JP6605145B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵室に設けられる収納容器を備えた冷蔵庫に関するものである。
特許文献1には、野菜室を備えた冷蔵庫が記載されている。野菜室には、下段容器及び上段容器が前後方向に引出し自在に収容されている。下段容器の内部は、仕切りによって2つの空間に仕切られている。仕切りは、下段容器の内壁において対向して設けられた一組の仕切り係止部に挟持されている。
特開2015−206473号公報
特許文献1に記載された冷蔵庫では、一組の仕切り係止部のそれぞれは、仕切りの一方側の表面を支持する突起部と、仕切りの他方側の表面を支持する突起部と、を有している。これらの突起部は、いずれも容器の内壁から内側に突出して形成されている。したがって、このような冷蔵庫では、容器の収納容積が減少してしまうという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、収納容器の収納容積をより増加させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、内部に貯蔵室が形成された断熱箱体と、前記貯蔵室に設けられ、上面が開口した収納容器と、前記収納容器に着脱自在に取り付けられ、前記収納容器内の空間を仕切る仕切板と、を備え、前記収納容器の互いに対向する側面部には、前記収納容器の内側に突出した第1リブが設けられており、前記仕切板の側方の端面部には、当該端面部の長手方向に沿って延伸し前記第1リブと係合する溝が形成されており、前記仕切板の一方の表面部には凹陥部が形成されており、前記仕切板は、上端側が前記一方の表面部側に傾斜するように前記収納容器に取り付けられているものである。
本発明によれば、仕切板を取り付けるための構造が収納容器の収納空間に突出するのを防ぐことができる。したがって、収納容器の収納容積をより増加させることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1の構成を示す斜視図である。 図1のII−II断面を示す断面図である。 図2のIII−III断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1の上段収納容器74−1、下段収納容器74−2及び仕切板84の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84の構成を示す斜視図である。 図4のVI−VI断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫1の仕切板84を下端面部84a側から見た構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2に仕切板84及び上段収納容器74−1を取り付けた状態を示す斜視図である。 図9のX−X断面を示す断面図である。 図10のXI部を拡大して示す図である。 本発明の実施の形態2の比較例として、仕切板84が底面部64aに対して垂直に取り付けられた場合の下段収納容器74−2等の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る下段収納容器74−2等の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2を奥側側面部64d側から見た構成を示す斜視図である。 図14のXV部を拡大して示す図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫1の仕切板84を下端面部84a側から見た構成を示す斜視図である。 図16のXVII部を拡大して示す図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84を手前側側面部64b側から見た構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84を左側側面部64cと平行な平面で切断した構成を示す断面図である。 図18のXX−XX断面(図19のXX部)を示す図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫について説明する。図1は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の構成を示す斜視図である。図2は、図1のII−II断面を示す断面図である。すなわち図2は、冷蔵庫1を当該冷蔵庫1の側面に平行な平面で切断した断面構成を示している。図3は、図2のIII−III断面を示す断面図である。すなわち図3は、冷蔵庫1を当該冷蔵庫1の前面に平行な平面で切断した断面構成を示している。なお、図1〜図3を含む以下の図面では、各構成部材の相対的な寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、冷蔵庫1が使用可能な状態に設置されたときのものである。
図1〜図3に示すように、冷蔵庫1は、前面が開口されて内部に貯蔵空間が形成された断熱箱体2を有している。断熱箱体2は、鋼鉄製の外箱と、樹脂製の内箱と、外箱と内箱との間の空間に充填された断熱材と、を有している。断熱箱体2の内部に形成された貯蔵空間は、1つ又は複数の仕切部材によって複数の貯蔵室に区画されている。各貯蔵室には、食品等の貯蔵物が貯蔵される。
本例の冷蔵庫1は、複数の貯蔵室として、最上段に配置された冷蔵室10と、冷蔵室10の下方に配置された切替室12と、切替室12の側方に隣接して切替室12と並列に配置された製氷室11と、切替室12及び製氷室11の下方に配置された冷凍室13と、冷凍室13の下方に配置された最下段の野菜室14と、を備えている。
切替室12は、冷凍温度帯(例えば、−18℃程度)、冷蔵温度帯(例えば、3℃程度)、チルド温度帯(例えば、0℃程度)、ソフト冷凍温度帯(例えば、−7℃程度)等の各種温度帯に、保冷温度帯を切り換えることができるようになっている。
冷蔵室10の前面に形成された開口部には、当該開口部を開閉する回転式の扉が設けられている。本例の扉は両開き式(観音開き式)であり、左扉3及び右扉4により構成されている。冷蔵庫1の前面となる扉(例えば、左扉3)の外側表面には、操作パネル9が設けられている。冷蔵室10内には、左扉3及び右扉4の庫内側に取り付けられたポケット60と、冷蔵室10内を上下方向で複数の空間に仕切る庫内棚50とが設けられている。
冷蔵室10以外の各貯蔵室(切替室12、製氷室11、冷凍室13、野菜室14)は、それぞれ引出し式の扉5、6、7、8によって開閉されるようになっている。例えば、野菜室14の前面に形成された開口部には、引出し式の扉8が設けられている。扉8の背面側には、扉8に対して垂直に突出した一対の扉フレーム(図示せず)が設けられている。扉フレームは、野菜室14の左右両側の内壁に水平に形成された一対のレール(図示せず)に対して、それぞれスライド可能に係合している。扉8は、扉フレームとレールとをスライドさせることにより、冷蔵庫1の奥行方向(前後方向)に開閉できるようになっている。切替室12、製氷室11及び冷凍室13に設けられた扉5、6、7は、扉8と同様の構成を有している。
各貯蔵室には、食品等を収納する収納容器が必要に応じて設けられている。例えば、冷蔵室10の下部には、それぞれ前後方向にスライドする上段収納容器70−1及び下段収納容器70−2が設けられている。製氷室11には、扉5と連動して前後方向にスライドする収納容器71が設けられている。切替室12には、扉6と連動して前後方向にスライドする収納容器72が設けられている。冷凍室13には、扉7と連動して前後方向にスライドする下段収納容器73−2と、下段収納容器73−2上に重ねられ、下段収納容器73−2に対して前後方向にスライドする上段収納容器73−1と、が設けられている。野菜室14には、扉8と連動して前後方向にスライドする下段収納容器74−2と、下段収納容器74−2上に重ねられ、下段収納容器74−2に対して前後方向にスライドする上段収納容器74−1と、が設けられている。下段収納容器74−2内の空間は、下段収納容器74−2に着脱自在に取り付けられる仕切板84によって仕切られている。
冷蔵庫1の背面側には、各貯蔵室内を冷却する冷却機構として、圧縮機20、冷却器21、冷却用ファン22、ダクト30及びダンパ23、24等が設けられている。圧縮機20及び冷却器21は、不図示の凝縮器及び膨張装置と共に、冷凍サイクルを構成するものである。圧縮機20は、各貯蔵室から断熱された機械室15に収容されている。圧縮機20及び冷却器21により作り出された冷気は、冷却用ファン22によって送風され、冷蔵庫1の背面のダクト30を通って冷凍室13、切替室12、製氷室11及び冷蔵室10に供給される。野菜室14には、冷蔵室10からの戻り冷気が冷蔵室用帰還風路(図示せず)を介して供給される。野菜室14に供給された冷気は、戻りダクト31を通って冷却器21に戻される。各貯蔵室の温度は、各貯蔵室内に設置されたサーミスタにより検知される。各貯蔵室の温度は、ダクト30に設置されたダンパ23、24の開度、圧縮機20の出力、及び冷却用ファン22の送風量などを調整することにより、予め設定された温度になるように制御される。
次に、野菜室14に設けられる上段収納容器74−1、下段収納容器74−2及び仕切板84について説明する。図4は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の上段収納容器74−1、下段収納容器74−2及び仕切板84の構成を示す斜視図である。図5は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84の構成を示す斜視図である。図6は、図4のVI−VI断面を示す断面図である。
(下段収納容器)
図4〜図6に示すように、下段収納容器74−2は、上面が開口された略直方体形状の容器である。下段収納容器74−2は、長方形状の底面部64aと、底面部64aの周囲に設けられた手前側側面部64b、左側側面部64c、奥側側面部64d及び右側側面部64eと、を有している。互いに対向する左側側面部64c及び右側側面部64eのそれぞれの内壁面には、下段収納容器74−2の内側に向かって突出した第1リブ65a、65bが設けられている。第1リブ65a、65bは、下段収納容器74−2と一体的に形成されている。第1リブ65a、65bは、互いに対向して設けられている。
左側側面部64cの法線方向に沿って見ると、第1リブ65aは、上下方向に延伸した帯状又はくさび状の形状を有している。第1リブ65aの下端部は、底面部64aに接続されている。第1リブ65aの上端部は、左側側面部64cの上下方向の中間部近傍の高さに位置している。また、左側側面部64cの法線方向に沿って見ると、第1リブ65aの幅は、上下方向のいずれの位置でも同一か、又は下方ほど広くなっている。すなわち、第1リブ65aは、下端部で最大の幅寸法w1をとる。下端部以外での第1リブ65aの幅寸法は、幅寸法w1と同一又はそれより小さくなっている。
第1リブ65bは、第1リブ65aと同様の形状、又は第1リブ65aに対して左右対称となる形状を有している。
(仕切板)
仕切板84は、下段収納容器74−2に着脱自在に取り付けられることにより、下段収納容器74−2内の空間を前後方向に仕切る部材である。仕切板84は、下段収納容器74−2の左側側面部64cと右側側面部64eとの間の間隔と同程度の幅を備えた長方形平板状の形状を有している。仕切板84の厚さ寸法tは、第1リブ65a、65bの幅寸法w1よりも大きくなっている(t>w1)。仕切板84は、当該仕切板84の外周端面を構成する4つの端面部として、下端面部84a、左端面部84b、上端面部84c及び右端面部84dを有している。左端面部84bには、下段収納容器74−2に設けられた第1リブ65aと係合する溝85aが形成されている。同様に、右端面部84dには、第1リブ65bと係合する溝85bが形成されている。
溝85bは、右端面部84dの長手方向に沿って延伸しており、第1リブ65bの形状と対応する帯状又はくさび状の溝形状を有している。溝85aは、第1リブ65bの突出高さと同一又はそれより大きい深さ寸法を有する有底溝である。溝85bの一方の端部は、下端面部84a側に開口している。溝85bの他方の端部は、上端面部84c側には開口しておらず、下端面部84aと上端面部84cとの間で閉塞している。溝85bの幅は、右端面部84dの長手方向のいずれの位置でも同一か、又は下端面部84a側ほど広くなっている。すなわち、溝85bは、下端面部84a側で最大の幅寸法w2をとる。それ以外の部分での溝85bの幅寸法は、幅寸法w2と同一又はそれより小さくなっている。溝85bの幅寸法w2は、第1リブ65bの幅寸法w1と同程度であり、仕切板84の厚さ寸法tよりも小さくなっている(t>w2)。
溝85aは、溝85bと同様の形状、又は溝85bに対して左右対称となる形状を有している。
仕切板84を下段収納容器74−2に取り付ける際には、図5に示すように、仕切板84を下段収納容器74−2の上方に位置させる。そして、第1リブ65a、65bが溝85a、85bにそれぞれ挿入されるように、下段収納容器74−2に対して仕切板84を下方(図5中の太矢印方向)に移動させる。これにより、第1リブ65a、65bと溝85a、85bとが係合し、仕切板84が下段収納容器74−2に固定して取り付けられる。仕切板84が取り付けられると、下段収納容器74−2内の空間は仕切板84によって、手前側に位置する前方空間86と、奥側に位置する後方空間87と、に仕切られる(図6参照)。また、下段収納容器74−2に対して仕切板84を上方(図5中の太矢印方向とは逆方向)に移動させることにより、仕切板84を下段収納容器74−2から取り外すこともできる。
(上段収納容器)
上段収納容器74−1は、上面が開口された略直方体形状の容器である。上段収納容器74−1は、下段収納容器74−2よりも浅底に形成されている。上段収納容器74−1の左右方向の幅は、下段収納容器74−2の左右方向の幅と同程度である。一方、上段収納容器74−1の前後方向の奥行きは、下段収納容器74−2の前後方向の奥行きよりも小さくなっている。上段収納容器74−1は、図6に示すように下段収納容器74−2の後方空間87上に重ねられる。これにより、後方空間87の上面は、上段収納容器74−1によって閉塞される。上段収納容器74−1は、後方空間87上の位置から、下段収納容器74−2に対して後方にスライドできるようになっている。
仕切板84が取り付けられている場合、後方空間87の前面は、仕切板84によって閉塞される。仕切板84の上端面部84cは、後方空間87上に重ねられた上段収納容器74−1(例えば、上段収納容器74−1の底面部)に当接するか、又は、冷気の流動を阻害する程度に上段収納容器74−1に近接する。これにより、後方空間87は、上段収納容器74−1、下段収納容器74−2及び仕切板84で囲まれた略密閉空間となる。したがって、葉物野菜などの比較的乾燥しやすい収納物を後方空間87に収納することにより、収納物の乾燥を防ぐことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る冷蔵庫1は、内部に野菜室14(貯蔵室の一例)が形成された断熱箱体2と、野菜室14に設けられ、上面が開口した下段収納容器74−2(収納容器の一例)と、下段収納容器74−2に着脱自在に取り付けられ、下段収納容器74−2内の空間を仕切る仕切板84と、を備えている。下段収納容器74−2の互いに対向する側面部(例えば、左側側面部64c及び右側側面部64e)には、下段収納容器74−2の内側に突出した第1リブ65a、65bが設けられている。仕切板84の側方の端面部(例えば、左端面部84b及び右端面部84d)には、当該端面部の長手方向に沿って延伸し第1リブ65a、65bと係合する溝85a、85bが形成されている。
本実施の形態によれば、第1リブ65a、65b及び溝85a、85bが仕切板84の厚さの範囲内に収められる。このため、仕切板84が下段収納容器74−2に取り付けられた状態では、仕切板84を取り付けるための構造が下段収納容器74−2の収納空間に突出するのを防ぐことができる。したがって、下段収納容器74−2の収納容積をより増加させることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫について説明する。図7は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84の構成を示す斜視図である。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態の下段収納容器74−2の底面部64aには、前方空間86の下部と後方空間87の下部とを仕切る仕切部88が形成されている。仕切部88は、下段収納容器74−2と一体的に形成されており、底面部64aから上方に土手状に突出して左右方向に延伸している。仕切部88の一端は左側側面部64cに接続されており、仕切部88の他端は右側側面部64eに接続されている。
仕切部88は、前方空間86側を向いた前面部88aと、後方空間87側を向いた後面部88bと、上方を向いた上面部88cと、を有している。後述する図10に示すように、後面部88bは、底面部64aに対して垂直に形成されている。一方、前面部88aは、底面部64aに垂直な垂直面に対し、後方空間87側に5°程度傾斜するように形成されている。
仕切部88の上面部88cには、当該上面部88cからさらに上方に突出した第2リブ89が形成されている。第2リブ89は、仕切部88すなわち下段収納容器74−2と一体的に形成されている。底面部64aの法線方向に沿って見ると、本例の第2リブ89は、左側側面部64cから右側側面部64eまで左右方向に帯状に延伸している。第2リブ89の一端は第1リブ65aの下端部に接続されており、第2リブ89の他端は第1リブ65bの下端部に接続されている。第2リブ89の前後方向の幅寸法w3は、仕切板84の厚さ寸法tよりも小さくなっている(t>w3)。このように、本実施の形態の下段収納容器74−2では、仕切板84を取り付けるためのリブが、左側側面部64c及び右側側面部64eに加えて、底面部64aにも設けられている。
図8は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の仕切板84を下端面部84a側から見た構成を示す斜視図である。図8に示すように、仕切板84の下端面部84aには、下段収納容器74−2の第2リブ89と係合する凹部90が形成されている。本例の凹部90は、下端面部84aの長手方向に沿って延伸する有底溝状に形成されている。凹部90の一端は溝85aの下端部に接続されており、凹部90の他端は溝85bの下端部に接続されている。これにより、溝85a、凹部90及び溝85bは、左端面部84b、下端面部84a及び右端面部84dの3端面に跨がる溝として一体化している。凹部90の幅寸法w4は、第2リブ89の幅寸法w3と同程度であり、仕切板84の厚さ寸法tよりも小さくなっている(t>w4)。
図9は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2に仕切板84及び上段収納容器74−1を取り付けた状態を示す斜視図である。図10は、図9のX−X断面を示す断面図である。図11は、図10のXI部を拡大して示す図である。仕切板84を取り付ける際には、実施の形態1と同様に、第1リブ65a、65bが溝85a、85bにそれぞれ挿入されるように、下段収納容器74−2に対して仕切板84を下方に移動させる。そして、最後に、第2リブ89が凹部90に嵌め込まれる。これにより、第1リブ65a、65b及び第2リブ89と溝85a、85b及び凹部90とがそれぞれ係合し、仕切板84が下段収納容器74−2に取り付けられる。
図9〜図11に示すように、仕切板84の後方空間87側の表面部84fには、表面部84fの一部が表面部84e側に凹陥した凹陥部91が形成されている。仕切板84は、底面部64aに垂直な垂直面に対し、上端側が後方空間87側(すなわち、表面部84f側)に傾斜するように取り付けられている。底面部64aに垂直な垂直面に対する仕切板84の傾斜角度は5°程度である。すなわち、仕切板84は、前方空間86側の表面部84eが仕切部88の前面部88aと同一平面となるように取り付けられる。
仕切板84の上端面部84cは、後方空間87上に重ねられた上段収納容器74−1(例えば、上段収納容器74−1の底面部)に当接するか、又は、冷気の流動を阻害する程度に上段収納容器74−1に近接する。これにより、後方空間87は、上段収納容器74−1、下段収納容器74−2及び仕切板84で囲まれた略密閉空間となる。したがって、葉物野菜などの比較的乾燥しやすい収納物を後方空間87に収納することにより、収納物の乾燥を防ぐことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る冷蔵庫1では、下段収納容器74−2(収納容器の一例)の底面部64aには、当該底面部64aから上方に突出し、下段収納容器74−2内の空間の下部を仕切る仕切部88が設けられている。仕切部88の上面部88cには、当該上面部88cからさらに上方に突出した第2リブ89が設けられている。仕切板84の下方の端面部(例えば、下端面部84a)には、第2リブ89と係合する凹部90が形成されている。
本実施の形態では、第2リブ89と凹部90とが係合することによって、仕切板84の左端面部84b及び右端面部84dだけでなく下端面部84aも下段収納容器74−2に対して固定することができる。このため、仕切板84がたわみやすい場合や、本例のように仕切板84が傾斜して取り付けられる場合であっても、仕切板84がたわむのを防止することができる。また、第2リブ89及び凹部90は仕切板84の厚さの範囲内に収められるため、下段収納容器74−2の収納容積の減少を防ぐことができる。
また、本実施の形態に係る冷蔵庫1では、仕切板84の一方の表面部84fには凹陥部91が形成されている。仕切板84は、上端側が表面部84f側に傾斜するように下段収納容器74−2に取り付けられている。
この構成によって得られる効果について説明する。図12は、本実施の形態の比較例として、仕切板84が底面部64aに対して垂直に取り付けられた場合の下段収納容器74−2等の構成を示している。図13は、本実施の形態に係る下段収納容器74−2等の構成を示している。図12及び図13では、JIS C 9801付属書JAに基づく後方空間87の食品収納スペース有効範囲にハッチングを付している。図12に示すように、仕切板84が底面部64aに対して垂直に取り付けられている場合、仕切板84の背面側の表面部84fに凹陥部91が形成されていたとしても、凹陥部91内の空間は、JIS C 9801付属書JAに基づく食品収納スペース有効範囲にならない。一方、図13に示すように、底面部64aに垂直な垂直面に対して仕切板84が後方空間87側(表面部84f側)に例えば5°程度傾斜して取り付けられている場合、凹陥部91内の空間の一部は、JIS C 9801付属書JAに基づく食品収納スペース有効範囲となる。したがって、本実施の形態によれば、仕切板84が取り付けられることによる下段収納容器74−2の収納容積の減少を緩和でき、下段収納容器74−2の実質的な収納容積をより増加させることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫について説明する。図14は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2を奥側側面部64d側から見た構成を示す斜視図である。図15は、図14のXV部を拡大して示す図である。図16は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の仕切板84を下端面部84a側から見た構成を示す斜視図である。図17は、図16のXVII部を拡大して示す図である。図18は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84を手前側側面部64b側から見た構成を示す斜視図である。図19は、本実施の形態に係る冷蔵庫1の下段収納容器74−2及び仕切板84を左側側面部64cと平行な平面で切断した構成を示す断面図である。図20は、図18のXX−XX断面(図19のXX部)を示す図である。なお、実施の形態1又は2と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14〜図20に示すように、第2リブ89の側面には、少なくとも1つの係止穴92が形成されている。仕切板84の凹部90の内側には、少なくとも1つの係止突起93が形成されている。係止穴92及び係止突起93は、仕切板84が下段収納容器74−2に取り付けられて第2リブ89が凹部90に係合した際に、互いに相対する位置に配置されている。これにより、第2リブ89が凹部90に係合した際には、係止穴92に係止突起93が嵌入し、係止穴92が係止突起93によって係止される。
本実施の形態では、第2リブ89に係止穴92が形成され、凹部90に係止突起93が形成されているが、第2リブ89に係止突起93が形成され、凹部90に係止穴92が形成されていてもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る冷蔵庫1では、第2リブ89又は凹部90の一方には、係止突起93が形成されている。第2リブ89又は凹部90の他方には、係止突起93により係止される係止穴92が形成されている。
本実施の形態によれば、下段収納容器74−2を傾けたり、逆さにしたとしても、仕切板84が下段収納容器74−2から容易に外れないようにすることができる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、仕切板84によって下段収納容器74−2内の空間が前後方向に仕切られる構成を例に挙げたが、本発明は、仕切板によって下段収納容器内の空間が左右方向に仕切られる構成にも適用することができる。
また、上記実施の形態では、収納容器として下段収納容器74−2を例に挙げたが、本発明に係る収納容器は、上段収納容器74−1にも適用することができる。また、本発明に係る収納容器は、野菜室14以外の貯蔵室に設けられる収納容器71、72、上段収納容器70−1、73−1又は下段収納容器70−2、73−2にも適用することができる。
また、上記の各実施の形態は、互いに組み合わせて実施することが可能である。
1 冷蔵庫、2 断熱箱体、3 左扉、4 右扉、5、6、7、8 扉、9 操作パネル、10 冷蔵室、11 製氷室、12 切替室、13 冷凍室、14 野菜室、15 機械室、20 圧縮機、21 冷却器、22 冷却用ファン、23、24 ダンパ、30 ダクト、31 戻りダクト、50 庫内棚、60 ポケット、64a 底面部、64b 手前側側面部、64c 左側側面部、64d 奥側側面部、64e 右側側面部、65a、65b 第1リブ、70−1 上段収納容器、70−2 下段収納容器、71、72 収納容器、73−1 上段収納容器、73−2 下段収納容器、74−1 上段収納容器、74−2 下段収納容器、84 仕切板、84a 下端面部、84b 左端面部、84c 上端面部、84d 右端面部、84e、84f 表面部、85a、85b 溝、86 前方空間、87 後方空間、88 仕切部、88a 前面部、88b 後面部、88c 上面部、89 第2リブ、90 凹部、91 凹陥部、92 係止穴、93 係止突起。

Claims (3)

  1. 内部に貯蔵室が形成された断熱箱体と、
    前記貯蔵室に設けられ、上面が開口した収納容器と、
    前記収納容器に着脱自在に取り付けられ、前記収納容器内の空間を仕切る仕切板と、
    を備え、
    前記収納容器の互いに対向する側面部には、前記収納容器の内側に突出した第1リブが設けられており、
    前記仕切板の側方の端面部には、当該端面部の長手方向に沿って延伸し前記第1リブと係合する溝が形成されており、
    前記仕切板の一方の表面部には凹陥部が形成されており、
    前記仕切板は、上端側が前記一方の表面部側に傾斜するように前記収納容器に取り付けられている冷蔵庫。
  2. 前記収納容器の底面部には、当該底面部から上方に突出し、前記収納容器内の空間の下部を仕切る仕切部が設けられており、
    前記仕切部の上面部には、当該上面部からさらに上方に突出した第2リブが設けられており、
    前記仕切板の下方の端面部には、前記第2リブと係合する凹部が形成されている請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第2リブ又は前記凹部の一方には、係止突起が形成されており、
    前記第2リブ又は前記凹部の他方には、前記係止突起により係止される係止穴が形成されている請求項2に記載の冷蔵庫。
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