JP6604932B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤボンディングを行う半導体製造装置に関するものであり、特に半導体製造装置が備える、ワイヤボンディングが行われる対象物を固定する押え枠に関するものである。
パワーモジュールなどの半導体装置の製造工程においては、半導体チップおよび電極などの接続部に金属ワイヤなどを接続するワイヤボンディングが行われる。ワイヤボンディングを行う半導体製造装置において、ワイヤボンディングが行われる半導体装置などの対象物は、開口部を有する押え枠によって、当該開口部から接続部が露出するように上から押さえられて固定される(例えば、特許文献1および特許文献2を参照)。
また、ワイヤボンディングを行う半導体製造装置には、対象物の接続部を照らす照明と、カメラによって対象物を撮像して接続部の位置を認識する位置認識処理装置とを備え、当該位置認識処理装置での接続部の位置の認識結果に基づいて、当該接続部にワイヤボンディングを行うものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開昭62−76729号公報 実開平4−67335号公報
上記従来のワイヤボンディングを行う半導体製造装置においては、押え枠の開口部から露出している対象物を照明で照らして、接続部の位置を位置認識処理装置で認識する場合に、照明から出射された光が押え枠の上面で反射した反射光がカメラに集中することによって、位置認識処理装置が接続部の位置の認識に失敗することがある。その結果、半導体製造装置は接続部にワイヤボンディングを行うことができず、半導体製造装置の稼働率が低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記のような、位置認識処理装置が対象物の接続部の位置の認識に失敗するという問題を解決するためになされたものであり、照明から出射された光が押え枠の上面で反射した反射光がカメラに集中することを抑制し、位置認識処理装置が対象物の接続部の位置の認識に失敗する認識不良を低減することができる半導体製造装置を提供することを目的とする。
本発明の一の実施の形態に係る半導体製造装置は、ワイヤボンディングを行う半導体製造装置である。半導体製造装置は、押え枠、照明、位置認識処理装置およびボンドヘッドを備える。押え枠は金属からなり、開口部を有し、開口部からワイヤボンディングが行われる対象物が有する接続部が露出するように対象物を上から押さえて固定する。照明は、開口部から露出している接続部を、押え枠における対象物とは反対側の上面側から照らす。位置認識処理装置は、照明で照らされた接続部を押え枠の上面側から撮像するカメラを有し、カメラでの撮像結果に基づいて接続部の位置を認識する。ボンドヘッドは、位置認識処理装置での接続部の位置の認識結果に基づいて、接続部にワイヤボンディングを行う。開口部の内壁における平面視において照明側に位置する所定領域は、開口部における押え枠の上面側の開口から傾斜する、照明の光軸と平行な傾斜面である。
また、本発明の一の実施の形態に係る半導体製造装置は、ワイヤボンディングを行う半導体製造装置である。半導体製造装置は、押え枠、照明、位置認識処理装置およびボンドヘッドを備える。押え枠は金属からなり、開口部を有し、開口部からワイヤボンディングが行われる対象物が有する接続部が露出するように対象物を上から押さえて固定する。照明は、開口部から露出している接続部を、押え枠における対象物とは反対側の上面側から照らす。位置認識処理装置は、照明で照らされた接続部を押え枠の上面側から撮像するカメラを有し、カメラでの撮像結果に基づいて接続部の位置を認識する。ボンドヘッドは、位置認識処理装置での接続部の位置の認識結果に基づいて、接続部にワイヤボンディングを行う。押え枠は、開口部における押え枠の上面側の開口を取り囲む領域に、照明から出射される光の正反射を抑制する反射抑制部を有する。
本発明によれば、照明から出射された光が押え枠の上面で反射した反射光がカメラに集中することを抑制することができる。これにより、位置認識処理装置において、ワイヤボンディングが行われる対象物の接続部の位置の認識不良を低減することができる。
実施の形態1に係る半導体製造装置の正面図である。 実施の形態1に係る半導体製造装置が備える押え枠の斜視図である。 実施の形態2に係る半導体製造装置が備える押え枠の斜視図である。 前提技術に係る半導体製造装置の正面図である。 前提技術に係る半導体製造装置が備える押え枠の斜視図である。
<前提技術>
本発明の実施の形態について説明する前に、まずは前提技術について図面に基づいて説明する。図4は、前提技術に係る半導体製造装置100の構成の一例を概略的に示す正面図である。図5は、前提技術に係る半導体製造装置100が備える押え枠2の形状の一例を概略的に示す斜視図である。図4における押え枠2については、図5に示される矢視B−Bにおける断面構造を示している。
半導体製造装置100は、ワイヤボンディングを行う半導体製造装置であって、「ワイヤボンド装置」または「ワイヤボンダ」などと呼ばれる。図4に示されるように、半導体製造装置100は、ボンドヘッド1、押え枠2、位置認識処理装置3、照明6a,6b、および基台5を備える。また、図4には、半導体製造装置100によってワイヤボンディングが行われる対象物4が示されている。
対象物4は、ワイヤボンディングによってワイヤが接続される接続部4aを備える。対象物4は例えば半導体装置であって、接続部4aは半導体装置が備える半導体チップおよび電極などである。以下では、対象物4を「半導体装置4」とも呼ぶ。半導体装置4は、接続部4aを上側に向けて基台5上に配置される。
図4,5の例では、押え枠2は、平面視において長方形かつ板状の本体部200aと、四角柱状の2つの台座部200bとを備える。2つの台座部200bは、その長手方向が本体部200aの下面200abにおける長手方向での両端部にそれぞれ沿うように本体部200aと一体化している。
本体部200aはその中央部分に厚さ方向に貫通する開口部20を備える。開口部20は直方体状になっており、開口部20の内壁20aは本体部200aの上面200aaおよび下面200abに対して垂直になっている。開口部20は、本体部200aの上面200aa側の開口21と下面200ab側の開口22とを有する。
半導体製造装置100が半導体装置4にワイヤボンディングを行う際には、押え枠2は、開口部20から接続部4aが露出するように、半導体装置4を上から押さえて基台5上に固定する。
本例では、半導体製造装置100は、2つの照明6a,6bを有している。照明6a,6bは、押え枠2の上面200aa側からみた平面視において、押え枠2の長手方向で接続部4aを挟むように配置されている。照明6a,6bは、半導体装置4における接続部4aを含む開口部20から露出している部分を、押え枠2の上面200aa側から照らす。図4には照明6aの光軸OA1と照明6bの光軸OA2とを示している。なお以下では、2つの照明6aおよび6bを特に区別する必要がない場合には、これらを単に「照明6」と呼ぶ。
位置認識処理装置3は、押え枠2の上面200aa側、例えば開口部20の直上に位置するカメラ3aを有する。カメラ3aは、半導体装置4における照明6で照らされた部分からの反射光を受光することによって当該部分を撮像する。
位置認識処理装置3は、カメラ3aでの撮像結果に基づいて、具体的には、カメラ3aで撮像された画像データを画像処理することによって、半導体装置4の接続部4aの位置を認識する。
ボンドヘッド1は、位置認識処理装置3での接続部4aの位置の認識結果に基づいて接続部4aにワイヤボンディングを行う。ボンドヘッド1は、例えば、図示しないキャピラリなどを制御することによって、接続部4aにワイヤボンディングを行う。
ここで、押え枠2は、照明6の光を鏡面反射(正反射)するような、照明6の光に対する反射率が比較的高い、SUS(ステンレス鋼)などの金属からなる。そのため、前提技術に係る半導体製造装置100においては、押え枠2の上面200aaにおける開口21を取り囲む周辺の領域(以下、「開口周辺部」とも呼ぶ)で照明6からの光が正反射して、その反射光がカメラ3aに集中することがある(図4では、照明6aの光が反射する様子を太線で示す)。この場合、カメラ3aに入射する光量が多くなり、撮像される画像に局所的に白とびが発生するなどして、当該画像における接続部4aのコントラストが低下して位置認識処理装置3が接続部4aの位置を認識できないことがある。その結果、ボンドヘッド1が接続部4aにワイヤボンディングを行うことができなくなってしまう。
以下では、上記問題を解決するための本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体製造装置100Aの構成の一例を概略的に示す正面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る半導体製造装置100Aが備える押え枠2Aの形状の一例を概略的に示す斜視図である。図1における押え枠2Aについては、図2に示される矢視A−Aにおける断面構造を示している。
図1に示されるように、本発明の実施の形態1に係る半導体製造装置100Aは、図4に示される前提技術に係る半導体製造装置100と比較して、押え枠2にかわり押え枠2Aを備える。なお、実施の形態1において、前提技術で説明したものと同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
押え枠2Aは、前提技術における押え枠2と同様、照明6の光を鏡面反射(正反射)するような、照明6の光に対する反射率が比較的高いSUSなどの金属からなる。以下では、押え枠2AがSUSからなるものとして説明する。図1,2に示されるように、押え枠2Aは、本体部200aの中央部分に、上面200aa側の開口21から下面200ab側の開口22へと貫通する開口部20を備える。本実施の形態では、開口部20は、上底が下面200ab側となる四角錐台状になっている。開口部20の内壁20aにおける本体部200aの長手方向で対向する面20aa,20ab、ならびに本体部200aの短手方向で対向する面20ac,20adは、それぞれ、上面200aa側の開口21から下面200ab側の開口22にかけて開口部20の内側に向けて傾斜している。以下では、面20aa〜20adのそれぞれを「傾斜面20aa〜20ad」とも呼ぶ。なお、押え枠2Aにおける開口部20以外の形状は、前提技術における押え枠2と同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施例においては、照明6a,6bは、それぞれ、押え枠2の上面200aa側からみた平面視において、傾斜面20aa,20abの外側に、押え枠2の長手方向で接続部4aを挟むように配置されている。傾斜面20aaは照明6aの光軸OA1と平行になっており、傾斜面20abは照明6bの光軸OA2と平行になっている。つまり、開口部20の内壁20aにおける、平面視において照明側に位置する面が当該照明の光軸と平行な傾斜面となっている。
本実施の形態に係る半導体製造装置100Aによれば、傾斜面20aaは照明6aの光軸OA1と平行になっており、傾斜面20abは照明6bの光軸OA2と平行になっている。これにより、照明6から出射される光が開口周辺部で反射する反射光を低減することができる。よって、当該反射光がカメラ3aに集中することを抑制し、位置認識処理装置3が接続部4aの認識に失敗することを低減することができる。
なお、本実施例では、面20ac,20adも、面20aa,20abと同様に傾斜面となっているが、押え枠2の上面200aa側からみた平面視において、押え枠2の短手方向に照明が配置されていない場合には、面20ac,20adは傾斜面でなくともよい。一方、押え枠2の上面200aa側からみた平面視において押え枠2の短手方向にも照明が配置される場合には、この照明に近い側の面はこの照明の光軸と平行な傾斜面とする。
また、本実施例では、面20aa,20abは、開口21から開口22にかけて面の全体が照明6a,6bの光軸OA1,OA2とそれぞれ平行な傾斜面となっているが、面20aa,20abにおける開口21から下面200ab側にかけての一部が照明6a,6bの光軸OA1,OA2のそれぞれと平行に傾斜しており、残りの部分は光軸OA1,OA2のそれぞれと平行に傾斜していなくてもよい。
また、本実施例では、面20aa,20abは、開口部20の内周方向における面の全体が照明6a,6bの光軸OA1,OA2とそれぞれ平行な傾斜面となっているが、面20aa,20abのそれぞれにおける開口部20の内周方向における一部が照明6a,6bの光軸OA1,OA2のそれぞれと平行に傾斜しており、残りの部分は光軸OA1,OA2のそれぞれと平行に傾斜していなくてもよい。
また、開口部20の形状は上記の例に限られず、上底が下面200ab側となる円錐台状などであってもよい。開口部20の形状が上底が下面200ab側となる円錐台状であり、光軸OA1,OA2それぞれの上面200aaに対する傾斜角が同一の場合には、開口部20の内壁20aは、光軸OA1,OA2がなす角度がテーパー角となるテーパー状であってもよい。
つまり、開口部20の内壁20aにおける、平面視において照明側に位置する所定領域が、開口部20における押え枠2Aの上面200aa側の開口21から傾斜する、当該照明の光軸と平行な傾斜面となっていれば、上記と同様の効果が得られる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係る半導体製造装置について説明する。実施の形態1では、開口部20の内壁20aにおける、平面視において照明側に位置する面を当該照明の光軸と平行な傾斜面にすることによって、照明6から出射された光が開口周辺部にあたりにくくしていたが、実施の形態2に係る半導体装置では、開口周辺部の反射率を低減することによって照明6の反射を抑制する。
実施の形態2に係る半導体製造装置は、図4に示される前提技術に係る半導体製造装置100と比較して、押え枠2にかわり押え枠2Bを備える。なお、実施の形態2に係る半導体装置における押え枠2B以外の構成は、前提技術および実施の形態1で説明したものと同一であるので詳細な説明を省略する。
図3は、実施の形態2に係る半導体製造装置が備える押え枠2Bの形状の一例を概略的に示す斜視図である。なお、押え枠2Bにおいて、前提技術における押え枠2、実施の形態1における押え枠2Aと同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示されるように、押え枠2Bは、前提技術における押え枠2と同様、内壁20aが傾斜していない直方体状の開口部20を備える。本実施の形態では、押え枠2Bは、図3において斜線領域で示されるように、開口周辺部に設けられる反射抑制部23を備える。反射抑制部23における照明6の光に対する反射率は、上面200aaにおける反射抑制部23以外の領域よりも低くなっている。本実施の形態では、反射抑制部23は、開口周辺部に塗布されている黒色塗料である。
本実施の形態に係る半導体製造装置によれば、押え枠2Bは、開口周辺部に反射抑制部23を備えることから、照明6から出射される光が開口周辺部で正反射する反射光を低減することができる。よって、当該反射光がカメラ3aに集中することを抑制し、位置認識処理装置3が接続部4aの認識に失敗することを低減することができる。
また、本実施の形態では、反射抑制部23は開口周辺部に塗布される黒色塗料であることから、開口周辺部に黒色塗料を塗布するという簡単な方法によって、開口周辺部の反射率を低減することができる。なお、反射抑制部23は、反射率を低減することができれば黒色以外の塗料であってもよい。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3に係る半導体製造装置について説明する。実施の形態3では、開口周辺部の表面を粗くすることによって照明6から出射される光の反射を抑制する。
実施の形態3に係る半導体製造装置は、実施の形態2と同様、反射抑制部23を有する押え枠2Bを備える。本実施の形態では、反射抑制部23は、黒色塗料ではなく、押え枠2Bの上面200aaにおける反射抑制部23以外の領域よりも表面が粗くなっている粗化部である。反射抑制部23は、例えば、開口周辺部をサンドブラスト処理加工することによって形成される。なお、実施の形態3に係る半導体製造装置における、反射抑制部23以外の構成については、実施の形態1,2に係る半導体製造装置と同様であるので詳細な説明は省略する。
実施の形態3に係る半導体製造装置によれば、反射抑制部23は押え枠2Bの上面200aaにおける反射抑制部23以外の領域よりも表面が粗くなっている粗化部であることから、反射抑制部23における照明6の光に対する反射率は、上面200aaにおける反射抑制部23以外の領域よりも低くなっており、照明6から出射される光が開口周辺部で正反射する反射光を低減することができる。よって、当該反射光がカメラ3aに集中することを抑制し、位置認識処理装置3が接続部4aの認識に失敗することを低減することができる。
<実施の形態4>
次に、実施の形態3に係る半導体製造装置について説明する。実施の形態4では、開口周辺部の部材をその他の領域よりも反射率が低いものにすることによって、照明6から出射される光の開口周辺部での反射を抑制する。
実施の形態4に係る半導体装置は、実施の形態2,3と同様、反射抑制部23を有する押え枠2Bを備える。本実施の形態では、押え枠2Bにおける反射抑制部以外の部分はSUSからなり、反射抑制部23は反射率がSUSより低いセラミック材である。反射抑制部23は、例えば、開口周辺部上にセラミック材を貼り付けることによって形成してもよいし、開口周辺部に嵌合部をもうけて、セラミック材を嵌め込むようにして形成してもよい。なお、実施の形態3に係る半導体製造装置における、反射抑制部23以外の構成については、実施の形態1,2に係る半導体製造装置と同様であるので詳細な説明は省略する。
実施の形態4に係る半導体製造装置によれば、反射抑制部23は押え枠2Bの上面200aaにおける反射抑制部23以外の領域よりも反射率が低いセラミック材であることから、照明6から出射される光が開口周辺部で正反射する反射光を低減することができる。よって、当該反射光がカメラ3aに集中することを抑制し、位置認識処理装置3が接続部4aの認識に失敗することを低減することができる。
なお、本実施の形態では、反射抑制部23がセラミック材である例について説明したが、上面200aaにおける反射抑制部23以外の領域よりも反射率が低ければ、反射抑制部23は他の材料で構成されていてもよい。
なお、実施の形態2〜4における反射抑制部23は、開口21を取り囲む方向における全周囲に設けられていてもよいし、当該方向における平面視において照明に近い部分のみに設けられていてもよいし、上面200aa全体に設けられていてもよい。
また、反射抑制部23は、開口周辺部だけでなく内壁20aにも設けても良い。これにより、半導体装置4などで反射した光が内壁20aで反射するのを抑制することができ、位置認識処理装置3において接続部4aをより認識しやすくすることができる。
また、実施の形態2〜4における押え枠2Bにおいても、実施の形態1における押え枠2Aのように、内壁20aを照明の光軸と平行に傾斜させてもよい。これにより開口周辺部での照明の光の反射をより抑制することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 ボンドヘッド、2,2A,2B 押え枠、3 位置認識処理装置、3a カメラ、4 対象物(半導体装置)、4a 接続部、6(6a,6b) 照明、20 開口部、21,22 開口、20a 内壁、20aa〜20ad 面(傾斜面)、23 反射抑制部、100,100A 半導体製造装置、OA1,OA2 光軸。

Claims (5)

  1. ワイヤボンディングを行う半導体製造装置であって、
    開口部を有し、前記開口部から前記ワイヤボンディングが行われる対象物が有する接続部が露出するように前記対象物を上から押さえて固定する、金属からなる押え枠と、
    前記開口部から露出している前記接続部を、前記押え枠における前記対象物とは反対側の上面側から照らす照明と、
    前記照明で照らされた前記接続部を前記押え枠の前記上面側から撮像するカメラを有し、前記カメラでの撮像結果に基づいて前記接続部の位置を認識する位置認識処理装置と、
    前記位置認識処理装置での前記接続部の位置の認識結果に基づいて、前記接続部に前記ワイヤボンディングを行うボンドヘッドと
    を備え、
    前記開口部の内壁における平面視において前記照明側に位置する所定領域は、前記開口部における前記押え枠の前記上面側の開口から傾斜する、前記照明の光軸と平行な傾斜面である、半導体製造装置。
  2. 請求項1に記載の半導体製造装置であって、
    前記押え枠は、前記開口部における前記押え枠の前記上面側の開口を取り囲む領域に、前記照明から出射される光の正反射を抑制する反射抑制部を有する、半導体製造装置。
  3. 請求項2に記載の半導体製造装置であって、
    前記反射抑制部は前記領域に塗布される黒色塗料である、半導体製造装置。
  4. 請求項2に記載の半導体製造装置であって、
    前記反射抑制部は前記領域に設けられるセラミック材である、半導体製造装置。
  5. 請求項2に記載の半導体製造装置であって、
    前記反射抑制部は前記押え枠の前記上面における前記領域外の領域よりも表面が粗い粗化部である、半導体製造装置。
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