JP6610032B2 - 表示器 - Google Patents
表示器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6610032B2 JP6610032B2 JP2015131059A JP2015131059A JP6610032B2 JP 6610032 B2 JP6610032 B2 JP 6610032B2 JP 2015131059 A JP2015131059 A JP 2015131059A JP 2015131059 A JP2015131059 A JP 2015131059A JP 6610032 B2 JP6610032 B2 JP 6610032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- luminous intensity
- lighting time
- time rate
- display
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Description
(表示器2の構成;図1)
図1に示される表示器2は、バスに搭載される。表示器2は、バスの外側に向けて、バスの行先等を示す画像を表示する。
続いて、図2を参照して、階調と点灯時間率との関係について説明する。点灯時間率は、後述の基準時間に対する発光素子を実際に点灯させるべき時間の割合である。図2の上の図は、1個のLEDが点灯時間率100%に従って発光する様子を示す。図2の左右方向(即ち時間軸)には、8個の基準時間が連続的に並んでいる。階調「0」である場合には、LEDが発光されない。階調「1」である場合には、8個の基準時間のうちの1個の基準時間(即ち「ON」と記述された基準時間)に亘ってLEDが発光される。即ち、8個の基準時間をまとめて「単位時間」と呼ぶと、単位時間内の1個の基準時間に亘ってLEDが発光される。換言すると、基準時間は、一階調を表現するための時間である。1回の単位時間が終了すると、次の単位時間においても、1個の基準時間に亘ってLEDが発光される。即ち、単位時間内の1個の基準時間に亘ってLEDが発光されることが繰り返される。同様に、階調「2」〜「8」である場合には、単位時間内の2〜8個の基準時間に亘ってLEDが発光させることが繰り返される。
続いて、図3を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。CPU32は、バスの運転手による指定、現在時刻、バスの現在地等に応じて、複数個の第1の表示データ42のうちの1個の第1の表示データと、複数個の第2の表示データ52のうちの1個の第2の表示データと、を選択して、図3の処理を開始する。S10では、CPU32は、第1の表示部12のための第1の点灯時間率R1を100%に決定する。
本実施例の具体的なケースAを説明する前に、図4を参照して、比較例のケースを説明する。なお、図4等では、1個の発光部の光度をハッチの密度で表現している。具体的には、ハッチの密度が比較的に高い領域では光度が高く(即ちヒトが明るいと知覚し)、ハッチの密度が比較的に低い領域では光度が低い(即ちヒトが暗いと知覚する)。
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、CPU32は、表示器2が画像を表示する際の第1の表示部12の光度と第2の表示部14の光度との合計値が、基準光度以下となるように、第1の点灯時間率R1と第2の点灯時間率R2とを決定する。基準光度が設定されている理由は、以下のとおりである。
続いて、図5を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。S110は、図3のS12と同様である。
続いて、図6を参照して、図5の処理に従って実現されるケースBを説明する。ケースBでは、表示される第1の画像、第2の画像は、それぞれ、図4のケースAの第1の画像、第2の画像と同様である。まず、表示器2は、図5のS110の式に従って、RR(81.8)を算出する。次いで、表示器2は、S112の式に従って、合計R光度(13.42cd(Candelaの略))と合計G光度(36.26cd)と合計B光度(2.32cd)とを算出し、S114の式に従って、合計3色光度(52.00cd)を算出し、S116の式に従って、合計W光度(346.59cd)を算出する。次いで、表示器2は、図5のS118の式に従って、仮全体光度(335.51cd)を算出し、仮全体光度が基準光度(300cd)よりも高いと判断する(図5のS120でYES)。次いで、表示器2は、図5のS122の式に従って、第1の点灯時間率R1を89.4%に決定し、S124の式に従って、第2の点灯時間率R2を73.1%に決定する。
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、第1の画像内の黄色の明るさと、第2の画像内の黄色の明るさと、が異なると知覚されるのを抑制する。図1に示されるように、本実施例では、各第2の発光部14aは、白色LEDに代えて、黄色(即ちY)に発光可能な1個の黄色LEDを備える。本実施例では、黄色LEDが階調「8」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。従って、例えば、黄色LEDが階調「7」で発光する場合に表現される色は、「黄色」ではなく、「黄色」に近い色である。また、1個の第1の発光部12a内の赤色LEDが階調「4」で発光し、緑色LEDが階調「1」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。
続いて、図7を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。S210では、CPU32は、第1の光度に対する第2の光度の比であるRRを算出する。本実施例では、第1の光度は、1組のRGBLEDが黄色を表現するための階調データ(即ち、「R=4」、「G=1」、「B=0」)と点灯時間率100%とに従って発光する場合の光度である。本実施例では、第2の光度は、1個の黄色LEDが黄色を表現するための階調データ(即ち「Y=8」)と点灯時間率100%とに従って発光する場合の光度である。本実施例では、第1の光度は、第2の光度よりも高い。従って、第1の光度に対する第2の光度の比は、パーセントで表現すると、100%未満になる。
続いて、図8を参照して、図7の処理に従って実現されるケースCを説明する。ケースCの第1の画像は、無点灯である領域と、黄色の文字「五」と、黄色の文字「四」の一部と、を示す領域を含む。第2の画像は、無点灯である領域と、黄色の文字「四」の他の一部と、黄色の文字「三弐」を示す領域と、を含む。まず、表示器2は、図7のS210の式に従って、RR(76.5)を算出する。なお、本ケースCのRGBLEDは、図4,6のケースA,BのRGBLEDとは性能が異なるため、本ケースの単位R光度、単位G光度、単位B光度は、それぞれ、ケースA,Bの単位R光度、単位G光度、単位B光度とは異なる。次いで、表示器2は、図7のS212の式に従って、合計R光度(53.55cd)と合計G光度(34.43cd)と合計B光度(0cd)とを算出する。次いで、表示器2は、S214の式に従って、合計3色光度(87.98cd)を算出し、S216の式に従って、合計Y光度(91.96cd)を算出する。次いで、表示器2は、図7のS218の式に従って、仮全体光度(159.26cd)を算出し、仮全体光度が基準光度(100cd)よりも高いと判断する(図7のS220でYES)。なお、ケースCの基準光度は、図6のケースBの基準光度(300cd)とは異なる。このように基準光度が異なる理由は、例えば、表示器2が設置される位置(即ちバスの前面、後面、側面等)によって、許容される光度が異なるからである。次いで、表示器2は、図7のS222の式に従って、第1の点灯時間率R1を48.0%に決定し、S224の式に従って、第2の点灯時間率R2を62.8%に決定する。
第3実施例と異なる点を中心に説明する。図1に示されるように、本実施例でも、第1の画像内の黄色の明るさと、第2の画像内の黄色の明るさと、が異なると知覚されるのを抑制する。本実施例では、各第2の発光部14aは、黄色LEDに代えて、赤色(即ちr)に発光可能な1個の赤色LEDと、緑色(即ちg)に発光可能な1個の緑色LEDと、を備える。本実施例では、1個の第2の発光部14a内の赤色LEDが階調「6」で発光し、緑色LEDが階調「2」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。また、第3実施例と同様に、1個の第1の発光部12a内の赤色LEDが階調「4」で発光し、緑色LEDが階調「1」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。以下では、各第2の発光部14aを構成する赤色LED及び緑色LEDをまとめて「rgLED」と呼ぶことがある。
続いて、図9を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。S310では、CPU32は、第1の光度に対する第2の光度の比RRを算出する。本実施例の第1の光度は、第3実施例の第1の光度と同様である。本実施例の第2の光度は、1組のrgLEDが黄色を表現するための階調データ(即ち「r=6」、「g=2」)と点灯時間率100%とに従って発光する場合の光度である。式中の単位r(又はg)光度は、1個の赤(又は緑)色LEDが点灯時間率100%に従って1個の基準時間に亘って発光する場合の光度である。本実施例では、第1の光度は、第2の光度よりも高い。従って、第1の光度に対する第2の光度の比は、パーセントで表現すると、100%未満になる。
続いて、図10を参照して、図9の処理に従って実現されるケースDを説明する。ケースDでは、表示器2は、図8のケースCと同様の第1の画像と第2の画像とを表示する。まず、表示器2は、図9のS310の式に従って、RR(55.7)を算出する。次いで、表示器2は、S312の式に従って、合計R光度(32.13cd)と合計G光度(20.66cd)と合計B光度(0cd)とを算出し、S314の式に従って、合計3色光度(52.79cd)を算出する。次いで、表示器2は、図9のS316の式に従って、合計R光度(18.81cd)と合計g光度(21.32cd)とを算出し、S318の式に従って、合計2色光度(40.13cd)を算出する。次いで、表示器2は、図9のS320の式に従って、仮全体光度(69.53cd)を算出し、仮全体光度が基準光度(100cd)以下であると判断する(S322でNO)。次いで、表示器2は、RRを用いて、第1の点灯時間率R1を55.7%に決定し(S328)、第2の点灯時間率R2を100%に決定する(S330)。
Claims (3)
- 車両に搭載される表示器であって、
M個(前記Mは1以上の整数)の発光部を備える第1の表示部であって、前記M個の発光部のそれぞれは、X色(前記Xは2以上の整数)に対応するX個の発光素子を備える、前記第1の表示部と、
N個(前記Nは1以上の整数)の発光部を備える第2の表示部であって、前記N個の発光部のそれぞれは、Y色(前記Yは前記X未満かつ1以上の整数)に対応するY個の発光素子を備える、前記第2の表示部と、
第1の画像を前記第1の表示部に表示させるための第1の表示データと、第2の画像を前記第2の表示部に表示させるための第2の表示データと、を記憶するためのメモリであって、前記第1の表示データは、前記M個の発光部に対応するM個の階調データを含み、前記第2の表示データは、前記N個の発光部に対応するN個の階調データを含む、前記メモリと、
前記M個の階調データと第1の点灯時間率とに従って前記M個の発光部を制御すると共に、前記N個の階調データと第2の点灯時間率とに従って前記N個の発光部を制御して、前記第1の画像及び前記第2の画像の双方を同時的に前記第1の表示部及び前記第2の表示部に表示させる表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記M個の発光部のうちの1個の発光部を構成する前記X個の発光素子が、所定色を表現するための前記階調データと、所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第1の光度と、前記N個の発光部のうちの1個の発光部を構成する前記Y個の発光素子が、前記所定色を表現するための前記階調データと、前記所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第2の光度と、の比に応じて、前記第1の点灯時間率と前記第2の点灯時間率とを決定する、表示器。 - 前記表示制御部は、前記第1の点灯時間率に対する前記第2の点灯時間率の比が前記第2の光度に対する前記第1の光度の比に等しくなるように、前記第1の点灯時間率と前記第2の点灯時間率とを決定する、請求項1に記載の表示器。
- 前記表示制御部は、前記M個の発光部が前記第1の表示データと前記第1の点灯時間率とに従って発光する場合の光度と、前記N個の発光部が前記第2の表示データと前記第2の点灯時間率とに従って発光する場合の光度と、の合計値が、予め決められている基準光度以下になるように、前記第1の点灯時間率と前記第2の点灯時間率とを決定する、請求項1又は2に記載の表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015131059A JP6610032B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015131059A JP6610032B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 表示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017015864A JP2017015864A (ja) | 2017-01-19 |
JP6610032B2 true JP6610032B2 (ja) | 2019-11-27 |
Family
ID=57829174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015131059A Active JP6610032B2 (ja) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | 表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6610032B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111923853B (zh) * | 2020-10-14 | 2020-12-29 | 南京金城机械有限公司 | 一种警车用双电源警具系统及其控制方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2552212B2 (ja) * | 1991-11-19 | 1996-11-06 | 岡谷電機産業株式会社 | 表示盤の輝度調整方法 |
JPH07199861A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-04 | Takiron Co Ltd | ドットマトリクス発光ダイオード表示器の発光光度調整装置 |
JPH10309001A (ja) * | 1997-05-06 | 1998-11-17 | Koito Ind Ltd | 車両案内表示装置 |
JP2003098281A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Takiron Co Ltd | 情報表示装置 |
TW531724B (en) * | 2001-12-31 | 2003-05-11 | Windell Corp | Method for making color OLED provide uniform brightness |
JP3100712U (ja) * | 2003-09-26 | 2004-05-27 | レシップ株式会社 | 車両用行先表示器 |
JP2004355012A (ja) * | 2004-07-20 | 2004-12-16 | Koha Co Ltd | バスの行き先表示装置 |
JP2006106147A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Toshiba Corp | 表示装置及び表示方法 |
JP2011209577A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Denso Corp | 有機el表示装置およびその駆動方法 |
JP2011248292A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 映像表示装置 |
-
2015
- 2015-06-30 JP JP2015131059A patent/JP6610032B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017015864A (ja) | 2017-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI550583B (zh) | 影像顯示裝置之驅動方法及影像顯示裝置組合之驅動方法 | |
CN110728944B (zh) | 显示装置及显示方法 | |
JP2013148870A (ja) | 表示装置及びその制御方法 | |
KR19990007332A (ko) | 계조표시방법 | |
WO2016169021A1 (zh) | 一种图像显示驱动方法、装置及设备 | |
JP6610032B2 (ja) | 表示器 | |
JP6467771B2 (ja) | 表示器 | |
JP5748846B2 (ja) | 画像表示装置および画像表示方法 | |
JP2000098959A (ja) | 画像表示装置の動画疑似輪郭低減方法 | |
US20150348478A1 (en) | Liquid crystal display device including an opening in a color filter | |
JP2005346068A (ja) | ディスプレイ装置及びその制御方法 | |
WO2011132437A1 (ja) | 表示装置 | |
JP2011017746A (ja) | 画素の焼き付きを防ぐ電子機器 | |
WO2014141884A1 (ja) | 画像処理装置及び液晶表示装置 | |
US20140091715A1 (en) | Light source apparatus and control method thereof | |
US20150199927A1 (en) | Full-Color Transparent Signage | |
WO2005066925A1 (ja) | 画像表示装置 | |
JP7228033B2 (ja) | 3次元表示装置、ヘッドアップディスプレイシステム、および移動体 | |
JP2018092058A (ja) | 表示器 | |
JP6551326B2 (ja) | 有機el表示ユニット | |
JPH11119730A (ja) | 映像表示装置 | |
JP4644418B2 (ja) | 道路情報表示装置、道路情報表示方法および表示色変換ユニット | |
JP5962595B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
WO2018216471A1 (ja) | 車両用ディスプレー装置、車両用ディスプレー装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 | |
WO2021086340A1 (en) | Display lighting stands |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6610032 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |