JP6604496B1 - 通信モジュール、電子機器、および通信モジュールの製造方法 - Google Patents

通信モジュール、電子機器、および通信モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

コイルアンテナの磁界の形成が通信回路部によって妨げられにくい通信モジュールを提供する。積層基板1と、コイルアンテナCAと、部品実装用電極7と、通信回路部(IC10)と、樹脂層14と、を備え、積層基板1は、磁性層3と非磁性層2とを備え、磁性層3は、積層基板1の第1主面1A側に配置され、非磁性層2は、積層基板1の第2主面1B側に配置され、コイルアンテナCAは、非磁性層2と接する位置に配置され、磁性層3の内部に、グランド電極6が形成され、積層基板1の第1主面1Aに、中継電極8が形成され、樹脂層14の外表面に外部電極15が形成され、樹脂層14に中継電極8と外部電極15とを電気的に接続する配線(金属柱13)が形成されたものとする。

Description

本発明は通信モジュールに関し、更に詳しくは、積層基板とコイルアンテナと通信回路部とを備えた通信モジュールに関する。また、本発明は電子機器に関し、更に詳しくは、通信モジュールと回路基板とを有する電子機器に関する。また、本発明は、本発明の通信モジュールを製造するのに適した通信モジュールの製造方法に関する。
無線通信機器に、コイルアンテナを備えた通信モジュールが広く使用されている。たとえば、特許文献1(特開2014-79014号公報)に、そのような通信モジュールが開示されている。図10に、特許文献1に開示された通信モジュール1000を示す。
通信モジュール1000は、第1非磁性体層101、磁性体層102、第2非磁性体層103が積層された積層基板104を備えている。
第1非磁性体層101の層間に第1コイルパターン105が形成され、第2非磁性体層103の層間に第2コイルパターン106が形成されている。また、第1コイルパターン105と第2コイルパターン106が、磁性体層102を貫通して形成されたビア導体(ビアホール導体)107によって接続されている。そして、第1コイルパターン105、ビア導体107、第2コイルパターン106によって、コイルアンテナ(アンテナコイル)108が形成されている。
積層基板104の下側主面に、IC(ICチップ)109と受動部品(コンデンサチップ)110が実装されている。IC109と受動部品110を覆うように、樹脂層(封止樹脂層)111が形成されている。
通信モジュール1000は、コイルアンテナ108を使って無線通信をおこなうことができる。図10に、コイルアンテナ108が発生させる磁束を、破線矢印で示す。
特開2014-79014号公報
通信モジュール1000は、図10から分かるように、コイルアンテナ108が、積層基板104の主面に対して垂直方向に磁界を発生させる。そのため、コイルアンテナ108が発生させた磁界が、積層基板104の下側主面に実装されたIC109や受動部品110を透過する。
そのため、通信モジュール1000は、IC109や受動部品110によってコイルアンテナ108の磁界の形成が妨げられ、十分に長い通信距離を得られない虞があった。また、通信モジュール1000は、コイルアンテナ108が発生させた磁界が、IC109や受動部品110によって形成された回路と鎖交するため、放射ノイズが発生し、回路に悪い影響を与える虞があった。
また、通信モジュール1000は、IC109や受動部品110がシールドされていないため、外部からIC109や受動部品110にノイズが侵入し、IC109や受動部品110が誤作動する虞があった。また、通信モジュール1000は、IC109や受動部品110がシールドされていないため、IC109や受動部品110から外部にノイズが放射される虞があった。
本発明は、上述した従来の問題を解決するためになされたものであり、その手段として、本発明の一実施態様にかかる通信モジュールは、第1主面と、第2主面と、第1主面と第2主面とを繋ぐ少なくとも1つの側面とを備えた積層基板と、コイルアンテナと、積層基板の第1主面に形成された部品実装用電極と、積層基板の第1主面に、部品実装用電極を使って搭載された通信回路部と、積層基板の第1主面側において通信回路部を覆う樹脂層と、を備え、積層基板は、磁性層と非磁性層とを備え、磁性層は、積層基板の第1主面側に配置され、非磁性層は、積層基板の第2主面側に配置され、コイルアンテナは、非磁性層と接する位置に配置され、磁性層の内部に、グランド電極が形成され、積層基板の第1主面に、中継電極が形成され、樹脂層の外表面に、外部電極が形成され、樹脂層に、中継電極と外部電極とを電気的に接続する配線が形成されたものとする。
本発明の一実施態様にかかる電子機器は、通信モジュールと、通信モジュールが実装される回路基板と、を有する電子機器であって、通信モジュールは、 第1主面と、第2主面と、第1主面と第2主面とを繋ぐ少なくとも1つの側面とを備えた積層基板と、コイルアンテナと、積層基板の第1主面に形成された部品実装用電極と、積層基板の第1主面に、部品実装用電極を使って搭載された通信回路部と、積層基板の第1主面側において通信回路部を覆う樹脂層と、を備え、積層基板は、磁性層と非磁性層とを備え、磁性層は、積層基板の第1主面側に配置され、非磁性層は、積層基板の第2主面側に配置され、コイルアンテナは、非磁性層と接する位置に配置され、磁性層の内部に、グランド電極が形成され、積層基板の第1主面に、中継電極が形成され、樹脂層の外表面に、外部電極が形成され、樹脂層に、中継電極と外部電極とを電気的に接続する配線が形成されたものであり、通信モジュールは、外部電極を介して回路基板に実装されたものとする。
また、本発明の一実施態様にかかる通信モジュールの製造方法は、複数の磁性体からなるグリーンシートと、複数の非磁性体からなるグリーンシートとを用意する工程と、ビア導体を形成するために、所定の磁性体からなるグリーンシートおよび所定の非磁性体からなるグリーンシートの所定の位置に貫通孔を形成し、貫通孔に導電性ペーストを充填する工程と、コイルパターン、グランド電極、部品実装用電極、中継電極、配線から選ばれる少なくとも1つを形成するために、所定の磁性体からなるグリーンシートおよび所定の非磁性体からなるグリーンシートの主面に導電性ペーストを所定のパターン形状に塗布する工程と、複数の磁性体からなるグリーンシートと複数の非磁性体からなるグリーンシートとを積層し、一体化させたうえで焼成して、第1主面と、第2主面と、第1主面と第2主面とを繋ぐ少なくとも1つの側面とを備え、第1主面側に磁性層が形成され、第2主面側に非磁性層が形成され、コイルパターンによって非磁性層と接する位置にコイルアンテナが形成された積層基板を作製する工程と、積層基板の第1主面に形成された部品実装用電極に電子部品を接合し、積層基板の第1主面に形成された中継電極に金属柱を接合する工程と、積層基板の第1主面側に、電子部品および金属柱を覆う樹脂層を形成する工程と、樹脂層の外表面を削り、樹脂層の外表面に金属柱の端面を露出させる工程と、を備えたものとする。
本発明の通信モジュールは、コイルアンテナの発生させた磁界(磁束)が、磁性層の内部で磁性層の広がる方向に曲がり、通信回路部に到達しにくいように設計されているため、コイルアンテナの磁界の形成が通信回路部によって妨げられにくい。また、本発明の通信モジュールは、磁性層の内部に形成されたグランド電極が、シールド電極の機能を果たすため、外部から通信回路部にノイズが侵入しにくく、通信回路部からコイルアンテナ側および外部にノイズが放射されにくい。
また、本発明の電子機器は、コイルアンテナの磁界の形成が通信回路部によって妨げられにくく、かつ、外部から通信回路部にノイズが侵入しにくく、通信回路部からコイルアンテナ側および外部にノイズが放射されにくい通信モジュールを有している。
また、本発明の通信モジュールの製造方法によれば、本発明の電子モジュールを容易に製造することができる。
図1(A)は、第1実施形態にかかる通信モジュール100の斜視図である。図1(B)は、通信モジュール100の分解斜視図である。 通信モジュール100の断面図である。 通信モジュール100の積層基板1を構成する非磁性基体層2a〜2dおよび磁性基体層3a〜3dの積図である。 通信モジュール100の使用方法の一例を示す説明図である。 図5(A)〜(C)は、それぞれ、通信モジュール100の製造方法の一例において実施される工程を示す断面図である。 図6(D)、(E)は、図5(C)の続きであり、それぞれ、通信モジュール100の製造方法の一例において実施される工程を示す断面図である。 第2実施形態にかかる通信モジュール200の断面図である。 第3実施形態にかかる通信モジュール300の断面図である。 通信モジュール300の積層基板1を構成する磁性基体層33x、3cの上側主面を示す平面図である。 特許文献1に開示された通信モジュール1000の断面図である。
以下、図面とともに、本発明を実施するための形態について説明する。
本発明の一実施態様にかかる通信モジュールは、上述したとおりである。その通信モジュールにおいて、通信回路部がICを含むものとしてもよい。この場合には、ICによって、容易に通信回路部を構成することができる。なお、通信回路部は、ICのみによって構成されるものではなく、ICと他の受動部品などとで構成されるものであってもよい。
また、樹脂層に形成される配線が金属柱であってもよい。この場合には、金属柱によって、容易に配線を形成することができる。この場合において、外部電極が、樹脂層の外表面に露出した金属柱の端面であってもよい。この場合には、金属柱の端面によって、容易に外部電極を形成することができる。
また、積層基板の第1主面および第2主面に対して垂直な方向に透視したとき、グランド電極とICとが、少なくとも部分的に重なっているようにしてもよい。この場合には、グランド電極によってICを良好にシールドすることができる。また、この場合において、グランド電極の外縁の内側に、ICの外縁が含まれていてもよい。この場合には、グランド電極によってICを更に良好にシールドすることができる。
また、積層基板の第1主面および第2主面に対して垂直な方向に透視したとき、グランド電極とコイルアンテナとが、少なくとも部分的に重なっているようにしてもよい。この場合には、コイルアンテナの発生させた磁界が、通信回路部に影響を与えることを良好に抑制することができる。また、この場合において、グランド電極の外縁の内側に、コイルアンテナの外縁が含まれていてもよい。この場合には、コイルアンテナの発生させた磁界が、通信回路部に影響を与えることを更に良好に抑制することができる。
積層基板の第1主面および第2主面が広がる方向に透視したとき、グランド電極が、磁性層の内部において、非磁性層よりも第1主面に近い位置に配置されたものとしてもよい。この場合には、磁性層の内部に、コイルアンテナが発生させた磁界(磁束)を透過させる十分な厚みを確保することができる。
また、樹脂層の側面にシールド導体を形成してもよい。この場合には、シールド導体によって、樹脂層の側面を経由して、外部から通信回路部にノイズが侵入すること、通信回路部から外部にノイズが放射されることを抑制することができる。この場合において、シールド導体とグランド電極とを電気的に接続してもよい。この場合には、シールド導体のシールド効果が向上する。
また、グランド電極よりも第1主面側の磁性層の内部に、コンデンサ電極が形成され、コンデンサ電極とグランド電極との間に発生する静電容量によってコンデンサが形成されるようにしてもよい。この場合には、形成されたコンデンサを、通信回路部とコイルアンテナと間の整合回路などの形成に利用することができる。
また、積層基板の第1主面に、通信回路部の一部を構成する、および/または、通信回路部の一部を構成しない受動部品が実装されてもよい。この場合には、実装された受動部品を、通信回路部の一部として利用することができる。あるいは、実装された受動部品を、通信回路部とコイルアンテナとの間の整合回路などの形成に利用することができる。
以下に、複数の実施形態について説明する。ただし、各実施形態は、本発明の実施の形態を例示的に示したものであり、本発明が実施形態の内容に限定されることはない。また、異なる実施形態に記載された内容を組合せて実施することも可能であり、その場合の実施内容も本発明に含まれる。また、図面は、明細書の理解を助けるためのものであって、模式的に描画されている場合があり、描画された構成要素または構成要素間の寸法の比率が、明細書に記載されたそれらの寸法の比率と一致していない場合がある。また、明細書に記載されている構成要素が、図面において省略されている場合や、個数を省略して描画されている場合などがある。
[第1実施形態]
図1(A)、(B)、図2、図3に、第1実施形態にかかる通信モジュール100を示す。ただし、図1(A)は、通信モジュール100の斜視図である。図1(B)は、通信モジュール100の分解斜視図であり、樹脂層14と外部電極15とを省略した状態を示している。図2は、通信モジュール100の断面図であり、図1(A)に一点鎖線で示したX-X部分を示している。図3は、通信モジュール100の積層基板1を構成する非磁性基体層2a〜2dおよび磁性基体層3a〜3dの積図である。
通信モジュール100は、NFMI(Near Field Magnetic Induction;近距離磁気誘導)を利用した無線通信装置用の通信モジュールである。ただし、無線通信の方式は任意であり、NFMIには限られず、NFC(Near Field Communication;近距離無線通信)や、その他の無線通信方式によるものであってもよい。また、近距離の無線通信に限られず、中距離や遠距離の無線通信に使用されるものであってもよい。
通信モジュール100は、積層基板1を備えている。積層基板1は、非磁性層2と磁性層3を備えている。非磁性層2は、4層の非磁性基体層2a、2b、2c、2dが積層されたものからなる。磁性層3は、4層の磁性基体層3a、3b、3c、3dが積層されたものからなる。ただし、非磁性層2の層数、磁性層3の層数は、それぞれ任意であり、これらの層数から増減させることができる。
非磁性層2(非磁性基体層2a〜2d)の材質は任意であるが、たとえば、非磁性フェライトセラミック材料を使用することができる。また、磁性層3(磁性基体層3a〜3d)の材質も任意であるが、たとえば、磁性フェライトセラミック材料を使用することができる。なお、本願明細書において非磁性層2は便宜上非磁性と記載しているが、一定の透磁率を有しているものであってもよい。ただし、非磁性層2は、一定の透磁率を有しているものであっても、その使用周波数帯(例えば、本実施形態ではNFMIの使用周波数帯)において磁性層3よりも低い透磁率を有する層である。
通信モジュール100は、図1(A)、(B)、図2における上側に第1主面1A、下側に第2主面1Bを備えている。そして、第1主面1Aと第2主面1Bは、4つの側面1Sによって繋がれている。
図3を参照しながら、非磁性基体層2a〜2d、磁性基体層3a〜3dの詳細について説明する。
非磁性基体層2aの上側主面に、C字形状のコイルパターン4aが形成されている。
非磁性基体層2bの上側主面に、C字形状のコイルパターン4bが形成されている。また、非磁性基体層2bの両主面間を貫通して、ビア導体5a、5bが形成されている。ビア導体5aは、コイルパターン4bの外側に形成され、コイルパターン4aの一端に接続されている。ビア導体5bは、コイルパターン4bの一端に形成され、コイルパターン4aの他端に接続されている。
非磁性基体層2cの上側主面に、C字形状のコイルパターン4cが形成されている。また、非磁性基体層2cの両主面間を貫通して、ビア導体5a、5cが形成されている。ビア導体5aは、コイルパターン4cの外側に形成されている。ビア導体5cは、コイルパターン4cの一端に形成され、コイルパターン4bの他端に接続されている。
非磁性基体層2dの両主面間を貫通して、ビア導体5a、5dが形成されている。ビア導体5dは、コイルパターン4cの他端に接続されている。
磁性基体層3aの両主面間を貫通して、ビア導体5a、5dが形成されている。
磁性基体層3bの両主面間を貫通して、ビア導体5a、5dが形成されている。
磁性基体層3cの上側主面に、グランド電極6が形成されている。また、磁性基体層3cの両主面間を貫通して、ビア導体5a、5dが形成されている。ビア導体5a、5dは、それぞれ、グランド電極6から離れた位置に形成されている。
磁性基体層3dの上側主面に、部品実装用電極7、中継電極8、配線9が形成されている。部品実装用電極7と中継電極8は、配線9によって所定の接続がなされている。また、磁性基体層3dの両主面間を貫通して、ビア導体5a、5d、5eが形成されている。ビア導体5a、5d、5eは、それぞれ、配線9または中継電極8の所定の位置に形成されている。ビア導体5eが、グランド電極6に接続されている。
コイルパターン4a〜4c、ビア導体5a〜5e、グランド電極6、部品実装用電極7、中継電極8、配線9の材質は、それぞれ任意であるが、たとえばAgを使用することができる。部品実装用電極7、中継電極8、配線9の表面には、必要に応じて、めっき層を形成してもよい。
非磁性層2の内部に、コイルパターン4a、ビア導体5b、コイルパターン4b、ビア導体5c、コイルパターン4cを繋ぐ導電経路によって、コイルアンテナCAが形成されている。コイルアンテナCAは、一端がビア導体5aによって、他端がビア導体5dによって、磁性基体層3dの上側主面に形成された配線9の所定の位置に接続されている。
図1(B)、図2に示すように、積層基板1の第1主面1Aに、IC10と受動部品11が実装されている。具体的には、積層基板1の第1主面1Aに形成された部品実装用電極7に、1つのIC10と2つの受動部品11が、それぞれ、はんだ12によって接合されている。なお、図2等においては、IC10と2つの受動部品11に設けられ、はんだ12によって積層基板1に実装される外部電極の図示は省略している。
IC10は、通信モジュール100の通信回路部を構成している。本実施形態においては、1つのIC10だけで、通信モジュール100の通信回路部を構成している。ただし、通信回路部は、IC10だけではなく、IC10と他の受動部品などとで構成されたものであってもよい。
受動部品11は、コイルやコンデンサなどである。受動部品11の数は任意であり、1つの受動部品11が実装されてもよく、3つ以上の受動部品11が実装されてもよい。また、受動部品11は必須の構成ではなく、省略することもできる。本実施形態においては、受動部品11によって、通信回路部(IC10)とコイルアンテナCAとの整合をはかる整合回路が構成されている。ただし、受動部品11を、整合回路を構成する代わりに、あるいは、整合回路を構成するのに加えて、通信回路部を構成する電子部品として使用してもよい。また、受動部品11によって、整合回路以外の回路を構成してもよい。
積層基板1の第1主面1Aに、金属柱(配線)13が実装されている。具体的には、積層基板1の第1主面1Aに形成された4つの中継電極8に、それぞれ、Cuにより作製された円柱形状の金属柱13が、はんだ12によって接合されている。金属柱13は、例えば金属ブロックを削り出した金属製ピンからなる。ただし、金属柱13の数、材質、形状などは任意である。たとえば、金属柱13の形状を、円柱形状に代えて、角柱形状にしてもよい。
図1(A)、図2に示すように、IC10、受動部品11、金属柱13を覆うように、積層基板1の第1主面1Aに、樹脂層14が形成されている。樹脂層14の材質は任意であるが、たとえばエポキシ樹脂を使用することができる。また、樹脂層14に無機フィラーを混合させてもよい。
樹脂層14の外表面に、4つの外部電極15が形成されている。外部電極15は、それぞれ、金属柱13に接続されている。外部電極15の構造、材質などは任意であるが、本実施形態においては、スパッタリングなどの薄膜技術によって、外部電極15をSUSからなる密着層、Cuからなる導電層、SUSからなる保護層の3層構造に形成した。また、外部電極15の層数は任意であり、3層構造に限定されるものではない。例えば、外部電極15は1層構造や2層構造等であってもよい。
通信モジュール100の使用方法の一例を図4に示す。通信モジュール100は、これまでの説明とは上下方向を反対にして、外部電極15を、回路基板50に形成された電極50aに、はんだ57によって接合して使用される。このような通信モジュール100が実装された回路基板50は、筐体(図示せず)の内部に配置され、電子機器として用いられる。電子機器は、スマートフォン等の電話機、タブレット型PC、ゲーム機、ヘッドフォン、ノートパソコン等を含む。
通信モジュール100のコイルアンテナCAが発生させる磁界(磁束)を、図4に、破線矢印で示す。コイルアンテナCAが発生させた磁界は、積層基板1の磁性層3の内部において、磁性層3の広がる方向に曲がり、積層基板1に実装された通信回路部(IC10)の方向にはほとんど到達しないように設計されている。通信モジュール100では、コイルアンテナCAの磁界の形成が通信回路部によって妨げられることがないので、十分に長い通信距離を得ることができる。
また、通信モジュール100は、積層基板1の第1主面1Aおよび第2主面に対して垂直な方向に透視したとき、グランド電極6とIC10が重なっている。より詳細には、グランド電極6の外縁の内側に、IC10の外縁が含まれている。そのため、通信モジュール100は、通信回路部(IC10)がグランド電極6によってシールドされており、外部から通信回路部にノイズが侵入しにくく、通信回路部からコイルアンテナCA側および外部にノイズが放射されにくい。
また、通信モジュール100は、積層基板1の第1主面1Aおよび第2主面に対して垂直な方向に透視したとき、グランド電極6とコイルアンテナCAが重なっている。より詳細には、グランド電極6の外縁の内側に、コイルアンテナCAの外縁が含まれている。そのため、通信モジュール100は、コイルアンテナCAの発生させた磁界が、通信回路部(IC10)に影響を与えることが抑制されている。
また、通信モジュール100は、積層基板1の第1主面1Aおよび第2主面1Bが広がる方向に透視したとき、グランド電極6が、磁性層3の内部において、非磁性層2よりも第1主面1Aに近い位置に配置されている。そのため、通信モジュール100は、磁性層3の内部に、コイルアンテナCAが発生させた磁界を透過させるのに十分な厚み(磁性基体層3a〜3c)が確保されている。
通信モジュール100は、たとえば、図5(A)〜図6(E)に示す方法で製造することができる。なお、実際の製造工程においては、多数のグリーンシートがマトリックス状に配置されたマザーグリーンシートを使用して、多数の通信モジュール100を一括して製造し、製造工程の途中で個々の通信モジュール100に分割する方法が一般的であるが、ここでは説明の便宜上、1つの通信モジュール100を製造する場合について説明する。
まず、図5(A)に示す積層基板1を作製する。具体的には、非磁性基体層2a〜2dを作製するための非磁性体からなるセラミックのグリーンシートと、磁性基体層3a〜3dを作製するための磁性体からなるセラミックのグリーンシートを用意する。次に、ビア導体5a〜5eを形成するために、所定のグリーンシートの所定の位置に貫通孔を形成し、貫通孔に導電性ペーストを充填する。次に、コイルパターン4a〜4c、グランド電極6、部品実装用電極7、中継電極8、配線9を形成するために、所定のグリーンシートの主面に導電性ペーストを所定のパターン形状に塗布する。次に、グリーンシートを積層し、一体化させて、未焼成の積層基板を作製する。次に、未焼成の積層基板を所定のプロファイルで焼成して、図5(A)に示す積層基板1を得る。
次に、必要に応じて、部品実装用電極7、中継電極8、配線9の表面に、めっき層を形成する。
次に、図5(B)に示すように、部品実装用電極7にIC10、受動部品11を、中継電極8に金属柱13を、それぞれ、はんだ12によって実装する。具体的には、部品実装用電極7、中継電極8の表面に、予めはんだクリームを塗布し、その上にIC10、受動部品11、金属柱13を載置する。次に、加熱してクリームはんだを溶融させる。次に、溶融したはんだを自然冷却させて再び固化させ、部品実装用電極7にIC10、受動部品11を、中継電極8に金属柱13を、それぞれ、はんだ12によって接合する。
次に、図5(C)に示すように、IC10、受動部品11、金属柱13を覆うように、積層基板1の第1主面1Aに、樹脂層14を形成する。具体的には、半溶融した樹脂材料を積層基板1の第1主面1A上に供給し、IC10、受動部品11、金属柱13を覆ったうえ、加熱して樹脂材料を硬化させて、積層基板1の第1主面1Aに樹脂層14を形成する。
次に、図6(D)に示すように、樹脂層14の外表面を削り、樹脂層14の外表面に金属柱13の端面を露出させる。
次に、図6(E)に示すように、樹脂層14の外表面の所定の位置に、たとえば、スパッタリングなどの薄膜技術を利用して、所定の形状の外部電極15を形成する。
以上により、通信モジュール100が完成する。
[第2実施形態]
図7に、第2実施形態にかかる通信モジュール200を示す。ただし、図7は、通信モジュール200の断面図である。
第2実施形態にかかる通信モジュール200は、第1実施形態にかかる通信モジュール100に構成を追加した。具体的には、通信モジュール200は、通信モジュール100の樹脂層14の4つの側面に、シールド導体21を形成した。シールド導体21は、樹脂層14の4つの側面を環状に囲んでいる。
また、通信モジュール200では、シールド導体21を積層基板1の磁性層3の磁性基体層3dの側面にまで延長して形成するとともに、グランド電極6から積層基板1の側面1Sに向かう導電路6aを1つまたは複数形成し、シールド導体21と導電路6aとを点Pにおいて電気的に接続した。そのため、シールド導体21は、グランド電位をもち、シールド効果が強化されている。
なお、グランド電極6と接続する代わりに、積層基板1の第1主面に形成されたグランド電位をもつ配線9と接続させることによって、シールド導体21にグランド電位をもたせるようにしてもよい。
シールド導体21は、たとえば、スパッタリングによって形成することができる。シールド導体21の構造、材質、厚みなどは任意であるが、本実施形態においては、シールド導体21を、SUSからなる密着層、Cuからなる導電層、SUSからなる保護層の3層構造に形成した。なお、密着層および保護層は、SUSに代えて、Cr、Ni、Tiなどを使用することもできる。また、導電層は、Cuに代えて、Ag、Alなどを使用することもできる。また、シールド導体21の層数は任意であり、3層構造に限定されるものではない。例えばシールド導体21は1層構造や2層構造等でもよい。
通信モジュール200は、グランド電極6だけではなく、グランド電極6とシールド導体21とによって、通信回路部(IC10)が外部からシールドされている。通信モジュール200は、通信モジュール100に比べて、外部から通信回路部にノイズがより侵入しにくく、通信回路部から外部にノイズがより放射されにくい。
[第3実施形態]
図8、図9に、第3実施形態にかかる通信モジュール300を示す。ただし、図8は、通信モジュール300の断面図である。図9は、通信モジュール300の積層基板1を構成する磁性基体層33x、3cの上側主面を示す平面図である。
第3実施形態にかかる通信モジュール300も、第1実施形態にかかる通信モジュール100に構成を追加した。具体的には、通信モジュール300は、通信モジュール100の積層基板1の磁性層3を構成する磁性基体層3cと磁性基体層3dの間に、もう1層、磁性基体層33xを追加した。
磁性基体層33xの上側主面には、図9に示すように、コンデンサ電極35が形成されている。コンデンサ電極35は、ビア導体5dに電気的に接続されている。
図8に示すように、コンデンサ電極35は、磁性基体層33xを介して、グランド電極6と対向して配置されている。そして、コンデンサ電極35とグランド電極6の間に発生する静電容量によってコンデンサが形成されている。形成されたコンデンサは、たとえば、通信回路部(IC10)とコイルアンテナCAとの整合をはかる整合回路を構成する電子要素として利用することができる。ただし、形成されたコンデンサの用途は整合回路には限られず、他の回路を構成する電子要素として利用してもよい。
以上、第1実施形態〜第3実施形態にかかる通信モジュール100、200、300について説明した。しかしながら、本発明が上述した内容に限定されることはなく、発明の趣旨に沿って、種々の変更をなすことができる。
たとえば、通信モジュール100、200、300では、コイルアンテナCAを非磁性基体層2a〜2dの層間に形成されたコイルパターン4a、4b、4cによって形成しており、コイルアンテナCAが非磁性層2の内部に形成されている。しかしながら、コイルアンテナCAの形成位置は非磁性層2の内部には限られず、非磁性基体層2aの下側主面にもコイルパターンを形成して、コイルアンテナCAの形成位置を非磁性層2の内部および外表面としてもよい。あるいは、非磁性基体層2a〜2dの層間にコイルパターンを形成せず、非磁性基体層2aの下側主面にのみコイルパターンを形成して、コイルアンテナCAの形成位置を非磁性層2の外表面としてもよい。また、非磁性基体層2dと磁性基体層3aの層間にコイルパターンを形成してもよく、非磁性基体層2dと磁性基体層3aの層間のみにコイルパターンを形成してもよい。
また、通信モジュール100、200、300では、外部電極15を樹脂層14の外表面に形成していたが、これに代えて、金属柱13の端面を樹脂層14の外表面に露出させ、樹脂層14から露出した金属柱13の端面を外部電極として利用してもよい。この場合において、金属柱13の端面に、めっき層を形成してもよい。
また、通信モジュール100、200、300では、樹脂層14の内部に設けられる中継電極8と外部電極15とを電気的に接続する配線として、金属柱13を使用した。しかしながら、中継電極8と外部電極15とを電気的に接続する配線は金属柱13には限られず、樹脂層14に貫通孔を形成し、その貫通孔に導電体を充填したビア導体や、その貫通孔の内壁に導電体を塗布したビア導体などであってもよい。
1・・・積層基板
1A・・・第1主面
1B・・・第2主面
1S・・・側面
2・・・非磁性層
2a〜2d・・・非磁性基体層
3・・・磁性層
3a〜3d、33x・・・磁性基体層
4a〜4c・・・コイルパターン
5a〜5e・・・ビア導体
6・・・グランド電極
6a・・・導電路
7・・・部品実装用電極
8・・・中継電極
9・・・配線
10・・・IC(通信回路部)
11・・・受動部品(コイル、コンデンサなど)
12・・・はんだ
13・・・金属柱
14・・・樹脂層
15・・・外部電極
21・・・シールド層
35・・・コンデンサ電極

Claims (15)

  1. 第1主面と、第2主面と、前記第1主面と前記第2主面とを繋ぐ少なくとも1つの側面とを備えた積層基板と、
    コイルアンテナと、
    前記積層基板の前記第1主面に形成された部品実装用電極と、
    前記積層基板の前記第1主面に、前記部品実装用電極を使って搭載された通信回路部と、
    前記積層基板の前記第1主面側において前記通信回路部を覆う樹脂層と、
    を備えた通信モジュールであって、
    前記積層基板は、磁性層と非磁性層とを備え、
    前記磁性層は、前記積層基板の前記第1主面側に配置され、
    前記非磁性層は、前記積層基板の前記第2主面側に配置され、
    前記コイルアンテナは、前記非磁性層と接する位置に配置され、
    前記磁性層の内部に、グランド電極が形成され、
    前記積層基板の前記第1主面に、中継電極が形成され、
    前記樹脂層の外表面に、外部電極が形成され、
    前記樹脂層に、前記中継電極と前記外部電極とを電気的に接続する配線が形成された、
    通信モジュール。
  2. 前記通信回路部がICを含む、請求項1に記載された通信モジュール。
  3. 前記配線が金属柱である、請求項1または2に記載された通信モジュール。
  4. 前記外部電極が、前記樹脂層の外表面に露出した前記金属柱の端面である、請求項3に記載された通信モジュール。
  5. 前記積層基板の前記第1主面および前記第2主面に対して垂直な方向に透視したとき、前記グランド電極と前記ICとが、少なくとも部分的に重なっている、請求項2ないし4のいずれか1項に記載された通信モジュール。
  6. 前記グランド電極の外縁の内側に、前記ICの外縁が含まれている、請求項5に記載された通信モジュール。
  7. 前記積層基板の前記第1主面および前記第2主面に対して垂直な方向に透視したとき、前記グランド電極と前記コイルアンテナとが、少なくとも部分的に重なっている、請求項1ないし6のいずれか1項に記載された通信モジュール。
  8. 前記グランド電極の外縁の内側に、前記コイルアンテナの外縁が含まれている、請求項7に記載された通信モジュール。
  9. 前記積層基板の前記第1主面および前記第2主面が広がる方向に透視したとき、
    前記グランド電極が、前記磁性層の内部において、前記非磁性層よりも前記第1主面に近い位置に配置された、請求項1ないし8のいずれか1項に記載された通信モジュール。
  10. 前記樹脂層の側面にシールド導体が形成された、請求項1ないし9のいずれか1項に記載された通信モジュール。
  11. 前記シールド導体と前記グランド電極とが電気的に接続された、請求項10に記載された通信モジュール。
  12. 前記グランド電極よりも前記第1主面側の前記磁性層の内部に、コンデンサ電極が形成され、
    前記コンデンサ電極と前記グランド電極との間に発生する静電容量によってコンデンサが形成された、請求項1ないし11のいずれか1項に記載された通信モジュール。
  13. 前記積層基板の第1主面に、前記通信回路部の一部を構成する、および/または、前記通信回路部の一部を構成しない受動部品が実装された、請求項1ないし12のいずれか1項に記載された通信モジュール。
  14. 通信モジュールと、
    前記通信モジュールが実装される回路基板と、
    を有する電子機器であって、
    前記通信モジュールは、
    第1主面と、第2主面と、前記第1主面と前記第2主面とを繋ぐ少なくとも1つの側面とを備えた積層基板と、
    コイルアンテナと、
    前記積層基板の前記第1主面に形成された部品実装用電極と、
    前記積層基板の前記第1主面に、前記部品実装用電極を使って搭載された通信回路部と、
    前記積層基板の前記第1主面側において前記通信回路部を覆う樹脂層と、を備えた通信モジュールであって、
    前記積層基板は、磁性層と非磁性層とを備え、
    前記磁性層は、前記積層基板の前記第1主面側に配置され、
    前記非磁性層は、前記積層基板の前記第2主面側に配置され、
    前記コイルアンテナは、前記非磁性層と接する位置に配置され、
    前記磁性層の内部に、グランド電極が形成され、
    前記積層基板の前記第1主面に、中継電極が形成され、
    前記樹脂層の外表面に、外部電極が形成され、
    前記樹脂層に、前記中継電極と前記外部電極とを電気的に接続する配線が形成されたものであり、
    前記通信モジュールは、前記外部電極を介して前記回路基板に実装された、
    電子機器。
  15. 複数の磁性体からなるグリーンシートと、複数の非磁性体からなるグリーンシートとを用意する工程と、
    ビア導体を形成するために、所定の前記磁性体からなるグリーンシートおよび所定の前記非磁性体からなるグリーンシートの所定の位置に貫通孔を形成し、前記貫通孔に導電性ペーストを充填する工程と、
    コイルパターン、グランド電極、部品実装用電極、中継電極、配線から選ばれる少なくとも1つを形成するために、所定の前記磁性体からなるグリーンシートおよび所定の前記非磁性体からなるグリーンシートの主面に導電性ペーストを所定のパターン形状に塗布する工程と、
    前記複数の磁性体からなるグリーンシートと前記複数の非磁性体からなるグリーンシートとを積層し、一体化させたうえで焼成して、第1主面と、第2主面と、前記第1主面と前記第2主面とを繋ぐ少なくとも1つの側面とを備え、前記第1主面側に磁性層が形成され、前記第2主面側に非磁性層が形成され、前記コイルパターンによって前記非磁性層と接する位置にコイルアンテナが形成された積層基板を作製する工程と、
    前記積層基板の前記第1主面に形成された前記部品実装用電極に電子部品を接合し、前記積層基板の前記第1主面に形成された前記中継電極に金属柱を接合する工程と、
    前記積層基板の前記第1主面側に、前記電子部品および前記金属柱を覆う樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層の外表面を削り、前記樹脂層の外表面に前記金属柱の端面を露出させる工程と、
    を備えた通信モジュールの製造方法。
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