JP6611125B2 - 遠心機、及び回転機構 - Google Patents

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Description

本発明は、被処理材料を自転、及び公転させることによって処理する遠心機に関する。又、本発明は、前記遠心機用の回転機構に関する。
自転公転式の遠心機(以下、「遠心機」という。)は、被処理材料を収納した容器を公転させながら自転させることで、被処理材料を処理するものである。例えば、この遠心機は、被処理材料の撹拌処理と脱泡処理とを同時に行う撹拌脱泡装置として利用される(特許文献1参照)。又、この遠心機は、被処理材料を粉砕するボールミルとしても利用される(特許文献2参照)。更に、この遠心機は、被処理材料を乳化する乳化装置等としても利用される(特許文献3参照)。
特許第4084493号公報 特開2002-143706号公報 特開2010-194470号公報
ところで、上記のような遠心機に対しては、静寂性の向上、耐久性の向上、コストダウンの要請が継続して行われている。
本発明は、上記事情を鑑みなされたものであって、静寂性の向上、耐久性の向上、コストダウンの要請に応えることができる遠心機を提供することを目的とする。併せて、本発明は、当該遠心機用の回転機構を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施態様は、中空部を有し、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、中心を前記公転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転力付与部材と、中心を自転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転部材と、を具備して、前記公転体と前記自転力付与部材との回転速度差に基づき、前記自転部材を回転させると共に、前記公転体にも回転力を付与する駆動機構と、一端側に前記自転部材が取付けられ、回転支部材により、前記自転軸線を中心に回転可能な自転軸と、前記自転軸の他端側に取付けられ、被処理材料を収納した容器を前記中空部外から装着可能な自転体本体と、を備え、前記回転支持部材は、前記公転体の前記中空部内及び該中空部外を貫通する貫通孔の内壁側に設けられて、前記自転軸を回転可能に支持する遠心機を提供する。
本遠心機では、自転力付与部材及び自転部材が中空部内に配設される。そのため、本遠心機では、それらに起因して生じる騒音を、中空部内に封じ込めることができ、もって静寂性を向上できる。
尚、本願において、鉛直方向とは、数学的に厳密なものに限定されるものでなく、数学的に厳密な鉛直方向に対し、±20度の範囲で誤差を有するものも含む。
この遠心機において、前記駆動機構は、前記中空部の底部を貫通して、当該中空部の内外に渡り前記公転軸線に沿って配設され、前記自転力付与部材を支持する中心軸と、前記中心軸に回転力を付与する駆動源と、を備えてもよい。
この遠心機において、前記公転体は、前記公転軸線に沿って形成されて、前記中空部の底面から突出し、前記中心軸を外嵌する外嵌部と、前記中空部に保持される潤滑剤と、を備え、前記駆動機構は、前記公転体に回転力を付与することで、前記潤滑剤を移動させて、前記回転支部材を前記潤滑剤の液面内としてもよい。
この遠心機において、前記自転力付与部材と前記自転部材とは、前記公転軸線に比して前記公転体の外周に近接する当接領域で当接してもよい。
この遠心機において、前記公転体は、平面視円形に形成され、前記自転軸は、前記公転軸線を中心とした対称となる位置に複数設けられてもよい。
本発明の他の実施態様は、被処理材料が収納された容器を、公転軸線を中心に公転させつつ、自転軸線を中心に自転させることで、前記被処理材料を処理する遠心機に用いられる回転機構であって、中空部を有し、前記公転軸線を中心に回転可能な公転体と、中心を前記公転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転力付与部材と、中心を前記自転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転部材と、を具備して、前記公転体と前記自転力付与部材との回転速度差に基づき、前記自転部材を回転させると共に、前記公転体にも回転力を付与する駆動機構と、一端側に前記自転部材が取付けられ、回転支部材により、前記自転軸線を中心に回転可能な自転軸と、前記自転軸の他端側に取付けられ、前記容器を前記中空部外から装着可能な自転体本体と、を備え、前記回転支持部材は、前記公転体の前記中空部内及び該中空部外を貫通する貫通孔の内壁側に設けられて、前記自転軸を回転可能に支持する回転機構を提供する。
本回転機構では、自転力付与部材及び自転部材が中空部内に配設される。そのため、本回転機構では、それらに起因して生じる騒音を、中空部内に封じ込めることができ、もって、適用した遠心機の静寂性を向上できる。
本発明によれば、静寂性の向上、耐久性の向上、コストダウンの要請に応えることができる遠心機、及び該遠心機用の回転機構を提供できる。
本実施の形態に係る遠心機の概略断面図である。 本実施の形態に係る遠心機の概略平面図である。 動作状態の遠心機を説明するための概略断面図である。
以下、本発明を適用した実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。すなわち、以下の実施の形態で説明するすべての構成が本発明にとって必須であるとは限らない。又、本発明は、以下の内容を自由に組み合わせたもの、更に、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更を加えたものを含む。
(1)遠心機1の構成
遠心機1は、図1、及び図2に示すように、仮想の直線である公転軸線L1を中心に回転可能な公転体10と、公転体10に保持されて仮想の直線である自転軸線L2を中心に回転可能な自転体20と、を備える。又、遠心機1は、公転体10の回転時の安定性、静寂性を向上させるためのウエイト支持部26a及びウエイト支持部26bと、公転体10及び自転体20に回転力を付与するための駆動機構30とを備える。更に、遠心機1は、公転体10等を支持する支持基板40を備える。その他、遠心機1は、公転体10、駆動機構30等を収納する図示しない筐体部等を備えてよい。
公転体10は、図1、及び図2に示すように、本体部11と、本体部11の内部に構成されて、潤滑剤A等を保持する中空部12とを備える。又、公転体10は、自転軸線L2に沿って、中空部12内外を貫通する貫通孔13と、公転軸線L1に沿って、中空部12内外に突出し、駆動機構30の中心軸32を外嵌する外嵌部14とを備える。更に、公転体10は、自転軸線L3に沿って、中空部12内外を貫通する図示しない貫通孔、及び自転軸線L4に沿って、中空部12内外を貫通する図示しない貫通孔も備える。
尚、公転軸線L1は、鉛直方向に延びるように設定される。又、自転軸線L2は、公転軸線L1に対し傾斜して延びて、当該公転軸線L1と交差する。この自転軸線L2の公転軸線L1に対する傾斜角度は、任意であってよい。例えば、この傾斜角度は、図示するように45度であってよい。
更に、自転軸線L3、及び自転軸線L4は、自転軸線L2を含め、公転軸線L1を中心として対称となるように配置される。これにより、自転軸線L3、及び自転軸線L4は、公転軸線L1に対する傾斜角度を自転軸線L2と同じとして、公転軸線L1と交差する。
本体部11は、図2に特にあらわれるように、平面視円形に構成される。この本体部11は、その他の形状に構成することも可能であるが、静寂性の観点から平面視円形に構成することが好ましい。
外嵌部14は、中空部12内外をつなげるように円筒状に形成される。このうち中空部12の内面(底面)から突出する部分である第1外嵌部14aは、図1に示すように、中空部12内で中心軸32を外嵌する。この第1外嵌部14aは、中空部12に保持される潤滑剤Aの流出を防ぐものである。そのため、第1外嵌部14aは、潤滑剤Aの中空部12からの流出を防ぐに足りる突出量を有する。
外嵌部14のうち中空部12の外部、即ち、駆動源31側に突出する第2外嵌部14bは、図1に示すように、中空部12外で中心軸32を外嵌する。この第2外嵌部14bは、ベアリング16を介して、支持基板40に保持される。これにより、公転体10は、公転軸線L1を中心として、支持基板40に対し回転可能となる。
自転体20は、図1、及び図2に示すように、被処理材料Mを収納する容器50を装着するための有底筒状の自転体本体21と、回転支持部材22を介して本体部11に回転可能に支持される自転軸23とを備える。
自転体本体21には、公転体10の中空部12の外部から、容器50を装着できるように構成される。この自転体本体21は、容器50を固定するための図示しない固定手段を有してよい。これにより、自転体本体21は、より確実に容器50と共に回転できる。
回転支持部材22は、例えばベアリングであり、自転軸23の円滑な回転に寄与する。
自転軸23は、図1に示すように、公転軸線L1に対し傾斜して交差する自転軸線L2に沿って設けられた貫通孔13に挿入されて、一端側に自転部材74が取り付けられる。一方、自転軸23の他端側には、自転体本体21の底部が取り付けられる。
ウエイト支持部26aは、図2に示すように、ウエイト本体27aと、自転軸線L3に沿って本体部11に設けられた図示しない前記貫通孔に挿入されて、回転支持部材22を介して本体部11に回転可能に支持される自転軸23とを備える。
同様に、ウエイト支持部26bは、ウエイト本体27bと、自転軸線L4に沿って本体部11に設けられた図示しない前記貫通孔に挿入されて、回転支持部材22を介して本体部11に回転可能に支持される自転軸23とを備える。
ウエイト本体27a及びウエイト本体27bは、必要に応じてウエイト量を変更できるように構成してもよい。例えば、これらは、必要に応じて質量の異なるものに変更できるように構成してよい。
ウエイト支持部26aの自転軸23は、一端側に自転部材74が取り付けられる。一方、この自転軸23の他端側には、ウエイト本体27aが取り付けられる。
同様に、ウエイト支持部26bの自転軸23は、一端側に自転部材74が取り付けられる。一方、この自転軸23の他端側には、ウエイト本体27bが取り付けられる。
駆動機構30は、図1に示すように、駆動源31と、公転体10を回転させるための公転機構60と、自転体20を回転させるための自転機構70とを備える。
駆動源31は、図1に示すように、モータ等により構成されて、その駆動軸たる中心軸32に回転力を付与する。
中心軸32は、中空部12の底面を貫通し、その内外に渡り公転軸線L1に沿って配設される。
公転機構60は、図1に示すように、公転軸線L1と平行に位置し、ベアリング61aを介して支持基板40に回転可能に支持される副軸61と、中心軸32に固定されて、当該中心軸32と共に回転する第1プーリ62とを備える。又、公転機構60は、副軸61の一端側に固定されて、当該副軸61と共に回転する第2プーリ63と、第1プーリ62、及び第2プーリ63に掛け回される第1ベルト64とを備える。
更に、公転機構60は、副軸61の他端側に固定されて、当該副軸61と共に回転する第3プーリ65と、第2外嵌部14bに固定される第4プーリ66と、第3プーリ65、及び第4プーリ66に掛け回される第2ベルト67とを備える。
公転機構60は、上記構成を有するより、中心軸32の回転に基づき公転体10に回転力を付与できる。これにより、自転体本体21(容器50)、ウエイト本体27a、及びウエイト本体27bは、公転軸線L1を中心に公転可能となる。
尚、公転機構60は、各プーリの比(径比)に応じて、公転体10の回転速度を変更できる。
自転機構70は、図1に示すように、中心を公転軸線L1上に位置させて、中空部12内に配設される自転力付与部材71と、中心軸32及び自転力付与部材71を接続する接続部72とを備える。又、自転機構70は、中心を自転軸線L2(又は、自転軸線L3、自転軸線L4)に位置させて、中空部12内に配設される自転部材74を備える。
自転力付与部材71は、例えばギヤであり、中心軸32、及び接続部72と共に、公転軸線L1を中心に回転する。この自転力付与部材71の回転は、外嵌部14と中心軸32との間、及び第1外嵌部14aと接続部72との間に、ベアリング75が適宜配設されていることで、公転体10の回転と独立して行われる。
自転部材74は、自転軸23の一端側に取り付けられる。この自転部材74は、例えばギヤであり、当接領域73にて自転力付与部材71と当接する。即ち、自転力付与部材71、及び自転部材74を共にギヤにより構成した場合において、これらは当接領域73にて噛合う。
これにより、自転部材74は、それを自転軸23を介して支持する公転体10と、自転力付与部材71との回転速度差に応じて、自転軸線L2(又は、自転軸線L3、自転軸線L4)を中心に回転する。
この自転部材74の回転により、自転体本体21(容器50)、ウエイト本体27a、及びウエイト本体27bは、夫々、自転軸線L2、自転軸線L3、及び自転軸線L4を中心に、自転軸23と共に回転(自転)する。
容器50は、図1に示すように、底部を有する円筒状に形成されて、被処理材料Mを収納可能な容器本体52と、容器本体52の開口した部分を封止する蓋部54とを備える。
容器本体52は、樹脂、金属、ガラス、ジルコニア等の材質により構成される。この容器本体52は、自転体本体21に、その底部側から挿入されることで、自転体本体21に装着されて、それと共に公転軸線L1を中心として公転、かつ、自転軸線L2を中心として自転可能とされる。
蓋部54は、容器本体52の開口した部分に取り付けられる。蓋部54は、例えば、容器本体52と螺合できるようにする図示しないねじ機構を利用して、容器本体52に取り付けられる。
(2)被処理材料M
本実施の形態に適用可能な被処理材料Mは、流体として挙動するものであればよく、その組成や用途を特に限定されない。被処理材料Mとしては、流体成分(樹脂等)のみを含む材料や、流体成分のほかに粒状成分(粉状成分)を含む材料等を適用できる。例えば、被処理材料Mとしては、接着剤、シーラント剤、液晶材料、LEDの蛍光体と樹脂とを含む混合材料、半田ペースト、歯科用印象材料、歯科用セメント(穴埋め剤等)、液状の薬剤等の材料を適用できる。又、被処理材料Mとしては、粒状(粉状)材料と、これを粉砕するためのメディア(例えばジルコニアボール)を適用することも可能である。更に、被処理材料Mとしては、乳化処理の対象となる流体を適用することも可能である。
(3)潤滑剤A
潤滑剤Aは、液体であり、例えば、潤滑油である。この潤滑剤Aは、回転支持部材22、自転力付与部材71、及び自転部材74等に対し潤滑効果を発揮して、それらの円滑な動きを補助する。
(4)遠心機1を用いた被処理材料Mの処理方法
以下では、遠心機1を用いて、被処理材料Mを処理する方法を説明する。まず、遠心機1のユーザは、被処理材料Mを収納した容器50を自転体本体21に装着する(図1)。この状態において、潤滑剤Aは、中空部12内の底面側に溜まった状態となるが、中空部12の底面から円筒状に突出する第1外嵌部14aによりせき止められる。従って、潤滑剤Aの中空部12内からの流出は規制される。
続いて、遠心機1は、駆動源31が動作を開始する。これにより、遠心機1では、公転機構60が公転体10を回転させる。これにより、遠心機1では、公転軸線L1を中心に容器50、ウエイト本体27a、及びウエイト本体27bが公転する。
ここで、遠心機1では、公転体10が回転することで、中空部12内の潤滑剤Aに対し遠心力が作用する。これにより、潤滑剤Aは、中空部12内の公転軸線L1に対する遠心側に移動する。これにより生ずる潤滑剤Aの液面Cは、図3に示すように、公転軸線L1から所定距離離れた位置に、略円筒状に形成される。
この状態において、自転力付与部材71と自転部材74との当接領域73は、潤滑剤Aの液面C内とされる。又、回転支持部材22は、潤滑剤Aの液面C内に位置する。
尚、回転支持部材22は、その全域が潤滑剤Aの液面C内に位置することを要しない。即ち、回転支持部材22は、自転軸23が自転軸線L2を中心に回転することにより、少なくとも、その潤滑必要部位に潤滑剤Aが塗布されるように、潤滑剤Aの液面内に位置する。
又、遠心機1では、駆動源31が動作を開始することにより、上記説明した公転だけでなく、容器50、ウエイト本体27a、及びウエイト本体27bが、夫々、自転軸線L2、自転軸線L3、及び自転軸線L4を中心として自転する(図3)。これらの自転は、互いに同方向に回転する公転体10と、自転力付与部材71との回転速度差に基づき、自転部材74が回転することにより行われる。
尚、自転部材74の回転方向、及び回転速度は、公転機構60の作用による公転体10の回転速度と、中心軸32の回転速度と等速である自転力付与部材71の回転速度との大小関係により変化する。具体的には、公転体10の回転速度が、自転力付与部材71の回転速度より大きい場合、自転部材74の回転方向は、公転体10と同方向となる。そして、公転体10と自転力付与部材71との回転速度差が大きいほど、自転部材74の回転速度は大きくなる。
一方で、公転体10の回転速度が、自転力付与部材71の回転速度より小さい場合、自転部材74の回転方向は、公転体10と逆方向となる。そして、公転体10と自転力付与部材71との回転速度差が大きいほど、自転部材74の回転速度は大きくなる。
尚、公転体10の回転速度と、自転力付与部材71の回転速度とが等速の場合、自転部材74は回転しない。この場合、当然に、容器50、ウエイト本体27a、及びウエイト本体27bの自転は行われない。
その後、遠心機1では、容器50の、上記公転及び自転を所定時間維持する。これにより、遠心機1では、容器50に収納された被処理材料Mの処理を行うことができる。所定時間経過後、遠心機1では、駆動源31の動作が停止し、被処理材料Mの処理が完了する。
(5)作用効果
以下、本実施の形態における遠心機1が奏する作用効果を説明する。
遠心機1では、公転軸線L1を中心に回転可能な公転体10が中空部12を備えている。この中空部12内には、中心を公転軸線L1上に位置させる自転力付与部材71、及び中心を自転軸線L2上に位置させる自転部材74が配設されている。
自転力付与部材71と自転部材74とは、当接領域73で当接している。又、自転部材74は、公転体10に自転軸線L2に沿って設けられた貫通孔13に挿入された自転軸23の一端側に取り付けられている。この自転軸23の他端側には、開口部を公転軸線L1方向に向けた状態で、容器50を装着するための自転体本体21が取り付けられている。
上記構成を有することにより、遠心機1では、駆動源31が公転体10を回転させることで、自転体本体21に装着された容器50が公転軸線L1を中心に公転する。併せて、遠心機1では、公転体10と自転力付与部材71との回転速度差に応じて自転部材74が回転し、容器50が自転軸線L2を中心に自転する。これらにより、遠心機1では、容器50に収納された被処理材料Mを処理することができる。
ここで、遠心機1では、自転力付与部材71、及び自転部材74がギヤにより構成されている。このギヤの使用は、騒音発生につながり得る。しかしながら、遠心機1では、自転力付与部材71、及び自転部材74が、上記のように中空部12内に配設されている。従って、遠心機1では、中空部12内に騒音を封じ込めることができので、静寂性を向上できる。
次に、遠心機1では、中空部12内に潤滑剤Aを保持している。この潤滑剤Aは、公転体10が回転することによる遠心力で移動し、ベアリング等により構成される回転支持部材22を液面C内とする。これにより、遠心機1では、公転体10の回転に伴う強い遠心力が作用する回転支持部材22の潤滑必要部位に潤滑剤Aを塗布できる。そのため、遠心機1では、回転支持部材22に支持される自転軸23の円滑な回転を維持できる。このことは、遠心機1の耐久性向上に寄与する。
又、遠心機1では、公転体10が回転することによる遠心力で潤滑剤Aを移動させるため、公転体10の非回転時に、回転支持部材22を潤滑剤Aの液面内とする必要が無い。これより、遠心機1では中空部12に保持する潤滑剤Aを削減できる。このことは、遠心機1のコストダウンや、貫通孔13等からの潤滑剤Aの漏れ防止に寄与する。
又、遠心機1では、中空部12の底部から円環状に突出する第1外嵌部14aにより、中空部12の底部を貫通して、その内部に侵入した中心軸32を外嵌している。この構成を有することにより、遠心機1では、公転体10の非回転時に中空部12の底部に溜まった潤滑剤Aをせき止めて、その漏れを防止できる。
次に、遠心機1では、公転体10が平面視円形に形成されているので、当該公転体10の回転時に生じる風切音を抑えて静寂性を更に向上できる。
又、遠心機1では、自転体20、ウエイト支持部26a、及びウエイト支持部26bが、夫々、公転軸線L1を中心に対称な位置に配置される自転軸線L2、自転軸線L3、及び自転軸線L4を中心に、等速で同方向に自転する。これにより、遠心機1では、動作時のバランス性能を向上して、静寂性を一層向上できる。
次に、遠心機1では、自転力付与部材71が、駆動源31の駆動軸である中心軸32に接続部72を介して固定されている。そのため、自転力付与部材71は、公転軸線L1を中心として、公転体10と独立して回転する。これにより、遠心機1では、公転体10の回転速度と、自転力付与部材71の回転速度を適宜設定することで、自転軸線L2を中心とした容器50の回転速度、及び回転方向を任意に設定できる。よって、遠心機1では、被処理材料Mの処理内容等に合わせた動作を実現できる。
ここで、遠心機1のような遠心機における被処理材料Mの処理においては、容器50の公転方向と自転方向とが、互いに逆方向の関係となることが好ましいとされる。これに対し、遠心機1では、公転体10の回転速度を、自転力付与部材71の回転速度より遅くすることで、簡便に、容器50の公転方向と自転方向とを互いに逆方向の関係にできる。
即ち、遠心機1では、容器50の公転方向と自転方向とを互いに逆方向にすることを目的として、自転力付与部材71と自転部材74との間に配置され、図示しないギヤ等により構成される中間部材を使用する必要が無い。このことは、遠心機1のコストダウンに寄与する。
又、遠心機1では、自転力付与部材71と自転部材74とが当接するが、中間部材が存在する遠心機では、自転力付与部材71と中間部材が当接し、更に中間部材と自転部材74が当接することになる。即ち、遠心機1では、中間部材が無いことにより当接箇所が減少する。この当接箇所の減少は、遠心機1の静寂性の向上に寄与する。
次に、遠心機1では、自転力付与部材71の径を大きくしている。これにより、遠心機1では、自転力付与部材71と自転部材74との当接領域73を、公転軸線L1に比して本体部11の外周に近接させている。従って、遠心機1では、上記中間部材の省略が一層容易となる。
又、遠心機1では、上記構成を有することにより、当接領域73を潤滑剤Aの液面C内とすることが、公転体10の回転時においても容易となる。このことは、中空部12に保持すべき潤滑剤Aの削減につながり、延いては、遠心機1における貫通孔13等からの潤滑剤Aの漏れ防止等に寄与する。
(6−1)変形例1
遠心機1では、自転力付与部材71、及び自転部材74をギヤ以外で構成してもよい。例えば、自転力付与部材71、及び自転部材74との間での回転力の伝達は、摩擦を利用して行ってよい。このように構成することで、遠心機1は、一層静寂性を向上でき得る。
尚、上記の場合においては、自転力付与部材71、及び自転部材74の互いに当接する部分に、ウレタンゴム等の弾性材料を使用することが考えられる。この場合には、双方を弾性材料により構成してよく、或いは、何れか一方を弾性材料として、他方を金属等の材料により構成しても良い。このように自転力付与部材71、及び自転部材74を構成することで、摩擦を利用した回転力の伝達が実現される。
その他、遠心機1では、自転力付与部材71、及び自転部材74をマグネットギヤにて構成することによっても、一層静寂性を向上でき得る。
又、遠心機1では、公転機構60を、第1プーリ62、第2プーリ63、第1ベルト64等を使用して構成することに限定されない。即ち、遠心機1では、これらにかわり、図示しないギヤ等を用いて公転機構60を構成してもよい。
(6−2)変形例2
遠心機1では、駆動源31が中心軸32に付与する回転力を調整すると共に、公転機構60に図示しない変速装置を追加してもよい。遠心機1は、このように構成することで、自転力付与部材71、及び公転体10の回転速度を任意に調整できる。
このように構成した遠心機1では、動作中においても、公転体10の回転速度と、自転力付与部材71の回転速度の差を任意に調整できる。よって、このように構成した遠心機1では、自転軸線L2を中心とした容器50の自転速度と、公転軸線L1を中心とした容器50の公転速度との比(以下、「自公転比」という。)等を任意に設定できる。
又、遠心機1では、公転機構60にかわり、駆動源31とは別の図示しない駆動源を設けて、当該駆動源により公転体10を回転させてもよい。このように構成した遠心機1においても、動作中に自公転比等を任意に設定できる。
尚、遠心機1では、上記説明したようにウエイト本体27a、及びウエイト本体27bも、夫々自転軸線L3、及び自転軸線L4を中心に、容器50と等速で自転する。従って、遠心機1では、上記のように自公転比を変更した場合であっても、動作時のバランスが崩れることを防止でき、もって、静寂性を維持・向上できる。
(6−3)変形例3
遠心機1では、ウエイト支持部26a、及びウエイト支持部26bに代わり、自転体20を配置してもよい。このように構成した遠心機1では、同時に3つの容器50を搭載して、被処理材料Mを処理できることになるので、処理量を増大させることができる。
(6−4)変形例4
遠心機1では、自転体20(ウエイト支持部26a、及びウエイト支持部26bを含む。以下同じ。)の個数は、3つに限定されない。例えば、遠心機1では、公転軸線L1を中心とした対称となる位置に配置することを条件に、自転体20を、2つにしたり、4以上としたりすることも想定される。
(6−5)変形例5
その他、遠心機1では、ウエイト本体27a、及びウエイト本体27bを、夫々、自転軸線L3、及び自転軸線L4を中心に回転させない構成とすることも想定され得る。
1…遠心機、 10…公転体、 11…本体部、 12…中空部、 13…貫通孔、 14…外嵌部、 14a…第1外嵌部、 14b…第2外嵌部、 16…ベアリング、 20…自転体、 21…自転体本体、 22…回転支持部材、 23…自転軸、 26a…ウエイト支持部、 26b…ウエイト支持部、 27a…ウエイト本体、 27b…ウエイト本体、 30…駆動機構、 31…駆動源、 32…中心軸、 40…支持基板、 50…容器、 52…容器本体、 54…蓋部、 60…公転機構、 61…副軸、 61a…ベアリング、 62…第1プーリ、 63…第2プーリ、 64…第1ベルト、 65…第3プーリ、 66…第4プーリ、 67…第2ベルト、 70…自転機構、 71…自転力付与部材、 72…接続部、 73…当接領域、 74…自転部材、 75…ベアリング、 A…潤滑剤、 C…液面、 L1…公転軸線、 L2…自転軸線、 L3…自転軸線、 L4…自転軸線、 M…処理材料

Claims (6)

  1. 中空部を有し、公転軸線を中心に回転可能な公転体と、
    中心を前記公転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転力付与部材と、中心を自転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転部材と、を具備して、前記公転体と前記自転力付与部材との回転速度差に基づき、前記自転部材を回転させると共に、前記公転体にも回転力を付与する駆動機構と、
    一端側に前記自転部材が取付けられ、回転支部材により、前記自転軸線を中心に回転可能な自転軸と、
    前記自転軸の他端側に取付けられ、被処理材料を収納した容器を前記中空部外から装着可能な自転体本体と、
    を備え
    前記回転支持部材は、前記公転体の前記中空部内及び該中空部外を貫通する貫通孔の内壁側に設けられて、前記自転軸を回転可能に支持する遠心機。
  2. 前記駆動機構は、
    前記中空部の底部を貫通して、当該中空部の内外に渡り前記公転軸線に沿って配設され、前記自転力付与部材を支持する中心軸と、
    前記中心軸に回転力を付与する駆動源と、
    を備える請求項1記載の遠心機。
  3. 前記公転体は、
    前記公転軸線に沿って形成されて、前記中空部の底面から突出し、前記中心軸を外嵌する外嵌部と、
    前記中空部に保持される潤滑剤と、
    を備え、
    前記駆動機構は、前記公転体に回転力を付与することで、前記潤滑剤を移動させて、前記回転支部材を前記潤滑剤の液面内とする請求項2に記載の遠心機。
  4. 前記自転力付与部材と前記自転部材とは、前記公転軸線に比して前記公転体の外周に近接する当接領域で当接する請求項3に記載の遠心機。
  5. 前記公転体は、平面視円形に形成され、
    前記自転軸は、前記公転軸線を中心とした対称となる位置に複数設けられる請求項1から請求項4の何れか一項に記載の遠心機。
  6. 被処理材料が収納された容器を、公転軸線を中心に公転させつつ、自転軸線を中心に自転させることで、前記被処理材料を処理する遠心機に用いられる回転機構であって、
    中空部を有し、前記公転軸線を中心に回転可能な公転体と、
    中心を前記公転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転力付与部材と、中心を前記自転軸線上に位置させて、前記中空部内に配設される自転部材と、を具備して、前記公転体と前記自転力付与部材との回転速度差に基づき、前記自転部材を回転させると共に、前記公転体にも回転力を付与する駆動機構と、
    一端側に前記自転部材が取付けられ、回転支部材により、前記自転軸線を中心に回転可能な自転軸と、
    前記自転軸の他端側に取付けられ、前記容器を前記中空部外から装着可能な自転体本体と、
    を備え
    前記回転支持部材は、前記公転体の前記中空部内及び該中空部外を貫通する貫通孔の内壁側に設けられて、前記自転軸を回転可能に支持する回転機構。
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