JP6610287B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6610287B2
JP6610287B2 JP2016011984A JP2016011984A JP6610287B2 JP 6610287 B2 JP6610287 B2 JP 6610287B2 JP 2016011984 A JP2016011984 A JP 2016011984A JP 2016011984 A JP2016011984 A JP 2016011984A JP 6610287 B2 JP6610287 B2 JP 6610287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor fan
outdoor
defrosting operation
fan
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016011984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017133714A (ja
Inventor
裕樹 渡部
真寿 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2016011984A priority Critical patent/JP6610287B2/ja
Publication of JP2017133714A publication Critical patent/JP2017133714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6610287B2 publication Critical patent/JP6610287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、暖房運転時に逆サイクル除霜運転を行う空気調和装置に関するものである。
空気調和装置は、外気温度が低いときに暖房運転が行われると、蒸発器として機能する室外熱交換器に霜が発生する。暖房運転において室外熱交換器に発生した霜は、逆サイクル除霜運転を行うことによって融かされ、室外熱交換器の下方に配置されている室外ユニットの底板を通じて、ドレン水として排出される。逆サイクル除霜運転を行うときは、室外ファンを停止するとともに、冷凍サイクルを暖房サイクルから冷房サイクルに切り替えて、圧縮機において圧縮されて高温となった冷媒を室外熱交換器に流入させる。これにより室外熱交換器が加熱されて、室外熱交換器に発生した霜が融かされる。
ところで、外気温度が0℃付近で暖房運転を行うときは、室外熱交換器を通過した空気が0℃以下となって室外ファンや室外ファン周辺のベルマウスなどに当たるため、室外熱交換器だけでなく、室外熱交換器に通風するための室外ファンや室外ファン周辺のベルマウスなどにも霜が発生する場合がある。室外ファンなどに発生した霜は、室外熱交換器に発生した霜を融かす通常の除霜運転では融かすことができない。そこで、室外ファンなどに発生した霜を取り除くためにファン除霜運転を行う空気調和装置が提案されている。例えば、特許文献1に示す空気調和装置では、逆サイクル除霜運転を行って室外熱交換器を除霜をした後に、外気温度が所定の範囲内にある場合は、圧縮機から吐出された冷媒が室外熱交換器に流入する状態のままで室外ファンを所定回転数で一定時間回転させることで、室外熱交換器で加熱された温かい空気を室外ファンやベルマウスなどに当てて室外ファンやベルマウスなどに発生した霜を融かすことが記載されている。
特開2010−121789号公報
室外熱交換器が大きい場合や、室外熱交換器の形状が縦長形状あるいは横長形状となっている場合は、1台の室外熱交換器に対し2台以上の室外ファンが室外機に設けられる場合がある。このような室外機を有する空気調和装置において、特許文献1に記載のファン除霜運転を行うと、以下に記載する問題が発生する恐れがあった。
ファン除霜運転を行う際に複数台の室外ファンを全て駆動すると、ファン除霜運転時に凝縮器として機能する室外熱交換器を通過する風量が多くなり、これに起因して凝縮圧力が大きく低下する。凝縮圧力が大きく低下すれば室外熱交換器の温度(凝縮温度)も大きく低下するので、各室外ファンやベルマウスなどに当てる空気の温度も低くなる。その結果、室外ファンやベルマウスなどに発生した霜を十分に融かすことができず、室外ファンやベルマウスなどに霜が溶け残る恐れがあった。
本発明は以上述べた問題点を解決するものであって、複数台の室外ファンを除霜する際に、各室外ファンでの霜の溶け残りを防止できる空気調和装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の空気調和装置は、暖房運転時に圧縮機室内熱交換器および室外熱交換器の順で冷媒が循環する冷媒回路と、冷媒回路に備えられ圧縮機から吐出された冷媒の流れ方向を切り替える流路切替手段と、少なくとも第1室外ファンと第2室外ファンを有し、第1室外ファンと第2室外ファンは上下に並べて配置されるとともに第1室外ファンが第2室外ファンの下側に配置されている。また、除霜運転時に、第1室外ファンおよび第2室外ファンを停止させるとともに、流路切替手段を切り替えて圧縮機から吐出された冷媒を室外熱交換器に向かわせる室外熱交除霜運転を行う制御手段を有する。制御手段は、第1室外ファンおよび/または第2室外ファンに着霜していることを示すファン除霜運転開始条件が成立している場合に、室外熱交除霜運転が終了した後に圧縮機から吐出された冷媒を室外熱交換器に向かわせる運転のまま、第1室外ファンを駆動して第1室外ファンを除霜する第1室外ファン除霜運転あるいは第2室外ファンを駆動して第2室外ファンを除霜する第2室外ファン除霜運転のいずれか一方を行い、第2室外ファン除霜運転の実行時間を第1室外ファン除霜運転の実行時間より短くする。
上記のように構成した本発明の空気調和装置によれば、ファン除霜運転時に複数台の室外ファンを全て同時に駆動しないので、凝縮圧力が大きく低下しこれに起因して起こる室外熱交換器の温度の大きな低下を防ぐことができ、室外ファンで霜が溶け残ることを防止できる。
本発明の実施形態における、空気調和装置の説明図であり、(A)は冷媒回路図、(B)は室外機制御手段のブロック図である。 本発明の第1実施形態における、除霜運転時の室外機制御部での処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態における、除霜運転時の室外機制御部での処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態における、除霜運転時の室外機制御部での処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施形態としては、屋外に設置される1台の室外機に、建物の各部屋に設置される3台の室内機が並列に接続され、全ての室内機で同時に冷房運転あるいは暖房運転が行える空気調和装置を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1(A)に示すように、本実施形態における空気調和装置1は、屋外に設置される1台の室外機2と、建物の各部屋に設置され、室外機2に液管8およびガス管9で並列に接続された3台の室内機5a〜5cとを備えている。詳細には、液管8は、一端が室外機2の閉鎖弁25に、他端が分岐して室内機5a〜5cの各液管接続部53a〜53cに、それぞれ接続されている。また、ガス管9は、一端が室外機2の閉鎖弁26に、他端が分岐して室内機5a〜5cの各ガス管接続部54a〜54cに、それぞれ接続されている。以上により、空気調和装置1の冷媒回路100が構成されている。
まずは、室外機2について説明する。室外機2は、圧縮機21と、流路切替手段である四方弁22と、室外熱交換器23と、室外膨張弁24と、液管8の一端が接続された閉鎖弁25と、ガス管9の一端が接続された閉鎖弁26と、冷媒貯留器であるアキュムレータ28と、第1室外ファン27aおよび第2室外ファン27bの2台のファンからなる室外ファン27を備えている。そして、室外ファン27を除くこれら各装置が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路100の一部をなす室外機冷媒回路20を構成している。
圧縮機21は、インバータにより回転数が制御される図示しないモータによって駆動されることで、運転容量を可変できる能力可変型圧縮機である。圧縮機21の冷媒吐出側は、後述する四方弁22のポートaに吐出管41で接続されている。また、圧縮機21の冷媒吸入側は、アキュムレータ28の冷媒流出側に吸入管42で接続されている。
四方弁22は、冷媒の流れる方向を切り換えるための弁であり、a、b、c、dの4つのポートを備えている。ポートaは、前述したように圧縮機21の冷媒吐出側に吐出管41で接続されている。ポートbは、室外熱交換器23の一方の冷媒出入口と冷媒配管43で接続されている。ポートcは、アキュムレータ28の冷媒流入側と冷媒配管46で接続されている。そして、ポートdは、閉鎖弁26と室外機ガス管45で接続されている。
室外熱交換器23は、冷媒と、後述する室外ファン27の回転により室外機2内部に取り込まれた外気とを熱交換させるものである。室外熱交換器23の一方の冷媒出入口は、前述したように四方弁22のポートbに冷媒配管43で接続され、他方の冷媒出入口は室外機液管44で閉鎖弁25に接続されている。
室外膨張弁24は、室外機液管44に設けられている。室外膨張弁24は電子膨張弁であり、その開度が調整されることで、室外熱交換器23に流入する冷媒量、あるいは、室外熱交換器23から流出する冷媒量を調整する。室外膨張弁24の開度は、空気調和装置1が冷房運転を行っている場合は全開とされる。また、空気調和装置1が暖房運転を行っている場合は、後述する吐出温度センサ33で検出した圧縮機21の吐出温度に応じてその開度を制御することで、吐出温度が性能上限値を超えないようにしている。
室外ファン27は、前述したように第1室外ファン27aと第2室外ファン27bからなる。第1室外ファン27aと第2室外ファン27bは各々樹脂材で同一形状に形成されており、室外熱交換器23の近傍に上下方向に並べて配置されかつ第1室外ファン27aが下側に配置されている。第1室外ファン27aと第2室外ファン27bは、各々が図示しないファンモータによって回転することで図示しない吸込口から室外機2内部へ外気を取り込み、室外熱交換器23において冷媒と熱交換した外気を図示しない吹出口から室外機2外部へ放出する。尚、第1室外ファン27aと第2室外ファン27bは、別々に回転/停止させることが可能とされており、また、各々の回転数を異ならせることもできる。
アキュムレータ28は、前述したように、冷媒流入側が四方弁22のポートcと冷媒配管46で接続されるとともに、冷媒流出側が圧縮機21の冷媒吸入側と吸入管42で接続されている。アキュムレータ28は、冷媒配管46からアキュムレータ28内部に流入した冷媒をガス冷媒と液冷媒に分離してガス冷媒のみを圧縮機21に吸入させる。
以上説明した構成の他に、室外機2には各種のセンサが設けられている。図1(A)に示すように、吐出管41には、圧縮機21から吐出される冷媒の圧力である吐出圧力を検出する吐出圧力センサ31と、圧縮機21から吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度センサ33が設けられている。冷媒配管46におけるアキュムレータ28の冷媒流入口近傍には、圧縮機21に吸入される冷媒の圧力を検出する吸入圧力センサ32と、圧縮機21に吸入される冷媒の温度を検出する吸入温度センサ34が設けられている。
室外機液管44における室外熱交換器23と室外膨張弁24との間には、室外熱交換器23に流入する冷媒の温度あるいは室外熱交換器23から流出する冷媒の温度を検出するための熱交温度センサ35が設けられている。そして、室外機2の図示しない吸込口付近には、室外機2内に流入する外気の温度、すなわち外気温度を検出する外気温度センサ36が設けられている。
また、室外機2には、室外機制御手段200が設けられている。室外機制御手段200は、室外機2の図示しない電装品箱に格納されている制御基板に搭載されている。図1(B)に示すように、室外機制御手段200は、CPU210と、記憶部220と、通信部230と、センサ入力部240を備えている。
記憶部220は、ROMやRAMで構成されており、室外機2の制御プログラムや各種センサからの検出信号に対応した検出値、圧縮機21や室外ファン27の制御状態等を記憶している。通信部230は、室内機5a〜5cとの通信を行うインターフェイスである。センサ入力部240は、室外機2の各種センサでの検出結果を取り込んでCPU210に出力する。
CPU210は、前述した室外機2の各センサでの検出結果をセンサ入力部240を介して取り込む。また、CPU210は、室内機5a〜5cから送信される制御信号を通信部230を介して取り込む。CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、圧縮機21や室外ファン27の駆動制御を行う。また、CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、四方弁22の切り換え制御を行う。さらには、CPU210は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、室外膨張弁24の開度調整を行う。
次に、3台の室内機5a〜5cについて説明する。3台の室内機5a〜5cは、室内熱交換器51a〜51cと、室内膨張弁52a〜52cと、分岐した液管8の他端が接続された液管接続部53a〜53cと、分岐したガス管9の他端が接続されたガス管接続部54a〜54cと、室内ファン55a〜55cとを備えている。そして、室内ファン55a〜55cを除くこれら各装置が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路100の一部をなす室内機冷媒回路50a〜50cを構成している。
尚、室内機5a〜5cの構成は全て同じであるため、以下の説明では、室内機5aの構成についてのみ説明を行い、その他の室内機5b、5cについては説明を省略する。また、図1では、室内機5aの構成装置に付与した番号の末尾をaからbあるいはcに変更したものが、室内機5aの構成装置と対応する室内機5b、5cの構成装置となる。
室内熱交換器51aは、冷媒と後述する室内ファン55aの回転により図示しない吸込口から室内機5a内部に取り込まれた室内空気を熱交換させるものであり、一方の冷媒出入口が液管接続部53aに室内機液管71aで接続され、他方の冷媒出入口がガス管接続部54aに室内機ガス管72aで接続されている。室内熱交換器51aは、室内機5aが冷房運転を行う場合は蒸発器として機能し、室内機5aが暖房運転を行う場合は凝縮器として機能する。尚、液管接続部53aやガス管接続部54aには、各冷媒配管が溶接やフレアナット等により接続されている。
室内膨張弁52aは、室内機液管71aに設けられている。室内膨張弁52aは電子膨張弁であり、室内熱交換器51aが蒸発器として機能する場合、その開度は、室内熱交換器51aの一方の冷媒出口(ガス管接続部54a側)における冷媒過熱度が目標過熱度となるように調整される。また、室内熱交換器51aが凝縮器として機能する場合、その開度は、室内熱交換器51aの他方の冷媒出口(液管接続部53a側)における冷媒過冷却度が目標過冷却度となるように調整される。ここで、目標過熱度および目標過冷却度は、室内機5aで十分な暖房能力あるいは冷房能力が発揮されるための冷媒過熱度および冷媒過冷却度である。
室内ファン55aは樹脂材で形成されており、室内熱交換器51aの近傍に配置されている。室内ファン55aは、図示しないファンモータによって回転することで、図示しない吸込口から室内機5a内に室内空気を取り込み、室内熱交換器51aにおいて冷媒と熱交換した室内空気を図示しない吹出口から室内へ供給する。
以上説明した構成の他に、室内機5aには各種のセンサが設けられている。室内機液管71aにおける室内熱交換器51aと室内膨張弁52aとの間には、室内熱交換器51aに流入あるいは室内熱交換器51aから流出する冷媒の温度を検出する液側温度センサ61aが設けられている。室内機ガス管72aには、室内熱交換器51aから流出あるいは室内熱交換器51aに流入する冷媒の温度を検出するガス側温度センサ62aが設けられている。そして、室内機5aの図示しない吸込口付近には、室内機5a内に流入する室内空気の温度、すなわち吸込温度を検出する吸込温度センサ63aが設けられている。
次に、本実施形態の空気調和装置1が空調運転を行うときの、冷媒回路100における冷媒の流れや各部の動作について図1(A)を用いて説明する。以下の説明では、まず、室内機5a〜5cが暖房運転を行う場合について説明し、次に、冷房運転を行う場合について説明する。最後に、室外熱交換器23や室外ファン27の除霜を行うための除霜運転について、室外機制御部200で行う処理も含めて説明する。
<暖房運転>
図1(A)に示すように、室内機5a〜5cが暖房運転を行う場合、室外機制御手段200のCPU210は、四方弁22を実線で示す状態、すなわち、四方弁22のポートaとポートdとが連通するよう、また、ポートbとポートcとが連通するよう、切り換える。これにより、冷媒回路100を冷媒が実線矢印で示す方向に循環するようになり、室外熱交換器23が蒸発器として機能するとともに室内熱交換器51a〜51cが凝縮器として機能する。
圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は、吐出管41を流れて四方弁22に流入し、四方弁22から室外機ガス管45、閉鎖弁26、ガス管9の順に流れて、ガス管接続部54a〜54cを介して室内機5a〜5cに流入する。室内機5a〜5cに流入した冷媒は、室内機ガス管72a〜72cを流れて室内熱交換器51a〜51cに流入し、室内ファン55a〜55cの回転により室内機5a〜5c内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って凝縮する。このように、室内熱交換器51a〜51cが凝縮器として機能し、室内熱交換器51a〜51cで冷媒と熱交換を行った室内空気が図示しない吹出口から室内に吹き出されることによって、室内機5a〜5cが設置された室内の暖房が行われる。
室内熱交換器51a〜51cから流出した冷媒は室内機液管71a〜71cを流れ、室内膨張弁52a〜52cを通過して減圧される。減圧された冷媒は、室内機液管71a〜71cを流れ液管接続部53a〜53cを介して液管8に流出する。
液管8を流れる冷媒は、閉鎖弁25を介して室外機2に流入する。室外機2に流入した冷媒は、室外機液管44を流れ、吐出温度センサ33で検出した圧縮機21の吐出温度に応じた開度とされた室外膨張弁24を通過するときにさらに減圧される。室外機液管44から室外熱交換器23に流入した冷媒は、第1室外ファン27aおよび/または第2室外ファン27bの回転により室外機2内部に取り込まれた外気と熱交換を行って蒸発する。室外熱交換器23から流出した冷媒は、冷媒配管43、四方弁22、冷媒配管46、アキュムレータ28、吸入管42の順に流れ、圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。
<冷房運転>
図1(A)に示すように、室内機5a〜5cが冷房運転を行う場合、室外機制御手段200は、四方弁22を破線で示す状態、すなわち、四方弁22のポートaとポートbとが連通するよう、また、ポートcとポートdとが連通するよう、切り換える。これにより、冷媒回路100を冷媒が破線矢印で示す方向に循環するようになり、室外熱交換器23が凝縮器として機能するとともに室内熱交換器51a〜51cが蒸発器として機能する。
圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は、吐出管41を流れて四方弁22に流入し、四方弁22から冷媒配管43を流れて室外熱交換器23に流入する。室外熱交換器23に流入した冷媒は、第1室外ファン27aおよび/または第2室外ファン27bの回転により室外機2内部に取り込まれた外気と熱交換を行って凝縮する。室外熱交換器23から流出した冷媒は室外機液管44を流れ、全開とされている室外膨張弁24および閉鎖弁25を介して液管8に流出する。
液管8を流れ液管接続部53a〜53cを介して各室内機5a〜5cに流入した冷媒は、室内機液管71a〜71cを流れ、室内膨張弁52a〜52cを通過するときに減圧されて低圧の冷媒となる。室内機液管71a〜71cから室内熱交換器51a〜51cに流入した冷媒は、室内ファン55a〜55cの回転により室内機5a〜5c内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って蒸発する。このように、室内熱交換器51a〜51cが蒸発器として機能し、室内熱交換器51a〜51cで冷媒と熱交換を行った室内空気が図示しない吹出口から室内に吹き出されることによって、室内機5a〜5cが設置された室内の冷房が行われる。
室内熱交換器51a〜51cから流出した冷媒は室内機ガス管72a〜72cを流れガス管接続部54a〜54cを介してガス管9に流出する。ガス管9を流れ閉鎖弁26を介して室外機2に流入した冷媒は、室外機ガス管45、四方弁22、吸入管42を流れ、圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。
<除霜運転>
除霜運転は、背景技術で説明した逆サイクル除霜運転に相当し室外熱交換器23に発生した霜を融かす室外熱交除霜運転と、第1室外ファン27aおよびこれに対応して設けられる図示しないベルマウスなどに発生した霜を融かす第1室外ファン除霜運転と、第2室外ファン27bおよびこれに対応して設けられる図示しないベルマウスなどに発生した霜を融かす第2室外ファン除霜運転で構成されている。
以下、図2に示すフローチャートを用いて、上述した室外熱交除霜運転と第1室外ファン除霜運転と第2室外ファン除霜運転を行う際に、室外機制御部200のCPU210が実行する処理について説明する。尚、上記各除霜運転を行う際の冷媒回路100における冷媒の流れや各部の動作については、室外ファン27の動作を除いて冷房運転時と同じであるため、詳細な説明を省略する。
図2に示すフローチャートは、CPU210が除霜運転を行う際の処理の流れを示すものであり、STはステップを表しこれに続く番号はステップ番号を表している。尚、図2では、本発明に関わる処理を中心に説明しており、これ以外の処理、例えば、使用者の指示した設定温度や風量等の運転条件に対応した冷媒回路100の制御といった、空気調和装置1に関わる一般的な処理については説明を省略している。
CPU210は、暖房運転を行っているときに、除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断する(ST1)。ここで、除霜運転開始条件とは、予め試験等を行って定められたものであり、室外熱交換器23での着霜量が暖房能力に支障をきたすレベルであることを示すものである。除霜運転開始条件の具体的な例としては、暖房運転時間(空気調和装置1を暖房運転で起動した時点、あるいは、除霜運転から暖房運転に復帰した時点から暖房運転を継続している時間)が30分経過したのち、熱交温度センサ35で検出した冷媒温度が外気温度センサ36で検出した外気温度よりも5℃以上低い状態が、10分以上継続した場合や、前回の除霜運転が終了してから所定時間(例:180分)が経過した場合、等である。
除霜運転開始条件が成立していない場合は(ST1−No)、CPU210は、現在行っている暖房運転を継続し(ST16)、ST1に処理を戻す。除霜運転開始条件が成立した場合は(ST1−Yes)、CPU210は、除霜運転準備処理を実行する(ST2)。ここで、除霜運転準備処理とは、冷媒回路100を暖房運転時の状態から冷房運転時の状態に切り替える処理を指す。具体的には、CPU210は、圧縮機21および室外ファン27を停止し、四方弁22を切り替えて、冷媒回路100を冷房運転時の状態とする。
次に、CPU210は、圧縮機21を所定回転数で起動して(ST3)室外熱交換器23を除霜する室外熱交除霜運転を開始する。室外熱交除霜運転を行っているときは、CPU210は室外ファン27を停止したままとしている。これにより、圧縮機21から吐出されて室外熱交換器23に流入した冷媒は、室外熱交換器23で発生した霜を融かす。尚、室外熱交除霜運転を行うときの圧縮機21の所定回転数は、できる限り高い回転数(例えば、90rps)であることが望ましい。
次に、CPU210は、除霜運転終了条件が成立したか否かを判断する(ST4)。ここで、除霜運転終了条件とは、予め試験等を行って定められたものであり、室外熱交換器23で発生した霜が融解したと考えられる条件である。除霜運転終了条件の具体的な例としては、熱交温度センサ35で検出した室外熱交換器23から流出する冷媒温度が10℃以上となったか否かや、室外熱交除霜運転を開始してから所定時間(例:10分)が経過したか否か、等である。
除霜運転終了条件が成立していなければ(ST4−No)、CPU210は、ST3に処理を戻し圧縮機21を所定回転数で継続駆動して室外熱交除霜運転を継続する。除霜運転終了条件が成立していれば(ST4−Yes)、CPU210は、ファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断する(ST5)。ここで、ファン除霜運転開始条件とは、予め試験等を行って定められたものであり、室外ファン27や図示しないベルマウスなどに霜が発生していると考えられる条件である。ファン除霜運転開始条件の具体的な例としては、室外熱交除霜運転を開始する直前に外気温度センサ36で検出した外気温度が所定温度範囲内の温度、例えば−10℃以上5℃以下である場合、である。
ファン除霜運転開始条件が成立していなければ(ST5−No)、CPU210は、ST14に処理を進める。ファン除霜運転開始条件が成立していれば(ST5−Yes)、CPU210は、自己が有するタイマーにてタイマー計測を開始し(ST6)、第1室外ファン27aのみを第1所定回転数で起動して(ST7)、第1室外ファン除霜運転を開始する。ここで、第1所定回転数は、例えば最小回転数(例えば、290rpm)であり、第1室外ファン27aを駆動させることによって、室外熱交換器23で加熱された温かい空気を第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに当てて、第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かす。
次に、CPU210は、ST6でタイマー計測を開始してから、つまり、第1室外ファン除霜運転を開始してから第1所定時間が経過したか否かを判断する(ST8)。ここで、第1所定時間は予め試験等を行って定められた第1室外ファン除霜運転を行う時間であり、第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かすのに必要な時間(例えば、45秒)である。
第1所定時間が経過していなければ(ST8−No)、CPU210は、ST7に処理を戻して第1室外ファン除霜運転を継続する。第1所定時間が経過していれば(ST8−Yes)、CPU210は、タイマーをリセットするとともに第1室外ファン27aを停止して(ST9)第1室外ファン除霜運転を終了し、再びタイマー計測を開始して(ST10)、第2室外ファン27bのみを第2所定回転数で起動して(ST11)、第2室外ファン除霜運転を開始する。ここで、第2所定回転数は、例えば第1所定回転数と同じく最小回転数(例えば、290rpm)であり、第2室外ファン27bを駆動させることによって、室外熱交換器23で加熱された温かい空気を第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに当てて、第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かす。
次に、CPU210は、ST10でタイマー計測を開始してから、つまり、第2室外ファン除霜運転を開始してから第2所定時間が経過したか否かを判断する(ST12)。ここで、第2所定時間は予め試験等を行って定められた第2室外ファン除霜運転を行う時間でありかつ第1所定時間より短い時間であり、第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かすのに必要な時間(例えば、30秒)である。
第2所定時間が経過していなければ(ST12−No)、CPU210は、ST11に処理を戻し第2室外ファン除霜運転を継続する。第2所定時間が経過していれば(ST12−Yes)、CPU210は、タイマーをリセットするとともに第2室外ファン27bを停止して(ST13)第2室外ファン除霜運転を終了する。
ここで、室外ファン27の除霜を行うときに、第1室外ファン27aと第2室外ファン27bを同時に駆動して除霜を行わない理由と、第1室外ファン除霜運転→第2室外ファン27除霜運転の順で行いかつ第2所定時間を第1所定時間より短い時間としている理由について説明する。
まず、室外ファン27の除霜を行うときに、第1室外ファン27aと第2室外ファン27bを同時に駆動して除霜を行わない理由について説明する。室外ファン27の除霜は、前述したように、室外熱交除霜運転を完了させた後これに引き続いて実行される。具体的には、冷媒回路100を冷房運転時の状態として室外熱交換器23に高温高圧の冷媒を流入させて室外熱交換器23に発生した霜を融かし、この状態のまま(室外熱交換器23に高温高圧の冷媒が流入する状態のまま)で室外ファン27を起動する。
このとき、第1室外ファン27aと第2室外ファン27bの両方を、例えば同じ最小回転数で起動すると、いずれか1台の室外ファンを起動する場合と比べて、室外熱交換器23に流入する外気量が多くなる。室外熱交換器23に流入する外気量が多くなれば、凝縮圧力ひいては凝縮温度が大きく低下するため、第1室外ファン27aと第2室外ファン27b、および、これらに対応するベルマウスなどに当てる空気の温度が低くなる。この結果、ファン除霜運転を行っても第1室外ファン27aと第2室外ファン27b、および、これらに対応するベルマウスなどに霜の溶け残りが生じる恐れがある。
これに対し、本発明のように、まずは第1室外ファン除霜運転を行いこれに続いて第2室外ファン除霜運転を行えば、一度に駆動している室外ファン27は第1室外ファン27aあるいは第2室外ファン27bのいずれか1台となるので、室外熱交換器23に流入する外気量が第1室外ファン27aと第2室外ファン27bを同時に駆動する場合と比べて少なくなる。これにより、凝縮圧力ひいては凝縮温度は第1室外ファン27aと第2室外ファン27bを同時に駆動する場合と比べて高くなるので、第1室外ファン27aと第2室外ファン27b、および、これらに対応するベルマウスなどに当てる空気の温度が高くなり、第1室外ファン27aと第2室外ファン27b、および、これらに対応するベルマウスなどに霜の溶け残りが生じることを防止できる。
次に、第1室外ファン除霜運転→第2室外ファン27除霜運転の順に行いかつ第2所定時間を第1所定時間より短い時間とする理由について説明する。前述したように、第1室外ファン27aあるいは第2室外ファン27bを除霜するときは、室外熱交換器23で暖められた外気を、第1室外ファン27aや第2室外ファン27bを駆動することによって、第1室外ファン27aや第2室外ファン27bおよびこれらに対応するベルマウスなどに当てることでなされる。暖められた空気は自然に上昇するため、先に第1室外ファン除霜運転を行って第1室外ファン27aとこれに対応するベルマウスなどを除霜しているときに、これらに当てられる暖かい空気の一部は、第1室外ファン27aの上方に配置されている第2室外ファン27bに向かって上昇する。
第1室外ファン27aから第2室外ファン27bに向かって上昇した暖かい空気によって、第2室外ファン27bとこれに対応するベルマウスなどに発生している霜が融かされる。従って、第1室外ファン除霜運転に引き続いて第2室外ファン除霜運転を行うときには、第2室外ファン27bとこれに対応するベルマウスなどでの着霜量が減少しているため、第2室外ファン除霜運転を行う時間である第2所定時間を、第1室外ファン除霜運転を行う時間である第1所定時間に比べて短い時間としても、第2室外ファン27bとこれに対応するベルマウスなどの除霜を確実に行える。第2所定時間を第1所定時間より短くすることで、室外ファン27の除霜を行う時間が短縮でき、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間を短縮できる。
ST5の処理においてファン除霜運転開始条件が成立していないと判断した場合、あるいは、ST13の処理を終えたCPU210は、暖房運転の再開処理を実行する(ST14)。ここで、運転再開処理とは、冷媒回路100を冷房(除霜)運転時の状態から暖房運転時の状態に切り替える処理を指す。具体的には、CPU210は、圧縮機21および室外ファン27(第2室外ファン27b)を停止し、四方弁22を切り替えて、冷媒回路100を暖房運転時の状態とする。そして、CPU210は、暖房運転を再開し(ST15)、ST1に処理を戻す。
以上説明したように、室外熱交除霜運転に引き続いて室外ファン27の除霜を行うときは、第1室外ファン27aと第2室外ファン27bの両方を同時に駆動するのではなく、まず第1室外ファン27aのみ駆動して第1室外ファン除霜運転を行い、これに続いて第2室外ファン27bのみ駆動して第2室外ファン除霜運転を行うので、凝縮温度が急激に低下せず第1室外ファン27aと第2室外ファン27b、および、これらに対応するベルマウスなどに霜の溶け残りが生じることを防止できる。また、第2室外ファン除霜運転を行う時間である第2所定時間を、第1室外ファン除霜運転を行う時間である第1所定時間に比べて短い時間とすることで、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間を短縮できる。
次に、本発明の空気調和機の第2の実施形態について、図1および図3を用いて説明する。本実施形態における空気調和装置の構成や動作は、先に図1を用いて説明した第1の実施形態における空気調和装置1と同じであるため、詳細な説明を省略する。第1の実施形態と異なるのは、室外熱交除霜運転に引き続いて室外ファン27の除霜を行うときに、まずは第1室外ファン除霜運転を行い、次の室外熱交除霜運転に引き続いて室外ファン27の除霜を行うときに、第2室外ファン除霜運転を行う点である。
以下、主に図3を用いて、上述した第1の実施形態との相違点である室外ファン27の除霜に関わる処理について説明する。図3に示すフローチャートは、CPU210が除霜運転を行う際の処理の流れを示すものであり、STはステップを表しこれに続く番号はステップ番号を表している。尚、図3においても図2と同様に本発明に関わる処理を中心に説明しており、これ以外の処理、例えば、使用者の指示した設定温度や風量等の運転条件に対応した冷媒回路100の制御といった、空気調和装置1に関わる一般的な処理については説明を省略している。
また、図3におけるST21〜ST24、および、ST21−Noの場合のST39の各処理は、図2におけるST1〜ST4、および、ST16と同じ処理である。また、ST37およびST38の各処理は図2におけるST14およびST15と同じ処理である。これらの処理については詳細な説明は省略し、以下の説明では、ST25〜ST36の処理について主に説明する。
ST24において除霜運転終了条件が成立している場合は(ST24−Yes)、CPU210は記憶部220に記憶されている現在のフラグFを読み出し、読み出したフラグFが0であるか否かを判断する(ST25)。ここで、フラグFとは、これから行う室外ファン27の除霜において、第1室外ファン除霜運転あるいは第2室外ファン除霜運転のうちどちらを行うかを示すものである。フラグFが0であれば第1室外ファン除霜運転を行うことを示す。また、フラグFが1であれば第2室外ファン除霜運転を行うことを示す。
尚、フラグFは、CPU210が暖房運転終了時に0にリセットすることによって、暖房運転開始時は常に0となるようにされている。つまり、暖房運転開始時は常に第1室外ファン除霜運転から行われることとなる。
ST25において、記憶部220から読み出したフラグFが0であれば(ST25−Yes)、CPU210は、ファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断する(ST26)。ファン除霜運転開始条件が成立していなければ(ST26−No)、CPU210は、ST37に処理を進める。ファン除霜運転開始条件が成立していれば(ST26−Yes)、CPU210は、自己が有するタイマーにてタイマー計測を開始し(ST27)、第1室外ファン27aのみを第1所定回転数で起動して(ST28)、第1室外ファン除霜運転を開始する。ここで第1所定回転数は、例えば最小回転数(例えば、290rpm)であり、第1室外ファン27aを駆動させることによって、室外熱交換器23で加熱された温かい空気を第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに当てて、第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かす。
次に、CPU210は、ST27でタイマー計測を開始してから、つまり、第1室外ファン除霜運転を開始してから第3所定時間が経過したか否かを判断する(ST29)。ここで、第3所定時間は予め試験等を行って定められた第1室外ファン除霜運転を行う時間であり、第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かすのに必要な時間(例えば、90秒)である。
第3所定時間が経過していなければ(ST29−No)、CPU210は、ST28に処理を戻し第1室外ファン除霜運転を継続する。第3所定時間が経過していれば(ST29−Yes)、CPU210は、タイマーをリセットするとともに第1室外ファン27aを停止して(ST30)第1室外ファン除霜運転を終了し、フラグFを1として(ST31)記憶部220に記憶し、ST37に処理を進める。
一方、ST25において記憶部220から読み出したフラグFが0でない場合(ST25−No)、つまり、フラグFが1である場合は、CPU210は、タイマー計測を開始し(ST32)、第2室外ファン27bのみを第2所定回転数で起動して(ST33)、第2室外ファン除霜運転を開始する。ここで第2所定回転数は、例えば第1所定回転数と同じく最小回転数(例えば、290rpm)であり、第2室外ファン27bを駆動させることによって、室外熱交換器23で加熱された温かい空気を第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに当てて、第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かす。
次に、CPU210は、ST32でタイマー計測を開始してから、つまり、第2室外ファン除霜運転を開始してから第4所定時間が経過したか否かを判断する(ST34)。ここで、第4所定時間は予め試験等を行って定められた第2室外ファン除霜運転を行う時間かつ第3所定時間より短い時間であり、第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かすのに必要な時間(例えば、60秒)である。
第4所定時間が経過していなければ(ST34−No)、CPU210は、ST33に処理を戻し第2室外ファン除霜運転を継続する。第4所定時間が経過していれば(ST34−Yes)、CPU210は、タイマーをリセットするとともに第2室外ファン27bを停止して(ST35)第2室外ファン除霜運転を終了し、フラグFを0として(ST36)記憶部220に記憶し、ST37に処理を進める。
ここで、以上に説明したST25〜ST36の処理において、フラグFの値の判断を先に行い、フラグFが0である場合にファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断する理由について説明する。前述したように、暖房運転開始時はフラグFが0となるようにし、暖房運転開始後はまず第1室外ファン27除霜運転を行うようにしている。従って、室外ファン27の除霜を開始する前にファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断する必要がある。
一方、ファン除霜運転開始条件が成立し、最初に第1室外ファン除霜運転を行うときは、第2室外ファン27bおよびこれに対応するベルマウスなどにも霜が発生していると考えられる。そこで、ST25においてフラグFが1であるときは、先にファン除霜運転開始条件が成立して第1室外ファン除霜運転を行ったことを示しているので、ファン除霜運転開始条件の成立を判断せずに第2室外ファン除霜運運転を行うようにしている。
尚、第4所定時間を第3所定時間より短い時間としている理由については、第1の実施形態と同じである。すなわち、先に第1室外ファン除霜運転を行って第1室外ファン27aとこれに対応するベルマウスなどを除霜しているときに発生する暖かい空気によって、第1室外ファン27aより上側に設置されている第2室外ファン27bとこれに対応するベルマウスなどに発生している霜が融かされる。従って、第2室外ファン除霜運転を行う時間である第4所定時間を、第1室外ファン除霜運転を行う時間である第3所定時間に比べて短い時間としても、第2室外ファン27bとこれに対応するベルマウスなどの除霜を確実に行える。
以上説明したように、本実施形態では、室外熱交除霜運転に引き続いて室外ファン27の除霜を行うときは、第1室外ファン27aと第2室外ファン27bの両方を同時に駆動させるのではなく、まず第1室外ファン除霜運転を行って除霜運転を終了し、次に室外熱交除霜運転を行うときに第2室外ファン27除霜運転を行う。これにより、凝縮温度が急激に低下せず第1室外ファン27aと第2室外ファン27b、および、これらに対応するベルマウスなどに霜の溶け残りが生じることを防止できる。
また、第1の実施形態では、1回の除霜運転で第1室外ファン除霜運転を第1所定時間駆動しこれに引き続いて第2室外ファン除霜運転を第2所定時間駆動しているのに対し、本実施形態では1回の除霜運転で第1室外ファン除霜運転を第3所定時間行う、あるいは、第2室外ファン除霜運転を第4所定時間行う。これにより、第1の実施形態のように室外熱交除霜運転に引き続き第1室外ファン除霜運転と第2室外ファン除霜運転を順に行う場合と比べて、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間を短くできる。さらには、第4所定時間を第3所定時間に比べて短い時間とすることで、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間をさらに短縮できる。
次に、本発明の空気調和機の第3の実施形態について、図1および図4を用いて説明する。本実施形態における空気調和装置の構成や動作は、先に説明した第1の実施形態あるいは第2の実施形態における空気調和装置1と同じであるため、詳細な説明を省略する。本実施形態は、室外熱交除霜運転に引き続いて行う室外ファン27の除霜を行う場合に、第1室外ファン除霜運転あるいは第2室外ファン除霜運転のいずれか一方を行う点と、先に第1室外ファン除霜運転を行う点については第2の実施形態と同じであるが、以下の点が第2の実施形態と異なる。
まず、後述するような方法で、本実施形態で第1室外ファン除霜運転や第2室外ファン除霜運転を行うのは、暖房運転時に、上側に配置された第2室外ファン27bで発生する着霜量が、下側に設置された第1室外ファン27aで発生する着霜量より少ないことが予め試験等を行うことで判明している場合である。
そして、本実施形態では、まず室外熱交除霜運転の終了後に第1室外ファン除霜運転を行って除霜運転を終了し、次の室外熱交除霜運転の終了後に再び第1室外ファン除霜運転を行って除霜運転を終了する。そして、その次の室外熱交除霜運転の終了後に第2室外ファン除霜運転を行って除霜運転を終了する。つまり、第1室外ファン除霜運転を2回行うのにつき第2室外ファン除霜運転を1回行う。このとき、第1室外ファン除霜運転を行う時間である第5所定時間と第2室外ファン除霜運転を行う時間である第6所定時間を同じ時間とする、あるいは、第6所定時間を第5所定時間より短い時間とする。
このように、第2室外ファン除霜運転の回数(以降、第2所定回数と記載)を、第1室外ファン除霜運転の回数(以降、第1所定回数と記載)より少なくすることで、第2室外ファン除霜運転を行う時間を第1室外ファン除霜運転を行う時間より短くしている。これにより、第1の実施形態のように室外熱交除霜運転に引き続き第1室外ファン除霜運転と第2室外ファン除霜運転を順に行う場合に比べて、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間を短くできる。また、着霜量の多い第1室外ファン27aとこれに対応するベルマウスなどの除霜を確実に行うことができる。さらには、第6所定時間を第5所定時間より短い時間とすることで、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間をさらに短縮できる。
尚、上述した第1所定回数および第2所定回数と、第5所定時間および第6所定時間は、各々が予め試験等を行って定められたものであり、第1室外ファン27aおよび第2室外ファン27bとこれらに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かすのに必要な、第1室外ファン除霜運転を行う時間および第2室外ファン除霜運転を行う時間となるように定められるものである。
以下、主に図4を用いて、上述した第2の実施形態との相違点である室外ファン27の除霜に関わる処理について説明する。図4に示すフローチャートは、CPU210が除霜運転を行う際の処理の流れを示すものであり、STはステップを表しこれに続く番号はステップ番号を表している。尚、図4においても図3と同様に本発明に関わる処理を中心に説明しており、これ以外の処理、例えば、使用者の指示した設定温度や風量等の運転条件に対応した冷媒回路100の制御といった、空気調和装置1に関わる一般的な処理については説明を省略している。
また、図4におけるST42〜ST45、および、ST42−Noの場合のST61の各処理は、図3におけるST21〜ST24、および、ST39と同じ処理である。また、ST59およびST60の各処理は図3におけるST37およびST38と同じ処理である。これらの処理については詳細な説明は省略し、以下の説明では、ST41およびST46〜ST58の処理について主に説明する。
まず、CPU210は、暖房運転時の制御を開始するにあたり、記憶部220に記憶しているフラグFを読み出し、フラグFを1として(ST41)記憶部220に記憶する。ここでフラグFとは、これから行う室外ファン27の除霜に際し、第1室外ファン除霜運転あるいは第2室外ファン除霜運転のどちらを行うかを示すものであり、後述するようにフラグFが3の倍数であれば第2室外ファン除霜運転を行うことを示し、フラグFが3の倍数でなければ第1室外ファン除霜運転を行うことを示す。
ST41の処理を終えたCPU210は、ST42に処理を進める。
ST46において、CPU210は、ファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断する(ST46)。ファン除霜運転開始条件が成立していなければ(ST46−No)、CPU210は、フラグFを1として(ST58)、ST59に処理を進める。ファン除霜運転開始条件が成立していれば(ST46−Yes)、CPU210は、記憶部220からフラグFを読み出し、読み出したフラグFが3の倍数であるか否かを判断する(ST47)。
記憶部220から読み出したフラグFが3の倍数でなければ(ST47−No)、CPU210は、自己が有するタイマーにてタイマー計測を開始し(ST48)、第1室外ファン27aのみを第1所定回転数で起動して(ST49)、第1室外ファン除霜運転を開始する。尚、第1室外ファン除霜運転を行うときの第1所定回転数は、例えば最小回転数(例えば、290rpm)であり、第1室外ファン27aを駆動させることによって、室外熱交換器23で加熱された温かい空気を第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに当てて、第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かす。
次に、CPU210は、ST48でタイマー計測を開始してから、つまり、第1室外ファン除霜運転を開始してから第5所定時間が経過したか否かを判断する(ST50)。ここで、第5所定時間は、前述したように予め試験等を行って定められた第1室外ファン除霜運転を行う時間であり、第1室外ファン27aや第1室外ファン27aに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かすのに必要な時間(例えば、60秒)である。
第5所定時間が経過していなければ(ST50−No)、CPU210は、ST49に処理を戻し第1室外ファン除霜運転を継続する。第5所定時間が経過していれば(ST50−Yes)、CPU210は、タイマーをリセットするとともに第1室外ファン27aを停止して(ST51)第1室外ファン除霜運転を終了し、現在のフラグFに1を加えて(ST52)記憶部220に記憶し、ST59に処理を進める。
一方、ST47において記憶部220から読み出したフラグFが3の倍数であれば(ST47−No)、CPU210は、タイマー計測を開始し(ST53)、第2室外ファン27bのみを第2所定回転数で起動して(ST54)、第2室外ファン除霜運転を開始する。尚、第2室外ファン除霜運転を行うときの第2所定回転数は、例えば第1所定回転数と同じく最小回転数(例えば、290rpm)であり、第2室外ファン27bを駆動させることによって、室外熱交換器23で加熱された温かい空気を第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに当てて、第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かす。
次に、CPU210は、ST53でタイマー計測を開始してから、つまり、第2室外ファン除霜運転を開始してから第6所定時間が経過したか否かを判断する(ST55)。ここで、第6所定時間は、前述したように予め試験等を行って定められた第2室外ファン除霜運転を行う時間であり、第2室外ファン27bや第2室外ファン27bに対応するベルマウスなどに発生した霜を融かすのに必要な時間(例えば、60秒)である。
第6所定時間が経過していなければ(ST55−No)、CPU210は、ST54に処理を戻し第2室外ファン除霜運転を継続する。第6所定時間が経過していれば(ST55−Yes)、CPU210は、タイマーをリセットするとともに第2室外ファン27bを停止して(ST56)第2室外ファン除霜運転を終了し、現在のフラグFに1を加えて(ST57)記憶部220に記憶し、ST59に処理を進める。
以上説明したように、本実施形態では、フラグFが3の倍数であるか否かで第1室外ファン除霜運転あるいは第2室外ファン除霜運転のどちらを行うかを決定することで、第1室外ファン除霜運転を第1所定回数(本実施形態では、2回)行うのにつき、第2室外ファン27bのみ駆動するファン除霜運転を第1所定回数より少ない第2所定回数(本実施形態では、1回)行っている。
具体的には、例えば、暖房運転開始後に初めてファン除霜運転を行うときは、ST41の処理によりフラグFが1となっている、つまり、フラグFが3の倍数ではない。この場合、ST47の判断が「No」となって第1室外ファン除霜運転が行われ、ST52の処理でフラグF=1+1=2となる。次にファン除霜運転を行うときはフラグFが2となっている、つまり、今回もフラグFが3の倍数ではないので、ST47の判断が「No」となって第1室外ファン除霜運転のみが行われ、ST52の処理でフラグF=2+1=3となる。そして、次にファン除霜運転を行うときはフラグFが3となっている、つまり、フラグFが3の倍数なので、ST47の判断が「Yes」となって第2室外ファン除霜運転が行われ、ST57の処理でフラグF=3+1=4となる。これ以降、上記処理が繰り返されることによって、第1室外ファン除霜運転が2回行われる毎にフラグFが3の倍数となって第2室外ファン除霜運転が1回行われることが繰り返される。
ここで、以上に説明したST46〜ST59の処理において、第2の実施形態とは異なりフラグFの値の判断より先にファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断する理由について説明する。第2の実施形態では、フラグの値の判断(図3のST25)をファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断(図3のST26)より先に行うことによって、一旦ST26でファン除霜運転開始条件が成立して最初のファン除霜運転で第1室外ファン除霜運転を行った場合は、次のファン除霜運転で第2室外ファン除霜運転を必ず行うようにしていた。これは、第2の実施形態では、第1室外ファン27aと第2室外ファン27bの各々の着霜量がほぼ同じであることを前提としているためであり、第2室外ファン27bでの霜の溶け残りを防ぐためである。
一方、本実施形態では、前述したように第2室外ファン27bで発生する着霜量が第1室外ファン27aで発生する着霜量より少ないことが予め判明している。この場合、ファン除霜運転開始条件が成立しない状況であれば、上側に設置された第2室外ファン27bではほとんど霜が発生していないと考えられる。そこで、本実施形態では、まずはファン除霜運転開始条件が成立しているか否かを判断(図4のST46)し、次にフラグの値の判断(図4のST47)を行い、かつ、ファン除霜運転開始条件が成立していない場合はフラグFが1として(図4のST58)フラグFを3の倍数としないようにしている。これにより、ファン除霜運転開始条件が成立、つまり、室外ファン27の除霜が必要となった場合は、必ず着霜量が多い第1室外ファン27aから除霜が行われるようにしている。
以上説明したように、本実施形態では、第2室外ファン除霜運転の回数である第2所定回数を第1室外ファン除霜運転の回数である第1所定回数より少なくすることで、第2室外ファン除霜運転の時間を第1室外ファン除霜運転の時間より短くしている。これにより、第1の実施形態のように室外熱交除霜運転に引き続き第1室外ファン除霜運転と第2室外ファン除霜運転を順に行う場合に比べて、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間を短くできる。また、着霜量の多い第1室外ファン27aとこれに対応するベルマウスなどの除霜を確実に行うことができる。
尚、本実施形態では、第5所定時間と第6所定時間を同じ時間(ともに60秒)としているが、これに限るものではなく、第6所定時間を第5所定時間より短い時間としてもよい。これにより、室外熱交除霜運転を行う時間も含めた暖房運転を中断する時間をさらに短縮できる。
また、本実施形態では、第1所定回数を2回、第2所定回数を1回とした場合を説明したが、例えば、第1所定回数を3回、第2所定回数を2回というように、予め確認した室外ファン27の着霜状態に応じて、第1所定回数>第2所定回数となる範囲で適宜各所定回数を変更してもよい。
1 空気調和装置
2 室外機
5a〜5c 室内機
21 圧縮機
22 四方弁
23 室外熱交換器
27 室外ファン
27a 第1室外ファン
27b 第2室外ファン
35 熱交温度センサ
36 外気温度センサ
100 冷媒回路
200 室外機制御部
210 CPU

Claims (4)

  1. 暖房運転時に、圧縮機、室内熱交換器、および室外熱交換器の順で冷媒が循環する冷媒回路と、
    前記冷媒回路に備えられ、前記圧縮機から吐出された冷媒の流れ方向を切り替える流路切替手段と、
    少なくとも第1室外ファンと第2室外ファンを有し、前記第1室外ファンと前記第2室外ファンは上下に並べて配置されるとともに前記第1室外ファンが前記第2室外ファンの下側に配置され、
    除霜運転時に、前記第1室外ファンおよび前記第2室外ファンを停止させるとともに、前記流路切替手段を切り替えて前記圧縮機から吐出された冷媒を前記室外熱交換器に向かわせる室外熱交除霜運転を行う制御手段を有する空気調和装置であって、
    前記制御手段は、
    前記第1室外ファンおよび/または前記第2室外ファンに着霜していることを示すファン除霜運転開始条件が成立している場合に、前記室外熱交除霜運転が終了した後に前記圧縮機から吐出された冷媒を前記室外熱交換器に向かわせる運転のまま、前記第1室外ファンを駆動して同第1室外ファンを除霜する第1室外ファン除霜運転あるいは前記第2室外ファンを駆動して同第2室外ファンを除霜する第2室外ファン除霜運転のいずれか一方を行い、
    前記第2室外ファン除霜運転の実行時間を前記第1室外ファン除霜運転の実行時間より短くする、
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記第1室外ファン除霜運転と前記第2室外ファン除霜運転は連続して行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記室外熱交除霜運転が終了した後に前記第1室外ファン除霜運転を行い、前記暖房運転に復帰した後、前記室外熱交除霜運転を行う場合は、当該室外熱交除霜運転が終了した後に前記第2室外ファン除霜運転を行い、
    前記室外熱交除霜運転が終了した後に前記第2室外ファン除霜運転を行い、前記暖房運転に復帰した後、前記室外熱交除霜運転を行う場合は、当該室外熱交除霜運転が終了した後に前記第1室外ファン除霜運転を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 前記第1室外ファン除霜運転は、予め定められた第1所定回数連続で行われ、
    前記第2室外ファン除霜運転は、予め定められた第2所定回数連続で行われ、
    前記第2所定回数は前記第1所定回数より少ない回数である、
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置。
JP2016011984A 2016-01-26 2016-01-26 空気調和装置 Active JP6610287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011984A JP6610287B2 (ja) 2016-01-26 2016-01-26 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011984A JP6610287B2 (ja) 2016-01-26 2016-01-26 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017133714A JP2017133714A (ja) 2017-08-03
JP6610287B2 true JP6610287B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=59504883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016011984A Active JP6610287B2 (ja) 2016-01-26 2016-01-26 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6610287B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6965736B2 (ja) * 2017-12-27 2021-11-10 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
JP7000902B2 (ja) * 2018-02-15 2022-01-19 株式会社富士通ゼネラル 空気調和装置
CN110836456A (zh) * 2018-08-17 2020-02-25 青岛海尔空调器有限总公司 空调器抑制结霜控制方法
JP7096117B2 (ja) * 2018-09-26 2022-07-05 東芝キヤリア株式会社 空気調和機
CN111895605B (zh) * 2020-08-12 2021-10-08 珠海格力电器股份有限公司 空调化霜的控制方法、装置、空调及计算机可读存储介质
CN115978718A (zh) * 2022-12-06 2023-04-18 珠海格力电器股份有限公司 除霜控制方法、装置、电子设备及存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085484A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Daikin Ind Ltd 空気調和機用室外機
JP4666061B2 (ja) * 2008-11-17 2011-04-06 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
JP5334554B2 (ja) * 2008-12-15 2013-11-06 三菱電機株式会社 空気調和装置
JP6204110B2 (ja) * 2013-08-09 2017-09-27 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017133714A (ja) 2017-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6610287B2 (ja) 空気調和装置
JP6528623B2 (ja) 空気調和装置
EP2840324B1 (en) Outdoor unit of air conditioner and air conditioner
JP5574028B1 (ja) 空気調和装置
JP2016161256A (ja) 空気調和装置
JP5549773B1 (ja) 空気調和装置
JP5549771B1 (ja) 空気調和装置
JP6580149B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP5590195B1 (ja) 空気調和装置
JP2018066502A (ja) 空気調和機
JP2019078411A (ja) 空気調和機
JP7000902B2 (ja) 空気調和装置
WO2012032681A1 (ja) 空気調和機
WO2012042692A1 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2019116993A (ja) 空気調和機
JP7009808B2 (ja) 空気調和装置
JP6965736B2 (ja) 空気調和機
JP2017150678A (ja) 空気調和装置
JP6819112B2 (ja) 空気調和装置
JP2018159520A (ja) 空気調和装置
JP2016090092A (ja) 空気調和装置
JP2018115805A (ja) 空気調和装置
JP6825443B2 (ja) 空気調和装置
JP2018162924A (ja) 空気調和装置
JP3998346B2 (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191014

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6610287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151