JP6611028B1 - 合図灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】持ってスイッチを操作するときに、持つために加える力を極力小さくして、スイッチボタンを操作する指先の動きを硬直化させず、素早く且つ正確にスイッチボタンの切り替えを行うことができる合図灯を提供する。【解決手段】合図灯1において、電源スイッチボタンは、親指の指先の腹部が届く範囲に位置する。切替スイッチボタン7は、人差し指の指先の腹部が届く範囲に位置し、電源スイッチボタンのほぼ180度反対側で軸線方向において電源スイッチボタンとほぼ同じ高さの位置に配置される。切替スイッチボタン7又はそれに隣接する付近の下方に係止部18が形成され、合図灯1を立てて持った手の親指の指先の腹部を電源スイッチボタンに添え、中指の第一関節と第二関節との間の部分を係止部18の下に添えるだけで、係止部18が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯1を鉛直方向に支持できる。【選択図】図4

Description

本発明は、複数の合図色を発光体により表示する合図灯に関するものであり、特に、鉄道のプラットホームにいる係員が乗客の乗降状況や列車の扉の開閉状況を確認し、発車の可否や緊急事態の発生等を、合図色を切り替えることにより車掌に通報して、列車の安全な運行を図る為に使用される合図灯である。
鉄道のプラットホームで係員が使用する合図器具として、多くの場合、手旗が使用されているが、夜間は見通しが悪くはっきり確認しづらい場合がある。そこで、電気で発光する合図灯が使用される駅も存在している。
合図灯の一例としては、特許文献1に記載された合図灯のように、合図灯を握った手の指の近くに、電源スイッチボタンや色の切替スイッチボタンをまとめて配置している合図灯が存在している。しかし、このような合図灯は、握り部を握ってスイッチを操作する際に、指を動かして近接しているスイッチを選択するので、そのスイッチを誤操作する虞がある。
そこで、特許文献2のように、電源スイッチと表示色切替スイッチを筐体の左右側面上部に配置して、誤操作を防止すると共に合図灯を片手で扱うことができる合図灯が提案されている。すなわち、特許文献2の合図灯では、従来の合図灯のように表示色切換スイッチが取っ手の近傍に設けられていないため、表示色切換スイッチの誤操作を回避することができ、さらに、筐体を右手で持った状態で、右手人差し指または中指で電源スイッチを操作すると共に、右手親指で表示色切換スイッチを操作することが可能になり、合図灯を片手で扱うことができるのである。
ところで、スイッチは、シーソー式スイッチボタンであってもスライド式スイッチボタンであっても、電源をオンオフに切り替えるときや合図灯の表示色を切り替えるときに、軽い力でスイッチが切り替わるとすれば、スイッチに少し触れただけで切り替わってしまい誤操作の原因となる。そのため、スイッチの切り替えには比較的大きな力が必要で、パチンパチンとクリック音を発生させながら切り替わるのである。したがって、特許文献2の合図灯においてスイッチを切り替えるときは、指先でスイッチを切り替える方向に比較的強い力を加える必要がある。そして、さらにスイッチの切替操作時には合図灯自体も手から滑り落ちないように、手でしっかり握っている必要がある。特許文献2の発明は、合図灯を軽量化することを目的としたものであって、その実施例では合図灯のサイズについて、(高さ:120mm×幅:90mm×奥行:35mm)と記載され、重量は約160gになると記載されている。しかし、このサイズでは、合図灯の高さが低すぎて駅のプラットホームで使用するときに手旗の代わりとはならない。プラットホームで使用するときは少なくとも300mmの高さが必要であり、このようなサイズのものでは発光ダイオードの数も非常に多くなり、重量は400g程度のかなり重たいものとなる。
前述したように、スイッチの切替操作時には指先に大きな力を加えながらスイッチを押すと共に、手に力を入れて合図灯をしっかり握っていなければならない。そうしないと、合図灯が手から滑り落ちる虞がある。このように、手に力を入れて合図灯を握ると、指先の動きが硬直化して動かしづらくなる。そのため、特に、筐体を右手で持った状態で、右手人差し指または中指で電源スイッチを操作すると共に、右手親指で表示色切換スイッチを操作するときに、思うように指先が動いてくれない。したがって、表示色切替スイッチによる発光色の選択を円滑に行えず、誤操作の虞もあり、緊急時に発光色を変えるときに素早く且つ正確に変えることができない虞がある。
特開平10−143769号公報 特開2001−143501号公報
前述したように、特許文献2に記載された合図灯は、スイッチを操作するときに、スイッチを操作するために比較的大きな力をスイッチに加えると同時に、合図灯自体を手でしっかり握る必要があり、指先の動きが硬直化して動かしづらくなる欠点があった。そこで、本発明は、合図灯を持ってスイッチを操作するときに、合図灯を持つために手が合図灯に加える力を極力小さくして、スイッチボタンを操作する指先の動きを硬直化させず、素早く且つ正確にスイッチボタンの切り替えを行うことができる合図灯を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、切替スイッチボタンが、揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンであって、電源スイッチボタンのほぼ180度反対側で電源スイッチボタンが配置された高さとほぼ同じ高さの位置に配置され、且つ、把持部を手で持ったときに、電源スイッチボタンは親指の指先の腹部が届く範囲に位置し、切替スイッチボタンは人差し指の指先の腹部が届く範囲に位置し、切替スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に係止部が形成され、合図灯を立てて持った手の親指の指先の腹部を電源スイッチボタンに添え、中指の第一関節と第二関節との間の部分を前記係止部の下に添えるだけで、前記係止部が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯を鉛直方向に支持できる構成である。
請求項2記載の発明は、中間部及び把持部は円筒形状に形成され、中間部の外径は把持部の外径よりも大きく設定され、中間部には、把持部との境界部分に段差状底面が形成され、且つ該段差状底面は平面状をなし合図灯の軸線に対し垂直であり、係止部は、前記段差状底面の、切替スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に形成された部分であって、この部分の径方向の長さが、把持部を持つ中指の第一関節と第二関節との間の部分にその係止部を引っ掛け、合図灯を鉛直方向に支持できる長さに形成されている構成である。
請求項3記載の発明は、電源スイッチボタンが、揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンである構成である。
請求項4記載の発明は、切替スイッチボタンの揺動軸線が、合図灯の軸線方向に垂直である構成である。
請求項5記載の発明は、複数色の合図色を表示する合図灯であって、上部にある表示部と、下部にある把持部と、表示部と把持部との間にある中間部とを有し、表示部には、前記複数色の合図色に対応する発光色の異なる発光体が取り付けられ、中間部には、単一の電源スイッチボタンと、表示色を切り替える単一の切替スイッチボタンとが配置され、電源スイッチボタン及び切替スイッチボタンは、共に、揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンであって、
切替スイッチボタンは、電源スイッチボタンのほぼ180度反対側で電源スイッチボタンが配置された高さとほぼ同じ高さの位置に配置され、且つ、把持部を手で持ったときに、電源スイッチボタンは人差し指の指先の腹部が届く範囲に位置し、切替スイッチボタンは親指の指先の腹部が届く範囲に位置し、電源スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に係止部が形成され、合図灯を立てて持った手の親指の指先の腹部を切替スイッチボタンに添え、中指の第一関節と第二関節との間の部分を前記係止部の下に添えるだけで、前記係止部が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯を鉛直方向に支持できる構成である。
請求項1記載の発明は、切替スイッチボタンが、揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンであって、電源スイッチボタンのほぼ180度反対側で電源スイッチボタンが配置された高さとほぼ同じ高さの位置に配置され、且つ、把持部を手で持ったときに、電源スイッチボタンは親指の指先の腹部が届く範囲に位置し、切替スイッチボタンは人差し指の指先の腹部が届く範囲に位置している。したがって、プラットホームにいる係員は、合図灯を右手で持ちながら、常時、親指を電源スイッチボタンに宛がい、人差し指を切替スイッチボタンに宛がったまま警備に当たることができる。これにより、頻繁に行われる電源スイッチボタンの操作と切替スイッチボタンの操作を迅速に行うことができる。
また、切替スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に係止部が形成され、合図灯を立てて持った手の親指の指先の腹部を電源スイッチボタンに添え、中指の第一関節と第二関節との間の部分を前記係止部の下に添えるだけで、前記係止部が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯を鉛直方向に支持できる。すなわち、親指の指先の腹部を電源スイッチボタンに添えることにより、その部分にやや摩擦力が生じたとしても、合図灯の重量のほとんどは中指の第一関節と第二関節との間の部分の引っ掛け作用により支持される。したがって、合図灯をしっかり握らなくても手を添えるだけで合図灯を滑り落すことを効果的に防止できる。これにより、把持部を持つ手は把持部にほぼ添えるだけで済み、指先の動きが軽くなり、スイッチボタンを操作する指先の動きを硬直化させず、素早く且つ正確にスイッチボタンの切り替えを行うことができる。また、請求項5記載の発明は、電源スイッチボタンと切替スイッチボタンが入れ替わったものであるが、請求項1記載の発明と同様の効果を奏する。
請求項2記載の発明は、中間部及び把持部は円筒形状に形成され、中間部の外径は把持部の外径よりも大きく設定され、中間部には、把持部との境界部分に段差状底面が形成され、且つ該段差状底面は平面状をなし合図灯の軸線に対し垂直であり、係止部は、前記段差状底面の、切替スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に形成された部分であって、この部分の径方向の長さが、把持部を持つ中指の第一関節と第二関節との間の部分にその係止部を引っ掛け、合図灯を鉛直方向に支持できる長さに形成されている。したがって、係止部を独立した部分として形成する必要がないので、デザイン的なバランスを失うことがなく、係止部が部分的に突出するものではないので使用中に邪魔になることもない。
請求項4記載の発明は、切替スイッチボタンの揺動軸線が、合図灯の軸線方向に垂直である。切替スイッチボタンに当てた人差し指の指先を動かすときは、合図灯の周方向に動かすより軸線方向に動かす方が動かし易いので、取り扱いやすく且つ正確に操作を行うことができる。
本発明の正面図である。 本発明の背面図である。 本発明の側面図である。 合図灯を手に持って人差し指の指先を切替スイッチボタンに宛がった状態を示す背面図である。
次に、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。合図灯1は、円筒形状に形成され、上部に、3色の合図色を表示する円筒形状の表示部2が設けられている。表示部2の外周壁3は白色半透明の材料で形成され、白色と緑色と赤色を表示する多数の発光ダイオード(図示せず。)が取り付けられている。表示部2は、発光ダイオードにより外周壁3が全面的に光る。
表示部2の下方には円筒形状の中間部4が設けられている。図1に示すように、中間部4の正面側には電源スイッチボタン5とその上方に充電用端子6が取り付けられている。電源スイッチボタン5は、合図灯1の軸線方向に垂直である揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンである。また、図3に示すように、電源スイッチボタン5を横方向から見たその表面を示す線は、凹の弧状に形成されており、軸線方向に延ばした親指の指先の腹部を宛がったまま、スイッチのオンオフを迅速に行うことができる。なお、電源スイッチボタン5は、シーソー式スイッチボタンでなく、軸線方向に移動するスライド式スイッチボタンであってもよい。
図2に示すように、中間部4の背面側には切替スイッチボタン7とその上方にバッテリ残量表示部8が取り付けられている。切替スイッチボタン7は、電源スイッチボタン5と同方向に揺動するシーソー式スイッチボタンである。また、図3に示すように、切替スイッチボタン7を横方向から見たその表面を示す線は、凹の弧状に形成されており、人差し指の指先の腹部を宛がったまま、切替操作を迅速に行うことができる。また、切替スイッチボタン7は、表示部2の合図色が3色であることに対応し、揺動して3つの位置に段階的に切り替わる。非揺動位置では合図色は白色であり、切替スイッチボタン7の上半部を押すことによりクリック音を発しながら第一揺動位置に切り替わり、合図色が緑色に切り替わる。非揺動位置で、切替スイッチボタン7の下半部を押すことによりクリック音を発しながら第二揺動位置に切り替わり、合図色が赤色に切り替わる。合図灯は、通常は、人差し指の指先が切替スイッチボタン7の中央部に当てられ、合図色は白色である。緊急時に赤色に切り替えるが、この際、切替スイッチボタン7の下半部を指先で押すのであるが、合図灯1を持つ手は、切替スイッチボタン7の下方にあるので、人差し指の指先を引くようにして切替スイッチボタン7の下半部を押すことになる。人差し指で切替スイッチボタン7の上半部を押す操作よりも、下半部を引く操作の方が楽で瞬時に行うことができるので、緊急時に適切に対応することができる。なお、符号9はクリップであって、作業着の所定の場所に合図灯1を掛けておくことができる。
円筒形状の中間部4の下方にはそれと同心円の円筒形状の把持部10が設けられている。把持部10は中間部4よりも細く形成されており、これにより、中間部4には、把持部10との境界部分に段差状底面11が形成されている。この段差状底面11は合図灯1の軸線に対し垂直をなす平面状に形成されている。なお、符号20は把持部10の上端部に一体に形成されたフランジ20であり、このフランジ20が中間部4の一部として段差状底面11を構成している。
次に、本発明特有の使用について説明する。本発明の合図灯1を駅のプラットホームで使用するときは、列車の最後部にいる車掌が合図灯1の色を容易に確認できるように、合図灯1を立てて持ち、合図灯1を高く掲げ小刻みに振りながら合図をする。最も多い合図は、乗客の乗降が完了しドアを閉めてもよいという白色の合図である。その場合、図4に示すように、中指12と薬指13と小指14とで把持部10を軽く握り、人差し指15の指先の腹部を切替スイッチボタン7に宛がい、図示しないがその反対側では親指の指先の腹部を電源スイッチボタン5に宛がった状態で合図をする。これは、人差し指15の指先の腹部を切替スイッチボタン7に宛がっておくことで、緊急事態が発生した場合に即座に赤色の合図色に切り替えることができるからである。また、合図灯1の点灯と消灯を繰り返すことから、親指の指先の腹部を電源スイッチボタン5に宛がっておくことで、迅速に点灯と消灯を行うことができる。
本発明は、合図灯1をしっかり握らなくても把持部10を持つ手を把持部10にほぼ添えるだけで、合図灯1を滑り落すことを効果的に防止できるものである。そして、それを実現するために、合図灯1を立てて持った手の親指の指先の腹部を電源スイッチボタン5に添え、中指12の第一関節16と第二関節17との間の部分を段差状底面11の一部である係止部18の下に添えるだけで、係止部18が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯1を鉛直方向に支持できる構成としたものである。すなわち、図4の合図灯1を持った状態において、この状態から人差し指15と薬指13と小指14とを合図灯1から離しても、電源スイッチボタン5に添えられた親指の指先の腹部と、係止部18の下に添えられた中指12の第一関節16と第二関節17との間の部分により、合図灯1を支持できるのである。ここで、添えるとは、係止部18が存在しない状態で、中指12の第一関節16と第二関節17との間の部分と親指の指先の腹部とで合図灯1を挟み持つことができるように力を入れることでなく、合図灯1がするすると滑り落ちる程度に軽く添えるということである。
このように、本発明において、合図灯1を立てて持った手の親指の指先の腹部を電源スイッチボタン5に添え、中指12の第一関節16と第二関節17との間の部分を段差状底面11の一部である係止部18の下に添えるだけで、係止部18が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯1を鉛直方向に支持できる理由は以下の通りである。すなわち、本発明は、切替スイッチボタン7が、電源スイッチボタン5のほぼ180度反対側で電源スイッチボタン5が配置された高さとほぼ同じ高さの位置に配置され、切替スイッチボタン7又はそれに隣接する付近の下方に係止部18が形成されている。したがって、係止部18は、電源スイッチボタン5に対しても低い位置にある。これが、親指の指先の腹部を電源スイッチボタン5に添え、中指12の第一関節16と第二関節17との間の部分を段差状底面11の一部である係止部18の下に添えるだけで合図灯1を支持できる要素である。仮に、図3において、親指の指先の腹部を電源スイッチボタン5に添えず合図灯1から離し、中指の第一関節と第二関節との間の部分を係止部18の下に添え、他の指も合図灯1から離している場合は、合図灯1の重心がほぼ中心軸線上にあるから、合図灯1は係止部18を中心に時計回りに回転して、すぐに合図灯1は手から落下してしまう。そこで、落下させないためには、合図灯1の回転を阻止すればよいのであるから、親指を、係止部13よりも高い位置にある電源スイッチボタン5に添えるだけで合図灯1の回転が阻止でき、合図灯1を支持することができるのである。
本発明では、中指の第一関節と第二関節との間の部分と親指を合図灯1に軽く添えるだけで、合図灯1を支持できる。これにより、中指と親指以外の手の平も使って合図灯1を持つときにも、その手の平を把持部10に添える程度の非常に軽い力を合図灯1に加えるだけで合図灯1を持つことができるのである。この結果、親指又は人差し指15でスイッチボタンを操作するときに、合図灯1を手の平でしっかり握ったときよりも、指先の動きが軽くなり、スイッチボタンを操作する指先の動きを硬直化させず、素早く且つ正確にスイッチボタンの切り替えを行うことができる。
次に、本実施例のサイズについて説明する。合図灯1の全長は約320mmであり、表示部2の長さは約132mmであり、中間部4は約64mmであり、把持部10の長さは約124mmである。また、把持部10の外径は約34mmであり、段差状底面11の径方向の長さは約6mmである。本発明が、これらの数値に限定されないことは勿論である。例えば、段差状底面11の径方向の長さは、5.5mm〜8mmの範囲が好ましい。ここで、段差状底面11の径方向の長さは、中間部4の半径から把持部10の半径を引いた値を言うものとする。但し、本実施例では、段差状底面11と中間部4の外周面の境界部が半径の小さなアール19に形成されているので、正確には段差状底面11のすべてが平面になるわけではないが、アール19があっても、段差状底面11の径方向の長さは、中間部4の半径から把持部10の半径を引いた値を言うものとする。アール19による平面の径方向の長さの減少はわずかであり、実質的に段差状底面は平面状と言えるからである。しかし、本発明は、アール19よる段差状底面11の平面部分の径方向の長さの減少が大きくて、把持部10を持つ中指12の第一関節16と第二関節17との間の部分に段差状底面11が引っ掛からず、合図灯1を鉛直方向に支持できない場合も含む趣旨ではない。
また、図示しないが、表示部2の中には多数の発光ダイオードが取り付けられ、中間部4の中にはバッテリの残量を検出する残量検出手段とバッテリの残量を表示する表示手段とこれらを機能させるマイコンが取り付けられ、把持部10の中にはバッテリが納められており、これらを含む合図灯1の重量は約436gである。
本発明の他の実施例は、請求項5に記載したように、電源スイッチボタンは人差し指で操作し、切替スイッチボタンは親指で操作する構成であって、前述した第一の実施例において、電源スイッチボタン5と切替スイッチボタン7の位置を逆にしたものである。この実施例についても、第一の実施例と同様の効果を奏するものである。
合図灯を立てて持った手の親指の指先の腹部を電源スイッチボタンに添え、中指の第一関節と第二関節との間の部分を係止部の下に添えるだけで、係止部が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、これにより、合図灯を鉛直方向に支持可能となるために、把持部を持つ手は把持部にほぼ添えるだけで済み、指先の動きが軽くなり、スイッチボタンを操作する指先の動きを硬直化させず、素早く且つ正確にスイッチボタンの切り替えを行うことができる合図灯とすることができる。
1 合図灯、 2 表示部、 3 外周壁、 4 中間部、 5 電源スイッチボタン、 6 充電用端子、 7 切替スイッチボタン、 8 バッテリ残量表示部、 9 クリップ、 10 把持部、 11 段差状底面、 12 中指、 13 薬指、 14 小指、 15 人差し指、 16 第一関節、 17 第二関節、 18 係止部、 19 アール、 20 フランジ

Claims (5)

  1. 複数色の合図色を表示する合図灯であって、上部にある表示部と、下部にある把持部と、表示部と把持部との間にある中間部とを有し、表示部には、前記複数色の合図色に対応する発光色の異なる発光体が取り付けられ、中間部には、単一の電源スイッチボタンと、表示色を切り替える単一の切替スイッチボタンとが配置され、切替スイッチボタンは、揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンであって、電源スイッチボタンのほぼ180度反対側で電源スイッチボタンが配置された高さとほぼ同じ高さの位置に配置され、且つ、把持部を手で持ったときに、電源スイッチボタンは親指の指先の腹部が届く範囲に位置し、切替スイッチボタンは人差し指の指先の腹部が届く範囲に位置し、切替スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に係止部が形成され、合図灯を立てて持った手の親指の指先の腹部を電源スイッチボタンに添え、中指の第一関節と第二関節との間の部分を前記係止部の下に添えるだけで、前記係止部が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯を鉛直方向に支持できることを特徴とする合図灯。
  2. 中間部及び把持部は円筒形状に形成され、中間部の外径は把持部の外径よりも大きく設定され、中間部には、把持部との境界部分に段差状底面が形成され、且つ該段差状底面は平面状をなし合図灯の軸線に対し垂直であり、係止部は、前記段差状底面の、切替スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に形成された部分であって、この部分の径方向の長さが、把持部を持つ中指の第一関節と第二関節との間の部分にその係止部を引っ掛け、合図灯を鉛直方向に支持できる長さに形成されている請求項1記載の合図灯。
  3. 電源スイッチボタンが、揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンである請求項1又は請求項2記載の合図灯。
  4. 切替スイッチボタンの揺動軸線が、合図灯の軸線方向に垂直である請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の合図灯。
  5. 複数色の合図色を表示する合図灯であって、上部にある表示部と、下部にある把持部と、表示部と把持部との間にある中間部とを有し、表示部には、前記複数色の合図色に対応する発光色の異なる発光体が取り付けられ、中間部には、単一の電源スイッチボタンと、表示色を切り替える単一の切替スイッチボタンとが配置され、電源スイッチボタン及び切替スイッチボタンは、共に、揺動軸線を中心に揺動操作可能なシーソー式スイッチボタンであって、切替スイッチボタンは、電源スイッチボタンのほぼ180度反対側で電源スイッチボタンが配置された高さとほぼ同じ高さの位置に配置され、且つ、把持部を手で持ったときに、電源スイッチボタンは人差し指の指先の腹部が届く範囲に位置し、切替スイッチボタンは親指の指先の腹部が届く範囲に位置し、電源スイッチボタン又はそれに隣接する付近の下方に係止部が形成され、合図灯を立てて持った手の親指の指先の腹部を切替スイッチボタンに添え、中指の第一関節と第二関節との間の部分を前記係止部の下に添えるだけで、前記係止部が、中指の第一関節と第二関節との間の部分に引っ掛かり、合図灯を鉛直方向に支持できることを特徴とする合図灯。
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