JP6599648B2 - 流体制御弁 - Google Patents

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Description

本発明は、流体制御弁に関する。
従来から知られている流体制御弁の一種として、例えば特許文献1の流体制御弁がある。図7(a)及び(b)に示すように、特許文献1の流体制御弁100は、バルブボディ101と、バルブボディ101に連結されるピストンシリンダ102と、バルブボディ101とピストンシリンダ102とによって挟み込まれつつ固定されるアダプタ103とを備えている。アダプタ103は、バルブボディ101の内部とピストンシリンダ102の内部とを仕切っている。
バルブボディ101には、第1ポート104及び第2ポート105が形成されている。また、バルブボディ101内には、第1ポート104と第2ポート105とを連通する弁室106が形成されている。さらに、バルブボディ101の内壁において、第1ポート104における弁室106側の開口の周囲には、弁座107が形成されている。
ピストンシリンダ102内には、ピストン108が往復動可能に収容されている。ピストン108には、ピストン108と一体的に往復動可能なロッド109が取り付けられている。ロッド109は、ピストンシリンダ102の内部からアダプタ103を貫通して弁室106内に突出している。ロッド109における弁室106側の端部には、弁座107に着座する主弁体110が取り付けられている。
ピストン108とピストンシリンダ102との間には収容室111が形成されている。収容室111内には、ピストン108をアダプタ103に向けて付勢するスプリング112が収容されている。ピストン108とアダプタ103との間には加圧室113が形成されている。ピストン108の外周面には、加圧室113と収容室111とをシールする環状のパッキン108sが装着されている。また、ロッド109とアダプタ103との間には、加圧室113と弁室106とをシールするシール部材114が設けられている。
ピストンシリンダ102には、加圧室113に連通する操作ポート115が形成されている。そして、加圧室113には、パイロット流体としてのエアが操作ポート115を介して給排されるようになっている。
図7(b)に示すように、操作ポート115を介して加圧室113にエアが供給されると、加圧室113に供給されたエアの圧力がパイロット圧としてピストン108に作用して、ピストン108が、スプリング112の付勢力に抗してアダプタ103から離間する方向へ移動する。すると、主弁体110が、ロッド109を介して弁座107から離間する方向へ移動し、第1ポート104と第2ポート105とが弁室106を介して連通する開弁状態となる。
図7(a)に示すように、パイロット圧としてピストン108に作用する加圧室113内のエアが、操作ポート115を介して排出されると、ピストン108が、スプリング112の付勢力によってアダプタ103に接近する方向へ移動する。すると、主弁体110が、ロッド109を介して弁座107に接近する方向へ移動し、主弁体110が弁座107に着座することにより、弁室106を介した第1ポート104と第2ポート105との連通が遮断される閉弁状態となる。
特許第4694159号公報
ところで、特許文献1の流体制御弁100では、ピストン108及びロッド109が往復動する際に、パッキン108sとピストンシリンダ102の内面との間、及びシール部材114とロッド109の外面との間で摺動抵抗が生じる。そして、ピストン108及びロッド109を、加圧室113に供給されたエアの圧力によって移動させるためには、これら摺動抵抗に打ち勝つエアの圧力がパイロット圧としてピストン108に作用する必要があり、ピストン108において、エアがパイロット圧として作用する部位の受圧面積を極力大きくする必要がある。ピストン108の受圧面積を大きくするためには、ピストン108の外径を大きくする必要がある。そして、ピストン108の外径が大きくなると、ピストン108の外周面に装着されるパッキン108sの体格も大きくなり、結果として、流体制御弁100が大型化してしまう。したがって、エアがパイロット圧として作用する部位の受圧面積を大きくすることは、流体制御弁100の大型化を招く要因の一つとなっている。
また、パッキン108s及びシール部材114が経年劣化すると、パッキン108sによる加圧室113と収容室111とのシール性が悪化するとともに、シール部材114による加圧室113と弁室106とのシール性が悪化する。すると、加圧室113から収容室111へエアが洩れてしまったり、加圧室113から弁室106へエアが洩れてしまったりする場合がある。その結果、ピストン108が移動し難くなってしまい、流体制御弁100の応答性が悪くなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、小型化を図りつつも、応答性を良好なものとすることができる流体制御弁を提供することにある。
上記課題を解決する流体制御弁は、流路を有するバルブハウジングと、前記バルブハウジングに形成される弁座と、前記弁座に対して接離する方向へ移動するとともに前記弁座に着座することで前記流路を遮断する弁体を有する弁部と、前記弁部を前記弁座に向けて付勢する付勢部材と、前記バルブハウジングに形成されるとともに前記弁部及び前記付勢部材を収容する弁室と、前記バルブハウジングに形成されるとともに前記バルブハウジングの一部である隔壁によって前記弁室に対して隔離された収容室と、前記収容室に収容される磁石と、を備え、前記弁部は、前記弁体よりも前記隔壁側に配置される磁性体を有し、前記磁石における前記隔壁とは反対側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、前記磁石が前記隔壁に向けて移動し、前記磁石と前記磁性体とが互いに引き合うことで、前記弁部が前記付勢部材の付勢力に抗して前記隔壁に向けて移動して前記弁体が前記弁座から離間する。
上記流体制御弁において、前記バルブハウジング内における前記磁石を挟んで前記隔壁とは反対側には、前記磁石と引き合うことで前記磁石を前記隔壁から離間した状態に保持する保持磁性体が配置されていることが好ましい。
上記流体制御弁において、前記磁石における前記隔壁側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、前記磁石が前記隔壁から離間する方向へ移動することが好ましい。
この発明によれば、小型化を図りつつも、応答性を良好なものとすることができる。
第1の実施形態における流体制御弁を示す断面図。 弁体が弁座から離間している状態の流体制御弁を示す断面図。 第2の実施形態における流体制御弁を示す断面図。 第1弁体が第1弁座から離間しているとともに第2弁体が第2弁座に着座している状態の流体制御弁を示す断面図。 別の実施形態における流体制御弁を示す断面図。 弁体が弁座から離間している状態の流体制御弁を示す断面図。 (a)及び(b)は従来例における流体制御弁を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、流体制御弁を具体化した第1の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示すように、流体制御弁10は、長筒状である樹脂製のバルブハウジング10hを備えている。バルブハウジング10hは、有底筒状の第1ハウジング11と、第1ハウジング11に連結される有底筒状の第2ハウジング12と、第2ハウジング12に連結される筒状の第3ハウジング13とを有している。バルブハウジング10hは、バルブハウジング10hの長手方向の一端から他端にかけて第1ハウジング11、第2ハウジング及び第3ハウジング13が、この順序で並んで配置されることで構成されている。第1ハウジング11と第2ハウジング12とは、それぞれの開口同士が互いに向き合うように連結されている。第3ハウジング13は、第2ハウジング12の底壁12eの外面に連結されている。
第1ハウジング11と第2ハウジング12との間には弁室14が形成されている。また、第2ハウジング12の底壁12eと第3ハウジング13との間には収容室15が形成されている。よって、収容室15は、第2ハウジング12の底壁12eによって弁室14に対して隔離されている。したがって、第2ハウジング12の底壁12eは、バルブハウジング10hの一部であるとともに収容室15を弁室14に対して隔離する隔壁として機能している。
第1ハウジング11には、通路11aが形成されている。通路11aの一端は弁室14に開口するとともに他端は外部に開口している。本実施形態では、通路11aには、エア供給源29aから流体としてのエアが供給されるようになっている。さらに、第1ハウジング11には、ポート11bが形成されている。ポート11bの一端は弁室14に開口するとともに他端は外部に開口している。ポート11bの他端は流体圧機器29b(例えばエアシリンダ)に接続されている。バルブハウジング10hは、通路11a、弁室14及びポート11bにより形成される流路を有する。
第1ハウジング11の内面において、通路11aの弁室14への開口周囲には、弁座16が形成されている。弁室14内には、弁部20と、弁部20を弁座16に向けて付勢する付勢部材としての付勢ばね17とが収容されている。弁部20は、弁座16に対して接離する方向へ移動するとともに弁座16に着座可能なゴム製の弁体21と、弁体21よりも第2ハウジング12の底壁12e側に配置される柱状の磁性体22とを有する。本実施形態において、磁性体22は永久磁石である。
磁性体22における弁体21側の端面は、弁体21に当接している。磁性体22における弁体21側の端部には、外方へ突出する環状のフランジ22fが形成されている。磁性体22における弁体21側の端面と、フランジ22fにおける弁体21側の端面とは同一平面上に位置している。フランジ22fの外径H1は、弁体21の外径H2よりも大きい。付勢ばね17は、第2ハウジング12とフランジ22fとの間に介在されている。また、第1ハウジング11と弁体21との間には、弁体21を弁座16から離間する方向へ付勢するばね18が介在されている。ばね18の付勢力は、付勢ばね17の付勢力よりも小さい。
収容室15内には、柱状の磁石23が収容されている。本実施形態において、磁石23は永久磁石である。第3ハウジング13内における磁石23を挟んで第2ハウジング12の底壁12eとは反対側には、保持磁性体24が配置されている。本実施形態において、保持磁性体24は永久磁石である。保持磁性体24は貫通孔24hを有する筒状である。
第2ハウジング12の底壁12eにおける収容室15側の外面には、溝12aが形成されている。溝12aは、底壁12eの外縁から磁石23における第2ハウジング12の底壁12e側の端面に対向する位置まで延びている。さらに、第3ハウジング13には、溝12aにおける底壁12eの外縁寄りに連通する溝13aが形成されている。そして、各溝12a,13aによって、収容室15内における磁石23よりも底壁12e側の空間にパイロット流体を給排するパイロット給排流路25が形成されている。
第3ハウジング13には、保持磁性体24の貫通孔24hに連通する連通孔13hが形成されている。そして、連通孔13h及び貫通孔24hによって、収容室15内における磁石23よりも保持磁性体24側の空間にパイロット流体を給排するパイロット給排流路26が形成されている。
次に、第1の実施形態の作用について説明する。
図2に示すように、パイロット給排流路26からパイロット流体が供給されて、磁石23における第2ハウジング12の底壁12eとは反対側の端面(保持磁性体24側の端面)にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石23は、第2ハウジング12の底壁12eに向けて移動し始める。すると、磁石23と磁性体22との間で互いに引き合う力が発生するため、磁石23が第2ハウジング12の底壁12eに向けて移動する。そして、収容室15内における磁石23よりも底壁12e側の空間のパイロット流体が、パイロット給排流路25から排出され、磁石23は、磁石23における第2ハウジング12の底壁12e側の端面が、第2ハウジング12の底壁12eに当接するまで移動する。さらに、磁石23と磁性体22とが互いに引き合うことで、弁部20が付勢ばね17の付勢力に抗して第2ハウジング12の底壁12eに向けて移動して弁体21が弁座16から離間する。これにより、通路11aとポート11bとが弁室14を介して連通し、流路におけるエアの流通が許容された開弁状態となる。そして、エア供給源29aから通路11aに供給されたエアが、弁室14及びポート11bを介して流体圧機器29bに出力される。
図1に示すように、パイロット給排流路25からパイロット流体が供給されて、磁石23における第2ハウジング12の底壁12e側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石23は、第2ハウジング12の底壁12eから離間する方向へ移動し始める。すると、磁石23と保持磁性体24との間で互いに引き合う力が発生するため、磁石23が保持磁性体24に向けて移動する。そして、収容室15内における磁石23よりも保持磁性体24側の空間のパイロット流体が、パイロット給排流路26から排出され、磁石23は、磁石23における第2ハウジング12の底壁12eとは反対側の端面が、保持磁性体24における磁石23側の端面に当接するまで移動し、磁石23が保持磁性体24に吸着される。これにより、保持磁性体24は、磁石23を第2ハウジング12の底壁12eから離間した状態に保持する。その結果、磁石23と磁性体22とが互いに引き合う力が消滅し、付勢ばね17の付勢力によって弁部20が弁座16に向けて付勢され、弁体21が弁座16に着座する。これにより、弁室14を介した通路11aとポート11bとの連通が行われなくなり、流路が遮断された閉弁状態となる。その結果、エア供給源29aから通路11aに供給されたエアが、弁室14及びポート11bを介して流体圧機器29bに出力されなくなる。
第1の実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)流体制御弁10は、第2ハウジング12の底壁12eによって弁室14に対して隔離された収容室15と、収容室15に収容される磁石23とを備えている。弁部20は、弁体21よりも底壁12e側に配置される磁性体22を有している。そして、磁石23における底壁12eとは反対側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石23が底壁12eに向けて移動し、磁石23と磁性体22とが互いに引き合うことで、弁部20が付勢ばね17の付勢力に抗して底壁12eに向けて移動して弁体21が弁座16から離間する。これによれば、磁石23は、磁石23における底壁12eとは反対側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用して底壁12eに向けて移動し始めると、磁石23と磁性体22との間で互いに引き合う力が発生するため、この引き合う力により、磁石23の底壁12eに向けた移動が補助される。よって、磁石23における底壁12eとは反対側の端面において、パイロット流体がパイロット圧として作用する受圧面積を小さくすることができ、流体制御弁10の小型化を図ることができる。また、収容室15が弁室14に対して底壁12eによって隔離されているため、パイロット流体が収容室15から弁室14に洩れてしまうことを防止することができる。よって、パイロット流体が収容室15から弁室14に洩れてしまうことで、磁石23が底壁12eに向けて移動し難くなってしまうことが無く、流体制御弁10の応答性を良好なものとすることができる。
(2)バルブハウジング10h内おける磁石23を挟んで底壁12eとは反対側には、磁石23と引き合うことで磁石23を底壁12eから離間した状態に保持する保持磁性体24が配置されている。これによれば、磁石23を底壁12eから離間した状態を保持するために、例えば、磁石23を底壁12eから離間する方向へ付勢する付勢部材を設ける必要が無い。よって、磁石23を底壁12eに向けて移動させるためのパイロット流体によるパイロット圧が、磁石23を底壁12eから離間する方向へ付勢する付勢部材の付勢力に抗するだけの圧力となるように、磁石23における底壁12eとは反対側の端面の受圧面積を大きくする必要が無いため、流体制御弁10の小型化を図ることができる。また、例えば、磁石23を底壁12eから離間した状態に保持するために、例えば、磁石23における底壁12e側の端面にパイロット流体によるパイロット圧を作用させたりする必要が無い。よって、磁石23を底壁12eから離間した状態に保持することができるように、磁石23における底壁12e側の端面の受圧面積を大きくする必要が無いため、流体制御弁10の小型化を図ることができる。
(3)磁石23は、磁石23における底壁12e側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、底壁12eから離間する方向へ移動する。これによれば、磁石23を底壁12eから離間する方向へ付勢する付勢部材を設けなくてもよくなるため、部品点数を削減することができる。
(4)磁性体22における弁体21側の端部には、外方へ突出する環状のフランジ22fが形成されている。磁性体22における弁体21側の端面と、フランジ22fにおける弁体21側の端面とは同一平面上に位置している。フランジ22fの外径H1は、弁体21の外径H2よりも大きい。これによれば、フランジ22fの外径H1が、弁体21の外径H2よりも小さい場合に比べて、弁体21が磁性体22における弁体21側の端面に当接した状態で弁体21が移動する際に、弁体21が傾いてしまうことを抑制することができる。よって、弁体21が傾いて、弁体21が弁室14を形成する第1ハウジング11及び第2ハウジング12の内面に接触してしまうことを抑制することができ、弁体21の移動をスムーズにすることができる。その結果、流体制御弁10の応答性を良好なものとすることができる。
(第2の実施形態)
以下、流体制御弁を具体化した第2の実施形態を図3及び図4にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。なお、第2の実施形態の流体制御弁は、電子部品を基板にマウントする装置であるチップマウンターを構成している。
図3に示すように、流体制御弁30は、長筒状である樹脂製のバルブハウジング30hを備えている。バルブハウジング30hは、有底筒状の第1ハウジング31と、第1ハウジング31に連結される有底筒状の第2ハウジング32と、第2ハウジング32に連結される筒状の第3ハウジング33とを有している。第1ハウジング31と第2ハウジング32とは、それぞれの開口同士が互いに向き合うように連結されている。第3ハウジング33の一端は、第2ハウジング32の底壁32eの外面に連結されている。
さらに、バルブハウジング30hは、有底筒状の第4ハウジング34と、第4ハウジング34に連結される有底筒状の第5ハウジング35とを有している。第4ハウジング34と第5ハウジング35とは、それぞれの開口同士が互いに向き合うように連結されている。第3ハウジング33の他端は、第5ハウジング35の底壁35eの外面に連結されている。よって、バルブハウジング30hは、バルブハウジング30hの長手方向の一端から他端にかけて第1ハウジング31、第2ハウジング32、第3ハウジング33、第5ハウジング35及び第4ハウジング34が、この順序で並んで配置されることで構成されている。
第1ハウジング31と第2ハウジング32との間には弁室としての第1弁室36aが形成されている。また、第4ハウジング34と第5ハウジング35との間には弁室としての第2弁室36bが形成されている。さらに、第2ハウジング32の底壁32e、第5ハウジング35の底壁35e及び第3ハウジング33によって収容室45が区画されている。よって、収容室45は、第2ハウジング32の底壁32eによって第1弁室36aに対して隔離されるとともに、第5ハウジング35の底壁35eによって第2弁室36bに対して隔離されている。したがって、第2ハウジング32の底壁32eは、バルブハウジング30hの一部であるとともに収容室45を第1弁室36aに対して隔離する隔壁として機能し、第5ハウジング35の底壁35eは、バルブハウジング30hの一部であるとともに収容室45を第2弁室36bに対して隔離する隔壁として機能している。
第1ハウジング31には、第1通路31aが形成されている。第1通路31aの一端は第1弁室36aに開口するとともに他端は外部に開口している。本実施形態では、第1通路31aには、正圧供給源49aから正圧空気が供給されるようになっている。さらに、第1ハウジング31には、第1ポート31bが形成されている。第1ポート31bの一端は第1弁室36aに開口するとともに他端は外部に開口している。第1ポート31bの他端はノズル49bに接続されている。バルブハウジング30hは、第1通路31a、第1弁室36a及び第1ポート31bにより形成される流路としての第1流路を有する。
第4ハウジング34には、第2通路34aが形成されている。第2通路34aの一端は第2弁室36bに開口するとともに他端は外部に開口している。本実施形態では、第2通路34aには、真空ポンプ49cが接続されている。さらに、第4ハウジング34には、第2ポート34bが形成されている。第2ポート34bの一端は第2弁室36bに開口するとともに他端は外部に開口している。第2ポート34bの他端はノズル49bに接続されている。バルブハウジング30hは、第2通路34a、第2弁室36b及び第2ポート34bにより形成される流路としての第2流路を有する。
第1ハウジング31の内面において、第1通路31aの第1弁室36aへの開口周囲には、弁座としての第1弁座37aが形成されている。第1弁室36a内には、弁部としての第1弁部40aと、第1弁部40aを第1弁座37aに向けて付勢する付勢部材としての第1付勢ばね38aとが収容されている。第1弁部40aは、第1弁座37aに対して接離する方向へ移動するとともに第1弁座37aに着座可能なゴム製の弁体としての第1弁体41aと、第1弁体41aよりも第2ハウジング32の底壁32e側に配置される柱状の磁性体としての第1磁性体42aとを有する。本実施形態において、第1磁性体42aは永久磁石である。
第1磁性体42aにおける第1弁体41a側の端面は、第1弁体41aに当接している。第1磁性体42aにおける第1弁体41a側の端部には、外方へ突出する環状のフランジ421fが形成されている。第1磁性体42aにおける第1弁体41a側の端面と、フランジ421fにおける第1弁体41a側の端面とは同一平面上に位置している。フランジ421fの外径H11は、第1弁体41aの外径H12よりも大きい。第1付勢ばね38aは、第2ハウジング32とフランジ421fとの間に介在されている。また、第1ハウジング31と第1弁体41aとの間には、第1弁体41aを第1弁座37aから離間する方向へ付勢するばね39aが介在されている。ばね39aの付勢力は、第1付勢ばね38aの付勢力よりも小さい。
第4ハウジング34の内面において、第2通路34aの第2弁室36bへの開口周囲には、弁座としての第2弁座37bが形成されている。第2弁室36b内には、弁部としての第2弁部40bと、第2弁部40bを第2弁座37bに向けて付勢する付勢部材としての第2付勢ばね38bとが収容されている。第2弁部40bは、第2弁座37bに対して接離する方向へ移動するとともに第2弁座37bに着座可能なゴム製の弁体としての第2弁体41bと、第2弁体41bよりも第5ハウジング35の底壁35e側に配置される柱状の磁性体としての第2磁性体42bとを有する。本実施形態において、第2磁性体42bは永久磁石である。
第2磁性体42bにおける第2弁体41b側の端面は、第2弁体41bに当接している。第2磁性体42bにおける第2弁体41b側の端部には、外方へ突出する環状のフランジ422fが形成されている。第2磁性体42bにおける第2弁体41b側の端面と、フランジ422fにおける第2弁体41b側の端面とは同一平面上に位置している。フランジ422fの外径H13は、第2弁体41bの外径H14よりも大きい。第2付勢ばね38bは、第4ハウジング34とフランジ422fとの間に介在されている。また、第4ハウジング34と第2弁体41bとの間には、第2弁体41bを第2弁座37bから離間する方向へ付勢するばね39bが介在されている。ばね39bの付勢力は、第2付勢ばね38bの付勢力よりも小さい。
収容室45内には、柱状の磁石43が収容されている。本実施形態において、磁石43は永久磁石である。第2ハウジング32の底壁32eにおける収容室45側の外面には、溝32aが形成されている。溝32aは、底壁32eの外縁から磁石43における第2ハウジング32の底壁32e側の端面に対向する位置まで延びている。さらに、第3ハウジング33には、溝32aにおける底壁32eの外縁寄りに連通する溝33aが形成されている。そして、各溝32a,33aによって、収容室45内における磁石43よりも底壁32e側の空間にパイロット流体を給排するパイロット給排流路46が形成されている。
第5ハウジング35の底壁35eにおける収容室45側の外面には、溝35aが形成されている。溝35aは、底壁35eの外縁から磁石43における第5ハウジング35の底壁35e側の端面に対向する位置まで延びている。さらに、第3ハウジング33には、溝35aにおける底壁35eの外縁寄りに連通する溝33bが形成されている。そして、各溝33b,35aによって、収容室45内における磁石43よりも底壁35e側の空間にパイロット流体を給排するパイロット給排流路47が形成されている。
次に、第2の実施形態の作用について説明する。
パイロット給排流路46からパイロット流体が供給されて、磁石43における第2ハウジング32の底壁32e側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石43は、第2ハウジング32の底壁32eから離間する方向へ移動し始める。すると、磁石43と第2磁性体42bとの間で互いに引き合う力が発生するため、磁石43が第5ハウジング35の底壁35eに向けて移動する。そして、収容室45内における磁石43よりも底壁35e側の空間のパイロット流体が、パイロット給排流路47から排出され、磁石43は、磁石43における底壁35e側の端面が、第5ハウジング35の底壁35eに当接するまで移動し、第2磁性体42bによって、第2ハウジング32の底壁32eから離間した状態に保持される。よって、第2磁性体42bは、磁石43を第2ハウジング32の底壁32eから離間した状態に保持する保持磁性体としても機能している。
さらに、磁石43と第2磁性体42bとが互いに引き合うことで、第2弁部40bが第2付勢ばね38bの付勢力に抗して第5ハウジング35の底壁35eに向けて移動して第2弁体41bが第2弁座37bから離間する。これにより、第2通路34aと第2ポート34bとが第2弁室36bを介して連通する。一方、第1付勢ばね38aの付勢力によって第1弁部40aが第1弁座37aに向けて付勢され、第1弁体41aが第1弁座37aに着座する。これにより、第1弁室36aを介した第1通路31aと第1ポート31bとの連通が行われなくなる。そして、真空ポンプ49cの作用によってノズル49bの先端に負圧が発生し、ノズル49bの先端に電子部品が吸着される。
図4に示すように、パイロット給排流路47からパイロット流体が供給されて、磁石43における第5ハウジング35の底壁35e側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、磁石43は、第2ハウジング32の底壁32eに向けて移動し始める。すると、磁石43と第1磁性体42aとの間で互いに引き合う力が発生するため、磁石43が第2ハウジング32の底壁32eに向けて移動する。そして、収容室45内における磁石43よりも底壁32e側の空間のパイロット流体が、パイロット給排流路46から排出され、磁石43は、磁石43における底壁32e側の端面が、第2ハウジング32の底壁32eに当接するまで移動し、第1磁性体42aによって、第5ハウジング35の底壁35eから離間した状態に保持される。よって、第1磁性体42aは、磁石43を第5ハウジング35の底壁35eから離間した状態に保持する保持磁性体としても機能している。
さらに、磁石43と第1磁性体42aとが互いに引き合うことで、第1弁部40aが第1付勢ばね38aの付勢力に抗して第2ハウジング32の底壁32eに向けて移動して第1弁体41aが第1弁座37aから離間する。これにより、第1通路31aと第1ポート31bとが第1弁室36aを介して連通する。一方、第2付勢ばね38bの付勢力によって第2弁部40bが第2弁座37bに向けて付勢され、第2弁体41bが第2弁座37bに着座する。これにより、第2弁室36bを介した第2通路34aと第2ポート34bとの連通が行われなくなる。そして、正圧供給源49aから第1通路31aに供給された正圧空気が、第1弁室36a及び第1ポート31bを介してノズル49bから出力される。これにより、ノズル49bの先端に吸着されていた電子部品がノズル49bの先端から解放されて、基板にマウントされる。したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(4)と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図5及び図6に示すように、磁石23を底壁12eから離間する方向へ付勢する付勢部材50(ばね)を設けてもよい。これによれば、磁石23における底壁12eから離間する方向への動きが安定する。なお、この場合、保持磁性体24を設けない構成としてもよく、付勢部材50の付勢力によって、磁石23を底壁12eから離間した状態に保持するようにしてもよい。
・ 第1の実施形態において、磁石23を底壁12eから離間した状態に保持することができるように、磁石23における底壁12e側の端面の受圧面積を大きく設定し、磁石23における底壁12e側の端面にパイロット流体によるパイロット圧を作用させて、磁石23を底壁12eから離間した状態に保持するようにしてもよい。この場合、保持磁性体24を設けない構成としてもよい。
・ 第1の実施形態において、フランジ22fの外径H1が、弁体21の外径H2よりも小さくてもよいし、フランジ22fの外径H1と弁体21の外径H2とが同じであってもよい。
・ 第1の実施形態において、磁性体22とフランジ22fとが別体であってもよい。
・ 第1の実施形態において、弁体21と磁性体22とが一体形成されることにより弁部20が構成されていてもよい。
・ 第2の実施形態において、フランジ421fの外径H11が、第1弁体41aの外径H12よりも小さくてもよいし、フランジ421fの外径H11と第1弁体41aの外径H12とが同じであってもよい。
・ 第2の実施形態において、フランジ422fの外径H13が、第2弁体41bの外径H14よりも小さくてもよいし、フランジ422fの外径H13と第2弁体41bの外径H14とが同じであってもよい。
・ 第2の実施形態において、第1磁性体42aとフランジ421fとが別体であってもよい。
・ 第2の実施形態において、第1弁体41aと第1磁性体42aとが一体形成されることにより第1弁部40aが構成されていてもよい。
・第2の実施形態において、第2磁性体42bとフランジ422fとが別体であってもよい。
・ 第2の実施形態において、第2弁体41bと第2磁性体42bとが一体形成されることにより第2弁部40bが構成されていてもよい。
・ 上記各実施形態において、磁性体22、保持磁性体24、第1磁性体42a及び第2磁性体42bは、例えば、鉄により形成されていてもよく、磁性体であれば、その材質は特に限定されるものではない。
10,30…流体制御弁、10h,30h…バルブハウジング、12e,32e,35e…隔壁として機能する底壁、14…弁室、15,45…収容室、16…弁座、17…付勢部材としての付勢ばね、20…弁部、21…弁体、22…磁性体、23,43…磁石、24…保持磁性体、36a…弁室としての第1弁室、36b…弁室としての第2弁室、37a…弁座としての第1弁座、37b…弁座としての第2弁座、38a…付勢部材としての第1付勢ばね、38b…付勢部材としての第2付勢ばね、40a…弁部としての第1弁部、40b…弁部としての第2弁部、41a…弁体としての第1弁体、41b…弁体としての第2弁体、42a…磁性体であるとともに保持磁性体としても機能する第1磁性体、42b…磁性体であるとともに保持磁性体としても機能する第2磁性体。

Claims (2)

  1. 流路を有するバルブハウジングと、
    前記バルブハウジングに形成される弁座と、
    前記弁座に対して接離する方向へ移動するとともに前記弁座に着座することで前記流路を遮断する弁体を有する弁部と、
    前記弁部を前記弁座に向けて付勢する付勢部材と、
    前記バルブハウジングに形成されるとともに前記弁部及び前記付勢部材を収容する弁室と、
    前記バルブハウジングに形成されるとともに前記バルブハウジングの一部である隔壁によって前記弁室に対して隔離された収容室と、
    前記収容室に収容される磁石と、を備え、
    前記弁部は、前記弁体よりも前記隔壁側に配置される磁性体を有し、
    前記磁石における前記隔壁とは反対側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、前記磁石が前記隔壁に向けて移動し、前記磁石と前記磁性体とが互いに引き合うことで、前記弁部が前記付勢部材の付勢力に抗して前記隔壁に向けて移動して前記弁体が前記弁座から離間し、
    前記バルブハウジング内における前記磁石を挟んで前記隔壁とは反対側には、前記磁石と引き合うことで前記磁石を前記隔壁から離間した状態に保持する保持磁性体が配置されていることを特徴とする流体制御弁。
  2. 前記磁石における前記隔壁側の端面にパイロット流体によるパイロット圧が作用することにより、前記磁石が前記隔壁から離間する方向へ移動することを特徴とする請求項1に記載の流体制御弁。
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