JP7207015B2 - 液体吐出ヘッド制御回路、液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置 - Google Patents
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ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路であって、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記第4端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記第5端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を備え、
前記第4配線と前記第5配線とは並んで配置され、
前記第4配線と前記第5配線とが並ぶ方向に沿って、
前記第4配線と前記第2配線とが隣り合って位置し、
前記第5配線と前記第3配線とが隣り合って位置し、
前記第4配線及び前記第5配線は、前記第2配線と前記第3配線との間に位置している。
ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路であって、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記第4端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記第5端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を備え、
前記第4配線と前記第5配線とは並んで配置され、
前記第4配線と前記第5配線とが並ぶ方向と交差する方向において、
前記第2配線は、前記第4配線と一部が重なって位置し、
前記第3配線は、前記第5配線と一部が重なって位置している。
前記変換回路は、クロック信号の基となる基クロック信号を一対の第2差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第2差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第2差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねても
よい。
前記変換回路は、前記駆動信号の波形選択を規定する印刷データ信号の基となる基印刷データ信号を一対の第3差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第3差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第3差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねてもよい。
前記診断回路は、前記第1診断信号及び前記第2診断信号に加え、第3診断信号及び第4診断信号に基づいて前記自己診断を行ってもよい。
前記液体吐出ヘッドは、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第6端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第7端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第6端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される前記第1基準電圧信号を伝搬する第6配線と、
前記第7端子と電気的に接続され、前記第3診断信号を伝搬する第7配線と、
を備え、
前記第4配線と前記第5配線とが並ぶ方向に沿って、
前記第7配線は、前記第1配線及び前記第6配線と隣り合って位置していてもよい。
駆動信号に基づいて駆動することでノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を備え、
前記第1端子には、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号が入力され、
前記第2端子には、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号が入力され、
前記第3端子には、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号が入力され、
前記第4端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の一方の信号が入力され、
前記第5端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の他方の信号が入力され、
前記第4端子と前記第5端子とは並んで配置され、
前記第4端子と前記第5端子とが並ぶ方向に沿って、
前記第4端子と前記第2端子とが隣り合って位置し、
前記第5端子と前記第3端子とが隣り合って位置し、
前記第4端子及び前記第5端子は、前記第2端子と前記第3端子との間に位置している。
駆動信号に基づいて駆動することでノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を備え、
前記第1端子には、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号が入力され、
前記第2端子には、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号が入力され、
前記第3端子には、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号が入力され、
前記第4端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の一方の信号が入力され、
前記第5端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の他方の信号が入力され、
前記第4端子と前記第5端子とは並んで配置され、
前記第4端子と前記第5端子とが並ぶ方向と交差する方向において、
前記第2端子は、前記第4端子と一部が重なって位置し、
前記第3端子は、前記第5端子と一部が重なって位置している。
前記復元回路は、一対の第2差動信号をクロック信号に復元し、
前記第4端子は、前記一対の第2差動信号の内の一方の信号が供給される端子を兼ね、
前記第5端子は、前記一対の第2差動信号の内の他方の信号が供給される端子を兼ねてもよい。
前記復元回路は、一対の第3差動信号を前記駆動信号の波形選択を規定する印刷データ信号に復元し、
前記第4端子は、前記一対の第3差動信号の内の一方の信号が供給される端子を兼ね、
前記第5端子は、前記一対の第3差動信号の内の他方の信号が供給される端子を兼ねてもよい。
前記診断回路は、前記第1診断信号及び前記第2診断信号に加え、第3診断信号及び第4診断信号に基づいて前記自己診断を行ってもよい。
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第6端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第7端子と、
を備え、
前記第6端子には、前記駆動信号選択回路に供給される前記第1基準電圧信号が入力され、
前記第7端子には、前記第3診断信号が入力され、
前記第4端子と前記第5端子とが並ぶ方向に沿って、
前記第7端子は、前記第1端子及び前記第6端子と隣り合って位置していてもよい。
ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路と、
を備え、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を有し、
前記第1配線と前記第1端子とは第1接触部で電気的に接触し、
前記第2配線と前記第2端子とは第2接触部で電気的に接触し、
前記第3配線と前記第3端子とは第3接触部で電気的に接触し、
前記第4配線と前記第4端子とは第4接触部で電気的に接触し、
前記第5配線と前記第5端子とは第5接触部で電気的に接触し、
前記第4接触部と前記第5接触部とは並んで配置され、
前記第4接触部と前記第5接触部とが並ぶ方向に沿って、
前記第2接触部は、前記第4接触部と隣り合って位置し、
前記第3接触部は、前記第5接触部と隣り合って位置し、
前記第4接触部及び前記第5接触部は、前記第2接触部と前記第3接触部との間に位置している。
ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路と、
を備え、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路
と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を備え、
前記第1配線と前記第1端子とは第1接触部で電気的に接触し、
前記第2配線と前記第2端子とは第2接触部で電気的に接触し、
前記第3配線と前記第3端子とは第3接触部で電気的に接触し、
前記第4配線と前記第4端子とは第4接触部で電気的に接触し、
前記第5配線と前記第5端子とは第5接触部で電気的に接触し、
前記第4接触部と前記第5接触部とは並んで配置され、
前記第4接触部と前記第5接触部とが並ぶ方向と交差する方向において、
前記第2接触部は、前記第4接触部と一部が重なって位置し、
前記第3接触部は、前記第5接触部と一部が重なって位置している。
前記変換回路は、クロック信号の基となる基クロック信号を一対の第2差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第2差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第2差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねてもよい。
前記変換回路は、前記駆動信号の波形選択を規定する印刷データ信号の基となる基印刷データ信号を一対の第3差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第3差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第3差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねてもよい。
前記診断回路は、前記第1診断信号及び前記第2診断信号に加え、第3診断信号及び第4診断信号に基づいて前記自己診断を行ってもよい。
前記液体吐出ヘッドは、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第6端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第7端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第6端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される前記第1基準電圧信号を伝搬する第6配線と、
前記第7端子と電気的に接続され、前記第3診断信号を伝搬する第7配線と、
を有し、
前記第6配線と前記第6端子とは第6接触部で電気的に接触し、
前記第7配線と前記第7端子とは第7接触部で電気的に接触し、
前記第4接触部と前記第5接触部とが並ぶ方向に沿って、
前記第7接触部は、前記第1接触部及び前記第6接触部と隣り合って位置していてもよい。
須構成要件であるとは限らない。
1.1 液体吐出装置の概要
図1は、液体吐出装置1の概略構成を示す図である。液体吐出装置1は、液体の一例としてのインクを吐出する液体吐出ヘッド21が搭載されたキャリッジ20が往復動し、搬送される媒体Pに対してインクを吐出することで、媒体Pに対して画像を形成するシリアル印刷方式のインクジェットプリンターである。以下の説明では、キャリッジ20が移動する方向をX方向、媒体Pが搬送される方向をY方向、インクが吐出される方向をZ方向として説明する。なお、X方向、Y方向及びZ方向は互いに直交する方向として説明を行う。また、媒体Pとしては、印刷用紙、樹脂フィルム、布帛等の任意の印刷対象を用いることができる。
成する。
図2は、液体吐出装置1の電気的な構成を示すブロック図である。液体吐出装置1は、制御機構10と、液体吐出ヘッド21とを含む。なお、図2において液体吐出ヘッド21は、n個の駆動信号選択回路200を有するとして説明する。
るキャリッジ20の往復動を制御する為の制御信号Ctrl-Cを生成し出力する。また、制御回路100は、図1に示す搬送機構40に対して、媒体Pの搬送を制御する為の制御信号Ctrl-Tを生成し出力する。
G4も同様に、復元回路130に入力される基診断信号oDIG3,oDIG4と、復元回路130から出力される診断信号DIG3,DIG4とは、当該復元回路130で生じる遅延を加味しない場合、同じ波形の信号であってもよい。
である。そのため、印刷データ信号SI1、及びクロック信号SCKの信号の波形に歪みが生じた場合、液体吐出装置1の動作の安定性が低減するおそれがある。印刷データ信号SI1、及びクロック信号SCKが、診断回路240を介さずに駆動信号選択回路200-1に入力されることで、クロック信号SCK、及び印刷データ信号SI1の信号の波形に歪が生じるおそれを低減することができる。
ここで、駆動信号出力回路50で生成される駆動信号COMA,COMBの波形の一例と、圧電素子60に供給される駆動信号VOUTの波形の一例について図3及び図4を用いて説明する。
Bdp2とを連続させた波形である。本実施形態において、台形波形Bdp1と台形波形Bdp2とは、互いに異なる波形である。このうち、台形波形Bdp1は、吐出部600のノズル開孔部付近のインクを微振動させて、インク粘度の増大を防止するための波形である。この台形波形Bdp1が圧電素子60の一端に供給された場合、当該圧電素子60に対応する吐出部600からインクは吐出されない。また、台形波形Bdp2は、台形波形Adp1,Adp2及び台形波形Bdp1と異なる波形である。この台形波形Bdp2が圧電素子60の一端に供給された場合、当該圧電素子60に対応する吐出部600から、中程度量よりも少ない量のインクが吐出される。
れるインクの物性、及び媒体Pの材質等に応じて、様々な波形の組み合わせが用いられてもよい。また、駆動信号COMA及び駆動信号COMBとは、同じ台形波形が連続した信号であってもよい。ここで、駆動信号COMA,COMBが駆動信号の一例である。また、駆動信号COMA,COMBの波形を選択又は非選択することで生成される駆動信号VOUTも、広義の上での駆動信号の一例である。
次に、駆動信号選択回路200の構成及び動作について図5~図8を用いて説明する。図5は、駆動信号選択回路200の構成を示す図である。図5に示すように、駆動信号選択回路200は、選択制御回路220、及び複数の選択回路230を含む。
動信号選択回路200が有する選択回路230の数は、対応する吐出部600の総数mと同じである。
次に制御機構10と液体吐出ヘッド21との電気的接続の詳細について説明する。なお、以下の説明において、液体吐出ヘッド21は、12個の駆動信号選択回路200-1~200-12を備えるとして説明を行う。すなわち、液体吐出ヘッド21には、12個の駆動信号選択回路200-1~200-12のそれぞれに対応する12個の印刷データ信号SI1~SI12、12個の駆動信号COMA1~COMA12,COMB1~COMB12、及び12個の電圧VBS1~VBS12が入力される。また、制御機構10は、12個の駆動信号選択回路200-1~200-12のそれぞれに対応する12個の駆動信号出力回路50-1~50-12を備える。
612には、電圧VBSが供給される。そして、駆動信号VOUTの電圧が高くなると、圧電素子60の中央部分が上方向に撓み、駆動信号VOUTの電圧が低くなると、圧電素子60の中央部分が下方向に撓む。すなわち、圧電素子60が上方向に撓めば、キャビティー631の内部容積が拡大する。したがって、インクがリザーバー641から引き込まれる。また、圧電素子60が下方向に撓めば、キャビティー631の内部容積が縮小する。したがって、キャビティー631の内部容積の縮小の程度に応じた量のインクが、ノズル651から吐出される。以上のように、圧電素子60は、駆動信号COMA,COMBに基づく駆動信号VOUTにより駆動する。そして、圧電素子60が、駆動信号COMA1~COMAn,COMB1~COMBnに基づく駆動信号VOUTにより駆動することで、ノズル651からインクが吐出される。なお、圧電素子60は、図示した構造に限られず、圧電素子60の変位に伴いインクを吐出させることができる型であればよい。また、圧電素子60は、屈曲振動に限られず、縦振動を用いる構成でもよい。
ハウジング351の内部を挿通する。そして、ハウジング挿通部355は、基板取付部354とケーブル保持部356とを電気的に接続する。ケーブル保持部356は、ケーブル取付部352の内部に突出する湾曲形状を有する。そして、ケーブル取付部352にケーブル19が取り付けられた場合、ケーブル保持部356と端子196とが接触部180を介して電気的に接触する。これにより、ケーブル19とコネクター350、及びヘッド基板320とが電気的に接続される。この場合において、ケーブル19が取り付けられることで、ケーブル保持部356に形成された湾曲形状に応力が生じる。そして当該応力により、ケーブル19は、ケーブル取付部352の内部に保持される。
ー350cの辺323側において、p個の端子353dが、辺324に沿って、辺326から辺325に向かい端子353d-1,353d-2,・・・,353d-pの順に並ぶように設けられる。
ここで、制御機構10と液体吐出ヘッド21との間で伝搬される信号の詳細について説明する。なお、以下の説明では、コネクター350aに接続されるケーブル19をケーブル19aと称する。そして、ケーブル19aの端子196a-j(jは1~pのいずれか)と、コネクター350aの端子353a-jとが接触部180a-jを介して電気的に接続される。同様に、コネクター350b~350hのそれぞれに接続されるケーブル19をそれぞれ、ケーブル19b~19hと称する。そして、ケーブル19bの端子196
b-jと、コネクター350bの端子353b-jとが接触部180b-jを介して電気的に接続され、ケーブル19cの端子196c-jと、コネクター350cの端子353c-jとが接触部180c-jを介して電気的に接続され、ケーブル19dの端子196d-jと、コネクター350dの端子353d-jとが接触部180d-jを介して電気的に接続され、ケーブル19eの端子196e-jと、コネクター350eの端子353e-jとが接触部180e-jを介して電気的に接続され、ケーブル19fの端子196f-jと、コネクター350fの端子353f-jとが接触部180f-jを介して電気的に接続され、ケーブル19gの端子196g-jと、コネクター350gの端子353g-jとが接触部180g-jを介して電気的に接続され、ケーブル19hの端子196h-jと、コネクター350hの端子353h-jとが接触部180h-jを介して電気的に接続される。
配置され、端子353b-4と端子353b-5とが並ぶ方向である方向Yに沿って、端子353b-4と端子353b-3とが隣り合って位置し、端子353b-5と端子353b-6とが隣り合って位置し、端子353b-4、及び端子353b-5は、端子353b-3と端子353b-6との間に位置している。すなわち、液体吐出ヘッド21において、端子353b-3,353b-4,353b-5,353b-6は、同一のコネクター350bに設けられて、端子353b-4と端子353b-3とが隣接して位置し、端子353b-5と端子353b-6とが隣接して位置し、端子353b-4及び端子353b-5は、端子353b-3と端子353b-6との間に位置している。ここで、隣接して位置するとは、コネクター350に含まれる端子353b-4と端子353b-3、及び端子353b-5と端子353b-6とがハウジング351等の絶縁物、またケーブル取付部352の内部空間などを介して隣り合って位置することを含む。換言すれば、端子353b-3,353b-4,353b-5,353b-6は、同一のコネクター350bにおいて、端子353b-3,353b-4,353b-5,353b-6の順に設けられている。
れぞれ、及びコネクター350a-3,350a-4~350a-19のそれぞれを介して液体吐出ヘッド21に入力される。また、電圧VHVは、配線197a-1で伝搬され、接触部180a-1、及びコネクター350a-1を介して液体吐出ヘッド21に入力される。また、電圧VDDは、配線197a-20~197a-23のそれぞれで伝搬され、接触部180a-20~180a-23のそれぞれ、及びコネクター350a-20~350a-23のそれぞれを介して液体吐出ヘッド21に入力される。ここで、グラウンド信号GND1が第1基準電圧信号の一例である。
+を伝搬する配線とを兼ね、配線197b-5は、一対の差動診断信号dDIG1の内の他方の信号dDIG1-を伝搬する配線と、一対の差動クロック信号dSCKの内の他方の信号dSCK-を伝搬する配線を兼ねる。また、端子353b-4は、一対の差動診断信号dDIG1の内の一方の信号dDIG1+が供給される端子と、一対の差動クロック信号dSCKの内の一方の信号dSCK+が供給される端子とを兼ね、端子353b-5は、一対の差動クロック信号dSCKの内の他方の信号dSCK-が供給される端子と、一対の差動クロック信号dSCKの内の他方の信号dSCK-が供給される端子を兼ねる。これにより、液体吐出ヘッド制御回路15と液体吐出ヘッド21とを接続するための配線の数を減らすことが可能となる。
搬され、接触部180b-22、及びコネクター350bの端子353b-22を介して液体吐出ヘッド21に入力される。基チェンジ信号oCHbは、ケーブル19bの配線197b-23で伝搬され、接触部180b-23、及びコネクター350bの端子353b-23を介して液体吐出ヘッド21に入力される。
1に入力される信号の詳細を示す図である。また、図20は、ケーブル19dで伝搬され、コネクター350dを介して液体吐出ヘッド21に入力される信号の詳細を示す図である。図19及び図20に示すように、ケーブル19c、及びケーブル19dは、ノズル列L2a~L2fに含まれる圧電素子60の一端に供給される駆動信号VOUT7~VOUT12のそれぞれの基となる駆動信号COMA7~COMA12,COMB7~COMB12と、当該圧電素子60の他端に供給される電圧VBS7~電圧VBS12とを伝搬する。
液体吐出ヘッド21に入力される。基チェンジ信号oCHbは、ケーブル19fの配線197f-23で伝搬され、接触部180f-23、及びコネクター350fの端子353b-23を介して液体吐出ヘッド21に入力される。
電素子60の他端に供給される電圧VBS4は、配線197g-13,197g-15,197h-9,197h-11で伝搬される。
以上のように構成された液体吐出装置1、液体吐出ヘッド制御回路15、及び液体吐出ヘッド21において、液体吐出ヘッド21の自己診断に用いられる診断信号DIG1は、一対の差動診断信号dDIG1として液体吐出ヘッド制御回路15から液体吐出ヘッド21に伝搬される。この場合において、一対の差動診断信号dDIG1の内の一方が信号dDIG1+が伝搬される配線197b-4、端子353b-4、及び接触部180b-4は、一対の差動診断信号dDIG1を診断信号DIG1に復元する復元回路130のグラウンド信号GND2が伝搬される配線197b-3、端子353b-3、及び接触部180b-3と隣り合って位置し、一対の差動診断信号dDIG1の内の他方が信号dDIG1-が伝搬される配線197b-5、端子353b-5、及び接触部180b-5は、復元回路130のグラウンド信号GND2が伝搬される配線197b-6、端子353b-6、及び接触部180b-6と隣り合って位置する。これにより、一対の差動診断信号dDIG1が復元回路130に伝搬される伝搬経路を短くすることが可能となり、一対の差動診断信号dDIG1に歪みが生じるおそれを低減することが可能になるとともに、外来ノイズが一対の差動診断信号dDIG1に重畳するおそれを低減することができる。
第2実施形態における液体吐出装置1、液体吐出ヘッド制御回路15、及び液体吐出ヘッド21について説明する。
の差動診断信号dDIG1の一方の信号dDIG1+と、一対の差動印刷データ信号dSI1の一方の信号dSI1+とが入力される端子を兼ね、グラウンド信号GND2が入力される端子353b-6と隣り合う端子353b-5は、一対の差動診断信号dDIG1の他方の信号dDIG1-と、一対の差動印刷データ信号dSI1の他方の信号dSI1-が入力される端子を兼ねる点で第1実施形態における液体吐出ヘッド21と異なる。
第3実施形態における液体吐出装置1、液体吐出ヘッド制御回路15、及び液体吐出ヘッド21について説明する。第3実施形態における液体吐出装置1、液体吐出ヘッド制御回路15、及び液体吐出ヘッド21は、第1実施形態における液体吐出装置1、液体吐出ヘッド制御回路15、及び液体吐出ヘッド21に対して、復元回路130に供給されるグラウンド信号GNDが伝搬される配線、端子、及び接触部が、一対の差動診断信号dDIG1が伝搬される一対の配線197b-4、197b-5、端子353b-4、353b-5、及び接触部180b-4、180b-5と対向して設けられている点で第1実施形態と異なる。なお、第3実施形態における液体吐出装置1、液体吐出ヘッド制御回路15、及び液体吐出ヘッド21を説明するにあたり、第1実施形態と同一の構成には同じ符号を付し、第1実施形態と同一の構成についての説明を省略する。
ンド信号GND2が入力されるコネクター350aの端子353a-20と少なくとも一部が重なるように設けられるコネクター350bの端子353b-5には、差動診断信号dDIG1の他方の信号dDIG1-が入力されている。
b-5とが並ぶ方向と交差する方向において、グラウンド信号GND2が入力される接触部180a-21は、差動診断信号dDIG1の一方の信号dDIG1+が入力される接触部180b-4と一部が重なって位置し、グラウンド信号GND2が入力される接触部180a-20は、差動診断信号dDIG1の他方の信号dDIG1-が入力される接触部180b-5と一部が重なって位置する。換言すれば、グラウンド信号GND2と差動診断信号dDIG1とは異なる接触部180を介して液体吐出ヘッド制御回路15から液体吐出ヘッド21に入力され、接触部180b-4と接触部180b-5とが並ぶ方向と交差する方向において、グラウンド信号GND2が入力される接触部180a-21と、差動診断信号dDIG1の一方の信号dDIG1+が入力される接触部180b-4とが対向して位置し、グラウンド信号GND2が入力される接触部180a-20と、差動診断信号dDIG1の他方の信号dDIG1-が入力される接触部180b-5とが対向して位置する。
回路、226…デコーダー、230…選択回路、232a,232b…インバーター、234a,234b…トランスファーゲート、240…診断回路、310…ヘッド、311…インク吐出面、320…ヘッド基板、321,322…面、323,324,325,326…辺、331a,331b,331c,331d,331e,331f…FPC挿通孔、332a,332b,332c,332d,332e,332f…電極群、341a,341b,341c,341d,341e,341f…FPC挿通孔、342a,342b,342c,342d,342e,342f…電極群、350…コネクター、351…ハウジング、352…ケーブル取付部、353…端子、354…基板取付部、355…ハウジング挿通部、356…ケーブル保持部、600…吐出部、601…圧電体、611,612…電極、621…振動板、631…キャビティー、632…ノズルプレート、641…リザーバー、651…ノズル、661…インク供給口、P…媒体
Claims (18)
- ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路であって、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記第4端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記第5端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を備え、
前記第4配線と前記第5配線とは並んで配置され、
前記第4配線と前記第5配線とが並ぶ方向に沿って、
前記第4配線と前記第2配線とが隣り合って位置し、
前記第5配線と前記第3配線とが隣り合って位置し、
前記第4配線及び前記第5配線は、前記第2配線と前記第3配線との間に位置している、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド制御回路。 - ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路であって、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記第4端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記第5端子と電気的に接続され、前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を備え、
前記第4配線と前記第5配線とは並んで配置され、
前記第4配線と前記第5配線とが並ぶ方向と交差する方向において、
前記第2配線は、前記第4配線と一部が重なって位置し、
前記第3配線は、前記第5配線と一部が重なって位置している、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド制御回路。 - 前記変換回路は、クロック信号の基となる基クロック信号を一対の第2差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第2差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第2差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド制御回路。 - 前記変換回路は、前記駆動信号の波形選択を規定する印刷データ信号の基となる基印刷データ信号を一対の第3差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第3差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第3差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド制御回路。 - 前記診断回路は、前記第1診断信号及び前記第2診断信号に加え、第3診断信号及び第4診断信号に基づいて前記自己診断を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド制御回路。 - 前記液体吐出ヘッドは、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第6端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第7端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第6端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される前記第1基準電圧信号を伝搬する第6配線と、
前記第7端子と電気的に接続され、前記第3診断信号を伝搬する第7配線と、
を備え、
前記第4配線と前記第5配線とが並ぶ方向に沿って、
前記第7配線は、前記第1配線及び前記第6配線と隣り合って位置している、
ことを特徴とする請求項5項に記載の液体吐出ヘッド制御回路。 - 駆動信号に基づいて駆動することでノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を備え、
前記第1端子には、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号が入力され、
前記第2端子には、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号が入力され、
前記第3端子には、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号が入力され、
前記第4端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の一方の信号が入力され、
前記第5端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の他方の信号が入力され、
前記第4端子と前記第5端子とは並んで配置され、
前記第4端子と前記第5端子とが並ぶ方向に沿って、
前記第4端子と前記第2端子とが隣り合って位置し、
前記第5端子と前記第3端子とが隣り合って位置し、
前記第4端子及び前記第5端子は、前記第2端子と前記第3端子との間に位置している、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 駆動信号に基づいて駆動することでノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を備え、
前記第1端子には、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号が入力され、
前記第2端子には、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号が入力され、
前記第3端子には、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号が入力され、
前記第4端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の一方の信号が入力され、
前記第5端子には、前記復元回路に供給される前記一対の第1差動信号の内の他方の信号が入力され、
前記第4端子と前記第5端子とは並んで配置され、
前記第4端子と前記第5端子とが並ぶ方向と交差する方向において、
前記第2端子は、前記第4端子と一部が重なって位置し、
前記第3端子は、前記第5端子と一部が重なって位置している、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記復元回路は、一対の第2差動信号をクロック信号に復元し、
前記第4端子は、前記一対の第2差動信号の内の一方の信号が供給される端子を兼ね、
前記第5端子は、前記一対の第2差動信号の内の他方の信号が供給される端子を兼ねる、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記復元回路は、一対の第3差動信号を前記駆動信号の波形選択を規定する印刷データ信号に復元し、
前記第4端子は、前記一対の第3差動信号の内の一方の信号が供給される端子を兼ね、
前記第5端子は、前記一対の第3差動信号の内の他方の信号が供給される端子を兼ねる、
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記診断回路は、前記第1診断信号及び前記第2診断信号に加え、第3診断信号及び第4診断信号に基づいて前記自己診断を行う、
ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第6端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第7端子と、
を備え、
前記第6端子には、前記駆動信号選択回路に供給される前記第1基準電圧信号が入力され、
前記第7端子には、前記第3診断信号が入力され、
前記第4端子と前記第5端子とが並ぶ方向に沿って、
前記第7端子は、前記第1端子及び前記第6端子と隣り合って位置している、
ことを特徴とする請求項11項に記載の液体吐出ヘッド。 - ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路と、
を備え、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を有し、
前記第1配線と前記第1端子とは第1接触部で電気的に接触し、
前記第2配線と前記第2端子とは第2接触部で電気的に接触し、
前記第3配線と前記第3端子とは第3接触部で電気的に接触し、
前記第4配線と前記第4端子とは第4接触部で電気的に接触し、
前記第5配線と前記第5端子とは第5接触部で電気的に接触し、
前記第4接触部と前記第5接触部とは並んで配置され、
前記第4接触部と前記第5接触部とが並ぶ方向に沿って、
前記第2接触部は、前記第4接触部と隣り合って位置し、
前記第3接触部は、前記第5接触部と隣り合って位置し、
前記第4接触部及び前記第5接触部は、前記第2接触部と前記第3接触部との間に位置している、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの動作を制御する液体吐出ヘッド制御回路と、
を備え、
前記液体吐出ヘッドは、
駆動信号に基づいて駆動することで前記ノズルから液体を吐出させる駆動素子と、
第1診断信号及び第2診断信号に基づいて自己診断する診断回路と、
一対の第1差動信号を前記第1診断信号に復元する復元回路と、
前記駆動信号の前記駆動素子への供給を制御する駆動信号選択回路と、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第1端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第2端子、第3端子、第4端子、及び第5端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第1診断信号の基となる基診断信号を前記一対の第1差動信号に変換する変換回路と、
前記第1端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される第1基準電圧信号を伝搬する第1配線と、
前記第2端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される第2基準電圧信号を伝搬する第2配線と、
前記第3端子と電気的に接続され、前記復元回路に供給される前記第2基準電圧信号を伝搬する第3配線と、
前記一対の第1差動信号の内の一方の信号を伝搬する第4配線と、
前記一対の第1差動信号の内の他方の信号を伝搬する第5配線と、
前記駆動信号を出力する駆動信号出力回路と、
を備え、
前記第1配線と前記第1端子とは第1接触部で電気的に接触し、
前記第2配線と前記第2端子とは第2接触部で電気的に接触し、
前記第3配線と前記第3端子とは第3接触部で電気的に接触し、
前記第4配線と前記第4端子とは第4接触部で電気的に接触し、
前記第5配線と前記第5端子とは第5接触部で電気的に接触し、
前記第4接触部と前記第5接触部とは並んで配置され、
前記第4接触部と前記第5接触部とが並ぶ方向と交差する方向において、
前記第2接触部は、前記第4接触部と一部が重なって位置し、
前記第3接触部は、前記第5接触部と一部が重なって位置している、
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記変換回路は、クロック信号の基となる基クロック信号を一対の第2差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第2差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第2差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねる、
ことを特徴とする請求項13又は14に記載の液体吐出装置。 - 前記変換回路は、前記駆動信号の波形選択を規定する印刷データ信号の基となる基印刷データ信号を一対の第3差動信号に変換し、
前記第4配線は、前記一対の第3差動信号の内の一方の信号を伝搬する配線を兼ね、
前記第5配線は、前記一対の第3差動信号の内の他方の信号を伝搬する配線を兼ねる、
ことを特徴とする請求項13又は14に記載の液体吐出装置。 - 前記診断回路は、前記第1診断信号及び前記第2診断信号に加え、第3診断信号及び第4診断信号に基づいて前記自己診断を行う、
ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドは、
前記駆動信号選択回路と電気的に接続されている第6端子と、
前記復元回路と電気的に接続されている第7端子と、
を有し、
前記液体吐出ヘッド制御回路は、
前記第6端子と電気的に接続され、前記駆動信号選択回路に供給される前記第1基準電圧信号を伝搬する第6配線と、
前記第7端子と電気的に接続され、前記第3診断信号を伝搬する第7配線と、
を有し、
前記第6配線と前記第6端子とは第6接触部で電気的に接触し、
前記第7配線と前記第7端子とは第7接触部で電気的に接触し、
前記第4接触部と前記第5接触部とが並ぶ方向に沿って、
前記第7接触部は、前記第1接触部及び前記第6接触部と隣り合って位置している、
ことを特徴とする請求項17項に記載の液体吐出装置。
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