JP6604990B2 - コネクタユニット、およびコネクタ - Google Patents
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Description
開閉機構によって弾性部材を離間位置に変位させておけば、第1コネクタの導通部と第2コネクタの弾性部材とが摺接することを回避できる。また、第1コネクタと第2コネクタとの接続を解除する際には、開閉機構によって第2コネクタの弾性部材を離間位置に変位させた後に、第1コネクタと第2コネクタとを離間させれば、第1コネクタの導通部と第2コネクタの弾性部材とが摺接することを回避できる。よって、第1コネクタと第2コネクタとの接続と接続の解除を繰り返しても、これらの電気的な接点が摩耗することを防止できる。
形状部分において、その厚み方向を前記導電性部材の軸線と直交する方向に向けており、前記弾性部材が前記導通位置に変位したときに、前記導電性部材と前記弾性部材とは、面で接触する。このようにすれば、第1コネクタと第2コネクタとの電気的な接点が面で構成されるので、第1コネクタと第2コネクタとの間に大電流を流すことが可能となる。
図1は本発明を適用したコネクタユニットの斜視図である。図1(a)はコネクタの接続が解除されている状態であり、図1(b)はコネクタが接続されている状態である。本発明のコネクタユニット1は、複数の配線を電気的に接続する多チャンネルのコネクタユニットである。図1(a)に示すように、コネクタユニット1は、第1コネクタ3と、第1コネクタ3に着脱可能に接続される第2コネクタ4と、を備える。コネクタユニット1は、第1コネクタ3に接続された3本の第1配線5と、第2コネクタ4に接続された3本の第2配線6とを接続する。
方向で離間する3か所に導通部14を備える。3つの導通部14は第1コネクタ3の軸線L方向で等間隔に設けられている。また、3つの導通部14のZ軸方向の両側には、それぞれ絶縁性を有する環状の絶縁性外周面部分11aが設けられている。
図2を参照して第1コネクタを説明する。図2(a)は第1コネクタ3の断面図であり、図2(b)は、第1コネクタ3の電気的な接点となる導電性部材23の斜視図である。第1コネクタ3は、小径軸部11および大径軸部12を備える棒状部材21を備える。棒状部材21は絶縁性を備える。小径軸部11の外周面には、軸線L方向で等間隔に離間する3か所に環状凹部22が設けられている。環状凹部22には、図2(b)に示す筒状の導電性部材23が取り付けられている。3つの導電性部材23は、小径軸部11と同軸であり、互いに同軸に配列されている。導電性部材23の外周面において径方向の外側を向く外周面部分(導通部14)は、小径軸部11の外周面と段差なく連続する。
図3は第2コネクタ4の説明図である。図3(a)はコネクタモジュール15を+Z方向から見た場合の平面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図であり、図3(c)は図3(a)のB−B線断面図であり、図3(d)は導電性弾性部材の平面図である。図4は操作部材16の斜視図である。第2コネクタ4を構成する各コネクタモジュール15は、ハウジング18と、ハウジング18内に収容された板バネ31(導電性の弾性部材)と、板バネ31を変位させる開閉機構32(図4参照)を備える。
6のうちの一方の延設部分36には、第2配線6が接続されている。第2配線6は、ハウジング18に設けられた配線用穴を介して、ハウジング18の外部から内部に導入されている。
方向の端部分と、+Z方向の端に位置する開閉機構32の大径柱部53とを接続する。操作部材16のハンドル49は、+Z方向の端に位置する開閉機構32の小径柱部51の先端部分が接続されるストッパ部分49aと、ストッパ部分49aから+Z方向の側に延びる把持部分49bとを備える。操作部材16のストッパ部50は、−Z方向の端に位置する開閉機構32の大径柱部53の−Z方向の側に当該大径柱部53と同軸に設けられている。
図5(a)は第1コネクタ3と第2コネクタ4との接続解除状態の説明図であり、図5(b)は第1コネクタ3と第2コネクタ4との接続状態の説明図である。図5(a)および図5(b)の上段の図は、第2コネクタ4を操作用貫通穴18bの中心を通過する平面で切断した縦断面図である。図5(a)および図5(b)の下段の図は、コネクタモジュール15を、軸線Lと直交してコネクタモジュール15の中心を通過する平面で切断した横断面図である。図6は第1コネクタ3と第2コネクタ4との接続状態を第1コネクタ3の軸線Lを通過する平面で切断したコネクタユニット1の縦断面図である。
2コネクタ4に対して−Z方向に押し込む。そして、操作部材16を、ハンドル49のストッパ部分49aが+Z方向の端に位置するコネクタモジュール15のハウジング18当接する閉位置16Bに配置する。
本例では、第1コネクタ3と第2コネクタ4とを接続する際には、第2コネクタ4の板バネ31が第1コネクタ3の導通部14の外周側に配置されるまでの間、開閉機構32によって板バネ31を離間位置31Aに変位させておくことにより、第1コネクタ3の導通部14と第2コネクタ4の板バネ31とが摺接することを回避できる。また、第1コネクタ3と第2コネクタ4との接続を解除する際には、開閉機構32によって第2コネクタ4の板バネ31を離間位置31Aに変位させた後に、第1コネクタ3と第2コネクタ4とを離間させることにより、第1コネクタ3の導通部14と第2コネクタ4の板バネ31とが摺接することを回避できる。よって、第1コネクタ3と第2コネクタ4との接続と接続の解除を繰り返しても、電気的な接点を構成する導通部14(導電性部材23)と板バネ31とが摩耗することを防止できる。
から離間させることが容易である。
図7は変形例のコネクタユニットの説明図である。なお、図7に示す変形例のコネクタユニット1Aは上記のコネクタユニット1と対応する構成を備えるので、対応する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。図7(a)は変形例のコネクタユニット1Aの第2コネクタ4のコネクタモジュール15を、接続用貫通穴18aの中心をZ軸方向に通過する平面で切断した断面図である。図7(a)はコネクタユニット1における図3(b)の断面図に対応する。図7(b)は変形例のコネクタユニット1Aの第2コネクタ4のコネクタモジュール15を、操作用貫通穴18bの中心をZ軸方向に通過する平面で切断した断面図である。図7(b)はコネクタユニット1における図3(c)の断面図に対応する。
第1コネクタ3と第2コネクタ4とを接続する際には、第2コネクタ4の操作部材16を開位置16Aに配置して、板バネ31を離間位置31Aに配置する。また、この状態で、第1コネクタ3の小径軸部11を、第2コネクタ4の各コネクタモジュール15の接続用貫通穴18aに貫通させて、大径軸部12を、+Z方向の端に位置するコネクタモジュール15のハウジング18に当接させる。
図9(a)は第1コネクタ3に用いることができる変形例の導電性部材23aであり、図9(b)は第2コネクタ4に用いることができる変形例の板バネ31aである。図9に示す例では、導電性部材23aの軸線L方向の途中位置に円環状凹部68を設け、板バネ31aの円弧形状部分34の内周面の軸線L方向の途中位置に円環状凹部68に嵌合する円弧形状凸部69(凸部)を設けている。円環状凹部68と円弧形状凸部69とは、導電性部材23aの外周側に配置された板バネ31aが開閉機構32によって導通位置31Bに配置されると、互いに嵌合する。
円弧形状の凹部を設けてもよい。なお、凸部および凹部は、円弧形状、或いは、円環状ではなく、周方向の一部分に設けられた凸部および凹部とすることもできる。
図10は、別の開閉機構を搭載した変形例のコネクタモジュールの説明図である。図10(a)は変形例1のコネクタモジュール15Aの説明図であり、図10(b)は変形例2のコネクタモジュール15Bの説明図である。図10(a)および図10(b)において、左側の図は板バネ31が離間位置31Aに位置する状態であり、右側の図は板バネ31が導通位置31Bに位置する状態である。
16…操作部材、16A…開位置、16B…閉位置、18…ハウジング、18a…接続用貫通穴、18b…操作用貫通穴、21…棒状部材、22…環状凹部、23・23a…導電性部材、25…円形凹部、26…配線経路、27…シール部材、28…貫通穴、31・31a…板バネ(導電性の弾性部材)、31A…離間位置、31B…導通位置、32…開閉機構、34…円弧形状部分、35…操作部分、36…延設部分、41…底板部、42…天井板部、43…枠部、44…板バネ収容空間、48…接続部(リンク機構)、49…ハンドル、49a…ストッパ部分、49b…把持部分、50…ストッパ部、51…小径柱部、52…テーパー部、53…大径柱部、55…第1シール部材、56…第2シール部材、57…第3シール部材、58…第4シール部材、59…底板部側接続用貫通穴部分、60…天井板部側接続用貫通穴部分、61…底板部側操作用貫通穴部分、62…天井板部側操作用貫通穴部分、64…円形凹部、68…円環状凹部、69…円弧形状凸部、71…操作部材、72…開閉部、73…摘み部、75…操作部材、76…開閉操作部、77…接続部、L…軸線
Claims (4)
- 外周面に環状の外周面部分を備える第1コネクタと、
前記外周面部分に外周側から着脱可能に装着される第2コネクタと、を有し、
前記第1コネクタは、前記外周面部分に導通部を有する筒状の導電性部材を備え、
前記第2コネクタは、前記外周面部分に外周側から接触可能な円弧形状部分を有する導電性の弾性部材と、前記弾性部材を、前記第1コネクタに対向する内側面が前記導通部に接触する導通位置と当該内側面が前記導通部から外周側に離間する離間位置との間で変位させる開閉機構と、を備え、
前記弾性部材は、導電性の金属からなる板バネであり、前記円弧形状部分において、その厚み方向を前記導電性部材の軸線と直交する方向に向けており、
前記外周面部分には、凸部および凹部のいずれか一方が設けられており、
前記円弧形状部分には、その内側面に前記凸部および前記凹部のいずれか他方が設けられており、
前記開閉機構は、前記円弧形状部分の内径寸法を変化させ、
前記弾性部材が前記導通位置に変位したときに、前記導電性部材と前記弾性部材とは、面で接触するとともに、前記外周面部分に設けられた凸部および凹部のいずれか一方と、前記円弧形状部分に設けられた前記凸部および前記凹部のいずれか他方とが嵌合することを特徴とするコネクタユニット。 - 前記第1コネクタは、前記外周面部分の軸線方向の一方側に絶縁性を備える環状の第1外周面部分を備え、他方側に絶縁性を備える環状の第2外周面部分を備え、
前記第2コネクタは、前記弾性部材を内部に収容するハウジングを備え、
前記ハウジングは、前記円弧形状部分の内側を経由して当該ハウジングを前記軸線方向に貫通する貫通穴と、前記軸線方向における前記弾性部材の一方側で前記貫通穴の内壁面に取り付けられた環状の第1シール部材と、前記軸線方向における前記弾性部材の他方側で前記貫通穴の内壁面に取り付けられた環状の第2シール部材と、を備え、
前記第1コネクタが前記貫通穴に挿入されて前記外周面部分が前記円弧形状部分の内周側に位置したときに、前記第1シール部材が前記第1外周面部分に当接して当該第1外周面部分と前記ハウジングとの間をシールし、前記第2シール部材が前記第2外周面部分に当接して当該第2外周面部分と前記ハウジングとの間をシールすることを特徴とする請求項1に記載のコネクタユニット。 - 前記第1コネクタとして、前記外周面部分の軸線方向に同軸に配列された複数の前記第1コネクタを備え、
前記第2コネクタとして、複数の前記第1コネクタと同数の複数の前記第2コネクタを備え、
複数の前記第2コネクタは、前記軸線方向に配列されており、各第2コネクタが複数の前記第1コネクタのそれぞれに着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタユニット。 - 複数の前記第2コネクタの各開閉機構を同期して動作させるリンク機構を有することを特徴とする請求項3に記載のコネクタユニット。
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JP2017093704A JP6604990B2 (ja) | 2017-05-10 | 2017-05-10 | コネクタユニット、およびコネクタ |
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JP2018190641A JP2018190641A (ja) | 2018-11-29 |
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