JPH11212002A - 空間光変調器および投写型表示装置 - Google Patents

空間光変調器および投写型表示装置

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JPH11212002A
JPH11212002A JP1156198A JP1156198A JPH11212002A JP H11212002 A JPH11212002 A JP H11212002A JP 1156198 A JP1156198 A JP 1156198A JP 1156198 A JP1156198 A JP 1156198A JP H11212002 A JPH11212002 A JP H11212002A
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mirror
spatial light
light modulator
light
thin film
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Osamu Yokoyama
修 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形可能なミラー要素を支持する構造による
光の遮蔽、散乱がない変形可能ミラーデバイスを備えた
空間光変調器を提供する。 【解決手段】 Si基板112上に透明絶縁膜109、
共通電極膜108、圧電膜107および画素電極膜10
6を積層して2次元アレイ状のミラー要素を形成する。
その後、Si基板をエッチングして基板除去部113を
形成してミラー要素を変形可能とする。ガラス基板10
1上に形成された薄膜トランジスタ102に、バンプ1
05を介してミラー要素を接続する。照明光は、ガラス
基板101を通してミラー要素に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間光変調器とし
て用いることができる変形可能ミラーデバイスの構造お
よびそれを用いた投写型表示装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電薄膜を電極薄膜で挟持した構
造から成るミラー膜構造において、薄膜トランジスタな
どの能動素子によって圧電薄膜に電圧を印加してミラー
膜構造を変形させ、そのミラー膜構造の変形によってミ
ラー膜構造に入射する光を変調する変形可能ミラーデバ
イスとして、ミラー膜構造が形成されているミラー基板
と、能動素子が形成されている能動素子基板を互いに貼
り合わせた構造が考案されていた。
【0003】この構造を図7を用いて説明する。図7は
変形可能ミラーデバイスを構成する幾つかの変形可能ミ
ラー要素の断面図である。
【0004】ミラー基板は、シリコン(Si)基板11
2上に変形可能ミラー要素111A、111Bが二次元
アレイ状に配置されて構成される。シリコン基板112
の表面に透明絶縁膜109、共通電極膜108、圧電膜
107および画素電極膜106が積層されてミラー膜構
造が形成されるが、ミラー膜構造を変形可能とするため
に、変形領域に対応する部分のシリコン基板はエッチン
グされ、基板除去部113が形成される。
【0005】能動素子基板は、ガラス基板101上に薄
膜トランジスタ102が形成されて構成される。
【0006】ミラー基板と能動素子基板は、変形可能ミ
ラー要素と薄膜トランジスタとを一画素ごとに対応させ
て貼り合わされる。変形可能なミラー要素を変形させる
ために、薄膜トランジスタにより生成される駆動電圧を
圧電膜107に供給する必要がある。このため、ミラー
基板に形成されたミラー膜構造を薄膜トランジスタに対
向させ、薄膜トランジスタのドレイン電極103とミラ
ー膜構造を構成する画素電極膜106とを電気的に接続
するバンプ105を介して、両基板が貼り合わされる。
【0007】このような構造の変形可能ミラーデバイス
において照明光701をミラー基板側から入射させる場
合、この照明光はシリコン基板に設けられた基板除去部
113から入射し、ミラー膜構造で反射された反射光7
02は再び基板除去部から射出されることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の変形可能ミラーデバイスでは、シリコン基板に形成
された基板除去部が光を遮ったり、不要な反射を生じさ
せる原因となるので、光変調のコントラストの低下をも
たらすという問題点があった。
【0009】シリコン基板は、製造工程における取り扱
いが容易になるようにある程度の厚さ(100μm〜2
00μm)が必要である。ところが、一画素、すなわち
一つの変形可能ミラー要素の大きさを小さくしていく
と、基板除去部の開口に比べて深さが深くなってしま
う。たとえば、シリコン基板の厚みを100μm、基板
除去部の開口を50μmとすると、深さは開口の2倍に
もなる。
【0010】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、ミラー膜構造に電圧を印加するトランジスタを透明
基板上に形成される薄膜トランジスタとし、この透明基
板を通してミラー膜構造に照明光を入射させることによ
り、ミラー膜構造を支えているシリコン基板による光の
遮蔽をなくし、光変調のコントラストを高めることを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の空間光変
調器は、圧電薄膜と該圧電薄膜を挟持する電極薄膜とか
ら成り、前記圧電薄膜に電圧を印加することによって曲
面状に変形可能なミラー要素の配列と、透明基板から成
る能動素子基板上に形成された能動素子の配列と、前記
ミラー要素の各々に対応して前記能動素子の各々を電気
的に接続する構造とを備えた空間光変調器において、照
明光を前記能動素子基板を通して前記ミラー要素に照射
させることを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、ミラー要素を支持する
構造体がない方から照明光をミラー要素に照射できるの
で、光の遮蔽や不要な散乱あるいは反射が生じない、明
るくコントラストが高い空間光変調器を構成できるとい
う効果を有する。
【0013】請求項2記載の空間光変調器は、請求項1
記載の空間光変調器において、前記能動素子基板の前記
照明光の入射側に、前記ミラー要素の各々に対応したレ
ンズ要素の配列から成るレンズアレイが配置され、前記
レンズ要素の前記能動素子基板側の焦点が、前記ミラー
要素の変形時の近軸曲率中心の位置あるいはその近傍に
配置されていることを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、照明光をミラー要素の
変形領域に集中させることができるので、光の変調に寄
与しない非変形部を照明する光を抑制することができる
という効果を有する。
【0015】請求項3記載の空間光変調器は、請求項2
記載の空間光変調器において、前記ミラー要素の各々に
対応してピンホールの配列が配置され、前記ピンホール
は、対応する各々の前記ミラー要素の変形時の近軸曲率
中心の位置あるいはその近傍に配置されていることを特
徴とする。
【0016】上記構成によれば、光の変調のコントラス
トを向上させることができるという効果を有する。
【0017】請求項4記載の投写型表示装置は、請求項
1乃至3のいずれか一項に記載の空間光変調器と、光源
と、該光源からの光を略平行な光に変換して前記空間光
変調器を照明する照明光学系と、前記空間光変調器で変
調されて生成された像を投写する光学系とを備えたこと
を特徴とする。
【0018】上記構成によれば、空間光変調器での光の
遮蔽、不要な反射あるいは散乱が少ないので、明るく、
かつ、コントラストの高い投写型表示装置を構成できる
という効果を有する。
【0019】請求項5記載の投写型液晶表示装置は、請
求項2に記載の空間光変調器と、光源と、該光源からの
光を略平行な光に変換して前記空間光変調器を照明する
照明光学系と、前記レンズアレイと投写レンズとの間に
配置されたレンズ系と、該レンズ系の焦点の位置あるい
は焦点の近傍に配置されたピンホールとを備えたことを
特徴とする。
【0020】上記構成によれば、コントラストの高い投
写型表示装置を簡単な光学系で構成できるという効果を
有する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
に係る空間光変調器および投写型表示装置を添付の図面
を参照しながら説明する。
【0022】(第1の実施形態)まず、図1、図2およ
び図3を用いて本発明の空間光変調器を構成する要素で
ある変形可能ミラーデバイスの構造を説明する。図1は
変形可能ミラーデバイスの一部の断面図である。図2は
変形可能ミラーデバイスを構成する要素であるミラー要
素の配列を示す斜視図および断面図である。図3は、ミ
ラー要素と、それを駆動するための薄膜トランジスタの
配列との接合を説明するための斜視図である。
【0023】ガラス基板101上に薄膜トランジスタ1
02が例えば640素子×480素子の2次元アレイ状
に形成されている。薄膜トランジスタ102のドレイン
電極103には金をメッキした後、所望のパターンにエ
ッチングされたバンプ105が形成されている。バンプ
105の高さは20μm程度であり、圧電膜107を挟
持する一方の電極薄膜、すなわち画素電極膜106に接
続されている。
【0024】画素電極膜106と、薄膜トランジスタ1
02が形成されているガラス基板上の薄膜構造との間に
はエアギャップ(空隙)110がある。
【0025】ミラー膜構造は、透明絶縁膜109、共通
電極膜108、圧電膜107、画素電極膜106の積層
構造から成っている。共通電極膜108、圧電膜107
および画素電極膜106の厚みは全体で1μm程度であ
る。
【0026】薄膜トランジスタ102によってミラー膜
構造の画素電極膜106に電圧が印加されると圧電膜1
07が変形し、変形しているミラー要素111Aのよう
に湾曲する。一方、薄膜トランジスタ102によって電
圧を印加されていない場合には変形していないミラー要
素111Bのように、ミラー膜構造はほぼ平坦となって
いる。
【0027】共通電極膜108は各画素に対する共通の
電極である。
【0028】続いて、図2および図3を用いて変形可能
ミラーデバイスの製造方法を説明する。
【0029】まず、ミラー膜構造の製造方法を図2を用
いて説明する。シリコン基板112上に、透明絶縁膜1
09となるシリコン熱酸化膜を形成する。その上に共通
電極膜108となるプラチナ(Pt)等の金属薄膜を形
成する。その上に圧電膜107となるジルコン酸チタン
酸鉛(PZT)膜を形成する。次に、圧電膜の特性を出
すために熱アニーリングを行なう。熱アニーリング工程
が必要なので、基板としては耐熱性の基板が必要とな
る。次に画素電極膜106となるプラチナ(Pt)等の
金属薄膜を形成する。続いて、空間光変調器の画素に対
応する独立したミラー要素111を形成するために、画
素電極膜106と圧電膜102を所望の画素形状にエッ
チングする。
【0030】薄膜トランジスタとミラー要素との間の電
気的な接続をとるためのバンプ105は、電極パッド2
01で画素電極膜106と接続される。変形領域をでき
るだけ円形とするために、電極パッド201とミラー要
素の変形領域との間は細いパターンとなっている。
【0031】続いて、ミラー要素を変形可能とするため
にミラー膜構造の下部にあるシリコン基板をエッチング
して基板除去部113を形成する。
【0032】図2では、ミラー要素の形状は円形であ
り、従って、ミラー要素が変形する領域は円形である。
圧電膜に電圧が印加されるとミラー要素は球面状に変形
(湾曲)する。なお、一つのミラー要素に一つの薄膜ト
ランジスタが対応して接続されるので、薄膜トランジス
タの配列が640×480であればミラー要素の配列の
数も640×480となる。
【0033】図3に薄膜トランジスタとミラー要素との
接続方法を示す。図2で説明したミラー要素を構成する
画素電極膜106を薄膜トランジスタ102の方に向け
て、電極パッド201が薄膜トランジスタ素子基板のバ
ンプ105に熱圧着される。
【0034】以上のような工程で製造された変形可能ミ
ラーデバイスを空間光変調器として利用する例を図4に
示す。図4は空間光変調器の一部(3要素)だけの断面
図である。
【0035】各ミラー要素に対してピンホール411お
よびマイクロレンズ要素401が光軸を一致させて配置
されている。ピンホール411は、ガラスなどの透明基
板413の表面に形成された遮光膜412に穴を開けて
形成され、透明基板413上に2次元アレイ状に配置さ
れてピンホールアレイ410を構成している。マイクロ
レンズ要素401も2次元アレイ状に配置されマイクロ
レンズアレイ400を構成している。
【0036】ピンホール411は、ミラー要素の変形形
状を球面で近似した場合の曲率中心あるいはその近傍に
配置される。また、ピンホール411は、マイクロレン
ズ要素401の焦点あるいはその近傍に配置される。
【0037】マイクロレンズアレイ400に対して照明
光420が照射される。照明光420としては平行光線
が望ましい。照明光420はマイクロレンズ要素401
によってピンホール411に集光され、ピンホールを通
過した後にミラー要素に入射し、反射される。薄膜トラ
ンジスタ102は、照明光を遮らない位置に形成され
る。
【0038】変形していないミラー要素111Bで反射
された光のうち、光軸上の光は再びピンホール411を
通過してマイクロレンズ要素401を透過するが、その
他の光は発散して遮光膜412で遮光されてマイクロレ
ンズ要素401の方へは戻らない。
【0039】一方、変形しているミラー要素111Aで
反射した光は、ピンホール411を通過した後、マイク
ロレンズ要素401に入射し、ほぼ平行な光となってマ
イクロレンズ要素401から射出される。
【0040】以上のような原理によって光を変調するこ
とができ、マイクロレンズアレイ400を通して変形可
能ミラーデバイスを見ていると、変形していない画素
(111Bに対応)は暗く、変形している画素(111
Aに対応)は明るく見える。
【0041】なお、ミラー膜構造による光の反射率を向
上させるために、画素電極膜106を反射率の高いアル
ミニウムなどの薄膜とすること、あるいはプラチナなど
の薄膜の表面にアルミニウムなどの薄膜をさらに積層す
ることが望ましい。
【0042】本発明の製造方法で製造された変形可能ミ
ラーデバイスは、照明光をさえぎる、あるいは不要な反
射光を生じさせる構造がないため、入射光を効率良く変
調できるという効果を有する。
【0043】なお、薄膜トランジスタが形成されている
透明基板を光が通るため、その基板の両面に反射防止膜
を形成することにより、光の利用効率を高めることがで
きるとともに、コントラストを低下させる不要な反射光
を抑えることができる。
【0044】本実施形態では、ミラー要素を支える構造
としてシリコン基板を残しているが、ミラー要素と薄膜
トランジスタとを接合した後でシリコン基板を全面に渡
って除去しても良い。
【0045】(第2の実施形態)図5には、第1の実施
形態で説明した空間光変調器を用いた投写型表示装置の
主要な光学系の断面図を示す。図を見易くするために、
変形可能ミラーデバイスの構成は大幅に簡略化して描い
てある。
【0046】メタルハライドランプなどの光源501か
ら放射された光を放物面鏡であるリフレクタ502で平
行性の良い光に変換し、ビームスプリッタ503で空間
光変調器の方へ反射させる。
【0047】第1の実施形態で説明したように、変形し
ているミラー要素111Aで反射された光はピンホール
411を通過してマイクロレンズアレイ400、ビーム
スプリッタ503を経て投写レンズ504へ到達し、ス
クリーン505に結像される。一方、変形していないミ
ラー要素111Bで反射された光は、ほとんどが遮光膜
412で遮光されて投写レンズ504には到達しない。
このようにして、変形しているミラー要素で反射された
光がスクリーンに到達して画像を形成する。
【0048】(第3の実施形態)図6には、第1の実施
形態で説明した空間光変調器とは異なる構成の空間光変
調器を用いた投写型表示装置の主要な光学系の断面図を
示す。図を見易くするために、変形可能ミラーデバイス
の構成は大幅に簡略化して描いてある。
【0049】本実施形態の投写型表示装置で用いられて
いる空間光変調器は、第1の実施形態で説明した空間光
変調器と比べて、マイクロレンズ要素の焦点と変形可能
ミラー要素の曲率中心がほぼ一致している構成は同じで
あるが、ピンホールの構成が異なっている。
【0050】単一のピンホール601がレンズ600の
焦点あるいはその近傍に配置されている。
【0051】メタルハライドランプなどの光源501か
ら放射された光を放物面鏡であるリフレクタ502で平
行性の良い光に変換し、マイクロレンズアレイ400を
通して変形可能ミラーデバイス100を照明する。
【0052】変形しているミラー要素111Aで反射さ
れた光はマイクロレンズアレイ400によってほぼ平行
な光となり、ビームスプリッタ503を透過した後にレ
ンズ600で焦点に集光され、ピンホール601を通過
して投写レンズ602へ到達し、スクリーン505に結
像される。一方、変形していないミラー要素111Bで
反射された光はほとんどがピンホール601を通過する
ことができず、投写レンズ602に到達しない。このよ
うにして、変形しているミラー要素で反射された光だけ
がスクリーンに到達して画像を形成する。
【0053】以上、第2あるいは第3の実施形態では一
つの空間光変調器を用いた投写型表示装置を説明した
が、本発明は複数の空間光変調器を用いてカラー画像を
投写する表示装置や、レンズを通して空間光変調器に生
成された画像の拡大された虚像を観察する表示装置など
への応用が可能である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、能動素子を透明基板
上に形成し、その透明基板を通して変形可能なミラー要
素に照明光を照射することにより、ミラー膜構造を支え
る支持構造を持ちながら、その支持構造による光の遮
蔽、あるいは不要な反射を生じさせない、光利用効率の
高い空間光変調器を提供できるという効果を有する。
【0055】また、その空間光変調器を用いて、光利用
効率が高い投写型表示装置を提供できるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変形可能ミラーデバイスの一部の断面
図。
【図2】本発明の変形可能ミラーデバイスを構成する要
素であるミラー要素の配列を示す斜視図および断面図。
【図3】本発明の変形可能ミラーデバイスにおいて、ミ
ラー要素と、それを駆動するための薄膜トランジスタの
配列との接合を説明するための斜視図。
【図4】本発明の空間光変調器の一部の断面図。
【図5】本発明の空間光変調器を用いた投写型表示装置
の主要な光学系の断面図。
【図6】第1の実施形態で説明した空間光変調器とは異
なる構成の空間光変調器を用いた本発明の投写型表示装
置の主要な光学系の断面図。
【図7】従来の空間光変調器を構成する変形可能ミラー
デバイスの一部分の断面図。
【符号の説明】
100、700 変形可能ミラーデバイス 101 ガラス基板 102 薄膜トランジスタ 103 ドレイン電極 104 透明絶縁膜 105 バンプ 106 画素電極膜 107 圧電膜 108 共通電極膜 109 透明絶縁膜 110 エアギャップ 111A 変形しているミラー要素 111B 変形していないミラー要素 112 Si基板 113 基板除去部 201 電極パッド 301 信号ドライバ回路 302 信号線 303 走査ドライバ回路 304 走査線 400 マイクロレンズアレイ 401 マイクロレンズ要素 410 ピンホールアレイ 411 ピンホール 412 遮光膜 413 透明基板 420 照明光 501 光源 502 リフレクタ 503 ビームスプリッタ 504、602 投写レンズ 505 スクリーン 600 レンズ 601 ピンホール 701 照明光 702 反射光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電薄膜と該圧電薄膜を挟持する電極薄
    膜とから成り、前記圧電薄膜に電圧を印加することによ
    って曲面状に変形可能なミラー要素の配列と、透明基板
    から成る能動素子基板上に形成された能動素子の配列
    と、前記ミラー要素の各々に対応して前記能動素子の各
    々を電気的に接続する構造とを備えた空間光変調器にお
    いて、照明光を前記能動素子基板を通して前記ミラー要
    素に照射させることを特徴とする空間光変調器。
  2. 【請求項2】 前記能動素子基板の前記照明光の入射側
    に、前記ミラー要素の各々に対応したレンズ要素の配列
    から成るレンズアレイが配置され、前記レンズ要素の前
    記能動素子基板側の焦点が、前記ミラー要素の変形時の
    近軸曲率中心の位置あるいはその近傍に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の空間光変調器。
  3. 【請求項3】 前記ミラー要素の各々に対応してピンホ
    ールの配列が配置され、前記ピンホールは、対応する各
    々の前記ミラー要素の変形時の近軸曲率中心の位置ある
    いはその近傍に配置されていることを特徴とする請求項
    2記載の空間光変調器。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    空間光変調器と、光源と、該光源からの光を略平行な光
    に変換して前記空間光変調器を照明する照明光学系と、
    前記空間光変調器で変調されて生成された像を投写する
    光学系とを備えたことを特徴とする投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の空間光変調器と、光源
    と、該光源からの光を略平行な光に変換して前記空間光
    変調器を照明する照明光学系と、前記レンズアレイと投
    写レンズとの間に配置されたレンズ系と、該レンズ系の
    焦点の位置あるいは焦点の近傍に配置されたピンホール
    とを備えたことを特徴とする投写型表示装置。
JP1156198A 1998-01-23 1998-01-23 空間光変調器および投写型表示装置 Withdrawn JPH11212002A (ja)

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