝ているベッド(MB:或いは患者Mが腰掛けている椅子)も人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(20)と共に、免震装置(免震構造)を設けた部材(CV、BS)に載置されていれば、例えば震度3以上の地震が発生しても、ベッド(MB)と人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(20)が引き離されてしまうことが防止できる。
さらに本発明において、人工透析装置(10)及びその稼働に必要な機器(関連機器20:電力供給装置、給排水装置、周辺機器、資材一式)は直流電流により駆動するタイプ(いわゆる「DC化」されているタイプ)であれば、移動透析車両(100)と人工透析装置(10)及び関連装置(20)の給電を並列して実行することが出来る。
また、直流電流により駆動するタイプにすれば(DC化すれば)、安全性及び機器の作動効率を向上することが出来る。さらに、太陽光発電システムを直流/交流インバーター(D/Aインバーター)を用いることなく接続出来るので、燃料が不足する事態にも対応することが出来る。それに加えて、バッテリーの増設が容易になる。
本発明の実施形態に係る移動透析車両のブロック図である。 実施形態におけるオゾン除去装置の要部を示す説明図である。 実施形態における陽圧保持機構の開閉弁を示す説明図である。 実施形態における免震部を示す平面図である。 図4の免震部の構造を説明する説明断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1において全体を符号100で示す移動透析車両は、自動車の車内空間Sに人工透析装置10を搭載し、その稼動に必須な電力及び清浄水の供給源として作用する電力供給装置および給排水装置を備えると共に、人工透析装置の周辺機器、資材一式を搭載している。図1においては、前記電力供給装置以下の装置を一括して、(人工透析装置10の)関連装置20として単一のブロックで示している。図1において符号Mは人工透析を受けるべき者(患者)を示し、符号MBは患者Mが寝ているベッド(或いは患者Mが腰掛けている椅子)を示している。
なお、人工透析装置10及び関連装置20(電力供給装置、給排水装置、周辺機器、資材一式)は公知、市販のものを適用することが出来る。
公知、市販の人工透析装置、その他の装置を駆動するのに必要な電力は、多くの場合、100V、50/60Hzの商用交流である。このため、移動透析車両100における電源装置としては、外部コンセントの取込み機構、予備蓄電池ならびにインバーター、小型発電機が適用可能である。
患者の血液と透析液を透析器で接触させる人工透析で用いられる透析液は、濃縮された透析原液(2剤)を、透析装置10内で清浄水によって希釈して用意される。この清浄水は水道水を清浄化し且つ軟水化することにより生成される。
明示しないが、移動透析車両100には、上水道水を車両外部から取り込む水道水機構、上水道の清浄化処理装置、上水道の軟水化処理装置、生成された清浄水を貯留する清浄水タンクが設けられている。ただし、災害時において上水道が機能していない場合に備えて、上水道を貯留する上水道タンクを設けても良い。
さらに、人工透析装置10から排出された排液が貯留される排液タンク、排液タンク内の排液を外部下水道に排出するための排出機構も、移動透析車両100に設けられている。
移動透析車両100において人工透析を行う車内空間S(移動透析車両100の内部空間)にはオゾン発生装置1(いわゆる「オゾナイザー」)が連通しており、オゾン供給通路1Aを介して車内空間Sにオゾン(O)を供給することが出来る。それと共に、移動透析車両100の車内空間Sにはオゾン除去装置2が設けられており、車内空間Sに存在するオゾンを分解・除去する機能を有している。
車内空間Sにオゾンを供給することで、車内空間Sの細菌や微生物を死滅させ、汚物はオゾンの強力な酸化作用により酸化されて無害化する。そのため、車内空間Sは人工透析に必要な清浄化された環境となる。
車内空間Sにオゾンを供給して細菌や微生物を死滅させた後、人工透析を行う空間である車内空間Sにオゾンが残留していると、人工透析を受ける患者にダメージを与えてしまう恐れが存在する。
そのため患者の人工透析に先立ち、オゾン除去装置2により、車内空間Sに供給されたオゾンを分解して、確実に除去する。
オゾン発生装置1については公知・市販のものを適用可能である。一方、オゾン除去装置2については、図2を参照して後述する。
なお、図1の実施形態では車内全体を車内空間1として衛生的な環境保持の対象としているが、車内の一部を閉鎖された特定空間とし、当該特定空間を車内空間1とすることも出来る。
図示の実施形態では、人工透析を行う空間である車両内部(車内空間S)を陽圧(大気圧よりも高い圧力)に保持するため、図1で示す様に、陽圧保持装置3が設けられている。車内空間Sを陽圧に保持して、異物の侵入の可能性を減少するためである。
陽圧保持装置3は、清浄化された空気を供給する清浄化空気供給源3Dと、人工透析を行う空間である車内空間Sと清浄化空気供給源3Dとを連通する清浄空気供給管路3A(気体流入管路)と、車内空間Sの空気を排出する空気排出管路3B(気体排出管路)と、空気供給管路3A及び/又は空気排出管路3Bに介装されている開閉弁3Cと、車内空間S(人工透析を行う空間)の圧力を計測する圧力センサPと、圧力センサPの計測結果に応答して開閉弁開度を制御するコントロールユニットCUを備えている。そしてコントロールユニットCUは、圧力センサPで計測された車内空間Sの圧力が大気圧よりも僅かに高くなるように(僅かに陽圧に保持される様に)、開閉弁3Cを開閉制御し且つ清浄化空気供給源3Dの作動と停止を制御する(ON/OFF制御をする)機能を有している。
換言すれば陽圧保持装置3は、清浄空気供給源3Dを作動して車両外部の空気を清浄な空気に変換して、空気供給管路3Aを介して車内空間Sに導入し、車内空間Sの空気を空気排出管路3Bにより車両外部に排出している。
圧力センサPの計測結果は、入力信号ラインISLによりコントロールユニットCUに入力され、コントロールユニットCUは、当該計測結果に応じて、出力信号ラインOSLにより開閉弁3C及び清浄空気供給源3Dに制御信号を発信する。
コントロールユニットCUは、開閉弁3Cの開閉(開度)と清浄空気供給源3Dの作動と停止(ON/OFF)を従来公知の方法で制御し、車内空間Sの圧力が大気圧よりも僅かに高い状態(僅かに陽圧状態に)に保持する機能を有している。なお、大気圧よりもどの程度高くするかについては、ケース・バイ・ケースで決定される。
なお開閉弁3Cの詳細については、図3を参照して後述する。
次に、図2を参照して、オゾン除去装置2を説明する。
図示の実施形態に係るオゾン除去装置2は、図1で示す様に車内空間Sに配置されており、羽根車2A(ファン)を有し、当該羽根車2Aはオゾン分解触媒としての機能を有する金属(以下、「触媒金属」と記載する)、例えばアルミニウム、銅、ニッケル、パラジウム、銀、錫、鉛、チタン、鉄、又はこれらの混合物で構成されている。
そして、羽根車2Aを回転すると車内空間Sの空気を(当該羽根車2A側に)吸引し(矢印AR1)、吸引した空気が羽根車2Aと衝突する様に構成されている。
図2では明示されていないが、触媒金属製の羽根車2Aは、「ハニカム構造」で且つ個々の区画間(ハニカムユニット間)で気体が流れるように連通孔が形成された連泡構造となっている。そのような構成にすることにより、羽根車2Aで吸引された空気が羽根車2A内のハニカム構造内に侵入し、当該空気に包含されるオゾンが羽根車2Aを構成する触媒金属に接触する回数が増加し、オゾンが確実に分解される。
図示の実施形態では、羽根車2Aに隣接して紫外線光源2B(紫外線照射装置)が配置されており、当該紫外線光源2Bはピーク波長が254nmで、200〜280nmの波長域である紫外線を照射する(矢印AR3)機能を有している。そして紫外線光源2Bは、羽根車2Aで吸引された空気が流れる領域に配置されている。
ピーク波長が254nmで、200〜280nmの波長域である紫外線はオゾンを分解する作用があることが知られている。図示の実施形態において、車内空間Sの空気に包含されるオゾンは、羽根車2Aで吸い込まれる際に羽根車2Aを構成する触媒金属により分解される。仮に分解されないオゾンが存在しても、羽根車2Aで吸入した車内空間Sの空気を紫外線光源2Bが配置されている領域に流すことにより(矢印AR2)、残存したオゾンはピーク波長が254nmで、200〜280nmの波長域である紫外線により分解される。
従って、オゾン発生装置1により移動透析車両100の車内空間Sにオゾンを供給して、雑菌等を死滅させて汚物を酸化して無害化した後、残存するオゾンはオゾン除去装置2により分解・除去される。
ここで、紫外線光源2Bを省略することが可能である。発明者の実験によれば、前記紫外線光源2Bを省略した場合に、移動透析車両100内の車内空間Sがクリーンルームと同程度に滅菌され、汚物が酸化されるまでオゾンを供給しても、触媒金属製の羽根車2Aを連続して5分間以上駆動することにより、車内空間Sのオゾンは検出不能なレベルまで消失した。
上述したオゾンの供給、分解・除去を、例えば人工透析を受ける患者が変わる度に実行することにより、人工透析が行われる移動透析車両100内の車内空間Sは常に清浄な状態に保持され、人工透析に必要なレベルの衛生的な環境が保持される。
図3を参照して、図1で説明した陽圧保持装置3で用いられる開閉弁3Cについて説明する。
図3で示す開閉弁3Cは、相似形の2個の回転体形状部材として、例えば大小の中空円筒形3CA、3CBで構成されている。ここで、大小の中空円筒形3CA、3CBの材質はSUS(ステンレス鋼)であり、小型の中空円筒形3CAの外周面、及び/又は、大型の中空円筒形3CBの内周面には合成樹脂加工(例えばテフロン加工:「テフロン」は登録商標)が施されている。後述する様に両中空円筒形3CA、3CBは相対的に回転可能に構成されるため、その摺動面の摩擦を低減し、耐摩耗性を高めるためである。
小型の中空円筒形3CA(回転体形状部材)は大型の中空円筒形3CB(回転体形状部材)の内部に収容されており、各々には同一形状、同一面積の貫通孔3CAH、3CBHが形成されている。
ただし、小型の円筒形(回転体形状部材)については必ずしも中空である必要はなく、中実の円筒形にすることも可能である。
さらに、開閉弁3Cは大小の中空円筒形で構成されるのみではなく、図示しない回転軸を中心に、相対的に回転可能であれば、どのような回転体形状であっても良い。
大型の中空円筒形3CBと小型の中空円筒形3CBは、図示しない回転軸を中心に、従来公知の機構により相対的に回転可能に構成されている。
さらに大型の中空円筒形3CBは、図3における上端面は閉鎖されているが、図3で示す様に、底部3CBBが開放可能に構成されている。そして図3では示されていないが、大型の中空円筒形3CBの底部3CBBは閉鎖した状態に保持することも可能である。ただし、開閉弁3として空気の流量を制御している際(開閉弁3の作動時)には、底部3CBBは閉鎖した状態に保たれる。。
大型の中空円筒形3CBと小型の中空円筒形3CAを相対的に回転することにより、前記貫通孔3CBH、3CAHが完全に重複した状態(大型の中空円筒形3CBの貫通孔3CBHと小型の中空円筒形3CAの貫通孔3CAHとが整合して、100%開放している状態、すなわち開閉弁3Cは全開)から、前記貫通孔3CBH、3CAHが重複していない状態(大型の中空円筒形3CBの貫通孔3CBHと小型の中空円筒形3CAの貫通孔3CAHとが全く整合しておらず、100%閉鎖している状態、すなわち開閉弁3Cは全閉)まで、その開度が自在に調節出来る様に構成されている。なお、図3では開閉弁3Cが概略50%開放された状態である(開放されている領域はハッチングを付して示されている)。
すなわち、大型の中空円筒形3CBと小型の中空円筒形3CAを相対的に回転することにより、大型の中空円筒形3CBにおける貫通孔3CBHと小型の中空円筒形3CAにおける貫通孔3CAHとが重複している面積を自在に調節可能し、開閉弁3Cを流過する空気(気体)の流量を自在に調整することが出来る。
図3には明示されていないが、大型の中空円筒形3CBにおける貫通孔3CBHには空気供給管路3A(図1:車内空間Sと清浄化空気供給源3Dを連通する空気供給管路)或いは空気排出管路(図1:車内空間Sの空気を排出する空気排出管路)の上流側と下流側がそれぞれ接続されている。
従って、大型の中空円筒形3CBと小型の中空円筒形3CAを相対的に回転して、大型の中空円筒形3CBにおける貫通孔3CBHと小型の中空円筒形3CAにおける貫通孔3CAHとが重複している面積を調節することにより、空気供給管路3A及び/又は空気排出管路3Bの流量を調節することが出来る。
そして図1で示す様に、圧力センサPで計測された車内空間Sの圧力に応じて清浄化空気供給源3DのON/OFF制御を行うことに伴い、車内空間Sを陽圧(大気圧よりも高い圧力)に保持して、移動透析車両100の外部から車内空間Sに各種微生物や細菌、その他の異物が侵入する可能性を減少している。
また、開閉弁3C内に異物が侵入しても、半径方向内側の小型の中空円筒形3CAにおける貫通孔3CAHと半径方向外側の大型の中空円筒形3CBにおける貫通孔3CBHを同時に閉塞することはなく、開閉弁3Cを開閉不能な状態にせしめてしまうことはない。
開閉弁3C内に異物が滞留した場合には、図3で示す様に底部3CBBを開放するにより、滞留した異物が自重で落下して、開閉弁3C内から除去される。すなわち、異物が所定量に達したならば開閉弁3Cの底部3CBBを開放すれば、滞留した異物を容易且つ確実に除去することが出来るので、メンテナンスの労力が非常に小さい。
そのため、開閉弁3C内に異物が侵入しても直ちに排出可能であるため、開閉不能な状態になってしまうことが防止される。
図示の実施形態では、図4、図5で示す様な免震構造が採用されている。
図4において、透析治療中の患者M用のベッド(或いは椅子)MB(図1)と、人工透析装置10及び関連装置20(電力供給装置、給排水装置、周辺機器、資材一式:図1)が載置される領域が符号AE(図4でハッチングで示す領域)で示されている。
領域AEにおいてベッド(或いは椅子)MBが載置される領域を符号A−MBで示し、透析装置10及び関連装置20が載置される領域を符号A−10で示す。領域AEは、カバーCV上の一部であり、カバーCVは車両100の床部に対して高い位置に設けられている。
図5で示す様に、カバーCVにはベアリング110(いわゆる「マーブルベアリング」:公知のベアリング)が設けられ、切り欠き部(溝)112が形成されており、切り欠き部112には台座BSの基部114が挿入されている。ここで、ベアリング110は一定の振動(例えば震度3未満の地震に相当する振動)が付加された場合にはカバーCVに固定された状態を維持し、それ以上の振動(例えば震度3以上の地震に相当する振動)が付加された場合には、台座BSがカバーCVに相対的に移動(図5の左右方向移動)することを許容する機能を有している。
また、台座BSの基部114の下端には図5の左右に張り出している張り出し部116が設けられており、当該張り出し部116の幅(図5の左右方向幅)は切り欠き部112の幅(図5の左右方向幅)よりも大きく構成されており、以て、台座BSがカバーCVから外れてしまう事態を防止している。
図5では明示されていないが、台座BS上に透析治療中の患者M用のベッド(或いは椅子)MB(図1)と、人工透析装置10及び関連装置20(電力供給装置、給排水装置、周辺機器、資材一式:図1)が載置される。換言すれば、台座BSの上面が上述した領域AEである。
例えば患者M(図1)の人工透析治療中に地震が発生しても、震度3未満の弱震であれば治療や移動透析車両100には問題はないと考えられる。
一方、震度3以上の地震であると、その振動(図5における上下方向、左右方向、紙面に垂直な方向)は、台座BSとカバーCVの相対的移動により吸収されるので、患者M、人工透析装置10、関連装置20に悪影響を与える事態が防止される。
そして、図4で示す様に、カバーCV上にベッドMB(椅子も含む)、人工透析装置10、稼働に必要な機器20が載置されるので、例えば震度3以上の地震が発生しても、ベッドMB(椅子も含む)、人工透析装置10、稼働に必要な機器20の相対位置は同一に保持され、引き離されてしまうことはない。
図示はされていないが、人工透析装置10、関連装置20は直流電流により駆動するタイプ(いわゆる「DC化」されているタイプ)として構成されている。
そのため、図示の実施形態に係る移動透析車両100では、車両100と人工透析装置10及び関連装置20の給電を並列して実行することが出来る。
また、DC化することにより安全性を向上し、且つ、機器の作動効率を向上することが出来る。さらに、太陽光発電システムを直流/交流インバーターを用いることなく接続出来るので、燃料が不足する事態にも対応することが出来る。それに加えて、バッテリーの増設が容易になる。
図示の実施形態の移動透析車両100によれば、車両に人工透析装置10及びその稼働に必要な関連機器20を搭載しているので、車両を移動することにより、医療施設以外のどの様な場所でも、腎臓疾患を患っている者を乗車させることにより、その者に人工透析を行わせることが出来る。
これにより通院が困難な患者の治療を行う場合や、自然災害により交通機関が不通になった場合などに、患者の居住地近傍まで移動透析車両100を走行させて、その患者の居住地近傍で人工透析を行うことが可能となる。
図示の実施形態に係る移動透析車両100による人工透析では、オゾン発生装置1により車内空間Sにオゾン(O)を供給して細菌や微生物を死滅させ、汚物はオゾンの強力な酸化作用により酸化されて無害化し、その後オゾン除去装置2により、前記供給されたオゾンを分解・除去することが出来る。
そのため、例えば人工透析を受ける患者が変わる度にオゾンの供給を実行することにより、人工透析が行われる移動透析車両100内の車内空間Sを常に清浄な状態に保持し、人工透析に必要なレベルの衛生的な環境を保持することが出来る。そして、例えば人工透析を受ける患者が変わる度にオゾンの分解・除去を行ないことにより、移動透析車両100内の患者が残存するオゾンにより損傷を受ける恐れがない。
また、図示の実施形態によれば、移動透析車両100の車内空間Sは陽圧保持装置3により大気圧よりも若干高圧の圧力に保たれるので、最近その他の微生物や異物が侵入する恐れが更に減少する。
そして陽圧保持装置3の開閉弁3Cにより空気供給管路3A及び/又は空気排出管路3Bを流過する気体の流量を自在に調整することが出来る。この開閉弁3C内に異物が混入しても、開閉弁3Cを開閉不能な状態にせしめてしまうことはない。また開閉弁3Cの底部3CBBを開放すれば、滞留した異物を容易且つ確実に除去することが出来るので、メンテナンスの労力が非常に小さい。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
1・・・オゾン発生装置(オゾナイザー、オゾン供給機構)
1A・・・オゾン供給通路
2・・・オゾン除去装置(オゾン分解機構)
2A・・・羽根車(ファン)
2B・・・紫外線光源(紫外線照射装置)
3・・・陽圧保持装置(圧力制御機構)
3A・・・空気供給管路(気体流入管路)
3B・・・空気排出管路(気体排出管路)
3C・・・開閉弁
3CA・・・小型の中空円筒形
3CB・・・大型の中空円筒形
3CAH、3CBH・・・貫通孔
3CBB・・・底部
3D・・・清浄化空気供給源
10・・・人工透析装置
20・・・関連装置(人工透析装置の稼働に必要な機器、装置)
100・・・移動透析車両
CU・・・コントロールユニット
P・・・圧力センサ
CV・・・カバー
BS・・・台座

Claims (4)

  1. 車両に人工透析装置及びその稼働に必要な機器を搭載し、オゾン供給配管を介して車内に連通しているオゾン供給機構と、車内に設けられたオゾン分解機構を有し、
    車内に圧力制御機構を設け、当該圧力制御機構は気体管路に介装された開閉弁を開閉制御する機能を有しており、当該開閉弁は相似形の2個の回転体形状部材を備え、小型の回転体形状部材は大型の回転体形状部材の内部に収容されており、回転体形状部材の各々には同一形状、同一面積の貫通孔が形成され、大型の回転体形状部材は小型の回転体形状部材とは相対回転可能に構成されており、大型の回転体形状部材の底部が開放可能であることを特徴とする移動透析車両。
  2. オゾン分解機構はオゾン分解触媒としての機能を有する金属で構成されている羽根車である請求項1の移動透析車両。
  3. 人工透析装置及びその稼働に必要な機器を載置する部材に免震装置を設けた請求項1または請求項2の何れかの移動透析車両。
  4. 人工透析装置及びその稼働に必要な機器は直流電流により駆動する請求項1〜請求項の何れか1項の移動透析車両。
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