JP6613780B2 - ブラシ装置 - Google Patents

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本発明は、ブラシ装置に関するものである。
従来、直流モータに設けられるブラシ装置としては、給電用ブラシ及び給電用ブラシが電気的に接続されるターミナルが載置されるホルダ本体部と該ホルダ本体部の一部から突出して前記ターミナルのコネクタ側端部が配置されるコネクタ突出部とを有するブラシホルダ部材を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−165340号公報
ところで、上記したようなブラシ装置では、コネクタ突出部とその近傍位置でターミナル同士の間隔が狭くなるため、特にコネクタ突出部が下方(重力方向)を向いた状態で使用される場合等では、給電用ブラシが整流子と摺動することで発生するブラシ粉がコネクタ突出部側に溜まってターミナル同士を短絡してしまうといった虞がある。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、ターミナル同士の短絡を抑えることができるブラシ装置を提供することにある。
上記課題を解決するブラシ装置は、複数の給電用ブラシと、前記給電用ブラシがブラシ側端部にそれぞれ電気的に接続される複数のターミナルと、軸方向一端面側に前記給電用ブラシ及び前記ターミナルが保持されるホルダ本体部と該ホルダ本体部の一部から軸直交方向に突出して前記ターミナルのコネクタ側端部が配置されるコネクタ突出部とを有するブラシホルダ部材とを備えたブラシ装置であって、前記ターミナル同士の間には、前記給電用ブラシから発生するブラシ粉が前記コネクタ突出部側に向かうことを抑制する抑制部が設けられ、前記抑制部は、前記ブラシホルダ部材に固定されたキャップ部材に設けられており、該キャップ部材は、前記コネクタ突出部側における前記ターミナルの軸方向端面を覆うカバー部を有し、前記キャップ部材はスリットを有し、前記ターミナルは、前記キャップ部材の前記スリットを通って前記給電用ブラシ側に延びているターミナルを含む
同構成によれば、ターミナル同士の間には、前記給電用ブラシから発生するブラシ粉がコネクタ突出部側に向かうことを抑制する抑制部が設けられるため、抑制部によってブラシ粉がコネクタ突出部側に向かうことが抑制される。よって、ターミナル同士の間隔が狭くなるコネクタ突出部とその近傍位置にブラシ粉が溜まるなどしてターミナル同士が短絡してしまうことを抑えることができる。
同構成によれば、前記抑制部は、前記ブラシホルダ部材に固定されたキャップ部材に設けられており、該キャップ部材は、前記コネクタ突出部側における前記ターミナルの軸方向端面を覆うカバー部を有するため、ターミナルの軸方向端面同士がブラシ粉によって短絡してしまうことを抑えることができる。
上記ブラシ装置において、前記抑制部は、前記給電用ブラシ側に開口したブラシ粉収容凹部を有することが好ましい。
同構成によれば、前記抑制部は、前記給電用ブラシ側に開口したブラシ粉収容凹部を有するため、特にコネクタ突出部が下方(重力方向)を向いた状態で使用される場合等、重力によってコネクタ突出部側に向かうブラシ粉をブラシ粉収容凹部内に貯留させておくことができる。よって、ターミナル同士が短絡してしまうことを抑えることができるとともに、ブラシ粉が他の部位にも飛散してしまわないようにすることができる。
本発明のブラシ装置では、ターミナル同士の短絡を抑えることができる。
一実施形態におけるモータの正面図。 一実施形態におけるモータの断面図。 一実施形態におけるブラシ装置の平面図。 一実施形態におけるブラシ装置の斜視図。 一実施形態におけるブラシ装置の一部分解斜視図。 別例におけるブラシ装置の平面図。 別例におけるブラシ装置の斜視図。
以下、ブラシ装置を備えたモータの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1及び図2に示すように、モータ1は、磁性金属材にて略有底筒状に形成されたヨーク2を備えており、該ヨーク2の内周面にはマグネット3(図2参照)が固着されている。図2に示すように、マグネット3の内側には、電機子4が回転可能に収容されている。電機子4は、回転軸5と、該回転軸5に固定されるコア6と、該コア6に巻装される巻線7と、コア6よりも先端側(ヨーク2の開口端2a側)の回転軸5に固定され巻線7と接続される整流子8とを備えてなる。電機子4は、回転軸5の基端部がヨーク2の底部中央に保持された軸受9により回転可能に支持されている。ヨーク2の開口端2aには、電機子4を収容した状態で該開口端2aを略閉塞するようにブラシ装置10が固定される。
図3に示すように、ブラシ装置10は、ブラシホルダ部材11と、ブラシホルダ部材11に保持される複数(本実施形態では2つ)の給電用ブラシ12,13と、同じくブラシホルダ部材11に保持されて給電用ブラシ12,13とそれぞれ電気的に接続される複数(本実施形態では2つ)のターミナル14,15とを備える。
詳しくは、ブラシホルダ部材11は、樹脂材よりなり、ヨーク2の開口端2aに対応されて略円盤状に形成されたホルダ本体部11aと、該ホルダ本体部11aの周方向の一部から軸直交方向(径方向外側)に突出したコネクタ突出部11bとを有する。図2に示すように、ホルダ本体部11aの中央部には貫通孔11cが形成され、該貫通孔11cには軸受16が保持され、該軸受16には回転軸5の先端部が回転可能に支持されている。
また、ホルダ本体部11aの軸方向一端面側(前記ヨーク2の内部側)には、給電用ブラシ12,13を径方向に移動可能に保持するブラシ保持部11dが形成されている。図3に示すように、本実施形態のブラシ保持部11dは、回転軸5の軸方向から見てコネクタ突出部11bに対して約90°離間した位置と約180°離間した位置とに形成されている。そして、ブラシ保持部11dには給電用ブラシ12,13が保持され、該給電用ブラシ12,13はホルダ本体部11aに支持された捩りコイルばね17によって径方向内側、即ち整流子8側に付勢される。
また、ホルダ本体部11aの軸方向一端面側には、2つのターミナル14,15が保持されている。2つのターミナル14,15は、一端部であるコネクタ側端部14a,15aがコネクタ突出部11bの先端側に配置され、そこからコネクタ突出部11bの基端側に向かって平行に延び、更にホルダ本体部11aでは互いに離間するように延びて他端部であるブラシ側端部14b,15bが離れて配置されている。
そして、一方のターミナル14のブラシ側端部14bには、一方の(コネクタ突出部11bと約90°離間した)給電用ブラシ12のピッグテール12aが電気的に接続されている。また、他方のターミナル15のブラシ側端部15bには、他方の(コネクタ突出部11bと約180°離間した)給電用ブラシ13のピッグテール13aがサーミスタ18を介して電気的に接続されている。尚、本実施形態のサーミスタ18は、板状に形成され、ブラシ側端部15bから給電用ブラシ13側に延びるように配置され、その延びた先にピッグテール13aが接続されている。
また、ホルダ本体部11aの軸方向一端面側において、一対のターミナル14,15間には雑防素子であるコンデンサ19が配置され、該コンデンサ19の第1端子はターミナル14に電気的に接続され、第2端子はターミナル15に電気的に接続されている。
そして、図3〜図5に示すように、本実施形態のブラシホルダ部材11には、キャップ部材21が固定されている。キャップ部材21は、ターミナル14,15同士の間に設けられて給電用ブラシ12,13から発生するブラシ粉がコネクタ突出部11b側に向かうことを抑制する抑制部21aと、該抑制部21aから屈曲して延びてコネクタ突出部11b側におけるターミナル14,15の軸方向端面を覆うカバー部21bとを有する。
詳しくは、本実施形態の抑制部21aは、前記コンデンサ19よりも給電用ブラシ12,13側でターミナル14,15同士の間を埋めるように設けられる軸方向に沿った壁である。図5に示すように、本実施形態の抑制部21aの側方において、一方のターミナル14と対応した位置には、該ターミナル14を通すスリット21cを有し、他方のターミナル15と対応した位置には、該ターミナル15を通す切り欠き21dを有し、これにより、キャップ部材21はホルダ本体部11aに対して軸方向から組み付け可能とされている。また、キャップ部材21がホルダ本体部11aに組み付けられた状態で、抑制部21aはホルダ本体部11aの軸方向一端面と当接するように設定されている。
また、抑制部21aは、給電用ブラシ12,13側(コネクタ突出部11bとは反対側であって、図3中、上側)に開口したブラシ粉収容凹部21eを有している。本実施形態のブラシ粉収容凹部21eは、抑制部21aから給電用ブラシ12,13側(図3中、上側)に延びる一対の延出壁21fが形成されることで、それら延出壁21fの間に形成されている。
また、カバー部21bは、前記抑制部21aの軸方向端部から屈曲して軸直交方向に延びて、前記抑制部21aよりもコネクタ突出部11b側におけるターミナル14,15の軸方向端面を覆うように、言い換えるとホルダ本体部11aと共にターミナル14,15を軸方向に挟むように形成されている。また、本実施形態のカバー部21bは、前記コンデンサ19をも覆うように形成されている。
また、図1及び図2に示すように、本実施形態のコネクタ突出部11bには、コネクタ部材31が嵌着固定されている。コネクタ部材31は、コネクタ突出部11bに固定された状態で、その一端が前記ターミナル14,15のコネクタ側端部14a,15aと電気的に接続されるコネクタ電源ターミナル32,33を有している。コネクタ電源ターミナル32,33の他端は、コネクタ部材31のコネクタ筒部31a内で露出し、該コネクタ筒部31aに嵌合される図示しない外部コネクタの端子に接続されて図示しない電源装置に電気的に接続されることになる。また、コネクタ部材31は、ブラシ装置10がヨーク2にねじ止めされると、その一端34aがヨーク2と電気的に接続されるグランドターミナル34を有している。詳しくは、まずヨーク2は、その開口端2aから径方向外側に延びるフランジ部2bを有し、該フランジ部2bを貫通してブラシホルダ部材11(コネクタ突出部11b)に形成された雌ねじ部11eに螺合されるねじ35によってブラシホルダ部材11と締結固定される。そして、ヨーク2に仮組み付けされた状態のブラシホルダ部材11のコネクタ突出部11bにコネクタ部材31が固定されると、グランドターミナルの一端34aは前記フランジ部2bと当接し、前記ねじ35が螺合されると、前記一端34aはフランジ部2bと共にブラシホルダ部材11に締結固定(共締め)される構成とされている。このグランドターミナル34の他端は、前記コネクタ電源ターミナル32,33と同様にコネクタ部材31のコネクタ筒部31a内で露出し、該コネクタ筒部31aに嵌合される図示しない外部コネクタの端子に接続されて図示しない電源装置に電気的に接続されることになる。
次に、上記のように構成されたモータ1(ブラシ装置10)の作用について説明する。
例えば、モータ1は、コネクタ突出部11bが下方(重力方向)を向いた状態で車両等に固定される。そして、電源装置からコネクタ電源ターミナル32,33、及びターミナル14,15等を介して給電用ブラシ12,13に駆動電流が供給されると、給電用ブラシ12,13から整流子8を介して巻線7に駆動電流が供給され、電機子4が回転駆動される。このとき、給電用ブラシ12,13が整流子8と摺動することでブラシ粉が発生し、このブラシ粉は主に重力によって下方にあるコネクタ突出部11b側に向かおうとするが、抑制部21aによってコネクタ突出部11b側に向かうことが抑制される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)ターミナル14,15同士の間には、給電用ブラシ12,13から発生するブラシ粉がコネクタ突出部11b側に向かうことを抑制する抑制部21aが設けられるため、抑制部21aによってブラシ粉がコネクタ突出部11b側に向かうことが抑制される。よって、ターミナル14,15同士の間隔が狭くなるコネクタ突出部11bとその近傍位置にブラシ粉が溜まるなどしてターミナル14,15同士が短絡してしまうことを抑えることができる。
(2)抑制部21aは、ブラシホルダ部材11に固定されたキャップ部材21に設けられており、該キャップ部材21は、コネクタ突出部11b側におけるターミナル14,15の軸方向端面を覆うカバー部21bを有するため、ターミナル14,15の軸方向端面同士がブラシ粉によって短絡してしまうことを抑えることができる。
(3)抑制部21aは、給電用ブラシ12,13側に開口したブラシ粉収容凹部21eを有するため、特にコネクタ突出部11bが下方(重力方向)を向いた状態で使用される場合等、重力によってコネクタ突出部11b側に向かうブラシ粉をブラシ粉収容凹部21e内に貯留させておくことができる。よって、ターミナル14,15同士が短絡してしまうことを抑えることができるとともに、ブラシ粉が他の部位にも飛散してしまわないようにすることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、抑制部21aは、ブラシホルダ部材11に固定されるキャップ部材21に設けられるとしたが、ターミナル14,15同士の間に設けられ、給電用ブラシ12,13から発生するブラシ粉がコネクタ突出部11b側に向かうことを抑制することができれば、他の構成に変更してもよい。例えば、キャップ部材21を設けず、ホルダ本体部11aから軸方向に延びた抑制部としての抑制壁を設けてもよい。
具体的には、例えば、図6及び図7に示すように、変更してもよい。この例では、ホルダ本体部11aには、軸方向に延びた抑制部としての第1の抑制壁41及び第2の抑制壁42が形成されている。第1の抑制壁41は、コンデンサ19よりも給電用ブラシ12,13側でターミナル14,15同士の間に設けられる壁であり、第2の抑制壁42は、コンデンサ19よりもコネクタ突出部11b側でターミナル14,15同士の間に設けられる壁である。第1及び第2の抑制壁41,42は、給電用ブラシ12,13が配置される軸方向の範囲を含む高さであって、この例では整流子8が配置される軸方向の範囲を含む高さまで軸方向に延びて形成されている。また、この例の第1の抑制壁41は、給電用ブラシ12,13側に開口したブラシ粉収容凹部41aを有している。
また、この例のブラシホルダ部材11(ホルダ本体部11a)には、ブラシ粉がターミナル14,15同士の外側に向かうことを規制する2つの規制壁43,44が設けられている。詳しくは、ホルダ本体部11aには、前記サーミスタ18の(径方向)外側の空間を埋めるように規制壁43が凸設されている。また、ホルダ本体部11aには、コネクタ突出部11bと約180°離間した給電用ブラシ13の径方向内側端部(ブラシ粉の発生部位)と、コネクタ突出部11bと約90°離間した給電用ブラシ12の径方向外側端部との間を仕切るように、径方向外側端部から径方向内側の整流子8の近傍位置まで規制壁44が凸設されている。尚、この例の規制壁43,44は、第1及び第2の抑制壁41,42と同様に、給電用ブラシ12,13が配置される軸方向の範囲を含む高さであって、整流子8が配置される軸方向の範囲を含む高さまで軸方向に延びて形成されている。
このように構成されたモータ1は、コネクタ突出部11bが下方(重力方向)を向いた状態で駆動されると、給電用ブラシ12,13から発生するブラシ粉が主に重力によって下方にあるコネクタ突出部11b側に向かおうとするが、第1及び第2の抑制壁41,42によってコネクタ突出部11b側に向かうことが抑制される。このとき、第1の抑制壁41は、給電用ブラシ12,13側に開口したブラシ粉収容凹部41aを有するため、重力によってコネクタ突出部11b側に向かうブラシ粉をブラシ粉収容凹部41a内に貯留させておくことができる。そして、ブラシ粉が第1の抑制壁41よりもコネクタ突出部11b側に向かってしまっても、第2の抑制壁42によってブラシ粉がそれ以上コネクタ突出部11b側に向かうことが抑制される。また、この例では、規制壁43,44によってブラシ粉がターミナル14,15同士の外側に向かうことが規制され、ひいてはブラシ粉がターミナル14,15同士の外側から迂回するようにコネクタ突出部11b側に向かうことが規制される。即ち、ブラシ粉は、規制壁43,44によって極力ターミナル14,15同士の間に誘導されて、それらターミナル14,15同士の間に設けられた第1及び第2の抑制壁41,42によってコネクタ突出部11b側に向かうことが抑制される。また、この例では、抑制部は、ホルダ本体部11aから軸方向に延びた第1及び第2の抑制壁41,42とされるため、特に別部材を用いることなく、ターミナル14,15同士が短絡してしまうことを抑えることができる。また、第1及び第2の抑制壁41,42は、給電用ブラシ12,13が配置される軸方向の範囲を含む高さに設定されるため、給電用ブラシ12,13から発生するブラシ粉が第1及び第2の抑制壁41,42を乗り越え難くなり、コネクタ突出部11b側に向かうことが抑制される。
尚、この別例では、第1及び第2の抑制壁41,42を設けたが、これに限定されず、例えば、第1及び第2の抑制壁41,42のいずれか一方のみを設けた構成等、抑制壁を1つのみ有した構成としてもよい。
・上記実施形態では、キャップ部材21は、コネクタ突出部11b側におけるターミナル14,15の軸方向端面を覆うカバー部21bを有するとしたが、これに限定されず、カバー部21bを有していないキャップ部材に変更してもよい。
・上記実施形態では、ブラシ粉収容凹部21e(41a)を有するとしたが、ブラシ粉収容凹部を有していない抑制部(抑制壁)に変更してもよい。
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)前記ブラシホルダ部材には、前記ブラシ粉が前記ターミナル同士の外側に向かうことを規制する規制壁が設けられたことを特徴とする。
同構成によれば、前記ブラシホルダ部材には、前記ブラシ粉が前記ターミナル同士の外側に向かうことを規制する規制壁が設けられるため、規制壁によってブラシ粉がターミナル同士の外側に向かうことが規制され、ひいてはブラシ粉がターミナル同士の外側から迂回するようにコネクタ突出部側に向かうことが規制される。即ち、ブラシ粉は、規制壁によって極力ターミナル同士の間に誘導されて、それらターミナル同士の間に設けられた抑制部によってコネクタ突出部側に向かうことが抑制される。
11…ブラシホルダ部材、11a…ホルダ本体部、11b…コネクタ突出部、12,13…給電用ブラシ、14,15…ターミナル、14a,15a…コネクタ側端部、14b,15b…ブラシ側端部、21…キャップ部材、21a…抑制部、21b…カバー部、21e,41a…ブラシ粉収容凹部、41…第1の抑制壁(抑制壁)、42…第2の抑制壁(抑制壁)。

Claims (2)

  1. 複数の給電用ブラシと、
    前記給電用ブラシがブラシ側端部にそれぞれ電気的に接続される複数のターミナルと、
    軸方向一端面側に前記給電用ブラシ及び前記ターミナルが保持されるホルダ本体部と該ホルダ本体部の一部から軸直交方向に突出して前記ターミナルのコネクタ側端部が配置されるコネクタ突出部とを有するブラシホルダ部材と
    を備えたブラシ装置であって、
    前記ターミナル同士の間には、前記給電用ブラシから発生するブラシ粉が前記コネクタ突出部側に向かうことを抑制する抑制部が設けられ
    前記抑制部は、前記ブラシホルダ部材に固定されたキャップ部材に設けられており、該キャップ部材は、前記コネクタ突出部側における前記ターミナルの軸方向端面を覆うカバー部を有し、
    前記キャップ部材はスリットを有し、前記ターミナルは、前記キャップ部材の前記スリットを通って前記給電用ブラシ側に延びているターミナルを含むことを特徴とするブラシ装置。
  2. 請求項1に記載のブラシ装置であって、
    前記抑制部は、前記給電用ブラシ側に開口したブラシ粉収容凹部を有することを特徴とするブラシ装置。
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