JP6611978B1 - 乗り越え装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行に伴う移動を効果的に防止できる乗り越え装置を提供する。【解決手段】乗り越え装置1は、表面が車両の車輪の接触面となる板状体2と、平面視において板状体2を取り囲むように形成された矩形のフレーム3と、この矩形のフレーム3の対向する2つの辺に連結されたスロープ部材4,4で構成される。乗り越え装置1は、床版D1,D2の間に形成された隙間と段差を乗り越えるように配置される。板状体2の両側に延在するフレーム3の側部アングル材8に、ボルトで形成されたストッパ9が連結される。トッパ9の先端部分が、床版D1,D2の端面に係合することにより、乗り越え装置1の移動が防止される。【選択図】図1

Description

本発明は、道路に生じた段差や隙間を乗り越えるために用いられる乗り越え装置に関する。
例えば災害現場や工事現場等で、道路を横切る段差や隙間が存在する場合、これらの段差や隙間の上に乗り越え板を配置し、この乗り越え板の上を車両が走行することで段差や隙間を通過できるようにしている。
この種の乗り越え板として、従来、矩形の上板と下板の間に、長手方向に延在する複数の柱状の補強材を挟持して形成された厚板状の渡し板が提案されている(特許文献1参照)。この渡し板は、繊維強化樹脂で形成されて軽量であるため、人力で搬送が可能であり、災害で作業用車両が進めない場合でも迅速に現場へ輸送して設置することが可能になっている。
図8は、上記従来の渡し板を、道路の隙間に配置した様子を示す模式図である。図8に示すように、この渡し板101は、道路を横断する隙間Gを架け渡すように配置された後、両端に土嚢102,102を配置して渡し板101を固定すると共に、渡し板101の厚みによる段差を緩和して車両が容易に乗り入れることを可能としている。
特開2017−43989号公報
しかしながら上記従来の渡し板101は、両端を固定する土嚢102が、車両の通過に伴って変形又は破損し易く、渡し板101が容易に移動する不都合がある。災害現場や工事現場では、大型の作業用車両が比較的多く走行するため、土嚢102の劣化が進みやすく、また、車輪の比較的大きい駆動力を頻繁に受けるので渡し板101が移動しやすい。渡し板101が移動すると、渡し板101や車両が隙間Gへ落下するおそれがある。また、段差を乗り越えるように渡し板101を配置した場合、渡し板101が移動すると、段差を形成する低い側の路面に渡し板101が落下し、段差を解消する効果を失ってしまう不都合がある。また、渡し板101を固定する土嚢102が劣化すると、渡し板101と路面との間に段差が生じて、車両の乗り心地の悪化を招く不都合がある。また、土嚢102の劣化により、内部の土が漏出し、周辺環境を悪化させる不都合がある。
そこで、本発明の課題は、車両の走行に伴う移動を効果的に防止できる乗り越え装置を提供することにある。また、使用を継続しても、周辺環境を悪化させることのない乗り越え装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の乗り越え装置は、隙間又は段差を跨ぐように配置され、表面が車両の車輪の接触面となる板状体と、
上記車両の進行方向に連結位置が変更可能に上記板状体に連結され、上記隙間又は段差に係合する係合体と
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、隙間又は段差を跨ぐように板状体が配置され、この板状体の表面を車輪が接触して車両が走行することにより、車両が隙間や段差を乗り越えて通行可能になる。ここで、上記板状体に連結された係合体が、上記隙間又は段差に係合するので、上記板状体上を車両が繰り返して走行しても、乗り越え装置の移動を効果的に防止できる。したがって、従来の渡し板のような隙間へ落下する不都合や、段差の低い側へ落下する不都合を、効果的に防止できる。また、本発明の乗り越え装置は、固定のための土嚢が不要であるので、車両の走行に伴って土嚢が劣化し、土嚢から土が漏出して周辺環境を悪化させる不都合が生じない。
また、上記係合体は、板状体に連結される位置が車両の進行方向に変更可能であるため、隙間や段差の形状に応じて、適切な位置に連結することができる。したがって、この乗り越え装置は、種々の幅や形状の隙間や段差を乗り越えるために使用できると共に、移動を効果的に防止できる。ここで、上記係合体は、上記板状体に直接連結されてもよく、或いは、他の部材を介して間接的に上記板状体に連結されてもよい。
一実施形態の乗り越え装置は、上記板状体を支持するフレームを備え、
上記フレームの上記車両の進行方向と平行に延在する部材に、上記係合体が配置されている。
上記実施形態によれば、板状体を支持するフレームの車両の進行方向と平行に延在する部材に、係合体が配置されているので、板状体と分離して容易に設置することができる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記フレームが、上記板状体の上記車両の進行方向の両側に配置された側部型材を含み、この側部型材の少なくとも一方に、延在方向に所定間隔をおいて複数の貫通穴が形成され、
上記係合体は、上記フレームの側部型材の貫通穴に挿通されて頭部が上記側部型材の表面に係止される棒部材で形成されている。
上記実施形態によれば、板状体を支持するフレームは、板状体の車両の進行方向の両側に配置された側部型材を含む。この側部型材の少なくとも一方に、延在方向に所定間隔をおいて複数の貫通穴が形成されている。この貫通穴に挿通されて頭部が側部型材の表面に係止される棒部材により、係合体が形成されている。したがって、乗り越え装置を設置する隙間や段差に対応して、適切な位置に係合体としての棒部材を配置することができる。また、側部型材の貫通穴を選択して棒部材を挿通させれば、棒部材の頭部が側部型材に係止されて係合体の設置が完了するので、容易に係合体を設置することができる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記フレームが、地面に固定されるアンカーに連結可能なアンカー連結部を有する。
上記実施形態によれば、板状体を支持するフレームのアンカー連結部に、地面に固定されたアンカーが連結されることにより、フレームが地面に効果的に固定される。したがって、板状体上を車両が走行しても、乗り越え装置の移動を効果的に防止できる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記フレームが、上記板状体の端部が載置される面に、弾性材料で形成された支承が設けられている。
上記実施形態によれば、板状体を支持するフレームの上記板状体の端部が載置される面に、弾性材料で形成された支承が設けられているので、板状体をフレームの上に載置するのみにより、板状体の支持構造を容易に構成できる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記フレームが、上記側部型材の両端を支持する支持材を含み、
上記支持材の端部と、上記側部型材の端部と、上記板状体の角部とが連結ピンで連結されている。
上記実施形態によれば、板状体を支持するフレームが、側部型材の両端に連結される支持材を含み、上記支持材の端部と、上記側部型材の端部と、上記板状体の角部とが連結ピンで相互に連結されているので、少ない部品で容易にフレームを組み立てることができると共に、フレームに板状体を連結することができる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記板状体が、上記車両の進行方向と直角の方向に、複数個に分割可能に形成されている。
上記実施形態によれば、板状体が、車両の進行方向と直角の方向に、複数個に分割可能に形成されているので、分割された構成部品を小型かつ軽量にできる。したがって、乗り越え装置の設置位置に、板状体の構成部品を人力で運搬することができるので、乗り越え装置を迅速に設置することができる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記板状体を形成する分割板が、互いに隣接する方向の一方の側部が凸状断面に形成され、他方の側部が凹状断面に形成されている。
上記実施形態によれば、板状体を形成する分割板が、互いに隣接する方向の一方の側部が凸状断面に形成され、他方の側部が凹状断面に形成されているので、凸状断面の側部と、凹状断面の側部とを嵌合させることにより、分割板を互いに容易に連結して板状体を容易かつ迅速に作成することができる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記フレームの車両の進行方向に向かって前後の端部に、上記板状体の表面と道路面との間を接続するスロープ部材が設けられている。
上記実施形態によれば、板状体を支持するフレームの端部であって、車両の進行方向において前後に位置する端部に、上記板状体の表面と道路面との間を接続するスロープ部材が夫々設けられている。このスロープ部材により、車両が滑らかに道路から板状体へ、また、板状体から道路へ走行することができる。したがって、板状体を通過する際の衝撃を従来よりも抑制できるので、車両の走行に起因する乗り越え装置の移動を効果的に抑制できる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記フレームの車両の進行方向に向かって前後の端面に、ボルト頭が突出するようにボルトが固定されており、
上記スロープ部材の上記フレームの端面に対向する面に、上記ボルトに係合する鉤状の係合穴が設けられている。
上記実施形態によれば、フレームの端面であって、車両の進行方向に向かって前後の端面に、ボルト頭が突出するようにボルトが固定されている。このボルトに、スロープ部材の係合穴が係合することにより、上記フレームにスロープ部材が容易に連結される。スロープ部材は、係合穴の周辺部分がボルト頭に係止するので、フレームからの離脱が効果的に防止される。また、スロープ部材の係合穴が鉤状に形成されていることにより、係合穴にボルトが安定して係合されるので、車両の通過に伴ってフレームからスロープ部材が離脱する不都合を防止できる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記フレームの車両の進行方向に向かって前後の端面に、弾性体が設けられている。
上記実施形態によれば、フレームの端面であって、車両の進行方向に向かって前後の端面に、弾性体が設けられている。したがって、フレームの端部に設けられたスロープ部材の上を車両が通過するときにスロープ部材が振動しても、フレームの端面に設けられた弾性体により、スロープ部材やフレームに発生する衝撃や騒音を効果的に抑制できる。
一実施形態の乗り越え装置は、上記スロープ部材の道路面と接する部分に、弾性体が設けられている。
上記実施形態によれば、スロープ部材の上を車両が通過するとき、スロープ部材の道路面と接する部分に設けられた弾性体によって衝撃が緩和されるので、車両の走行による騒音や振動を効果的に抑制できる。また、スロープ部材が弾性体により路面に密着するので、車輪からスロープ部材へ車両の進行方向に向かって前後方向の力が作用しても、スロープ部材が移動する不都合を防止できて、乗り越え装置が移動する不都合を防止できる。
本発明の実施形態の乗り越え装置を示す平面図である。 実施形態の乗り越え装置を道路の隙間の上に配置した様子を示す側面図である。 実施形態の乗り越え装置の板状体を形成する分割板を示す平面図である。 図3AにおけるA−A’線断面図である。 実施形態の乗り越え装置の支持材を示す平面図である。 実施形態の乗り越え装置の支持材を示す正面図である。 実施形態の乗り越え装置の支持材を示す側面図である。 図4BにおけるB−B’線端面図である。 実施形態の乗り越え装置の側部型材の一部を示す側面図である。 実施形態の乗り越え装置の側部型材の一部を示す平面図である。 実施形態の乗り越え装置のスロープ部材を示す平面図である。 実施形態の乗り越え装置のスロープ部材を示す正面図である。 実施形態の乗り越え装置のスロープ部材を示す側面図である。 実施形態の乗り越え装置の支持材、側部型材及び板状体の連結構造を示す部分平面図である。 従来の渡し板を道路の隙間の上に配置した様子を示す側面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の乗り越え装置を示す平面図であり、図2は、実施形態の乗り越え装置を道路の隙間の上に配置した様子を示す側面図である。本実施形態の乗り越え装置1は、道路を横断するように形成された隙間や段差を車両が乗り越えるために、これらの隙間や段差の上に配置されるものである。本実施形態では、地震により高架道路の床版が継手の位置で分離して隙間と段差が生じた場合に、乗り越え装置1を、分離した床版D1と床版D2の間に架け渡して、道路を復旧させるために使用する場合について説明する。
本実施形態の乗り越え装置1は、表面が車両の車輪の接触面となる板状体2と、平面視において板状体2を取り囲むように形成された矩形のフレーム3と、この矩形のフレーム3の対向する2つの辺に連結されたスロープ部材4,4で大略形成されている。この乗り越え装置1は、車両が一方のスロープ部材4から進入し、板状体2の上を通過し、他方のスロープ部材から退出する。本明細書において、この一方のスロープ部材4の中心と、板状体2の中心と、他方のスロープ部材4の中心を結ぶ方向を、車両の進行方向と定義し、特に注記しない場合、前後左右及び幅方向は、上記車両の進行方向を向いた状態における前後左右及び幅方向のことを意味する。
この乗り越え装置1は、車両の進行方向を向いて幅が約1.5m、長さが約2.5mに形成され、車両の左右両輪のうち、一方の側の車輪を支持するように、左右の車輪に対応して2個並べて配置される。乗り越え装置1を幅方向に並べて2個配置する場合、通行する車両の種類に応じて、乗り越え装置1を互いに接して配置してもよく、或いは、所定距離をおいて配置してもよい。また、乗り越え装置1は、幅及び長さは適宜変更でき、1つの乗り越え装置1の上を車両の左右両輪を通過させてもよい。
図2の側面図に示すように、乗り越え装置1は、一方のスロープ部材4が一方の床版D1上に位置すると共に、他方のスロープ部材4が他方の床版D2上に位置するように配置され、板状体2が床版D1,D2の間に形成された隙間Gを乗り越えるように配置される。この板状体2を支持するフレーム3には、隙間Gを形成する床版D1,D2の夫々の端面に係合するように、係合体としての2つのストッパ9,9を連結している。これらのストッパ9,9により、乗り越え装置1が車両の進行方向に移動する不都合を防止している。
板状体2は、表面を車両の車輪が接して走行する部材であり、FRP(繊維強化プラスチック)で形成されている。この板状体2は、図3Aの平面図に示す矩形の分割板20が、車両の進行方向と直角の方向に4枚配列され、連結されて形成されている。板状体2の分割板20は、平面図と、図3Bの断面図に示すように、表面と裏面に配置された2枚のプレート部材21,21と、これらのプレート部材21,21の間に長手方向を向いて配置された3個の主補強部材22,22,22と、プレート部材21,21の間に配置されて分割板20の前後方向の端部に沿った2つの端部補強部材23で形成されている。主補強部材22と端部補強部材23は、正方形の中空断面を有する角パイプで形成されている。この分割板20は、幅方向の一方の側部が、表裏のプレート部材21の縁よりも主補強部材22が外側に突出することにより、凸状断面に形成されている。一方、この分割板20は、幅方向の他方の側部が、表裏のプレート部材21の縁よりも主補強部材22が内側に没入することにより、凹状断面に形成されている。複数の分割板20が幅方向に配列され、隣接する凹状断面の側部と凸状断面の側部が互いに嵌合することにより、互いに連結されて板状体2を形成している。この板状体2は、車両の車輪が接触する側の表面に、滑り止め用の砂が接着剤で固定されている。なお、板状体2の表面には、滑り止め用の砂以外に、例えば滑り止めの塗料等が塗布されてもよく、或いは、滑り止め用の各種の加工が施されてもよい。
フレーム3は、前後に位置する2つの支持材7,7と、左右に位置する2つの側部アングル材8,8で形成されている。
図4Aは支持材7の平面図であり、図4Bは支持材7の正面図であり、図4Cは支持材7の側面図である。フレーム3を形成する支持材7は、板状体2の幅よりも多少大きい長さの鋼製の不等辺アングル材で形成された支持本体10を有する。この支持本体10の両端の外側面に、数センチメートルの幅の鋼製のアングル材で形成されたアンカー連結部11が、外側面に接するように固定されている。アンカー連結部11は、接地する側の板状部分に貫通穴12が設けられており、乗り越え装置1を設置する床版D1,D2にアンカーを設置し、このアンカーの頭部を貫通穴12に挿通してボルトで固定可能になっている。なお、アンカー連結部11は、貫通穴12を有するアングル材で形成される以外に、例えばアンカーに連結されるワイヤー等のような他の構成を有してもよい。
図4Dは、支持本体10の長手方向の略中央における切断端面図であり、図4BにおけるB−B’線端面図である。不等辺アングル材で形成された支持本体10は、接地する側の板状部分の断面が長辺であり、板状部分の接地面と反対側の面に、弾性材料としての天然ゴムで形成された支承17が設けられている。この支承17は、2枚のゴム板を重ねて形成されており、上側のゴム板が下側のゴム板よりも狭い幅に形成されている。なお、支承17は、天然ゴム以外に、合成ゴム等の他の弾性材料で形成されてもよい。
支持材7の支持本体10は、接地されたときに概ね垂直を向く板状部分の外側面に、弾性体としてのゴム板13が固定されている。支持材7の支持本体10の板状部分の外側面は、接地されたときにフレーム3の端面となる面であり、フレーム3の端部に連結されるスロープ部材4に対向する面である。この面にゴム板13を固定しているので、スロープ部材4の上を車両が通過するときにスロープ部材4が振動しても、ゴム板13によって、スロープ部材4やフレーム3に発生する衝撃や騒音を効果的に抑制できる。なお、支持本体10の板状部分の外側面には、ゴム板13以外に、樹脂製の板等の他の弾性体を設けてもよい。また、上記支持本体10の垂直を向く板状部分の外側面には、スロープ部材4を固定するための複数のボルト18,18,・・・が、ボルト頭を突出した状態で固定されている。
支持本体10の両端部には、支承17の長手方向の外側に、側部アングル材8と連結するための連結プレート15が設けられている。この連結プレート15は、支持本体10の不等辺アングル材を形成する2つの板状部分の内側面に対して、直角に固定されている。この連結プレート15には、側部アングル材8と板状体2と支持材7とを連結するための連結ピンが螺着される雌螺子穴16が設けられている。
図5Aは、側部型材としての側部アングル材8の長さ方向の約半分を示す側面図であり、図5Bは側部アングル材8の長さ方向の約半分を示す平面図である。側部アングル材8は、鋼製の等辺のアングル材で形成されており、両端が、フレーム3の前後に位置する支持材7の端部に夫々連結される。側部アングル材8は、一方の板状部分が、垂直方向を向くと共に外側面が板状体2に向くように配置される。また、側部アングル材8は、他方の板状部分が、概ね水平方向を向くと共に板状体2から遠い側へ突出するように配置される。側部アングル材8の両端には、垂直方向を向く板状部分に、支持材7と板状体2と側部アングル材8とを連結するボルトが挿通されるボルト穴25が設けられている。また、側部アングル材8の概ね水平方向を向く板状部分には、ストッパ9が取り付けられるための複数の貫通穴26,26,26,・・・が、板状部分の幅方向の中央を延在方向に向かって配列するように形成されている。この貫通穴26,26,26,・・・は、側部アングル材8の両端部を除いて形成されている。
係合体としてのストッパ9は、比較的長いボルトで形成されている。このストッパ9は、上記側部アングル材8の貫通穴26に挿通され、頭部が側部アングル材8の貫通穴の周辺部分に係止することにより、側部アングル材8に連結される。ストッパ9を挿入する貫通穴26や、用いるストッパ9の数は、隙間Gの大きさや段差の位置等に応じて、適宜選択することができる。ここで、係合体は、ボルト以外に、例えば他の棒状の部材や板状の部材等により形成されてもよい。また、係合体を側部アングル材8に連結する方法は、ボルトの貫通穴への挿入及びボルト頭の貫通穴周辺部の係止以外に、例えば凹部と凸部の嵌合や、クランプによるものや、種々の連結装置を用いたものでもよい。
図6Aはスロープ部材4を示す平面図であり、図6Bはスロープ部材4を示す正面図であり、図6Cはスロープ部材4を示す側面図である。スロープ部材4は、乗り越え装置1を接地した道路の表面と、板状体2の表面との間を接続し、車両を滑らかに走行させるものである。このスロープ部材4は、鋼板を曲げ加工して形成されており、図6Cの側面図に示されるように、平坦な路面に接地されたときに、路面と平行に接する乗り降り端部41と、路面に対して10度乃至20度の角度を成して傾斜面を形成する傾斜面部42と、路面に対して略垂直に延在する端面部43とを有する。
スロープ部材4の乗り降り端部41の裏面であって、路面に接触する部分には、弾性体としてのゴム板31が設けられている。このゴム板31により、車両の通過に伴う騒音が効果的に防止できる。
スロープ部材4の端面部43には、フレーム3の支持材7の支持本体10に設けられた複数のボルト18,18,・・・に係合する複数の係合穴30,30,30,・・・が設けられている。この係合穴30は、端面部43の下端から上向きに延びる縦貫通溝と、この縦貫通溝の上端から水平方向に延びる横貫通溝で形成されている。この鉤状の係合穴30の横貫通溝の先端にフレーム3のボルト18が接するように、係合穴30にボルト18を係合させる。これにより、フレーム3にスロープ部材4を効果的に連結し、特に上下方向の振動に対して分離が困難に連結している。
また、スロープ部材4には、車両の車輪が接触する面に、滑り止め用の縞模様の突起が設けられている。なお、滑り止め用の突起は、縞模様以外の他の模様に形成されてもよい。また、スロープ部材4の車輪が接触する面には、滑り止めのために、砂が固定されてもよく、滑り止め用の塗料が塗布されてもよい。
上記構成の乗り越え装置1は、次のようにして設置される。
まず、一方の支持材7を一方の床版D1の表面に配置し、他方の支持材7を他方の床版D2の表面に配置する。支持材7,7は、連結プレート15が互いに対向すると共に、平面視において互いに平行を成すように配置する。
この後、2つの支持材7,7の間に、床版D1,D2の間の隙間Gと段差を跨ぐように、2つの側部アングル材8,8を配置する。側部アングル材8,8は、両端が支持材7の連結プレート15の幅方向の外側に位置するように、配置位置を調整する。
この後、床版D1,D2の間の隙間Gと段差を跨ぐように、分割板20を、長手方向を前後に向けて配置する。分割板20は、支持材7,7の間、かつ、凹状断面の側部が一方の側部アングル材8の近傍に沿うように、配置位置を調整する。この後、上記分割板20の凸状断面の側部に、凹状断面の側部が嵌合するように、更なる分割板20を配置する。このようにして、側部を順次嵌合させながら4枚の分割板20を配置して、板状体2を形成する。
板状体2を形成すると、最後に連結した分割板20の凸状断面の側部に沿うように、他方の側部アングル材8の位置を調整する。
この後、連結ピンを、側部アングル材8の端部のボルト穴25に挿通させ、支持材7の連結プレート15の雌螺子穴16に螺合させる。これにより、連結ピンの先端部が、板状体2の端部の端部補強部材23の内側に挿入される。上記連結ピン50は、雄螺子溝が、ボルト頭から連結プレート15と螺合する範囲にのみ設けられており、分割板20の端部補強部材23の中空部分に挿入される部分は平滑な円筒面になっている。図7は、支持材7と、側部アングル材8と、板状体2との連結構造を示す部分平面図である。図7に示すように、連結ピン50が、側部アングル材8のボルト穴25に挿通され、支持材7の連結プレート15の雌螺子穴16に螺着されることにより、側部アングル材8を連結プレート15に固定している。これと共に、連結ピン50の先端側の部分が、分割板20の端部補強部材23の中空部分に挿入されることにより、板状体2の角部がフレーム3に連結される。このような連結ピン50による支持材7と側部アングル材8と板状体2の角部との連結が、乗り越え装置1の4個の角で行われて、フレーム3を構成する支持材7と側部アングル材8が互いに固定されると共に、このフレーム3に板状体2が連結される。板状体2は、連結ピン50の先端側の部分が、一辺の内寸が連結ピン50の軸部の直径の3倍乃至4倍に形成された端部補強部材23の中空部分に挿入されて、遊間状態で連結される。したがって、板状体2は、支承17の変形や、フレーム3の傾斜角度の変化等に追従でき、安定して乗り越え装置1の機能を発揮できる。
連結ピン50によってフレーム3の支持材7と側部アングル材8を固定し、このフレーム3に板状体2を連結した後、支持材7のアンカー連結部11の貫通穴12にアンカーを挿通させ、このアンカーを床版D1,D2に固定する。アンカーは、フレーム3の4個の角部のアンカー連結部11に対応して4個設置する。
フレーム3をアンカーで床版D1,D2に固定した後、側部アングル材8の貫通穴26にストッパ9を取り付ける。ストッパ9は、隙間Gを臨む床版D1の面と、D2の面に先端部が夫々当接するように、適切な貫通穴26を2つ選択し、夫々に挿入する。ストッパ9は、左右の側部アングル材8に2本ずつ取り付ける。こうしてフレーム3にストッパ9を連結することにより、ストッパ9が床版D1,D2の端面に係合して、乗り越え装置1の移動を効果的に防止できる。ここで、床版D1,D2の間の隙間Gが狭い場合は、1つの側部アングル材8につきストッパ9を1本連結し、隙間Gにストッパ9を1本挿入してもよい。また、床版D1,D2の間に段差のみが生じた場合は、段差により生じた端面に、1つの側部アングル材8につきストッパ9を1本係合させてもよい。
フレーム3をアンカーで床版D1,D2に固定し、ストッパ9を連結した後、このフレーム3の前後の端部に、スロープ部材4を連結する。スロープ部材4は、支持材7の支持本体10の端面に突出したボルト18,18,・・・に、係合穴30を係合させて連結する。すなわち、スロープ部材4を持ち上げて、支持本体10のボルト18のボルト頭を係合穴30の縦貫通溝の下端からスロープ部材4の内側に配置させ、ボルト18の軸部を係合穴30の縦貫通溝と横貫通溝に沿わせるように、スロープ部材4を下向きに移動させた後に横向きに移動させる。このようにして、支持本体10のボルト18を鉤状の係合穴30に係合させることにより、容易にフレーム3にスロープ部材4を連結できる。
このように、本実施形態の乗り越え装置1は、フレーム3が分離可能な支持材7と側部アングル材8で構成され、板状体2が複数の分割板20で構成され、スロープ部材4がフレーム3と分離可能に形成されるので、互いに分離された部材は、人力で運搬可能な程度に軽量である。したがって、災害等で重機や作業用車両が進入できない位置にも、乗り越え装置1の構成部材を容易に搬入できる。また、各部材の組み立ては、各床版D1,D2の側に一人ずつ配置した作業者によって行うことができ、重機や特殊な工具が不要である。したがって、災害等で重機や特殊な工具の調達が困難であっても、速やかに乗り越え装置1を組み立てて、隙間や段差が生じた道路を復旧することができる。
また、本実施形態の乗り越え装置1は、フレーム3に連結された2つのストッパ9が、隙間Gを形成する床版D1,D2の夫々の端面に係合するので、車両が通行しても、車両の進行方向に乗り越え装置1が移動する不都合を効果的に防止できる。
また、本実施形態の乗り越え装置1は、板状体2の前後両端にスロープ部材4を配置し、このスロープ部材4で道路面から板状体2上に車両を導くので、従来のような土嚢が不要である。したがって、車両の通行に伴って土嚢が劣化し、土嚢の土が漏出して周辺環境が悪化する不都合を、効果的に防止できる。また、土嚢の変形による車両の乗り心地の悪化等のような、土嚢に起因する不都合を確実に防止できる。
上記実施形態において、乗り越え装置1は、係合体としてのストッパ9をフレーム3の側部アングル材8に連結したが、他の部材に連結してもよい。また、板状体に係合体を連結してもよい。要は、隙間や段差を乗り越えるための板状体の移動を防止できれば、係合体の設置位置はどこでもよい。
また、上記実施形態において、乗り越え装置1のフレーム3を、アンカー連結部11を介してアンカーで床版D1,D2に固定したが、アンカーによるフレーム3の固定は省略してもよい。この場合、支持材7にアンカー連結部11を設けなくてもよい。
また、上記実施形態の乗り越え装置1は、隙間Gと段差が形成された床版D1と床版D2の間を架け渡すために用いられたが、床版と橋台の間を架け渡すために用いてもよい。また、隙間と段差のいずれか一方を乗り越えるために乗り越え装置1を設置してもよい。
また、上記実施形態の乗り越え装置1は、高架道路の地震による災害現場で使用したが、他の災害現場で使用してもよい。また、高架道路以外に、種々の橋梁の道路や、盛土上の道路や、一般的な地表面の道路について、隙間や段差が生じた場合に乗り越え装置1を使用できる。また、乗り越え装置1は、工事現場で使用してもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、多くの変形が、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 乗り越え装置
2 板状体
3 フレーム
4 スロープ部材
7 支持材
8 側部アングル材
9 ストッパ

Claims (10)

  1. 隙間又は段差を跨ぐように配置され、表面が車両の車輪の接触面となる板状体と、
    上記車両の進行方向に沿って連結位置が変更可能に上記板状体に連結され、上記隙間又は段差に係合する係合体と
    上記板状体を支持するフレームを備え、
    上記フレームの上記車両の進行方向と平行に延在する部材に、上記係合体が配置されており、
    上記フレームが、上記板状体の上記車両の進行方向の両側に配置された側部型材を含み、この側部型材の少なくとも一方に、延在方向に所定間隔をおいて複数の貫通穴が形成され、
    上記係合体は、頭部を有する棒部材で形成され、上記フレームの側部型材の貫通穴に表面側から挿入されて頭部が上記側部型材の表面に係止されることにより上記板状体に連結されるように形成されている
    ことを特徴とする乗り越え装置。
  2. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記フレームが、地面に固定されるアンカーに連結可能なアンカー連結部を有することを特徴とする乗り越え装置。
  3. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記フレームが、上記板状体の端部が載置される面に、弾性材料で形成された支承が設けられていることを特徴とする乗り越え装置。
  4. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記フレームが、上記側部型材の両端を支持する支持材を含み、
    上記支持材の端部と、上記側部型材の端部と、上記板状体の角部とが連結ピンで連結されていることを特徴とする乗り越え装置。
  5. 請求項1に記載の乗り越え装置において、
    上記板状体が、上記車両の進行方向と直角の方向に、複数個に分割可能に形成されていることを特徴とする乗り越え装置。
  6. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記板状体を形成する分割板が、互いに隣接する方向の一方の側部が凸状断面に形成され、他方の側部が凹状断面に形成されていることを特徴とする乗り越え装置。
  7. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記フレームの車両の進行方向に向かって前後の端部に、上記板状体の表面と道路面との間を接続するスロープ部材が設けられていることを特徴とする乗り越え装置。
  8. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記フレームの車両の進行方向に向かって前後の端面に、ボルト頭が突出するようにボルトが固定されており、
    上記スロープ部材の上記フレームの端面に対向する面に、上記ボルトに係合する鉤状の係合穴が設けられていることを特徴とする乗り越え装置。
  9. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記フレームの車両の進行方向に向かって前後の端面に、弾性体が設けられていることを特徴とする乗り越え装置。
  10. 請求項に記載の乗り越え装置において、
    上記スロープ部材の道路面と接する部分に、弾性体が設けられていることを特徴とする乗り越え装置。
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