JP6611806B2 - トランスミッション及びトランスミッション付きターボ機械 - Google Patents

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Description

本発明は、トランスミッション、特にトランスミッション付きターボ機械(Getriebeturbomaschine)用の内蔵型トランスミッション(Integralgetriebe)、詳細には、請求項1の上位概念部に記載の特徴を有するトランスミッションに関する。さらに本発明は、トランスミッション付きターボ機械及びこの種のトランスミッション付きターボ機械を組み立てる方法に関する。
トランスミッション付きターボ機械は、統合されたトランスミッション(内蔵型トランスミッション)を介して駆動ユニット及び/又は被動ユニットを統合して、1つの機械トレインを形成している。駆動ユニットとして、蒸気タービン、ガスタービン、エキスパンダ及びモータが、それ自体単独で又は任意に組み合わされて可能であり、被動ユニットとして、コンプレッサ及びジェネレータが、それ自体単独で又は任意に組み合わされて可能である。これにより、トランスミッション付きターボ機械は、トランスミッション付き圧縮機(Getriebeverdichter)又はエキスパンダ設備又は両者の組み合わせとして形成されている。一般に、構成要素が一式整ったトランスミッション付きターボ機械は、トレインとして形成されており、トランスミッションを介して、トランスミッション付きターボ機械の構成に応じて、駆動ユニット及び被動ユニット、特に蒸気タービン、ガスタービン、エキスパンダ及びモータ並びにコンプレッサが、互いにプロセス技術的に協働するようになっている。この種のトランスミッション付きターボ機械と、トランスミッション付きターボ機械に統合されたトランスミッションとは、多数の形態で従来技術において公知である。代表的なものとしては、以下に挙げる刊行物を参照されたい:
欧州特許出願公開第2128448号明細書
欧州特許第1691081号明細書
独国特許出願公開第102012022131号明細書
独国特許出願公開第102011003525号明細書
独国特許出願公開第102013208564号明細書。
統合されたトランスミッションは、一般に、駆動ユニット、例えば電気モータ又はタービン、特に蒸気タービン又はガスタービンの形態の駆動ユニットに結合される駆動軸を特徴とする。駆動軸は、はす歯の駆動歯車を支持し、駆動歯車は、少なくとも1つ、好ましくは複数の被動歯車と少なくとも間接的に噛み合っている。被動歯車は、それぞれ相対回動不能に(回転に関して連結されて)被動軸に結合されているか、又は被動軸と一体に構成されている。
欧州特許第1691081号明細書及び欧州特許出願公開第2128448号明細書の両刊行物において、例えば、駆動歯車が、被動歯車と、大車(Grossrad)と称する歯車との間の中間車として配置されている、それぞれ1つの形態が公知である。この場合、大車、駆動歯車及び被動歯車の回転軸線あるいはローテーション軸線は、一平面内に配置されており、これにより、簡単な構成のトランスミッションケーシングが実現可能である。これは、ケーシングが、前述の歯車の軸受領域を通って延びる主継ぎ目(Hauptteilfuge)を介して、2つの部分ケーシングユニットに分割可能であるからである。両部分ケーシングユニットは、組み立て時、主継ぎ目において接合され、組み付け位置で見て、下側の第1の部分ケーシングユニットは、例えば基礎上に配置されている。下側の部分ケーシングユニットは、その上に配置される第2の部分ケーシングユニットに結合されている。場合によっては、主継ぎ目外に配置される少なくとも1つの別の被動歯車が設けられている場合、別の第3の部分ケーシングユニットが、別途、別の被動軸の組み立て後、下側の部分ケーシングユニットの上方に配置される第2の部分ケーシングユニットに結合されている。それゆえ、第2の部分ケーシングユニットは、中間のケーシングユニットと称してもよい。被動歯車に連結される軸は、被動ユニット、例えば個々の圧縮機段のコンプレッサに連結されている。トランスミッションの組み立ては、被動ユニットに連結される軸の必要な方向付けに基づいて、完全に前組み立てされるトランスミッションとしては実施し得ない。それゆえ、ターボ機械をトランスミッション付き圧縮機として形成した場合、第1の方法ステップで、2つ又は3つの部分ケーシングユニットに細分化されるケーシングの準備を行う。このとき、下側の部分ケーシングユニットを組み付け位置に位置決めし、大車、場合によっては中間車を主継ぎ目内で支持する。ターボ機械の大きさに応じて、圧縮機の少なくとも一部又は背壁全体を、場合によっては、既に組み込まれたシールとともに、下側の部分ケーシングユニットに組み付ける。続いて、主継ぎ目内に配置される個々の被動歯車、及びこれらの被動歯車を支持する軸の組み立てを行う。その際、圧縮機のインペラは、被動歯車を支持する軸に組み付けられる、すなわち、軸に相対回動不能に結合される。圧縮機ケーシングを個々の圧縮機の背壁に組み付けた後、上側の第2の部分ケーシングユニットを完全に載置し、下側の部分ケーシングユニットに結合する。続いて、大車と噛み合い、大車の回転軸線に対して鉛直方向でずらされて配置される別の被動歯車を設けるのであれば、同じ組み立てステップを、再度、主継ぎ目に対して鉛直方向でずらされた別の上側の継ぎ目において実施する。取り外しは、逆の手順で行う。個々の軸受箇所は、取り外し可能な軸受カバーを介して保護されている。組み立て時又は取り外し時に個々の被動軸において作業、特に調整目的及び保守目的の作業ができるように、上側の部分ケーシングユニットが完全に除去されていることが必要である。このことは、既に組み立てられたトランスミッション付きターボ機械において、回転軸線が大車より鉛直方向上方に配置されるすべての被動歯車及び被動ユニット並びに第2の部分ケーシングユニットに結合される第3の部分ケーシングユニットの、手間のかかる取り外しを伴う。さらに、組み立て及び取り外しに際し、下側の部分ケーシングユニットに結合される中間の部分ケーシングユニットが除去された状態で、下側の部分ケーシングユニットが、主継ぎ目内で支持される駆動歯車及び被動歯車並びに大車を支持することとなり、このことは、下側の部分ケーシングユニットが変形すること、特に、下側の部分ケーシングユニットが反って開くことになりかねない。この変形は、追って改めて上側の部分ケーシングユニットと接合したときに、嵌合不良、シール性の問題、歯車を支持する個々の軸、特に被動軸の方向付けの狂い、クリアランスの変化及び歯当たりの悪化につながってしまう。
類似の問題は、独国特許出願公開第102013208564号明細書に示されているように、アッセンブリ用のケーシングを2つの部分ケーシングユニットから、鉛直方向でずらされた大車あるいは有段の主継ぎ目を備えて形成した場合にも生じる。
独国特許出願公開第102011003525号明細書は、上下に配置される複数の部分ケーシングユニットを有する構成のケーシングを開示しており、その回転軸線に関して、大車の回転軸線に対して鉛直方向でずらされ、大車と噛み合う2つの歯車が、2つの部分ケーシングユニット内で支持されており、2つの部分ケーシングユニットは、段違いの継ぎ目を介して結合されている。これらの部分ケーシングユニットは、ケーシングの上側及び中間の部分ケーシングユニットである。その際、大車自体、及び大車と噛み合う2つの別の歯車あるいはそれらの軸は、組み付け位置で中間の部分ケーシングユニット及び下側の部分ケーシングユニット内で支持されている。本形態も、大車を収容する部分ケーシングユニットは、一体に構成されている。そのため、取り外しが必要となったときに、前述の形態で説明したのと同じ問題が生じる。
それゆえ、本発明の根底にある課題は、冒頭で述べた形態のトランスミッション、特にトランスミッション付きターボ機械用の内蔵型トランスミッションを、従来技術の欠点が回避されるよう、発展させることである。トランスミッションは、簡単に組み立て可能かつ分解可能であるとともに、主継ぎ目内で支持される個々の軸及び配置される軸受に対する良好なアクセス性を保証することが望ましい。主継ぎ目における嵌合不良及びシール性の問題、さらには、個々のコンポーネント間のクリアランス(軸方向のクリアランス及び半径方向のクリアランス)並びに個々の構成部材及び軸相互の方向付け及び歯当たりに関する、変形に起因した変化は、確実に回避されることが望ましい。
本発明による解決手段は、請求項1、17及び20の特徴により特徴付けられる。有利な構成は、従属請求項に記載されている。
トランスミッション、特にトランスミッション付きターボ機械用の内蔵型トランスミッションであって、
1つの大車と少なくとも間接的に噛み合う少なくとも2つの歯車であって、それぞれ、駆動ユニット及び/又は被動ユニットに結合可能な軸に結合又は一体に構成されている歯車と、
ケーシングであって、ケーシング内に歯車、あるいはこれらの歯車に結合される軸が支持されており、ケーシングは、少なくとも2つの部分ケーシングユニット、すなわち、第1の部分ケーシングユニットと第2の部分ケーシングユニットとを有し、両部分ケーシングユニットは、大車と少なくとも間接的に噛み合う少なくとも1つの歯車あるいはこの歯車に結合される軸の軸受領域を通って延びる主継ぎ目を介して結合可能である、ケーシングと、
を備えるトランスミッションは、
本発明において、互いに結合すべき両部分ケーシングユニットの一方が、少なくとも3つのケーシング部分、すなわち、特に大車に割り当てられた1つの中間ケーシング部分と、2つのサイドケーシング部分とから形成され、中間ケーシング部分は、個々のサイドケーシング部分に、それぞれ、主継ぎ目に対して角度をなして方向付けられた継ぎ目を介して結合可能であることを特徴とする。
この場合、中間ケーシング部分は、特に大車の少なくとも一部を収容している。すなわち、大車の一部は、中間ケーシング部分により画定される空間内に配置されている。主継ぎ目内で支持され、少なくとも間接的に大車と噛み合う少なくとも1つ又は複数の歯車は、而してサイドケーシング部分の1つにより少なくとも部分的に収容されている。すなわち、サイドケーシングにより収容されるそれぞれの歯車の一部は、サイドケーシング部分により画定される空間内に配置されている。
内蔵型トランスミッションなる概念は、膨張機械又は圧縮機械若しくはトランスミッション付き圧縮機又は両者の組み合わせとして存在していてもよいトランスミッション付きターボ機械内に統合されているトランスミッションをいう。加えて内蔵型トランスミッションは、特に、エキスパンダケーシング又はコンプレッサケーシングが直接的にトランスミッションケーシングにフランジ結合されるあるいは統合されることを意味する。
ケーシングの「主継ぎ目」及び「継ぎ目」なる概念は、特に、ケーシングの、互いに結合される2つのケーシング構成部材間の境界線/境界面を指している。主継ぎ目は、大車と少なくとも間接的に、すなわち直接的に噛み合うか、又は介在する歯車を介して噛み合う歯車の少なくとも1つの軸受領域、好ましくは、少なくとも1つの被動歯車の軸受領域を少なくとも通って延びている。
少なくとも3つのケーシング部分への第2の部分ケーシングユニットの細分化は、いわば、主継ぎ目の、歯車を支持する個々の軸の軸受領域を収容する側に沿って実施され、すなわち、ケーシング部分内で支持される軸の回転軸線に沿って実施されるのではなく、回転軸線に対して横方向に実施される。
特に、第2の部分ケーシングユニットにおける個々の継ぎ目の方向付けは、トランスミッションが組み立てられた状態で、主継ぎ目が、大車と少なくとも間接的に噛み合う少なくとも1つの歯車、好ましくは、直接的に大車と噛み合う歯車の軸受領域を通って延びているトランスミッション側に向かって、トランスミッションを見たとき、主継ぎ目に対して角度をなして、好ましくは、主継ぎ目に対して垂直に実施される。これにより、第2の部分ケーシングユニットの継ぎ目は、サイドケーシング部分の、主継ぎ目における第1の部分ケーシングユニットとの結合及び中間ケーシング部分への結合が解除されると、このサイドケーシング部分が中間ケーシング部分から離間移動し、大車と噛み合う歯車の、主継ぎ目内で支持される軸へのアクセスが可能であるように、配置されている。特に個々の継ぎ目は、好ましくは、両部分ケーシングユニットが組み立てられた状態で、大車の軸と、大車と少なくとも間接的に噛み合う歯車、特に直接的に大車と噛み合い、主継ぎ目内で支持される歯車の軸との間を延びるように、配置されている。大車の端面及び大車と噛み合う歯車の端面に向かってトランスミッションを見て、第2の部分ケーシングユニットの個々の継ぎ目は、主継ぎ目から出発して、その際、特に鉛直方向の方向成分をもって延びている。換言すれば、継ぎ目は、トランスミッションが組み立てられた状態で個々の継ぎ目を、主継ぎ目内で支持される軸の回転軸線とともに1つの共通の平面に投影したとき、回転軸線間を延びている。
その際、トランスミッションは、トランスミッション付きターボ機械の、選択された構成及び形成に基づいて、好ましくは、大車に加え、被動ユニットに被動軸を介して連結可能な少なくとも1つの被動歯車と、それぞれ少なくとも間接的に大車と噛み合う以下に挙げる歯車の群から選択される少なくともさらに1つ又は複数の別の歯車:
別の第2の被動歯車、
被動歯車と大車との間に配置される、中間車軸を有する中間車、
駆動軸を有する駆動歯車、
と、を備え、
主継ぎ目は、これらの歯車の少なくとも2つの歯車の軸受領域、好ましくは、少なくとも被動歯車の軸受領域、特に好ましくは、個々の被動歯車、駆動歯車及び場合によっては中間車の軸受領域、さらに特に好ましくは、個々の被動歯車、駆動歯車、大車及び中間車の軸受領域を通って延びている。
本発明による解決手段は、第2の部分ケーシングユニットの細分化により、組み立て及び取り外し時に、ケーシング内で主継ぎ目の領域において支持される歯車の個々の軸及び軸受への迅速かつ簡単なアクセス性を実現する。特に、本発明による解決手段は、中間ケーシング部分を大車の延在領域に配置した場合、サイドケーシング部分だけを取り外せば、大車と少なくとも間接的に噛み合う歯車の個々の駆動軸及び/又は被動軸への簡単かつ迅速なアクセス性を可能にする。中間ケーシング部分は、第1の部分ケーシングユニットと主継ぎ目を介して結合されたままである。大車と噛み合う別の被動歯車と、これらの別の被動歯車を支持し、主継ぎ目に対してずらされて別の継ぎ目内で中間ケーシング部分に支持されている回転軸線を有する軸とが設けられている場合、これらの被動歯車あるいは軸に結合される被動ユニットは、初めて、手間を要して取り外さずに済み、引き続き中間ケーシング部分を介して第1の部分ケーシングユニットに支持される。
組み立て時に中間ケーシング部分と第1の部分ケーシングユニットとの間で結合を行い、この結合をサイドケーシング部分の取り外しによる分解時に維持することで、中間ケーシング部分は、さらに、主継ぎ目において圧縮機ケーシング及び/又はエキスパンダケーシングのための補強要素として働く。従来技術に見られた第1の部分ケーシングユニットの反りと、反りに起因して生じる、嵌合不良や、シールの問題、さらには個々の軸相互の方向付け、個々のコンポーネント間のクリアランス及び歯当たりの変化といった欠点は、第1の部分ケーシングユニットに付加的に補強措置を講じずとも、確実に阻止され得る。
ケーシング自体内での大車の支持に関して、複数の可能性が存在する。大車、あるいは大車に結合又は一体に形成される大車軸は、第1の支持可能性によれば、主継ぎ目内で第1の部分ケーシングユニットと第2の部分ケーシングユニットの中間ケーシング部分との間において支持されている。第2の支持可能性によれば、第1の、ひいては下側の部分ケーシングユニット内でなされる。両可能性において、大車軸は、直接、組み付け位置で下側の部分ケーシングユニットに支持されるので、中間ケーシング部分の主たる機能は、補強要素としてのものである。第3の支持可能性によれば、支持は、直接、中間ケーシング部分内で実施されてもよく、これは、その後、下側の部分ケーシングユニットに支持される。
主継ぎ目内に存在し得る支持可能な個々の歯車についてのトランスミッションの構成に関して、複数の可能性が存在する。
第1の基本構成では、大車が、駆動ユニットに結合可能な大車軸を有する駆動歯車として形成されている。大車と噛み合う歯車は、第1の変化態様では、それぞれ相対回動不能に被動軸に結合される被動歯車により形成され、又は第2の変化形態では、被動歯車と噛み合う、中間車の形態の歯車により形成され、少なくとも2つの部分ケーシングユニットは、被動歯車の少なくとも1つ及び/又は中間車あるいはそれぞれ被動歯車及び/又は中間車に結合される軸の軸受領域を通って延びる主継ぎ目を介して結合可能である。この場合、大車が被動歯車と中間車とに直接噛み合う形態も可能である。
第2の基本構成では、大車と噛み合う歯車の1つが、相対回動不能に駆動軸に結合可能な駆動歯車により形成される。さらに第1の変化形態では、大車と噛み合う、被動軸を有する第1の被動歯車が形成され、又は第2の変化形態では、中間車が形成されており、少なくとも2つの部分ケーシングユニットは、被動歯車の少なくとも1つ、駆動歯車及び/又は中間車あるいはこれらの車に結合される軸の軸受領域を通って延びる主継ぎ目を介して結合可能である。この第2の基本構成では、任意選択的に、付加的に大車が駆動ユニットに連結されてもよい。
第2の基本構成の1つの発展形では、駆動歯車と噛み合い、第2の被動軸に結合されている少なくとも1つの第2の被動歯車が設けられている。第2の被動歯車の軸受領域は、主継ぎ目内に配置されており、第2の被動歯車は、好ましくは、駆動歯車を少なくとも部分的に収容するサイドケーシング部分内に収容されている。このことは、より高い回転数で駆動される被動ユニットの簡単な統合を可能にする。
可能なトランスミッション構成の上述の変化形態に加えて又は上述の変化形態とは異なり、第1の被動歯車は、中間車を介して大車と作用結合するように配置され、形成されていてもよく、中間車の軸受領域も、主継ぎ目内に配置されており、中間車は、少なくとも部分的に、中間ケーシング部分に結合可能なサイドケーシング部分により収容されている。その際、サイドケーシング部分は、第1の変化形態では、中間車と噛み合う被動歯車を同じく一緒に収容するように構成され、配置されている。第2の変化形態では、中間車を収容するサイドケーシング部分は、別のケーシング部分に結合されており、この別のケーシング部分は、中間車と噛み合う被動歯車を少なくとも部分的に収容する。この場合、第2の部分ケーシングユニットは、少なくとも4つのケーシング部分からなっている。トランスミッション内での中間車の付加的な組み込みは、構成部材が増加するにもかかわらず、実現すべき性能を明らかに向上させるという利点を提供する。さらに、組み付けたい駆動ユニット及び被動ユニットの大きさにより予め決められた個々の被動軸及び駆動軸相互の最小間隔を考慮して、大車及びピニオンのピッチ円直径は、付加的な中間車により柔軟に選択可能である。特に、中間車を有しないアッセンブリと比較して変わらないピッチ円直径を大車が有する場合、駆動ユニットあるいは被動ユニットをケーシングに取り付けるあるいはトランスミッションのピニオンを取り付けるために利用可能な組み付けスペースは、拡大され得る。
有利な構成では、駆動歯車及び/又は個々の被動歯車は、相対回動不能にピニオン軸に結合されているピニオンとしてか、又はピニオン軸とともに一体の構成ユニットを形成しているピニオンとして構成されている。これにより、構成部材及び組み立てに要するコスト及び手間は、大幅に削減される。歯列は、好ましくは、はす歯の歯列として形成されている。個々の駆動軸及び被動軸は、互いに平行に配置されている。
本発明に係るトランスミッションの有利な一形態において、部分ケーシングユニットの中間ケーシング部分と1つのサイドケーシング部分との間に設けられた個々の継ぎ目は、主継ぎ目に対して39°乃至150°、好ましくは45°乃至135°の範囲、特に好ましくは90°の角度をなして延びるように形成されている。垂直に形成すれば、継ぎ目が短くなり、ひいては、設けなければならないシール面が小さくて済むという利点を生む一方、上述の角度範囲内で構成した継ぎ目は、サイドケーシング部分の組み立て及び取り外し時のガイド機能を担い、これにより、ケーシング構成部分の方向付けを容易にする。
別の有利な一形態において、第2の部分ケーシングユニットの中間ケーシング部分と1つのサイドケーシング部分との間に設けられた個々の継ぎ目は、個々の歯車の軸受領域外、特に好ましくは、大車の軸受領域外であって、好ましくは、大車の歯先円直径内に、あるいは歯先円直径を主継ぎ目に対して垂直な一平面に投影したときの歯先円直径の延在領域に相当する延在領域内に配置されている。これにより、第1の部分ケーシングユニットと中間ケーシング部分との間の結合領域は、主継ぎ目内で支持されるそれぞれの被動軸における個々の被動ユニットの片持ち式の支持に起因する重量及び変形力に補強により対抗する領域へ移動される。
主継ぎ目の形成は、歯車を支持する軸の回転軸線あるいは軸受領域の配置による。
「回転軸線」なる概念は、それを中心として個々の歯車の回転/回動が実施される幾何学的な軸線に相当する。回転軸線は、一般に、それぞれの歯車若しくはこの歯車に結合される軸又はこの歯車に連結される別の回転対称の構成部材の中心線に一致する。
特に有利な一形態によれば、少なくとも主継ぎ目内に配置される歯車あるいはこれらの歯車に結合される軸の回転軸線は、単一の配置平面内に配置されており、主継ぎ目は、平らに形成されている。このことは、単純な部分ケーシング幾何学形状を可能にし、アンダカット、例えば有段の継ぎ目におけるアンダカットを回避する。
択一的な形態では、主継ぎ目内に配置される歯車の少なくとも2つの歯車あるいはこれらの歯車に結合される軸の回転軸線が、互いに異なる配置平面内に配置されており、主継ぎ目が、有段に形成されている。幾何学形状及び寸法設定、特に段の高さは、歯車、特に大車、駆動歯車及び被動歯車若しくはこれらの歯車に結合される軸の大きさ及び/又は分割可能なケーシングの大きさを考慮して、自由に選択可能である。
大車の回転軸線が、駆動歯車及び第1の被動歯車の配置平面に対して鉛直方向でずらされて配置されている場合、このずらされた配置は、大車が鉛直方向で移動することで、個々の歯車の回転軸線に対して垂直なトランスミッションの延在方向で見て、大車の直径より小さい幅により特徴付けられた外周領域での、駆動歯車及び被動歯車の噛合いを可能にする。これにより、この方向でのトランスミッションの延在は、かなり短縮される。さらに、大車のずらされた配置は、横力のより良好な補償、ひいては、トランスミッション内の荷重分布の最適化という利点を提供し、この効果は、トランスミッションコンポーネント、特に支持部の寿命の延長に表われる。
複数の被動ユニット、例えば少なくとも2つ又は3つの圧縮機を備えるトランスミッション付きターボ機械における使用を保証すべく、少なくとも1つの別の被動歯車が設けられており、被動歯車は、大車と噛み合い、その回転軸線は、主継ぎ目に対してずらされて、特に鉛直方向でずらされて配置されている。別の被動歯車は、第1の形態によれば、差し込み式ピニオン(Steckritzel)としていずれかの部分ケーシングユニット内で支持されている。第2の形態によれば、この別の被動歯車は、ケーシングの、主継ぎ目に対してずらされて配置される別の継ぎ目内に配置されている。
ケーシングは、鋳造構成部材又は溶接構成部材として形成されていてもよい。
トランスミッション付きターボ機械では、好ましくは、第1の部分ケーシングユニットが、トランスミッションケーシング下側部分により形成され、第2の部分ケーシングユニットが、その上方、すなわち、鉛直方向で下側部分より上に配置される上側のトランスミッションケーシング部分により形成され、上側のトランスミッションケーシング部分は、ケーシング構成次第で、トランスミッションケーシング上側部分と称することもあれば、トランスミッションケーシング上側部分より上に配置される別のトランスミッションケーシング部分が設けられているのであれば、トランスミッションケーシング中間部分と称することもある。トランスミッションケーシング下側部分と、トランスミッションケーシング下側部分より上に配置される上側のトランスミッションケーシング部分、すなわち、トランスミッションケーシング上側部分又はトランスミッションケーシング中間部分との間の主継ぎ目は、一水平平面内を延びているか、又は段違いに設けられている場合は、複数の水平平面内を延びている。この上側のトランスミッションケーシング部分は、少なくとも3つ又はそれよりも多くのケーシング部分に細分化されており、中間ケーシング部分は、大車の領域に配置されている。中間ケーシング部分は、主継ぎ目内で支持される駆動軸及び被動軸へのアクセスが必要なとき、トランスミッションケーシング下側部分に結合されたままであり、これにより、トランスミッションの剛性、特に一部分解された状態のケーシングの剛性を大幅に高める。
個々の継ぎ目及び/又は主継ぎ目は、その設計、構造的な形成及び表面処理に関して様々に構成されていてよい。継ぎ目及び/又は主継ぎ目を介して実現される個々のケーシング構成部分間の結合は、同様に、所望される組み立て/取り外し時の必要なアクセス性を考慮して自由に選択可能である。その際、以下に挙げる群の結合から選択される結合又はこれらの組み合わせ:
力結合(kraftschluessig:摩擦力等の力による束縛)式の結合、特に取り付け要素、
形状結合(formschluessig:形状による束縛)式の結合、
が使用される。
既に説明したように、本発明により構成されるトランスミッションは、トランスミッション付きターボ機械内で、駆動ユニット及び/又は被動ユニット間の作用結合を実現すべく、駆動歯車及び/又は被動歯車に結合される個々の軸との結合により統合されて、1つの機械トレインを形成している。その際、駆動軸及び/又は被動軸の少なくとも1つに結合される駆動ユニット及び/又は被動ユニットは、コンプレッサ段のインペラ及び/又はエキスパンダ段のインペラにより形成され得る。
駆動歯車に連結可能な駆動ユニットは、以下に挙げる機械の群から選択される機械:
ターボ原動機、
電気的な駆動機械、
内燃機関、
として構成されていてもよい。
本発明により形成されるトランスミッションは、簡単に組み立て可能かつ分解可能であり、主継ぎ目内で支持される歯車への簡単なアクセス性を、トランスミッションケーシングの高い剛性を維持しつつ、場合によっては、被動ユニットが付加的に主継ぎ目外に支持されている場合、この被動ユニットの取り外しを必要とすることなく実現する。組み立てる方法は、請求項19の特徴、特に以下の方法ステップ:
ケーシングであって、少なくとも2つの部分ケーシングユニット、すなわち、第1の部分ケーシングユニットと第2の部分ケーシングユニットとを有し、部分ケーシングユニットは、ケーシング内で支持すべき歯車あるいはこれらの歯車に結合される軸の軸受領域を通って延びる主継ぎ目を介して結合可能であり、結合すべき部分ケーシングユニットの1つは、少なくとも3つのケーシング部分、すなわち、1つの中間ケーシング部分と2つのサイドケーシング部分とから形成され、中間ケーシング部分は、個々のサイドケーシング部分に、それぞれ、主継ぎ目に対して角度をなして方向付けられた継ぎ目を介して結合可能である、ケーシングを準備する方法ステップと、
組み付け位置で下側の、好ましくは一体に形成される第1の部分ケーシングユニットを組み立てる方法ステップと、
大車及び場合によってはこの大車と噛み合う歯車を第1の部分ケーシングユニット内に/第1の部分ケーシングユニットに接するように、好ましくは第1の部分ケーシングユニットの主継ぎ目内にて組み立てる方法ステップと、
大車を少なくとも部分的に取り囲むように中間ケーシング部分を組み立て、主継ぎ目において第1の部分ケーシングユニットに結合する方法ステップと、
大車と噛み合い、主継ぎ目内で支持される、歯車軸を有する歯車と、被動ユニットの、軸に組み付けられて回転可能な構成部材とを組み立てる方法ステップと、
サイドケーシング部分を、中間ケーシング部分及び第1の部分ケーシングユニットと接合することで組み立て、第2の部分ケーシングユニットを形成する方法ステップと、
により特徴付けられている。
トランスミッション付きターボ機械が、トランスミッション付き圧縮機として形成され、個々の被動ユニットが、圧縮機として構成されているとき、圧縮機のインペラは、個々の被動軸とともに組み立てられ、ケーシングへの背壁の組み付け後、圧縮機ケーシングを背壁に組み付け得る。背壁は、構成ユニットとして組み立てられても、複数の個別部品で組み立てられてもよい。さらに、ガスシールを有するインペラ及び背壁の組み立ては、1回の方法ステップ又は互いに異なる方法ステップで実施されてもよい。
大車を介して、主継ぎ目外で中間ケーシング部分及び別の第3の部分ケーシングに支持された別の圧縮機段が駆動される場合、この別の圧縮機段の組み立ては、第2の部分ケーシング、特に中間ケーシング部分の組み立て後に実施する。
以下に、本発明による解決手段について、図面を参照しながら説明する。
一例としての統合されたトランスミッションの基本構造を、組み立てられた状態において、組み付け位置で前から見た、図式的に簡略化して示す図である。 図1aに示したトランスミッションを、サイドケーシング部分を取り外した状態において、図式的に簡略化して示す図である。 図1aに示したトランスミッションの一形態であって、ずらした大車を備えるトランスミッションを例示する図である。 図1aに示した本発明により形成されるトランスミッションをトランスミッション付きターボ機械に組み込んだ状態を示す図である。 図4a乃至4eは、トランスミッションの可能な形態を図式的に簡略化して示す図である。 図5a乃至5cは、トランスミッション付き圧縮機設備用のトランスミッション付きターボ機械内での内蔵型トランスミッションとしての可能な使用を例示する図である。 トランスミッション付き圧縮機の形態のトランスミッション付きターボ機械を組み立てる際の個々の方法ステップの流れを例示するフローチャートである。
図中、同じ要素には、それぞれ、同じ符号を使用した。
図1a及び1bは、図式的に著しく簡略化した図で、トランスミッション1、特に機械トレインのトランスミッション付きターボ機械2用の内蔵型トランスミッションの可能な一形態を示しており、トランスミッション1は、本発明により構成されるケーシング10を備える。トランスミッション付きターボ機械2の一形態は、図3に例示してある。トランスミッション付きターボ機械2は、トランスミッション1を介して駆動ユニット及び/又は被動ユニットを統合して、1つのパワートレインを形成している。駆動ユニットとして、蒸気タービン、ガスタービン、エキスパンダ及びモータが使用可能であり、被動ユニットとして、コンプレッサ及びジェネレータが使用可能である。個々のユニットは、互いに連結されており、単数又は複数のベースフレーム、例えば機械基礎上に据え付けられている。その際、図3は、図1a及び1bに示したトランスミッション1を備えるトランスミッション付き圧縮機20の形態のトランスミッション付きターボ機械2を斜視図で例示している。
トランスミッション付きターボ機械2用のトランスミッション1は、駆動軸13と一体に構成される又は駆動軸13と結合される駆動歯車3を備える。さらにトランスミッション1は、駆動歯車3と噛み合う1つの大車4と、少なくとも1つ、好ましくは複数の別の歯車とを備え、これらの別の歯車は、以下では、被動歯車5,6及び7と称する。大車4に対する被動歯車5,6及び7の設計/寸法設定に基づいて、被動歯車5,6及び7は、ピニオンとも称し、被動歯車5,6及び7に結合される軸15,16,17は、ピニオン軸とも称する。その際、少なくとも1つの被動歯車、ここでは、第1の被動歯車5は、少なくとも間接的に、すなわち、直接的に大車4と噛み合っているか、又は、図1aに示した形態の、図4c又は4dに示す変化形態のように、中間車8を介在させて間接的に大車4と噛み合っている。図4c又は4dに示した中間車8は、中間車軸18に結合されており、軸受領域には、符号L8を付した。
さらに、図1a及び1bに示した形態は、第2の被動歯車6を有し、第2の被動歯車6は、駆動歯車3と噛み合っている。付加的に、第3の被動歯車7が、これを支持する軸17を有して設けられている。大車4、駆動歯車3及び被動歯車5,6,7、あるいはそれぞれこれらの車4,3,5,6,7に結合される軸14,13,15,16,17は、ケーシング10内で支持されている。
駆動歯車3の理論回転軸線R3、大車4と噛み合う第1の被動歯車5の理論回転軸線R5、大車4の理論回転軸線R4及び第2の被動歯車6の理論回転軸線R6は、それぞれ、配置領域AE3,AE4,AE5,AE6内に配置されている。これらは、互いにずらされて、例えば鉛直方向で互いにずらされて配置されていてもよい(ずらされた大車4の例を図2に示した)し、又はしかし、少なくとも幾つかの配置領域は、図1aに示すように、1つの共通の配置平面E内に位置していてもよい。その際、理論回転軸線は、それぞれの歯車あるいはこれらの歯車に結合される軸の幾何学的なローテーション軸線に相当する。
別の第3の被動歯車7の回転軸線R7は、鉛直方向で配置平面Eに対してずらされて配置されている。幾つかの歯車(駆動歯車3、大車4及び別の歯車5,6及び7)は、1つのケーシング10内に配置されており、ケーシング10内でいわゆる軸受領域L3,L4,L5,L6及びL7において支持されている。このためにケーシング10は、少なくとも2つの部分ケーシングユニット10.1及び10.2、本実施の形態では3つの部分ケーシングユニット10.1,10.2及び10.3に細分化されており、部分ケーシングユニット10.1,10.2間の主継ぎ目THは、軸受領域L3,L4,L5及びL6を通って延びている。部分ケーシングユニット10.2及び10.3間を延びる継ぎ目TH2は、被動歯車7の軸受領域L7を通って延びている。歯車あるいはこれらの歯車に結合される軸がケーシング10内において両側で支持されている場合は、それぞれの歯車の両側に配置された、それぞれ2つのこのような軸受領域L3,L4,L5,L6及びL7が、ケーシング10内に設けられていなければならないことは、自明である。
主継ぎ目THは、図1aに示した形態では、好ましくは真っ直ぐ、すなわち、水平の一平面E内に位置している。このことは、同様に第2及び第3の部分ケーシングユニット間の別の主継ぎ目TH2にも当てはまる。
トランスミッション1は、組み付け位置で示してある。トランスミッション1は、本形態では、基礎12上に配置されていることができる。仮に幾つかの歯車3,4,5,6の回転軸線R3,R4,R5,R6が単一の平面E内に位置していても、幾つかの歯車、本実施の形態では、大車4、駆動歯車3及び被動歯車5,6の軸受領域L3,L4,L5,L6の配置により特徴付けられた延びを示す主継ぎ目THが、前記単一の平面E内を延びている必要がないことは、自明である。別の付加構成部材に起因した凸部又は凹部の形態のずれ、特に段差も、可能である。重要なのは、主継ぎ目THの輪郭及び延びが、少なくとも、主継ぎ目TH内で支持される歯車の軸受領域、特に歯車あるいはこれらの歯車に結合される軸13,14,15及び16の軸受領域L3,L4,L5及びL6を通って延びるように構成されていることである。
第1の部分ケーシングユニット10.1は、本実施の形態では、組み付け位置で下側の部分ケーシングユニット10.1を形成し、第2の部分ケーシングユニット10.2は、鉛直方向で第1の部分ケーシングユニット10.1より上に配置される部分ケーシングユニット10.2を形成する。第3の部分ケーシングユニット10.3を有してケーシングを形成するのであれば、第2の部分ケーシングユニット10.2は、中間の部分ケーシングユニットとも称する。
本発明により、第2の部分ケーシングユニット10.2は、複数の部分から構成され、すなわち、少なくとも3つのケーシング部分に細分化されており、継ぎ目T1及びT2は、主継ぎ目THに対して30°乃至150°、好ましくは45°乃至135°の範囲の角度、特に好ましくは90°の角度をなして延びるように形成されている。少なくとも3つのケーシング部分は、中間ケーシング部分10.21と、それぞれ、中間ケーシング部分10.21に継ぎ目T1,T2を介して結合されるサイドケーシング部分10.22及び10.23とにより形成される。中間ケーシング部分10.21と、中間ケーシング部分10.21の両側、すなわち、互いに背離した側に配置されているサイドケーシング部分10.22及び10.23との結合は、それぞれの継ぎ目T1及びT2の領域で実施されている。第2の部分ケーシングユニット10.2の構成部分としてのケーシング部分、すなわち、中間ケーシング部分10.21及びサイドケーシング部分10.22及び10.23の、部分ケーシングユニット10.1との結合は、主継ぎ目THの領域で実施されている。このために、互いに向かい合った個々のケーシング構成部分は、相応の接合領域21を主継ぎ目THに有し、かつ接合領域22.1,22.2及び22.3を、部分ケーシングユニット10.2の中間ケーシング部分10.21及びサイドケーシング部分10.22あるいは10.23の、組み付け位置で主継ぎ目THに面した側に有して形成されている。中間ケーシング部分10.21と結合するサイドケーシング部分10.22及び10.23の接合領域には、符号23.2及び23.3を付した。中間ケーシング部分10.21の接合領域には、符号23.11及び23.12を付した。接合領域の構造的な構成は、個々のケーシング構成部分を接合して全体ケーシング10を形成する際に選択される結合装置に応じて実施されている。これには多数の可能性が存在し、好ましくは、分離可能な力結合式の結合装置が選択される。この場合、ケーシング構成部分は、その主継ぎ目TH及び継ぎ目T1,T2,TH2の領域に、好ましくはフランジ面を有して形成されている。フランジ面は、力結合式の結合装置、特に取り付け要素、例えばねじ及びねじ山の収容及び/又は案内を可能にする。
部分ケーシングユニット10.3は、中間ケーシング部分10.21に継ぎ目TH2を介して結合されている。継ぎ目の構造的な構成及び寸法設定についての上述の記載は、この継ぎ目TH2にも適用可能である。部分ケーシングユニット10.3は、好ましくは、部分ケーシングユニット10.3が実質的に、中間ケーシング部分10.21内で支持された軸に対して横方向の、中間ケーシング部分10.21の延在にわたって延在するように寸法設定され、設計されており、これにより、サイドケーシング部分10.22,10.23の取り外しは、部分ケーシングユニット10.3と、部分ケーシングユニット10.3内で支持される軸と、これらの軸に結合される被動ユニットとは無関係に実施可能である。
継ぎ目T1及びT2は、軸受領域L3,L4,L5及びL6外に配置されている。好ましくは、継ぎ目T1及びT2の配置は、主継ぎ目に投影される大車4の歯先円直径の延在内で実施される。これにより、中間ケーシング部分10.21と部分ケーシングユニット10.1との間の結合領域は、できる限り大きく選択でき、その結果、ケーシング部分10.1は、比較的大きな延在領域にわたって、互いに対向するケーシング壁の、中間ケーシング部分を介した結合によって補強される。
図1aは、組み立てられた状態を示しているのに対し、図1bは、サイドケーシング部分10.22及び10.23を取り外した状態を示している。看取可能であるのは、部分ケーシングユニット10.3を中間ケーシング部分10.21に結合したままにできるので、主継ぎ目内で中間ケーシング部分10.21外に支持される軸に接近するのに、部分ケーシング10.3内で支持される軸を介して結合可能な被動ユニットを取り外す必要がないことである。組み立て及び取り外しは、これによりかなり簡略化される。
図2は、図式的に著しく簡略化した図で、被動歯車5,6の回転軸線R5,R6に対してずらされた大車4の回転軸線R4を有する主継ぎ目THを有する、図1aに示したトランスミッション1の改変された形態を例示している。駆動歯車3の回転軸線R3と、大車4と噛み合う第1の被動歯車5の回転軸線R5と、駆動歯車3と噛み合う別の第2の被動歯車6の回転軸線R6は、1つの共通の配置平面E内に配置されている。軸13,15,16は、1つの共通の主継ぎ目TH内で支持されている。配置平面AE3,AE5及びAE6は、本実施の形態では、例示的に組み付け位置で一水平平面E内に位置している。より良好な荷重分布及び軸方向のよりコンパクトな構造形式を実現すべく、大車4の回転軸線R4は、駆動歯車3及び第1の被動歯車5の配置平面Eに対して鉛直方向でずらされて配置されている。その際、大車4を支持する軸14は、平面Eの上方で配置平面AE4内に配置されている。このずれは、駆動軸Aの回転軸線R3と大車4の回転軸線R4との間の理論仮想結合線と、大車の回転軸線R4と第1の被動歯車5の回転軸線R5との間の理論仮想結合線との間の角度が、130°乃至175°の範囲で構成されているように、配置領域の段差を生じさせる。大車4及び歯車3,5,6は、はす歯である。大車4の、鉛直方向でずらされた配置により、最適な荷重分布が得られる。
大車4の軸受領域L4は、第1の部分ケーシングユニット10.1に、ただし、ケーシング10の、周囲に対して密封した、特に油密の主継ぎ目外に配置されている。
図3は、斜視図で、本発明に係るトランスミッション1の、トランスミッション付きターボ機械2内への内蔵を示している。トランスミッション付きターボ機械2は、複数の圧縮機段V11,V12,V21,V31,V32を有し、圧縮機段V11,V12,V21,V31,V32は、少なくとも間接的に駆動歯車3又は大車4と噛み合う被動歯車5,6及び7を介して駆動される。加えて、被動歯車5,6,7に結合される軸15,16,17に、圧縮機段V11,V12,V21,V31,V32のインペラが取り付けられており、インペラは、圧縮機壁に取り付けられた圧縮機ケーシング9.1,9.2及び19.1並びに26.1,26.2により包囲される。トランスミッション1は、図1aに示したように形成されている。個々の部分ケーシングユニット10.1,10.2、第2の部分ケーシング10.2の構成部分、すなわち、中間ケーシング部分10.21及びサイドケーシング部分10.22,10.23、並びに中間ケーシング部分10.21に結合される部分ケーシング10.3が看取可能である。
本実施の形態でも、中間ケーシング部分10.21とサイドケーシング部分10.22及び10.23との間の継ぎ目T1及びT2は、互いに噛み合う歯車の端面に向かってトランスミッション1を見たとき、大車の軸と、大車と噛み合い、主継ぎ目内で支持される歯車との間を延びている。
図4a乃至4eは、本発明により1つの部分ケーシングユニットを複数のケーシング部分に細分化したことが、部分的な分解の目的に利用され得る、別のトランスミッション構成を例示している。図4aは、1つの大車4と、大車4と噛み合う3つの歯車、例えば駆動歯車3並びに第1の被動歯車5及び被動歯車7とを有するトランスミッション1の第1の構成を示している。大車4を駆動歯車として使用し、駆動歯車3を、被動軸に結合される被動歯車により形成することも、可能である。
歯車3,4及び5の回転軸線R3,R4及びR5、ひいては軸受領域L3,L4,L5は、1つの共通の平面内で主継ぎ目TH内に配置されている。回転軸線R7は、主継ぎ目THに対してずらされて継ぎ目TH2内に配置されている。部分ケーシングユニット10.2は、ケーシング上側部分を形成し、複数のケーシング部分、すなわち、中間ケーシング部分10.21並びにサイドケーシング部分10.22及び10.23に細分化されている。継ぎ目T1及びT2は、大車4の歯先円直径の領域を延びている。ケーシング上側部分は、部分ケーシングユニット10.3を介して閉鎖される。本形態は、図1aに示した構成に概ね相当するが、第2の被動歯車6を有しない。
図4bは、大車4をずらした、図4aに示した構成を示している。これにより基本構成は、図2に示した構成に相当するが、第2の被動歯車6を有しない。
図4cは、被動歯車5と大車4との間に付加的な中間車8を有し、平らな主継ぎ目THを有する、図1aに示した形態の変化形態を示している一方、図4dは、大車4をずらした、図4cに示した構成を示している。
図4eは、継ぎ目TH外に支持される少なくとも1つの別の被動歯車28を有する、図4aに示した形態を示しており、この別の被動歯車28は、差し込み式ピニオンとして形成されている。
図5a乃至5cは、トランスミッション付きターボ機械2内でのトランスミッション1の可能な使用と、トランスミッション付きターボ機械2の構成とを例示している。図5aは、駆動機械と、少なくとも1つ又は複数の圧縮機V1乃至Vn、ここではV1,V2,V3及びV4を駆動するトランスミッション1とを備えるトランスミッション付き圧縮機設備の形態のトランスミッション付きターボ機械2の機械トレイン内での有利な使用を示している。この場合、トランスミッション1は、図1及び2に示したように構成されている。駆動軸13は、駆動ユニットAMに結合されている。被動歯車5及び6に結合される個々の被動軸15及び16は、それぞれ、圧縮機の1つに結合されており、特にこのような圧縮機V1乃至V4のインペラを支持している。
図5aに示した駆動機械は、タービン11、特に蒸気タービンとして構成されている。これに対して図5bは、電気機械25の形態の駆動機械を有する形態を示している。
図5cは、大車4に付加的な電気機械27を有する、図5aに示した形態を示している。電気機械27は、大車4の軸14に連結されている。
図6は、一例としての工程図を基に、トランスミッション付き圧縮機20の形態のトランスミッション付きターボ機械2の可能な組み立ての方法ステップの概略を説明するものである。方法ステップAにおいて、ケーシング10の準備を行う。ケーシング10は、少なくとも2つの部分ケーシングユニット、すなわち、第1の部分ケーシングユニット10.1と第2の部分ケーシングユニット10.2とを有し、少なくとも2つの部分ケーシングユニット10.1,10.2は、ケーシング10内で支持すべき歯車あるいはこれらの歯車に結合される軸の軸受領域を通って延びる主継ぎ目THを介して結合可能であり、結合すべき部分ケーシングユニットの1つ、特に組み付け位置で上側のトランスミッションケーシング部分を形成する部分ケーシングユニット10.2は、少なくとも3つのケーシング部分、すなわち、1つの中間ケーシング部分10.21と2つのサイドケーシング部分10.22,10.23とからなる。方法ステップBにおいて、組み付け位置で下側の、好ましくは一体に形成される第1の部分ケーシングユニット10.1の組み立てあるいは位置決めを行い、方法ステップCにおいて、大車4、場合によっては既に、この大車4と噛み合う歯車、例えば駆動歯車3も、第1の部分ケーシングユニット10.1の主継ぎ目TH内に配置する。続いて、大車4を少なくとも部分的に取り囲むように中間ケーシング部分10.21を組み立て、主継ぎ目を介して下側の部分ケーシングユニット10.1に結合する。方法ステップEにおいて、被動ユニットの背壁の下側部分、特に圧縮機背壁の下側部分を部分ケーシングユニット10.1に取り付ける。方法ステップFは、歯車軸と、被動ユニットの、それぞれの軸に組み付けられる回転可能な構成部分、特に圧縮機V11,V12及びV21のインペラとを有する少なくとも1つの被動歯車、好ましくは、主継ぎ目内で支持される別の被動歯車5及び6の組み立てを特徴とする。その後、方法ステップGにおいて、個々の圧縮機の圧縮機背壁の上側部分を部分ケーシングユニット10.1に取り付ける。背壁に、方法ステップHにおいて、それぞれの圧縮機ケーシングを組み付け、方法ステップIにおいて、サイドケーシング部分10.22,10.23を、中間ケーシング部分10.21及び第1の部分ケーシング10.1と結合しつつ、歯車3,5及び6を取り囲むように組み立てる。大車4に少なくとも1つの別の圧縮機段、例えば図2に示すように圧縮機段V31及びV32が連結されている場合は、この少なくとも1つの別の圧縮機段は、大車4と噛み合う被動歯車7であって、中間ケーシング部分10.21に設けられた継ぎ目TH2内に配置される被動軸17に結合される被動歯車7を介して駆動される。組み立ては、方法ステップI後に実施される。
被動歯車、特にインペラを有するピニオン軸が組み立てられ、組み込まれると、ガスシールの組み込みが、分割式の背壁である場合、背壁の上側の部分の組み込み前に実施される。さもなければ、背壁及びガスシールは、1回のステップで組み付けられる。
トランスミッションケーシングの本発明による細分化は、図面に示した形態及びトランスミッション付きターボ機械で使用するための明示したトランスミッション構成に限定されない。重要なのは、大車と噛み合う歯車の構成について、大車を収容しないケーシング部分だけが保守及び組み立ての際に完全に除去されればよく、他の部分ケーシングユニットに結合されたままでいることができるように、部分ケーシングユニットが構成されていることである。
1 トランスミッション、特に内蔵型トランスミッション
2 トランスミッション付きターボ機械、特にトランスミッション付き圧縮機又は膨張機械
3 駆動歯車
4 大車
5 被動歯車
6 被動歯車
7 被動歯車
8 中間車
9.1 圧縮機ケーシング
10 ケーシング
10.1,10.2,10.3 部分ケーシング
10.21 中間ケーシング部分
10.22,10.23 サイドケーシング部分
11 タービン
12 基礎
13 駆動軸
14 大車軸
15 被動軸
16 被動軸
17 被動軸
18 中間車軸
19.1,19.2 圧縮機ケーシング
20 トランスミッション付き圧縮機
21 接合領域
22.1,22.2,22.3 接合領域
23.11,23.12,23.2,23.3 接合領域
24 駆動機械
25 電気機械
26.1,26.2 圧縮機ケーシング
27 電気機械
28 被動歯車、特に差し込み式ピニオン
V1,V2,V3,V4 圧縮機
V11,V12,V21,V31,V32 圧縮機
R3,R4,R5,R6,R7,R8 回転軸線
TH 主継ぎ目
T1,T2,TH2 継ぎ目
AE3,AE4,AE5,AE6,AE7 配置平面
E 平面
A−I 方法ステップ

Claims (22)

  1. トランスミッション(1)、特にトランスミッション付きターボ機械用の内蔵型トランスミッションであって、
    1つの大車(4)と、
    前記大車(4)と少なくとも間接的に噛み合う少なくとも2つの歯車(3,5,6,8)であって、それぞれ、駆動ユニット及び/又は被動ユニットに結合可能な軸に結合又は一体に構成されている歯車(3,5,6,8)と、
    ケーシング(10)であって、前記ケーシング(10)内に前記歯車、あるいは前記歯車に結合される前記軸(13,15,16,18)が支持されている、ケーシング(10)と、
    を備え、
    前記ケーシング(10)は、組み付け位置で下側の第1の部分ケーシングユニット(10.1)と、組み付け位置で前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)に対して鉛直方向にずらされて配置される上側の第2の部分ケーシングユニット(10.2)と、の少なくとも2つの部分ケーシングユニット(10.1,10.2)を有し、双方の前記部分ケーシングユニット(10.1,10.2)は、前記大車(4)と少なくとも間接的に噛み合う少なくとも1つの歯車(3,5,6,8)あるいは前記歯車(3,5,6,8)に結合される前記軸の軸受領域(L3,L5,L6,L8)を通って延びる主継ぎ目(TH)を介して結合可能である、
    トランスミッション(1)において、
    前記第2の部分ケーシングユニット(10.1,10.2)は、前記大車(4)の少なくとも一部を収容する1つの中間ケーシング部分(10.21)と、前記中間ケーシング部分(10,21)に結合される2つのサイドケーシング部分(10.22,10.23)と、の少なくとも3つのケーシング部分から形成されており、前記中間ケーシング部分は、個々のサイドケーシング部分(10.23)に、それぞれ、前記主継ぎ目(TH)に対して角度をなして方向付けられた継ぎ目(T1,T2)を介して結合されている、
    ことを特徴とするトランスミッション(1)。
  2. 前記主継ぎ目(TH)内で支持され、少なくとも間接的に前記大車(4)と噛み合う少なくとも1つ又は複数の歯車(3,5,6,8)が、前記サイドケーシング部分(10.22,10.23)の1つにより少なくとも部分的に収容されていることを特徴とする、請求項1に記載のトランスミッション(1)。
  3. 前記大車(4)、あるいは前記大車(4)に結合又は一体に形成される大車軸(14)は、以下に挙げる支持可能性の群のうちの1つの支持可能性にしたがって:
    前記主継ぎ目内で前記第1の部分ケーシングユニットと、前記第2の部分ケーシングユニットの前記中間ケーシング部分との間において、
    前記第1の部分ケーシングユニット内で、
    前記中間ケーシング部分内で、
    支持されている、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のトランスミッション(1)。
  4. 前記大車(4)と少なくとも間接的に噛み合う少なくとも1つの歯車は、被動軸(15,16)に結合可能な又は一体に構成される第1の被動歯車(5)により形成され、前記トランスミッション(1)は、それぞれ少なくとも間接的に前記大車(4)と噛み合う以下に挙げる歯車の群から選択される少なくともさらに1つ又は複数の別の歯車:
    別の第2の被動歯車(6)、
    被動歯車(5,6)と前記大車(4)との間に配置される、中間車軸(18)を有する中間車(8)、
    駆動軸(13)を有する駆動歯車(3)、
    を備え、
    前記主継ぎ目(TH)は、前記歯車(3,4,5,6,8)の少なくとも2つの歯車の前記軸受領域(L3,4,5,6,8)、好ましくは少なくとも、それぞれ1つの個々の被動歯車(5,6)の前記軸受領域(L5,L6)、特に好ましくは、個々の被動歯車(5,6)及び前記駆動歯車(3)の前記軸受領域、さらに特に好ましくは、個々の被動歯車(5,6)、前記駆動歯車(3)及び前記中間車(8)の前記軸受領域を通って延びている、
    ことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  5. 前記大車(4)は、駆動ユニットに結合可能な大車軸(14)を有する駆動歯車として形成されており、前記大車(4)と噛み合う前記歯車(5,6,8)は、それぞれ相対回動不能に被動軸(15,16)に結合される被動歯車(5,6)、又は被動歯車(6)と噛み合う、中間車(8)の形態の歯車により形成され、前記少なくとも2つの部分ケーシングユニット(10.1,10.2)は、前記被動歯車(5,6)の少なくとも1つ及び/又は中間車(8)あるいはそれぞれ前記被動歯車(5,6)及び/又は前記中間車(8)に結合される前記軸の前記軸受領域(L3,L5,L6,L8)を通って延びる主継ぎ目(TH)を介して結合可能であることを特徴とする、請求項に記載のトランスミッション(1)。
  6. 大車(4)と噛み合う前記歯車は、相対回動不能に駆動軸(A)に結合可能な駆動歯車(3)と、前記大車(4)と噛み合う、被動軸を有する第1の被動歯車(5)、又は中間車(8)とにより形成され、少なくとも2つの前記部分ケーシングユニット(10.1,10.2)は、前記被動歯車(5,6)の少なくとも1つ、前記駆動歯車(3)及び/又は中間車(8)あるいはこれらの車に結合される前記軸の前記軸受領域(L3,L5,L6)を通って延びる主継ぎ目(TH)を介して結合可能であることを特徴とする、請求項4または5に記載のトランスミッション(1)。
  7. 前記主継ぎ目(TH)は、前記大車(4)あるいは前記大車(4)に結合される前記大車軸(14)の前記軸受領域(L4)を通って延びるように形成されていることを特徴とする、請求項3または5に記載のトランスミッション(1)。
  8. 前記第2の部分ケーシングユニット(10.2)の中間ケーシング部分(10.21)と1つのサイドケーシング部分(10.22,10.23)との間に設けられた個々の前記継ぎ目(T1,T2)は、前記主継ぎ目に対して39°乃至150°、好ましくは45°乃至135°の範囲、特に好ましくは90°の角度をなして延びるように形成されていることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  9. 前記第2の部分ケーシングユニット(10.2)の中間ケーシング部分(10.21)と1つのサイドケーシング部分(10.22,10.23)との間に設けられた個々の前記継ぎ目(T1,T2)は、前記主継ぎ目(TH)内で支持される個々の歯車(3,4,5,6,8)の前記軸受領域(L3,L4,L5,L6,L8)外に配置されていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  10. 前記第2の部分ケーシングユニット(10.2)の中間ケーシング部分(10.21)と1つのサイドケーシング部分(10.22,10.23)との間に設けられた個々の前記継ぎ目(T1,T2)は、前記主継ぎ目(TH)内で支持される個々の歯車(3,4,5,6,8)の前記軸受領域(L3,L4,L5,L6,L8)外に配置されており、 前記第2の部分ケーシングユニット(10.2)の中間ケーシング部分(10.21)と1つのサイドケーシング部分(10.22,10.23)との間に設けられた個々の前記継ぎ目(T1,T2)は、前記大車(4)あるいは前記大車(4)に結合される前記大車軸(14)の前記軸受領域(L4)外であって、前記大車(4)の回転軸線を起点として前記主継ぎ目に沿って見た、前記大車(4)の歯先円直径の延在領域に相当する延在領域内に配置されていることを特徴とする、請求項3または5に記載のトランスミッション(1)。
  11. 前記主継ぎ目(TH)は、一平面内を延びるように又は有段に形成されていることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  12. 前記主継ぎ目(TH)内で支持される前記歯車(3,4,5,6,8)の少なくとも2つの歯車、あるいは前記歯車(3,4,5,6,8)に結合される前記軸の少なくとも2つの軸の回転軸線(R3,R4,R5,R6,R8)は、1つの共通の又は互いに異なる配置平面(AE3,AE4,AE5,AE6,AE8)内に配置されていることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  13. 駆動ユニット又は被動ユニットに結合可能な軸に結合又は一体に構成されていて、前記大車(4)と少なくとも間接的に噛み合い、かつ前記主継ぎ目(TH)外で部分ケーシングユニット(10.1)内で支持されている少なくとも1つの歯車(28)が設けられており、前記歯車は、軸を有し、ピニオンとして形成されていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  14. 駆動ユニット又は被動ユニットに結合可能な軸に結合又は一体に構成される少なくとも1つの歯車(7)が設けられており、前記歯車(7)は、前記大車(4)と噛み合い、別の継ぎ目(TH2)を介して前記中間ケーシング部分(10.21)に結合される第3の部分ケーシングユニット(10.3)により収容されていることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  15. 前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)は、トランスミッションケーシング下側部分により形成され、前記第2の部分ケーシングユニット(10.2)は、上側のトランスミッションケーシング部分により形成されることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  16. 前記サイドケーシング部分(10.22,10.23)は、前記中間ケーシング部分(10.21)と、かつ/又は
    前記サイドケーシング部分(10.22,10.23)及び前記中間ケーシング部分(10.21)は、前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)と、かつ/又は
    個々の前記部分ケーシングユニット(10.1,10.2,10.3)は、
    以下に挙げる群の結合から選択される少なくとも1つの結合又はこれらの組み合わせ:
    力結合式の結合、特に取り付け要素、
    形状結合式の結合、
    を介して結合されている、
    ことを特徴とする、請求項1から15までのいずれか1項に記載のトランスミッション(1)。
  17. トランスミッション付きターボ機械(2)であって、請求項4または5に記載のトランスミッションを介して駆動ユニット及び/又は被動ユニット(V11,V12,V21,V31,V32)を、前記駆動歯車及び/又は被動歯車(3,5,6,7)に結合される個々の前記軸(13,15,16,17)との結合により統合して、1つの機械トレインを形成している、トランスミッション付きターボ機械(2)。
  18. 前記駆動軸及び/又は被動軸の少なくとも1つに結合される前記駆動ユニット及び/又は被動ユニット(V11,V12,V21,V31,V32;V1,V2,V3,V4)は、以下に挙げる要素の群のうちの1つの要素:
    コンプレッサ段のインペラ、
    エキスパンダ段のインペラ、
    である、
    ことを特徴とする、請求項17に記載のトランスミッション付きターボ機械(2)。
  19. 前記駆動歯車(3)に連結可能な前記駆動ユニットは、以下に挙げる機械の群から選択される機械:
    ターボ原動機、
    タービン(11)、
    電気的な駆動機械(25)、
    内燃機関、
    である、
    ことを特徴とする、請求項17又は18に記載のトランスミッション付きターボ機械(2)。
  20. 請求項17から19までのいずれか1項に記載のトランスミッション付きターボ機械(2)を組み立てる方法であって、
    a)ケーシングであって、第1の部分ケーシングユニットと、第2の部分ケーシングユニットと、の少なくとも2つの部分ケーシングユニットを有し、前記部分ケーシングユニットは、前記ケーシング内で支持すべき前記歯車あるいは前記歯車に結合される前記軸の前記軸受領域を通って延びる主継ぎ目(TH)を介して結合可能であり、結合すべき前記部分ケーシングユニット(10.1,10.2)の1つは、1つの中間ケーシング部分(10.21)と、2つのサイドケーシング部分(10.22,10.23)と、の少なくとも3つのケーシング部分から形成され、前記中間ケーシング部分(10.21)は、個々のサイドケーシング部分(10.23)に、それぞれ、前記主継ぎ目(TH)に対して角度をなして方向付けられた継ぎ目(T1,T2)を介して結合可能である、ケーシングを準備する方法ステップと、
    b)組み付け位置で下側の、好ましくは一体に形成される第1の部分ケーシングユニット(10.1)を組み立てるかつ/又は位置決めする方法ステップと、
    c)前記大車(4)及び場合によっては前記大車(4)と噛み合う歯車を前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)内に/前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)に接するように、好ましくは前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)の前記主継ぎ目内にて組み立てる方法ステップと、
    d)前記大車(4)を少なくとも部分的に取り囲むように前記中間ケーシング部分(10.21)を組み立て、前記主継ぎ目(TH)において前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)に結合する方法ステップと、
    e)前記歯車、又は場合によっては前記大車(4)と噛み合い、前記主継ぎ目(TH)内で支持される前記別の歯車(3,5,6,8)を組み立てる方法ステップと、
    f)前記サイドケーシング部分(10.22,10.23)を、前記中間ケーシング部分(10.21)及び前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)と結合しつつ組み立て、前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)に結合される第2の部分ケーシングユニット(10.2)を形成する方法ステップと、
    を有する、トランスミッション付きターボ機械(2)を組み立てる方法。
  21. 請求項18に記載のトランスミッション付きターボ機械(2)を組み立てる方法であって、
    a)ケーシングであって、第1の部分ケーシングユニットと、第2の部分ケーシングユニットと、の少なくとも2つの部分ケーシングユニットを有し、前記部分ケーシングユニットは、前記ケーシング内で支持すべき前記歯車あるいは前記歯車に結合される前記軸の前記軸受領域を通って延びる主継ぎ目(TH)を介して結合可能であり、結合すべき前記部分ケーシングユニット(10.1,10.2)の1つは、1つの中間ケーシング部分(10.21)と、2つのサイドケーシング部分(10.22,10.23)と、の少なくとも3つのケーシング部分から形成され、前記中間ケーシング部分(10.21)は、個々のサイドケーシング部分(10.23)に、それぞれ、前記主継ぎ目(TH)に対して角度をなして方向付けられた継ぎ目(T1,T2)を介して結合可能である、ケーシングを準備する方法ステップと、
    b)組み付け位置で下側の、好ましくは一体に形成される第1の部分ケーシングユニット(10.1)を組み立てるかつ/又は位置決めする方法ステップと、
    c)前記大車(4)及び場合によっては前記大車(4)と噛み合う歯車を前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)内に/前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)に接するように、好ましくは前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)の前記主継ぎ目内にて組み立てる方法ステップと、
    d)前記大車(4)を少なくとも部分的に取り囲むように前記中間ケーシング部分(10.21)を組み立て、前記主継ぎ目(TH)において前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)に結合する方法ステップと、
    e)前記歯車、又は場合によっては前記大車(4)と噛み合い、前記主継ぎ目(TH)内で支持される前記別の歯車(3,5,6,8)を組み立てる方法ステップと、
    f)前記サイドケーシング部分(10.22,10.23)を、前記中間ケーシング部分(10.21)及び前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)と結合しつつ組み立て、前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)に結合される第2の部分ケーシングユニット(10.2)を形成する方法ステップと、
    を有し、
    前記トランスミッション付きターボ機械(2)は、トランスミッション付き圧縮機として形成されており、個々の前記被動ユニットは、圧縮機として構成されており、前記圧縮機の前記インペラは、個々の前記被動軸とともに組み立てられ、前記第1の部分ケーシングユニット(10.1)への背壁の組み付け後、圧縮機ケーシングを前記背壁に組み付けることを特徴とする、トランスミッション付きターボ機械(2)を組み立てる方法。
  22. 前記大車(4)により、前記中間ケーシング部分(10.21)及び第3の部分ケーシング(10.3)内で支持された別の圧縮機段が駆動されるようになっており、前記別の圧縮機段は、前記第2の部分ケーシングユニット(10.2)の組み立て後に実施することを特徴とする、請求項21に記載のトランスミッション付きターボ機械(2)を組み立てる方法。
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