JP6613653B2 - 中継装置、通信制御方法、及び通信制御システム - Google Patents

中継装置、通信制御方法、及び通信制御システム Download PDF

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Description

本発明は、中継装置、通信制御方法、及び通信制御システムに関する。
外部ネットワークから、内部ネットワークに接続されている機器にアクセスし、遠隔からメンテナンス等を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
一方、ファイアーウォール等の装置により、外部ネットワークから内部ネットワークへの通信を禁止することにより、情報のセキュリティを確保する技術が知られている。
従来技術では、メンテナンス等のために、外部ネットワークから内部ネットワークに接続されている機器へのアクセスを許可すると、機密情報が当該機器から外部ネットワークに漏えいする可能性を防止し切れない。一方、外部ネットワークから内部ネットワークに接続されている機器へのアクセスを一律に禁止すると、外部ネットワークからの悪意のない機器の利用やメンテナンスが妨げられるという問題がある。
そこで、外部ネットワークから内部ネットワークへのアクセスを一定程度許可しながら、情報のセキュリティを確保することができる構成、手法を提供することを目的とする。
内部ネットワークと外部ネットワークとの間の通信を中継する中継装置において、端末との近距離無線通信により、前記端末を検出する近距離無線通信部と、前記内部ネットワークに含まれる情報処理装置と接続する第1の通信部と、前記外部ネットワークと接続する第2の通信部と、前記近距離無線通信により前記端末を検出している間、前記外部ネットワークから前記情報処理装置への通信を禁止する制御部と、を備える。
開示の技術によれば、外部ネットワークから内部ネットワークへのアクセスを一定程度許可しながら、情報のセキュリティを確保することが可能となる。
実施形態に係る通信システムの全体構成を示す図である。 実施形態に係る中継装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る外部装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る通信システムの機能構成を示す図である。 第1の実施形態の通信システムのシーケンスの一例を示す図である。 第1の実施形態で、無線通信を接続した際に、端末に表示される画面の一例を示す図である。 端末がデータを送信した際に、外部装置からの通信を禁止する場合のシーケンスの一例を示す図である。 第2の実施形態の制御部が管理する端末情報の一例を示す図である。 第2の実施形態の通信システムのシーケンスの一例を示す図である。 第3の実施形態の制御部が管理する装置情報の一例を示す図である。 第3の実施形態の通信システムのシーケンスの一例を示す図である。 内部ネットワークから切り離された情報処理装置に表示される画面の一例を示す図である。 第3の実施形態で、無線通信を接続した際に端末に表示される画面の一例を示す図である。 情報処理装置と外部ネットワークとの通信が完了し、内部ネットワークに接続した際に、端末及び情報処理装置に表示される画面の一例を示す図である。 近距離無線通信部を近距離無線通信装置として構成した場合の通信システムの全体構成を示す図である。
図1は、実施形態に係る通信システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1は、中継装置10、複数の端末20−1、20−2、・・・(以下で適宜「端末20」と総称する)、複数の情報処理装置30−1、30−2、・・・(以下で適宜「情報処理装置30」と総称する)、外部装置40を有する。なお、中継装置10は、情報処理装置30が設置されている会議室等に設置される。
中継装置10は、例えばアクセスポイントとして機能することにより、内部ネットワークにより端末20と情報処理装置30との間の通信を接続する。また、例えばルータまたはブリッジとして機能することにより、外部ネットワークである伝送網50を介して外部装置40と通信を行い、内部ネットワークに接続された情報処理装置30と、外部ネットワークに接続された外部装置40との間の通信を接続する。また、中継装置10は、近距離無線通信により端末を検出している間は、内部ネットワークに接続された情報処理装置30と外部ネットワークとの間の通信を禁止する。従って、中継装置10は、他の装置と通信を行う通信装置ともいえる。
端末20は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン等である。
情報処理装置30は、例えば、複合機(MFP、Multifunction Peripheral)、電子黒板(IWB、Interactive Whiteboard)、パーソナルコンピュータ等である。
外部装置40は、例えば、パーソナルコンピュータ等である。
伝送網50は、インターネット、LAN、携帯電話網などであってもよい。
図2は、実施形態に係る中継装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
中継装置10は、プロセッサ101、ROM102、RAM103、近距離無線インターフェイス(I/F)104、無線LANI/F105、通信I/F106などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
プロセッサ101は、ROM102などの記憶装置からプログラムやデータをRAM103上に読み出し、処理を実行することで、中継装置10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM102は、フラッシュメモリ等の、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)であり、OS(Operating System)、各種機能を提供するアプリケーションプログラム等のデータが格納されている。
RAM103は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
近距離無線I/F104は、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、NFC(Near field communication)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を行う。
無線LANI/F105は、IEEE802.11規格に準拠する無線LAN通信を行う。
通信I/F106は、イーサネット(登録商標)に準拠する通信を行う。
図3は、実施形態に係る端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。
端末20は、CPU201、ROM202、RAM203、近距離無線I/F204、無線LANI/F205、表示/操作部206、メディアドライブ207などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
CPU201は、ROM202などの記憶装置からプログラムやデータをRAM203上に読み出し、処理を実行することで、端末20全体の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM202は、フラッシュメモリ等の、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)であり、OS(Operating System)、各種機能を提供するアプリケーションプログラム等のデータが格納されている。
RAM203は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
近距離無線I/F204は、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、NFC(Near field communication)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を行う。
無線LANI/F205は、IEEE802.11規格に準拠する無線LAN通信を行う。
表示/操作部206は、表示機能を有するタッチパネル等で実現され、端末20を操作するための操作画面が表示される。
メディアドライブ207は、フラッシュメモリ等の記録メディア208に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ207は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア208を着脱自在な構成となっている。
図4は、実施形態に係る情報処理装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置30は、CPU301、ROM302、RAM303、HDD(Hard disk drive)304、無線LANI/F305、表示/操作部306、メディアドライブ307などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
CPU301は、ROM302などの記憶装置からプログラムやデータをRAM303上に読み出し、処理を実行することで、情報処理装置30全体の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM302は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)であり、BIOS(Basic Input/Output System)、OS設定などのプログラムやデータを格納する。
RAM303は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
HDD304は、OSや、各種機能を提供するアプリケーションプログラム等のデータを格納する。
無線LANI/F305は、IEEE802.11規格に準拠する無線LAN通信を行う。
表示/操作部306は、表示機能を有するタッチパネル等で実現され、外部装置40を操作するための操作画面等を表示する。
メディアドライブ307は、フラッシュメモリ等の記録メディア308に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ307は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア308を着脱自在な構成となっている。
図5は、実施形態に係る外部装置40のハードウェア構成の一例を示す図である。
外部装置40は、CPU401、ROM402、RAM403、HDD404、通信I/F405、表示/操作部406、メディアドライブ407などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
CPU401は、ROM402などの記憶装置からプログラムやデータをRAM403上に読み出し、処理を実行することで、情報処理装置30全体の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM402は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)であり、BIOS、OS設定などのプログラムやデータを格納する。
RAM403は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
HDD404は、OSや、各種機能を提供するアプリケーションプログラム等のデータを格納する。
通信I/F405は、イーサネット(登録商標)に準拠する通信を行う。
表示/操作部406は、表示機能を有するタッチパネル等で実現され、外部装置40を操作するための操作画面等を表示する。
メディアドライブ407は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ407は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア408を着脱自在な構成となっている。
図6は、実施形態に係る通信システム1の機能構成を示す図である。
中継装置10は、近距離無線通信部11、無線通信部12、通信部13、認証部14、制御部15を有する。これら各部は、中継装置10にインストールされた1以上のプログラムが、中継装置10のプロセッサ101に実行させる処理により実現される。
近距離無線通信部11は、近距離無線I/F104を制御し、BLE、NFC、無線LAN等の近距離無線を用いて、端末20が通信可能な圏内に存在するかを判断する。また、近距離無線を用いて、端末20に、無線通信部12との無線を接続するために必要な情報である無線接続情報を通知する。無線接続情報には、例えば無線通信部12のSSIDやパスワードを含めてもよい。
無線通信部12は、無線LANI/F105を制御し、例えばアクセスポイントとして機能することにより、無線LAN等を用いて、端末20及び情報処理装置30との通信を行う。なお、無線通信部12を介して接続するネットワークを、「内部ネットワーク」と称する。なお、無線通信部12は、通信部13と物理的に別の通信ポートであればよく、無線に限らず、端末20及び情報処理装置30と有線のLANケーブルで接続する構成としてもよい。
通信部13は、通信I/F106を制御し、例えばルータやブリッジとして機能することにより、伝送網50を介し、外部装置40と通信を行う。なお、通信部13を介して接続するネットワークを、「外部ネットワーク」と称する。
認証部14は、近距離無線通信部11と接続する端末20を認証する。例えば端末20のMACアドレス等の識別情報が、予め認証部14に登録されている場合に、認証成功と判断する。また、認証部14は、無線通信部12と接続する端末20や情報処理装置30を認証する。例えば、SSIDとパスワード等を用いて認証を行う。
制御部15は、近距離無線通信部11により、認証部14にて認証された端末20を検出している間、内部ネットワークに接続された情報処理装置30と外部ネットワークとの間の通信を禁止する。
制御部15は、近距離無線通信部11により端末20を検出しなくなると、内部ネットワークに接続されている各情報処理装置30に、機密情報の消去を要求する。なお、機密情報とは、前記近距離無線通信により前記端末を検出している間に前記情報処理装置に発生した情報であり、例えば、端末20から受信した、あるいはユーザから入力された、印刷用のデータや、電子黒板に表示するデータ等である。
制御部15は、情報処理装置30から消去が完了した旨の通知を受けると、内部ネットワークと外部ネットワークとの間の通信を許可する。
端末20は、近距離無線通信部21、無線通信部22、制御部23を有する。これら各部は、端末20にインストールされた1以上のプログラムが、端末20のCPU201に実行させる処理により実現される。
近距離無線通信部21は、近距離無線I/F204を制御し、BLE、NFC等の近距離無線を用いて、中継装置10の近距離無線通信部11との通信を行う。
無線通信部22は、無線LANI/F205を制御し、無線LAN等を用いて、中継装置10の無線通信部12との通信を行う。
制御部23は、中継装置10から近距離無線通信部21にて受信した無線接続情報を用いて、無線通信部22により中継装置10と接続する。また、中継装置10から受信した所定の情報を、画面に表示する。
情報処理装置30は、無線通信部31、制御部32を有する。
無線通信部31は、近距離無線I/F305を制御し、無線LAN等を用いて、中継装置10の無線通信部12との通信を行う。
制御部32は、外部装置40、端末20からの処理要求に従って、データの印刷や表示等の処理を行う。また、制御部32は、中継装置10から、データの消去を要求されると、印刷用のデータや、電子黒板に表示するデータ等の機密情報を消去する。
外部装置40は、通信部41と制御部42を有する。
通信部41は、通信I/F405を制御し、伝送網50を介して中継装置10の通信部13との通信を行う。
制御部42は、中継装置10を介して情報処理装置30にアクセスし、情報処理装置30にインストールされているOS、ファームウェア、アプリケーション等のアップデートや、印刷ジョブの処理等の要求を行う。
<第1の実施形態>
次に、図7を参照し、第1の実施形態の通信システム1の動作について説明する。
第1の実施形態では、中継装置10は、近距離無線通信により端末20を検出している間、内部ネットワークに含まれる情報処理装置30と外部ネットワークとの間の通信を禁止する。それにより、外部ネットワークから内部ネットワークへのアクセスを一定程度許可しながら、情報のセキュリティを確保することが可能となる。なお、ここでは端末20が近距離無線通信により検出される場合を記載するが、端末20に限らず、端末20と同様の機能を有していれば他の電子機器(例えばプロジェクタやカメラ等)であっても実現可能である。
図7は、第1の実施形態の通信システム1のシーケンスの一例を示す図である。
まず、外部装置40が、中継装置10に、情報処理装置30への処理要求を送信する(ステップS101)。中継装置10は、近距離無線通信部11の通信可能な範囲に端末20が存在しない場合、外部装置40と情報処理装置30との間の通信を許可し、通信部13にて受信した処理要求を、無線通信部12から転送する(ステップS102)。情報処理装置30は、受信した処理要求に従って、所定の処理を行う(ステップS103)。
端末20が、移動や電源オン等により、中継装置10の近距離無線通信部11の通信可能な範囲に入ると、認証部14による端末20の認証を行った後、近距離無線通信部11と端末20との間で、近距離無線通信を接続する(ステップS104)。
近距離無線通信部11は、端末20に、中継装置10の無線通信部12との無線を接続するために必要な情報である、例えばSSIDやパスワードを含む無線接続情報を通知する(ステップS105)。端末20は、無線通信部12に、通知された無線接続情報を含む接続要求を送信する(ステップS106)。無線通信部12は、受信した無線接続情報に基づいて認証を行う(ステップS107)。制御部15は、認証に成功した場合は、無線通信を接続するとともに(ステップS108)、通信部13に、外部ネットワークからの通信を禁止するよう制御する(ステップS109)。なお、その際、制御部15は、無線通信部12から端末20に、無線通信を接続した旨、及び外部ネットワークとの通信を禁止する旨を通知し、端末20の画面に表示させる構成としてもよい。
なお、ここで、中継装置10は、予め、内部ネットワークに接続されている装置を図12に示すような装置情報のように記憶しておき、記憶されていない装置(ここでは端末20)が接続されたとき、外部ネットワークとの通信を禁止すると判断してもよい。また、中継装置10が近距離無線により他の装置と接続されたとき、外部ネットワークとの通信を禁止すると判断してもよい。ここで、端末20と中継装置10との間で近距離無線による接続が確立されたとき(ここではステップS104)、外部ネットワークとの通信を禁止するようにしてもよい。
外部装置40が情報処理装置30への処理要求を送信した場合(ステップS110)、通信部13は、外部装置40に、通信禁止を通知する(ステップS111)。
近距離無線通信部11は、端末20との近距離無線通信を接続している間、定期的に、端末20に、在圏確認のための応答を要求する(ステップS112)。端末20は、要求に対して応答を返す(ステップS113)。近距離無線通信部11は、在圏確認のための応答を要求し(ステップS114)、端末20からの応答が一定期間内にないことを検知した場合等に、通信可能な範囲に端末20が存在しないことを検知する(ステップS115)。そして、制御部15は、無線通信部12から、情報処理装置30に、機密情報の消去要求を送信する(ステップS116)。情報処理装置30は、機密情報を消去し(ステップS117)、消去が完了すると、無線通信部12に完了を通知する(ステップS118)。
そして、制御部15は、通信部13に、外部装置40からの通信を許可するよう制御する(ステップS119)。このときに、外部装置40が情報処理装置30への処理要求を送信した場合(ステップS120)、中継装置10は、受信した処理要求を転送する(ステップS121)。情報処理装置30は、受信した処理要求に従って、所定の処理を行う(ステップS122)。
次に、図8を参照し、図7のステップS108、ステップS109で無線通信を接続し、外部ネットワークからの通信を禁止した際の、端末20における中継装置10からの通知に基づく表示について説明する。
図8は、第1の実施形態で、無線通信を接続した際に、端末20に表示される画面の一例を示す図である。中継装置10は、接続した無線通信のSSIDや、通信部13において外部ネットワークとの通信を禁止している旨のメッセージを通知し、図8に示すように端末20の画面に表示させる構成としてもよい。
なお、図7のステップS109の、制御部15による外部ネットワークからの通信を禁止する制御は、端末20との無線通信を接続した際に行う代わりに、ステップS104にて近距離無線通信を接続した際に行う構成としてもよい。あるいは、以下で説明する図9に示すように、端末20が、中継装置10の無線通信部12を介して、印刷データや表示データ等のデータを情報処理装置30に送信した際に行う構成としてもよい。それにより、端末20から情報処理装置30に機密の情報を送信するまでは、外部装置40から情報処理装置30へのアクセスを許可することができる。
図9は、端末20がデータを送信した際に、外部ネットワークからの通信を禁止する場合のシーケンスの一例を示す図である。
ステップS201からステップS208までの処理は、外部装置40から中継装置10を介した情報処理装置30への通信が可能であり、端末20と近距離無線通信を接続した後、無線通信を接続するまでの処理である。ステップS201からステップS208までの処理は、図7のステップS101からステップS108までの処理とそれぞれ同様であるため、その詳細な説明は省略する。なお、ステップS208で無線通信を接続した際、制御部15は、無線通信部12から端末20に、無線通信を接続した旨を通知し、端末20の画面に表示させる構成としてもよい。
端末20は、中継装置10に、情報処理装置30宛ての、印刷データや表示データ等のデータを含む処理要求を送信する(ステップS209)。中継装置10の制御部15は、通信部13に、外部ネットワークからの通信を禁止するよう制御する(ステップS210)。なお、その際、制御部15は、無線通信部12から端末20に、外部ネットワークからの通信を禁止する旨を通知し、端末20の画面に表示させる構成としてもよい。
中継装置10の無線通信部12は、情報処理装置30に、処理要求を転送する(ステップS211)。情報処理装置30は、受信した処理要求に従って、所定の処理を行う(ステップS212)。その後の、ステップS213からステップS224までの処理は、中継装置10が、端末20が近距離無線通信の圏外になったことを検知し、情報処理装置30の機密情報を消去し、外部装置40からの通信を許可する処理である。ステップS213からステップS225までの処理は、図7のステップS110からステップS122までの処理とそれぞれ同様であるため、その詳細な説明は省略する。
第1の実施形態の構成と動作により、外部ネットワークから内部ネットワークへのアクセスを一定程度許可しながら、情報のセキュリティを確保することが可能となる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、中継装置10が、近距離無線通信部11の通信可能な圏内に存在している複数の端末20を管理し、管理している情報に基づいて、通信部13による外部からの通信の許否を判断する。それにより、一層適切に、外部からの通信の許否を制御することができる。
第2の実施形態の中継装置10の制御部15は、近距離無線通信部11の通信可能な圏内に存在している複数の端末20の情報である端末情報151を管理する
図10は、第2の実施形態の制御部15が管理する端末情報151の一例を示す図である。
端末情報151は、端末ID、ユーザ名、属性、接続日時、在圏状況のデータ項目を有する。
端末IDは、端末20のMACアドレス等であり、端末20を識別するための情報である。ユーザ名は、端末20を所持するユーザの名前の情報である。属性は、端末20または端末20を使用するユーザの機密に関する属性を示す情報であり、例えば、社内の社員や開発者等の、機密情報を知っているユーザか否か等を示す情報である。接続日時は、近距離無線通信部11と端末20との間で近距離無線通信を接続した日時である。在圏状況は、端末20が、近距離無線通信部11の通信可能な圏内に存在しているかを示す情報である。
なお、ユーザ名及び属性の情報は、近距離無線通信部11または無線通信部12を用いて端末20から受信する構成としても、端末IDに対応付けて予め記憶しておく構成としてもよい。
第2の実施形態の中継装置10の制御部15は、端末情報151に基づいて、通信部13による外部からの通信の許否を制御する。
例えば、在圏状況が「圏内」である端末20の数に基づき、以下の制御を行う。
「圏内」である端末20の数が0から1に変化した際、すなわち、1台目の端末20−1が中継装置10の近距離無線通信の圏内に入ってきた際には、複合機や電子黒板等に機密情報を入力する可能性は低い。そのため、その場合は外部ネットワークからの通信を禁止せず、「圏内」である端末20の数が1から2に変化した際、すなわち2台目の端末20−2が圏内に入ってきた際に、外部ネットワークからの通信を禁止する。
また、中継装置10の近距離無線通信の圏内に、1台も端末20が存在しなくなった場合に、情報処理装置30の使用が終了したと判断し、情報処理装置30の機密情報を消去し、外部装置40からの通信を許可する。
次に、図11を参照し、第2の実施形態の通信システム1の動作について説明する。図11は、第2の実施形態の通信システム1のシーケンスの一例を示す図である。
まず、端末20−1は、中継装置10の近距離無線通信部11と接続した後、無線通信部12との無線通信の接続をしているとする(ステップS301)。近距離無線通信部11は、端末20−1との近距離無線通信を接続している間、定期的に、端末20−1に、在圏確認のための応答を要求する(ステップS302)。端末20−1は、要求に対して応答を返す(ステップS303)。
その後のステップS304からステップS316までの処理は、2台目の端末20−1が近距離無線通信を接続し後、無線通信部12との無線通信を接続し、通信部13による外部ネットワークからの通信を禁止するまで等の処理である。ステップS304からステップS316までの処理は、図7のステップS101からステップS113までの処理とそれぞれ同様であるため、その詳細な説明は省略する。
なお、ステップS312にて、外部ネットワークからの通信を禁止した際、制御部15は、無線通信部12から端末20−1、端末20−2に、外部ネットワークからの通信を禁止する旨を通知し、端末20−1、端末20−2の画面に表示させる構成としてもよい。
近距離無線通信部11は、端末20−1に、在圏確認のための応答を要求し(ステップS317)、端末20−1からの応答が一定期間内にないことを検知した場合等に、通信可能な範囲に端末20が存在しないことを検知する(ステップS318)。
近距離無線通信部11は、端末20−2に、在圏確認のための応答を要求し(ステップS319)、端末20−2からの応答が一定期間内にないことを検知した場合等に、通信可能な範囲に端末20が存在しないことを検知する(ステップS320)。
制御部15は、近距離無線通信の圏内に、1台も端末20が存在しなくなったと判断し、無線通信部12から、情報処理装置30に、機密情報の消去要求を送信する(ステップS321)。
ステップS322からステップS327までの処理は、情報処理装置30の機密情報を消去し、外部装置40からの通信を許可する処理である。ステップS322からステップS327までの処理は、図7のステップS117からステップS122までの処理とそれぞれ同様であるため、その詳細な説明は省略する。
なお、「圏内」である端末20の数が0から1に変化したとき、その端末20に対応付けて端末情報151に格納されている属性が、機密情報を知っているユーザでないことを示す場合には、外部ネットワークからの通信を禁止しない構成としてもよい。それにより、複合機や電子黒板等に機密情報を入力する可能性は低い場合に、外部からの通信を許可することができる。
端末情報151に格納されている、端末20に対応付けられた接続日時が、現在時刻から所定の期間以上前である場合は、その端末20については、在圏状況を圏外として扱う構成としてもよい。それにより、例えば会議室に置き忘れられた端末20のために、外部装置40から情報処理装置30へのアクセスが長い期間禁止されることを防ぐことができる。
第2の実施形態の構成と動作により、近距離無線通信部により検出している端末20の情報に基づいて、外部からの通信の許否を判断することで、一層適切に、外部からの通信の許否を制御することができる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態では、第1の実施形態乃至第2の実施形態と比較し、中継装置10が、無線通信部12が接続している複数の情報処理装置30を管理し、管理している情報に基づいて、通信部13による外部からの通信の許否を判断する。それにより、一層適切に、外部からの通信の許否を制御することができる。
第3の実施形態の中継装置10の制御部15は、無線通信部12が接続している複数の情報処理装置30の情報である装置情報152を管理する。
図12は、第3の実施形態の制御部15が管理する装置情報152の一例を示す図である。
装置情報152は、装置ID、装置名、装置種別、外部ネットワークとの通信状況のデータ項目を有する。
装置IDは、情報処理装置30のIPアドレスやMACアドレス等であり、情報処理装置30を識別するための情報である。装置名は、情報処理装置30の名称の情報である。装置種別は、複合機、プロジェクタ、電子黒板、モニタ、カメラ等の装置の種別を示す情報である。外部ネットワークとの通信状況は、通信部13を介して外部装置40との通信を行っているかを示す情報である。
なお、装置名及び装置種別の情報は、無線通信部12を用いて端末20から受信する構成としても、装置IDに対応付けて予め記憶しておく構成としてもよい。
外部ネットワークとの通信状況は、無線通信部12を用いて情報処理装置30に問い合わせる構成としても、通信部13が送受信するパケットに基づいて判断する構成としてもよい。なお、通信部13が送受信するパケットに基づいて判断する場合は、例えば、以下のような構成としてもよい。制御部15は、外部装置40のIPアドレスを送信元とし、情報処理装置30のIPアドレスを宛先とするパケット、または外部装置40のIPアドレスを宛先とし、情報処理装置30のIPアドレスを送信元とするパケットを監視する。そして、そのようなパケットが送受信された後、所定時間が経過していない場合に、外部ネットワークとの通信状況を「通信中」と判断する。
第3の実施形態の中継装置10の制御部15は、装置情報152に格納されている情報に基づいて、通信部13による外部からの通信の許否を制御する。
例えば、制御部15は、近距離無線通信部11により端末20を検出した際に、情報処理装置30−1と外部ネットワークとの通信状況が「通信中」である場合、情報処理装置30−1を、内部ネットワークから切り離す。すなわち、情報処理装置30−1と、外部装置40との間の通信を許可し、情報処理装置30−1と、他の情報処理装置30−2、・・・、及び端末20との間の通信を禁止する。なお、外部装置40との間の通信の許可は、情報処理装置30−1のIPアドレスと、通信部13の伝送網50側との通信を許可する構成としてもよい。または、情報処理装置30−1のIPアドレスと、外部装置40のIPアドレスとの間の通信を許可する構成としてもよい。
また、制御部15は、情報処理装置30−1と外部ネットワークとの通信状況が「通信中」から「通信なし」に変化したことを検知すると、情報処理装置30−1と、外部装置40との間の通信を禁止し、情報処理装置30−1と、他の情報処理装置30−2、・・・、及び端末20との間の通信を許可する。
次に、図13を参照し、第3の実施形態の通信システム1の動作について説明する。図13は、第3の実施形態の通信システム1のシーケンスの一例を示す図である。
ステップS401からステップS407までの処理は、外部装置40から中継装置10を介した情報処理装置30への通信が可能であり、端末20と近距離無線通信を接続した後、認証に成功するまでの処理である。ステップS401からステップS407までの処理は、図7のステップS101からステップS107までの処理とそれぞれ同様であるため、その詳細な説明は省略する。
制御部15は、装置情報152に基づき、外部装置40と通信中である情報処理装置30−1を、内部ネットワークから切り離す(ステップS408)。なお、その際、制御部15は、無線通信部12から情報処理装置30−1に、外部装置40と通信中であるため内部ネットワークから切り離す旨を通知し、情報処理装置30−1の画面に表示させる構成としてもよい。
無線通信部12は、端末20との無線通信を接続する(ステップS409)。なお、その際、制御部15は、無線通信部12から端末20に、無線通信を接続した旨、内部ネットワークにより接続可能な情報処理装置30−2、内部ネットワークから切り離され接続可能でない情報処理装置30−1を通知し、端末20の画面に表示させる構成としてもよい。
端末20から、情報処理装置30−2宛ての処理要求を無線通信部12に送信すると(ステップS410)、無線通信部12が処理要求を転送し(ステップS411)、情報処理装置30−2が要求された処理を行う(ステップS412)。
端末20から、情報処理装置30−1宛ての処理要求を無線通信部12に送信すると(ステップS413)、無線通信部12は、端末20に、通信拒否を通知する(ステップS414)。
外部装置40から、情報処理装置30−1宛ての処理要求を無線通信部12に送信すると(ステップS415)、無線通信部12が処理要求を転送し(ステップS416)、情報処理装置30−1が要求された処理を行う(ステップS417)。
外部装置40から、情報処理装置30−2宛ての処理要求を無線通信部12に送信すると(ステップS418)、無線通信部12は、外部装置40に、通信拒否を通知する(ステップS419)。
情報処理装置30−1は、外部装置40から要求された処理が完了すると(ステップS420)、無線通信部12に、外部ネットワークとの通信が完了したことを通知する(ステップS421)。
制御部15は、装置情報152の情報処理装置30−1に対応する外部ネットワークとの通信状況を「通信中」から「通信なし」に更新する。また、それとともに、通信部13に、外部装置40から情報処理装置30−1への通信を禁止し、無線通信部12に、端末20から情報処理装置30−1への通信を許可するよう制御する(ステップS422)。なお、その際、制御部15は、無線通信部12から端末20や情報処理装置30−1に、外部装置40から情報処理装置30−1への通信を禁止する旨や、端末20から情報処理装置30−1への通信を許可する旨を通知し、端末20や情報処理装置30−1の画面に表示させる構成としてもよい。
その後、外部装置40から、情報処理装置30−1または情報処理装置30−2宛ての処理要求を無線通信部12に送信すると(ステップS423)、無線通信部12は、外部装置40に、通信拒否を通知する(ステップS424)。
なお、装置情報152に格納されている装置種別が、例えば「複合機」である情報処理装置30が複数台あり、そのうち、外部ネットワークとの通信状況が「通信なし」である装置が一台以上ある場合に、外部ネットワークとの通信状況が「通信中」である装置を内部ネットワークから切り離す構成としてもよい。それにより、少なくとも一台以上の「複合機」は、内部ネットワークから使用することができるようになる。
次に、図14を参照し、図13のステップS408で、外部装置40と通信中である情報処理装置30−1を、内部ネットワークから切り離す設定とした際の、情報処理装置30−1における中継装置10からの通知に基づく表示について説明する。
図14は、内部ネットワークから切り離された情報処理装置30−1に表示される画面の一例を示す図である。中継装置10は、内部ネットワークから切り離した情報処理装置30−1に、外部装置40と通信中であるため内部ネットワークから切り離す旨のメッセージを通知し、図14に示すように情報処理装置30−1の画面に表示させる構成としてもよい。
次に、図15を参照し、図13のステップS409で、端末20との無線通信を接続した際の、端末20における中継装置10からの通知に基づく表示について説明する。
図15は、第3の実施形態で、無線通信を接続した際に端末20に表示される画面の一例を示す図である。中継装置10は、端末20に、無線通信を接続した旨のメッセージ、内部ネットワークにより接続可能な情報処理装置30−2、内部ネットワークから切り離され接続可能でない情報処理装置30−1を通知し、図15に示すように端末20の画面に表示させる構成としてもよい。
次に、図16を参照し、図13のステップS422で、外部ネットワークとの通信が完了し、内部ネットワークに接続した際の、情報処理装置30−1及び端末20における中継装置10からの通知に基づく表示について説明する。
図16は、情報処理装置30−1と外部ネットワークとの通信が完了し、内部ネットワークに接続した際に、端末20及び情報処理装置30−1に表示される画面の一例を示す図である。中継装置10は、情報処理装置30−1が、外部ネットワークとの通信が完了し、内部ネットワークに接続した際、端末20及び情報処理装置30−1に、外部装置40から情報処理装置30−1への通信を禁止する旨や、端末20から情報処理装置30−1への通信を許可する旨を通知する。そして、図16(A)、(B)にそれぞれ示すように端末20及び情報処理装置30−1の画面に、通知した情報を表示させる。
第3の実施形態の構成と動作により、内部ネットワークに含まれる情報処理装置30の情報に基づいて、外部からの通信の許否を判断することで、一層適切に、外部からの通信の許否を制御することができる。
<変形例>
中継装置10が、外部装置40から情報処理装置30へのアクセスのログを管理し、ログに基づいて、通信部13による外部からの通信の許否を制御する構成としてもよい。例えば、以下の構成としてもよい。外部装置40から情報処理装置30−1への処理要求を禁止した際に、禁止した時刻、外部装置40のIPアドレス等のID、情報処理装置30−1のIDを対応付けてログに記録しておく。制御部15は、通信部13が、外部装置40から情報処理装置30−1への処理要求を受信した際、外部装置40から情報処理装置30−1への処理要求を所定の所定期間以上、連続して禁止している場合に、情報処理装置30−1を内部ネットワークから切り離す。それにより、所定期間以上、連続して、アップデート等のメンテナンスに失敗した場合に、メンテナンスのための通信を優先することができる。
中継装置10が、外部装置40から情報処理装置30へのアクセスの重要度を判断し、重要度に基づいて、通信部13による外部からの通信の許否を制御する構成としてもよい。例えば、以下の構成としてもよい。外部装置40が、情報処理装置30−1への処理要求に、重要度の情報を付加して送信する。制御部15は、通信部13が、外部装置40から情報処理装置30−1への処理要求を受信した際、重要度が所定の値を超えている場合に、情報処理装置30−1を内部ネットワークから切り離す。それにより、例えば情報処理装置30−1の重大なセキュリティホールを修正するためのアップデートの処理要求である場合に、メンテナンスのための通信を優先することができる。
中継装置10から端末20への各種の通知は、無線通信部12を用いて通知する構成としても、近距離無線通信部11を用いて通知する構成としてもよい。
近距離無線通信部11は、図17に示すように、中継装置10とは別体の装置として構成してもよい。図17は、近距離無線通信部11を近距離無線装置(通信装置)60として構成した場合の通信システムの全体構成を示す図である。なお、図17の例では、中継装置10と情報処理装置30−1との間は、有線のLANケーブルにより接続されている。近距離無線装置60は、近距離無線I/F104を制御し、BLE、NFC、無線LAN等の近距離無線を用いて、端末20が通信可能な圏内に存在するかを判断し、判断結果を中継装置10に通知する。中継装置10は、近距離無線装置60から、近距離無線通信が可能な端末20の情報を取得する。そして、第1の実施形態乃至第3の実施形態の中継装置10と同様に、例えば近距離無線装置60が端末20を検出している間、内部ネットワークに接続された情報処理装置30と外部ネットワークとの間の通信を禁止する。それにより、例えば近距離無線装置60を会議室の出入り口付近に設置し、中継装置10を会議室の中央付近に設置するなどが可能となる。
なお、上述した実施形態におけるシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
1 通信システム
10 中継装置
11 近距離無線通信部
12 無線通信部(「第1の通信部」の一例)
13 通信部(「第2の通信部」の一例)
14 認証部
15 制御部
20 端末
21 近距離無線通信部
22 無線通信部
23 制御部
30 情報処理装置
31 無線通信部
32 制御部
40 外部装置
41 通信部
42 制御部
60 近距離無線装置
特開2000−155612号公報

Claims (11)

  1. 内部ネットワークと外部ネットワークとの間の通信を中継する中継装置であって、
    端末との近距離無線通信により、前記端末を検出する近距離無線通信部と、
    前記内部ネットワークに含まれる情報処理装置と接続する第1の通信部と、
    前記外部ネットワークと接続する第2の通信部と、
    前記近距離無線通信により前記端末を検出している間、前記外部ネットワークから前記情報処理装置への通信を禁止する制御部と、
    を備える中継装置。
  2. 前記制御部は、前記情報処理装置と前記外部ネットワークとの間の通信を禁止する際に、その旨を前記端末に通知する、
    請求項1記載の中継装置。
  3. 前記制御部は、前記近距離無線通信により前記端末を検出しなくなると、前記情報処理装置と前記外部ネットワークとの間の通信を許可する、
    請求項1または2に記載の中継装置。
  4. 前記制御部は、前記近距離無線通信により前記端末を検出しなくなると、前記情報処理装置に、前記近距離無線通信により前記端末を検出している間に前記情報処理装置に発生した機密情報の消去を要求する、
    請求項3に記載の中継装置。
  5. 前記制御部は、前記近距離無線通信により前記端末を検出しなくなると、前記情報処理装置に、前記近距離無線通信により前記端末を検出している間に前記情報処理装置に発生した機密情報の消去を要求し、前記情報処理装置から前記消去が完了した旨の通知を受けた後、前記情報処理装置と前記外部ネットワークとの間の通信を許可する、
    請求項1または2に記載の中継装置。
  6. 前記制御部は、前記近距離無線通信により前記端末を検出した際に、第1の情報処理装置が前記外部ネットワークと通信中である場合、前記第1の情報処理装置と前記外部ネットワークとの間の通信を許可するとともに、前記第1の情報処理装置と、前記第1の通信部に接続されている第2の情報処理装置との間の通信を禁止する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の中継装置。
  7. 前記制御部は、前記第1の情報処理装置と、前記第2の情報処理装置との間の通信を禁止する際に、その旨を前記端末または前記第1の情報処理装置に通知する、
    請求項6記載の中継装置。
  8. 前記制御部は、第1の情報処理装置と前記外部ネットワークとの間の通信が終了したことを検知すると、前記第1の情報処理装置と前記外部ネットワークとの間の通信を禁止するとともに、前記第1の情報処理装置と、前記第1の通信部に接続されている第2の情報処理装置との間の通信を許可する、
    請求項6または7に記載の中継装置。
  9. 前記制御部は、前記近距離無線通信により前記端末を検出した際に、前記近距離無線通信により検出している前記端末の数、前記端末の属性、前記情報処理装置の種別、前記近距離無線通信により前記端末が検出されている期間の長さ、前記外部ネットワークからの通信を禁止している期間の長さ、または前記外部ネットワークから前記情報処理装置へのアクセスの重要度に基づいて、前記情報処理装置と前記外部ネットワークとの間の通信の許否を判断する、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載の中継装置。
  10. 内部ネットワークと外部ネットワークとの間の通信を中継する中継装置における通信制御方法であって、
    端末との近距離無線通信により、前記端末を検出するステップと、
    前記近距離無線通信により前記端末を検出している間、前記外部ネットワークから前記内部ネットワークに含まれる情報処理装置への通信を禁止するステップと、
    を有する通信制御方法。
  11. 近距離無線装置と、内部ネットワークと外部ネットワークとの間の通信を中継する中継装置とを含み、
    前記近距離無線装置は、
    端末との近距離無線通信により前記端末を検出し、
    前記中継装置は、
    前記内部ネットワークに含まれる情報処理装置と接続する第1の通信部と、
    前記外部ネットワークと接続する第2の通信部と、
    前記近距離無線装置により前記端末を検出している間、前記外部ネットワークから前記情報処理装置への通信を禁止する制御部と、
    を備える通信制御システム。
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