JP6601656B2 - 充填式スリーブ継手における鉄筋の電気的接続構造および電気的接続方法 - Google Patents
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Description
前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合した導電性のナット部材を備え、
前記ナット部材は、前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接し、
前記スリーブの周壁部に螺合して前記第1鉄筋の側面に先端が当接した導電性のボルト部材を備え、前記スリーブの内側には、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えるための裏当て部が設けられ、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端は一方の前記面取り部に当接し、他方の前記面取り部は前記裏当て部に当接していることを特徴とする鉄筋の電気的接続構造を提供する。
前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合した導電性のナット部材を備え、
前記ナット部材は、前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接し、
前記スリーブは、スリーブ本体と、該スリーブ本体の円環状の端面に沿って取り付けられた導電性のリング部材とを有し、
前記スリーブの周壁部に螺合して前記第1鉄筋の側面に先端が当接した導電性のボルト部材を備え、前記スリーブの内側には、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えるための裏当て部が設けられ、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端は一方の前記面取り部に当接していることを特徴とする鉄筋の電気的接続構造を提供する。
導電性のナット部材を前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合させることと、
前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接するまで前記ナット部材を締め込むことと、を含み、
導電性のボルト部材を前記スリーブの周壁部に螺合させて、前記ボルト部材の先端が前記第1鉄筋の側面に当接するまで前記ボルト部材をねじ込むことと、前記スリーブの内側に設けられた裏当て部により、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えることと、をさらに含み、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端を一方の前記面取り部に当接させ、他方の前記面取り部を前記裏当て部に当接させることを特徴とする鉄筋の電気的接続方法を提供する。
導電性のナット部材を前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合させることと、
前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接するまで前記ナット部材を締め込むことと、を含み、
前記スリーブの本体の先端部に、その円環状の端面に沿って導電性のリング部材を取り付け、
導電性のボルト部材を前記スリーブの周壁部に螺合させて、前記ボルト部材の先端が前記第1鉄筋の側面に当接するまで前記ボルト部材をねじ込むことと、前記スリーブの内側に設けられた裏当て部により、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えることと、をさらに含み、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端を一方の前記面取り部に当接させることを特徴とする鉄筋の電気的接続方法を提供する。
2a,2b スリーブ
3,5 鉄筋
4 下階のプレキャストコンクリート柱部材
6 プレキャストコンクリート梁部材
27 ねじ孔部
28 裏当て部
29 ボルト部材
31 リング部材
32 ナット
33 ワッシャ
Claims (14)
- コンクリート部材の充填式スリーブ継手において、第1プレキャストコンクリート部材に埋設された導電性のスリーブの内部へ前記第1プレキャストコンクリート部材から突出した第1鉄筋と、第2コンクリート部材に埋設されて前記スリーブの内部へ挿入された第2鉄筋とを電気的に接続する構造であって、
前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合した導電性のナット部材を備え、
前記ナット部材は、前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接し、
前記スリーブの周壁部に螺合して前記第1鉄筋の側面に先端が当接した導電性のボルト部材を備え、前記スリーブの内側には、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えるための裏当て部が設けられ、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端は一方の前記面取り部に当接し、他方の前記面取り部は前記裏当て部に当接していることを特徴とする鉄筋の電気的接続構造。 - 前記ナット部材は、前記雄ねじと係合した導電性のナットと、該ナットと前記スリーブの先端部との間に介在する導電性のワッシャとを有することを特徴とする請求項1に記載の電気的接続構造。
- 前記ワッシャは、馬蹄形状の形態を有することを特徴とする請求項2に記載の電気的接続構造。
- 前記スリーブは、スリーブ本体と、該スリーブ本体の円環状の端面に沿って取り付けられた導電性のリング部材とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気的接続構造。
- コンクリート部材の充填式スリーブ継手において、第1プレキャストコンクリート部材に埋設された導電性のスリーブの内部へ前記第1プレキャストコンクリート部材から突出した第1鉄筋と、第2コンクリート部材に埋設されて前記スリーブの内部へ挿入された第2鉄筋とを電気的に接続する構造であって、
前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合した導電性のナット部材を備え、
前記ナット部材は、前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接し、
前記スリーブは、スリーブ本体と、該スリーブ本体の円環状の端面に沿って取り付けられた導電性のリング部材とを有し、
前記スリーブの周壁部に螺合して前記第1鉄筋の側面に先端が当接した導電性のボルト部材を備え、前記スリーブの内側には、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えるための裏当て部が設けられ、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端は一方の前記面取り部に当接していることを特徴とする鉄筋の電気的接続構造。 - 前記ナット部材は、前記雄ねじと係合した導電性のナットと、該ナットと前記スリーブの先端部との間に介在する導電性のワッシャとを有することを特徴とする請求項5に記載の電気的接続構造。
- 前記ワッシャは、円環状または馬蹄形状の形態を有することを特徴とする請求項6に記載の電気的接続構造。
- 前記第2鉄筋は、ねじ節鉄筋であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気的接続構造。
- コンクリート部材の充填式スリーブ継手において、第1プレキャストコンクリート部材に埋設された導電性のスリーブの内部へ前記第1プレキャストコンクリート部材から突出した第1鉄筋と、第2コンクリート部材に埋設されて前記スリーブの内部へ挿入された第2鉄筋とを電気的に接続する方法であって、
導電性のナット部材を前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合させることと、
前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接するまで前記ナット部材を締め込むことと、を含み、
導電性のボルト部材を前記スリーブの周壁部に螺合させて、前記ボルト部材の先端が前記第1鉄筋の側面に当接するまで前記ボルト部材をねじ込むことと、前記スリーブの内側に設けられた裏当て部により、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えることと、をさらに含み、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端を一方の前記面取り部に当接させ、他方の前記面取り部を前記裏当て部に当接させることを特徴とする鉄筋の電気的接続方法。 - 前記ナット部材として、前記雄ねじと係合する導電性のナットと、該ナットと前記スリーブの先端部との間に介在する導電性のワッシャとを用いることを特徴とする請求項9に記載の電気的接続方法。
- 前記スリーブの本体の先端部に、その円環状の端面に沿って導電性のリング部材を取り付けることを特徴とする請求項9または10に記載の電気的接続方法。
- コンクリート部材の充填式スリーブ継手において、第1プレキャストコンクリート部材に埋設された導電性のスリーブの内部へ前記第1プレキャストコンクリート部材から突出した第1鉄筋と、第2コンクリート部材に埋設されて前記スリーブの内部へ挿入された第2鉄筋とを電気的に接続する方法であって、
導電性のナット部材を前記第2鉄筋に形成された雄ねじと係合させることと、
前記第1鉄筋と電気的に接続された前記スリーブの先端部に当接するまで前記ナット部材を締め込むことと、を含み、
前記スリーブの本体の先端部に、その円環状の端面に沿って導電性のリング部材を取り付け、
導電性のボルト部材を前記スリーブの周壁部に螺合させて、前記ボルト部材の先端が前記第1鉄筋の側面に当接するまで前記ボルト部材をねじ込むことと、前記スリーブの内側に設けられた裏当て部により、前記ボルト部材の先端が当接する前記第1鉄筋の側面と対向する側面領域を支えることと、をさらに含み、
前記第1鉄筋には、一対の平面状の面取り部が互いに対向するように形成され、前記ボルト部材の先端を一方の前記面取り部に当接させることを特徴とする鉄筋の電気的接続方法。 - 前記ナット部材として、前記雄ねじと係合する導電性のナットと、該ナットと前記スリーブの先端部との間に介在する導電性のワッシャとを用いることを特徴とする請求項12に記載の電気的接続方法。
- 前記第2鉄筋として、ねじ節鉄筋を用いることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の電気的接続方法。
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