JP6603593B2 - 凝縮器 - Google Patents
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Description
なお、凝縮させる気体、該気体と接触させる液体については、特に限定されるものではない。
特許文献1に開示のジェットミキサーは、「流体送給系に配設され、上流側の流体送入口と、下流側の流体送出口と、混合すべき気体または液体の送給口をそれぞれ外周壁に有する本体と、前記流体送入口と前記流体送出口との間に介挿固定され、かつ液体にスロットトル効果を与える貫通路と該流路の外周壁に穿設された複数の小孔を有する噴射管とを含むものである。」(特許文献1の請求項(1)参照)
さらに、この現象が進むと、気体を凝縮させながら液体が気体配管を逆流していくことになる。
この逆流を防止するため、気体と液体を直接接触させて凝縮させる凝縮器では、気体配管側に逆止弁を設置している。
しかし、液体が逆止弁まで達した際、閉ざされた気体配管内という閉空間で気体が凝縮してつぶれる時にハンマリング現象が発生する。このハンマリング現象は、程度の差こそあれ防止するのは困難であり、また気体配管の損傷や漏洩の原因になる。
前記液体及び前記気体が凝縮して前記液体に混合された混合流体が通流する流体流路を形成する筒状の流体流路形成部と、該流体流路形成部に液体を供給する液体供給口と、前記流体流路形成部から流出する前記混合流体を排出する混合流体排出口とを有する本体部と、
前記流体流路形成部の外側に設けられて前記流体流路形成部を通流する液体に気体を供給する気体供給部と、
該気体供給部に気体を供給する気体供給管が接続される気体供給管接続部とを備えてなり、
前記気体供給部は、前記流体流路形成部を外側から覆うように形成された外筒を有し、
前記気体供給管接続部は、上流側の前記気体供給管との間に逆止弁を有するとともに、下流側の前記気体供給部の外筒に連通するように設けられた管体によって構成されており、
該逆止弁と前記気体供給部の外筒との間の距離が0.8mよりも短く設定されていることを特徴とするものである。
前記気体供給部は、前記流体流路形成部の内部を通流する液体と気体供給部に供給された気体との間を仕切るように設けられた仕切り壁を有し、該仕切り壁は供給された気体を前記液体に供給する気体供給孔を少なくとも1つ有してなり、
前記気体供給管接続部は、設置状態において全ての前記気体供給孔よりも上方になるように設けられていることを特徴とするものである。
(6)また、本発明に係る凝縮器の設計方法は、液体に気体を直接接触させて前記気体を凝縮させる凝縮器の設計方法であって、
前記凝縮器は、
前記液体及び前記気体が凝縮して前記液体に混合された混合流体が通流する流体流路を形成する筒状の流体流路形成部と、該流体流路形成部に液体を供給する液体供給口と、前記流体流路形成部から流出する前記混合流体を排出する混合流体排出口とを有する本体部と、
前記流体流路形成部の外側に設けられて前記流体流路形成部を通流する液体に気体を供給する気体供給部と、
該気体供給部に気体を供給する気体供給管が接続される気体供給管接続部とを備えてなり、
前記気体供給部は、前記流体流路形成部を外側から覆うように形成された外筒を有し、
前記気体供給管接続部は、上流側の前記気体供給管との間に逆止弁を有するとともに、下流側の前記気体供給部の外筒に連通するように設けられた管体によって構成されており、
前記逆止弁と前記気体供給部との間の距離を、前記液体の圧力をP 1 、音速をC、密度をρとすると、P 1 /(2×C×ρ)の値よりも短く設定することを特徴とするものである。
本発明の実施の形態1に係る凝縮器1は、図1に示すように、液体が通流する筒状の本体部2と、本体部2内を流れる液体に気体を供給する気体供給部3と、気体供給部3に気体を供給する気体供給管5が接続される気体供給管接続部7とを備えている。
以下、各構成を詳細に説明する。
本体部2は、液体及び気体と液体の混合流体が通流する流体流路を形成する円筒状の流体流路形成部9を備えている。そして、流体流路形成部9における設置状態で下部側となる部位に液体供給口11を有し、上部側となる部位に混合流体排出口13を有している。
液体供給口11には、液体を供給する液体供給管15が接続され、混合流体排出口13には混合流体を排出する混合流体排出管17が接続されている。
なお、図1においては、流体流路形成部9と液体供給管15との境界部及び流体流路形成部9と混合流体排出管17との境界部、逆止弁24と気体供給部5との境界部を破線で示しているが、実機では破線部がフランジや溶接による接続部となる。
また、流体流路形成部9の形状は特に限定されない。
凝縮器1の設置状態の姿勢は、本体部2がほぼ垂直(例えば、90°〜80°程度)になるのが好ましい。
このような姿勢にすることで、気体供給部3に流入する液体が気体供給部3の周方向でほぼ同一レベルとなり、前記液体がLNGのような低温液体であった場合でも気体供給部3の熱収縮量の違いによる偏った変形を防止できる。
なお、凝縮器1の姿勢として、液体供給口11及び混合流体排出口13のそれぞれの中心を結ぶ直線の傾きが45°以上であれば、許容できる範囲である。
この点、仮に上から下に流れる液体に気体を供給すると、気体は液体よりも密度が小さいため、液体の流速の遅い部分に滞留して圧力損失が大きくなったり、液体の流れが不安定になったりする恐れがある。
気体供給部3は、流体流路形成部9の外側に設けられて流体流路形成部9の内部を通流する液体に気体を供給する。
気体供給部3は、流体流路形成部9を外側から覆うように形成された外筒19と、流体流路形成部9の内部を通流する液体と気体供給部3に供給された気体とを仕切るように設けられた仕切り壁21とを有している。そして、仕切り壁21には供給された気体を流体流路形成部9の内部を通流する液体に供給するための複数の気体供給孔23を有している。
本例では、気体供給孔23を複数設けているが、本発明においては、少なくとも1つ設けてあればよい。もっとも、気体供給孔23を、孔径を小さくして複数設けることで、気体を分散して供給することができ、供給された気体が液体に速やかに混合されるという効果が得られる。
気体供給管接続部7は、気体供給部3に気体を供給する気体供給管5が接続される部位であり、気体供給部3の外筒19に連通するように設けられた管体によって構成されている。
気体供給管接続部7は、凝縮器1を設置した状態において全ての気体供給孔23の位置よりも上方の位置になるように設けられている。
距離Lを上記のように設定することで、運転停止時のハンマリング現象による衝撃波を低減することができる。
図2に示す断面積Aの配管において、蒸発ガスが入っている配管(図中の白抜き部分)の長さをL0、液体の入っている配管(グレー色を付した部分)の長さをLwとする。図2の配管左端は閉じられており、今回の場合の逆止弁に相当する。最初、配管内の圧力がP1であった時に、突然蒸発ガスが全て凝縮したとする。ここで、P1は絶対圧力とする。また、計算を簡略化するために、蒸発ガスが占めていた部分の圧力が真空(圧力ゼロ)となり、凝縮した際の凝縮液の体積は無視することとする。この時液体の塊(液柱)は、真空部分との界面において、真空側(図2の左側)に向かって力F=P1×Aで引っ張られることになる。この力を受けることによって、液体は加速度aで真空側に移動し始め、時間t秒後に図中左側の端面に速度vで衝突するとする。
a=P1×A/M・・・(1)
となる。
また、L0=(1/2)×a×t2の関係があるので、この式に上記(1)式を代入することで、
L0=(1/2)×(P1×A/M)×t2となり、この式を変形して
t2=2×L0×M/(P1×A)・・・(2)
を得る。
ΔP=ρ×C×v
=ρ×C×a×t
=ρ×C×(2×L0×A×P1/M)0.5 ・・・(3)
M=ρ×A×LW=ρ×A×C×T・・・(4)
T=1秒
としてよい。
(3)式に(4)式を代入すると(5)式を得る。
ΔP=ρ×C×(2×L0×A×P1/M)0.5
=(2×L0×C×ρ×P1/T)0.5 ・・・・・(5)
ここで、T=1秒を代入すると、下記の(6)式となる。
ΔP=(2×L0×C×ρ×P1)0.5 ・・・(6)
ΔP=P1となるのは、式(6)より、
(P1)2=2×L0×C×ρ×P1
となり、これを変形して、
P1=2×L0×C×ρ
L0=P1/(2×C×ρ)・・・(7)
の場合である。
L0<P1/(2×C×ρ)・・・(8)
であれば、圧力上昇ΔPはP1よりも小さくなる。配管の圧力は耐圧試験圧力P1まで耐えられるように設計されているため、損傷は受けない。
この考え方はLNG以外の流体にも適用することができる。
絶対圧力P1:[Pa]
音速C:[m/s]
密度ρ:[kg/m3]
図3は、凝縮器1を、LNGを貯留する貯留槽25から送出されるLNGにLNGの蒸発ガスを混合するために使用した例であり、図3において、27は貯留槽25内のLNGから発生する蒸発ガスを抜き出す蒸発ガス抜出し管、29は蒸発ガス抜出し管27によって供給される蒸発ガスを圧縮する蒸発ガス圧縮機であり、蒸発ガス圧縮機29によって圧縮された蒸発ガスは調節弁30が設けられた気体供給管5を介して凝縮器1に供給される。
混合流体排出管17には混合液をさらに昇圧するセカンダリポンプ35が設けられ、さらにその下流側には低温液体を気化する気化器37が設けられている。
なお、上述したように、凝縮器1は、液体供給口11が下部となり、混合流体排出口13が上部となるように設置されている。
運転状態では、気体供給部3に供給された蒸発ガスが気体供給孔23を介して流体流路形成部9の内部を流れるLNGに供給されて混合され、再液化される。
しかし、気体供給管接続部7には逆止弁24が設けられているので、LNGは逆止弁24よりも上流側に逆流することはない。
また、逆止弁24の位置、すなわち気体供給部から逆止弁24までの距離LはP1/(2×C×ρ)の値より小さくなるように設定されているので、気体供給管接続部7に流入したLNGによってハンマリング現象が生じたとしても、その圧力上昇は小さく、機器に損傷を与えることがない。
また、LNGのような低温液体の場合、ハンマリング現象発生時に急激な温度変化が伴う。温度変化に伴う熱収縮/膨張による漏洩リスクを低減する観点では、気体供給管接続部7における逆止弁24の接続は、溶接接続であることが望ましい。
なお、逆止弁24には様々なタイプがあり内部の構造も異なるので、実用上、距離Lとしては、逆止弁24が接続されている箇所(溶接部)までの距離としてよい。
また、運転停止時に気体の供給がなくなった場合でも、凝縮器1が所定の位置に逆止弁24を有しているので、気体供給管接続部7に流入したLNGによってハンマリング現象が生じたとしても、その圧力上昇は小さく、機器に損傷を与えることがない。
本実施の形態を図4に基づいて説明する。図4において、図1に示した部位と同等部分には同一の符号を付してある。
本実施の形態に係る凝縮器39は、本体部2における流体流路形成部41をベンチュリ形状に形成したものであり、気体供給孔23は、前記ベンチュリ形状におけるのど部43よりも下流側に設けられている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、のど部とは、ベンチュリ形状において最も流路断面積が絞られた部位のことをいう。
また、流体流路形成部41をベンチュリ形状にしたことで、液体の乱れを促進して供給される気体をより分散し、混合効果を促進できる。
さらに、気体供給孔23をベンチュリ形状におけるのど部43よりも下流側に設けたことにより、供給された気体がのど部43で滞ることがなく、またベンチュリ形状部を流れるLNGの流速が増したことによる吸引効果によって蒸発ガスが流体流路形成部41内に効果的に流入して、効率的な凝縮、混合、再液化ができる。
本実施の形態を図5に基づいて説明する。図5において、図1に示した部位と同等部分には同一の符号を付してある。
本実施の形態の凝縮器45は、気体供給部3に、複数の気体供給管接続部7が設けられていることを特徴とするものである。
また、複数の気体供給管接続部7を設けたことで、各気体供給管接続部7に気体供給管5を接続することができ、気体供給部3の複数位置から気体を分配供給することが可能となり、より均一な供給が実現できる。特に、複数の気体供給管接続部7を気体供給部3の周方向に設けることにより、気体供給部3の周方向の複数方向からの気体供給が可能となり、気体供給の偏流を防止でき、気体供給部3への気体の供給の均等化、ひいては、流体流路形成部9への気体供給の均等化を図ることができる。
また、気体供給部3内に逆流した液体の液面を安定化させることができ、これによって運転状態において液体が気体供給管接続部7に流入するのをより確実に防止できる。
本実施の形態を図6に基づいて説明する。図6において(a)は凝縮器47を側面から見た図、(b)は凝縮器47を上面から見た図であり、図1に示した部位と同等部分には同一の符号を付してある。
本実施の形態の凝縮器47は、気体供給管接続部7に、気体供給管5から供給された気体を周方向にまわり込ませるための空間であるベーパーベルト49を設けたものである。
ベーパーベルト49は、外筒19における気体供給管接続部7が接続される部位を他の部位よりも拡径した拡径部19aとし、拡径部19aの内側に多数の通気孔51を有する通気壁53を設けて形成されている。
また、気体供給管接続部7にベーパーベルト49を設けたことにより、実施の形態3と同様に、気体供給の偏流を防止でき、さらに、多数の通気孔51を有する通気壁53を設けることにより、偏流防止効果をより高めることができる。これにより、気体供給部3、ひいては、流体流路形成部9への気体の供給の均等化が図られると共に、気体供給部3内に逆流した液体の液面を安定化させることができ、運転状態において液体が気体供給管接続部7に流入するのをより確実に防止できる。ただし、通気孔51と通気壁53は必須のものではない。
本実施の形態を図7に基づいて説明する。図7において、図1に示した部位と同等部分には同一の符号を付してある。
本実施の形態の凝縮器55は、気体供給部3が流体流路形成部57の内側、すなわち流体流路内に配置されている。
気体供給部3は、流体流路形成部57内に配置された筒状体59からなり、筒状体59の周壁位の一部が仕切り壁21となり、仕切り壁21に気体供給孔23が設けられている。
したがって、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
蒸発ガス圧縮機29の停止時の運転をこのようにすることで、ハンマリング現象をさらに抑制することができる。
なお、蒸発ガス圧縮機29の出力低下は段階的でなく、連続的に徐々に低下させるようにしてもよい。
2 本体部
3 気体供給部
5 気体供給管
7 気体供給管接続部
9 流体流路形成部
11 液体供給口
13 混合流体排出口
15 液体供給管
17 混合流体排出管
19 外筒
21 仕切り壁
23 気体供給孔
24 逆止弁
25 貯留槽
27 蒸発ガス抜出し管
29 蒸発ガス圧縮機
30 調節弁
31 送出管
33 プライマリポンプ
35 セカンダリポンプ
37 気化器
39 凝縮器(実施の形態2)
41 流体流路形成部
43 のど部
45 凝縮器(実施の形態3)
47 凝縮器(実施の形態4)
49 ベーパーベルト
19a 拡径部
51 通気孔
53 通気壁
55 凝縮器(実施の形態5)
57 流体流路形成部
59 筒状体
Claims (6)
- LNGである液体にLNGの蒸発ガスである気体を直接接触させて前記気体を凝縮させる凝縮器であって、
前記液体及び前記気体が凝縮して前記液体に混合された混合流体が通流する流体流路を形成する筒状の流体流路形成部と、該流体流路形成部に液体を供給する液体供給口と、前記流体流路形成部から流出する前記混合流体を排出する混合流体排出口とを有する本体部と、
前記流体流路形成部の外側に設けられて前記流体流路形成部を通流する液体に気体を供給する気体供給部と、
該気体供給部に気体を供給する気体供給管が接続される気体供給管接続部とを備えてなり、
前記気体供給部は、前記流体流路形成部を外側から覆うように形成された外筒を有し、
前記気体供給管接続部は、上流側の前記気体供給管との間に逆止弁を有するとともに、下流側の前記気体供給部の外筒に連通するように設けられた管体によって構成されており、
該逆止弁と前記気体供給部の外筒との間の距離が0.8mよりも短く設定されていることを特徴とする凝縮器。 - 前記本体部は、設置した状態で液体供給口が下側で混合流体排出口が上側となるように設けられており、
前記気体供給部は、前記流体流路形成部の内部を通流する液体と気体供給部に供給された気体との間を仕切るように設けられた仕切り壁を有し、該仕切り壁は供給された気体を前記液体に供給する気体供給孔を少なくとも1つ有してなり、
前記気体供給管接続部は、設置状態において全ての前記気体供給孔よりも上方になるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の凝縮器。 - 前記流体流路形成部は、ベンチュリ形状に形成されており、前記気体供給孔は、前記ベンチュリ形状におけるのど部よりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の凝縮器。
- 前記気体供給部に、複数の気体供給管接続部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の凝縮器。
- 前記気体供給管接続部は、前記気体供給管から供給された気体を周方向にまわり込ませるための空間であるベーパーベルトを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の凝縮器。
- 液体に気体を直接接触させて前記気体を凝縮させる凝縮器の設計方法であって、
前記凝縮器は、
前記液体及び前記気体が凝縮して前記液体に混合された混合流体が通流する流体流路を形成する筒状の流体流路形成部と、該流体流路形成部に液体を供給する液体供給口と、前記流体流路形成部から流出する前記混合流体を排出する混合流体排出口とを有する本体部と、
前記流体流路形成部の外側に設けられて前記流体流路形成部を通流する液体に気体を供給する気体供給部と、
該気体供給部に気体を供給する気体供給管が接続される気体供給管接続部とを備えてなり、
前記気体供給部は、前記流体流路形成部を外側から覆うように形成された外筒を有し、
前記気体供給管接続部は、上流側の前記気体供給管との間に逆止弁を有するとともに、下流側の前記気体供給部の外筒に連通するように設けられた管体によって構成されており、
前記逆止弁と前記気体供給部との間の距離を、前記液体の圧力をP 1 、音速をC、密度をρとすると、P 1 /(2×C×ρ)の値よりも短く設定することを特徴とする凝縮器の設計方法。
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