JP6598136B2 - 設定情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、設定情報を管理する設定情報管理システムに関する。
撮影装置等の電子機器の多機能化が進んでいる。電子機器の多機能化に伴い、電子機器の設定項目が増加して複雑化している。そこで、例えば、特許文献1に、ユーザにより作成されたカメラの設定情報を他のカメラにも容易に反映することができるようにメモリカード等の記憶媒体に保存する技術が記載されている。
特許第4785664号公報
しかし、特許文献1に記載の構成では、メモリカードを一方のカメラから他方のカメラに物理的に移送しなければ、設定情報を他方のカメラに反映することができないという問題が指摘される。
本発明の一実施形態に係る設定情報管理システムは、設定情報を管理する第1の設定管理アプリケーションを保持する第1の情報処理端末と、第1の情報処理端末と通信可能な第2の情報処理端末とを備える。第1の設定管理アプリケーションは、所定の入力を受けると、少なくとも所定のURI(Uniform Resource Identifier)に置かれた第2の設定管理アプリケーションのリクエスト及び第1の設定管理アプリケーションで管理している設定情報の中から該所定の入力で指定された設定情報のインポートを指示するコマンドを含む記述を生成して第2の情報処理端末に送信する。第2の情報処理端末は、第1の情報処理端末より受信した記述に従い、第2の設定管理アプリケーションにアクセスする。アクセスされることによって第2の情報処理端末上で起動された第2の設定管理アプリケーションは、コマンドにより指示される設定情報を第2の設定管理アプリケーションにインポートする。
また、本発明の一実施形態において、第1の設定管理アプリケーションは、撮影装置と通信可能であり、撮影装置に関する設定情報を含む所定のユーザインタフェース画面を第1の情報処理端末の表示画面上に表示し、ユーザインタフェース画面に対するユーザの操作入力に従って設定情報に対する処理を行う構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、第1の設定管理アプリケーションは、撮影装置から受信した設定情報の設定値がユーザインタフェース画面上での表示に未対応な値であるとき、該未対応な値をバックグラウンドで管理すると共に該ユーザインタフェース画面上に代替の情報を表示する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、第1の設定管理アプリケーションは、複数項目の設定情報をまとめた設定情報セットを複数種類管理し、複数種類の設定情報セットをユーザインタフェース画面上で所定の優先順位に従って並べて表示する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態においては、例えば、撮影装置に設定情報セットが少なくとも1つ保存されている。この場合において、第1の設定管理アプリケーションは、複数種類の設定情報セットのうち、撮影装置に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定されるものを、ユーザインタフェース画面上で上位に並べて表示する構成としてもよい。
また、第1の設定管理アプリケーションは、複数種類の設定情報セットのうち、撮影装置に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定されるものに、所定の識別子を付けてユーザインタフェース画面上に表示する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、第1の設定管理アプリケーションは、複数種類の設定情報セットのうち、撮影装置に保存されている設定情報セットと同一名称が付されたものを、該撮影装置に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、撮影装置は、1つの設定情報セットを保存可能な保存領域を2以上有する構成としてもよい。この構成において、第1の設定管理アプリケーションは、複数種類の設定情報セットの中から1つの設定情報セットが転送対象として指定されたとき、転送対象と同一性が高いと推定される設定情報セットが保存されている保存領域があるか否かを判定し、判定結果に基づいて転送対象の転送後の保存先となる保存領域を選択する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、第1の設定管理アプリケーションは、転送対象と同一性が高いと推定される設定情報セットが保存されている保存領域があると判定されると、該保存領域を該転送対象の転送後の保存先として選択し、転送対象と同一性が高いと推定される設定情報セットが保存されている保存領域がないと判定されると、設定情報セットが保存されていない保存領域があるか否かを判定し、判定結果に基づいて転送対象の転送後の保存先となる保存領域を選択する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態において、第1の設定管理アプリケーションは、設定情報セットが保存されていない保存領域があると判定されると、該保存領域を該転送対象の転送後の保存先として選択し、設定情報セットが保存されていない保存領域がないと判定されると、前回の転送時と同じ保存領域を該転送対象の転送後の保存先として選択する構成としてもよい。
本発明の一実施形態によれば、メモリカード等の物理的要素の移送が無くても一方の情報処理端末から他方の情報処理端末に設定情報を容易に移すことができる設定情報管理システムが提供される。
本発明の一実施形態に係る設定情報管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る設定情報管理システムに備えられる撮影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る設定情報管理システムに備えられる携帯型情報処理端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る設定情報管理システムに備えられるWebサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るWebアプリケーションのトップ画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るWebアプリケーションの編集画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るWebアプリケーションのアップロード画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るWebアプリケーションのコンフィグレーション画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るWebアプリケーションのアバウト画面を示す図である。 本発明の一実施形態において実行される設定情報セットのデータのエクスポート及びインポートに関するシーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係るWebアプリケーションのエクスポート画面を示す図である。 本発明の一実施形態においてエクスポートデータを受信した携帯型情報処理端末上で自動起動されたWebアプリケーションの画面を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る設定情報管理システムについて図面を参照しながら説明する。
[設定情報管理システム1の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る設定情報管理システム1の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、設定情報管理システム1は、複数台の撮影装置10、複数台の携帯型情報処理端末20及び少なくとも1台のWebサーバ30を備えている。
本実施形態では、複数のユーザA、B・・・Nが、それぞれ、撮影装置10と携帯型情報処理端末20を1台ずつ保有しているものとする。説明の便宜上、ユーザAが保有している撮影装置10、携帯型情報処理端末20をそれぞれ、撮影装置10A、携帯型情報処理端末20Aと記す。他のユーザが保有している撮影装置10、携帯型情報処理端末20についても同じ規則で符号付けする。
本実施形態において、撮影装置10はコンパクトデジタルカメラであり、携帯型情報処理端末20はスマートフォンである。別の実施形態では、撮影装置10は、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、ビデオカメラ、カムコーダなど、別の形態の撮影装置であってもよい。また、携帯型情報処理端末20は、ノートPC、タブレットPC、携帯ゲーム機など、別の形態の情報処理端末であってもよい。
[撮影装置10の構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る撮影装置10の構成を示すブロック図である。図2に示されるように、撮影装置10は、システムコントローラ100、操作部102、駆動回路104、撮影レンズ106、絞り108、シャッタ110、固体撮像素子112、信号処理回路114、画像処理エンジン116、バッファメモリ118、LCD(Liquid Crystal Display)120、ROM(Read Only Memory)122、不揮発性メモリ124、カード用インタフェース126及びWi−Fiインタフェース128を備えている。なお、撮影レンズ106は複数枚構成のズームレンズであるが、図2においては、便宜上一枚のレンズとして示す。
操作部102には、電源ボタンやレリーズボタン、撮影モードボタンなど、ユーザが撮影装置10を操作するために必要な各種ボタンやダイヤルが含まれる。ユーザにより電源ボタンが操作されると、図示省略されたバッテリから撮影装置10の各種回路に電源ラインを通じて電源供給が行われる。
システムコントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)及びDSP(Digital Signal Processor)を含む。システムコントローラ100は電源供給後、ROM122にアクセスして制御プログラムを読み出してワークエリア(不図示)にロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、撮影装置10全体の制御を行う。
例えば、レリーズボタンが操作されると、システムコントローラ100は、固体撮像素子112により撮像された画像に基づいて計算された測光値や、撮影装置10に内蔵された露出計(不図示)で測定された測光値に基づき適正露出が得られるように、駆動回路104を介して絞り108及びシャッタ110を駆動制御する。
より詳細には、絞り108及びシャッタ110の駆動制御は、プログラムAE(Automatic Exposure)、シャッタ優先AE、絞り優先AEなど、撮影モードボタンにより指定されるAE機能に基づいて行われる。
また、システムコントローラ100はAE制御と併せてAF(Autofocus)制御を行う。AF制御には、アクティブ方式、位相差検出方式、コントラスト検出方式等が適用される。また、AFモードには、中央一点の測距エリアを用いた中央一点測距モード、複数の測距エリアを用いた多点測距モード等がある。システムコントローラ100は、AF結果に基づいて駆動回路104を介して撮影レンズ106を駆動制御し、撮影レンズ106の焦点を調整する。なお、この種のAE及びAFの構成及び制御については周知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
被写体からの光束は、撮影レンズ106、絞り108、シャッタ110を通過して固体撮像素子112の受光面にて受光される。固体撮像素子112は、ベイヤ型画素配置を有する単板式カラーCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。
固体撮像素子112は、受光面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の画像信号を生成して出力する。なお、固体撮像素子112は、CMOSイメージセンサに限らず、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやその他の種類の撮像装置に置き換えられてもよい。固体撮像素子112はまた、補色系フィルタを搭載したものであってもよい。
信号処理回路114は、固体撮像素子112より入力される画像信号に対してクランプ、デモザイク等の所定の信号処理を施して、画像処理エンジン116に出力する。
画像処理エンジン116は、信号処理回路114より入力される画像信号に対してマトリクス演算、Y/C分離、ホワイトバランス等の所定の信号処理を施して輝度信号Y、色差信号Cb、Crを生成し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の所定のフォーマットで圧縮する。
バッファメモリ118は、画像処理エンジン116による処理の実行時、処理データの一時的な保存場所として用いられる。また、撮影画像データの保存形式は、JPEG形式に限らず、最小限の画像処理(例えば黒レベルの補正等)しか施されないRAW形式であってもよい。
カード用インタフェース126のカードスロットには、メモリカード(不図示)が着脱可能に挿し込まれる。
画像処理エンジン116は、カード用インタフェース126を介してメモリカードと通信可能である。画像処理エンジン116は、生成された撮影画像データをメモリカード又は不揮発性メモリ124に保存する。なお、撮影装置10は、電源投入後、Webサーバとして稼働する。これにより、クライアントは、メモリカードや不揮発性メモリ124に保存された撮影画像データや動画データにアクセスするなど、撮影装置10との間で通信することができる。
また、画像処理エンジン116は、生成された輝度信号Y、色差信号Cb、Crをフレームメモリ(不図示)にフレーム単位でバッファリングする。画像処理エンジン116は、バッファリングされた信号を所定のタイミングで各フレームメモリから掃き出して所定のフォーマットのビデオ信号に変換し、LCD120に出力する。
LCD120は、画像処理エンジン116より入力される画像信号を基に液晶を変調制御する。これにより、被写体の撮影画像がLCD120の表示画面に表示される。ユーザは、AE制御及びAF制御に基づいて適正な露出及びピントで撮影されたリアルタイムのスルー画(ライブビュー)を、LCD120の表示画面を通じて視認することができる。
画像処理エンジン116は、ユーザにより撮影画像の再生操作が行われると、操作により指定された撮影画像データをメモリカード又は不揮発性メモリ124より読み出して所定のフォーマットの画像信号に変換し、LCD120に出力する。LCD120が画像処理エンジン116より入力される画像信号を基に液晶を変調制御することで、被写体の撮影画像がLCD120の表示画面に表示される。
[携帯型情報処理端末20の構成]
図3は、本発明の一実施形態に係る携帯型情報処理端末20の構成を示すブロック図である。図3に示されるように、携帯型情報処理端末20は、CPU200、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置202、フラッシュメモリ等の補助記憶装置204、キャリア通信インタフェース206、Wi−Fiインタフェース208及びタッチパネル210を備えている。なお、図3及び後述の図4においては、図面を簡略化する便宜上、各ブロックの結線の図示を省略している。
CPU200は、携帯型情報処理端末20の電源投入後、必要なハードウェアにアクセスする。具体的には、CPU200は、補助記憶装置204にアクセスしてOS(Operating System)204aを読み出して、主記憶装置202にロードして起動させる。以後、CPU200とOS204aとが協働することにより、携帯型情報処理端末20による各種処理が実行される。例えば、補助記憶装置204には、ブラウザ204bをはじめとする複数種類のアプリケーションがインストールされている。各種アプリケーションは、OS204aによるリソース及びプロセスの管理下で動作する。
ブラウザ204bは、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)、CSS(Cascading Style Sheets)、JavaScript(登録商標)等及びこれらの関連仕様を解釈可能なWebブラウザである。ブラウザ204bは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に準拠したリクエスト・メッセージを生成し、ユーザ操作等により指定されたURI(Uniform Resource Identifier)にアクセスして、Webページ等のコンテンツをダウンロードする。
ブラウザ204bは、ダウンロードされたHTMLコンテンツ等の解釈、DOM(Document Object Model)ツリー、レイアウトツリー等の生成を行う。ブラウザ204bは、レイアウトが決定されたコンテンツの各要素を主記憶装置202内のイメージバッファに逐次レンダリングする。
イメージバッファにレンダリングされた内容は、図示省略されたVRAM(Video Random Access Memory)に転送される。レンダリング結果がVRAMに転送されることにより、コンテンツがタッチパネル210上に表示される。
ユーザは、タッチパネル210上に表示されたコンテンツに対してペンタッチやフィンガタッチによる入力や、フリック操作(画面上を指ではらう操作)による画面スクロール、ピンチ操作(二本の指の間を画面上で拡げる又は縮める操作)によるズームイン/ズームアウト等の各種操作を行うことができる。
[Webサーバ30の構成]
図4は、本発明の一実施形態に係るWebサーバ30の構成を示すブロック図である。図4に示されるように、Webサーバ30は、CPU300、RAM等の主記憶装置302、HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置304及び通信インタフェース306を備えている。補助記憶装置304には、WebコンテンツとしてWebアプリケーション304aが保存されている。
[Webアプリケーション304aの動作]
Webアプリケーション304aは、撮影装置10の設定情報を管理する設定管理アプリケーションであり、例えばJavaScript(登録商標)等のプログラムが埋め込まれたHTMLファイルである。
携帯型情報処理端末20は、キャリア通信インタフェース206を介して3G(3rd Generation)回線やLTE(Long Term Evolution)回線等のキャリア回線に接続し、Webサーバ30にアクセスすることができる。ブラウザ204bは、Webサーバ30のWebアプリケーション304aのURL(Uniform Resource Locator)が指定されると、GETコマンドによってWebアプリケーション304aをリクエストする。
Webサーバ30は、ブラウザ204bより受け取ったリクエストに従い、補助記憶装置304に保存されているWebアプリケーション304aをブラウザ204bに送信する。ブラウザ204bは、Webサーバ30よりダウンロードされたWebアプリケーション304aをメモリ(例えば不揮発性メモリ124)に保存し、保存されたWebアプリケーション304aに含まれるリソースを解釈等する。これにより、Webアプリケーション304aが起動してトップ画面がタッチパネル210上に表示される。
携帯型情報処理端末20は、ユーザの所定の操作入力を受けると、Wi−Fi設定画面に遷移する。Wi−Fi設定画面は、携帯型情報処理端末20(Webアプリケーション304a)と撮影装置10とを連携させるため、撮影装置10をアクセスポイントとして設定するための画面である。
Wi−Fi設定画面には、ペアリングに必要な「SSID(Service Set Identifier)」及び「Password」を入力するためのフォームが配置されており、更に、無線チャンネルを設定(自動設定/手動設定)するためのラジオボタン(Auto/Manual)が配置されている。携帯型情報処理端末20は、これらの設定が入力され、入力された設定が保存されると、撮影装置10をアクセスポイントとして登録する。これにより、携帯型情報処理端末20と撮影装置10とがWi−Fi接続される。
ブラウザ204bにおいてWebアプリケーション304aのURLへのアクセスが行われると、Webアプリケーション304aは、Wi−Fi接続された撮影装置10上で稼働中のWebサーバに再接続すると同時に、図5に示されるトップ画面を携帯型情報処理端末20のタッチパネル210上に表示する。
なお、携帯型情報処理端末20は、(トルツメ)登録されているアクセスポイントを自動サーチし、サーチされたアクセスポイントに自動でWi−Fi接続する。一例として、撮影装置10Aと携帯型情報処理端末20AとがWi−Fi接続圏内にある場合を考える。この場合、携帯型情報処理端末20Aは、Wi−Fi有効化時にアクセスポイントの自動サーチを行い、サーチされた撮影装置10Aに自動でWi−Fi接続する。
また、Webアプリケーション304aは、トップ画面の左上隅に表示される円弧状の矢印アイコン(図5参照)402がタッチ操作されると、撮影装置10上で稼働中のWebサーバに再接続する。
図5に示されるように、Wi−Fi接続後のトップ画面には「MY SETTINGS」及び「SET IN CAMERA」が表示される。
トップ画面の「MY SETTINGS」には、Webアプリケーション304aで管理されている設定情報のセット(以下、「設定情報セット」と記す。)へのリンクボタンがリスト表示される。図5の例では、「Portrait」、「Landscape」、「Night Portrait」、「Cooking」、「Night Landscape」の名称が付された設定情報セットへのリンクボタンがリスト表示されている。
設定情報セットには、その名称、任意のテキスト(設定情報セットの説明文等)及び撮影装置10に関する複数項目の設定情報等が含まれる。設定情報セットに含まれる、撮影装置10に関する設定情報には、例えば、撮影装置10の撮影モード、絞り値(F値)、シャッタスピード、フォーマットサイズ、アスペクト比、エフェクト等がある。
ここで、撮影装置10は、1つの設定情報セットを保存可能な保存領域を例えば不揮発性メモリ124内に合計で3つ有している。すなわち、撮影装置10は、最大で3種類の設定情報セットを保存することができる。以下、3つの保存領域のそれぞれに「MY1」、「MY2」、「MY3」の符号を付す。本実施形態では、保存領域MY1、MY2、MY3のそれぞれに、「Portrait」、「Landscape」、「Night Portrait」の名称が付された設定情報セットが保存されているものとする。
Webアプリケーション304aは、「MY SETTINGS」において、各設定情報セットへのリンクボタンを原則的にはアルファベット順に並べて表示する。但し、Webアプリケーション304aは、撮影装置10(保存領域MY1〜MY3)に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定されるものがある場合、各リンクボタンを必ずしもアルファベット順には並べない。
具体的には、Webアプリケーション304aは、撮影装置10に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定される設定情報セットへのリンクボタンを優先的に上位に並べて表示する。また、Webアプリケーション304aは、このようなリンクボタンに所定の識別子を付して表示する。なお、「MY SETTINGS」内の各設定情報セットのうち、撮影装置10(保存領域MY1〜MY3)に保存されている設定情報セットと同一名称が付されたものが、撮影装置10に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定される。
図5の例では、「MY SETTINGS」において、「Portrait」、「Landscape」、「Night Portrait」の名称が付された設定情報セットは、それぞれ、同一性が高い設定情報セットが保存領域MY1、MY2、MY3に保存されているものと推定される。そのため、「MY SETTINGS」では、「Portrait」、「Landscape」、「Night Portrait」の名称が付された設定情報セットへのリンクボタンが上位に並べて表示され、且つこれらのリンクボタンに「MY1」、「MY2」、「MY3」の識別子が付される。
図5に示されるトップ画面において「MY SETTINGS」の「Landscape」がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aは、「Landscape」の名称が付された設定情報セットを編集するための編集画面に遷移する。図6に、「Landscape」の名称が付された設定情報セットを編集するための編集画面を例示する。
図6に示されるように、編集画面には、「Name」及び「Description」の入力フォームが表示される。「Name」の入力フォームは、設定情報セットの名称を編集するためのフォームである。ユーザは、必要に応じて設定情報セットの名称である「Landscape」を編集することができる。「Description」の入力フォームは、任意のテキストを入力するためのフォームである。ユーザは、例えば設定情報セットである「Landscape」に関する説明文を入力することができる。
図6に示される編集画面には、各設定項目の設定値を変更するためのリンクボタンが含まれる。設定変更用のリンクボタンには、対象となる設定項目の名称に加えて現在の設定値が表示される。例えば、図6に示されるように、「シャッタスピード」へのリンクボタンには、現在の設定値(1/60)が表示される。
設定変更用のリンクボタンがタッチ操作されると、その設定項目について設定値の候補一覧が表示される。候補一覧に並ぶ設定値の1つがタッチ操作されると、設定項目の設定値がタッチ操作された値に変更される。
例えば、「シャッタスピード」へのリンクボタンがタッチ操作されると、設定値の候補として、「1/4000」、「1/2000」、「1/1000」、「1/500」等の各値が表示される。「1/1000」がタッチ操作されると、シャッタスピードの設定値が「1/1000」に変更される。なお、デフォルト値から変更された設定値は、設定変更後の値であることをユーザに視覚的に伝えるため、強調表示(太字や特定の色で表示するなど)されてもよい。
図6に示されるように、編集画面の右上隅には、Deleteボタン412が表示される。Deleteボタン412がタッチ操作されると、編集画面上で編集中の設定情報セットが削除される。
また、編集画面には、アップロード(転送)ボタン(Upload to CAMERA)が表示される。アップロードボタンがタッチ操作されると、Webアプリケーション304aは、アップロード画面に遷移する。図7に、「Landscape」の名称が付された設定情報セットをアップロードするときのアップロード画面を例示する。
なお、Webアプリケーション304aと撮影装置10は、アップロードボタンがタッチ操作された時点ではじめてWi−Fi接続(自動接続)されてもよい。言い換えると、編集画面による設定情報セットの編集中は、Webアプリケーション304aと撮影装置10とが必ずしもWi−Fi接続されていなくてもよい。Wi−Fi未接続時のトップ画面には、「MY SETTINGS」が表示され、「SET IN CAMERA」が表示されない。
図7に示されるように、アップロード画面には、アップロードされる設定情報セットの保存先の一覧が表示される。保存先は、撮影装置10の保存領域と設定情報セットの名称とを並べた形式で表示される。例えば、保存領域MY1には、「Portrait」の名称が付された設定情報セットが保存されている。そのため、アップロード画面には「[MY1]Portrait」と表示される。
Webアプリケーション304aは、アップロード画面に遷移する際、次の優先順位(1)〜(3)に従い、一覧(保存領域MY1〜MY3)の中からアップロード対象の設定情報セットの保存先を選択する。なお、ユーザは、下記の優先順位に従って選択された保存先を任意に変更操作することができる。
・優先順位(1)
アップロード対象と同一性が高いと推定される設定情報セットを保存している保存領域が保存領域MY1〜MY3の中にあるか否かが判定される。あると判定される場合、その保存領域がアップロード対象の保存先として選択される。ここでは、アップロード対象と同一名称が付された設定情報セットがアップロード対象と同一性が高いものと推定される。
図7の例では、アップロード対象と同一名称である「Landscape」が付された設定情報セットが保存領域MY2に保存されている。そのため、図7に示されるように、保存領域MY2がアップロード対象の保存先として選択される。
・優先順位(2)
アップロード対象と同一性が高いと推定される設定情報セットを保存している保存領域が保存領域MY1〜MY3の中に無いと判定される場合、設定情報セットが保存されていない保存領域が保存領域MY1〜MY3の中にあるか否かが判定される。あると判定される場合、その保存領域がアップロード対象の保存先として選択される。
・優先順位(3)
設定情報セットが保存されていない保存領域が保存領域MY1〜MY3の中に無いと判定される場合、前回のアップロード時と同一の保存領域がアップロード対象の保存先として選択される。
アップロード画面の「Upload」がタッチ操作されると、図6に示される編集画面上で編集された設定情報セットのデータが撮影装置10にアップロードされる。なお、撮影装置10の予期しないエラーの発生を避けるため、アップロード中、撮影装置10に対する操作入力が無効にされる。但し、Webアプリケーション304aと撮影装置10とのWi−Fi接続がアップロード中に途切れると、撮影装置10に対する操作入力の無効を正常に解除できなくなる虞がある。そのため、撮影装置10に対する操作入力の無効は、アップロードが正常に完了しなかった場合、所定のタイムアウト時間の経過後に解除される。
図5に示されるように、トップ画面の右上隅には、Newボタン404が表示される。Newボタン404がタッチ操作されると、ブランク又はデフォルト値の設定情報セットが新規作成される。
図5に示されるように、Newボタン404の隣には、コンフィグボタン406が表示される。コンフィグボタン406がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aは、コンフィグレーション画面に遷移する。図8に、コンフィグレーション画面を例示する。
図8に示されるように、コンフィグレーション画面には、「Language」、「Trial」、「Backup All MY Settings」、「Restore from Backup」、「Reset MY Edit」、「About MY Edit」が表示される。
コンフィグレーション画面の「Language」では、Webアプリケーション304aの使用言語の候補がプルダウンで表示される。ユーザは、プルダウンで表示された候補の中からWebアプリケーション304aの使用言語を選択して、設定することができる。
コンフィグレーション画面の「Trial」がオンに設定されると、ユーザは、撮影装置10の有無に拘わらず、デモプログラム上でWebアプリケーション304aの操作を体験することができる。
コンフィグレーション画面の「Backup All MY Settings」がタッチ操作されると、トップ画面の「MY SETTINGS」に並ぶ全ての設定情報セットのバックアップデータが作成されて、例えば携帯型情報処理端末20に差し込まれているメモリカードやクラウドサーバ等の所定の記憶領域に保存される。
コンフィグレーション画面の「Restore from Backup」がタッチ操作されると、所定の記憶領域に保存されているバックアップデータに含まれる全ての設定情報セットが復元される。
コンフィグレーション画面の「Reset MY Edit」がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aの設定が初期化される。
コンフィグレーション画面の「About MY Edit」がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aは、アバウト画面に遷移する。図9に、アバウト画面を例示する。
図9に示されるように、アバウト画面には、Webアプリケーション304aのバージョンなど、所定の情報が表示される。また、アバウト画面の「MY Edit Tour」がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aの機能を紹介するデモ映像が流れる。
図5に示されるように、トップ画面の「SET IN CAMERA」には、Wi−Fi接続されている撮影装置10の各保存領域MY1〜MY3に保存されている設定情報セットがリスト表示される。「SET IN CAMERA」では、保存領域MY1、MY2、MY3に保存されている設定情報セットの名称の前に、それぞれ、[MY1]、[MY2]、[MY3]の文字列が付される。図5の例では、「[MY1]Portrait」、「[MY2]Landscape」、「[MY3]Night Portrait」の設定情報セットがリスト表示されている。
例えば「SET IN CAMERA」の「[MY1]Portrait」がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aは、撮影装置10の保存領域MY1に保存されている「Portrait」を直接編集するための編集画面に遷移する。編集画面上で設定項目の設定値が変更されると、その結果が撮影装置10に即時に反映される。すなわち、保存領域MY1に保存されている設定情報セットがリアルタイムに更新される。撮影装置10の予期しないエラーの発生を避けるため、設定値の変更中、撮影装置10に対する操作入力が無効にされる。
トップ画面の「SET IN CAMERA」には、「Active Set」のリンクボタンが含まれる。「Active Set」がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aは、撮影装置10に現在設定されている設定情報セットを編集するための画面に遷移する。この画面上で設定項目の設定値が変更されると、撮影装置10に現在設定されている設定情報セットがリアルタイムに更新される。撮影装置10の予期しないエラーの発生を避けるため、設定値の変更中、撮影装置10に対する操作入力が無効にされる。
Webアプリケーション304aは、ユーザによる複製操作を受けると、「Active Set」の設定情報セットを複製し、「MY SETTINGS」に並ぶ他の設定情報セットと同様に管理することができる。
「SET IN CAMERA」の各設定情報セットには、撮影装置10では対応しているが、Webアプリケーション304aでは完全には対応していない値(例えば表示に未対応な値や設定変更不可な値など)が含まれる場合がある。
フォーカス距離を例示として挙げる。Webアプリケーション304aが対応する(表示・設定変更が可能な)フォーカス距離は、例えば、100mm、300mm、1000mm・・・である。Webアプリケーション304aは、157mm等のフォーカス距離には対応していない。そのため、このようなフォーカス距離は、図6に示される編集画面上では代替の情報(例えば「その他」)で表示されて、バックグラウンドで管理(内部的には"CAM[157000]"等のデータ(RAWデータ)形式で保持)される。
図5に示されるトップ画面の「Turn CAM Off」がタッチ操作されると、撮影装置10の電源がオフされる。
図6に示されるように、編集画面の右上隅には、シェアボタン414が表示される。シェアボタン414がタッチ操作されると、Webアプリケーション304aは、エクスポート画面に遷移する。
[設定情報セットのエクスポート及びインポート]
Webアプリケーション304aは、エクスポート画面に遷移する際、図10に示されるシーケンスの実行を開始する。ここでは、携帯型情報処理端末20AのWebアプリケーション304a上でシーケンスの実行が開始されたものとして、以降の説明を行う。
[図10のS11(エクスポートデータの作成)]
本処理ステップS11では、エクスポートデータが作成される。エクスポートデータは、少なくとも、Webアプリケーション304aをリクエストするURL及び所定のクエリ文字列で構成される。クエリ文字列は、エクスポート対象の設定情報セット(ここでは「Landscape」の名称が付された設定情報セット)のデータ及び該データのインポートを指示するコマンドを含む。
下記は、本処理ステップS11で作成されるエクスポートデータの一例である。
(エクスポートデータ)
http://www.ricoh-imaging.co.jp/apps/my-edit/index.html?action=import&type=grMyset:v1&name=Landscape&data=<下記のdata>&sign=grMyset
エクスポートデータ内の<下記のdata>には、次の記述が含まれる。
desc=風景の撮影に最適な設定です&
Shooting Mode=Av&
Aperture=F 8.0
クエリ文字列は、<パラメータ名1>=<値1>&<パラメータ名2>=<値2>&・・・という構造になっている。すなわち、クエリ文字列では、各設定情報の項目(パラメータ)が<パラメータ名>=<値>の形式で記述され、且つ項目毎に&で区切られている。
クリエ文字列には、下記のパラメータが含まれる。
action:Webアプリケーション304aの起動時に実行するコマンド
type:データ形式
name:データ名
data:データ内容
sign:データの終端を表すマーク
・actionパラメータの定義
actionパラメータは、Webアプリケーション304aの起動時に実行するコマンドを指定する。本実施形態では、importコマンドが指定される。そのため、エクスポートデータを受信した端末側でのWebアプリケーション304aの起動時に、エクスポート対象の設定情報セットのデータをインポートするかどうかが問い合わせられる。インポート対象のデータは、後続のパラメータ(type, name, data, sign)で指定される。
・typeパラメータの定義
typeパラメータは、actionパラメータに付随するデータの形式を表す。データの形式は、<データ形式種別>:<データ形式バージョン>となっている。例えば、上記のエクスポートデータに含まれる"grMyset:v1"は、設定情報セットのデータのバージョンが1であることを示す。データ形式が変更になると、バージョン番号が繰り上げられる。
・nameパラメータの定義
nameパラメータは、actionパラメータに付随するデータの名称を表す。データの形式は、<任意の文字列>となっている。<任意の文字列>には、例えば、Landscape等の設定情報セットに付される名称が入力される。
・dataパラメータの定義
dataパラメータは、actionパラメータに付随するデータの内容を表す。dataパラメータでは、各設定情報の項目が<名前>=<値>の形式で記述され、且つ項目毎に&で区切られている。名前と値は、ユニコード(UTF−8)で記述される。dataパラメータ内のクエリ文字列は、記述方法が各設定情報の項目で共通化されている。これにより、エクスポートデータに対する処理が各項目で共通化される。
dataパラメータには、撮影装置10のデフォルト値と異なる設定値を持つ項目の差分値のみが含まれる。dataパラメータとして差分値のみを記述することにより、URLで許容される文字列を超えることが避けられると共に、エクスポートデータのサイズが抑えられる。
dataパラメータには、Webアプリケーション304aで未対応の値も記述される。例えば、上述したように、フォーカス距離の設定値が157mmである場合を考える。この場合、フォーカス距離については、Focus=CAM[157000]と記述される。これにより、フォーカス距離の設定値をインポート先と共有することが可能となる。
・signパラメータの定義
signパラメータは、actionパラメータに付随するデータの終端を表す。上記のエクスポートデータ例では、その終端を示す値として"grMyset"が記述されている。Webアプリケーション304aの起動時に付随するデータを処理する際、終端を示す値が確認されることにより、エクスポートデータの正当性が保証される。例えば、何らかの不具合が発生してクエリ文字列が途切れた場合等における不適正なエクスポートデータのインポートを防ぐことができる。
上記に例示されるエクスポートデータは、UTF−8でエンコードされることにより、URLとして用いてよい文字列のみに変換される。なお、エクスポートデータは、=や&がエンコード前と区別されるように、別の文字列(例えば%3Dや%26)に変換される。下記に、変換後のエクスポートデータを例示する。
(変換後のエクスポートデータ)
http://www.ricoh-imaging.co.jp/apps/my-edit/index.html?action=import&type=grMyset%3Av1&name=Landscape&data=desc%3D%25E9%25A2%25A8%25E6%2599%25AF%25E3%2581%25AE%25E6%2592%25AE%25E5%25BD%25B1%25E3%2581%25AB%25E6%259C%2580%25E9%2581%25A9%25E3%2581%25AA%25E8%25A8%25AD%25E5%25AE%259A%25E3%2581%25A7%25E3%2581%2599%26Shooting%2BMode%3DAv%26Aperture%3DF%2B8.0&sign=grMyset
[図10のS12(エクスポート画面の表示)]
本処理ステップS12では、エクスポート画面が表示される。図11に、「Landscape」の名称が付された設定情報セットをエクスポートするときのエクスポート画面を例示する。
図11に示されるように、エクスポート画面には、エクスポート対象の設定情報セットに付された名称が表示され、その下方に、「URL to Import」の入力フォームが表示される。
「URL to Import」の入力フォームには、エクスポート画面に遷移する際、エンコード後のエクスポートデータが自動で貼り付けられる。
[図10のS13(エクスポートデータの送信)]
エクスポート画面には、「Send Mail」が表示される。「Send Mail」がタッチ操作されると、携帯型情報処理端末20内のメーラが自動起動して、新規メールが自動作成される。作成された新規メールのタイトル又は本文には、「URL to Import」の入力フォームに貼り付けられたエクスポートデータが貼り付けられている。
本処理ステップS13では、ユーザにより指定された宛先に自動作成された新規メールが送信される。ここでは、携帯型情報処理端末20Bにメールが送信されたものとして、以降の説明を行う。
[図10のS14(Webアプリケーション304aのリクエスト)]
本処理ステップS14は、携帯型情報処理端末20Bにおいて、受信メールに貼り付けられたエクスポートデータが選択されると実行が開始される。本処理ステップS14では、ブラウザ204bは、Webサーバ30にアクセスして、Webアプリケーション304aをリクエストする。
[図10のS15(Webアプリケーション304aのダウンロード)]
携帯型情報処理端末20Bのブラウザ204bは、Webサーバ30よりWebアプリケーション304aをダウンロードする。
[図10のS16(Webアプリケーション304aの自動起動)]
携帯型情報処理端末20Bのブラウザ204bは、ダウンロードしたWebアプリケーション304aを解釈等する。これにより、携帯型情報処理端末20B上でWebアプリケーション304aが起動される。すなわち、本処理ステップS16では、Webアプリケーション304aが携帯型情報処理端末20B上で自動起動される。
[図10のS17(エクスポートデータのインポート)]
図12に、携帯型情報処理端末20Bにおいて、Webアプリケーション304aが自動起動されたときの画面例を示す。図12に示されるように、Webアプリケーション304aが自動起動されると、エクスポートデータをインポートするか否かを問い合わせるポップアップ画面が表示される。
本処理ステップS17では、ポップアップ画面の「Add」がタッチ操作されると、エクスポートデータ(ここでは、「Landscape」の名称が付された設定情報セット)が携帯型情報処理端末20BのWebアプリケーション304aにインポートされて、「MY SETTINGS」に追加される。ポップアップ画面の「Cancel」がタッチ操作されると、エクスポートデータが携帯型情報処理端末20BのWebアプリケーション304aにインポートされず、ポップアップ画面が消去される。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本発明の実施形態に含まれる。
1 設定情報管理システム
10 撮影装置
20 携帯型情報処理
30 Webサーバ
100 システムコントローラ
102 操作部
104 駆動回路
106 撮影レンズ
108 絞り
110 シャッタ
112 固体撮像素子
114 信号処理回路
116 画像処理エンジン
118 バッファメモリ
120 LCD
122 ROM
124 不揮発性メモリ
126 カード用インタフェース
128 Wi−Fiインタフェース
200 CPU
202 主記憶装置
204 補助記憶装置
204a OS
204b ブラウザ
206 キャリア通信インタフェース
208 Wi−Fiインタフェース
210 タッチパネル
300 CPU
302 主記憶装置
304 補助記憶装置
304a Webアプリケーション
306 通信インタフェース

Claims (10)

  1. 設定情報を管理する第1の設定管理アプリケーションを保持する第1の情報処理端末と、
    前記第1の情報処理端末と通信可能な第2の情報処理端末と、
    を備え、
    前記第1の設定管理アプリケーションは、
    所定の入力を受けると、少なくとも所定のURI(Uniform Resource Identifier)に置かれた第2の設定管理アプリケーションのリクエスト及び前記第1の設定管理アプリケーションで管理している設定情報の中から該所定の入力で指定された設定情報のインポートを指示するコマンドを含む記述を生成して前記第2の情報処理端末に送信し、
    前記第2の情報処理端末は、
    前記第1の情報処理端末より受信した前記記述に従い、前記第2の設定管理アプリケーションにアクセスし、
    アクセスされることによって起動された第2の設定管理アプリケーションは、
    前記コマンドにより指示される設定情報を前記第2の設定管理アプリケーションにインポートする、
    設定情報管理システム。
  2. 前記第1の設定管理アプリケーションは、
    撮影装置と通信可能であり、
    前記撮影装置に関する設定情報を含む所定のユーザインタフェース画面を前記第1の情報処理端末の表示画面上に表示し、
    前記ユーザインタフェース画面に対するユーザの操作入力に従って前記設定情報に対する処理を行う、
    請求項1に記載の設定情報管理システム。
  3. 前記第1の設定管理アプリケーションは、
    前記撮影装置から受信した設定情報の設定値が前記ユーザインタフェース画面上での表示に未対応な値であるとき、該未対応な値をバックグラウンドで管理すると共に該ユーザインタフェース画面上に代替の情報を表示する、
    請求項2に記載の設定情報管理システム。
  4. 前記第1の設定管理アプリケーションは、
    複数項目の設定情報をまとめた設定情報セットを複数種類管理し、
    前記複数種類の設定情報セットを前記ユーザインタフェース画面上で所定の優先順位に従って並べて表示する、
    請求項2又は請求項3に記載の設定情報管理システム。
  5. 前記撮影装置に前記設定情報セットが少なくとも1つ保存されており、
    前記第1の設定管理アプリケーションは、
    前記複数種類の設定情報セットのうち、前記撮影装置に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定されるものを、前記ユーザインタフェース画面上で上位に並べて表示する、
    請求項4に記載の設定情報管理システム。
  6. 前記撮影装置に前記設定情報セットが少なくとも1つ保存されており、
    前記第1の設定管理アプリケーションは、
    前記複数種類の設定情報セットのうち、前記撮影装置に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定されるものに、所定の識別子を付けて前記ユーザインタフェース画面上に表示する、
    請求項4又は請求項5に記載の設定情報管理システム。
  7. 前記第1の設定管理アプリケーションは、
    前記複数種類の設定情報セットのうち、前記撮影装置に保存されている設定情報セットと同一名称が付されたものを、該撮影装置に保存されている設定情報セットと同一性が高いと推定する、
    請求項5又は請求項6に記載の設定情報管理システム。
  8. 前記撮影装置は、
    1つの前記設定情報セットを保存可能な保存領域を2以上有しており、
    前記第1の設定管理アプリケーションは、
    前記複数種類の設定情報セットの中から1つの設定情報セットが転送対象として指定されたとき、
    前記転送対象と同一性が高いと推定される設定情報セットが保存されている保存領域があるか否かを判定し、
    判定結果に基づいて前記転送対象の転送後の保存先となる保存領域を選択する、
    請求項5から請求項7の何れか一項に記載の設定情報管理システム。
  9. 前記第1の設定管理アプリケーションは、
    前記転送対象と同一性が高いと推定される設定情報セットが保存されている保存領域があると判定されると、該保存領域を該転送対象の転送後の保存先として選択し、
    前記転送対象と同一性が高いと推定される設定情報セットが保存されている保存領域がないと判定されると、
    前記設定情報セットが保存されていない保存領域があるか否かを判定し、
    判定結果に基づいて前記転送対象の転送後の保存先となる保存領域を選択する、
    請求項8に記載の設定情報管理システム。
  10. 前記第1の設定管理アプリケーションは、
    前記設定情報セットが保存されていない保存領域があると判定されると、該保存領域を該転送対象の転送後の保存先として選択し、
    前記設定情報セットが保存されていない保存領域がないと判定されると、前回の転送時と同じ保存領域を該転送対象の転送後の保存先として選択する、
    請求項9に記載の設定情報管理システム。
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