JP6614804B2 - 塵芥収集車の後部扉のロック装置および塵芥収集車 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されているように、一般にロック機構は、扉の左右に一対設けられ、左右一対の把手を操作することでロック解除が行われる。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の塵芥収集車の後部扉のロック装置において、前記変位部材に形成されて前記保持棒の他端側が当接するカム溝には、前記把手棒を操作しない状態で前記保持棒が位置する中立部位と、前記把手棒を上方に操作した状態で前記保持棒が位置する下方部位と、前記把手棒を下方に操作した状態で前記保持棒が位置する上方部位と、前記中立部位から前記下方部位まで前記保持棒が摺動する第1摺動部と、前記中立部位から前記上方部位まで前記保持棒が摺動する第2摺動部とが形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の塵芥収集車の後部扉のロック装置において、前記把手棒の両端を、前記保持棒の取り付け位置よりも突出させていることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の塵芥収集車の後部扉のロック装置を備えた塵芥収集車であって、前記投入箱の内部に積み込み手段を備えたことを特徴とする。
本実施例では、塵芥収集車の後部扉のロック装置を、塵芥収集車の投入箱の後部扉に適用している。
図1は本実施例による塵芥収集車の後部扉を示す正面図である。
本実施例による塵芥収集車1は、塵芥を収容する収容箱の後部に装着する投入箱20を有している。
図1に示すように、投入箱20は、上下方向に移動して投入箱20の開口部を開閉する後部扉21と、開口部の側方に配置される後方面材22と、後部扉21の開閉時に用いる把手棒61とを備えている。
把手棒61は、後部扉21の左右方向を長手方向として後部扉21の外下方に配置される。把手棒61の両側には一対の保持棒62を取り付けている。
本実施例による塵芥収集車1は、スポイラー型部材30を配置している。
図2(a)は後部扉の閉状態を、図2(b)は後部扉の半開状態を、図2(c)は後部扉の全開状態を示している。
投入箱20は、後部扉21を有する後方面材22、一対の側面材23、天面材24、及び底面材25で囲まれる空間内に、塵芥を収容箱に導く積み込み手段26を備えている。後部扉21及び後方面材22は、下端が最も後方となり、上端が最も前方となるように湾曲している。なお、本実施例において、前方とは塵芥収集車1のキャビン側を指している。
スポイラー型部材30は、天面材24に対向する位置に配置するスポイラー型本体31と、スポイラー型本体31の両端に設けた一対の接続部32とからなる。スポイラー型本体31は、一対の接続部32によって側面材23に取り付けている。スポイラー型部材30には、テールランプ、作業表示灯、又はライセンスプレートなどの表示機器、及び後方を撮像する撮像部を設けている。表示機器や撮像部は、スポイラー型本体31に設けることが好ましい。スポイラー型部材30は、後方面材22又は後部扉21よりも後方に突出しない。
図2(c)に示すように、後部扉21が全開時であっても、把手棒61はスポイラー型部材30よりも下方に位置する。
アーム40は、一端に回動軸41を、他端に係合部42を備えている。回動軸41は、側面材23に軸支されている。係合部42は、後部扉21に回動自在に設けている。回動軸41は、揺動軸26aよりも高い位置で、揺動軸26aよりも前面材28に近い位置に配置している。アーム40は、接続部32の側面材23への取付け部35を迂回するように湾曲させている。
図2(c)に示すように、本実施例による塵芥収集車1は、開状態とした後部扉21が天面材24より外方に位置する。
そして、天面材24とスポイラー型部材30との間を後部扉21が移動することで、後部扉21の開閉が行われる。
また、本実施例によれば、投入箱20の上部にスポイラー型部材30を配置することで、撮像部が適した撮像対象領域及び角度で撮像できる。
また、本実施例によれば、スポイラー型部材30を、後方面材22よりも後方に突出させないことで、スポイラー型部材30を配置しても車両の全長は長くならないため、車両の取回しなどの操作性に影響を与えることがない。
塵芥収集車の後部扉のロック装置は、一対のロックピン63、ロックピン63と係合する係合部64、ロックピン63を係合部64に係合させる方向に付勢する付勢部材65を備えている。一対のロックピン63は、後部扉21の左右方向に移動可能に後部扉21の内方の両側部に配置され、係合部64は後方面材22に形成されている。
係合部64は、2つの突起部で構成され、2つの突起部の間にロックピン63の一端側を係合する。1つの突起部には傾斜面が形成されている。係合部64として、図3および図4に示すように、開口部の下方位置に配置した第1係合部64aと、図5に示すように、開口部の上方位置に配置した第2係合部64bとを備えている。第1係合部64aは、図6(a)に示すとおり傾斜面を形成した突起部を上部に、第2係合部64bは、図6(b)に示すとおり傾斜面を形成した突起部を下部に配置している。
ロックピン63は、一端側が係合部64に係合し、他端側62aには変位部材66を取り付けている。変位部材66には、カム溝70が形成されている。
後部扉21の両側部には、一対の貫通孔29を形成している。
一対の保持棒62は、貫通孔29を貫通し、一端側を把手棒61に取り付け、他端側aをカム溝70に当接させている。保持棒回動軸67は、後部扉21の内方側に配置され、後部扉21に取り付けられ、保持棒62を回動可能に保持する。
すなわち、保持棒62は、図3に示す中立部位71から、第1摺動部74を摺動して、図4に示す下方部位72に移動する。
図4に示す状態で、把手棒61を上方に引き上げる操作を行うことで後部扉21を上方へ移動させることができる。
このように、後部扉21を上方へ移動させて後部扉21を開く動作に伴ってロック解除を行える。
把手棒61を下方に操作したときの変位部材66の変異L2は、把手棒61を上方に操作したときの変位部材66の変異L1と同じであってもよい。
すなわち、保持棒62は、中立部位71から、第2摺動部75を摺動して上方部位73に移動する。
図5に示す状態で、把手棒61を下方に引き下げる操作を行うことで後部扉21を下方へ移動させることができる。
このように、後部扉21を下方へ移動させて後部扉21を閉じる動作に伴ってロック解除を行える。
本実施例によれば、第1係合部64aにロックピン63が係合された扉閉状態では、把手棒61を上方に操作することで、保持棒62の他端側62aが下方に変位してロックピン63が第1係合部64aから解除される。また、第2係合部64bにロックピン63が係合された後部扉全開の状態では、把手棒61を下方に操作することで、保持棒62の他端側62aが上方に変位してロックピン63が第2係合部64bから解除される。このように、把手棒61の上方または下方への操作によってロックピン63が係合部64から解除されるため、後部扉21の開閉動作方向への操作によってロック解除を行える。また、把手棒61のどの位置で操作してもロック解除が行える。
また、本実施例では把手棒61の両端を、保持棒62の取り付け位置よりも突出させているので、保持棒62の取り付け位置よりも外方に位置する把手棒61を操作してロック解除と後部扉開閉の両方を行える。
20 投入箱
21 後部扉
22 後方面材(面材)
29 貫通孔
61 把手棒
62 保持棒
63 ロックピン
64 係合部
65 付勢部材
66 変位部材
67 保持棒回動軸
70 カム溝
71 中立部位
72 下方部位
73 上方部位
74 第1摺動部
Claims (4)
- 塵芥を収容する収容箱の後部に装着する投入箱を有し、
前記投入箱は、
上下方向に移動して前記投入箱の開口部を開閉する後部扉と、
前記開口部の側方に配置される面材と、
前記後部扉の左右方向を長手方向として前記後部扉の外方に配置される把手棒と
を有し、
前記後部扉の前記左右方向に移動可能に前記後部扉の内方の両側部に配置される一対のロックピンと、
前記面材に形成されて前記ロックピンと係合する係合部と、
前記ロックピンを前記係合部に係合させる方向に付勢する付勢部材とを有する
塵芥収集車の後部扉のロック装置であって、
前記後部扉の前記両側部に形成される一対の貫通孔と、
前記ロックピンに取り付けられる一対の変位部材と、
前記貫通孔を貫通し、一端側を前記把手棒に取り付け、他端側を前記変位部材に当接させる一対の保持棒と、
前記後部扉に取り付けられて前記保持棒を回動可能に保持する保持棒回動軸と
を備え、
前記係合部は、傾斜面が形成された突起部で構成され、
前記係合部として、
前記開口部の下方位置に配置した第1係合部と、
前記開口部の上方位置に配置した第2係合部と
を備え、
前記第1係合部に前記ロックピンを係合した状態では、
前記把手棒を上方に操作することで、前記保持棒の前記他端側が下方に変位して前記ロックピンが前記第1係合部から解除され、
前記第2係合部に前記ロックピンを係合した状態では、
前記把手棒を下方に操作することで、前記保持棒の前記他端側が上方に変位して前記ロックピンが前記第2係合部から解除される
ことを特徴とする塵芥収集車の後部扉のロック装置。 - 前記変位部材に形成されて前記保持棒の他端側が当接するカム溝には、
前記把手棒を操作しない状態で前記保持棒が位置する中立部位と、
前記把手棒を上方に操作した状態で前記保持棒が位置する下方部位と、
前記把手棒を下方に操作した状態で前記保持棒が位置する上方部位と、
前記中立部位から前記下方部位まで前記保持棒が摺動する第1摺動部と、
前記中立部位から前記上方部位まで前記保持棒が摺動する第2摺動部と
が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車の後部扉のロック装置。 - 前記把手棒の両端を、前記保持棒の取り付け位置よりも突出させている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塵芥収集車の後部扉のロック装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の塵芥収集車の後部扉のロック装置を備えた塵芥収集車であって、
前記投入箱の内部に積み込み手段を備えた
ことを特徴とする塵芥収集車。
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JP2016216212A JP2016216212A (ja) | 2016-12-22 |
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Family Applications (1)
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