JP6610226B2 - 半導体単結晶棒の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原料結晶棒を誘導加熱コイルで加熱溶融して溶融帯域を形成し、この溶融帯域を移動させることで晶出側半導体単結晶棒を育成するFZ法(フローティングゾーン法または浮遊帯溶融法)による半導体単結晶棒の製造装置に関する。
従来のFZ法で用いられる半導体単結晶棒の製造装置および製造方法について、図2を参照して説明する。図2に示す半導体単結晶棒の製造装置115は、例えば、原料結晶棒101および晶出側単結晶棒(育成単結晶棒)102を収容するチャンバー112と、原料結晶棒101と晶出側単結晶棒102の間に溶融帯域(浮遊帯域)111を形成するための加熱源となる誘導加熱コイル107と、誘導加熱コイル107に電力を供給する高周波発振機113と、原料結晶棒101を保持するための上部保持具104と、原料結晶棒101を回転・移動させるための上軸103と、晶出側単結晶棒102を保持するための下部保持具106と、晶出側単結晶棒102を回転・移動させるための下軸105を備えている。
誘導加熱コイル107は、その内部を冷却水が通ることにより冷却される。そして、原料結晶棒101の一部分を、誘導加熱コイル107で溶融して溶融帯域111を形成し、その誘導加熱コイル107に対し上側の原料結晶棒101および下側の晶出側単結晶棒102を軸方向へ移動させることにより溶融帯域111を軸方向に移動させて、晶出側単結晶棒102を育成する。このような浮遊溶融帯域半導体製造方法において、溶融帯域111およびその付近をCCDカメラで撮像し、その画像を画像処理して幾何学量を測定し、その測定値に応じて制御出力量を計算し、誘導加熱コイル107に供給する電力や、移動回転軸に固定された晶出側半導体単結晶棒102および原料結晶棒101の移動速度や回転速度を調節するような半導体単結晶棒の製造装置および製造方法が知られている(特許文献1〜3)。
近年、FZ法による半導体単結晶棒の製造においても大直径ウェーハの要求が多くなり、シリコン単結晶においては直径150mm、あるいは、直径200mmを超える大直径化ウェーハを安定製造する必要が出てきた。
大直径結晶においては、これまでに比較してより多くの原料を溶融させて、溶融帯域のメルトを保持する必要がある。そのため、溶融帯域のメルト量はこれまでと比較して大幅に増加しており、その熱容量も大きくなっている。さらに、誘導加熱コイルからの溶融パワーを増加させることも必須である。そのため、誘導加熱コイルにより大きな電力が供給されることになり、その誘導加熱コイルのスリット部で放電が頻発するようになった。ひとたび、誘導加熱コイルにて放電が発生すると高周波出力が停止するため、溶融帯域のメルトが滴下してしまうことがあった。また、誘導加熱コイルにて放電が発生すると、その誘導加熱コイルが融解し、そこから冷却水が漏れる場合もあった。
特公平5-71552号公報 特公平6-51598号公報 特公平6-57630号公報
近年の大直径化に伴い、結晶成長中の溶融帯域のメルトの量が多くなってきている。そのため、誘導加熱コイルの放電トラブルや地震などにより、溶融帯域のメルトが滴下してチャンバーの底部に接触し、水冷されているチャンバーが溶けるなどの半導体単結晶棒製造装置への重大な損傷が発生していた。
また、チャンバー内において、誘導加熱コイルの放電トラブルなどにより、水冷している誘導加熱コイルやその他の冷却水ラインから水漏れが発生することがあった。そして、これらの漏れ出た水が、溶融帯域のメルトと接触すると、水蒸気が発生しチャンバー内の圧力が急激に上昇してしまい、チャンバーが損傷する可能性がある。また、チャンバー内で水漏れが発生し、チャンバーの下部に水が溜まった場合には、誘導加熱コイルの放電、地震、又はその他の要因でそこに溶融帯域のメルトが滴下すると、高温のメルトと水が接触し、水蒸気が発生し急激な圧力上昇が起こる可能性があった。特に、後者の水が溜まったところに高温のメルトが接触した場合には、急激な圧力上昇により水蒸気爆発に至る可能性も考慮する必要がある。
さらに、上述した大直径化による結晶成長中の溶融帯域のメルトの量の増加に伴い、メルトの持っている熱容量が大きくなっているため、漏れた水との接触により水へ与える熱エネルギーも大きくなり、上記のような急激な圧力上昇が発生するリスクが高くなっていた。
本発明者らが、従来のFZ法による半導体単結晶棒の製造装置について鋭意研究を行ったところ、溶融帯域のメルトが滴下した場合、容易にチャンバー底部へ到達してしまう構造となっていたことが分かった。また、従来のFZ法による半導体単結晶棒の製造装置では、チャンバー内での冷却水漏れの検出をオペレーターの目視に頼っており、早期発見が困難であった。そのため、チャンバー内で水漏れがあった場合には、チャンバー内の急激な圧力上昇とそれによるチャンバー損傷のリスクが潜在リスクとして存在していた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、誘導加熱コイルの放電トラブルや地震などで溶融帯域のメルトの滴下が発生した場合でも、チャンバーの損傷を確実に防止することができる半導体単結晶棒の製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも、原料結晶棒および晶出側単結晶棒を収容するチャンバーと、前記原料結晶棒の一部分を加熱溶融して溶融帯域を形成するための誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルに電力を供給する高周波発振機とを有するFZ法による半導体単結晶棒の製造装置であって、
前記チャンバー内に、前記溶融帯域から滴下したメルトを受けるための受け皿を具備するものであることを特徴とする半導体単結晶棒の製造装置を提供する。
このように、チャンバー内に受け皿を具備したFZ法による半導体単結晶棒の製造装置であれば、滴下したメルトを受け皿に収容することができ、メルトがチャンバーの底部と接触することを防ぐことができるので、メルトによるチャンバーの損傷を確実に防止することができる。
このとき、前記半導体単結晶棒の製造装置は、前記チャンバー内に、さらに、水漏れを検出する漏水センサーを具備するものであることが好ましい。
このように、さらに漏水センサーを具備した半導体単結晶棒の製造装置であれば、チャンバー内で冷却水が漏れた場合に、早期に発見することができ、製造装置の修理等の適切な措置を直ちに行うことができる。さらには、チャンバー内にメルトを受ける受け皿と漏水センサーの両方を具備することにより、冷却水と高温のメルトが接触することをより確実に防止することができ、チャンバー内の急激な圧力上昇が発生するリスクをほぼ零とすることができる。
このとき、前記受け皿は、前記原料結晶棒よりも高融点の材料からなるものであることが好ましい。
このような高融点の材料からなる受け皿であれば、溶融帯域から滴下したメルトを確実に収容し、メルトのチャンバーへの接触をより確実に防止することができる。
以上のように、本発明によれば、FZ法による半導体単結晶棒の製造装置において、溶融帯域からのメルトの滴下によるチャンバーの損傷を確実に防止することができる。さらに、万が一、冷却水漏れおよびメルトの滴下が重なった場合に発生し得るチャンバー内の急激な圧力上昇のリスクをほぼ零にすることができ、安全に半導体単結晶棒の製造を行うことが可能となる。
本発明のFZ法による半導体単結晶棒の製造装置の一例を示す概略図である。 従来のFZ法による半導体単結晶棒の製造装置の一例を示す概略図である。
以下、本発明について、実施態様の一例として、図を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
前述したように、従来のFZ法による半導体単結晶棒の製造装置においては、誘導加熱コイルの放電トラブルや地震などにより溶融帯域のメルトが滴下した場合、チャンバー底部にメルトが到達してしまい、チャンバーが溶けるなどして、チャンバーを損傷することがあった。
また、従来のFZ法による半導体単結晶棒の製造装置においては、チェンバー内での冷却水漏れの検知はオペレーターの目視に頼っていた。しかしながら、チャンバーはその保温や断熱の観点から、オペレーターからは内部の一部分しか確認できない構造となっており、水漏れを確実に見つけることは困難であった。
本発明者らは、冷却水漏れによりチャンバー底部に溜まった水に高温のメルトが到達し、水蒸気によりチャンバー内の圧力が急激に上昇し、チャンバーが損壊する可能性があることを見出した。そこで、溶融帯域の下部にメルトの受け皿を備えることにより、チャンバーの損傷を防止するとともに、チャンバー内の冷却水漏れを早期に発見するために、チャンバー内に漏水センサーを設置し、漏水が検出された場合には切電する等適切な措置を行うことにより、急激な圧力上昇が発生する可能性をほぼ零とすることができることを見出し、本発明を完成させた。
以下では、まず本発明の半導体単結晶棒の製造装置について図1を参照して詳細に説明する。
図1に本発明の半導体単結晶棒の製造装置の概略図を示す。この半導体単結晶棒の製造装置15は、例えば、少なくとも、原料結晶棒1および晶出側単結晶棒(育成単結晶棒)2を収容するチャンバー12と、原料結晶棒1および晶出側単結晶棒2の間に溶融帯域(浮遊帯域)11を形成するための加熱源となる誘導加熱コイル7と、誘導加熱コイル7に電力を供給する高周波発振機13と、原料結晶棒1を保持するための上部保持具4と、原料結晶棒1を回転・移動させるための上軸3と、晶出側単結晶棒2を保持するための下部保持具6と、晶出側単結晶棒2を回転・移動させるための下軸5とを備えるものである。ここまでは、一般的なFZ法による半導体単結晶棒の製造装置と略同様である。
本発明の半導体単結晶棒の製造装置15では、さらに、溶融帯域11からメルトが滴下した場合にそれを収容する受け皿21がチャンバー内に、好ましくはチャンバーの底部より上方に配置されている。この受け皿21は、溶融金属(原料結晶棒)の融点よりも高融点の材料、特には高融点金属からなることが好ましい。例えば、半導体単結晶棒の製造装置15が、シリコン単結晶の製造装置であれば、シリコンよりも高融点であるモリブデン(Mo)製の受け皿とすることができる。また、モリブデンの他にも、同様にシリコンよりも高融点の金属であるタングステン(W)などを受け皿の材料として用いることもできる。さらに、石英やグラファイト、セラミックスなどのシリコンより融点が高い非金属材料を用いることもできる。
また、この受け皿21の容量が、溶融帯域中の溶融メルトの体積より大きいものを使用することが好ましい。さらに、受け皿21は、溶融帯域11の直径の最も大きい部分よりも大きな直径を有する円形の受け皿であることが好ましく、溶融帯域11の下方に配置されることが好ましい。このことにより、万が一メルトが滴下した場合でも、十分な容量を持つ高融点の受け皿21により、メルトがチャンバー底部に到達することが確実に抑止される。尚、受け皿21の形状は平面視で円形であることが好ましいが、これに限定されるものではない。
このように、受け皿21をチャンバー内に配置することにより、仮にチャンバー底部に漏水が溜まっているような場合でも、高温のメルトと水の接触によるチャンバー内部の急激な圧力の上昇を防ぐことができる。
本発明の半導体単結晶棒の製造装置15には、さらに、漏水を検知するための漏水センサー20がチャンバー12の底部に設けられている。漏水センサー20として、抵抗式の漏水センサーや光電式の漏水センサーを使用することができる。漏水センサー20は、わずかな漏水でも検出できるように、少なくともチャンバー12の底面に設けられることが好ましい。しかしながらこれに限定されず、チャンバー内で漏水が発生した場合に直ちに検出しやすい位置、例えば、誘導加熱コイル7の下方や冷却水の循環路の下方に配置することもできる。さらに、これらの複数の位置に配置してもよい。
次に、上述したような本発明の半導体単結晶棒の製造装置15を用いた、半導体単結晶棒の製造方法について以下で説明する。
まず、原料結晶棒1をチャンバー12内に設置された上軸3の上部保持具4に保持する。一方、直径の小さい単結晶の種(種結晶)9を原料結晶棒1の下方に位置する下軸5の下部保持具6に保持する。次に、高周波発振機13によって電極8を介して誘導加熱コイル7により原料結晶棒1を加熱、溶融させて種結晶9に融着させる。その後、種絞りにより絞り部10を形成して育成する単結晶を無転位化する。
そして、上軸3と下軸5を回転させながら原料結晶棒1と晶出側単結晶棒2を下降させて溶融帯域11を原料結晶棒1と晶出側単結晶棒2の間に形成し、その溶融帯域11を原料結晶棒1の上端まで移動させてゾーニングし、晶出側単結晶棒2を成長させる。
上記の半導体単結晶棒の製造工程において、メルトが溶融帯域から滴下した場合であっても、受け皿21でメルト受けることができるので、メルトがチャンバー底部に到達することが確実に抑止される。
さらに、上記の半導体単結晶棒の製造工程中に、万が一冷却水が漏れた場合、漏水センサー20で漏水を検知し、漏水アラームを発報させ、オペレーターに通知する。このようにすることにより、半導体単結晶棒の製造を中止して切電するなどの適切な措置を即座に実施することができ、安全に装置を停止することができる。尚、半導体単結晶棒の製造装置の停止は、オペレーターが手動で行ってもよいし、自動停止するようにしてもよい。
半導体単結晶棒の製造装置を、以上のような受け皿と漏水センサーを備えた構成とすることにより、溶融帯域から滴下したメルトによるチャンバー底部の損傷を防ぐことができるのに加え、チャンバーの底部に水が溜まった状態で、滴下したメルトと水が接触することによるチャンバー内の急激な圧力上昇の発生を確実に防ぐことができる。それにより、半導体単結晶棒の製造装置を安全に操業(稼働)することが可能になる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例)
図1に示したFZ法による半導体単結晶棒の製造装置15を用いて、直径200mmのシリコン単結晶棒を製造した。
すなわち、シリコン単結晶棒の成長は、原料結晶棒1を誘導加熱コイル7により溶融して種結晶9に融着させ、さらにこの種付けの際に結晶に生じた転位を抜くための絞りを行う工程を行った後、シリコン単結晶を200mmの直径まで拡げながら成長させる工程、および、シリコン単結晶棒を200mmの一定の直径に制御しつつ成長させていく工程を経て行った。この際、FZ法による半導体単結晶棒の製造装置15として、チャンバー12の底部に抵抗式の漏水センサー20を敷設し、さらには、モリブデン製のメルトの受け皿21を溶融帯域11の下方に配置したものを用いた。
そして、直径200mmのシリコン単結晶棒の製造を所定期間実施したところ、地震の揺れなどにより溶融帯域のメルトが滴下することはあったが、それらはすべて受け皿21の上に落下し、固化していた。すなわち、チャンバー12の底部にメルトが到達することは一度もなかった。従って、チャンバー12が損傷することも一度もなかった。
また、直径200mmのシリコン単結晶棒の製造を所定期間実施したところ、誘導加熱コイル7からの水漏れにより、チャンバー12内に水が溜まることがあったが、漏水センサー20が機能することにより、水漏れを即座に発見することができた。そして、漏水が確認された際には、半導体単結晶棒の製造装置15の稼働を停止し、漏れた水を除去するなどの適切な措置を迅速に行うことができた。
さらには、チャンバー12内での水とメルトとの接触が確実に防止されたため、チャンバー12内の圧力が急激に上昇するような事態も一度も発生しなかった。このようにして、チャンバー12の底部に溜まった水と溶融帯域11から滴下したメルトの接触による急激な圧力上昇が発生するリスクをほぼ零とすることができた。
(比較例)
シリコン単結晶棒の製造を行う際、実施例とは異なり、チャンバーの底部にメルトの受け皿および漏水センサーを設置していない図2のような従来の半導体単結晶棒の製造装置115を用いて操業を行った。
この場合には、地震により溶融帯域のメルトが大量に滴下した場合に、チャンバー112の底部にメルトが到達し、チャンバー112は破壊には至らなかったが、底部に損傷を受けたことがあった。また、もし、この際に水漏れが発生していたら、水とメルトが接触する可能性があった。
本発明の半導体単結晶棒の製造装置によれば、実施例に示したように、シリコン結晶棒製造中にチャンバー内で溶融帯域のメルトが滴下した場合でもチャンバー底部へのメルトの到達を確実に防止することができた。これに対し、比較例の従来の半導体単結晶棒の製造装置では、チャンバーの底部に重大な損傷が発生する場合があった。さらに、本発明の半導体単結晶棒の製造装置によれば、冷却水漏れを早期に検出することで、水と高温のメルトとの接触を確実に防ぐことができた。それにより、チャンバー内の急激な圧力上昇のリスクをほぼ零にすることができ、安全に半導体単結晶棒の製造を行うことが可能となった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1…原料結晶棒、 2…晶出側単結晶棒(育成単結晶棒)、 3…上軸、
4…上部保持具、 5…下軸、 6…下部保持具、 7…誘導加熱コイル、
8…電極、 9…種結晶、 10…絞り部、 11…溶融帯域(浮遊帯域)、
12…チャンバー、 13…高周波発振機、
15…本発明の半導体単結晶棒の製造装置、 20…漏水センサー、
21…受け皿、 101…原料結晶棒、 102…晶出側単結晶棒(育成単結晶棒)、
103…上軸、 104…上部保持具、 105…下軸、 106…下部保持具、
107…誘導加熱コイル、 111…溶融帯域(浮遊帯域)、 112…チャンバー、
113…高周波発振機、 115…従来の半導体単結晶棒の製造装置。

Claims (2)

  1. 少なくとも、原料結晶棒および晶出側単結晶棒を収容するチャンバーと、前記原料結晶棒の一部分を加熱溶融して溶融帯域を形成するための誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルに電力を供給する高周波発振機とを有するFZ法による半導体単結晶棒の製造装置であって、
    前記チャンバー内に、
    前記溶融帯域中のメルトの体積よりも大きい容量を有し、前記溶融帯域の直径の最も大きい部分よりも大きな直径を有する円形の、前記溶融帯域から滴下したメルトを受けるための受け皿と、
    前記チャンバーの底面に設けられ、水漏れを検出する漏水センサーと、
    を具備するものであることを特徴とする半導体単結晶棒の製造装置。
  2. 前記受け皿は、前記原料結晶棒よりも高融点の材料からなるものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体単結晶棒の製造装置。
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