JP6602048B2 - 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置に関する。
液体吐出ヘッドにおいて、液体吐出装置本体の接点と電気的に接続するための端子を複数設ける構成が知られている。複数の端子と液体吐出ヘッドの液体吐出素子基板とを配線によって接続し、液体吐出素子基板へ本体からの制御信号を伝送する際におけるノイズ対策として、特許文献1には、配線となる導体パターンの面積を可能な限り大きくする構成等が開示されている。
特開2002−79655号公報
近年、高速処理や高精細な画像の記録などのために、液体吐出ヘッドに設けられる液体吐出素子の個数は増加傾向にある。液体吐出素子の数が増加すると、液体吐出素子を駆動するための駆動用の配線に流れる電流量も増加する。この電流量が増加すると、液体吐出素子の制御信号へのノイズの影響も大きくなり、ノイズの影響によって所望の液体吐出動作が実行されないことがある。
導体パターンを形成可能な領域の面積には限りがあるため、特許文献1のように導体パターンの面積を可能な限り大きくしても、上述のようなノイズを抑制することができないおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものである。そして、その目的は、制御信号へのノイズの影響を抑制することができる液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る液体吐出ヘッドは、液体吐出装置に設けられた接点と電気的に接続するための複数の端子と、前記液体吐出装置から伝送された制御信号に応じて液体を吐出するための液体吐出素子が形成されている液体吐出素子基板と、を有する液体吐出ヘッドにおいて、前記複数の端子は、前記液体吐出素子を駆動するための電力を供給する複数の駆動用電源端子が配列される電源端子列および複数の駆動用グランド端子が配列されるグランド端子列と、前記液体吐出素子を制御するための信号を供給する複数の信号端子が配列される信号端子列と、を含み、前記電源端子列、前記グランド端子列、および前記信号端子列は、互いに並置されており、前記駆動用電源端子と前記液体吐出素子基板とを接続する電源配線と、前記駆動用グランド端子と前記液体吐出素子基板とを接続するグランド配線と、前記信号端子と前記液体吐出素子基板とを接続する信号配線と、を備え、前記信号端子列は、前記電源端子列および前記グランド端子列よりも前記液体吐出素子基板の近くに配されており、前記信号配線は前記電源配線および前記グランド配線の各々の長さよりも短く、記電源配線、および前記グランド配線は、少なくとも部分的に互いに隣接して並列していることを特徴とする。
上記構成によれば、制御信号へのノイズの影響を抑制することができる。
液体吐出ヘッドを用いた液体吐出装置の内部構成を示す概略斜視図である。 液体吐出ヘッドを示す斜視図である。 液体吐出ヘッドの駆動回路を示す回路図である。 (a)および(b)はコンタクト基板を示す模式図である。 (a)〜(d)はノイズの影響を説明するための模式図である。 (a)〜(d)は端子および配線のレイアウトを示す模式図である。 (a)および(b)は液体吐出ヘッドの装着方法を示す図である。 (a)〜(e)は端子のレイアウトの他の例を示す模式図である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は液体吐出ヘッド(以下「記録ヘッド」という)1を用いた液体吐出装置(以下「記録装置」という)10の内部構成を示す概略斜視図である。記録装置10はシリアルスキャン方式のインクジェット記録装置である。記録ヘッド1には、シートSとの対向面に吐出口(不図示)が形成されている。吐出口から図中に示すz方向下方に向けて液体を吐出させることによって、シートSに液体が付与される。なお、ここでは、吐出口からインクを吐出させる場合について説明する。記録ヘッド1はキャリッジ2に搭載されている。キャリッジ2は、主走査方向(図中に示すx方向)に延在しているガイド軸3、4によって、x方向へ往復移動自在にガイドされる。
シートSは、記録装置10に設けられた挿入口6から記録装置10内に挿入された後、その進行方向を反転させてから、ローラ5によって副走査方向(図中に示すy方向)に搬送される。記録装置10においては、キャリッジ2の移動に伴って記録ヘッド1からインクの吐出させる記録動作と、ローラ5によるシートSの搬送動作と、を繰り返すことによって、シートSに画像が記録される。
ここで、記録ヘッド1は、インクを吐出するためのエネルギとして、記録素子である電気熱変換体(ヒータ)から発生する熱エネルギを利用するものとする。この場合、ヒータの発熱によってインクに膜沸騰を生じさせ、そのときの発泡エネルギによって、吐出口からインクを吐出させる。なお、記録素子としてピエゾ素子などを用いてもよい。
図2は記録ヘッド1を示す斜視図である。同図に示すように、記録ヘッド1は、筐体11とコンタクト基板20と配線部材15と記録素子基板ユニット12とを備えている。コンタクト基板20、配線部材15、および記録素子基板ユニット12は、筐体11に対して固定されている。筐体11には、インクを収容するインクタンク(不図示)が搭載されており、筐体11の内部には、インクタンクから記録素子基板ユニット12へインクを供給するための流路が設けられている。
記録素子基板ユニット12は記録素子基板(液体吐出素子基板)13を備えている。記録素子基板13はSi基板であり、記録素子基板13には異方性エッチングによってインク流路となる開口が形成されている。また、記録素子基板13には、記録素子としてのヒータが複数設けられている。記録素子基板13には、樹脂材料を用いてフォトリソグラフィによって形成されたインク流路および吐出口が複数設けられている。筐体11の流路と記録素子基板13の流露とを連通させることによって、インクタンク内のインクは、流路を通り、吐出口へ向かう。なお、1つの記録素子基板13にはインク流路となる開口が4つ形成されており、1つの記録素子基板13において、4列の吐出口列から異なる色のインクが吐出可能となっている。
記録素子基板ユニット12は、アルミナ材料からなる支持部材14を有しており、記録素子基板13は支持部材14に支持されている。なお、図3においては、3つの記録素子基板13を用いる場合を図示しているが、用いることができる記録素子基板の個数は3つに限定されるものではない。また、図2においては、1つの記録素子基板13に対して、4列の吐出口列が形成されている場合を図示しているが、吐出口列の列数も4列に限定されるものではない。
配線部材15は、記録素子基板13の電極部とコンタクト基板20における端子とを電気的に接続する。記録装置10からの信号は、コンタクト基板20および配線部材15を介して記録素子基板ユニット12の記録素子基板13へ伝送される。配線部材15には、記録素子基板13が配置される位置に対応する位置に開口部が設けられており、開口部の開口形状は長方形となっている。開口部の短辺付近には、記録素子基板13の電極部と電気的に接続する電極部が設けられている。また、配線部材15には、コンタクト基板20の接続部と電気的に接続するための接続部が設けられている。なお、配線部材15としては、電気配線テープ等を用いることができる。
詳細は図4等を参照して後述するが、コンタクト基板20には、各種端子が設けられている。また、図7(a)および(b)を参照して後述するが、キャリッジ2には、記録ヘッド1を搭載した際にコンタクト基板20の端子と接触する位置に電気接続ピン30が設けられている。電気接続ピン30は、記録装置10側の制御回路に電気的に接続されている。コンタクト基板20の端子と電気接続ピン30とが接点接続すると、コンタクト基板20と記録装置10側の制御回路(不図示)とが電気的に接続し、コンタクト基板20を介して記録素子基板13へ記録装置10側から電力が供給され、信号が伝送される。記録装置10の制御回路から伝送された信号に基づいてインクの吐出が制御され、シートSに画像が記録される。
図3は記録ヘッド1の駆動回路を示す回路図である。記録素子基板13には、ヒータ50、駆動素子51、および駆動信号生成回路52が設けられている。駆動信号生成回路52は、シフトレジスタ回路(不図示)、ラッチ回路(不図示)、およびデコード回路(不図示)等を有しており、記録装置10の制御回路からの信号に基づいて駆動素子の駆動信号を生成する。生成された駆動信号に従って駆動素子51がONとなると、ヒータ50に電圧が印加される。
図3に示すように、VH配線およびGNDH配線は、記録素子基板13においてはブロック毎に分かれて配線されているが、コンタクト基板20においては夫々1つの配線となっている。この配線によると、記録素子の数が増えるにつれてコンタクト基板20におけるVH配線およびGNDH配線に流れる電流が多くなる。この場合、DATA配線によって伝送される制御信号(データ信号)にノイズが入り、所望の記録動作が実行されないことがある。そこで、ここでは、データ信号へのノイズの影響を抑えるように、端子および配線を配置する。詳細は、図5(a)〜(d)および図6(a)〜(d)を参照して後述する。
図4(a)および(b)はコンタクト基板20の端子が設けられている面を示す模式図である。図4(a)および(b)に示すように、コンタクト基板20には、複数の端子21〜23が設けられており、x方向に沿って配置された複数の端子によって構成された端子列を6列有している。図4(a)および(b)に示すコンタクト基板20には、124個の端子が設けられている。端子には、記録素子(ヒータ)電源端子(VH)23、ヒータグランド端子(GNDH)22、データ信号端子(DATA)21、ロジック電源端子(VDD)25、およびグランド端子(VSS)24が含まれている。VH(駆動用電源端子)23はヒータの駆動電源である。GNDH(駆動用グランド端子)22はヒータのグランドである。DATA(信号端子)21は各ヒータを個別にON/OFFするためのシリアルデータを転送する端子である。VDD(制御用電源端子)25はロジック信号用の電源であり、VSS(制御用グランド端子)24はロジック信号用のグランドである。つまり、VH23およびGNDH22はヒータを駆動するための素子駆動用の端子であり、DATA21、VDD25、およびVSS24はヒータを制御するための素子制御用の端子である。ここでは、VH23、GNDH22には32Vの電圧がかかり、VDD25、VSS24には3.3Vの電圧がかかるものとする。
図4(a)および(b)に示すように、配線部材15(記録素子基板13)に近い位置から順に、複数のDATA21を含む2列の端子列、複数のGNDH22を含む2列の端子列、複数のVH23を含む2列の端子列が配置されている。また、図4(a)および(b)に示すように、DATA21の端子列のうち、z方向最下方の端子列の端子の配列方向(x方向)の両端にはVSS24が配置されている。また、図4(b)において、DATA21の端子列のうち、z方向下方から2番目の端子列のx方向の両端にはVDD25が配置されている。
ここで、図3を再び参照して、端子から入力された信号による記録素子の駆動の流れについて説明する。図3に示す構成においては、16個の記録素子を1つのブロックとして、記録素子をブロック毎に順次駆動していく時分割駆動方式を用いる。図3に示すCLKは、DATA21に入力されたシリアルデータの転送の同期をとるためのクロック信号を転送する端子である。LATは、記録素子基板内でシリアルデータを保持回路に移動するトリガとなるラッチ信号を転送する端子である。BLKは、駆動するブロックを選択するためのブロック選択信号を転送する端子である。HEATは、記録素子に対するVH印加時間をパルス長で制御するためのパルス信号を転送する端子である。
DATA21を介して入力されたシリアルデータは、クロック信号に同期して記録素子基板13内のシフトレジスタ回路(不図示)に転送される。シフトレジスタ回路に入力されたデータ群はラッチ信号の入力によってラッチ回路(不図示)に保持され、この保持データとパルス信号とブロック選択信号とをAND処理することでパルス状の駆動信号が生成される。この駆動信号によって駆動素子51がON/OFFされ、それによってヒータ50(記録素子)の駆動がON/OFFされる。
図5(a)〜(d)はノイズの影響を説明するための模式図である。図5(a)、(b)、および(d)に示すように、VH配線(電源配線)およびGNDH配線(グランド配線)において信号の流れは逆向きとなっている。磁場の強さは、電流の大きさに比例し、距離に反比例する。図5(a)に示すように、VH配線とGNDH配線とが並列している場合、両者から生じる磁場は、VH配線とGNDH配線と間の領域である領域26において強めあい、VH配線とGNDH配線との間の領域でない領域27において弱めあう。
図5(b)〜(d)は、低電圧差動信号伝送方式(LVDS)におけるノイズの影響を説明するための図である。図示したVH配線、GNDH配線、およびLVDS配線(図に示すDATA+およびDATA−(DATA配線(信号配線)))は、同一の記録素子基板に接続される配線である。この伝送方式においては、2本の信号線を用いて、逆位相の信号を同時に送り、受信側にて合成する。そのため、2つの信号に同様のノイズが乗った場合は、合成の際にそのノイズはキャンセルされる。
しかしながら、ノイズの乗り方が異なる場合、合成の際にキャンセルされず、データの転送に影響を及ぼしてしまう。例えば、図5(b)に示すように、VH配線とGNDH配線との間にLVDS配線を配置した場合、LVDS配線によって伝送される2つ信号には逆位相のノイズが乗る。このノイズの乗り方は夫々異なるため、合成時にノイズはキャンセルされず、所望のデータ伝送を行うことができない。また、図5(c)に示すように、VH配線単体とLVDS配線とが並列している場合、2つの信号には同位相のノイズが乗る。しかしながら、VH配線からDATA+配線までの距離とVH配線からDATA配線−までの距離とは異なるため、VH配線からの磁場の影響は異なり、2つの信号に乗るノイズの強度は夫々異なる。そのため、合成されたデータ信号にはノイズが残ってしまう。この現象は、GNDH配線単体とLVDS配線とが並列して配置されている場合であっても生じる。
図5(b)、(c)に示す構成に対して、図5(d)に示すように、VH配線とGNDH配線とが並列しており且つこれらの配線の間の外にLVDS配線が配置されている場合、磁場が打ち消しあう領域にLVDS配線を配置することができる。そのため、データ信号へのノイズの影響を抑えることができる。VH配線とGNDH配線との間の距離を比較的近くし、これらを配置した位置から比較的遠い位置にDATA配線を配置すると、データ信号へのノイズ低減効果をより高めることができる。詳細は図6(a)〜(d)を参照して説明するが、ここでは、VH23とGNDH22とを隣接して配置することによって、VH配線とGNDH配線とを並列させ、これらの配線の間ではない位置にDATA配線を配置する。
図6(a)〜(d)は端子および配線のレイアウトを示す模式図である。図6(a)〜(d)においても図4(a)および(b)と同様に、記録素子基板13に近い位置から順に、DATA21の端子列、GNDH22の端子列、VH23の端子列が配置されている。図6(a)〜(d)においては、1つの記録素子基板13に対して、夫々3つの端子によって構成された3つの端子列が設けられている場合を図示している。何れの構成においても、VH23とGNDH22とは隣接して配置されている。
なお、図2、4に示すようにコンタクト基板20に端子を設けることは必須ではなく、配線部材15に端子をパターニングしてもよい。図6(a)および(b)においては、配線部材15に端子および配線がパターニングされている場合を図示している。図6(a)においては、1つの記録素子基板13を示している。図6(b)においては、2つの記録素子基板13を示している。図6(a)および(b)に示す何れの構成においても、同一の記録素子基板13に接続されるVH23およびGNDH22を隣接して配置することによって、同一の記録素子基板13に接続されるVH配線とGNDH配線とを並列させることができる。同一の記録素子基板13に接続されるVH配線およびGNDH配線には、互いに異なる方向へ同量の電流が流れるため、これらの配線に挟まれない領域において互いの磁場を打ち消しあう構成とすることができる。この領域にDATA配線を配置することによって、データ信号へのノイズの影響を抑えることができる。
図6(c)および(d)においては、図3にて説明したように、コンタクト基板20においては共通した配線(共通配線)を用い、記録素子基板13においては分岐した配線を用いる構成を示している。この配線の場合、上述したように、記録素子の数が増えるにつれて特に共通配線部分においてVH配線およびGNDH配線に流れる電流が多くなる。そのため、ここでは、少なくとも共通配線部分において、VH配線とGNDH配線とを並列させ且つこれらに挟まれない位置にDATA配線を配置する。共通配線部分は端子からの距離が近い部分であるため、VH端子とGNDH端子とを隣接させて配置することによって、複雑な構成とすることなくVH配線とGNDH配線とを並列させることができる。なお、VH配線とGNDH配線とが並列している位置に直行する位置にDATA配線を配置する構成も考えられるが、この場合ノイズによる影響は限定的となるので、データ信号への影響も少ない。図6(c)においても図6(a)と同様に1つの記録素子基板13を示している。図6(d)においても図6(b)と同様に2つの記録素子基板13を示している。図6(c)および(d)に示す構成においては、共通配線部分において、同一の記録素子基板13に対応するVH配線とGNDH配線とを並列させ且つこれらに挟まれない領域にDATA配線を配置し、データ信号へのノイズの影響を抑えることができる。
以上のように、ここでは、VH23とGNDH22とを隣接して配置することによって、VH配線とGNDH配線とを少なくとも部分的に並列させ且つこれらの配線間の位置でない位置にDATA配線を配置する。これによって、データ信号へのノイズの影響を抑え、記録装置10側から記録素子基板13へのデータ信号の伝送性能を確保することができる。即ち、ここでは、配線の面積ではなく、配線の配置によってデータ信号へのノイズの影響を抑制することができる。また、DATA21は記録素子基板13に一番近い位置に配置されているため、DATA配線の長さは考えうる構成の中で一番短い距離となり、他の配線との並列距離も短くなるので、データ信号へのノイズの影響を抑制できる。
なお、VH23とGNDH22とを隣接して配置しない場合であっても、VH配線とGNDH配線とを並列させることもできるが、何れか一方または両方の配線の這い回し距離を比較的長くとることが必要となる場合等がある。そのため、本実施形態のように、VH23とGNDH22とを隣接して配置する構成は、他の構成よりもノイズ低減効果を向上させることができる。
図7(a)および(b)はキャリッジ2への記録ヘッド1の装着方法を説明するための図である。図7(a)は回動装着する場合を、図7(b)はスライド装着する場合を、夫々示している。図7(a)および(b)に示すように、キャリッジ2に設けられている電気接続ピン30と記録ヘッド1のコンタクト基板20とを対向させ、キャリッジ2に記録ヘッド1を装着する。
図7(a)に示す回動装着する場合は、記録ヘッド1の電気接続ピン30との対向面におけるz方向下方の端部を電気接続ピン30に近づけ、この端部を支点として図面正面視から時計回り方向へ回動させる。図7(b)に示すスライド装着する場合は、他の端子よりも先に接続させたい端子に対応する電気接続ピンを、他の電気接続ピンよりもy方向に向かって突出させることによって、電気接続ピンにその端子を最初に接続させる。なお、ここでは、VSS24と接続する電気接続ピンは、DATA21と接続する電気接続ピンと同じ長さまたはこれよりも長い長さとなっている。ここでは、何れの方法においても、電気接続ピン30に対して、z方向最下方に配置されている端子を最初に接続されるようになっているが、何れの位置に配置されている端子を最初に接続させるかに応じて、装着方法を変更してもよい。
図4(a)および(b)を参照して説明した端子の配置において、図7(a)および(b)を参照して説明した装着方法とすると、電気接続ピン30に、VSS24が最初に接続され、これと同時または次いでDATA21が接続される。これによって、電気接続ピン30に、DATA21が接続された後に、VSS24が接続された場合等に起こるラッチアップを防止することができる。このように、ここでは、電気接続ピン30に最初に又はDATA21と同時にVSS24を接続させる装着方法とすることによって、ラッチアップを防止することができる。
なお、図4(a)および(b)に示す何れの構成においても、z方向最下方の端子列の両端にVSS24を配置している。このようにVSS24を配置することによって、キャリッジ2に記録ヘッド1を装着する際に、キャリッジ2に記録ヘッド1が片当たりしたとしても、両端何れかのVSS24に電気接続ピン30を最初にまたはDATA21と同時に接続させることができる。
図4(b)は、z方向最下方の端子列の次に記録素子基板13に近い位置にある端子列のx方向の両端にVDD25を配置した構成を示している。この構成の場合、図7(a)に示すように回動装着すると、電気接続ピン30に、VSS24が最初に接続され、次いでVDD25が接続され、DATA21へ論理電圧が印加される状態となってから、GNDH22、VH23が接続される。このように、ここでは、VH23およびGNDH22よりも先に電気接続ピン30にVSS24およびVDD25を接続させることができる。なお、VDD25の配置は図4(b)に示す位置に限定されず、VSS24よりも後に電気接続ピン30に接続する位置であれば、どこに配置されていてもよい。
以上のように、ここでは、電気接続ピンにグランド系の接点が接続される前に制御信号系の接点が接続されることに起因するラッチアップの発生を防止することができる。
図8(a)〜(e)は端子のレイアウトの他の例を示す模式図である。図8(a)〜(e)においては、3つの端子によって構成された端子列が3列配置されている場合を図示している。また、図8(a)〜(e)においては配線パターンの図示を省略している。なお、以下の説明において、左右、上下とは、図面正面からみた方向を示すものとする。
図8(a)においては、VH23およびGNDH22を夫々1つ配置する場合を図示している。図8(a)に示す場合、各端子は右端に配置されており、上下方向において隣接している。より具体的には、記録素子基板13に二番目に近い端子列の右端にはGNDH22が、記録素子基板13から一番遠い端子列の右端にはVH23が、夫々配置されている。この配置であっても、VH23とGNDH22とは隣接して配置されているため、VH配線とGNDH配線とを並列させることができる。VH23とGNDH22とを隣接して配置することができれば、VH配線とGNDH配線とは並列させることができるので、VH23とGNDH22とが何れの方向において隣接しているかは特に限定されるものではない。
図8(b)は、記録素子基板13から近い位置から順に、DATA21の端子列、VH23の端子列、GNDH22の端子列が配置されている構成を示している。図8(c)は、記録素子基板13から近い位置から順に、GNDH22の端子列、VH23の端子列、DATA21の端子列が配置されている構成を示している。図8(b)および(c)に示すように、VH23とGNDH22とは上下方向に隣接して配置されていてもよい。しかしながら、図8(c)に示す構成の場合、記録素子基板13から一番遠い位置にDATA21が配置されてDATA配線が比較的長くなってしまうので、図6(a)〜(d)に示した構成とすることが好ましい。
図8(d)に示すように、記録素子基板13から二番目に近い位置に2つのVH23がその間に他の端子を挟むように配置され、これらのVH23の上方の夫々にGNDH22が配置されていてもよい。また、図8(e)に示すように、同じ端子列において、VH23とGNDH22とが隣接して配置されていてもよい。
(他の実施形態)
上述した記録ヘッドは、複写機、通信システムを有するファクシミリ、記録部を有するワードプロフェッサなどの装置、各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置などにも用いることができる。
上記実施形態においては、液体吐出ヘッドとして、記録装置に用いる記録ヘッドについて説明したが、本発明は、記録ヘッド以外の各種液体吐出ヘッドにも適用することができる。また、上記実施形態においては、液体吐出ヘッドから吐出させる液体としてインクを用いる場合について説明したが、液体としてインク以外の各種処理液等の液体を用いてもよい。
1 記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
10 記録装置(液体吐出装置)
13 記録素子基板(液体吐出素子基板)
22 GNDH(駆動用グランド端子)
23 VH(駆動用電源端子)
50 ヒータ(液体吐出素子)

Claims (7)

  1. 液体吐出装置に設けられた接点と電気的に接続するための複数の端子と、前記液体吐出装置から伝送された制御信号に応じて液体を吐出するための液体吐出素子が形成されている液体吐出素子基板と、を有する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記複数の端子は、前記液体吐出素子を駆動するための電力を供給する複数の駆動用電源端子が配列される電源端子列および複数の駆動用グランド端子が配列されるグランド端子列と、前記液体吐出素子を制御するための信号を供給する複数の信号端子が配列される信号端子列と、を含み、前記電源端子列、前記グランド端子列、および前記信号端子列は、互いに並置されており、
    前記駆動用電源端子と前記液体吐出素子基板とを接続する電源配線と、前記駆動用グランド端子と前記液体吐出素子基板とを接続するグランド配線と、前記信号端子と前記液体吐出素子基板とを接続する信号配線と、を備え、
    前記信号端子列は、前記電源端子列および前記グランド端子列よりも前記液体吐出素子基板の近くに配されており、前記信号配線は、前記電源配線および前記グランド配線の各々の長さよりも短く、記電源配線および前記グランド配線は、少なくとも部分的に互いに隣接して並列していることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記電源配線および前記グランド配線は、前記液体吐出素子基板よりも夫々の端子に近い部分にて並列していることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 記信号配線は、前記電源配線と前記グランド配線との間の外に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記液体吐出ヘッドは、複数の前記液体吐出素子基板を有しており、
    並列している前記電源配線および前記グランド配線は、同一の前記液体吐出素子基板に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記駆動用グランド端子は、前記駆動用電源端子よりも前記液体吐出素子基板に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記制御信号は、前記液体吐出装置から前記液体吐出素子基板へ低電圧差動信号伝送方式によって伝送されることを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 請求項1から請求項の何れか1項に記載の液体吐出ヘッドを備えることを特徴とする液体吐出装置。
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