JP6606696B1 - 平状紐 - Google Patents

平状紐 Download PDF

Info

Publication number
JP6606696B1
JP6606696B1 JP2019064307A JP2019064307A JP6606696B1 JP 6606696 B1 JP6606696 B1 JP 6606696B1 JP 2019064307 A JP2019064307 A JP 2019064307A JP 2019064307 A JP2019064307 A JP 2019064307A JP 6606696 B1 JP6606696 B1 JP 6606696B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
axial direction
core material
elastically deformed
flat string
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019064307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020165009A (ja
Inventor
梶原隆司
土田高史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TWINS CORP
Original Assignee
TWINS CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TWINS CORP filed Critical TWINS CORP
Priority to JP2019064307A priority Critical patent/JP6606696B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6606696B1 publication Critical patent/JP6606696B1/ja
Publication of JP2020165009A publication Critical patent/JP2020165009A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

【課題】様々な使用用途に適した軸線方向に弾性変形可能な領域と、軸線方向に弾性変形しない領域とを有する連続的に編まれた平状紐を提供する。【解決手段】外層を非伸縮性糸からなる組紐とし、芯材を、伸縮性を有する中空の組紐又は断面長方形の平ゴムとし、少なくとも軸線方向に弾性変形可能な領域では外層の内面と芯材の外面とが両者の摩擦力で密着固定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、軸線方向に弾性変形可能な領域と、軸線方向に弾性変形しない領域とを有する平状紐に関する。
各種の分野で利用される平紐(平状紐)は、複数の弾性変形可能な糸、或いは複数の弾性変形しない糸を平面的に配列して接着剤で接合して形成するか、或いは中空状に編んだ紐をプレスによって平らにしたものである。(特許文献1〜3参照)
従来の平紐は、いずれも伸縮可能な紐か、或いは伸縮しない紐かのいずれかしか存在せず、多種多様な使用者の要求を十分に満たすことができなかった。また、伸縮可能な紐と伸縮しない紐とを接着剤で固定したり、或いは縫い合わせる場合、接合・固定箇所が破断する可能性もあり、また製造工程も複雑になる問題があった。
特開昭57−117660号公報 特開昭59−88957号公報 特開2003−191036号公報
本願発明は、上記した従来技術が有する課題を解決し、軸線方向に弾性変形可能な領域と軸線方向に弾性変形しない領域とを有する連続した組紐とすることにより、多種多様な製品の使用目的に合致する平状紐を提供することを目的とする。
また本願発明は、上記平状紐を実現するための製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願の第一の発明は、外層とその内部に配置される芯材の2層構造からなり、軸線方向に弾性変形可能な領域と、軸線方向に弾性変形しない領域とを有する連続的に編まれた平状紐であって、前記外層は、非伸縮性糸からなる組紐であり、前記芯材は、伸縮性を有する中空の組紐、又は断面長方形の平ゴムであり、少なくとも前記軸線方向に弾性変形可能な領域では、前記外層の内面と前記芯材の外面とが両者の摩擦力で密着固定されており、前記軸線方向に弾性変形しない領域の前記外層は疎に編まれた外観を呈し、前記軸線方向に弾性変形可能な領域の前記外層は密に編まれた外観を呈する、ことを特徴とする。
更に上記の目的を達成する平状紐を製造するため、本願の第二の発明は、上記平状紐の製造方法であって、円周上に配置され、前記外層を形成するための非伸縮性糸用ボビン及び当該ボビンに巻かれた前記非伸縮性糸と、円周上に配置された前記非伸縮性糸用ボビンの中心位置に配置される前記芯材と、前記芯材の周囲に前記非伸縮性糸を回転させながら2層構造に編み込む組紐製造装置を用い、前記芯材を、編み込み方向と逆方向にテンションを掛けて引っ張り、前記芯材が伸長した状態で前記芯材の周囲に前記外層を形成し、前記外層の形成が終了した時点で前記芯材に対する引っ張りテンションを開放することで、軸線方向に弾性変形可能な領域を形成し、前記芯材に対し、編み込み方向に逆行するテンションを掛けない状態で前記外層を形成することで軸線方向に弾性変形しない領域を形成する、ことを特徴とする。
上記構成を有する本願の第一発明に係る平状紐によれば、コルセット、下着、ズボン、被服、帽子等の様々な製品に利用することで、旧来に無かった様々な効果を発揮することができる。
また本願の第二発明に係る製造方法によれば、上記平状紐を、継ぎ目のない一本の組紐として効率的かつ容易に製造することができる。
本発明の第一実施形態に係る平状紐の平面概略図。 本発明の第一実施形態に係る平状紐の断面を模式的に説明するための図。 軸線方向に弾性変形可能な領域と、軸線方向に弾性変形しない領域の外観実物写真 本発明の第一実施形態に係る平状紐の製造装置及び製造方法を模式的に説明するための図。 本発明の第二実施形態に係る平状紐の平面概略図。 本発明の第三実施形態に係る平状紐の平面概略図。
以下、本発明の各実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、様々な態様で実施し得る。
図1は、本発明の第一実施形態に係る平状紐1の平面概略図である。図1は、平状紐1に対して外力が働いていない自然状態を示す全体像であり、軸線方向にほぼ同一幅で構成されている。
平状紐1の左右両側に存在する領域Aは軸線方向に弾性変形しない領域であり、領域Aに挟まれた中間の領域Bは軸線方向に弾性変形可能な領域である。以下、軸線方向に弾性変形しない領域を「領域A」、軸線方向に弾性変形可能な領域を「領域B」として説明する。
左右の領域Aには、幅方向に突出するこぶ部4が適宜の間隔を置いて配置されている。このこぶ部4は、平状紐1を紐穴に対して着脱自在に使用する際、紐穴に対するストッパーとして機能させるものであり、これにより平状紐1の長さ調整、テンション調整を可能とするものであるが、こぶ部4は平状紐1の使用目的・用途に応じて適宜に採用すれば良い。
図2は、平状紐1の断面を模式的に示した図であり、外力を与えていない自然状態を示している。外層2は非伸縮性糸からなる組紐で構成されており、その内部に、伸縮性を有する芯材3が配置されている。
芯材3は、領域B内において外層2と摩擦力(外層2の内面と芯材3の外面との摩擦力)によって密着固定された関係になっている。一方、領域A内においては、外層2と芯材3とは密着固定されておらずフリーな関係にあるが、領域Aにおいても、両者を密着固定するようにしても良い。
外層2は、非伸縮性糸から編まれた組紐であるため、それ自身によっては軸線方向に弾性変形することができないが、芯材3の弾性力に追随することにより、領域Bにおいて弾性変形するものである。本実施形態において、芯材3は伸縮性を有する中空の組紐を用いて構成されている。
芯材3は、天然ゴム、合成ゴム等の弾性素材からなる伸縮性糸と、ナイロン、ポリエステル等の非弾性素材からなる非伸縮性糸を、適宜の本数比で編み込んだ編紐(例えば組紐やリリアン編紐)として形成され、伸縮性を有する。芯材5の弾性力は、伸縮性糸と非伸縮性糸の本数比で変化させることができ、例えば、伸縮性糸と非伸縮性糸の本数比を1:1、1:2、1:3、1:4、1:5、1:6等の適宜の本数比で編むことができる。この本数比を適宜に決定することで、芯材3の弾性力を調整することができる。
また芯材3に用いる編紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した、いわゆる公知の伸縮性複合繊維糸のみを用いて編んだ編紐でも良い。この伸縮性複合繊維糸を用いる場合、微細な伸縮性繊維と微細な非伸縮性繊維を適宜の割合で配合することができるため、前記した伸縮性糸及び非伸縮性糸を用いる場合に比べて、芯材3の弾性力を微調整することができる。本願発明においては、芯材5の機能を考えて、伸縮性繊維の配合割合は、非伸縮性繊維に対して15〜50%の範囲とすることが好ましい。
図3は、実際に作成された平状紐1の、領域Aと領域Bの外観(外層外観)写真である。図示されるように、領域Aは非伸縮性糸が疎に編まれた外観を呈し、領域Bは非伸縮性糸が密に編まれた外観を呈している。疎に編まれた外観を呈する領域Aは軸線方向に伸びず、非伸縮性糸が密に編まれた外観を呈する領域Bは軸線方向に伸びることができる。
図4は、図1に示す平状紐1を製造する組紐製造装置5及びその製造方法を模式的に示したものである。伸縮性を有する中空の組紐として予め作成した芯材3を中心に置き、円周上に配置された複数のボビンに外層2を形成するための非伸縮性糸であるナイロン糸をセットする。
まず、軸線方向に弾性変形しない領域Aの形成方法について説明する。領域Aを製造する際は、芯材3を重力に委ねた自然垂下状態、或いは編み込み方向(図の上方向)に持ち上げるようにして、組紐製造装置5内に送り込み、編み口6において、その周囲にナイロン糸で外層2となる組紐を編み込んでいく。
上記工程において、外層2は非伸縮性糸であるナイロン糸を用いた通常の組紐として編み込まれるが、芯材3を中心にして適度なテンション(ほぼゆるゆるな状態)で外層2が形成されて行く。こうして形成された領域Aは、通用のナイロン組紐であるため、伸縮性を有する芯材3は単に内部に自然な状態で配置されているだけであり、領域Aの外層2の外観は、図3に示すように、疎に編まれた外観を呈するとともに、軸線方向に引っ張っても弾性変形することはない。
領域Aの成形が終了後、引き続き、領域Bを連続して形成する。軸線方向に弾性変形可能な領域Bを製造する際は、芯材3をその張力に抗して編み込み方向と逆方向(図の下方向)にテンションを掛けて引っ張り、芯材3が伸長した状態で組紐製造装置5内に送り込み、編み口6において、その周囲にナイロン糸で外層2となる組紐を編み込んでいく。
この編み込み過程において、引っ張られている芯材3の外径は自然状態よりも細くなっており、その周囲に適度なテンション(ほぼゆるゆるな状態)で外層2が形成されて行く。
外層2の編み込みが完了し、編み口6を通過した後は、芯材3に対する引っ張り力を開放する。その結果、芯材3は元の自然長に縮まるように(復帰するように)収縮するが、この時、芯材3の外径は自然状態の外径に戻ろうとする(太くなる)ため、太くなった芯材3の外表面と外層2の内面は密着し、両者の摩擦力によって芯材3と外層2は互いに連動して一緒に収縮する。これにより、図3に示すように、領域Bは密に編まれた外観を呈するとともに、軸線方向に弾性変形可能な領域となる。
領域Bの成形が終了すると、引き続き、領域Aを上記と同様に成形し、図1に示す左右両側に領域A、その中間に領域Bを有する組紐が完成する。なお、領域A及び領域Bの製造に係る組紐製造装置5における引上げ速度、及びナイロン糸ボビンの回転速度は、ともに同じ速度であるが、若干の速度調整を行っても良い。
また、伸縮性を有する中空の組紐である芯材3は、組紐製造装置5によって外層2を編み込む工程の前に、接着剤溶液中に浸漬させて、芯材に接着剤を含浸させても良い。これにより、外層2の内周面に接着剤が付着し、外層2の内周面を強化する(糸ほつれ等を無くす)とともに、外層2と芯材3をより強固に固定することができる。
上記組紐製造装置5によって出来上がった組紐は、断面円形の2層構造からなる組紐であるが、この紐をホットプレス機等によって扁平にプレスし、完成品としての平状紐を作成する。或いは、組紐製造装置5の下流に成型ローラーを設置し、平状紐に連続成型するようにしても良い。
なお、上記実施形態では、芯材3として伸縮性を有する中空の組紐を用いたが、芯材3は断面長方形の平ゴムを用いても良く、当該平ゴムを芯材3とする場合、そもそも断面長方形の平ゴムの形状を保ったまま外層2が形成されるため、最後のプレス加工は特に無くても良い。さらに、組紐製造装置5によって外層2を編み込む工程の前に、平ゴムの表面に接着剤を塗布しても良い。
また、図1に示すこぶ部4を領域Aに設ける場合には、領域Aの製造工程において、組紐製造装置5による引上げ速度を部分的に落とすことで適宜のこぶ部を形成することができる。こぶ部4の製造方法については、出願人による特許第3493002号を参照されたい。なお、上記第一実施形態で説明したこぶ部4は、使用目的に合わせて成形数を調整するとともに、そもそもこぶ部4は有っても無くても良く、その有無、及び数は特に限定されるものではない。
図5は、本発明の第二実施形態に係る平状紐1の平面概略図である。第一実施形態との違いは、平状紐1が複数の領域Aと複数の領域Bが交互に配置されて構成されている点であり、その製造方法は基本的に第一実施形態と同様であり、領域Aと領域Bを交互に成型すればよく、詳細説明は省略する。
図6は、本発明の第三実施形態に係る平状紐1の平面概略図である。第一、第二実施形態との違いは、平状紐1が、領域Aと領域Bの2つで構成されている点であり、その製造方法は基本的に第一実施形態と同様であり、領域Aを形成した後に領域Bを成型すればよく、詳細説明は省略する。
上記第二、第三実施形態における平状紐1の左右両側に位置する領域Aにも、第一実施形態と同様のこぶ部4を形成しても良い。
なお、上記した各実施例では、左右両端領域を弾性変形しない領域Aとしたものを説明したが、使用目的や用途に応じて、左右両端領域を弾性変形可能な領域Bとし、かつ当該領域Bにこぶ部4を形成しても良い。
以上説明した本願発明に係る平状紐1は、様々な製品に利用することで、旧来に無かった様々な効果を発揮することができる。例えば、人体の腰部を固定するコルセットに採用すれば、腰部に当てる部分を弾性変形しない領域Aとし、脇腹から腹部を覆う部分を弾性変形する領域Bで構成することで、腰部は非弾性部である領域Aでしっかりと支持するとともに、脇腹から腹部にかけては弾性変形可能な領域Bで弾性締付けによって固定することができ、使用感を大きく向上させることができる。
また、サンダル等の履物における鼻緒やアッパーベルトとして使用する場合、足の甲に当たる部分を弾性変形可能な領域Bで構成し、履物本体との固定箇所を弾性変形しない領域Aとすることで、履き心地が良く、かつ履物本体と強固に固定できる鼻緒やアッパーベルトとすることができる。
また、部分的に締め付けが必要なブラジャー等の下着に縫い付けられる弾性紐に採用すれば、弾性力による締め付けが必要な部分に弾性変形可能な領域Bを配置し、下着に縫い付ける部分を弾性変形しない領域Aとすることで、使用感が増すとともに、下着に容易に縫い付け可能な弾性紐とすることもできる。
また、ズボンに縫い付けられる腰ベルトとして採用すれば、弾性変形可能な領域Bを前部の腹まわりに配置し、弾性変形しない領域Aを腰から脇腹に縫い付ければ、ゆったりとした使用感が増すとともに、着席した状態でも腹部を圧迫することがない。
更に、帽子の周囲に取り付ける平状紐として使用する場合、図1に示すこぶ部4を有するものを採用し、締め付け度合いや長さ調節を、弾性変形しない領域Aに形成したこぶ部と紐穴との関係で容易に調節することもでき、かつ全体が平状紐であるため、弾性変形する領域Bが頭部に食い込む不快感も軽減することができる。
また本発明は、上記した平状紐1を連続した組紐として製造するため、軸線方向に弾性変形可能な紐と軸線方向に弾性変形しない紐とを接着剤で固定したり、縫い合わせて製造する場合に比べ、固定・接合箇所が破断する恐れがなく、またその製造も容易である。
1 平状紐
2 外層
2−1 外層形成用糸
3 芯材
4 こぶ部
5 組紐製造装置
6 編み口
A 弾性変形しない領域
B 弾性変形可能な領域

Claims (14)

  1. 外層とその内部に配置される芯材の2層構造からなり、軸線方向に弾性変形可能な領域と、軸線方向に弾性変形しない領域とを有する連続的に編まれた平状紐であって、
    前記外層は、非伸縮性糸からなる組紐であり、
    前記芯材は、伸縮性を有する中空の組紐、又は断面長方形の平ゴムであり、
    少なくとも前記軸線方向に弾性変形可能な領域では、前記外層の内面と前記芯材の外面とが両者の摩擦力で密着固定されており、
    前記軸線方向に弾性変形しない領域の前記外層は疎に編まれた外観を呈し、前記軸線方向に弾性変形可能な領域の前記外層は密に編まれた外観を呈する、
    ことを特徴とする平状紐。
  2. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する中空の組紐は、伸縮性糸と非伸縮性糸を、1:1、1:2、1:3、1:4、1:5のいずれかの本数比で編んだ中空の組紐である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の平状紐。
  3. 前記芯材に用いる前記伸縮性を有する中空の組紐は、伸縮性繊維と非伸縮性繊維を一体化した伸縮性複合繊維糸を用いて編んだ中空の組紐であり、前記伸縮性繊維の配合割合は、前記非伸縮性繊維に対して15〜50%である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の平状紐。
  4. 前記平状紐は、その左右両側領域が前記軸線方向に弾性変形しない領域であり、当該左右両側領域に挟まれた中間領域が、前記軸線方向に弾性変形可能な領域である、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の平状紐。
  5. 前記軸線方向に弾性変形しない領域には、適宜の間隔を置いて左右両側方に突出する複数のこぶ部を更に有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の平状紐。
  6. 前記平状紐は、その左右両側領域が前記軸線方向に弾性変形可能な領域であり、当該左右両側領域に挟まれた中間領域が、前記軸線方向に弾性変形しない領域である、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の平状紐。
  7. 前記軸線方向に弾性変形可能な領域には、適宜の間隔を置いて左右両側方に突出する複数のこぶ部を更に有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の平状紐。
  8. 前記平状紐は、前記軸線方向に弾性変形しない領域と前記軸線方向に弾性変形可能な領域が、軸線方向に交互に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の平状紐。
  9. 前記平状紐は、その左右両側領域が前記軸線方向に弾性変形しない領域であり、当該軸線方向に弾性変形しない領域には、適宜の間隔を置いて左右両側方に突出する複数のこぶ部を更に有する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の平状紐。
  10. 前記平状紐は、その左右両側領域が前記軸線方向に弾性変形可能な領域であり、当該軸線方向に弾性変形可能な領域には、適宜の間隔を置いて左右両側方に突出する複数のこぶ部を更に有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の平状紐。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の平状紐の製造方法であって、
    円周上に配置され、前記外層を形成するための非伸縮性糸用ボビン及び当該ボビンに巻かれた前記非伸縮性糸と、
    円周上に配置された前記非伸縮性糸用ボビンの中心位置に配置される前記芯材と、
    前記芯材の周囲に前記非伸縮性糸を回転させながら2層構造に編み込む組紐製造装置を用い、
    前記芯材を、編み込み方向と逆方向にテンションを掛けて引っ張り、前記芯材が伸長した状態で前記芯材の周囲に前記外層を形成し、前記外層の形成が終了した時点で前記芯材に対する引っ張りテンションを開放することで、軸線方向に弾性変形可能な領域を形成し、
    前記芯材に対し、編み込み方向に逆行するテンションを掛けない状態で前記外層を形成することで軸線方向に弾性変形しない領域を形成する、
    ことを特徴とする平状紐の製造方法。
  12. 前記芯材が伸縮性を有する中空の組紐である場合、円柱状の組紐を形成したのち、製造工程の最後にプレスして平状に成型する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の平状紐の製造方法。
  13. 前記芯材が前記伸縮性を有する中空の組紐を用いる場合、前記組紐製造装置によって前記外層と前記芯材とを編み込む工程の前に、前記芯材を接着剤溶液中に浸漬させて、前記芯材に接着剤を含浸させる、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の平状紐の製造方法。
  14. 前記芯材が前記断面長方形の平ゴムを用いる場合、前記組紐製造装置によって前記外層と前記芯材とを編み込む工程の前に、前記芯材の表面に接着剤を塗布する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の平状紐の製造方法。
JP2019064307A 2019-03-28 2019-03-28 平状紐 Active JP6606696B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019064307A JP6606696B1 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 平状紐

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019064307A JP6606696B1 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 平状紐

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6606696B1 true JP6606696B1 (ja) 2019-11-20
JP2020165009A JP2020165009A (ja) 2020-10-08

Family

ID=68611015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019064307A Active JP6606696B1 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 平状紐

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6606696B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020165009A (ja) 2020-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI491781B (zh) The tubular body includes a rope rope
US9675137B2 (en) Elastic coreless rope belt
JP5081991B2 (ja) 伸縮性帽子およびその製造方法
JP2007054126A (ja) 膝関節用サポータ
KR20170133587A (ko) 슬림밴드를 포함하는 덧버선의 제조방법
CN201801708U (zh) 一种具有伸缩记忆功能的织物及其制品
JP6606696B1 (ja) 平状紐
DE202015101990U1 (de) Kompressions- und/oder Stützorthese für ein Gelenk, umfassend wenigstens eine Zone, die an der Haut und/oder an einer bestimmten Fläche anliegt
JP3227869U (ja) 線状弾性部材およびそれを使うマスク
US2120665A (en) Elastic fabric
JP6606695B1 (ja) 断面円形の組紐
KR101354710B1 (ko) 칼라 사이즈 조절 가능 셔츠
JP3211919U (ja) 靴下
KR101737610B1 (ko) 신축력과 복원력이 우수한 접착성 원단을 이용한 표면 몰딩 방법
JP5961781B1 (ja) 爪先伸縮ソックス
JP6425364B1 (ja) 弾性変形可能な組紐
JP2013019074A (ja) 経編生地の製造方法及び経編生地
CN207657304U (zh) 可特网布
JP6814125B2 (ja) 編紐地
JP3201813U (ja) 芯を有しない弾性組紐バンド
KR102149927B1 (ko) 염주형 군인용 고무링 및 그 제조 방법
JP2016211119A (ja) ストッキング類とその編成方法
KR200497798Y1 (ko) 양끝단에 매듭이 형성된 머리끈
CN207979132U (zh) 一种牙加厚网边隐形拉链
JP3205913U (ja) 筒状サポータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190401

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190401

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6606696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250