JP6617591B2 - 生体情報検知装置 - Google Patents

生体情報検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6617591B2
JP6617591B2 JP2016019754A JP2016019754A JP6617591B2 JP 6617591 B2 JP6617591 B2 JP 6617591B2 JP 2016019754 A JP2016019754 A JP 2016019754A JP 2016019754 A JP2016019754 A JP 2016019754A JP 6617591 B2 JP6617591 B2 JP 6617591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biological information
body contact
contact surface
unit
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016019754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017136239A (ja
Inventor
重知 三谷
重知 三谷
慶伸 青木
慶伸 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2016019754A priority Critical patent/JP6617591B2/ja
Publication of JP2017136239A publication Critical patent/JP2017136239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6617591B2 publication Critical patent/JP6617591B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、生体情報検知装置に関し、特にドップラー式生体情報検知装置に関する。
従来から、心拍や呼吸などによる生体表面の微小変位を非接触で測定し、心拍や呼吸などの生体情報を検知する装置が知られている。
例えば、特許文献1は、心拍呼吸等による生体表面の微小変位を非接触で計測し、その計測結果から生体の心拍変動指標を解析することができる非接触メンタルストレス診断システムを開示する。この非接触メンタルストレス診断システムは、被検体にマイクロ波を放射するマイクロ波放射手段と、被検体からの反射波を受信するマイクロ波受信手段とを備え、反射波から心拍変動指標を解析する。これらのマイクロ波放射手段やマイクロ波受信手段は、シートの背もたれの外側に取り付けられ、衣服を着用しシートに着座した状態の被検体に対して、衣服やシートの遮蔽物を透過する電波を放射し、その反射波を受信する。これにより、心拍呼吸等による生体表面の微小変位を非接触で計測することができる。
また、特許文献2は、車両の乗員の心拍を高精度に検知する心拍検知装置を開示する。この心拍検知装置は、座席の背もたれの内部に設置され、乗員の体表面動作を検知するセンサ部と、センサ部が出力する心拍ソース信号のピーク波を強調させた心拍ピーク信号を算出する心拍ピーク信号算出部と、心拍ピーク信号からピーク波をR波として算出するR波算出部と、R波算出部により算出した2つのR波の時間間隔を算出し、異常値かどうかを判断するRRI算出部とを備える。このRRI算出部が異常値であると判断すると、R波算出部は適切なR波の算出を再度行い、その後RRI算出部はR波算出部で再算出されたR波に基づいて再度算出することで、高精度に心拍を検知することができる。
特開2008−253538号公報 特開2010−142456号公報
上述のように人の心拍や呼吸などによる生体表面の微小変位を非接触で検知しようとする場合、ドップラー式センサがよく使用される。ドップラー式センサは、センサから送出された電波の周波数と変位している生体の表面から反射された電波の周波数に差が生じるというドップラー効果を利用して、生体の表面の変位を検出するセンサである。そうすると、この種のセンサは、心拍または呼吸以外に由来する生体表面の変位もノイズとして検知してしまうという問題がある。たとえば、走行中の車両の乗員の心拍または呼吸を検知する場合には、乗員の生体の表面は、心拍や呼吸による変位に加えて、車両の振動などによる変位(動き)が生じている。したがって、車両の振動などによって生体の表面が動いてしまうことがノイズとなり、心拍または呼吸に由来する動きを正確に検知できない可能性がある。
本発明は、心拍または呼吸以外に由来する生体表面の変位などの影響を軽減して心拍または呼吸を検知するドップラー式の生体情報検知装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、身体の一部が接する身体接触面を有する身体接触部を有する機器に設置され、機器の使用者の生体情報を検知する生体情報検知装置であって、身体の一部に向けて電波を照射する照射部と、照射部が照射した電波の反射波を受信する受信部とを有する検知ユニットと、検知ユニットを搭載する台座と、一方が台座に固定され、他方には身体接触部の身体接触面とは反対側の面に当接する当接部を有する距離保持部と、を備え、照射部は、反対側の面に当接部が当接していない身体接触面に接触している身体の一部に向けて電波を照射する生体情報検知装置が提供される。
これによれば、心拍または呼吸以外に由来する生体表面の変位などの影響を軽減して心拍または呼吸を検知する生体情報検知装置を提供できる。
さらに、距離保持部の当接部と身体接触面とは反対側の面との間に設置される圧力センサと、検知ユニットと台座との間に設置されるアクチュエータと、圧力センサからの信号の変化に基づいて、身体接触面の変位量に相当する変位をアクチュエータに生じさせるための駆動信号を出力する制御部とをさらに備えることを特徴としてもよい。
これによれば、身体接触面の変位量に相当する変位を相殺するアクチュエータを設けることで、心拍または呼吸以外に由来する生体表面の変位などの影響をより軽減して心拍または呼吸を検知することができる。
さらに、圧力センサからの信号に基づいて、機器の使用者から身体接触面に加わる力が無いと判定したときには、生体情報の検知を停止することを特徴としてもよい。
これによれば、検知を停止することで無駄な消費電力を抑えることができると共に、身体接触面に身体が接触していない場合等正確な検知がなされない可能性が高い場合に検知を停止することで、より正確な検知を行うことができる。
さらに、機器は、車両に設けられるシートであり、シートのフレームに固定される取付部材と、一端が取付部材に固定され、他端が身体接触面の方へ台座を押圧しながら保持する弾性部材とをさらに備えることを特徴としてもよい。
これによれば、弾性部材を備えることでそれが収縮して、検知ユニットと身体接触面の距離を一定に保持すると共に、車両のシートに取り付けられるユニットとして生体情報検知装置を提供できる。
以上説明したように、本発明によれば、心拍または呼吸以外に由来する生体表面の変位などの影響を軽減して心拍または呼吸を検知するドップラー式の生体情報検知装置を提供できる。
本発明に係る第一実施例の生体情報検知装置の、(A)側面図、(B)斜視図。 本発明に係る第一実施例の生体情報検知装置を車両の座席の背もたれに設置した場合の、(A)側面図、(B)座席の表皮部を除いて正面右寄りから見た斜視図。 本発明に係る第一実施例の生体情報検知装置を車両の座席の背もたれに設置した場合の、車両の前後方向断面における拡大断面図。 本発明に係る第二実施例の生体情報検知装置の側面図。 本発明に係る第二実施例の生体情報検知装置を車両の座席の背もたれに設置した場合の、車両の前後方向断面における拡大断面図。 本発明に係る第二実施例の生体情報検知装置において、(A)身体から圧力が加わっていない場合の説明図、(B)身体から圧力(矢印)が加わった場合の説明図。 本発明に係る第二実施例の生体情報検知装置のブロック図 本発明に係る第二実施例の生体情報検知装置における変位の制御方法を示すフローチャート。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る各実施例について説明する。
<第一実施例>
図1〜図3を参照し、本実施例における生体情報検知装置100を説明する。生体情報検知装置100は、人間の身体の一部が、直接的または間接的に接する身体接触面Pを有する身体接触部Wを有する機器に設置され、その機器の使用者の生体情報を検知する。ここで、人間の身体の一部が接する身体接触面Pを有する身体接触部Wを有する機器(器具・器械・機械の総称)とは、具体的には、たとえば、人が座る椅子やソファ、人が横たわるベッド、病院内に設置される身体検査機器、車両や航空機内に設置され人が座る座席などを言う。
人間の身体の一部が接する身体接触面Pとは、椅子等では座面や背もたれ面、ベッドではマットレス上面等をいう。身体接触面Pは、人間の身体の一部が直接的・間接的のいずれかで接すればよく、人が衣服を着用して間接的に接触することでもよい。身体の一部とは、椅子等の座面では臀部や太腿であり、椅子等の背もたれやベッド等では背中が一般的である。身体検査機器では、人の肢体のいずれであってもよい。
使用者の生体情報とは、本明細書においては、心拍数(脈拍数)や脈波の大きさ、呼吸数や呼吸の大きさをいい、これらの由来しない皮膚や筋肉の動きを生じさせる咳やくしゃみなどは含まない。
本実施例における生体情報検知装置100は、車両Cに搭載される機器であるシートSの背もたれS1に設置されるものである。背もたれS1の表面は表皮で覆われており、身体接触部Wはその表皮である。身体接触面Pはその表皮の一方側である。この場合、身体接触面Pは背もたれS1の表面であり、身体の一部は車両Cの運転者であるシートSの使用者Uの背中である。もちろん、生体情報検知装置100は、シートSの座面S2に設置され、身体の一部は使用者Uの臀部であってもよい。背もたれS1は、強固なフレームF、背中を支えるスプリングKやクッションQ、生体情報検知装置100を収納し設置するための設置台Dから構成される。
生体情報検知装置100は、生体情報を検知する検知ユニット10と、検知ユニット10を搭載する台座20と、一方が台座20に固定され、他方には身体接触面Pとは反対側の面R、つまり表皮のシート内側の面に当接する当接部31を有する距離保持部30とを備える。検知ユニット10は、後述するように、身体の一部に向けて電波を照射する照射部11と、照射部11が照射した電波の反射波を受信する受信部12とを有する。照射する電波は、人の皮膚表面で反射する周波数の電波であればなんでもよいが、通常マイクロ波が好ましい。
台座20は、矩形のプレート状の部材であり、プレート上に検知ユニット10を固定して搭載する。台座20は、材質や形状は特に限定されないが、車両からの振動で振動しないように防振できる程度の重量を有することが好ましい。なお、台座20は、設置台Dと兼用されてもよい。
距離保持部30は、棒状(柱状)をなし、その一端は、台座20に固定され、他端には身体接触面Pとは反対側の面Rに、つまり表皮のシート内側の表面に当接する当接部31を有する。距離保持部30は、伸縮・屈折しない部材からなり、距離保持部30の一端から他端までの距離を一定に保持する。なお、距離保持部30は、強い力や衝撃を受けた場合には容易に破壊される部材が好ましい。また、本実施例の距離保持部30は棒状であるが、これに限定されず、台座20から当接部31までの距離が一定に保持できる形状、たとえばアーチ状や壁状であってもよい。
距離保持部30は、台座20から当接部31までの距離を一定に保持することは、台座20に固定された検知ユニット10と当接部31が当接する身体接触面Pとは反対側の面Rとの距離を一定に保持する。ひいては、距離保持部30は、検知ユニット10と身体接触面Pに接する身体の一部の皮膚表面との距離を一定に保持することとなる。本実施例では、距離保持部30は、検知ユニット10の周囲に取り巻くように3本の棒状部材から構成される。少なくとも3点(当接部31)で身体接触面Pとは反対側の面Rを支持することが好ましく、その当接部31で支持された身体接触面Pと検知ユニット10との距離は安定して一定の距離を保持できる。このように、身体の一部が接する身体接触面Pと検知ユニット10の距離を一定に保持することで、車両の振動など心拍または呼吸以外に由来する生体表面の変位などの影響を軽減して心拍または呼吸を検知する生体情報検知装置100を提供できる。
また、生体情報検知装置100は、さらに、シートSのフレームFに固定される取付部材60と、一端が取付部材60に固定され、他端が身体接触面Pの方へ台座20を押圧しながら保持する弾性部材70と、防振・衝撃吸収材からなるダンパー80とを備える。取付部材60は、フレームFに取り付けるためのネジ孔を4か所に備え、シートS内に取り付けやすくなっている。また、ダンパー80は、ゲル素材からなり、急激な人の動きや車両の動きがあった場合でも、人体に対する当接部31の圧力を低減することができる。
弾性部材70は、一端が取付部材60に固定され、他端が身体接触面Pの方へ台座20を押圧していることで、台座20を身体接触面Pの方へ押し付けている状態を維持する。そして、使用者Uの背中によって背もたれS1が押され、身体接触面Pが台座20の方へ押されると、弾性部材70は、収縮して、検知ユニット10と身体接触面Pすなわち背中との距離は一定に保持する。なお、弾性部材70は、図に示すように典型的にはバネであるが、樹脂などの弾性体であってもよい。このように、生体情報検知装置100は、弾性部材70や取付部材60を備えることで、それが収縮して検知ユニットと身体接触面の距離を一定に保持すると共に、車両Cのシートに取り付けられるユニットとして提供できる。
<第二実施例>
図4〜図8を参照し、本実施例における生体情報検知装置100Aを説明する。なお、重複記載を避けるために上記実施例と同じ部分には同じ符号を付け、異なる部分を中心に説明する。生体情報検知装置100Aは、上記実施例の生体情報検知装置100の構成要素に加え、圧力センサ40Aと、アクチュエータ50Aと、制御部15とをさらに備える。圧力センサ40Aは、距離保持部30の当接部31と身体接触面Pとは反対側の面Rとの間に設置され、使用者Uが身体接触面Pに加えた圧力を検知するセンサである。特に限定されないが、圧電フィルムなどの薄膜で加工性に富むものが好ましい。
アクチュエータ50Aは、検知ユニット10と台座20との間に設置され、アクチュエータ50Aが台座20に搭載され、検知ユニット10がアクチュエータ50Aに搭載されるように構成される。アクチュエータ50Aは、心拍や呼吸の振動サイクルに対して応答性能よく数10μm〜数100μmの皮膚表面の動きに合わせて変位させることができる限り特に限定されないが、これに適合するものとして、たとえばピエゾアクチュエータが挙げられる。
図5に示されるように、背もたれS1の裏面に緩衝材Lが備えられ、身体接触面Pとは反対側の面Rは緩衝材Lの内側表面になることがある。そうすると、身体が背もたれS1に向かって動いた場合には緩衝材Lが圧縮される。その結果、当接部31が接している緩衝材Lの内側表面と検知ユニット10の距離は距離保持部30によって一定に保たれているにも関わらず、検知ユニット10から身体の一部の皮膚表面までの距離が変わってしまう。これを避けるために、制御部15は、圧力センサ40Aからの信号の変化に基づいて、身体接触面Pの変位量に相当する変位をアクチュエータ50Aに生じさせるように制御を行う。
図6(A)では、身体Bから圧力が加わっていない場合を示し、本図(B)では、身体Bから圧力(矢印)が加わった場合を示す。圧力が加わった場合のシート材や緩衝材Lの厚さは、圧力が加わっていない場合の厚さよりも圧力により薄くなっている。そうすると、当接部31と身体の皮膚表面の距離は、その変位量Vだけ小さくなっている。このとき圧力センサ40Aは、身体Bからの圧力をその変化の前後において検知する。制御部15は、圧力センサ40Aが検知した圧力の変化に基づいて、皮膚表面の変位量に近い身体接触面Pの変位量Vに相当する変位量Vをアクチュエータ50Aに生じさせる(本図ではアクチュエータ50Aは収縮している)。その結果、アクチュエータ50Aの上に搭載された検知ユニット10と身体接触面Pとの距離は変わらない。
図7のブロック図が示すように、3つの圧力センサ40Aはそれぞれ、制御部15に対して検知した圧力値を示す圧力信号を送信する。圧力信号を受信した制御部15は、この圧力値に対応する変位量を計算し、その変位量に対応する駆動信号をアクチュエータ50Aを駆動する駆動回路16に送信する。そして、駆動回路16は、駆動信号を対応する駆動電圧に変換し、その電圧でアクチュエータ50Aを駆動し、変位を生じさせる。
なお、図7は、身体の一部に向けて電波を照射する照射部11と、照射部11が照射した電波の反射波を受信する受信部12と、受信部12が受信した反射波から心拍や呼吸の生体情報を検出するために処理を行う信号処理部13とを示す。そして、信号処理部13が検出した生体情報を実際にその生体情報を利用する生体情報利用部に送信することを示す。これは、上記実施例においても同じである。
図8は、制御部15における、アクチュエータ50Aに変位を生じさせる制御方法を示すフローチャートである。本図において、Sはステップを意味する。制御部15は、S100において、3つの圧力センサ40Aのそれぞれから、検知した圧力値を示す圧力信号を受信する。制御部15は、圧力信号を受信すると、S102において、各圧力信号が示す圧力の平均値を算出する。制御部15は、S104において、その平均値に基づいてアクチュエータ50Aに変位を生じさせる変位量Vを予め算出されたテーブルや関数を用いて算出する。制御部15は、S106において、算出した変位量Vに相当する駆動量を示す駆動信号を駆動回路16に出力する。駆動回路16は、S108において、受信した駆動信号に基づいてそれに対応する駆動電圧をアクチュエータ50Aに対して印加する。その結果、アクチュエータ50Aは、変位量Vの変位を起こすことになる。
このように、身体接触面Pの変位量Vに相当する変位を相殺するアクチュエータ50Aを設けることで、身体の動きなど心拍または呼吸以外に由来する生体表面の変位などの影響をより軽減して心拍または呼吸を検知することができる。なお、この場合の身体の動きとは、運転者が背中を背もたれS1につけた状態で、ハンドル操作を行ったり左右確認動作を行ったりすることを言う。
なお、制御部15は、シートSの使用者Uから身体接触面Pに加わる力が無いと判定したときには、生体情報の検知を停止する、すなわち、照射部11に対して照射する指示を行わないようにしてもよい。予め、シートSに乗員が座っていない場合の圧力センサ40Aの圧力信号を記憶させておき、その圧力信号と同じ値の場合には、シートSの使用者Uから身体接触面Pに加わる力が無いと判定する。あるいは、イグニションスイッチがオフされて、ドアが開閉した後の圧力センサ40Aの圧力信号を記憶させるようにし、その圧力信号と同じ値の場合には、シートSの使用者Uから身体接触面Pに加わる力が無いと判定してもよい。
これによれば、検知を停止することで無駄な消費電力を抑えることができると共に、身体接触面Pに身体が接触していない場合等正確な検知がなされない可能性が高い場合に検知を停止することで、より正確な検知を行うことができる。たとえば、運転者が、背中を背もたれS1から離した状態で運転操作を行った場合、検知ユニット10から背中の皮膚表面までの距離は変化するので正確な検知がなされない可能性が高い。このような場合には、逆に生体情報を検知しない方が全体として正確な生体情報の検知を行うことができる。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
100 生体情報検知装置
10 検知ユニット
11 照射部
12 受信部
13 信号処理部
14 外部出力部
15 制御部
16 駆動回路
20 台座
30 距離保持部
31 当接部
40 圧力センサ
50 アクチュエータ
60 取付部材
70 弾性部材
80 ダンパー
C 車両
S シート(機器)
S1 背もたれ
S2 座面
F フレーム
K スプリング
Q クッション
L 緩衝材
D 設置台
W 身体接触部
P 身体接触面
R 身体接触面とは反対側の面
B 身体
U 使用者

Claims (4)

  1. 身体の一部が接する身体接触面を有する身体接触部を有する機器に設置され、前記機器の使用者の生体情報を検知する生体情報検知装置であって、
    前記身体の一部に向けて電波を照射する照射部と、前記照射部が照射した電波の反射波を受信する受信部とを有する検知ユニットと、
    前記検知ユニットを搭載する台座と、
    一方が前記台座に固定され、他方には前記身体接触部の前記身体接触面とは反対側の面に当接する当接部を有する距離保持部と、
    を備え
    前記照射部は、反対側の面に前記当接部が当接していない前記身体接触面に接触している前記身体の一部に向けて電波を照射する生体情報検知装置。
  2. 前記距離保持部の前記当接部と前記身体接触面とは反対側の面との間に設置される圧力センサと、
    前記検知ユニットと前記台座との間に設置されるアクチュエータと、
    前記圧力センサからの信号の変化に基づいて、前記身体接触面の変位量に相当する変位を前記アクチュエータに生じさせるための駆動信号を出力する制御部と、
    をさらに備える請求項1に記載の生体情報検知装置。
  3. 前記圧力センサからの信号に基づいて、前記機器の使用者から前記身体接触面に加わる力が無いと判定したときには、生体情報の検知を停止することを特徴とする請求項2に記載の生体情報検知装置。
  4. 前記機器は、車両に設けられるシートであり、
    前記シートのフレームに固定される取付部材と、
    一端が前記取付部材に固定され、他端が前記身体接触面の方へ前記台座を押圧しながら保持する弾性部材と、
    をさらに備える請求項1乃至3のいずれかに記載の生体情報検知装置。
JP2016019754A 2016-02-04 2016-02-04 生体情報検知装置 Expired - Fee Related JP6617591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019754A JP6617591B2 (ja) 2016-02-04 2016-02-04 生体情報検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019754A JP6617591B2 (ja) 2016-02-04 2016-02-04 生体情報検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017136239A JP2017136239A (ja) 2017-08-10
JP6617591B2 true JP6617591B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=59566252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016019754A Expired - Fee Related JP6617591B2 (ja) 2016-02-04 2016-02-04 生体情報検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6617591B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112869722B (zh) * 2021-01-11 2022-07-19 北京择天众康科技有限公司 基于物联网的智慧医疗养老用5g智能采集终端及采集方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002065677A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Toto Ltd 心肺機能監視装置
JP5031895B2 (ja) * 2008-05-12 2012-09-26 パイオニア株式会社 自発光型センサ装置及びその製造方法
JP2010120493A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Panasonic Corp 生体信号検知装置
JP5224462B2 (ja) * 2009-02-06 2013-07-03 公立大学法人首都大学東京 身体情報測定装置および身体情報測定システム
EP2619733B1 (en) * 2010-09-22 2014-02-26 Koninklijke Philips N.V. Method and device for identifying a subject in a sensor based monitoring system
WO2013037399A1 (en) * 2011-09-12 2013-03-21 Ficomirrors, S.A. System and method for detecting a vital-related signal pattern
JP5947566B2 (ja) * 2012-03-02 2016-07-06 日本光電工業株式会社 血流計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017136239A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6558328B2 (ja) 生体情報出力装置および生体情報出力装置を備える椅子
JP4593182B2 (ja) 生体信号検出装置及びシート
KR101768142B1 (ko) 생체 측정 장치 및 그 제어방법
JP2001260698A (ja) 心拍呼吸検出装置
JP5887875B2 (ja) 生体情報検出装置
JP2007061490A (ja) 乗員状態検出装置
WO2015046055A1 (ja) 生体情報検知装置及び生体情報検知装置を備えた座席
JP6617591B2 (ja) 生体情報検知装置
JP4452145B2 (ja) 心拍検出装置
JP6631423B2 (ja) 生体情報検知装置および生体情報検知装置を備える椅子
JP2008195301A (ja) シート
JPWO2006120754A1 (ja) 生体信号検出装置
JPWO2006057313A1 (ja) 生体信号検出装置
JP2011121536A (ja) 姿勢検出装置
JP7087460B2 (ja) 生体情報検出センサ
JP2014159184A (ja) シート装置
JP2023024251A (ja) 乗り物用シート
JPH07244168A (ja) 振動検出装置とこれを利用した人体検出装置
JP2016146953A (ja) 生体情報検出装置
JP2017052332A (ja) 車両用シート
JP7089150B2 (ja) 生体センサーの配置構造
JP2010069020A (ja) 生体情報検出体、ベッド装置、及び着座装置
JP6813353B2 (ja) センサ取付ユニット
WO2023166774A1 (ja) センサ付きシート
WO2022215645A1 (ja) 生体情報検出装置および着座判定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180829

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190311

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6617591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees