JP2014159184A - シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降動作可能なシート装置において、シート下部の広範囲の挟み込み検知を簡素な構成で実現する。
【解決手段】シート装置は、昇降機構によって昇降されるシート座部2と、シート座部の下面に張設された複数のテンション部材3と、シート座部と複数のテンション部材の間に配置されたセンサユニット4であって、シート座部に対向配置される反力板と、複数のテンション部材のうちの少なくとも2以上のテンション部材上に配置された以上の底部及び各底部から反力板を支持する柱部を有する第1のクッション材と、少なくとも1つのテンション部材上でかつ底部と反力板の間に配置されたセンサ素子を備え、底部から反力板に対する応力が所定値を超えるとセンサ素子が検知信号を出力するように構成されたセンサユニット4と、検知信号の入力に基づいてシート座部の下面側の挟み込み発生を判断する制御部を備える。
【選択図】図2

Description

本発明はシート装置に関し、特に、昇降可能なシート装置に関する。
昇降可能なシート座部とフロアとの間に足や物が挟み込まれたことを検知する機構が設けられたシート装置が提案されている。例えば、特許文献1は、静電容量方式のタッチセンサを用いた検知機構を備えた車両用パワーシートを開示する。同文献のパワーシートは、座席と、座席を昇降するリフタと、座席とフロア部分(レール等)の間に設けられた静電容量式のタッチセンサと、リフタ機構による座席の下降作動をタッチセンサの検出信号に基づいて禁止する制御手段とを備える。
具体的には、タッチセンサは可撓性の検出電極と当該検出電極から離隔されて対向するグランド電極を有し、両電極に発振回路等が接続される。例えば、下降する座席とレールとの間に人体等の導電体が挟まれた場合、タッチセンサに静電容量が並列接続される等価回路が形成され、発振回路からみた検出電極の静電容量が増加する。この静電容量の増加による検出電圧の変化が検出部によって検出され、上記検出信号が出力される。一方、下降する座席とレールとの間に非導電体が挟まれた場合、押圧された検出電極がグランド電極に接触し、この両電極の短絡状態が発振回路及び検出部によって検出され、上記検出信号が出力される。
特開2009−35199号公報
しかし、特許文献1の構成によると、タッチセンサが配置された地点以外の箇所で挟み込みが発生してもそれを検出することができない。言い換えると、座席下部の全域に亘る挟み込みの検出が必要な場合、その検知必要領域の面積に対応して多数のセンサを配置する必要があり、装置の複雑化及びコストアップの観点から好ましくない。
また、検知手段として静電容量式センサが使用される場合、センサを動作させるための構成として、発信回路、発振信号を波形整形する波形整形回路、波形整形された発振信号の周波数を特定する検出回路等が必要となる。従って、センサを機能させるための回路構成が複雑になるとともにシステムがコストアップしてしまい、好ましくない。また、静電容量センサにおいては、検出電極は、内部のグランド電極と離隔された状態を確保しつつ外表面に対する導電体の接触を確実に検知するためにドーム形状等を有する。このため、静電容量センサは、その形状及びサイズのために、シートとフロアの間の狭い空間への配置が難しい。特に、下降最下位置にあるシートとフロアとが実質的に接触するような場合には、シートとフロアの間に静電容量センサを配置することはできない。またさらに、上記の回路構成において、発振信号に起因して電気雑音が発生するという問題もあり、ノイズ対策のためにさらにシステムコストが増大してしまう。このように、挟み込み検知に静電容量センサを用いる場合、回路規模の大型化、配置の困難性、ノイズの発生、コスト等の観点から、検知必要領域全体にわたって多数のセンサを配置することがますます困難となる。
そこで本発明は、昇降動作可能なシート装置において、シート下部の広い範囲の挟み込みを検知することが可能な簡素かつ安価な構成を提供することを課題とする。
本発明のシート装置は、昇降機構によって昇降されるシート座部と、シート座部の下面に張設された複数のテンション部材と、シート座部と複数のテンション部材の間に配置されたセンサユニットであって、シート座部に対向配置される反力板と、複数のテンション部材のうちの少なくとも2以上のテンション部材上に配置された1以上の底部及び各底部から反力板を支持する柱部を有する第1のクッション材と、複数のテンション部材のうちの少なくとも1つのテンション部材上でかつ底部と反力板の間に配置されたセンサ素子とを備え、底部から反力板に対する応力が所定値を超えるとセンサ素子が検知信号を出力するように構成されたセンサユニットと、検知信号の入力に基づいてシート座部の下面側の挟み込みの発生を判断する制御部とを備える。
本発明によると、昇降動作可能なシート装置において、シート下部の広範囲の挟み込み検知を簡素及び安価な構成で実現することが可能となる。
本発明の第1の実施例によるシート装置の上面透視図である。 本発明の第1の実施例によるシート装置の側面断面図である。 図2のシート装置のセンサユニットを示す図である。 図3のセンサユニットの部分拡大図である。 本発明の第1の実施例によるシート装置の制御部を示す図である。 本発明の第1の実施例によるシート装置を説明する図である。 本発明の第2の実施例によるシート装置の上面透視図である。 図7のシート装置のセンサユニットを示す図である。 本発明の第3の実施例によるシート装置の上面透視図である。 図9のシート装置のセンサユニットを示す図である。 本発明の変形例によるセンサユニットを示す図である。
実施例1.
図1は本発明の第1の実施例によるシート装置の上面視における透視図である。本実施例では、シート装置1は車両用のシート装置であり、シート座部2と、シート座部2の下面に張設されたクッションバネ(Sバネ)3−1、3−2、3−3及び3−4と、シート座部2とクッションバネ3−1、3−2、3−3及び3−4の間に配置されたセンサユニット4とを備える。また、シート装置1は、シート座部2を昇降させる昇降機構5と、昇降機構5の昇降動作を制御する制御部6とを備え、シート座部2にはシートバック8が取り付けられる。
なお、以降の説明において、クッションバネ3−1〜3−nのいずれかを代表して、又はこれらを総称してクッションバネ3というものとする。また、以降の説明において、シート座部2に対してシートバック8が配置される方向を後方向、その逆方向を前方向というものとし、シート上面視において前後方向に垂直な方向を左右方向又は車幅方向というものとする。また、図2に示すように、シート座部2に対してシートバック8が起立する方向を上方又は上昇方向、その逆を下方又は下降方向というものとする。また、図面は本発明を分かり易くするために作成されたものであり、全ての要素を図示しているわけではなく、また寸法通りではない。
図1を参照すると、各クッションバネ3は、シート座部2の前後方向に並列に張設され、両端部がフレーム2aの前後の縁部に固定される。クッションバネ3は、乗員が着座した場合等のシート座部2下方への荷重を支持するテンション部材である。
センサユニット4は、シート座部2側に対向配置される反力板40を備え、反力板40とクッションバネ3−1、3−2、3−3及び3−4の間に、各クッションバネ3に対応してサブセンサユニット41−1、41−2、41−3及び41−4が配置される。サブセンサユニット41−1、41−2、41−3及び41−4はケーブル7によって相互に接続されて制御部6に接続される。
図2はシート装置1の側面断面図である。シート座部2はクッションパッド20、及びクッションパッド20を覆うシート表皮21を備え、クッションパッド20の下面に沿ってクッションバネ3が張設される。クッションパッド20の下面に凹部20aが設けられ、凹部20aにセンサユニット4が収容されることにより、シート座部2(クッションパッド20)とクッションバネ3の間にセンサユニット4が配置される。
昇降機構5は、一例として、車幅方向の枢動軸51a及び52aに関して前後方向に枢動可能な可動支持部材51及び52並びに可動支持部材51及び52を駆動するモータ(不図示)を備える。シート座部2は可動支持部材51及び52によってフロアFLから支持され、可動支持部材51及び52がフロアFLに対して略垂直位置にあるときに最上位置となり、可動支持部材51及び52の上部が後方側に倒れてフロアFLに対して略水平位置となったときに最下位置となる。即ち、昇降機構5の下降動作においては、可動支持部材51及び52が後方側に倒れていくことにより、シート座部2の位置が下がる。但し、昇降機構5の構成は図2に示す構成に限られず、シート座部2を上下方向に移動できるものであれば他の構成であってもよい。なお、図2においては、制御部6の図示は省略されている。
図3はセンサユニット4を前後方向から見た断面図である。図1に関して上述したように、本実施例のセンサユニット4は反力板40とサブセンサユニット41−1、41−2、41−3及び41−4を備える。反力板40は、例えば硬質樹脂からなり、クッションパッド20の下面に対向配置される。サブセンサユニット41−1、41−2、41−3及び41−4は、それぞれ、メンブレンセンサ42−1、42−2、42−3及び42−4と、第1のクッション材43−1、43−2、43−3及び43−4と、第2のクッション材44−1、44−2、44−3及び44−4とを備える。なお、説明の便宜上、各クッションバネ3を模式的に円形断面で示しているが、各円形断面はクッションバネ(紙面に対して垂直とは限らない)の断面の一部を表すものとする。
なお、以降の説明において、サブセンサユニット41−1〜41−nのいずれかを代表して、又はこれらを総称してサブセンサユニット41というものとする。同様に、図4に示すように、メンブレンセンサ、第1のクッション材、第2のクッション材、底部及び柱部についても、それぞれ、いずれかを代表して、又はそれらをまとめてメンブレンセンサ42、第1のクッション材43、第2のクッション材44、並びに後述するように底部43a及び柱部43bというものとする。
図4に示すように、サブセンサユニット41において、第1のクッション材43は、それぞれ、クッションバネ3上に固定配置される底部43aと、底部43aから反力板40を支持する柱部43bを有する。メンブレンセンサ42は、クッションバネ3上に底部43aを介して配置され、反力板40から第2のクッション材44を介して配置される。即ち、第1のクッション材43の凹部と反力板40の下面で画定される空間にメンブレンセンサ42と第2のクッション材44が上下方向に配置される。
メンブレンセンサ42は、上下に離隔配置された一対の電極(不図示)を有する。一対の電極間において対向する方向に圧力がかかり、両電極が短絡されることにより、メンブレンセンサ42はオン状態となる。即ち、メンブレンセンサ42への上下方向の圧力が所定値以上となると短絡状態(オン状態)となり、後述する検知信号を生成する。第1のクッション材43はウレタン等からなり、サブセンサユニット41に上下方向の応力が加わった時にクッションバネ3と反力板40の間を弾性的に支持する弾性支持部材として作用する。第2のクッション材44もウレタン等からなるが、第1のクッション材43よりも硬度が低く、即ち、軟らかい。
上記の構成によると、乗員がシート座部2に着座する等してシートクッション20を介して反力板40に対して下方に圧力Fdがかかった場合、各サブセンサユニット41の各第1のクッション材43には約Fd/4の力が加わる。即ち、1つの底部43a、メンブレンセンサ42及び第2のクッション材44が1本のクッションバネ3から受ける応力は約Fd/4となる。一方、1本のクッションバネ3とフロアFLの間に物体が挟み込まれ、そのクッションバネ3に対して上方に応力Fu(検出すべき応力)がかかった場合、そのクッションバネ3上のサブセンサユニット41の第1のクッション材43はクッションバネ3から実質的にFuの応力を受ける。なお、第1のクッション材43は、Fd/4の大きさの力によっては変形されることはないが、Fuの大きさの力によって変形されるように構成されているものとする。
このように、シート座部2に対する下方への応力に対しては各第1のクッション材43が変形し難いが、1つのクッションバネ3に対する上方への応力に対してはそのクッションバネ3上の第1のクッション材43が変形し易いようにセンサユニット4が構成される。この第1のクッション材43の上方への変形により、底部43aから反力板40への応力が増大する。これにより、第2のクッション材44がメンブレンセンサ42に及ぼす圧力が増加し、メンブレンセンサ42がオンする。
例えば、図3において、クッションバネ3−2とフロアFL(不図示)の間に物体が挟みこまれ、クッションバネ3−2に対して上方に圧力Fuがかかった場合、第1のクッション材43−2はクッションバネ3−2から実質的にFuの力を受ける。このとき、他のサブセンサユニット41−1、41−3及び41−4は応力Fuを受けず、サブセンサユニット41−2のみが応力Fuを受ける。これにより、第1のクッション材43−2が変形して、第2のクッション材44−2がメンブレンセンサ42−2に及ぼす圧力が増加し、メンブレンセンサ42−2がオンする。
ここで、各メンブレンセンサ42がオンするのに必要な圧力(即ち、検知感度)は、第1のクッション材43と第2のクッション材44の硬度又は硬度比、第1のクッション材43及び第2のクッション材44の寸法、底部43aと反力板40との距離設定等を調節することにより決定することができる。従って、この調節を適切に行うことにより、センサユニット4は、乗員の体重等による下方への荷重(Fd)には反応しないが、クッションバネ3とフロアFL間の挟み込みによる上方への荷重(Fu)には検知信号を出力するように構成することができる。なお、メンブレンセンサ42のオン状態は、第1のクッション材43のうちの底部43aが上方に撓むことにより、及び/又は柱部43bが潰れることにより、第2のクッション材44からメンブレンセンサ42への圧力が増加することにより得られる。なお、4つのサブセンサユニット41における検知感度が等しいことを前提として説明したが、各サブセンサユニット41の検知感度を異ならせてもよい。
また、上記構成によると、あるクッションバネ3において挟み込みが発生すると、そのクッションバネ3の張設方向のほぼ全体が撓む。従って、クッションバネ3の張設方向において、挟み込み発生箇所とメンブレンセンサ42の位置がずれていたとしても、そのクッションバネ3上のメンブレンセンサ42がオンされることができる。言い換えると、1つのメンブレンセンサ42によって、1本のクッションバネ3下部のほぼ全域の挟み込みを検知することが可能となる。従って、従来技術のように、検知必要領域の面積に対応して多数のセンサを配置する必要はなく、装置の簡素化及び低コスト化が可能となる。
図5は制御部6の構成を示すブロック図である。センサユニット4において、メンブレンセンサ42−1〜42−4は4連センサ(ブロック4内の上段図参照)として並列接続される。各メンブレンセンサ42は、オン状態で短絡するスイッチとみなすことができ、本実施例では、いずれかのメンブレンセンサ42がオン状態となるとセンサユニット4としてオン状態となるOR回路が構成される。各メンブレンセンサ42の接続端がケーブル7を介して制御部6に接続される。
制御部6はECUの一部であればよく、CPU60、メモリ61、受信部62、駆動出力部63、定電圧源64及び検出回路65を備え、各部はバス66によって相互に接続される。CPU60は各部間の信号のやりとりを制御するプロセッサであり、メモリ61はプログラム及びデータを記憶するメモリである。
受信部62は乗員からのシート昇降指示を有線又は無線で受信し、駆動出力部63は受信部62で受信されたシート昇降指示に従って昇降機構5を昇降させる。定電圧源64はセンサユニット4に直流電圧Vd(例えば5〜12V程度)を供給する。検出回路65はセンサユニット4の短絡状態(オン状態)を検出する。図5に示す回路では、検出回路65に、メンブレンセンサが全て開放状態(オフ状態)の場合にはVdの電圧が入力され、メンブレンセンサのいずれか一つが短絡状態(オン状態)となると0Vの電圧(検知信号)が入力される。検出回路65は、検知信号が入力されると停止信号を出力する。
CPU60は、駆動出力部63が昇降機構5の下降動作を行っている間で、かつ検出回路65が停止信号を出力した場合、駆動出力部63に昇降機構5の下降動作を停止させる。即ち、制御部6は、シート下降動作が行われているときにクッションバネ3とフロアFLの間における挟み込みが検出されると、そのシート下降動作を停止させる。この停止動作により、それ以上の挟み込み圧力が進行するのを防止することができる。また、制御部6は、CPU60がシート下降動作を停止させた後に、駆動出力部63に昇降機構5の上昇動作を行わせるようにしてもよい。これにより、上記挟み込みが発生してもその状態が即座に解除される。
なお、上記のシート装置1においては、挟み込みの検知をより正確に行うための種々の工夫がなされている。
例えば、図1及び図2を参照すると、サブセンサユニット41が、シート座部2における着座時の想定重心線Gから後方にオフセットされている。なお、想定重心線Gとは、標準的な乗員の座骨ピーク部がシート座部2に当接されることが予想される位置を通る垂線を意味する。サブセンサユニット41が想定重心線Gから前後方向にオフセットされることにより、乗員によるシート座部2への圧力によってメンブレンセンサ42がオンされる誤動作を防止することができる。なお、図1では、サブセンサユニット41が想定重心線Gから後方にオフセットされる構成を示したが、サブセンサユニット41が想定重心線Gから前方にオフセットされるようにしてもよい。
また、図6に示すように、メンブレンセンサ42の受感部がクッションバネ3の屈曲部3aに対応して配置されることが好ましい。これにより、クッションバネ3に加わる上方への荷重が効率良くメンブレンセンサ42に伝達される。
また、上述したように本実施例では、サブセンサユニット41は左右方向に整列して配置され、ケーブル7によって相互に接続される。このケーブル7の張力によって、各クッションバネ3間の間隔が左右方向に拡がることを抑制することができる。従って、正しい配置のクッションバネ3が維持されることにより、シート座部2の形状安定性や弾力性が確保され、シート本来の性能を向上することができる。
実施例2.
上記第1の実施例では、センサユニット4に4個のサブセンサユニット41が設けられる構成を示したが、本実施例では、センサユニット4に2個のサブセンサユニット41が設けられる構成を示す。
図7に本実施例によるシート装置1の上面視における透視図を、図8に図7のシート装置1におけるセンサユニット4の前後方向からみた断面図を示す。なお、本実施例は第1の実施例とはサブセンサユニットの構成のみが相違するので、サブセンサユニット以外の共通する構成についての説明を省略する。
図7に示すように、本実施例では、センサユニット4は2つのサブセンサユニット41−5及び41−6を備える。サブセンサユニット41−5はクッションバネ3−1及び3−2の対向する屈曲部に跨って配置され、サブセンサユニット41−6はクッションバネ3−3及び3−4の対向する屈曲部に跨って配置される。サブセンサユニット41−5及び41−6はケーブル7によって相互に接続されて制御部6に接続される。
図8に示すように、センサユニット4において、サブセンサユニット41−5が反力板40とクッションバネ3−1及び3−2の間に配置され、サブセンサユニット41−6が反力板40とクッションバネ3−3及び3−4の間に配置される。サブセンサユニット41−5は、メンブレンセンサ42−1及び42−2と、第1のクッション材43−5と、第2のクッション材44−5とを備える。同様に、サブセンサユニット41−6は、メンブレンセンサ42−3及び42−4と、第1のクッション材43−6と、第2のクッション材44−6とを備える。
第1のクッション材43−5は、クッションバネ3−1及び3−2上に固定配置される底部43a−5と、底部43a−5から反力板40を支持する柱部43b−5を有する。同様に、第1のクッション材43−6は、クッションバネ3−3及び3−4上に固定配置される底部43a−6と、底部43a−6から反力板40を支持する柱部43b−6を有する。即ち、メンブレンセンサ42−1及び42−2はそれぞれクッションバネ3−1及び3−2上でかつ底部43a−5と反力板40の間に配置される。同様に、メンブレンセンサ42−3及び42−4はそれぞれクッションバネ3−3及び3−4上でかつ底部43a−6と反力板40の間に配置される。
上記の構成によると、乗員がシート座部2に着座する等してシートクッション20を介して反力板40に対して下方に圧力Fdがかかった場合、各サブセンサユニット41の各第1のクッション材43にはFd/2の力が加わる。即ち、1つの底部43aが1つのクッションバネ3から受ける応力は約Fd/4となる。一方、第1の実施例と同様に、1本のクッションバネ3とフロアFLの間に物体が挟み込まれ、そのクッションバネ3に対して上方に応力Fu(検出すべき応力)がかかった場合、そのクッションバネ3の直上に位置するメンブレンセンサ42、第1のクッション材43及び第2のクッション材44はクッションバネ3から実質的にFuの応力を受ける。なお、第1のクッション材43は、Fd/4の大きさの力によっては変形されることはないが、Fuの大きさの力によって変形されるように構成されているものとする。
このように、本実施例においても、シート座部2に対する下方への応力に対しては各第1のクッション材43が変形し難いが、1本のクッションバネ3に対する上方への応力に対してはそのクッションバネ3上の第1のクッション材43が変形し易いようにセンサユニット4が構成される。この第1のクッション材43の上方への変形により、底部43aから反力板40への応力が増大する。従って、第2のクッション材44からメンブレンセンサ42への圧力が増加し、メンブレンセンサ42がオンする。
例えば、図8において、クッションバネ3−2とフロアFL(不図示)の間に物体が挟み込まれ、クッションバネ3−2に対して上方に圧力Fuがかかった場合、第1のクッション材43−5はクッションバネ3−2から実質的に応力Fuを受ける。これにより、第1のクッション材43−5のクッションバネ3−2側(右側)が変形することにより、第2のクッション材44−5がメンブレンセンサ42−2に及ぼす圧力が増加し、メンブレンセンサ42−2がオンする。
第1の実施例と同様に、各メンブレンセンサ42がオンするのに必要な圧力(即ち、検知感度)は、第1のクッション材43と第2のクッション材44の硬度又は硬度比、第1のクッション材43及び第2のクッション材44の寸法、底部43aと反力板40との距離設定等を調節することにより決定することができる。従って、この調節を適切に行うことにより、センサユニット4は、乗員着座時の体重等による下方への荷重(Fd)には反応しないが、クッションバネ3とフロアFL間の挟み込みによる上方への荷重(Fu)には検出信号を出力するように構成することができる。なお、メンブレンセンサ42のオン状態は、第1のクッション材43のうちの底部43aの一部が上方に撓むことにより、及び/又は柱部43bの一方が潰れることにより、第2のクッション材44からメンブレンセンサ42への圧力が増加することにより得られる。また、4つのサブセンサユニット41における検知感度が等しいことを前提として説明したが、各サブセンサユニット41の検知感度を異ならせてもよい。
本実施例によると、上記第1の実施例で得られる効果に加えて、サブセンサユニット数を減らすことができ、設置の容易性及びコストの観点から有利となる。また、2本のクッションバネ3の対向する屈曲部に跨って1つのサブセンサユニットが配置されるので、2つのメンブレンセンサを含むサブセンサユニットであっても、そのサブセンサユニットをより小型にすることができ、スペース効率が向上する。
実施例3.
上記第1の実施例では、センサユニット4に4個のサブセンサユニット41が設けられる構成を示したが、本実施例では、センサユニット4に1個のサブセンサユニット41が設けられる構成を示す。即ち、第1の実施例では、4本のクッションバネ3における挟み込み全てを検知する構成を示したが、本実施例では、1本のクッションバネ3の下部領域での挟み込みを検知すればよい場合の構成を示す。
図9に本実施例によるシート装置1の上面視における透視図を、図10に図9のシート装置1におけるセンサユニット4の前後方向からみた断面図を示す。なお、本実施例は第1の実施例とはサブセンサユニットの構成のみが相違するので、サブセンサユニット以外の共通する構成についての説明を省略する。但し、第1及び第2の実施例では、クッションバネ3−1及び3−3の屈曲方向とクッションバネ3−2及び3−4の屈曲方向が対向する構成を示したが、本実施例では全クッションバネ3の屈曲方向が同一となるように配置される。
図9に示すように、本実施例では、センサユニット4は、クッションバネ3−1、3−2及び3−3に跨って配置されるサブセンサユニット41を備える。サブセンサユニット41はクッションバネ3−2とフロアFLの間における挟み込みを検知するためのものである。
図10に示すように、センサユニット4においては、サブセンサユニット41は反力板40とクッションバネ3−1、3−2及び3−3の間に配置される。サブセンサユニット41は、メンブレンセンサ42と、第1のクッション材43と、第2のクッション材44とを備える。第1のクッション材43は、クッションバネ3−1、3−2及び3−3上に固定配置される底部43aと、底部43aから反力板40を支持する柱部43bを有し、メンブレンセンサ42はクッションバネ3−2上でかつ底部43aと反力板40の間に配置される。
上記の構成によると、乗員がシート座部2に着座する等してシートクッション20を介して反力板40の中央部に下方に応力Fdがかかった場合、第1のクッション材43からクッションバネ3−1〜3−3にFdの力が加わる。即ち、クッションバネ3−2が第1のクッション材43(底部43a)に与える応力はFd/3程度となる。一方、クッションバネ3−2とフロアFL(不図示)の間に物体が挟み込まれ、クッションバネ3−2に対して上方に応力Fu(検出すべき応力)がかかった場合、クッションバネ3−2上の第1のクッション材43はクッションバネ3−2から実質的にFuの力を受ける。なお、第1のクッション材43は、Fd/3の大きさの力によっては変形されることはないが、Fuの大きさの力によって変形されるように構成されているものとする。
このように、本実施例においても、シート座部2に対する下方への応力に対しては第1のクッション材43が変形し難いが、クッションバネ3−2に対する上方への応力に対してはクッションバネ3−2上の底部43aの中央部が変形し易いようにセンサユニット4が構成される。この第1のクッション材43の上方への変形により、底部43aから反力板40への応力が増大する。これにより、第2のクッション材44からメンブレンセンサ42への圧力が増加し、メンブレンセンサ42がオンする。
第1及び第2の実施例と同様に、メンブレンセンサ42がオンするのに必要な圧力(即ち、検知感度)は、第1のクッション材43と第2のクッション材44の硬度又は硬度比、第1のクッション材43及び第2のクッション材44の寸法、底部43aと反力板40との距離設定等を調節することにより決定することができる。従って、この調節を適切に行うことにより、メンブレンセンサ42を、乗員着座時の体重等によるシート座部2への下方への荷重(Fd)にはオンしないが、クッションバネ3とフロアFL間の挟み込みによる上方への荷重(Fu)にはオンするように構成することができる。なお、メンブレンセンサ42のオン状態は、第1のクッション材43のうちの底部43aが上方に撓むことにより、第2のクッション材44からメンブレンセンサ42への圧力が増加することにより得られる。
本実施例によると、複数のクッションバネのうちのいずれかにおける挟み込みさえ検知できればよい場合に、簡素な構成でシート装置を構成することができる。
上述したように、上記第1〜第3の実施例によるシート装置1は、シート座部2と複数のクッションバネ3の間に配置されたセンサユニット4を備える。センサユニット4は、複数のクッションバネ3のうちの少なくとも2以上のクッションバネ上に配置された1つ又は複数の底部43a及び各底部43aから反力板40を支持する柱部43bを有する第1のクッション材43と、複数のクッションバネ3のうちの少なくとも1つのクッションバネ上でかつ各底部43aと反力板40の間に配置されたメンブレンセンサ42とを備える。これにより、乗員がシート座部2に着座した場合には、その荷重がシート座部2及び第1のクッション材43を介して複数のクッションバネ3全体にかかる。一方、所定のクッションバネ3とフロアFLの間に挟みこみが発生すると、そのクッションバネ上のセンサユニット4の底部43aが上方に撓み、又は柱部43bが潰れる。これにより底部43aから反力板40に対する応力が増大して所定値を超え、即ち、メンブレンセンサ42が第2のクッション材44から受ける応力が増大して所定値を超えると、メンブレンセンサ42がオンして検知信号を出力する。制御部5はこの検知信号を受けて昇降機構6の下降動作を停止させる。これにより、少なくとも1本のクッションバネのほぼ全域にわたって、その下部の挟み込みを検知することが可能となる。従って、シート下部の広範囲の挟み込みを簡素な構成で検知することが可能なシート装置を提供することが可能となる。
また、上記各実施例は、センサ素子として、シート構造物の各部材の厚みに対して十分に薄いメンブレンスイッチ42を採用する。従って、その薄いサイズのために、シート座部2(クッションパッド20)とクッションバネ3の間のような狭い空間へのセンサ配置が可能となる。これにより、実施例による挟み込み検知構成を種々のシートに対して適用することができる。特に、本発明による検知構成はシート構造内部に配置されるので、シートの設置性に影響を与えず、高い汎用性のシート装置が得られる。また、メンブレンスイッチ42を用いることにより、センサユニット4を低背な構成とすることができ、シート座部2の設計、特にクッション性に与える影響は実質的になく、シート性能の観点から好適である。
また、上記各実施例は、センサ素子として、直流電圧で動作可能なメンブレンスイッチを採用するため、制御部6とセンサユニット4の間には直流信号しか伝送されない。従って、静電容量センサを用いる従来技術のように、発振回路を設けて発振信号を伝送する必要がないため、回路の複雑化、ノイズの発生、コストの増加等を防止できる。
<変形例>
上記に本発明の好適な実施例を示したが、本発明は以下のように種々の変形が可能である。
・クッションバネ(テンション部材)の変形例
上記各実施例では、シート座部2の下面に張設された複数のテンション部材として、シート前後方向に張設されたクッションバネ3を用いたが、シート左右方向に張設されたクッションバネを用いてもよいし、メッシュ状のテンション部材を用いてもよい。メッシュ状のテンション部材を用いる場合、1つのサブセンサユニット41の設置点の周辺における挟み込みを検知することができる。
・第1のクッション材の変形例
上記各実施例では、第1のクッション材43は、その底部43aと柱部43bが同一の材質からなる一体構成であるものとして示したが、底部43aと柱部43bが別の材料からなるものであってもよい。この場合、クッションバネ3から第1のクッション材43に力を加えてメンブレンセンサ42をオンするために、底部43aの硬度をより低くして(軟らかくして)底部43aが上方に撓み易くなるようにしてもよいし、柱部43bの硬度をより低くして(軟らかくして)柱部43bが潰れ易くなるようにしてもよい。前者の場合、底部43aに、弾性はないが可撓性がある金属板等を使用してもよく、後者の場合、柱部43bに、可撓性はないが弾性のある弾性体(例えば、ゴム、バネ)を使用してもよい。
また、上記第2の実施例では、第1のクッション材43で囲まれる凹部にメンブレンセンサ42及び第2のクッション材44が配置される構成として、2つのメンブレンセンサ42が柱部43b内に配置される構成とした。本発明はこれに限られず、例えば、2つのメンブレンセンサ42の間を隔てる位置に追加の柱部を設けてもよい。また逆に、図11に示すサブセンサユニット41−5を例にして説明するように、2つのメンブレンセンサ42の間を隔てる位置に柱部43c−5を設けて外側の柱部43b−5をなくした構成としてもよい。
・第2のクッション材の省略
上記各実施例では、メンブレンセンサ42と反力板40の間に第2のクッション材44を設けたが、メンブレンセンサ42の上部と反力板40との間の距離が小さい場合等には、第2のクッション材44は省略してもよい(即ち、クッション材ではなく空気であってもよい)。この場合、第1のクッション材43の上方への応力によってメンブレンセンサ42の上部が直接反力板40から加圧されることにより、メンブレンセンサ42が検知信号を出力する。
・メンブレンセンサ(センサ素子)の変形例
上記各実施例ではサブセンサユニット41に実装されるセンサ素子としてメンブレンセンサを用いたが、同種の効果が得られるスイッチであれば他のスイッチを採用することもできる。即ち、底部43aと反力板40との離隔距離が所定値未満となったこと、又は底部43aと反力板40との間の応力が所定値を超えたことに応じて、一対の電極が短絡され、検知信号を出力できるスイッチであればよい。例えば、反力板40の下面と底部43aの上面にそれぞれ対向平板電極を固定し、両対向電極が短絡された場合に検知信号が出力されるようにしてもよい。この場合も第2のクッション材44は不要である。
・メンブレンセンサと第2のクッション材の位置関係の変形
上記各実施例では、センサユニット4において、下から、底部43a、メンブレンセンサ42、第2のクッション材44、反力板40の順に要素を配置したが、下から、底部43a、第2のクッション材44、メンブレンセンサ42、反力板40の順に配置してもよい。
・報知手段の追加
上記各実施例では、挟み込みが検知された場合に、制御部6がシート下降を停止させ、又はシート下降停止後にシートを上昇させる構成を示した。本発明のシート装置1は、さらに、挟み込みが発生したことを報知する報知手段を備えていてもよい。報知手段は、視覚的、聴覚的若しくは感覚的又はこれらの組合せによって、挟み込み発生を報知するものであればよい。視覚的な報知は、車室内又はシート操作用リモコン上でのLEDランプの点灯又は点滅、インストゥルメンタルパネル上のインジケータによる表示、カーナビ上への表示等であればよい。また、聴覚的な報知は、ブザー音の出力、音声案内等であればよい。また、感覚的な報知は、シート操作用リモコンのバイブレーション等であればよい。
・シート装置の用途に関する変形例
上記各実施例では、本発明のシート装置を自動車車両に適用した例について説明したが、本発明のシート装置は鉄道車両、航空機、船舶等にも適用可能である。
1 シート装置
2 シート座部
3 クッションバネ
3a 屈曲部
4 センサユニット
5 昇降機構
6 制御部
7 ケーブル
40 反力板
41 サブセンサユニット
42 メンブレンセンサ
43 第1のクッション材
43a 底部
43b 柱部
44 第2のクッション材

Claims (8)

  1. シート装置であって、
    昇降機構によって昇降されるシート座部と、
    前記シート座部の下面に張設された複数のテンション部材と、
    前記シート座部と前記複数のテンション部材の間に配置されたセンサユニットであって、前記シート座部に対向配置される反力板と、前記複数のテンション部材のうちの少なくとも2以上のテンション部材上に配置された1以上の底部及び該各底部から前記反力板を支持する柱部を有する第1のクッション材と、前記複数のテンション部材のうちの少なくとも1つのテンション部材上でかつ前記底部と前記反力板の間に配置されたセンサ素子とを備え、前記底部から前記反力板に対する応力が所定値を超えると前記センサ素子が検知信号を出力するように構成されたセンサユニットと、
    前記検知信号の入力に基づいて前記シート座部の下面側の挟み込み発生を判断する制御部と
    を備えたシート装置。
  2. 請求項1に記載のシート装置において、前記センサユニットが更に、前記センサ素子と前記反力板との間に前記第1のクッション材よりも硬度の低い第2のクッション材を備えたシート装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシート装置において、前記センサ素子がメンブレンセンサからなり、該メンブレンセンサが加圧された場合に前記検知信号が出力されることを特徴とするシート装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のシート装置において、前記センサ素子が、前記シート座部における着座時想定重心線から該シート座部の前方又は後方にオフセットされていることを特徴とするシート装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のシート装置において、前記テンション部材は所定方向に沿って張設された複数のクッションバネからなり、前記センサは前記複数のクッションバネのうちの1以上のクッションバネ上に配置されたセンサ素子からなることを特徴とするシート装置。
  6. 請求項5に記載のシート装置において、前記複数のクッションバネが前記シート座部の前後方向に沿って張設され、前記複数のセンサ素子が前記シート座部の左右方向に整列され、前記複数のセンサがケーブルによって相互に接続されたことを特徴とするシート装置。
  7. 請求項5に記載のシート装置において、前記センサ素子が前記クッションバネの屈曲部に対応して配置されたことを特徴とするシート装置。
  8. 請求項1から7いずれか一項に記載のシート装置において、前記制御部が、前記検知信号の入力に応じて前記昇降機構の下降動作を停止させるように構成されたシート装置。
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