JP6610032B2 - 表示器 - Google Patents

表示器 Download PDF

Info

Publication number
JP6610032B2
JP6610032B2 JP2015131059A JP2015131059A JP6610032B2 JP 6610032 B2 JP6610032 B2 JP 6610032B2 JP 2015131059 A JP2015131059 A JP 2015131059A JP 2015131059 A JP2015131059 A JP 2015131059A JP 6610032 B2 JP6610032 B2 JP 6610032B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminous intensity
lighting time
time rate
display
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015131059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017015864A (ja
Inventor
輝明 竹嶋
雄亮 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lecip Holdings Corp
Original Assignee
Lecip Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lecip Holdings Corp filed Critical Lecip Holdings Corp
Priority to JP2015131059A priority Critical patent/JP6610032B2/ja
Publication of JP2017015864A publication Critical patent/JP2017015864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6610032B2 publication Critical patent/JP6610032B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Description

本明細書では、車両に搭載される表示器を開示する。
特許文献1には、バスの前面、後面、側面等に設置される行先表示器が開示されている。行先表示器は、マトリクス状に配置されている複数個の単色LEDと、チューブ状発光体と、を備える。チューブ状発光体は、赤色、緑色、及び、青色に対応する3個のLEDを光源として有する。
特開2006−3373号公報
特許文献1の表示器において、例えば、白色を表現するための階調データに基づいて単色LEDを発光させて、同じ白色を表現するための階調データに基づいてチューブ状発光体内の3色のLEDを発光させる状況を想定する。しかしながら、単色LEDが白色を表現する場合の光度と、3色のLEDが白色を表現する場合の光度と、が異なり得る。このために、ユーザが、単色LEDによって表現される明るさと、3色LEDによって表現される明るさと、が異なると知覚し得る。
本明細書では、第1の表示部内の発光部によって表現される明るさと、第2の表示部内の発光部によって表現される明るさと、が異なると知覚されるのを抑制し得る技術を開示する。
本明細書では、車両に搭載される表示器を開示する。表示器は、第1の表示部と、第2の表示部と、メモリと、表示制御部と、を備える。第1の表示部は、M個(Mは1以上の整数)の発光部を備える。M個の発光部のそれぞれは、X色(Xは2以上の整数)に対応するX個の発光素子を備える。第2の表示部は、N個(Nは1以上の整数)の発光部を備える。N個の発光部のそれぞれは、Y色(Yは1以上の整数)に対応するY個の発光素子を備える。メモリは、第1の画像を第1の表示部に表示させるための第1の表示データと、第2の画像を第2の表示部に表示させるための第2の表示データと、を記憶する。第1の表示データは、M個の発光部に対応するM個の階調データを含む。第2の表示データは、N個の発光部に対応するN個の階調データを含む。表示制御部は、M個の階調データと第1の点灯時間率とに従ってM個の発光部を制御すると共に、N個の階調データと第2の点灯時間率とに従ってN個の発光部を制御して、第1の画像及び第2の画像の双方を同時的に第1の表示部及び第2の表示部に表示させる。表示制御部は、M個の発光部のうちの1個の発光部を構成するX個の発光素子が、所定色を表現するための階調データと、所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第1の光度と、N個の発光部のうちの1個の発光部を構成するY個の発光素子が、所定色を表現するための階調データと、所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第2の光度と、の比に応じて、第1の点灯時間率と第2の点灯時間率とを決定する。
第1の表示部内の各発光部は、X色に対応するX個の発光素子を備え、第2の表示部内の各発光部は、Y色に対応するY個の発光素子を備える。従って、第1の表示部内の発光部の構成は、第2の表示部内の発光部の構成とは異なる。この場合、第1の表示部内の発光部が、所定色を表現するための階調データと、所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第1の光度は、第2の表示部内の発光部が、所定色を表現するための階調データと、所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第2の光度とは異なる。この光度の差が、第1の表示部内の発光部によって表現される明るさと、第2の表示部内の発光部によって表現される明るさと、が異なると知覚され得る要因である。これを抑制するために、上記の構成の表示器は、第1の光度と第2の光度との比に応じて、第1の点灯時間率と第2の点灯時間率とを決定する。そして、表示器は、第1の点灯時間率に従って第1の表示部内の各発光部を制御すると共に、第2の点灯時間率に従って第2の表示部内の各発光部を制御する。これにより、第1の表示部内の発光部によって表現される明るさと、第2の表示部内の発光部によって表現される明るさと、が異なると知覚されるのを抑制し得る。
表示制御部は、第1の点灯時間率に対する第2の点灯時間率の比が第2の光度に対する第1の光度の比に等しくなるように、第1の点灯時間率と第2の点灯時間率とを決定してもよい。この構成によると、第1の表示部内の発光部によって表現される明るさと、第2の表示部内の発光部によって表現される明るさと、が異なると知覚されるのを適切に抑制し得る。
表示制御部は、M個の発光部が第1の表示データと第1の点灯時間率とに従って発光する場合の光度と、N個の発光部が第2の表示データと第2の点灯時間率とに従って発光する場合の光度と、の合計値が、基準光度以下となるように、第1の点灯時間率と第2の点灯時間率とを決定してもよい。この構成によると、表示器は、基準光度以下の光度で第1の画像と第2の画像とを表示することができる。
上記の表示器を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
表示器の概略図を示す。 階調と点灯時間率との関係を説明するための説明図を示す。 第1実施例の表示器が実行する処理を示す。 第1実施例の具体的なケースAを示す。 第2実施例の表示器が実行する処理を示す。 第2実施例の具体的なケースBを示す。 第3実施例の表示器が実行する処理を示す。 第3実施例の具体的なケースCを示す。 第4実施例の表示器が実行する処理を示す。 第4実施例の具体的なケースDを示す。
(第1実施例)
(表示器2の構成;図1)
図1に示される表示器2は、バスに搭載される。表示器2は、バスの外側に向けて、バスの行先等を示す画像を表示する。
表示器2は、表示部10と、制御装置30と、を備える。表示部10は、バスの前面、背面、又は、側面に設置される。制御装置30は、表示部10と同様に、バスの前面等に設置されてもよいし、バスの運転席の近傍に設置されてもよい。表示部10と制御装置30とは、配線20によって接続されている。従って、制御装置30は、配線20を介して、表示部10を制御することができる。
表示部10は、第1の表示部12と、第2の表示部14と、を備える。第1の表示部12と第2の表示部14とは、水平方向に沿って隣接する。なお、変形例では、第1の表示部12と第2の表示部14とは、鉛直方向に沿って隣接していてもよい。第1の表示部12は、複数色の第1の画像を表示する。第1の画像は、例えば、バスのルート番号(例えば系統番号等)を示す画像である。第2の表示部14は、単色の第2の画像を表示する。第2の画像は、例えば、バスの最終目的地を示す画像である。
第1の表示部12は、マトリクス状に配置されているM個(Mは1以上の整数)の第1の発光部12aを備える。具体的に言うと、第1の表示部12では、水平方向に沿ってmx個の第1の発光部12aが並んでおり、鉛直方向に沿ってmy個の第1の発光部12aが並んでいる。即ち、Mは、mx×myである。各第1の発光部12aは、赤色(即ちR)に発光可能な赤色LED(Light Emitting Diodeの略)と、緑色(即ちG)に発光可能な緑色LEDと、青色(即ちB)に発光可能な青色LEDと、を備える。以下では、1個の第1の発光部12aを構成する赤色LED、緑色LED、及び、青色LEDをまとめて「RGBLED」と呼ぶことがある。
第2の表示部14は、マトリクス状に配置されているN個(Nは1以上の整数)の第2の発光部14aを備える。具体的に言うと、第2の表示部14では、水平方向に沿ってnx個の第2の発光部14aが並んでおり、鉛直方向に沿ってny個の第2の発光部14aが並んでいる。即ち、Nは、nx×nyである。本実施例では、NがMより大きいが、変形例では、NがM以下であってもよい。各第2の発光部14aは、白色(即ちW)に発光可能な1個の白色LEDのみを備える。なお、「1個の白色LEDのみを備える」という記載は、複数個のLEDを備えないことを意味しており、白色LEDに接続される制御線等を備えることを排除するものではない。
制御装置30は、CPU(Central Processing Unitの略)32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、ハードディスク等によって構成される。メモリ34は、第1の表示データ記憶領域40と、第2の表示データ記憶領域50と、を備える。
第1の表示データ記憶領域40は、複数個の第1の表示データ42を記憶する。複数個の第1の表示データ42のそれぞれは、当該第1の表示データに対応する第1の画像(即ち最終目的地等を示す画像)を第1の表示部12に表示させるためのM個の第1の発光部12aの発光パターンを示すデータである。例えば、第1の表示データ42aは、第1のルート番号を示す第1の画像に対応し、第1の表示データ42bは、第1のルート番号とは異なる第2のルート番号を示す第1の画像に対応する。
複数個の第1の表示データ42のそれぞれは、M個の第1の発光部12aに対応するM個の階調データを含む。M個の階調データのそれぞれは、当該階調データに対応する1個の第1の発光部12aの位置を示す位置データと、当該1個の第1の発光部12a内の3個のLEDの階調を示す3個の階調値と、を含む。例えば、第1の表示データ42a内の1個の階調データは、位置(1,1)を示す位置データと、3個の階調値(即ち、R=7、G=8、B=1)と、を含む。これは、位置(1,1)に配置されている第1の発光部12aにおいて、赤色LED、緑色LED、青色LEDを、それぞれ、階調「7」、階調「8」、階調「1」で発光させることを意味する。階調は、例えば、「0」〜「8」まで存在する。階調「0」は、発光させないこと(即ち消灯させること)を意味する。階調「1」〜「8」は、発光させることを意味する。LEDの光度は階調に比例する。即ち、階調が示す数字が大きい程、高い光度で発光することを意味する。
第2の表示データ記憶領域50は、複数個の第2の表示データ52を記憶する。複数個の第2の表示データ52のそれぞれは、当該第2の表示データに対応する第2の画像を第2の表示部14に表示させるためのN個の第2の発光部14aの発光パターンを示すデータである。例えば、第2の表示データ52aは、第1の最終目的地(例えば「滝山営業所」)を示す第2の画像に対応し、第2の表示データ52bは、第1の最終目的地とは異なる第2の最終目的地(例えば「岐阜駅」)を示す第2の画像に対応する。
複数個の第2の表示データ52のそれぞれは、N個の第2の発光部14aに対応するN個の階調データを含む。N個の階調データのそれぞれは、当該階調データに対応する1個の第2の発光部14aの位置を示す位置データと、当該1個の第2の発光部14a内の白色LEDの階調を示す階調値と、を含む。例えば、第2の表示データ52a内の1個の階調データは、位置(1,1)を示す位置データと、階調値「3」と、を含む。これは、位置(1,1)に配置されている第2の発光部14a内の白色LEDを階調「3」で発光させることを意味する。
本実施例では、1個の第1の発光部12a内のRGBLEDの全てが階調「8」で発光する場合に表現される色が、「白色」と定義される。また、1個の第2の発光部14a内の白色LEDが階調「8」で発光する場合に表現される色が、「白色」と定義される。
(階調と点灯時間率との関係;図2)
続いて、図2を参照して、階調と点灯時間率との関係について説明する。点灯時間率は、後述の基準時間に対する発光素子を実際に点灯させるべき時間の割合である。図2の上の図は、1個のLEDが点灯時間率100%に従って発光する様子を示す。図2の左右方向(即ち時間軸)には、8個の基準時間が連続的に並んでいる。階調「0」である場合には、LEDが発光されない。階調「1」である場合には、8個の基準時間のうちの1個の基準時間(即ち「ON」と記述された基準時間)に亘ってLEDが発光される。即ち、8個の基準時間をまとめて「単位時間」と呼ぶと、単位時間内の1個の基準時間に亘ってLEDが発光される。換言すると、基準時間は、一階調を表現するための時間である。1回の単位時間が終了すると、次の単位時間においても、1個の基準時間に亘ってLEDが発光される。即ち、単位時間内の1個の基準時間に亘ってLEDが発光されることが繰り返される。同様に、階調「2」〜「8」である場合には、単位時間内の2〜8個の基準時間に亘ってLEDが発光させることが繰り返される。
図2の下の図は、1個のLEDが点灯時間率50%に従って発光する様子を示す。点灯時間率50%では、点灯時間率100%と比べて、1個の基準時間内の発光時間が1/2倍になる。より一般的に言うと、100%よりも小さい点灯時間率Z%では、点灯時間率100%と比べて、1個の基準時間内の発光時間がZ/100倍になる。この結果、LEDが点灯時間率Z%に従って発光する場合の光度は、当該LEDが点灯時間率100%に従って発光する場合の光度のZ/100倍になる。
(表示器が実行する処理;図3)
続いて、図3を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。CPU32は、バスの運転手による指定、現在時刻、バスの現在地等に応じて、複数個の第1の表示データ42のうちの1個の第1の表示データと、複数個の第2の表示データ52のうちの1個の第2の表示データと、を選択して、図3の処理を開始する。S10では、CPU32は、第1の表示部12のための第1の点灯時間率R1を100%に決定する。
S12では、CPU32は、第2の光度に対する第1の光度の比RRを算出する。第1の光度は、第1の表示部12内の1個の第1の発光部12aを構成するRGBLEDが、白色を表現するための階調データ(即ち、「R=8」、「G=8」、「B=8」)と、点灯時間率100%と、に従って発光する場合の光度である。第2の光度は、第2の表示部14内の1個の第2の発光部14aを構成する白色LEDが、白色を表現するための階調データ(即ち「8」)と、点灯時間率100%と、に従って発光する場合の光度である。本実施例では、第2の光度は、第1の光度よりも高い。従って、第2の光度に対する第1の光度の比は、パーセントで表現すると、100%未満になる。この光度の差が、第1の発光部12aによって表現される明るさと、第2の発光部14aによって表現される明るさと、が異なると知覚され得る要因である。
具体的には、まず、CPU32は、第1の光度を算出する。CPU32は、RGBLEDが白色を表現するための階調データが「R=8」、「G=8」、及び、「B=8」であるので、単位R光度、単位G光度、及び、単位B光度のそれぞれに「8」を乗算して、3個の乗算値を算出する。これらの単位光度は、メモリ34に予め記憶されている。これらの単位光度は、それぞれ、1個のLED(即ちR、G、又は、B)が点灯時間率100%に従って1個の基準時間に亘って発光する場合の光度である。そして、CPU32は、算出済みの3個の乗算値の和である第1の光度を算出する。次いで、CPU32は、第2の光度を算出する。CPU32は、白色LEDが白色を表現するための階調データが「8」であるので、単位W光度に「8」を乗じて、第2の光度を算出する。単位W光度は、1個の白色LEDが点灯時間率100%に従って1個の基準時間に亘って発光する場合の光度である。CPU32は、S12の式に従って、第2の光度に対する第1の光度の比RRを算出する。
S14では、CPU32は、S12で算出済みの比RRを利用して、第2の表示部14のための第2の点灯時間率R2をRR%に決定する。このように、CPU32は、第1の点灯時間率R1に対する第2の点灯時間率R2の比(即ちR2/R1=RR/100)が第2の光度に対する第1の光度の比(即ちRR/100)に等しくなるように、第1の点灯時間率R1(即ち100%)と第2の点灯時間率R2(RR%)とを決定する。
S16では、CPU32は、選択済みの第1の表示データ内のM個の階調データと、S10で決定済みの第1の点灯時間率R1(即ち100%)と、に従って、第1の表示部12内のM個の第1の発光部12aを制御して、第1の画像を第1の表示部12に表示させる。それと同時に、CPU32は、選択済みの第2の表示データ内のN個の階調データと、S14で決定済みの第2の点灯時間率R2(即ちRR%)と、に従って、第2の表示部14内のN個の第2の発光部14aを制御して、第2の画像を第2の表示部14に表示させる。第1の点灯時間率R1に対する第2の点灯時間率R2の比は、第2の光度に対する第1の光度の比に等しい。これにより、第1の表示部12内の1個の発光部12aを構成するRGBLEDによって表現される白色の光度は、第2の表示部14内の1個の発光部14aを構成する白色LEDによって表現される白色の光度に等しくなる。この結果、第1の表示部12によって表現される明るさと、第2の表示部14によって表現される明るさと、が異なると知覚されるのを抑制することができる。
(本実施例の具体的なケースA;図4)
本実施例の具体的なケースAを説明する前に、図4を参照して、比較例のケースを説明する。なお、図4等では、1個の発光部の光度をハッチの密度で表現している。具体的には、ハッチの密度が比較的に高い領域では光度が高く(即ちヒトが明るいと知覚し)、ハッチの密度が比較的に低い領域では光度が低い(即ちヒトが暗いと知覚する)。
比較例では、表示器2は、第1の点灯時間率R1と第2の点灯時間率R2とのそれぞれを100%に決定する。即ち、表示器2は、第1の点灯時間率R1(即ち100%)に従って第1の画像を第1の表示部12に表示すると共に、第2の点灯時間率R2(即ち100%)に従って第2の画像を第2の表示部14に表示する。第1の画像は、無点灯である領域と、ルート番号を表わす白色の文字「15」を示す領域と、緑色の領域と、を含む。第2の画像は、無点灯である領域と、バスの最終目的地を表わす白色の文字「滝山営業所」を示す領域と、を含む。ただし、第1の発光部12aが白色を表現するために100%の点灯時間率に従って発光する場合の光度は、第2の発光部14aが白色を表現するために100%の点灯時間率に従って発光する場合の光度よりも低い。従って、ヒトは、第1の画像内の白色の文字「15」が第2の画像内の白色の文字「滝山営業所」よりも暗いと知覚し得る。
これに対し、本実施例のケースAでは、表示器2は、第1の点灯時間率R1を100%に決定するが(図3のS10)、第2の点灯時間率R2を以下のようにして決定する。即ち、表示器2は、S12の式に従って、第2の光度に対する第1の光度の比RR(81.8)を算出し、この結果、第2の点灯時間率R2を81.8%に決定する(S14)。従って、表示器2は、第1の点灯時間率R1(即ち100%)に従って第1の画像を第1の表示部12に表示すると共に、第2の点灯時間率R2(即ち81.8%)に従って第2の画像を第2の表示部14に表示する(図3のS16)。
第2の点灯時間率R2が100%ではなく81.8%に決定されるので、第2の画像内の白色の文字「滝山営業所」は、比較例と比べて暗く見える。そして、第1の発光部12aが白色を表現するために100%の点灯時間率に従って発光する場合の光度は、第2の発光部14aが白色を表現するために81.8%の点灯時間率に従って発光する場合の光度に等しい。これらの光度の差がないので、第1の画像内の文字「15」の明るさと第2の画像内の文字「滝山営業所」の明るさとが異なると知覚されるのを抑制することができる。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、CPU32は、表示器2が画像を表示する際の第1の表示部12の光度と第2の表示部14の光度との合計値が、基準光度以下となるように、第1の点灯時間率R1と第2の点灯時間率R2とを決定する。基準光度が設定されている理由は、以下のとおりである。
仮に、公道を走行するバスが高い光度で画像を表示させると、他の車両の運転者が眩しく感じ得るので、当該運転者に悪影響を与え得る。このような事象が発生するのを避けるために、法規制(法律、規則、条例等)において、基準光度が予め決められ得る。また、表示器2のベンダによって自主規制として基準光度が予め決められ得る。当該基準光度は、他の車両の運転者が通常眩しく感じない値に設定される。
(表示器が実行する処理;図5)
続いて、図5を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。S110は、図3のS12と同様である。
CPU32は、S112の式に従って、合計R光度を算出する。合計R光度は、M個の赤色LEDの光度の和である。式中の合計R階調は、M個の階調データに含まれるRに対応するM個の階調値の和である。同様に、CPU32は、S112の式に従って、合計G光度と合計B光度とを算出する。式中の合計G(又はB)階調は、M個の階調データに含まれるG(又はB)に対応するM個の階調値の和である。CPU32は、S114の式に従って、合計3色光度を算出する。合計3色光度は、M個の第1の発光部12aの光度の和である。CPU32は、S116の式に従って、合計W光度を算出する。合計W光度は、N個の第2の発光部14aの光度の和である。式中の合計W階調は、N個の階調データに含まれるN個の階調値の和である。
次いで、CPU32は、S118の式に従って、仮全体光度を算出する。仮全体光度は、第1の点灯時間率R1が100%に決定され、第2の点灯時間率R2がRR%に決定されると仮定した場合における表示部10の全体の光度(即ち合計3色光度と合計W光度との和)である。S120では、CPU32は、仮全体光度が基準光度よりも高いのか否かを判断する。CPU32は、仮全体光度が基準光度よりも高いと判断する場合(S120でYES)に、S122に進む。一方、CPU32は、仮全体光度が基準光度以下であると判断する場合(S120でNO)に、S126に進む。
CPU32は、S122の式に従って、第1の点灯時間率R1を決定し、S124の式に従って、第2の点灯時間率R2として決定する。S122の第1の点灯時間率R1に対するS124の第2の点灯時間率R2の比は、第2の光度に対する第1の光度の比(即ちRR/100)に等しい。また、S122,S124において決定される第1の点灯時間率R1と第2の点灯時間率R2とが利用されると、表示部10の全体の光度は基準光度以下になる。
S126,S128は、それぞれ、図3のS10,S14と同様である。S126の第1の点灯時間率R1に対するS128の第2の点灯時間率R2の比は、第2の光度に対する第1の光度の比(即ちRR/100)に等しい。S120でNOと判断されているので、S126,S128において決定される第1の点灯時間率R1と第2の点灯時間率R2とが利用されると、表示部10の全体の光度は基準光度以下になる。S130は、図3のS16と同様である。
(ケースB;図6)
続いて、図6を参照して、図5の処理に従って実現されるケースBを説明する。ケースBでは、表示される第1の画像、第2の画像は、それぞれ、図4のケースAの第1の画像、第2の画像と同様である。まず、表示器2は、図5のS110の式に従って、RR(81.8)を算出する。次いで、表示器2は、S112の式に従って、合計R光度(13.42cd(Candelaの略))と合計G光度(36.26cd)と合計B光度(2.32cd)とを算出し、S114の式に従って、合計3色光度(52.00cd)を算出し、S116の式に従って、合計W光度(346.59cd)を算出する。次いで、表示器2は、図5のS118の式に従って、仮全体光度(335.51cd)を算出し、仮全体光度が基準光度(300cd)よりも高いと判断する(図5のS120でYES)。次いで、表示器2は、図5のS122の式に従って、第1の点灯時間率R1を89.4%に決定し、S124の式に従って、第2の点灯時間率R2を73.1%に決定する。
表示器2は、第1の点灯時間率R1(即ち89.4%)に従って第1の画像を第1の表示部12に表示すると共に、第2の点灯時間率R2(即ち73.1%)に従って第2の画像を第2の表示部14に表示する(S130)。これにより、表示器2は、基準光度以下の光度で第1の画像と第2の画像とを表示することができる。また、図4のケースAと同様に、第1の画像内の文字「15」の明るさと第2の画像内の文字「滝山営業所」の明るさとが異なると知覚されるのを抑制することができる。
(第3実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、第1の画像内の黄色の明るさと、第2の画像内の黄色の明るさと、が異なると知覚されるのを抑制する。図1に示されるように、本実施例では、各第2の発光部14aは、白色LEDに代えて、黄色(即ちY)に発光可能な1個の黄色LEDを備える。本実施例では、黄色LEDが階調「8」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。従って、例えば、黄色LEDが階調「7」で発光する場合に表現される色は、「黄色」ではなく、「黄色」に近い色である。また、1個の第1の発光部12a内の赤色LEDが階調「4」で発光し、緑色LEDが階調「1」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。
(表示器が実行する処理;図7)
続いて、図7を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。S210では、CPU32は、第1の光度に対する第2の光度の比であるRRを算出する。本実施例では、第1の光度は、1組のRGBLEDが黄色を表現するための階調データ(即ち、「R=4」、「G=1」、「B=0」)と点灯時間率100%とに従って発光する場合の光度である。本実施例では、第2の光度は、1個の黄色LEDが黄色を表現するための階調データ(即ち「Y=8」)と点灯時間率100%とに従って発光する場合の光度である。本実施例では、第1の光度は、第2の光度よりも高い。従って、第1の光度に対する第2の光度の比は、パーセントで表現すると、100%未満になる。
S212,S214は、それぞれ、図5のS112,S114と同様である。S216では、CPU32は、S216の式に従って、合計Y光度を算出する。合計Y光度は、N個の黄色LEDの光度の和である。式中の合計Y階調は、N個の階調データに含まれるN個の階調値の和である。
CPU32は、S218の式に従って、仮全体光度を算出する。本実施例では、仮全体光度は、第1の点灯時間率R1がRR%に決定され、第2の点灯時間率R2が100%に決定されると仮定した場合における表示部10の全体の光度(即ち合計3色光度と合計Y光度との和)である。S220は、図5のS120と同様である。
CPU32は、S222の式に従って、第1の点灯時間率R1を決定し、S224の式に従って、第2の点灯時間率R2を決定する。S222の第1の点灯時間率R1に対するS224の第2の点灯時間率R2の比は、第2の光度に対する第1の光度の比(即ち100/RR)に等しい。S222,S224において決定される第1の点灯時間率R1と第2の点灯時間率R2とが利用されると、表示部10の全体の光度は基準光度以下になる。
CPU32は、S226において、第1の点灯時間率R1をRR%に決定し、S228において、第2の点灯時間率R2を100%に決定する。S226の第1の点灯時間率R1に対するS228の第2の点灯時間率R2の比は、第2の光度に対する第1の光度の比(即ち100/RR)に等しい。S220でNOと判断されているので、S226,S228において決定される第1の点灯時間率R1と第2の点灯時間率R2とが利用されると、表示部10の全体の光度は基準光度以下になる。
(ケースC;図8)
続いて、図8を参照して、図7の処理に従って実現されるケースCを説明する。ケースCの第1の画像は、無点灯である領域と、黄色の文字「五」と、黄色の文字「四」の一部と、を示す領域を含む。第2の画像は、無点灯である領域と、黄色の文字「四」の他の一部と、黄色の文字「三弐」を示す領域と、を含む。まず、表示器2は、図7のS210の式に従って、RR(76.5)を算出する。なお、本ケースCのRGBLEDは、図4,6のケースA,BのRGBLEDとは性能が異なるため、本ケースの単位R光度、単位G光度、単位B光度は、それぞれ、ケースA,Bの単位R光度、単位G光度、単位B光度とは異なる。次いで、表示器2は、図7のS212の式に従って、合計R光度(53.55cd)と合計G光度(34.43cd)と合計B光度(0cd)とを算出する。次いで、表示器2は、S214の式に従って、合計3色光度(87.98cd)を算出し、S216の式に従って、合計Y光度(91.96cd)を算出する。次いで、表示器2は、図7のS218の式に従って、仮全体光度(159.26cd)を算出し、仮全体光度が基準光度(100cd)よりも高いと判断する(図7のS220でYES)。なお、ケースCの基準光度は、図6のケースBの基準光度(300cd)とは異なる。このように基準光度が異なる理由は、例えば、表示器2が設置される位置(即ちバスの前面、後面、側面等)によって、許容される光度が異なるからである。次いで、表示器2は、図7のS222の式に従って、第1の点灯時間率R1を48.0%に決定し、S224の式に従って、第2の点灯時間率R2を62.8%に決定する。
表示器2は、第1の点灯時間率R1(即ち48.0%)に従って第1の画像を第1の表示部12に表示すると共に、第2の点灯時間率R2(即ち62.8%)に従って第2の画像を第2の表示部14に表示する(S230)。これにより、表示器2は、基準光度以下の光度で第1の画像と第2の画像とを表示することができる。また、第1の発光部12aが黄色を表現するために48.0%の点灯時間率に従って発光する場合の光度は、第2の発光部14aが黄色を表現するために62.8%の点灯時間率に従って発光する場合の光度に等しい。これらの光度の差がないので、第1の画像内の文字「五四」の明るさと第2の画像内の文字「四三弐」の明るさとが異なると知覚されるのを抑制することができる。
(第4実施例)
第3実施例と異なる点を中心に説明する。図1に示されるように、本実施例でも、第1の画像内の黄色の明るさと、第2の画像内の黄色の明るさと、が異なると知覚されるのを抑制する。本実施例では、各第2の発光部14aは、黄色LEDに代えて、赤色(即ちr)に発光可能な1個の赤色LEDと、緑色(即ちg)に発光可能な1個の緑色LEDと、を備える。本実施例では、1個の第2の発光部14a内の赤色LEDが階調「6」で発光し、緑色LEDが階調「2」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。また、第3実施例と同様に、1個の第1の発光部12a内の赤色LEDが階調「4」で発光し、緑色LEDが階調「1」で発光する場合に表現される色が、「黄色」と定義される。以下では、各第2の発光部14aを構成する赤色LED及び緑色LEDをまとめて「rgLED」と呼ぶことがある。
また、本実施例では、第2の表示データ記憶領域50は、複数個の第2の表示データ52に代えて、複数個の第2の表示データ62を記憶する。複数個の第2の表示データ62のそれぞれは、N個の第2の発光部14aに対応するN個の階調データを含む。N個の階調データのそれぞれは、当該階調データに対応する1個の第2の発光部14aの位置を示す位置データと、当該1個の第2の発光部14a内の2個のLEDの階調を示す2個の階調値と、を含む。例えば、第2の表示データ62a内の1個の階調データでは、位置データが(1,1)を示し、2個の階調値(即ち、R=6、G=2)と、を含む。これは、位置(1,1)に配置されている第2の発光部14aにおいて、赤色LED、緑色LEDを、それぞれ、階調「6」、階調「2」で発光させることを意味する。
(表示器が実行する処理;図9)
続いて、図9を参照して、表示器2のCPU32が実行する処理の内容を説明する。S310では、CPU32は、第1の光度に対する第2の光度の比RRを算出する。本実施例の第1の光度は、第3実施例の第1の光度と同様である。本実施例の第2の光度は、1組のrgLEDが黄色を表現するための階調データ(即ち「r=6」、「g=2」)と点灯時間率100%とに従って発光する場合の光度である。式中の単位r(又はg)光度は、1個の赤(又は緑)色LEDが点灯時間率100%に従って1個の基準時間に亘って発光する場合の光度である。本実施例では、第1の光度は、第2の光度よりも高い。従って、第1の光度に対する第2の光度の比は、パーセントで表現すると、100%未満になる。
S312,S314は、それぞれ、図7のS212,S214と同様である。S316では、CPU32は、合計r光度と合計g光度とを算出する。合計r(又はg)光度は、第2の発光部14aが備えるN個の赤(又は緑)色LEDの光度の和である。式中の「合計r(又はg)階調は、N個の階調データに含まれるr(又はg)に対応する階調値の和である。CPU32は、S318の式に従って、合計2色光度を算出する。合計2色光度は、N個の第2の発光部14aの光度の和である。
S320では、CPU32は、S320の式に従って、仮全体光度を算出する。本実施例では、仮全体光度は、第1の点灯時間率R1がRR%に決定され、第2の点灯時間率R2が100%に決定されると仮定した場合における表示部10の全体の光度(即ち合計3色光度と合計2色光度との和)である。S322〜S332は、それぞれ、図7のS220〜S230と同様である。本実施例でも、第3実施例と同様の効果を奏することができる。
(ケースD;図10)
続いて、図10を参照して、図9の処理に従って実現されるケースDを説明する。ケースDでは、表示器2は、図8のケースCと同様の第1の画像と第2の画像とを表示する。まず、表示器2は、図9のS310の式に従って、RR(55.7)を算出する。次いで、表示器2は、S312の式に従って、合計R光度(32.13cd)と合計G光度(20.66cd)と合計B光度(0cd)とを算出し、S314の式に従って、合計3色光度(52.79cd)を算出する。次いで、表示器2は、図9のS316の式に従って、合計R光度(18.81cd)と合計g光度(21.32cd)とを算出し、S318の式に従って、合計2色光度(40.13cd)を算出する。次いで、表示器2は、図9のS320の式に従って、仮全体光度(69.53cd)を算出し、仮全体光度が基準光度(100cd)以下であると判断する(S322でNO)。次いで、表示器2は、RRを用いて、第1の点灯時間率R1を55.7%に決定し(S328)、第2の点灯時間率R2を100%に決定する(S330)。
表示器2は、第1の点灯時間率R1(即ち55.7%)に従って第1の画像を第1の表示部12に表示すると共に、第2の点灯時間率R2(即ち100%)に従って第2の画像を第2の表示部14に表示する(S332)。これにより、図8のケースCと同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)第1,2,4実施例では、第1の表示部12内の各第1の発光部12aは、例えば、黄色LEDをさらに備えていてもよい。また、第3実施例では、各第1の発光部12aは、例えば、赤色LED、緑色LEDのみを備えていてもよい。即ち、「X」は、2以上の整数であればよい。
(変形例2)第4実施例では、第2の表示部14内の各第2の発光部14aは、赤色LED及び緑色LEDのみならず、例えば、白色LEDをさらに備えていてもよい。即ち、「Y」は、1以上の整数であればよい。
(変形例3)「所定色」は、上記の第1,2実施例では白色であり、上記の第3,4実施例では黄色である。しかし、「所定色」は、その他の色であってもよく、「X個の発光素子」が表現可能な色であり、かつ、「Y個の発光素子」が表現可能な色であれば、いかなる色であってもよい。
(変形例4)上記の各実施例では、第1の点灯時間率R1に対する第2の点灯時間率R2の比は、第2の光度に対する第1の光度の比に等しいが(図3のS10〜S14等)、変形例では、等しくなくてもよい。例えば、図3のケースAにおいて、第1の点灯時間率R1に対する第2の点灯時間率R2の比が、第2の光度に対する第1の光度の比(0.818)とは異なる値0.85であってもよい。この場合、表示器2は、第1の点灯時間率R1を100%に決定し、第2の点灯時間率R2を85%に決定する。この場合、第1の発光部12aが白色を表現するために発光する場合の光度と、第2の発光部14aが白色を表現するために発光する場合の光度と、の差は、比較例におけるこれらの光度の差よりも小さい。従って、第1の画像内の文字「15」の明るさと第2の画像内の文字「滝山営業所」の明るさとが異なると知覚されるのを抑制することができる。
(変形例5)CPU32は、各単位光度をメモリ34に予め記憶してなくてもよく、単位光度を算出する処理を実行してもよい。例えば、CPU32は、予めメモリ34に記憶されている初期単位光度に劣化係数を乗算して、単位光度を算出してもよい。初期単位光度は、表示器2の製造日時における単位光度である。劣化係数は、LEDの劣化によって光度が小さくなる度合を示す数である。劣化係数は、表示器2の製造日時から経過した時間に応じた数である。
(変形例6)表示器2は、バスに搭載されなくてもよく、例えば、警察車両、消防車両、工事のための車両等の他の車両に設置されてもよい。また、各表示部12,14は、LEDに代えて、他の種類の発光素子(例えば有機EL(Electro-Luminescenceの略))を備えていてもよい。
(変形例7)上記の実施例では、CPU32がプログラム36(即ちソフトウェア)を実行することによって、図3、図5、図7、及び、図9の各処理が実現される。これに代えて、図3、図5、図7、及び、図9の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:表示器、10:表示部、12:第1の表示部、12a:第1の発光部、14:第2の表示部、14a:第2の発光部、20:配線、30:制御装置、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、40:第1の表示データ記憶領域、42,42a,42b:第1の表示データ、50:第2の表示データ記憶領域、52,52a,52b,62,62a:第2の表示データ、R1:第1の点灯時間率、R2:第2の点灯時間率

Claims (3)

  1. 車両に搭載される表示器であって、
    M個(前記Mは1以上の整数)の発光部を備える第1の表示部であって、前記M個の発光部のそれぞれは、X色(前記Xは2以上の整数)に対応するX個の発光素子を備える、前記第1の表示部と、
    N個(前記Nは1以上の整数)の発光部を備える第2の表示部であって、前記N個の発光部のそれぞれは、Y色(前記Yは前記X未満かつ1以上の整数)に対応するY個の発光素子を備える、前記第2の表示部と、
    第1の画像を前記第1の表示部に表示させるための第1の表示データと、第2の画像を前記第2の表示部に表示させるための第2の表示データと、を記憶するためのメモリであって、前記第1の表示データは、前記M個の発光部に対応するM個の階調データを含み、前記第2の表示データは、前記N個の発光部に対応するN個の階調データを含む、前記メモリと、
    前記M個の階調データと第1の点灯時間率とに従って前記M個の発光部を制御すると共に、前記N個の階調データと第2の点灯時間率とに従って前記N個の発光部を制御して、前記第1の画像及び前記第2の画像の双方を同時的に前記第1の表示部及び前記第2の表示部に表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記M個の発光部のうちの1個の発光部を構成する前記X個の発光素子が、所定色を表現するための前記階調データと、所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第1の光度と、前記N個の発光部のうちの1個の発光部を構成する前記Y個の発光素子が、前記所定色を表現するための前記階調データと、前記所定の点灯時間率と、に従って発光する場合の第2の光度と、の比に応じて、前記第1の点灯時間率と前記第2の点灯時間率とを決定する、表示器。
  2. 前記表示制御部は、前記第1の点灯時間率に対する前記第2の点灯時間率の比が前記第2の光度に対する前記第1の光度の比に等しくなるように、前記第1の点灯時間率と前記第2の点灯時間率とを決定する、請求項1に記載の表示器。
  3. 前記表示制御部は、前記M個の発光部が前記第1の表示データと前記第1の点灯時間率とに従って発光する場合の光度と、前記N個の発光部が前記第2の表示データと前記第2の点灯時間率とに従って発光する場合の光度と、の合計値が、予め決められている基準光度以下になるように、前記第1の点灯時間率と前記第2の点灯時間率とを決定する、請求項1又は2に記載の表示器。
JP2015131059A 2015-06-30 2015-06-30 表示器 Active JP6610032B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131059A JP6610032B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 表示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131059A JP6610032B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 表示器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017015864A JP2017015864A (ja) 2017-01-19
JP6610032B2 true JP6610032B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=57829174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015131059A Active JP6610032B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 表示器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6610032B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111923853B (zh) * 2020-10-14 2020-12-29 南京金城机械有限公司 一种警车用双电源警具系统及其控制方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2552212B2 (ja) * 1991-11-19 1996-11-06 岡谷電機産業株式会社 表示盤の輝度調整方法
JPH07199861A (ja) * 1993-12-30 1995-08-04 Takiron Co Ltd ドットマトリクス発光ダイオード表示器の発光光度調整装置
JPH10309001A (ja) * 1997-05-06 1998-11-17 Koito Ind Ltd 車両案内表示装置
JP2003098281A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Takiron Co Ltd 情報表示装置
TW531724B (en) * 2001-12-31 2003-05-11 Windell Corp Method for making color OLED provide uniform brightness
JP3100712U (ja) * 2003-09-26 2004-05-27 レシップ株式会社 車両用行先表示器
JP2004355012A (ja) * 2004-07-20 2004-12-16 Koha Co Ltd バスの行き先表示装置
JP2006106147A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Toshiba Corp 表示装置及び表示方法
JP2011209577A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Denso Corp 有機el表示装置およびその駆動方法
JP2011248292A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Mitsubishi Electric Corp 映像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017015864A (ja) 2017-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI550583B (zh) 影像顯示裝置之驅動方法及影像顯示裝置組合之驅動方法
CN110728944B (zh) 显示装置及显示方法
JP2013148870A (ja) 表示装置及びその制御方法
KR19990007332A (ko) 계조표시방법
WO2016169021A1 (zh) 一种图像显示驱动方法、装置及设备
JP6610032B2 (ja) 表示器
JP6467771B2 (ja) 表示器
JP5748846B2 (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP2000098959A (ja) 画像表示装置の動画疑似輪郭低減方法
US20150348478A1 (en) Liquid crystal display device including an opening in a color filter
JP2005346068A (ja) ディスプレイ装置及びその制御方法
WO2011132437A1 (ja) 表示装置
JP2011017746A (ja) 画素の焼き付きを防ぐ電子機器
WO2014141884A1 (ja) 画像処理装置及び液晶表示装置
US20140091715A1 (en) Light source apparatus and control method thereof
US20150199927A1 (en) Full-Color Transparent Signage
WO2005066925A1 (ja) 画像表示装置
JP7228033B2 (ja) 3次元表示装置、ヘッドアップディスプレイシステム、および移動体
JP2018092058A (ja) 表示器
JP6551326B2 (ja) 有機el表示ユニット
JPH11119730A (ja) 映像表示装置
JP4644418B2 (ja) 道路情報表示装置、道路情報表示方法および表示色変換ユニット
JP5962595B2 (ja) 車両用表示装置
WO2018216471A1 (ja) 車両用ディスプレー装置、車両用ディスプレー装置の制御方法、プログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
WO2021086340A1 (en) Display lighting stands

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6610032

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250