JP6599648B2 - 流体制御弁 - Google Patents
流体制御弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6599648B2 JP6599648B2 JP2015114807A JP2015114807A JP6599648B2 JP 6599648 B2 JP6599648 B2 JP 6599648B2 JP 2015114807 A JP2015114807 A JP 2015114807A JP 2015114807 A JP2015114807 A JP 2015114807A JP 6599648 B2 JP6599648 B2 JP 6599648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- housing
- magnet
- bottom wall
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
以下、流体制御弁を具体化した第1の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示すように、流体制御弁10は、長筒状である樹脂製のバルブハウジング10hを備えている。バルブハウジング10hは、有底筒状の第1ハウジング11と、第1ハウジング11に連結される有底筒状の第2ハウジング12と、第2ハウジング12に連結される筒状の第3ハウジング13とを有している。バルブハウジング10hは、バルブハウジング10hの長手方向の一端から他端にかけて第1ハウジング11、第2ハウジング及び第3ハウジング13が、この順序で並んで配置されることで構成されている。第1ハウジング11と第2ハウジング12とは、それぞれの開口同士が互いに向き合うように連結されている。第3ハウジング13は、第2ハウジング12の底壁12eの外面に連結されている。
図2に示すように、パイロット給排流路26からパイロット流体が供給されて、磁石23における第2ハウジング12の底壁12eとは反対側の端面(保持磁性体24側の端面)にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石23は、第2ハウジング12の底壁12eに向けて移動し始める。すると、磁石23と磁性体22との間で互いに引き合う力が発生するため、磁石23が第2ハウジング12の底壁12eに向けて移動する。そして、収容室15内における磁石23よりも底壁12e側の空間のパイロット流体が、パイロット給排流路25から排出され、磁石23は、磁石23における第2ハウジング12の底壁12e側の端面が、第2ハウジング12の底壁12eに当接するまで移動する。さらに、磁石23と磁性体22とが互いに引き合うことで、弁部20が付勢ばね17の付勢力に抗して第2ハウジング12の底壁12eに向けて移動して弁体21が弁座16から離間する。これにより、通路11aとポート11bとが弁室14を介して連通し、流路におけるエアの流通が許容された開弁状態となる。そして、エア供給源29aから通路11aに供給されたエアが、弁室14及びポート11bを介して流体圧機器29bに出力される。
(1)流体制御弁10は、第2ハウジング12の底壁12eによって弁室14に対して隔離された収容室15と、収容室15に収容される磁石23とを備えている。弁部20は、弁体21よりも底壁12e側に配置される磁性体22を有している。そして、磁石23における底壁12eとは反対側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石23が底壁12eに向けて移動し、磁石23と磁性体22とが互いに引き合うことで、弁部20が付勢ばね17の付勢力に抗して底壁12eに向けて移動して弁体21が弁座16から離間する。これによれば、磁石23は、磁石23における底壁12eとは反対側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用して底壁12eに向けて移動し始めると、磁石23と磁性体22との間で互いに引き合う力が発生するため、この引き合う力により、磁石23の底壁12eに向けた移動が補助される。よって、磁石23における底壁12eとは反対側の端面において、パイロット流体がパイロット圧として作用する受圧面積を小さくすることができ、流体制御弁10の小型化を図ることができる。また、収容室15が弁室14に対して底壁12eによって隔離されているため、パイロット流体が収容室15から弁室14に洩れてしまうことを防止することができる。よって、パイロット流体が収容室15から弁室14に洩れてしまうことで、磁石23が底壁12eに向けて移動し難くなってしまうことが無く、流体制御弁10の応答性を良好なものとすることができる。
以下、流体制御弁を具体化した第2の実施形態を図3及び図4にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。なお、第2の実施形態の流体制御弁は、電子部品を基板にマウントする装置であるチップマウンターを構成している。
パイロット給排流路46からパイロット流体が供給されて、磁石43における第2ハウジング32の底壁32e側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石43は、第2ハウジング32の底壁32eから離間する方向へ移動し始める。すると、磁石43と第2磁性体42bとの間で互いに引き合う力が発生するため、磁石43が第5ハウジング35の底壁35eに向けて移動する。そして、収容室45内における磁石43よりも底壁35e側の空間のパイロット流体が、パイロット給排流路47から排出され、磁石43は、磁石43における底壁35e側の端面が、第5ハウジング35の底壁35eに当接するまで移動し、第2磁性体42bによって、第2ハウジング32の底壁32eから離間した状態に保持される。よって、第2磁性体42bは、磁石43を第2ハウジング32の底壁32eから離間した状態に保持する保持磁性体としても機能している。
・ 図5及び図6に示すように、磁石23を底壁12eから離間する方向へ付勢する付勢部材50(ばね)を設けてもよい。これによれば、磁石23における底壁12eから離間する方向への動きが安定する。なお、この場合、保持磁性体24を設けない構成としてもよく、付勢部材50の付勢力によって、磁石23を底壁12eから離間した状態に保持するようにしてもよい。
・ 第1の実施形態において、弁体21と磁性体22とが一体形成されることにより弁部20が構成されていてもよい。
・ 第2の実施形態において、第1弁体41aと第1磁性体42aとが一体形成されることにより第1弁部40aが構成されていてもよい。
・ 第2の実施形態において、第2弁体41bと第2磁性体42bとが一体形成されることにより第2弁部40bが構成されていてもよい。
Claims (2)
- 流路を有するバルブハウジングと、
前記バルブハウジングに形成される弁座と、
前記弁座に対して接離する方向へ移動するとともに前記弁座に着座することで前記流路を遮断する弁体を有する弁部と、
前記弁部を前記弁座に向けて付勢する付勢部材と、
前記バルブハウジングに形成されるとともに前記弁部及び前記付勢部材を収容する弁室と、
前記バルブハウジングに形成されるとともに前記バルブハウジングの一部である隔壁によって前記弁室に対して隔離された収容室と、
前記収容室に収容される磁石と、を備え、
前記弁部は、前記弁体よりも前記隔壁側に配置される磁性体を有し、
前記磁石における前記隔壁とは反対側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、前記磁石が前記隔壁に向けて移動し、前記磁石と前記磁性体とが互いに引き合うことで、前記弁部が前記付勢部材の付勢力に抗して前記隔壁に向けて移動して前記弁体が前記弁座から離間し、
前記バルブハウジング内における前記磁石を挟んで前記隔壁とは反対側には、前記磁石と引き合うことで前記磁石を前記隔壁から離間した状態に保持する保持磁性体が配置されていることを特徴とする流体制御弁。 - 前記磁石における前記隔壁側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、前記磁石が前記隔壁から離間する方向へ移動することを特徴とする請求項1に記載の流体制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114807A JP6599648B2 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 流体制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114807A JP6599648B2 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 流体制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017002939A JP2017002939A (ja) | 2017-01-05 |
JP6599648B2 true JP6599648B2 (ja) | 2019-10-30 |
Family
ID=57751783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015114807A Active JP6599648B2 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 流体制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6599648B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11041575B2 (en) | 2019-05-30 | 2021-06-22 | Trinity Industrial Corporation | Magnetically latched pneumatic valve |
JP7232344B2 (ja) | 2019-09-17 | 2023-03-02 | トリニティ工業株式会社 | バルブモジュール、バルブ装置、バルブシステム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2781533B2 (ja) * | 1995-04-07 | 1998-07-30 | シーケーディ株式会社 | 磁石弁 |
JP2001021060A (ja) * | 1999-07-06 | 2001-01-26 | Fukuda:Kk | 弁装置 |
JP2002195442A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Inax Corp | ラッチ式の電気駆動弁 |
JP4422040B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2010-02-24 | 株式会社コガネイ | 弁装置 |
-
2015
- 2015-06-05 JP JP2015114807A patent/JP6599648B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017002939A (ja) | 2017-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4696188B2 (ja) | 閉鎖力増強機構付きダイヤフラム型電磁弁 | |
JP6420338B2 (ja) | 負圧取扱装置または負圧締付装置、および負圧取扱装置のためのバルブ | |
JP5862618B2 (ja) | 流体制御弁装置 | |
JP6533290B2 (ja) | 燃料、好ましくはディーゼル燃料を内燃機関に供給するためのポンプユニット | |
CN108350909B (zh) | 流体控制阀 | |
US10578087B2 (en) | Variable-capacity compressor control valve | |
KR100783002B1 (ko) | 파일롯식 2포트 밸브 | |
JP6599648B2 (ja) | 流体制御弁 | |
KR102196931B1 (ko) | 차량의 브레이크 시스템용 피스톤 펌프 | |
JP2013053684A (ja) | 流路切換弁およびそれを用いた流動性材料の吐出制御装置 | |
KR101888497B1 (ko) | 차량의 브레이크 시스템용 피스톤 펌프 | |
TW202020318A (zh) | 流體壓力缸 | |
US20160327069A1 (en) | Flow passage unit and switching valve | |
JP2016071429A (ja) | 減圧弁 | |
JP6643265B2 (ja) | パイロット式切換弁 | |
JP6227520B2 (ja) | 内部パイロット式3ポート切換弁 | |
JP6796291B2 (ja) | エアシリンダ | |
KR20180012459A (ko) | 차량의 브레이크 시스템용 피스톤 펌프 | |
JP6954804B2 (ja) | パイロット形電磁弁 | |
JP6953364B2 (ja) | 電磁弁マニホールド | |
JP7163678B2 (ja) | 開閉弁、及びそれを用いたパンク修理キット | |
JP2008303750A (ja) | プランジャポンプ | |
KR200493732Y1 (ko) | 진공흡착용 유체압 실린더 | |
JP6205337B2 (ja) | 電磁弁マニホールド | |
JP6217868B2 (ja) | コントロールバルブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180402 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6599648 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |